JPH01300885A - 充填成型品製造機及び充填成型品の製造方法 - Google Patents

充填成型品製造機及び充填成型品の製造方法

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JPH01300885A
JPH01300885A JP63132290A JP13229088A JPH01300885A JP H01300885 A JPH01300885 A JP H01300885A JP 63132290 A JP63132290 A JP 63132290A JP 13229088 A JP13229088 A JP 13229088A JP H01300885 A JPH01300885 A JP H01300885A
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JP
Japan
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filling
mold
elastic
filled
molded product
Prior art date
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Pending
Application number
JP63132290A
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English (en)
Inventor
Hiroshige Kono
博繁 河野
Toshihiro Hayashi
敏弘 林
Toshiya Fujishima
藤嶋 俊哉
Norinaru Itou
伊藤 則考
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
F I U KK
Adeka Corp
Original Assignee
F I U KK
Asahi Denka Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は充填成型品製造機及び充填成型品の製造方法、
更に詳しくは開口袋状の充填部を形成した弾性充填型に
、非固形状の充填物、例えば水あるいは練り状のチョコ
レート、かまぼこ。
ツミレ等のような食料品、消しゴムのような文具品ある
いは石齢のような日用品等を充填し、その後固化成型す
るための充填成型品製造機及び充填成型品の製造方法に
関するものである。
[従来の技術] 従来から食料品であると、その他のものであるとを問わ
ず、充填型を用いて、充填成型品を製造することが行な
われていた。
このような従来の充填型は、充填成型品の形状に応じた
剛体からなる複数の分割型から形成されていた。
そしてこのような従来−の分割型を用いた充填型は、充
填物をこれら分割型内部に充填し、この充填物を分割型
内部で固化させた後5分割型を分割することによって取
り出すものであった。
しかしながらこのような従来の充填型を用いて製造した
充填成型品は、分割型を用いて製造する関係上、どうし
ても分割型の割り線がでてしまい、製造された充填成型
品の商品価値を低下させることとなっていた。
また、特に複雑な形状の充填成型品を製造するためには
、数多くの分割型が必要とされ、製造工程の複雑化をも
招いていた。
更に分割型自体が剛体にて形成されていたために、分割
型自体の製造にも多額の費用がかかり、それが製品コス
トに多大な影響を与えることとなっていた。特に多品種
少量製造の場合には、充填成型品全体のコストに占める
分割型コストが多大となり、実際には実用性のないもの
となっていた。
また従来の剛体の分割充填型を用いた際には、固化させ
る時に体積が増減する充填物の場合に“は、固化工程で
の加圧あるいは減圧によって分割充填型を破損してしま
うこともあった。
そこで、充填型として、開口部と充填部とから成る開口
袋状の弾性充填型を用いることによって1割り線のない
充填成型品を製造可能とすると共に、充填型自体の製造
コストの低減、充填型の破損防止をも図り、同時に製造
工程の大幅な簡素化を図ることが考えられた。
[発明が解決するための課題] しかしながらこのような従来の充填成型品製造機にあっ
ては、製造型として弾性充填型を使用するために、この
弾性充填型自体の大きさを完全に同一に製造することが
困難であると共に、繰り換えし使用を行なうと、充填時
あるいは取り出し時の膨張によって、徐々に伸びてしま
うことともなっていた。
その結果、弾性充填型の容積に合わせた量の充填物を弾
性充填型に充填すると、充填量が多すぎるものと、充填
量が足りないものとが生じてしまうこととなっていた。
ここで充填量が多すぎる場合には1弾性充填型の開口部
から充填物があふれてしまい、充填成型品製造機を汚す
だけでなく、固化後の充填成型品の底部に相当する開口
部付近が突出してしまい、製品価値を低下することとな
りていた。
また逆に、充填物が足りない場合には、固化後の充填成
型品の底部に相当する開口部付近が欠けてしまい、この
底部付近の形状が出せないこととなり、製品価値を減す
ることとなっていた。
またいずれの場合であっても、充填成型品の底部に相当
する開口部付近の形状が整わないので。
充填dt型品を立設させることができず、販売時にも困
ることとなっていた。
そこで本発明は、充填装置に、定量センサーを付設し、
この定量センサーによって弾性充填型への充填量を、弾
性充填型の開口部まで充填されたか否かで判断するよう
に形成し、弾性充填型の形状に係わりなく、常に適正量
の充填が行なえるようにして、充填成型品の製品価値を
向上させることを請求項1記載の発明の目的とするもの
である。
また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明を
実施した場合である製造方法の発明であり、請求項1に
記載の発明と同様に、常に適正量の充填が行なえるよう
にして、充填成型品の製品価値を向上させることを目的
とする。
更に請求項3に記載の発明は、充填工程を高速の一次充
填と、定量センサーによる確認を伴なう一次充填よりも
低速の二次充填とによって行なうことで、常に適正量の
充填が行なえるようにして、充填成型品の製品価値を向
上させると共に、充填速度の向上をも図ることを目的と
したものである。
[問題点を解決するための手段] 前述した問題点を解決するために、本発明は、全体を、
開口袋状の充填部を形成した弾性充填型へ充填ノズルか
ら非固形状の充填物を充填する充填装置と、この充填物
の弾性充填型内での固化袋ごと、弾性充填型の充填部内
部から固化した充填物である充填成型品を取り出す抜取
り装置とから形成し、充填装置を、充填ノズルから充填
される充填物が、充填部一杯まで充填されたことを検知
する定量センサーによって、充填量の制御が可能なよう
に形成したことを特徴とする充填成型品製造機と、 全体を、開口袋状の充填部を形成した弾性充填型へ充填
ノズルから非固形状の充填物を充填する充填工程と、こ
の充填物の弾性充填型内での固化工程と、弾性充填型の
充填部内部から固化した充填物である充填成型品を取り
出す抜取り工程とから形成し、充填工程を、充填ノズル
から充填される充填物が、充填部のどの高さまで充填さ
れているかということを定量センサーによって検知し、
充填部に所定量の充填物が充填されたことを定量センサ
ーが検知した時に充填を終了するように形成することを
特徴とした充填成型品の製造方法と、 全体を、開口袋状の充填部を形成した弾性充填型へ充填
ノズルから非固形状の充填物を充填する充填工程と、こ
の充填物の弾性充填型内での固化工程と、弾性充填型の
充填部内部から固化した充填物である充填成型品を取り
出す抜取り工程とから形成し、充填工程を、まず充填ノ
ズルから弾性充填型の充填部に充填物を高速で一次充填
し、次いで定量センサーを作動させながら充填部一杯に
なるまで充填物を低速で二次充填させ、更に充填部に所
定量の充填物が充填されたことを定量センサーが検知し
た時に充填を終了するように形成することを特徴とした
充填成型品の製造方法とを、 要旨とするものである。
[作用] 本発明に関わる充填成型品製造機は、まず最初に、充填
装置によって弾性充填型に充填物を充填する。
この弾性充填型は、充填装置あるいは抜取り装着におい
て全体を拡張または収縮させることによって、充填ある
いは固化させた充填物の取り出しを行なう必要があるた
めに、弾性材を用いるものである。
また弾性充填型内部への充填は、弾性充填型内部に気泡
が残らないように充填を行なうものである。
このように充填物を弾性充填型内部に充填した後は、こ
の弾性充填型内部の充填物を固化装置によって固化させ
る。このような充填物の固化装置は、充填物の性質に応
じて、加熱処理を加える装置、冷却処理を加える装置、
あるいは冷凍処理を加える装置等がある。
次いで弾性充填型内部で固化した充填物を、この弾性充
填型内部から離型させるように弾性充填型を拡張させ、
内部の充填物を抜取る抜取り装置によって、固化した充
填成型品を取り出すものである。
このような工程の中で、本発明の要旨に係る充填工程で
は、充填ノズルから充填物が弾性充填型内部に充填され
るものの、この充填ノズルによって充填される充填物の
充填量が、定量センサーによって計測されている。
またここで定量センサは1弾性充填型の開口部付近で、
どの高さまで充填されたのかということを検知するもの
であり、開口部−杯まで充填された時に充填の完了を検
知して充填を終了するものである。
従ってこのようにして充填すると、弾性充填型の大きさ
に係らず、常に適正量の充填が行なえるので、充填成型
品の底部欠損等の製品価値低下がないものである。
またこの定量センサーを使用する際にも、まず定量セン
サーを使用しない状態で高速充填し、一定量だけ充填し
た後に、定量センサーを使用しながら適正量の充填を行
なうことによって、製品価値の低下がないだけでなく、
充填作業が高速で行なえるものである。
[実施例] 以下本発明に係る充填成型品製造機の実施例を1図示例
に従って説明する。
第1図は充填成型品の製造についての流れを示したブロ
ック図である。またこれら各工程は、図示しない移送コ
ンベアに沿って順次配置されていると共に、図示しない
制御装置によって、移送のスピードあるいは各工程の実
行が制御されている。
まず第1因に示したブロック図によって充填成型品製造
機の概要について説明する。
最初に、充填成型品を抜き出した後、新たに充填物を充
填する前の段階から説明を開始する。
まず移送コンベアによって移送されてきた弾性充填型は
、「位置感知センサー」の作動によって充填開始位置が
検知され、その後「位置決めストッパー」によって、充
填開始位置で停止させられる。
即ち、この「位置感知センサー」の作動は充填作業のた
めに行なうものであることから、この段階から充填装置
による充填工程が開始することと考えられる。
ここで弾性充填型は、全体が弾性材によって形成されて
いると共に、開口袋状の充填部と、この充填部の開口部
付近に形成された固定部とから形成され、パレットに固
定されているものである。
充填部は、充填成型品の必要形状として球状、柱状、適
宜動物あるいは特定のキャラクタ−等に模して形成され
、充填部の内部に充填した充填物を固化させた後は、そ
れら球、柱、動物あるいはキャラクタ−の形状となるよ
うになっている。
また固定部は、充填部に連続したつば状の部分として形
成され、移送コンベアに固定された多数のパレットに固
定され、開口部から充填物を充填部内部に充填自在に形
成しである。
またこの時の弾性充填型は、移送方向に直角な方向に並
べられた複数の弾性充填型が同一のパレットに固定され
ている。
次いで[真空圧設定感知センサー」によって、移送方向
に直角な方向に固定されている複数個の弾性充填型番々
の種類を検知する。
この検知は、各弾性充填型によって大きさ等が異なる場
合があるので1弾性充填型によって次の設定真空圧が異
なるために、あらかじめ弾性充填型の種類を検知して、
各々の弾性充填型に適した真空圧にしようとしたもので
ある。
このように「真空圧設定検知センサー」によって、各弾
性充填型の真空圧を検知した後は1弾性充填型の上方か
ら、充填カップを、下方から真空カップを各々かぶせる
ような、「真空カップ上昇」及び「充填カップ下降」が
行なわれる。
次いで両カップの内部を、所定の真空圧となるように減
圧する。「設定真空圧」となる。
この減圧は、充填カップと真空カップの内部を減圧し、
充填物を真空雰囲気中で充填するために行なうものであ
る。
これは、次の充填工程において充填する充填物が水等の
ようにあまり大きな粘性を有さないものである場合には
、弾性充填型の開口部上方に充填ノズルを位置させ、こ
の充填ノズルから直接弾性充填型の充填部内に充填物を
充填する充填機構のみによって足りるものの、使用する
充填物の粘性が大きい場合、あるいは弾性充填型の形状
が複雑な形状である場合等には、充填物が十分弾性充填
型の内部にいき渡らず、内部に気泡ができるような$態
を防止するために行なうものである。
またこの時1弾性充填型の下方から弾性充填型にかぶさ
る真空カップのほうが、上方からかぶさる充填カップよ
りも真空圧が高くなるようになっている。
これは、真空カップの真空圧を高くすることによって弾
性充填型を膨張させ、この膨張状態で充填物を充填した
後、膨張を解除することによって、充填時に1弾性充填
型の細部にまで充填物を充填させるためである。
次いで「設定真空圧確認」を行なう。
この確認は、弾性充填型の破損があった場合には、真空
カップあるいは充填カップの内部の圧力が変化すること
に鑑みて、真空カップあるいは充填カップの内部があら
かじめ設定した真空圧に維持されているか否かを検知す
ることによって。
弾性充填型の破損を検出するためである。
従って、ここで設定真空圧に維持されていないと判断さ
れた場合には、その弾性充填型は正規の移送コースから
外され、弾性充填型の交換が行なわれる。この状態を「
ラインアウト」として示した。
またここで設定真空圧に維持されていると判断された場
合には、次いで「チョコレート充填」が行なわれる。
この充填は、充填カップの内部に設けられた充填ノズル
から弾性充填型の内部に充填物であるチョコレートを充
填することによって行なう。
またこの充填では、弾性充填型が膨張しているので1弾
性充填型の開口部−杯までの充填を行なうのでなく、弾
性充填型が状態に復帰した時の充填量にみあった、所定
量の充填のみを行なうものである。更にここで所定量と
は1弾性充填型の種類によって決定される充填量よりも
若干少ない量としである。
また前述した[真空圧設定感知センサー」によって判断
された弾性充填型の種類を、この「チョコレート充填」
の部分の充填量の決定に用いることもできる。
次い、で両カップの内部を常圧にするrカップ内常圧」
によって、両カップ内の真空破壊を行なう。
次いで充填ノズル付近に設けられた「定量センサーON
J とする。
この定量センサーは、充填物が弾性充填型の開口部−杯
になるまで充填されているか否かを検知するものであり
、具体的にはフォトセンサーによる充填物表面高さの検
出によって行なうものである。
このようにして「定量センサーONJの状態とした後に
、「不足分充填」を行なう。
この不足分の充填は、定量センサーをONの状態とした
ままで行ない、充填量をセンサーによってフィードバッ
クしながら行なうものである。従って1弾性充填型の大
きさに係らず、常に弾性充填型の開口部−杯まで充填物
の充填が行なえるものである。
このようにするのは、弾性充填型の種類によって体積が
一定になるはずであるものの、弾性充填型が弾性剤によ
って形成されているために、製造時において大きさが不
統一となる可能性があること、及び弾性充填型の使用を
繰り返すことによって若干伸びること、等によって1体
積に不統一が生じることに起因するものである。
また更に充填成型品は、弾性充填型一杯に充填物を充填
して固化した状態を基にデザインしているので、充填物
が弾性充填型の開口部−杯にならなかった場合には、充
填成型品の底部が欠けてしまい、製品価値を減すること
となるためである。
そこで[定量センサーONJの状態としたままで「不足
分充填」を行なうことによって、前記底部欠損等の事故
を防止するものである。
このようにして弾性充填型の開口部−杯に充填を行なう
と、「チョコレート充填終了」の状態となる。
チョコレートの充填が終了すると、「真空カップ下降」
及び「充填カップ上昇」となって1弾性充填型から両カ
ップが離れ、弾性充填型内部の充填物は、その後の工程
に移行する。
なお充填カップについては、この充填カップに充填ノズ
ルを設けていることから、「不足分充填」が終了するま
で上昇させないことが必要であるものの、真空カップに
ついては、rカップ内常圧」の段階で下降させても良い
なお前述した「位置感知センサー」の作動から、この「
真空カップ下降」及び「充填カップ上昇」までで、充填
装置による充填工程が終了することとなる。
次いで「バイブレータ−」処理を施す。
このバイブレータ−処理は、充填物を充填した弾性充填
型に振動を与えることによって1弾性充填型中一口部付
近の充填物表面を平滑化させるためのものである。
、に体重には、例えばエアーノズルからのエアー圧によ
って1弾性充填型を左右に振ようなことが考えられる。
このようにすることによって、充填成型品の販売時に、
充填成型品を立設させて展示したりすることがあるもの
の、この時のスワロが良くなるものである。
なおエアー圧を用いない場合であっても、例えば充填終
了後の弾性充填型の移動中に、弾性充填型が衝突する衝
接片を設け、この衝接片に衝接させることによって左右
に振るように形成しても良い。
このようにして充填物を弾性充填型内部に充填させ、か
つ「バイブレータ」処理によって開口部付近を平滑化さ
せた後は、「クーリングトンネル」を通過させることに
よって1弾性充填型内部で充填物を固化させる。
この「クーリングトンネル」が固化装置であり、この「
クーリングトンネル」の通過が固化工程である。
この充填物の固化工程時に、充填物が膨張あるいは収縮
したとしても、この充填物は弾性充填型の内部に充填さ
れているために、弾性充填型の収縮によって対応でき、
弾性充填型の破壊等がない。
また充填物をチョコレートとして説明したので、この工
程を「クーリングトンネル」として示したものの1例え
ば充填物が水であり、充填成型品として氷を作るような
ラインであるとするならば、ここは「冷凍トンネル」と
なるし、逆に加熱することによって固化するような充填
物であるとすると、「加熱トンネル」ということになる
次いで固化した充填物である充填成型品を取り出すため
に「パレット反転」を行なう。
このパレットの反転は、この全ラインが正面長円となる
無端連鎖状に形成され、充填時には弾性充填型の開口部
を上に向け、離型時には下に向けるために行なうもので
ある。
次いで弾性充填型は、パレット毎「加圧設定感知センサ
ー」によって、移送方向に直角な方向に固定されている
複数側の弾性充填型名々の種類を検知する。
なおこの「加圧設定感知センサー」から抜取り?t27
による抜取り工程が開始する。
これは、パレットに同一の弾性充填型を固定するのなら
ばともかく、異なった弾性充填型を固定した場合には、
弾性充填型によって加える圧力を調整して、適正圧力で
離型を図るためである。
また更に、同一のパレットには同一の弾性充填型が固定
してあったとしても、パレット毎に異なった弾性充填型
が固定しである場合もある。
このようなときにも、[加圧設定感知センサー」によっ
て、弾性充填型の種類を検知して、適正な圧力で離型を
行なうことができるものである。
次に「#型加圧カップ上昇」となり、弾性充填型の下部
にある加圧カップが弾性充填型の開口部側に圧接するよ
うに上昇する。
更にこの加圧カップを弾性充填型に密着させた後に、加
圧カップ内部で上下動自在に設けたハンドリングバキュ
ームが弾性充填型中で固化した充填成型品に衝接し、充
填成型品を若干押し上げる位とまでまで上昇する。これ
が「ハンドリングバキューム上昇」である。
このハンドリングバキュームの上昇によって。
弾性充填型の内部にある充填成型品を押し上げるので、
弾性充填型の開口部付近と充填成型品との間に空気が入
ることとなり、その後の#型が容易に行なえるものであ
る。
またこの「ハンドリングバキューム−上昇」の途中で、
「バキュームONJとなって、ハンドリングバキューム
先端に設けである吸着パッドが、弾性充填型中で固化し
た充填成型品に開口部の部分で吸着するものである。
次いで「設定加圧」が行なわれる。
この設定加圧は1弾性充填型に開口部側から密着させた
gl型カップ内部に高圧空気を送り込むことによって行
なうものである。
この「設定加圧」によって、弾性充填型が膨張するもの
の、この弾性充填型内部の充填成型品が吸着パッドに吸
着していることから、充填成型品はその位置のままで弾
性充填型のみが膨張することとなる。
更に弾性充填型の膨張時にも、反開口部側に弾性充填型
が引っ張られることがなく、吸着パッドに吸着した状態
で、まず弾性充填型の開口部付近が水平方向に伸び、次
いで順次伸びが上部に移行することとなるので、弾性充
填型からの充填成型品の離型が確実に行なわれるもので
ある。
またこの「設定加圧」の状態になると、同時に「設定圧
確認」が行な、われる。
この設定圧の確認は、弾性充填型に破損があると、そこ
から空気漏れが生じ、あらかじめ定めた圧力に達しない
ことから、この圧力を確認することによって弾性充填型
の破損を検知するものである。
従って、ここで破損である旨が検出されると、その弾性
充填型は「ラインアウト」となる。
逆に設定圧が確認されると、次いで「バキューム圧確認
」が行なわれる。
このハンドリングバキュームの圧力確認は、加圧カップ
内部の加圧によって、充填成型品が離型したか否かの確
認を行なうためのものである。
即ち、本発明によると極めて効率的、かつ確実に充填*
型品の離型が行なわれるものの *型しない場合が生じ
ることもある。
その場合には、このハンドリングバキュームの吸着バッ
トに充填成型品が吸着していないこととなるので、この
バキュームの圧力を確認することによって、離型が行な
われたか否かの確認をすることができる。
従ってここで離型が行なわれていないと判断された場合
には、その弾性充填型は[ラインアウト」となる。
また逆にバキュームの圧力が設定圧と同一であった場合
には、「#型」が行なわれたと判断される・ 次いでハンドリングバキュームが充填成型品を吸着した
ままの状態で弾性充填型から離れて下降する。これが「
ハンドリングバキューム下降」である。
ただこのようにハンドリングバキュームが下降しても、
その下降が加圧カップ内部での下降であることから、依
然として加圧カップは弾性充填型の下面に圧接している
次いで「離型加圧カップ常圧」として、その後「離型加
圧カップ下降」を行なう。
その後は、充填成型品としてのチョコレートの取り出し
と1次のチョコレート充填工程へと分かれる。
チョコレートの取り出しは、まず離型加圧カップ内部の
ハンドリングバキュームを上昇させ。
ハンドリングバキューム先端の吸着パッドに吸着してい
るチョコレートを離型加圧カップから突出させる。これ
が[ハンドリングバキューム上昇]である。
次いでハンドリングバキュームを「バキュウム0FFJ
とすると共に、ハンドリングバキューム先端の吸着パッ
ドにあるチョコレートを「エアー吹き」によって吸着パ
ッドから離し、[搬出コンベアー」上に落とすことによ
って、充填成型品を得るものである。
もちろんこの充填成型品の取り出しについては、他の手
段1例えばハンドリングバキュームな傾けた状態で「バ
キューム0FFJとして、吸着バットから充填成型品が
自然igfするようにしても良い。
なお「加圧設定感知センサー」から開始された抜取り装
置による抜取り工程は、この「搬出コンベア」によって
終了する。
一方「離型カップ下降」に伴なって充填成型品を離型さ
せた弾性充填型は、「パレット反転」が行なわれた後、
「温風ブロアー型加熱」を施されて、説明の最初である
「位置検知センサー」へと移送される。
ここで「パレット反転」を行なうのは1次の「温風ブロ
アー加熱」時に溶融したチョコレート成分が落下するの
を防止するためである。
また更に「温風ブロアー加熱」を行なうのは、このよう
にして立体のチョコレートを成型すると、成型に伴なっ
て弾性充填型の内部にチョコレート成分が付着し、この
付着成分によって成型された充填成型品表面のツヤがな
くなることを防止するためである。更に詳しくは、付着
成分を熱によって溶かし、次の充填時に、充填される充
填物と一体に溶融させることによって、ツヤのなくなり
を防止しようとするものである。
また同時に、充填される充填物の温度と、充填時の弾性
充填物の温度とを同一にすることによって、成型された
充填成型品の品質の安定化、及び表面の滑らかさの向上
を図ることができるものである。
このようにして製造された充填成型品は1弾性充填型の
形状によって全体形状が決定されるので、この弾性充填
型を各種部ることによって、どのような形状の充填成型
品をも作ることができる。
また弾性充填型は、剛体のものと異なり、安価に大量生
産できるので、充填成型品自体のコストも安くできるだ
けでなく、分割型と異なり、割り線がないので、でき上
った充填成型品は極めて自然の形となり、商品価値の高
いものとなる。
更に複数方向への分割が不要なので、製造工程の簡素化
も図れるものである。
また更に充填型として弾性充填型を用いたので、固化装
置による固化工程中で、充填物の体稙変化が生じたとし
ても1弾性充填型の伸縮によって充分対応できるので1
弾性充填型の破損がない。
次に、充填dt型品製造機及び充填成型品の製造方法の
うちで、特に本発明の要旨に係る部分について、第2図
乃至第6図に従って説明する。
第2図には、パレットlOに固定された弾性充填型20
が示しである。
ここで弾性充填型20は、全体が弾性材によって形成さ
れていると共に、開口袋状の充填部21と、この充填部
21の開口部23付近に形成された固定部22とから形
成され、パレットlOに固定されているものである。
充填部21は、充填成型品の必要形状として球状、柱状
、適宜動物ある1いは特定のキャラクタ−等に模して形
成され、充填部21の内部に充填した充填物30を固化
させた後は、それら球、柱、動物あるいはキャラクタ−
の形状となるようになっている。
また固定部22は、充填部21に連続したつば状の部分
として形成され、移送コンベアに固定された多数のパレ
ッ)10に固定され、開口部23から充填物30を充填
部21内部に充填自在に形成しである。
またこの時の弾性充填型20は、移送方向に直角な方向
に並べられた複数の弾性充填型20が同一のパレッ)1
0に固定されている。
このような弾性充填型20の種類が、まず・図示しない
「真空圧設定検知センサー」によって検知され、各弾性
充填型20に対応した真空圧が設定される。
このようにして各弾性充填型20の真空圧を設定した後
は、!83図に示すように、弾性充填型20の上方から
、充填カップ40を、下方から真空カップ50を各々か
ぶせるような、「真空カップ上昇」及び「充填カップ下
降」が行なわれる。
次いで両カップ40.50の内部を、設定した所定の真
空圧となるように減圧する、「設定真空圧」となる。
この減圧は、充填カップ40と真空カップ50の内部を
減圧し、充填物30を真空雰囲気中で充填するために行
なうものである。
またこの時、弾性充填型20の下方から弾性充填型20
にかぶさる真空カップ50のほうが。
L方からかぶさる充填カップ40よりも真空圧が高くな
るようになっている。
これは、真空カップ50の真空圧を高くすることによっ
て弾性充填型20を膨張させ、この膨張状態で充填物3
0を充填した後、膨張を解除することによって、充填時
に、弾性充填型20の細部にまで充填物30を充填させ
るためである。
次いで「設定真空圧確認」を行なう。
この確認は、弾性充填型20の破損があった場合には、
真空カップ50あるいは充填カップ40の内部の圧力が
変化することに鑑みて、真空カップ50あるいは充填カ
ップ40の内部があらかじめ設定した真空圧に維持され
ているか否かを検知することによって、弾性充填型20
の破損を検出するためである。
従って、ここで設定真空圧に維持されていないと判断さ
れた場合には1弾性充填型2oが破損しているとみなし
て、その弾性充填型20は正規の移送コースから外され
、弾性充填型20の交換が行なわれる。この状態を°「
ラインアウト」として示した。
またここで設定真空圧に維持されていると判断された場
合には、次いで第4図に示すように、「チョコレート充
填」が行なわれる。
この充填は、充填カップ40の内部に設けられた充填ノ
ズル60から弾性充填型20の内部に充填物30である
チョコレートを高速で充填することによって行なう。
またこの充填では、第4図に示したように、弾性充填型
20が真空カップ50内部で膨張しているので、弾性充
填型20の開口部23−杯までの充填を行なうのでなく
、弾性充填型20が状態に復帰した時の充填量にみあっ
た、所定量の充填のみを行なうものである。更にここで
所定量とは1弾性充填型20の種類によって決定される
充填量よりも若干少ない量としである。
また前述した「真空圧設定感知センサー」によって判断
された弾性充填型20の種類を、この「チョコレート充
填」の部分の充填量の決定に用いることもできる。
次いで両カップ40.50の内部を常圧にする「カップ
内常圧」によって、両カップ40 、50内の真空破壊
を行なう、するとこの状態では、第5図に示したように
、通常の大きさに戻った弾性充填型20の充填部21に
は、開口部23の付近の充填量が若干足りないような量
の充填が行なわれたこととなる。
次いで充填ノズル60の付近に設けられた「定量センサ
ーONJ とする。
この定量センサー70は、充填物30が弾性充填型20
の開口部23−杯になるまで充填されているか否かを、
充填物30が弾性充填型20の開口部23に達している
か否かを検知するものであり、具体的にはフォトセンサ
ーによる充填物30表面高さの検出によって行なうもの
である。
このようにして「定量センサーONJの状態とした後に
、「不足分充填」を行なう。
この不足分の充填は、第5図に示すように定量センサー
70をONの状態としたままで行ない。
充填物30の充填量を定量センサー70によってフィー
ドバックしながら比較的低速で行なうものである。従っ
て1弾性充填型20の大きさに係らず、常に弾性充填型
20の開口部23−杯まで充填物30の充填が行なえる
ものである。
またこの時、定量センサー70によるフィードバックを
行ないながら充填するので、充填停止の出力があったと
きは直ちに停止させる必要上、充填が低速となるもので
ある。
このようにするのは1弾性充填型20の種類によって体
積が一定になるはずであるものの、弾性充填型20が弾
性剤によって形成されているために、製造時において大
きさが不統一となる可能性があること、及び弾性充填型
20の使用を綴り返すことによって若干伸びること、等
によって。
体積に不統一が生じることに起因するものである。
また更に充填成型品は、弾性充填型2〇−杯に充填物3
0を充填して固化した状態を基にデザインしているので
、充填物30が弾性充填型20の開口部23−杯になら
なかった場合には、充填成型品の底部が欠けてしまい、
製品価値を減することとなるためである。
そこで「定量センサーONJの状態としたままで「不足
分充填」を行なうことによって、前記底部欠損等の事故
を防止するものである。
勿論最初から定量センサー70をONさせた状態で適正
量まで充填することもできる。
チョコレートの充填が終rすると、「真空カップ下降」
及び「充填カップ上昇」となって、弾性充填型20から
両カップ40.50が離れ、弾性充填型20内部の充填
物30は、その後の工程に移行する。
なお充填カップ40については、この充填カップ40に
充填ノズル60を設けていることから、「不足分充填」
が終了するまで上昇させないことが必要であるものの、
真空カップ50については、rカップ内常圧」の段階で
下降させても良い。
[発明の効果] 以り説明したように、請求項1に記載した発明は、充填
装置に、定量センサーを付設し、この定量センサーによ
って弾性充填型への充填量を弾性充填型の開口部まで充
填されたか否かで判断するように形成し、弾性充填型の
形状に係わりなく、常に適正量の充填が行なえるように
して、充填成型品の製品価値を向上させるものである。
また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明を
実施した場合である製造方法の発明であり、請求項1に
記載の発明と同様と、常に適正量の充填が行なえるよう
にして、充填成型品の製品価値を向上させるものである
更に請求項3に記載の発明は、充填工程を高速の一次充
填と、定量センサーによる確認を伴なう一次充填よりも
低速の二次充填とによって行なうことで、常に適正量の
充填が行なえるようにして、充填成型品の製品価値を向
上させると共に、充填速度の向上をも図ったものである
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであって、第1図は
全体のブロック図、第2図乃至第6図は各々本発明の詳
細な説明するための要部断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、全体を、開口袋状の充填部を形成した弾性充填型へ
    充填ノズルから非固形状の充填物を充填する充填装置と
    、この充填物の弾性充填型内での固化装置と、弾性充填
    型の充填部内部から固化した充填物である充填成型品を
    取り出す抜取り装置とから形成し、 充填装置を、充填ノズルから充填される充填物が、充填
    部一杯まで充填されたことを検知する定量センサーによ
    って、充填量の制御が可能なように形成したことを特徴
    とする充填成型品製造機。 2、全体を、開口袋状の充填部を形成した弾性充填型へ
    充填ノズルから非固形状の充填物を充填する充填工程と
    、この充填物の弾性充填型内での固化工程と、弾性充填
    型の充填部内部から固化した充填物である充填成型品を
    取り出す抜取り工程とから形成し、 充填工程を、充填ノズルから充填される充填物が、充填
    部のどの高さまで充填されているかということを定量セ
    ンサーによって検知し、充填部に所定量の充填物が充填
    されたことを定量センサーが検知した時に充填を終了す
    るように形成することを特徴とした充填成型品の製造方
    法。 3、全体を、開口袋状の充填部を形成した弾性充填型へ
    充填ノズルから非固形状の充填物を充填する充填工程と
    、この充填物の弾性充填型内での固化工程と、弾性充填
    型の充填部内部から固化した充填物である充填成型品を
    取り出す抜取り工程とから形成し、 充填工程を、まず充填ノズルから弾性充填型の充填部に
    充填物を高速で一次充填し、次いで定量センサーを作動
    させながら充填部一杯にまるまで充填物を低速で二次充
    填させ、更に充填部に所定量の充填物が充填されたこと
    を定量センサーが検知した時に充填を終了するように形
    成することを特徴とした充填成型品の製造方法。
JP63132290A 1988-05-30 1988-05-30 充填成型品製造機及び充填成型品の製造方法 Pending JPH01300885A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08169021A (ja) * 1994-12-20 1996-07-02 Pola Chem Ind Inc 固形物成型方法及び装置
JPH0928301A (ja) * 1995-07-19 1997-02-04 Iida Seisakusho:Kk 菓子製造装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08169021A (ja) * 1994-12-20 1996-07-02 Pola Chem Ind Inc 固形物成型方法及び装置
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