JPH0129834Y2 - - Google Patents

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JPH0129834Y2
JPH0129834Y2 JP18967282U JP18967282U JPH0129834Y2 JP H0129834 Y2 JPH0129834 Y2 JP H0129834Y2 JP 18967282 U JP18967282 U JP 18967282U JP 18967282 U JP18967282 U JP 18967282U JP H0129834 Y2 JPH0129834 Y2 JP H0129834Y2
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JP18967282U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は通信機、測定器等の内部に実装される
ユニツト、特に高周波回路ユニツトの各回路部間
の電気的干渉を避ける高周波回路のシールド構造
に関するものである。
一般に、通信機、測定器内のユニツト、特に発
振回路、高感度受信回路、高周波回路、高周波増
幅回路等には特に厳重な干渉防止用の仕切板(重
シールド)が必要である。従来、この種の仕切板
を要するユニツトは、内部に実装される回路が電
気的に非常に微妙な調整を必要とするものが多
く、ユニツトの電気特性を安定させるため、機械
的な外力によるケースの歪、内部に設けられた仕
切板の電気的に不安定な接触を極力無くすべく
種々の方策が講じられていた。
第1図a,bは従来の重シールドを要求される
ユニツトケースに設けられた仕切板の取付構造を
示した正面図及び側面の断面図である。この図は
金属ブロツクの削り出し、又は金属鋳物により一
体で作られたユニツトを示し、ケース本体1の内
部は仕切板21,22により電子部品つきプリン
ト板10などを実装した回路部A,B,Cに仕切
られている。これら回路部A,B,Cには各部に
必要な回路が組込まれ、電気調整された後、ケー
ス本体1にカバー3の固定穴4からねじ5を通し
ねじ穴6にねじ込まれてカバー3が固定される。
この場合、回路部A,B,Cの大きさに合せて
ケース本体1に仕切板21,22を削り出し、又
は金属鋳物による製法を採用しているため、歪、
接触に関しては非常に安定ではあるが、加工工数
が大幅にかかり、またケース本体の種類も多くな
り、さらに鋳型代等も必要となり非常に高価なも
のになる欠点がある。
第2図a,bは第1図の欠点があるケース本体
1の種類を少くするための構造で、ケース本体1
の中の仕切板21,22をケース本体1とは別に
作り後付けするものである。この場合、ケース本
体1の底面に設けた固定穴7から、ねじ8を通
し、ねじ穴9にねじ込み、仕切板21,22に固
定する構造である。
この場合、ケース本体1の内寸法と仕切板2
1,22の外寸法を正確に作り完全に近い状態で
電気的に接触する必要があるが、各々の製造上の
公差から生ずる隙間11があるため、仕切板の機
能をはたさないことになる。この仕切板21,2
2が不完全に接触していると、かえつて電気的に
不安定なものになつてしまうため、第3図a,
b,cに示すような接触構造がとられている。第
3図aの場合は、ケース本体1に仕切板21,2
2を取付ける内側面に溝31を設けたもので、固
定穴7からねじ8を通し、ねじ穴9にねじ込み仕
切板21を側面から固定するものである。また、
第3図bの場合は、隙間11に導電接着テープ3
2を張付けたもの、第3図cの場合は、隙間11
に導電塗料41を充填したものである。
これらの構造はいずれも製品、組立において多
くの工数を必要として、電気的、機械的に必ずし
も安定な構造ではなかつた。
本考案の目的は、これらの欠点を解決し、製作
工数を少くし、かつ電気機械的な接触を良好にし
た高周波回路のシールド構造を提供することにあ
る。
本考案の高周波回路のシールド構造は、高周波
回路を実装するケース内部をユニツト毎に仕切る
仕切板のそのケース壁面と接触する板側面に断面
がV字形の長溝を設け、前記ケース壁面と前記仕
切板との隙間部分にへ字形の導体接触片を挿入
し、前記仕切板の前記V字溝に前記接触片の頂部
の受けてその接触片を安定させて接触させたこと
を特徴とする。
以下図面により本考案を詳細に説明する。
第4図は本考案の実施例の正面図、第5図は第
4図の仕切板の取付部の分解斜視図である。この
実施例は、ケース本体1に取付けられた仕切板2
1,22を固定する第2図の構造と同じである
が、ケース本体1と、仕切板21,22との間に
生ずる隙間11を電気的(特に高周波)に完全に
接触させるための手段として、ケース本体1の壁
面に相対する仕切板21,22の両端面に、板の
厚さと平行にかつ板厚のほぼ中央にV溝12を設
け、このV溝12と本体1の内壁面との間に接触
片となる山形のシム13を挿入するものである。
このシム13はバネ性を有する薄導体板をへの字
形に折り曲げたものでその高さHは隙間11より
大きく取りこの隙間11に挾み込まれるものであ
る。
この時、シム13の頂部14は仕切板21,2
2のV溝12に填め込まれる事により、このシム
13が仕切板21,22から外れたり動くことな
く接触固定が出来る。また、このシム13の裾部
15はケース本体1の壁面に接触され、シム13
の反撥力により各々の接触部に強く押し付けられ
る。
以上説明したよう、ケース本体1と仕切板2
1,22との間に生ずる隙間11は製造面からの
加工精度を要求されないため、容易に製造出来、
しかもシム13を用いることにより確実に接触が
可能となるため安価で安定した性能を有するパネ
ル構造を構成する事が出来る。
第6図は本考案の他の実施例のシム13の斜視
図である。すなわち、ケース本体1を金属鋳物で
製造した時、仕切板21,22との接触部に鋳抜
きテーパーや、凸凹があるとシム13が、第5図
の形状では押し付け力が1点に集中して他の面が
接触しない場合があるが、押し付け力を分散させ
るために、シム13の裾部15に適当な間隔でス
リツト16を設ける事によりより確実な接触が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来の金属ブロツクからの削り
出し又は金属鋳物のより一体で作られた高周波ユ
ニツトのカバーを取つた状態の正面図及び側面断
面図、第2図a,bは従来の内部仕切板を分割し
て作られた高周波ユニツトのカバーを取つた状態
の正面図及び側面断面図、第3図a,b,cは第
2図のケース本体と仕切板を接触させる構造の各
部分拡大図、第4図は本考案の実施例のカバーを
取つた正面図、第5図は第4図の仕切板の部分の
分解斜視図、第6図は本考案の他の実施例のシム
の斜視図である。 図において、1……ケース本体、3……カバ
ー、4……カバー取付穴、5……カバー固定ね
じ、6……カバー固定ねじ穴、7……仕切板固定
穴、8……仕切板固定ねじ、9……仕切板固定ね
じ穴、10……プリント板、11……隙間、12
……V溝、13……シム、14……頂部、15…
…裾部、16……スリツト、21,22……仕切
板、31……溝、32……導電テープ、33……
導電塗料、A,B,C……回路部、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高周波回路を実装するケース内部をユニツト毎
    に仕切る仕切板のそのケース壁面と接触する板側
    面に断面がほぼV字形の長溝を設け、前記ケース
    壁面と前記仕切板との隙間部分にほぼへ字形の導
    体接触片を挿入し、前記仕切板の前記V字溝に前
    記接触片の頂部を受けてその接触片を安定させて
    接触させたことを特徴とする高周波回路のシール
    ド構造。
JP18967282U 1982-12-15 1982-12-15 高周波回路のシ−ルド構造 Granted JPS5993199U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18967282U JPS5993199U (ja) 1982-12-15 1982-12-15 高周波回路のシ−ルド構造

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JP18967282U JPS5993199U (ja) 1982-12-15 1982-12-15 高周波回路のシ−ルド構造

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Publication Number Publication Date
JPS5993199U JPS5993199U (ja) 1984-06-25
JPH0129834Y2 true JPH0129834Y2 (ja) 1989-09-11

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ID=30408877

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JP18967282U Granted JPS5993199U (ja) 1982-12-15 1982-12-15 高周波回路のシ−ルド構造

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JPS5993199U (ja) 1984-06-25

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