JPS5921294B2 - 発泡成形品を整列したまま外部へ取出す装置 - Google Patents
発泡成形品を整列したまま外部へ取出す装置Info
- Publication number
- JPS5921294B2 JPS5921294B2 JP53011230A JP1123078A JPS5921294B2 JP S5921294 B2 JPS5921294 B2 JP S5921294B2 JP 53011230 A JP53011230 A JP 53011230A JP 1123078 A JP1123078 A JP 1123078A JP S5921294 B2 JPS5921294 B2 JP S5921294B2
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- JP
- Japan
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- mold
- chain
- molded products
- outside
- suction
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- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は発泡成形品を整夕1ルたまま外部へ取出す装
置に関し、成形後における発泡成形品の回収を行ない易
くして次作業の包装等をし易くしたものである。
置に関し、成形後における発泡成形品の回収を行ない易
くして次作業の包装等をし易くしたものである。
従来における合成樹脂発泡成形機にあつては、金型によ
る成形型に成形品離型用エジエクトピンが装備されてお
り、成形完了して型開きと共に工ジエクトピンによつて
成形品を離型落下せしめ、袋の中に入れるか、コンベヤ
ー等で外部へ搬出していた。
る成形型に成形品離型用エジエクトピンが装備されてお
り、成形完了して型開きと共に工ジエクトピンによつて
成形品を離型落下せしめ、袋の中に入れるか、コンベヤ
ー等で外部へ搬出していた。
しかしながらエジエクトピンによる離型によると、成形
型に綺麗に並んだ整列状態の成形品をバラバラに崩して
しまうことになる。従つて作業員がこれを外部へ取出し
1個ずつ積上げながら整列させ、所定単位に達すると包
装していたもので、非常に面倒であるほか、成形品を離
型時に損傷するおそれもあつた。そこで、この発明では
上記の欠点および不便を解消して成形型に綺麗に並んだ
整列状態の成形品に対し、この状態を崩さずに離型し、
そのままの状態で外部へ取出せるようにした装置であり
、その特徴としては、移動型と固定型とからなる一対の
成形型を備え、該成形型の型窩内に発泡性熱可塑性樹脂
粒子を充填し、これを加熱媒体により加熱膨脹させて発
泡成形品を得る装置において、搬送部材となる第一チエ
ーンが装置中のダイバ一より内側で、且つ成形型の外側
に位置するよう装置フレームの土部および下部に鎖車を
各々設け、該搬送部材となる第一チエーンには成形品の
列に見合う位置に成形品に対し真空吸引可能な吸着機構
を連結部材をもつて装備させ、さらに上部鎖車と下部鎖
車との間には上記第一チエーンからなる搬送部材を成形
型両サイドでは垂直方向に、また成形型の下方では水平
方向へと搬送し得るよう中間鎖車を設け、上記上部鎖車
が取付けられている取付軸の片方には、フレーム上部に
設けた1対のシリンダーの先端にその両端を取着された
第二チエーンを懸装した鎖車を設け、シリンダーによる
第二チエーンの往復動により、上記吸着機構を装備した
第一チエーンが往復動できるよう構成し移動型に付着し
た成形品を吸着にて整列状態のまま外部へ取出し得るよ
うにして回収可能にしたことに存している。
型に綺麗に並んだ整列状態の成形品をバラバラに崩して
しまうことになる。従つて作業員がこれを外部へ取出し
1個ずつ積上げながら整列させ、所定単位に達すると包
装していたもので、非常に面倒であるほか、成形品を離
型時に損傷するおそれもあつた。そこで、この発明では
上記の欠点および不便を解消して成形型に綺麗に並んだ
整列状態の成形品に対し、この状態を崩さずに離型し、
そのままの状態で外部へ取出せるようにした装置であり
、その特徴としては、移動型と固定型とからなる一対の
成形型を備え、該成形型の型窩内に発泡性熱可塑性樹脂
粒子を充填し、これを加熱媒体により加熱膨脹させて発
泡成形品を得る装置において、搬送部材となる第一チエ
ーンが装置中のダイバ一より内側で、且つ成形型の外側
に位置するよう装置フレームの土部および下部に鎖車を
各々設け、該搬送部材となる第一チエーンには成形品の
列に見合う位置に成形品に対し真空吸引可能な吸着機構
を連結部材をもつて装備させ、さらに上部鎖車と下部鎖
車との間には上記第一チエーンからなる搬送部材を成形
型両サイドでは垂直方向に、また成形型の下方では水平
方向へと搬送し得るよう中間鎖車を設け、上記上部鎖車
が取付けられている取付軸の片方には、フレーム上部に
設けた1対のシリンダーの先端にその両端を取着された
第二チエーンを懸装した鎖車を設け、シリンダーによる
第二チエーンの往復動により、上記吸着機構を装備した
第一チエーンが往復動できるよう構成し移動型に付着し
た成形品を吸着にて整列状態のまま外部へ取出し得るよ
うにして回収可能にしたことに存している。
次いで、この発明の実施態様について、図を参照しなが
ら以下に例示する。
ら以下に例示する。
1は合成樹脂発泡成形機の固定プレート、2は上記成形
機の移動プレート、3,3′は移動プレート2を定位置
に摺動させるためのダイバ一である。
機の移動プレート、3,3′は移動プレート2を定位置
に摺動させるためのダイバ一である。
4はシリンダーでその固定部が成形機フレーム5の一部
に取着され、移動部となるピストンロツド41の先端が
フランジ42を介して上記移動プレート2に取着され、
該移動プレート2が左右にダイバ一3,3′に沿つて摺
動できるようにしている。
に取着され、移動部となるピストンロツド41の先端が
フランジ42を介して上記移動プレート2に取着され、
該移動プレート2が左右にダイバ一3,3′に沿つて摺
動できるようにしている。
6は固定型となるキヤビテイ用金型であり、原料となる
発泡性ポリスチレン等発泡性熱可塑性樹脂粒子の充填器
61を装備していて、固定プレート1側に取付けられて
いる。
発泡性ポリスチレン等発泡性熱可塑性樹脂粒子の充填器
61を装備していて、固定プレート1側に取付けられて
いる。
7は成形型のうち移動型となるコア一用金型であり、移
動プレート2側に取付けられていて、上記キヤビテイ用
金型6と合致せしめることにより、成形しようとする成
形品と同じ形状の空洞部としての型窩8を形成できるよ
うになつている。
動プレート2側に取付けられていて、上記キヤビテイ用
金型6と合致せしめることにより、成形しようとする成
形品と同じ形状の空洞部としての型窩8を形成できるよ
うになつている。
また9,9は搬送部材としての第一チエーンであり、該
第一チエーン9,9はダイバ一3,3′より内側にあり
且つ成形型の外側に位置できるよう上部の鎖車10,1
0および下部の鎖車11,11に懸装するものであり、
より具体的には上部の鎖車10,10が固定プレート1
側の上部に設けた支持プレート12に前後対称に取付け
られて上部のダイバ一3より上方で且つ内側に位置し、
他方下部の鎖車11,11が固定プレート1側の下部に
設けた支持プレート12′に前後対称に取付けられて下
部のダイバ一3′より下方で且つ内側に位置し、しかも
何れの鎖車10,10,11,11も成形型より外側に
位置しており、鎖車10,10と鎖車11,11との間
における第一チエーン9,9の搬送過程の途中に搬送方
向を垂直方向と水平方向相互に切換わるための遊び用の
中間鎖車13,13′を配している。
第一チエーン9,9はダイバ一3,3′より内側にあり
且つ成形型の外側に位置できるよう上部の鎖車10,1
0および下部の鎖車11,11に懸装するものであり、
より具体的には上部の鎖車10,10が固定プレート1
側の上部に設けた支持プレート12に前後対称に取付け
られて上部のダイバ一3より上方で且つ内側に位置し、
他方下部の鎖車11,11が固定プレート1側の下部に
設けた支持プレート12′に前後対称に取付けられて下
部のダイバ一3′より下方で且つ内側に位置し、しかも
何れの鎖車10,10,11,11も成形型より外側に
位置しており、鎖車10,10と鎖車11,11との間
における第一チエーン9,9の搬送過程の途中に搬送方
向を垂直方向と水平方向相互に切換わるための遊び用の
中間鎖車13,13′を配している。
このような各鎖車の配置によつて第一チエーン9,9と
しては前後対称的な2本が成形型外側に位置して成形型
両サイドでは垂直方向で、成形型より下方では水平方向
でそれぞれ搬送が行なわれるこことになる。さらに第一
チエーン9,9は互の連結部材となる適数の吸着盤用取
付板91によつて連結し、該取付板91の間隔は成形型
の型窩8の間隔と同一であり、取付板91にはシリンダ
ー92が取付けられると共にシリンダー92の前後する
ロツド先端に吸着盤93が取付けられ、成形品に対し真
空吸引作用が行なえるようにした吸着機構を構成してい
る。また上記した土部の鎖車10,10が取付けられて
いる取付軸14,14の片方には別な鎖車15が取付け
られ、該鎖車15には別に第二チエーン16が懸装され
、第二チエーン16の両端にはフレーム5上の一対のシ
リンダー17,18のロツド先端が取着され、一方のシ
リンダー18により第二チエーン16を牽引することに
よつて鎖車15を回動し、軸14を介して鎖車10,1
0をも回動し、該鎖車10,10に連動する第二チエー
ン9,9を作動させることにより、第二チエーン9,9
に取付けられている吸着盤93を吸着作用のため成形品
Aに対応する位置へ来るようにしている。
しては前後対称的な2本が成形型外側に位置して成形型
両サイドでは垂直方向で、成形型より下方では水平方向
でそれぞれ搬送が行なわれるこことになる。さらに第一
チエーン9,9は互の連結部材となる適数の吸着盤用取
付板91によつて連結し、該取付板91の間隔は成形型
の型窩8の間隔と同一であり、取付板91にはシリンダ
ー92が取付けられると共にシリンダー92の前後する
ロツド先端に吸着盤93が取付けられ、成形品に対し真
空吸引作用が行なえるようにした吸着機構を構成してい
る。また上記した土部の鎖車10,10が取付けられて
いる取付軸14,14の片方には別な鎖車15が取付け
られ、該鎖車15には別に第二チエーン16が懸装され
、第二チエーン16の両端にはフレーム5上の一対のシ
リンダー17,18のロツド先端が取着され、一方のシ
リンダー18により第二チエーン16を牽引することに
よつて鎖車15を回動し、軸14を介して鎖車10,1
0をも回動し、該鎖車10,10に連動する第二チエー
ン9,9を作動させることにより、第二チエーン9,9
に取付けられている吸着盤93を吸着作用のため成形品
Aに対応する位置へ来るようにしている。
また他方のシリンダー17にて第二チエーン16を牽引
する場合には鎖車15を上記とは逆方向に回動し、軸1
4を介して鎖車10,10をも逆方向に回動するから上
部鎖車10,10と連動する第二チエーン9,9をもつ
て成形品吸着状態の吸着盤93を水平方向の下部搬送部
分へ戻せるようになつている。
する場合には鎖車15を上記とは逆方向に回動し、軸1
4を介して鎖車10,10をも逆方向に回動するから上
部鎖車10,10と連動する第二チエーン9,9をもつ
て成形品吸着状態の吸着盤93を水平方向の下部搬送部
分へ戻せるようになつている。
さらに図中の19はリフトテーブルであつて、水平方向
の下部搬送部分で成形品Aに対する吸着を除去した際、
複数の成形品Aを整列状態のまま受け得るようになつて
いる。
の下部搬送部分で成形品Aに対する吸着を除去した際、
複数の成形品Aを整列状態のまま受け得るようになつて
いる。
20はコンベヤー、21はリフトテーブル19への成形
品Aの供給の !都度チエツクしてリフトテーブル19
を降下させるための光電管検知部、22はリミツトスイ
ツチを示している。
品Aの供給の !都度チエツクしてリフトテーブル19
を降下させるための光電管検知部、22はリミツトスイ
ツチを示している。
なお、成形型には蒸気室に成形上必要な蒸気、冷却水、
エアーを入れる導管と、蒸気等を排出するドレーン排管
が従来同様に備えられている。
エアーを入れる導管と、蒸気等を排出するドレーン排管
が従来同様に備えられている。
上記のごとき装置を使用する実施に際し、先ず通常の発
泡成形と同様、成形型となるキヤビテイ用金型6とコア
一用金型7とを型閉めし、充填器61によつて型窩8内
に原料を充填し、該原料を蒸気等の加熱媒体で加熱膨脹
させて発泡成形させた後、先ずシリンダー4によりピス
トンロツド41を動かし、先端フランジ42を介して移
動プレート2を動かして型開きを開始する。型開き程度
として第一チエーン9,9に付着された吸着盤93が入
り得る所定の間隔まで一旦開いた後、フレーム土のシリ
ンダー18により第二チエーン16を作動させると共に
これに伴ない鎖車15と鎖車10,10とを作動して第
一チエーン9,9の吸着盤93を成形品Aに対応する位
置まで移動させる。そして成形品Aの列に見合う位置に
ある吸着盤93をシリンダー92により成形品Aの背面
に押し当て、吸着盤93を通じて成形品Aを真空吸着さ
せる(第2図参照)。しかる後、移動プレート2を後退
させながら該移動プレート2側のコア一用金型7内にエ
アーを入れることにより成形品Aを離型させ、完全にコ
ア一用金型7から離れた段階(第3図参照)で、シリン
ダー17によつて第二チエーン16を作動し、別な鎖車
15および上部鎖車10,10の作動に伴ない第二チ手
一ン9,9を搬送し、成形品Aが吸着盤93に真空吸着
されたまま下方の成形機外部即ち水平搬送部分へと作動
させる(第4図参照)。
泡成形と同様、成形型となるキヤビテイ用金型6とコア
一用金型7とを型閉めし、充填器61によつて型窩8内
に原料を充填し、該原料を蒸気等の加熱媒体で加熱膨脹
させて発泡成形させた後、先ずシリンダー4によりピス
トンロツド41を動かし、先端フランジ42を介して移
動プレート2を動かして型開きを開始する。型開き程度
として第一チエーン9,9に付着された吸着盤93が入
り得る所定の間隔まで一旦開いた後、フレーム土のシリ
ンダー18により第二チエーン16を作動させると共に
これに伴ない鎖車15と鎖車10,10とを作動して第
一チエーン9,9の吸着盤93を成形品Aに対応する位
置まで移動させる。そして成形品Aの列に見合う位置に
ある吸着盤93をシリンダー92により成形品Aの背面
に押し当て、吸着盤93を通じて成形品Aを真空吸着さ
せる(第2図参照)。しかる後、移動プレート2を後退
させながら該移動プレート2側のコア一用金型7内にエ
アーを入れることにより成形品Aを離型させ、完全にコ
ア一用金型7から離れた段階(第3図参照)で、シリン
ダー17によつて第二チエーン16を作動し、別な鎖車
15および上部鎖車10,10の作動に伴ない第二チ手
一ン9,9を搬送し、成形品Aが吸着盤93に真空吸着
されたまま下方の成形機外部即ち水平搬送部分へと作動
させる(第4図参照)。
そしてこの位置で吸着盤93の真空吸着を解除し、大気
圧以上にして成形品Aを整列状態のまま下方へ落下させ
ると共にシリンダー92にて吸着盤93を元の位置へ戻
しておく。なお、落下せしめた成形品Aはリフトテーブ
ル19の上にあるコンベヤー20の上に残ることにより
、光電管検知部21の光線をさえぎることになり、遮光
している間は下方のリフトテーブル19が降下し、遮光
状態が解消される位置になるとリフトテーブル19は停
止する。そして成形品Aの積載量が所定量に達すると、
リフトテーブル19にてリミツトスイツチ22が動作し
てコンベヤー20にて次工程の包装過程等へ搬送される
ようになつている。また成形型は上記吸着盤93が下方
の水平方向搬送部分へ達した時点で、次回の型閉めを開
始して、次のサイクルが始まり出すようになる。上記し
た図示する実施態様の場合には、型開きを一旦途中まで
開く第一段階と、吸着機構で成形品を吸着させた後さら
に開く第二段階との二段階作用で行ない、しかも第二段
階で成形品の離型を果しているが、これに限定されず、
1回の型開き作用後に吸着作用をもつて成形品を離型さ
せることもできる。また、上記の場合、移動型側に成形
品を付着させて型開きを行なつているが、逆に固定型に
付着させた状態で型開きを行ない、吸着機構は固定型に
対向するように装備して成形品を吸着作用にて取出す実
施も可能である。なお、上記した実施態様における各部
のシリンダーについてはエアシリンダーのほか油圧等に
よるものも使用できる。
圧以上にして成形品Aを整列状態のまま下方へ落下させ
ると共にシリンダー92にて吸着盤93を元の位置へ戻
しておく。なお、落下せしめた成形品Aはリフトテーブ
ル19の上にあるコンベヤー20の上に残ることにより
、光電管検知部21の光線をさえぎることになり、遮光
している間は下方のリフトテーブル19が降下し、遮光
状態が解消される位置になるとリフトテーブル19は停
止する。そして成形品Aの積載量が所定量に達すると、
リフトテーブル19にてリミツトスイツチ22が動作し
てコンベヤー20にて次工程の包装過程等へ搬送される
ようになつている。また成形型は上記吸着盤93が下方
の水平方向搬送部分へ達した時点で、次回の型閉めを開
始して、次のサイクルが始まり出すようになる。上記し
た図示する実施態様の場合には、型開きを一旦途中まで
開く第一段階と、吸着機構で成形品を吸着させた後さら
に開く第二段階との二段階作用で行ない、しかも第二段
階で成形品の離型を果しているが、これに限定されず、
1回の型開き作用後に吸着作用をもつて成形品を離型さ
せることもできる。また、上記の場合、移動型側に成形
品を付着させて型開きを行なつているが、逆に固定型に
付着させた状態で型開きを行ない、吸着機構は固定型に
対向するように装備して成形品を吸着作用にて取出す実
施も可能である。なお、上記した実施態様における各部
のシリンダーについてはエアシリンダーのほか油圧等に
よるものも使用できる。
以上のように、この発明によれば、移動型と固定型とか
らなる一対の成形型の型窩内に発泡性熱可塑性樹脂粒子
を充填し、該樹脂粒子を加熱媒体により加熱膨脹させた
後冷却して発泡成形品の成形を終えた後、成形品の取出
しを既に説明したごとくチエーン等の搬送部材に有した
吸着機構による吸着作用によつて簡単に機外へ取出し、
その吸着を解除して整列状態のまま回収できるものであ
り、非常に取出しが簡単で自動化が可能となる。
らなる一対の成形型の型窩内に発泡性熱可塑性樹脂粒子
を充填し、該樹脂粒子を加熱媒体により加熱膨脹させた
後冷却して発泡成形品の成形を終えた後、成形品の取出
しを既に説明したごとくチエーン等の搬送部材に有した
吸着機構による吸着作用によつて簡単に機外へ取出し、
その吸着を解除して整列状態のまま回収できるものであ
り、非常に取出しが簡単で自動化が可能となる。
従つて従来のごときエジエクトピンによる取出しを不要
とし、エジエクトピン使用による弊害例えば発泡成形後
における成形品の整列状態を崩してしまうような点およ
びノツクアウト時に発泡成形品を損傷したりする点を全
て解消し、包装する作業員は整列状態で回収されて積上
げられた成形品をまとめて包装するだけでよくなるので
非常に作業性が良好となり、省力化に役立つものである
。また、、上記したごとく成形品の整列状態と見合うよ
な吸着機構付のチエーンによる搬送部材を有して型開き
間隔内で確実に作用できるようしているので発泡成形品
に対する吸着取出しが確実となり、しかも従来のエジク
トピンのごとく成形型に孔をあけて貫通するようなこと
もなくなるので、エジエクトピン貫通個所からの蒸気漏
れ等を懸念したりすることもなくなり、金型構造上非常
に簡素化できるものである。特に実施上先に例示した光
電管検知部と連絡したリフトテーブルを回収部に構成し
て実施すると、整列状態のまま取出された発泡成形品の
事後処理が一層のこと行ない易くなり、取出し回収作業
の自動化を促進するのに優れた効果を発揮できる。そし
て吸着機構が搬送部材としてのチエーンを介在して間接
的にシリンダーと連結されているので、充分な融通性を
もつて吸着機構が成形品に当接し、吸着後も無理のない
移動により成形品を貯蔵地点まで搬送できるものとなる
。
とし、エジエクトピン使用による弊害例えば発泡成形後
における成形品の整列状態を崩してしまうような点およ
びノツクアウト時に発泡成形品を損傷したりする点を全
て解消し、包装する作業員は整列状態で回収されて積上
げられた成形品をまとめて包装するだけでよくなるので
非常に作業性が良好となり、省力化に役立つものである
。また、、上記したごとく成形品の整列状態と見合うよ
な吸着機構付のチエーンによる搬送部材を有して型開き
間隔内で確実に作用できるようしているので発泡成形品
に対する吸着取出しが確実となり、しかも従来のエジク
トピンのごとく成形型に孔をあけて貫通するようなこと
もなくなるので、エジエクトピン貫通個所からの蒸気漏
れ等を懸念したりすることもなくなり、金型構造上非常
に簡素化できるものである。特に実施上先に例示した光
電管検知部と連絡したリフトテーブルを回収部に構成し
て実施すると、整列状態のまま取出された発泡成形品の
事後処理が一層のこと行ない易くなり、取出し回収作業
の自動化を促進するのに優れた効果を発揮できる。そし
て吸着機構が搬送部材としてのチエーンを介在して間接
的にシリンダーと連結されているので、充分な融通性を
もつて吸着機構が成形品に当接し、吸着後も無理のない
移動により成形品を貯蔵地点まで搬送できるものとなる
。
さらに吸着機構付のチエーンによる搬送部材が上述のよ
うに非常にコンパクトなものであるので、限られたスペ
ース内に多くの部品スペースを考慮しなければならない
発泡成形装置についても容易に取付けることができ、ま
た従来の成型装置に対しても充分組込み可能であり、産
業経済的にも多大な有益性を有するものである。
うに非常にコンパクトなものであるので、限られたスペ
ース内に多くの部品スペースを考慮しなければならない
発泡成形装置についても容易に取付けることができ、ま
た従来の成型装置に対しても充分組込み可能であり、産
業経済的にも多大な有益性を有するものである。
図はこの発明の実施態様を例示するものであり、第1図
は成形型を閉め発泡成形させた後の断面図、第2図は成
形型を途中まで開いた後、吸着機構に成形品を吸着させ
る段階の断面図、第3図は成形品を吸着させた後、さら
に成形型を開いた段階の断面図、第4図は外部へ成形品
を取出した断面図、第5図は第2図の状態の平面図であ
る。 6・・・・・・固定型となるキヤビテイ用金型、7・・
・・・・移動型となるコア一用金型、8・・・・・・型
窩、9,9・・・・・・搬送部材となる第一チエーン、
10・・・・・・上部鎖車、11・・・・・・下部鎖車
、13,13′・・・・・・中間鎖車、15・・・・・
・別な鎖車、91・・・・・・連結部材となる吸着盤用
取付板、92・・・・・・シリンダー、93・・・・・
・吸着機構となる吸着盤、16・・・・・・別な第二チ
エーン、17,18・・・・・・フレーム上の1対のシ
リンダー、19・・・・・・リフトテーブル、21・・
・一・・光電管検知部。
は成形型を閉め発泡成形させた後の断面図、第2図は成
形型を途中まで開いた後、吸着機構に成形品を吸着させ
る段階の断面図、第3図は成形品を吸着させた後、さら
に成形型を開いた段階の断面図、第4図は外部へ成形品
を取出した断面図、第5図は第2図の状態の平面図であ
る。 6・・・・・・固定型となるキヤビテイ用金型、7・・
・・・・移動型となるコア一用金型、8・・・・・・型
窩、9,9・・・・・・搬送部材となる第一チエーン、
10・・・・・・上部鎖車、11・・・・・・下部鎖車
、13,13′・・・・・・中間鎖車、15・・・・・
・別な鎖車、91・・・・・・連結部材となる吸着盤用
取付板、92・・・・・・シリンダー、93・・・・・
・吸着機構となる吸着盤、16・・・・・・別な第二チ
エーン、17,18・・・・・・フレーム上の1対のシ
リンダー、19・・・・・・リフトテーブル、21・・
・一・・光電管検知部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 移動型と固定型とからなる一対の成形型を備え、該
成形型の型窩内に発泡性熱可塑性樹脂粒子を充填し、こ
れを加熱媒体により加熱膨脹させて発泡成形品を得る装
置において、搬送部材となる第一チェーンが装置中のダ
イパーより内側で、且つ成形型の外側に位置するよう装
置フレームの上部および下部に鎖車を各々設け、該搬送
部材となる第一チェーンには成形品の列に見合う位置に
成形品に対し真空吸引可能な吸着機構を連結部材をもつ
て装備させ、さらに上部鎖車と下部鎖車との間には上記
第一チェーンからなる搬送部材を成形型両サイドでは垂
直方向に、また成形型の下方では水平方向へと搬送し得
るよう中間鎖車を設け、上記上部鎖車が取付けられてい
る取付軸の片方には、フレーム上部に設けた1対のシリ
ンダーのロッド先端にその両端を取着された第二チェー
ンを懸装した鎖車を設け、シリンダーによる第二チェー
ンの往復動により、上記吸着機構を装備した第一チェー
ンが往復動できるよう構成し、移動型に付着した成形品
を吸着にて整列状態のまま外部へ取出し得るようにして
回収可能にしたことを特徴とする発泡成形品を整列した
まま外部へ取出す装置。 2 吸着機構がシリンダーと連結した吸着盤からなる上
記特許請求の範囲第1項記載の発泡成形品を整列したま
ま外部へ取出す装置。 3 吸着機構による外部取出し位置に、取出しに応じて
自動降下できる回収用リフトテーブルを備えてなる上記
特許請求の範囲第1項記載の発泡成形品を整列したまま
外部へ取出す装置。 4 回収用リフトテーブルを降下させる光電管検知部を
装備してなる上記特許請求の範囲第3項記載の発泡成形
品を整列したまま外部へ取出す装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53011230A JPS5921294B2 (ja) | 1978-02-02 | 1978-02-02 | 発泡成形品を整列したまま外部へ取出す装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53011230A JPS5921294B2 (ja) | 1978-02-02 | 1978-02-02 | 発泡成形品を整列したまま外部へ取出す装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54105168A JPS54105168A (en) | 1979-08-17 |
JPS5921294B2 true JPS5921294B2 (ja) | 1984-05-18 |
Family
ID=11772133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53011230A Expired JPS5921294B2 (ja) | 1978-02-02 | 1978-02-02 | 発泡成形品を整列したまま外部へ取出す装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5921294B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009214464A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Daisen Industry Co Ltd | 発泡樹脂成形機 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1175178B (it) * | 1983-11-15 | 1987-07-01 | Omv Spa Off Mecc Veronese | Estrattore di oggetti ottenuti con termoformatrici |
CN110451205B (zh) * | 2019-08-30 | 2020-12-25 | 上海有个机器人有限公司 | 具有检测功能的智能搬运设备对接机构 |
-
1978
- 1978-02-02 JP JP53011230A patent/JPS5921294B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009214464A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Daisen Industry Co Ltd | 発泡樹脂成形機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54105168A (en) | 1979-08-17 |
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