JPH01299611A - 耐熱性無機多孔質膜 - Google Patents

耐熱性無機多孔質膜

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JPH01299611A
JPH01299611A JP13082888A JP13082888A JPH01299611A JP H01299611 A JPH01299611 A JP H01299611A JP 13082888 A JP13082888 A JP 13082888A JP 13082888 A JP13082888 A JP 13082888A JP H01299611 A JPH01299611 A JP H01299611A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は濾過、ガス分離等に使用される耐熱性無機多孔
質膜に関する。
(従来技術) 濾過、ガス分離等に使用中Jたはその後の再生工程にお
いて高温、酸、アルカリ等に暴露される多孔質膜として
、耐熱性無機多孔質膜が注目され、かつ使用されつつあ
る。しかしながら、耐熱性無機多孔質膜に対しても特殊
な用途の分野、例えば半導体分野における超純水の製造
、医薬分野におけるパイロジエンフリー水の製造には、
多孔質膜からの膜成分の溶出が問題となり、また限外濾
過、精密濾過の分野での目詰り等による膜性能の低下の
再生工程における酸、アルカリ洗浄時の耐食性が問題と
なる。
従って、耐熱性無機多孔質膜に関する発明は多数存在す
るが、その−例としてガス分離用の耐熱性無機多孔質膜
が開示されている特公昭61−27091号公報、液体
および気体源適用の耐熱性無機多孔質膜からなるフィル
タが開示されている特表昭61−500221号公報を
挙げることができる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、前者の公報には、細孔径1500〜5000
Aの耐熱性酸化物からなる多孔質支持体の表面に、粒径
0.5μm以下の酸化アルミニウムを97wt%以上含
む透過孔の平均細孔径が200〜120OAである焼結
被膜を形成してなる耐熱性多孔質膜が開示されている。
しかしながら、同公報には多孔質支持体、焼結被膜の組
成に関する規定がない。
多孔質支持体の組成に関しては実施例にマトリックスを
8%含むムライト、不純物を0.5wt%含む酸化アル
ミニウム等の記載があるが、かかる支持体は耐食性に大
きな問題がある。焼結被膜の組成に関しては不純物が最
大3wt%とじているが、かかる被膜は支持体と同様耐
食性に大きな問題があるとともに、膜成分中の不純物が
溶出する問題がある。また、焼結被膜を形成する酸化ア
ルミニウムに関しては0.5μm以下のα−アルミナが
好ましい旨の記載があるが、一般にα−アルミナは粒径
0.2μm以上で比表面積10m2/g以下であり、か
つγ−アルミナは粒径0,2μm未満で比表面積10m
2/g以上である。従って、平均細孔径が0.1μm以
下の透過孔を有する焼結被膜を形成するには粒径が0.
2μm未満のγ−アルミナを用いなければならず、γ−
アルミナを主体とする焼結被膜は耐食性に大きな問題が
ある。
耐食性を向上させるには一般に材料の純度を上げること
が考えられるが、材料中には少なからず不純物を含んで
いること、製造工程で不純物が混入すること等、および
純度の高い材料では焼結状態を制御し難く多孔質体とし
て所定の強度が得難いことから焼結助剤、焼結抑制剤を
添加する必要があること等から、耐食性に優れかつ膜成
分の溶出が極めて少ない耐熱性無機多孔質膜を得るため
には間膜の組成を規定することが必要である。
また、上記した後者の公報には、99.9wt%のアル
ミナからなる平均細孔径2〜20μmを有する管状フィ
ルタ、同フィルタに酸化チタンからなる平均細孔径0.
2μmの濾過層を形成してなるフィルタが開示されてい
る。しかしながら、同公報には0.1μm以下の平均細
孔径を有し耐食性に優れた膜についての記載はない。
平均細孔径が0.1μm以下の多孔質膜を製造する方法
には、膜形成材料として0,2μm未満の微小粒子から
なる材料を使用する方法と0.2μm以上の比較的大き
い粒子からなる材料を使用する方法とがある。前者の方
法においては微小粒子間の空隙を細孔として利用するた
め、所定の大きさの細孔を有する多孔質膜を容易に製造
することができる利点があるが、材料自体が活性である
ことから耐食性に優れた組成に限定する必要がある。後
者の方法においては材料自体は比較的安定しているもの
の、粒子間の空隙を熱処理等焼結により所定の大きさに
収縮させて細孔を形成することから、所定数の多数の細
孔を得ることが難しくかつ熱収縮時膜にクラックが発生
する等の問題がある。
従って、本発明の目的は、耐食性に優れかつ膜成分の溶
出が実質的に無い耐熱性無機多孔質膜を提供することに
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明に係る耐熱性無機多孔質膜は耐熱性無機質材料か
らなり、平均細孔径が0.1μm以下の層を少くとも1
層有するとともに、下記A〜E成分の総混在量が酸化物
換算で0.5wt%未満であることを特徴とするもので
ある。
A:アルカリ金属化合物 B:アルカリ土類金属化合物 C:イツトリア、ランタノイド元素化合物D:■族元素
化合物 E:化合物を構成する陽イオンの半径が0.6A未満ま
たは0.9 Aを超え、かつ同化合物の比表面積が10
m2/g以上である化合物本発明に係る多孔質膜は01
18m以下の平均細孔径を有する多孔質体1層のみから
なる膜、または同多孔質体とこれより大きな平均細孔径
を有し同多孔質体と一体の1または複数の多孔質体から
なる膜である。かかる多孔質膜の主成分はチタン、ジル
コニウム、ハフニウム、ニオブ、タンタル、アルミニウ
ムおよびケイ素く但し、この場合の比表面積は10m2
/g未満)の酸化物、炭化物、窒素等の耐熱性無機質材
料であり、かつA〜E成分が総量で0.5wt%未満混
在しているものである。
A成分はリチウム、ナトリウム、セシウム等アルカリ金
属の化合物、B成分はベリリウム、マグネシウム、カル
シウム、ストロンチウム、バリウム等アルカリ土類金属
の化合物、C成分はイツトリウム、ランタン、セリウム
、プラセオジム等イツトリア、ランタノイド元素等の化
合物、D成分は鉄、コバルト、ニッケル等■族元素の化
合物、E成分はアルミニウム(3価)、ケイ素(4価)
、マンガン(4価)等の化合物で、比表面積が10g+
27g以上の化合物を含む。
(発明の作用、効果) 本発明に係る耐熱性無機多孔質膜においては、酸、アル
カリ等に腐食されるA〜E成分の混在量が所定量未満に
規定されているため、耐食性に優れかつ膜成分の溶出が
実質的に認められない。従って、かかる多孔質膜は耐食
性や膜成分の溶出が大きな問題となる分野における濾過
膜、ガス分離膜として極めて有効である。
しかして、本発明に係る耐熱性無機多孔質膜は0.1μ
m以下の平均細孔径を有する多孔質体1層のみからなる
膜であってもよいが、膜の強度、流体透過抵抗等を考慮
すれば多孔質薄膜とからなる複層構造であることが好ま
しい。複層構造の多孔質膜にあっては、多孔質支持体は
0.1 Almを超える平均細孔径を有するパイプ状、
平板状、ハニカム状のものでかつ多孔質薄膜は0.1μ
I以下の平均細孔径を有する物である。特に多孔質支持
体の平均細孔径に関しては、同支持体の一側面に多孔質
薄膜を形成する場合の製膜性(クラック、ピンホールの
発生防止)、同支持体の強度等を考慮すると、30μm
以下特に3μm以下であることが好ましい、多孔質薄膜
とは同一または近似の組成であることが好ましく、上記
したA〜E成分以外の化合物例えばチタン、ジルコニラ
12、ハフニウム、ニオブ、タンタルの酸化物、炭化物
、窒化物であることが好ましい。これら化合物中の元素
の陽イオン半径は0.6A〜0.9人の範囲にあって酸
、アルカリに対して中性に作用する。また、これらの化
合物の比表面積は化学的に安定な10m2/g以下であ
ることが好ましい、但し、陽イオンの半径が0゜6A〜
0.9Aの範囲外であってもかかる範囲に近いもの、例
えばアルミニウム(3価:イオン半径0.57人)、ケ
イ素(4価:イオン半径0j9A >等の化合物であっ
て比表面積が5 m”7g以下である場合には耐食性を
示す。これら化合物としてはα−アルミナ、炭化ケ・イ
素等が該当する。
上記したA〜E成分中A〜D成分は酸によって腐食され
易く、またE成分中の陽イオンの半径が0.9Aを超え
るものは酸により、陽イオンの半径が0,6A未満のも
のはアルカリによって腐食され易く、かつ比表面積が1
0m”/gを超えると、酸、アルカリに対する反応性が
著しくなる。これら各成分のうちA成分は最も酸に腐食
され易いため、その混在量は0.1wt%未満、好まし
くは0.05wt%未満である。また、E成分について
は焼成処理により比表面積を10m2/g以下好ましく
は5 m”7g以下になるよう焼結する場合には、E成
分は0.5wt%以上混在していてもよい。なお、特に
耐酸性を要求される分野に使用される多孔質膜において
は、E成分中の陽イオンの半径が0.6 A未満の元素
、例えばアルミニウム、ケイ素等の化合物、特に耐アル
カリ性を要求される分野に使用される多孔質膜において
は、A〜D成分中の陽イオンの半径が0゜9Aを超える
元素の化合物を、0.5wt%未満の範囲において微量
混在していることが好ましい。
一方、多孔質膜を製造する焼成条件を考慮すると、膜原
料の純度が高いものほど焼結状態を制御し難く所定の膜
強度を得難いことから焼結助剤、焼結抑制剤を微量膜原
料に添加することが好ましい、焼結助剤としてはチタニ
ア(粒径0.05μm、純度99,5%以上)、イツト
リア微粉、抑制剤としてはマグネシア微粉を挙げること
ができる。なお、焼結助剤、焼結抑制剤、および成形菌
膜原料に添加される各種のバインダーにはA〜E成分が
含まれていることが多く、焼結後の膜のA〜E成分が0
.5wt%未満であるよう注意を要する。
焼成温度は耐熱性を付与すべく400℃以上であり、多
孔質膜が複層構造の場合多孔質支持体の焼成温度は70
0℃以上、同支持体に形成された多孔質薄膜の焼成温度
は400℃〜700°Cであることが好ましい。多孔質
支持体に関しては同支持体の比表面積カ月0m27g以
下、好ましくは5m27g以下になるよう焼成温度を選
定する。焼成雰囲気は酸化、還元いずれでもよいが、還
元雰囲気で1000℃以上で焼成する場合にはA〜E成
分は飛散してその混在量が低減する。好ましくは、A〜
E成分0.1wt%未満の高純度の膜原料にイツトリウ
ム、マグネシウムの化合物(酸化物換算で0.5wt%
未満)を添加し、還元焼成によって上記化合物の一部を
飛散させて得られた支持体のA〜E成分を0.5wt%
未満とする。なお、膜原料にγ−アルミナ(例えば純度
99.99%、粒径o、iμm未満、比表面積120n
2/g )を1〜25wt%添加し、1200℃以上で
焼成することにより強度が高くかつ耐食性に優れた多孔
質支持体を得ることができる。
多孔質薄膜に関しては多孔質支持体と同様の組成の0.
1μm以下の平均細孔径を有するもので、0.2μm未
満の膜原料の懸濁液を調整して多孔質支持体上に付着し
、その後焼成する。焼成温度としては所定の平均細孔径
を得るに適した温度を選定するが、一般には400℃以
上の温度とする。膜原料としてはチタニウム、ジルコニ
ウムの酸化物、水酸化物等が好ましく、また平均細孔径
が数10Aの薄膜を得るには通常700℃以下の焼成温
度とする。特に、薄膜は膜性能にかかわる部分であるこ
とから、A〜E成分の混在量は0.1wt%未満である
ことが好ましい。
(実施例) (1)多孔質支持体 市販の単結晶アルミナ(AI203純度99.9%以上
、A〜E成分0.05wt%)・・・■、電融アルミナ
(A1.03純度99.7%、A〜E成分0.3wt%
)・・・■、炭化ケイ素粉末(SiC純度99.8%、
A−E成分0.2wt%)・・・■、ルチル型チタニア
粉末(TiO2純度99.9%、AS−E成分0.0♂
wt%)・・・■の4種類を主原料とし、これら各主原
料に必要によりイツトリウム、マグネシウムを硝酸塩の
形態で、また比表面積HOm2/gのγ−アルミナ(粒
径0.1μm未満、純度99.99%)、チタニア微粉
(粒径0.05μm、純度99.5%)をそれぞれ添加
し、A〜E成分の混在量を調整した。但し、A〜E成分
のwt%は酸化物に換算した値である。これらの原料を
用いて押出成形にて外径10++u++、内径7mm、
長さ150mmのパイプを形成し、その後焼成して1μ
mの平均細孔径を有する各種の多孔質支持体を得た。得
られた各多孔質支持体の特性を第1表に示す。同表にお
いて、支持体強度とは内圧による破壊試験の結果であり
、破壊試験値50kg/cm2未満を×、50kg/c
m”〜100kg/cm2を○、100kg/cm2以
上を◎としている。重量減少率とは支持体を90℃のH
CI水溶液(PH=0 ) 、NaOH水溶液(P11
=14 )に168時間浸漬する耐食性試験に供し、そ
の後の重量減少を百分率で表したものである。強度低下
率とは上記各水溶液に浸漬後の支持体の強度低下を表し
、強度が浸漬前後で全く変化しないものを◎、低下率が
10%未満のものを○、低下率が10%以上のものを×
としている。
(以下余白) 一部 一一一一′/ −−+− //″− 第1表から明らかなように、A〜E成分が0.5wt%
以上の多孔質支持体NO,♂、NO,9,NO,+6は
耐食性試験による重量減少、強度低下が大きく、A〜E
成分が0.5wt%未満である残りの多孔質支持体は重
量減少、強度低下が極めて小さく、耐食性に優れている
。これらの多孔質支持体のうち主原料に濃化物質を添加
していない多孔質支持体NO,1゜NO,10,No、
 13は耐食性には優れているが、添加物質を添加して
いる多孔質支持体NO12〜NO,7,NO,11゜N
O,12,NO,14,N015に比較して支持体強度
が劣る。
従って、A〜E成分が0.5wt%未満の範囲において
同成分を添加すること、およびγ−アルミナ、チタニア
微粉を添加することは、多孔質支持体の強度を向上させ
るために好ましい手段である。特に、チタニアはγ−ア
ルミナに比較してより効果がある。γ−アルミナの比表
面積は焼成温度650°Cではlow2/g以下にはな
りえないため、γ−アルミナの添加によりA〜E成分が
増加することになる。このため、γ−アルミナを添加し
たものについては、γ−アルミナの比表面積が1011
2/g以下となる焼成温度、例えば1500℃を焼成温
度として採用することが好ましい。焼成雰囲気に関して
は、多孔質支持体N014.NO,5から明らかなよう
に、多孔質支持体は還元雰囲気で焼成した場合には耐食
性の一層優れたものとなる。なお、主原料に関してはチ
タニアが最適であり、次いで、α−アルミナ、炭化ケイ
素の順である。
(2)多孔質膜 第1表中の多孔質支持体NO,14、NO,15,No
、 16を用い、これらの多孔質支持体上にA〜E成分
を各種含有のチタニア、γ−アルミナからなる平均細孔
径50Aの多孔質薄膜を備えた多孔質膜を製造した。
チタニア質の多孔質薄膜を形成するには、先づ四塩化チ
タンを加水分解してチタン酸となし、これを解膠して担
持ゾル液をWJ整する。このゾル液またはこれに必要に
よりイツトリウム、マグネシウムを硝酸塩の形態で添加
した液を多孔質支持体上に塗布し、これを乾燥後400
’Cにて焼成して50Aの平均細孔径を有する多孔質薄
膜とした。まtγ−アルミナ質の多孔質薄膜を形成する
には、市販のベーマイトゾル(γ−アルミナ99.8%
、比表面積150m2/g )を多孔質支持体上に塗布
し、乾燥f!600℃にて焼成して50Aの平均細孔径
を有する多孔質薄膜とした。
得られた複層構造の多孔質膜をクロスフロー濾過装置の
フィルタに採用し、平均分子量65.000の牛血清ア
ルブミンを1100pp含むv1衝液を循環流速2.5
m/sec、入口圧力3kg/cm”でクロスフロー濾
過を行い、各多孔質膜のアルブミン阻止率、膜成分(A
〜E成分)の溶出量を測定した。得られた結果を第2表
に示す。なお、同表中試験前、試験後の試験とは多孔質
支持体に施した耐食性試験と同じ条件の試験を意味する
。また、同表中の溶出量NDとは検出限界値(111g
/l )以下を意味する。
第2表から明らかなように、多孔質膜NO,1〜N01
4においては耐食性試験前後のアルブミン阻止率に変化
はなく、かつ膜成分の溶出量も実質的にない。
なお、これらの各多孔質膜NO,l〜N004を限外濾
過膜としてエンドトキシンの除去性能をリムラステスト
により調べたところ陰性であり、パイロジエンフリーの
医薬品の精製に極めて有効である。
これに対し、多孔質膜N015においては多孔質支持体
は耐食性に優れているが、薄膜中のA〜E成分が0.5
wt%以上であるため耐食性試験後のアルブミン阻止率
が低下し、かつ溶出量が増大している。多孔質MN0.
6においては薄膜がγ−アルミナにて形成されているた
め、耐食性試験後のアルブミン阻止率が大幅に低下しか
つ溶出量が大幅に増大している。多孔質膜N057にお
いては、薄膜それ自体は耐食性に優れているが多孔質支
持体が耐食性に劣るため薄膜の構造が局部的に破壊され
、耐食性試験後のアルブミン阻止率が低下しかつ溶出量
が大幅に増大する。
手続補正書(鵠) 平成7年6172日 特許庁長官   吉 1)文 m   殿1、事件の表
示 2、発明の名称 耐熱性無機多孔質膜 3、補正をする者 事件との関係  特 許 出 願 人 任  所 名 称 (406)日本碍子株式会社 4゜代理人 〒450 住  所    名古屋市中村区名駅四丁目8番12号
菱信ビルヂング 平成   年   月   日 (発送日  平成   年   月   日)6、補正
の対象 明細書の「特許請求の範囲」および「発明の詳細な説明
Jの各欄。
7、補正の内容 (1)本願の「特許請求の範囲」を別紙のとおり補正す
る。
(2明細書中第6頁第5行にて [C:イツトリア、・・・」 とあるを 「C:イツトリウム、・・・」 と補正する。
(3)同第7頁第4行〜第5行にて 「・・・プラセオジム等イツトリア・・・」とあるを 「・・・プラセオジム等イツトリウム・・・」と補正す
る。
(4)同第11頁第17行にて 「・・・懸濁液を調整して・・・」 とあるを 「・・・懸濁液を調製して・・・」 と補正する。
(9同第16頁第16行にて 「・・・担持ゾル液を調整する。・・・」とあるを 「・・・担持ゾル液を調製する。・・・」と補正する。
(6)同第17頁第9行〜第10行にて「・・・クロス
フロー濾過を行い。各・・・」とあるを 「・・・クロスフロー濾過を行い、各・・・」と補正す
る。
8、添付書類の目録 (1)「特許請求の範囲」を記載した書面・・・1通(
特許請求の範囲) 耐熱性無機質材料からなり、平均細孔径が0.1μ国以
下の層を少くとも1層有するとともに、下記A−E成分
の総混在量が酸化物換算で0.5重量%未満である耐熱
性無機多孔質膜。
A:アルカリ金属化合物 B:アルカリ土類金属化合物 C:イツトリウム、ランタノイド元素化合物D:■族元
素化合物

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 耐熱性無機質材料からなり、平均細孔径が0.1μm以
    下の層を少くとも1層有するとともに、下記A〜E成分
    の総混在量が酸化物換算で0.5重量%未満である耐熱
    性無機多孔質膜。 A:アルカリ金属化合物 B:アルカリ土類金属化合物 C:イットリア、ランタノイド元素化合物 D:VIII族元素化合物 E:化合物を構成する陽イオンの半径が0.6Å未満ま
    たは0.9Åを超え、かつ同化合物の比表面積が10m
    ^2/g以上である化合物
JP13082888A 1988-05-27 1988-05-27 耐熱性無機多孔質膜 Granted JPH01299611A (ja)

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JP13082888A JPH01299611A (ja) 1988-05-27 1988-05-27 耐熱性無機多孔質膜
EP95115691A EP0692303B1 (en) 1988-05-27 1989-05-26 Process for the production of an inorganic porous composite membrane
EP89305361A EP0344011A1 (en) 1988-05-27 1989-05-26 Inorganic porous membrane
US07/357,268 US4929406A (en) 1988-05-27 1989-05-26 Process for producing an inorganic porous membrane
DE68928924T DE68928924T2 (de) 1988-05-27 1989-05-26 Verfahren zur Herstellung einer porösen anorganischen Kompositmembran
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