JPH0129827Y2 - - Google Patents

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JPH0129827Y2
JPH0129827Y2 JP2965983U JP2965983U JPH0129827Y2 JP H0129827 Y2 JPH0129827 Y2 JP H0129827Y2 JP 2965983 U JP2965983 U JP 2965983U JP 2965983 U JP2965983 U JP 2965983U JP H0129827 Y2 JPH0129827 Y2 JP H0129827Y2
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JP2965983U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は分電盤等に取り付けられる電子機器
用外殻体に関する。
〔背景技術〕
一般に、多重伝送に用いられる中継増幅器等の
電子機器を分電盤に取付ける際には、電子機器を
外殻体の中に内蔵させ、その外殻体を分電盤に係
止させるようにする。従来の電子機器用外殻体
は、第1図にみるように、電子機器4を受け入れ
るための箱形の本体1と蓋2とからなり、本体1
の長手方向に側面には、長方形の開口部3が設け
られ、この開口部3に電子機器4の端子台5を向
けるようになつている。また、本体1の底面の四
つ角には、長手方向に沿う外側にU字形の切込溝
を有する長方形片6…が本体1と重合固着され、
外殻体はこれらの長方形片を用いて分電盤(図示
せず)に係止されるようになつている。しかし、
このような構造の外殻体においては、結線時に開
口部を通線させねばならず、接続線が多い場合に
は、接続線同士が複雑にからまり合つて結線する
ことが難かしくなつたり、接続線が重なることに
よつてノイズが発生したりしやすかつた。また、
端子台が外殻体内部にあるために端子ねじのの確
認や増締等の保守点検に手間がかかるほか、開口
部が広いために異物が侵入しやすいなどの問題が
あつた。
〔考案の目的〕
そこで、この考案は、材料ロスが少なく、結線
しやすくて端子台の保守点検も容易であり、ノイ
ズが入りにくく、異物が侵入しにくい電子機器用
外殻体を提供することを目的とする。
〔考案の開示〕
考案者らは以上の目的を達成するために鋭意検
討を重ねた。その結果、逆コ字形のベースとコ字
形のカバーとの組合わせからなり、ベースの一方
の側壁がコ字形に切り開かれて開口部となり、切
り開かれた側壁を下方に押し曲げて端子台取付部
とするような構造の外殻体にするならば、上記の
様な欠点が解消され良好な結果が得られることを
見出し、ここにこの考案を完成した。
したがつて、この考案にかかる電子機器用外殻
体は、電子機器を内蔵して分電盤等に取付けられ
る外殻体において、逆コ字形ベースとコ字形カバ
ーの組合わせからなり、コ字形カバーの側壁に
は、外側へ伸びる突縁が形成されており、他方、
逆コ字形ベースの両端にも突縁が形成されるとと
もに、ベースの側壁が切り開かれて開口部をな
し、かつ切り開かれた開口部は端子台取付部に形
成され、前記コ字形カバーと前記逆コ字形カバー
とはそれぞれの突縁が重なり合うようにして互い
に嵌合されていることを特徴とする。以下、これ
を、その実施例をあらわす図面に基づいて詳しく
説明する。
第2図はこの考案にかかる電子機器用外殻体を
構成するカバーとベースをあらわす斜視図であ
る。この図にみるように、コ字形のカバー7は、
両側壁の下縁から突縁8,8が外側へ伸び、この
突縁8,8には、それぞれに一定間隔を有するカ
バー固定用孔9…が2個所ずつ貫通するととも
に、それぞれの相対する一端に分電盤(図示せ
ず)への係止孔10,10が貫通している。他
方、逆コ字形ベース11は、底面の両端に、底面
とは段差を有してその段部14,14の下縁から
外側に向かつて突縁15,15が伸びている。そ
の両突縁15,15がそれぞれの一端を少し伸ば
したその部分には、分電盤(図示せず)への係止
孔16,16が先端に近い方から小さい孔と大き
い孔を交えるような形状で貫通しており、突縁1
5,15の他端には、カバー7の突縁8,8にあ
る係止孔10,10と対応する位置に、同じく分
電盤(図示せず)への係止孔17,17が貫通し
ている。さらに、突縁15,15の両端にある係
止孔16,16,17,17の間には、カバー7
の突縁8,8にあるカバー固定用孔9,9と対応
する位置にカバー7を固定するための台状の切起
し18…が設けられ、その切起し18…の台部を
孔19…が貫通している。ベース11の側壁1
2,13は、その上縁が少し内側に折曲してカバ
ー受け20,20を構成しており、突縁15,1
5の少し延出した一端に近い側壁12が長方形に
切開されて開口部21をなし、切開されたた開口
部21の下縁からは外側側に伸びる長方形の端子
台取付部22が形成されている。この端子台取付
部22には、その一端から長手方向に沿つてコン
セント(図示せず)取付け用の三つの孔23,2
3,23が貫通しており、その側方には一定間隔
を置いた、端子台(図示せず)固定用の二つの孔
24,24が貫通している。
第3図は、逆コ字形ベースの材料ロスなく得る
場合の板取図(展開図)をあらわす。この図にみ
るように、この板は、一方の側壁12に相当する
部分に、端子台22を設けるために側壁12の外
周に沿つてコ字形のスリツト25が設けられてい
る。このような板を一点鎖線に沿つて折り曲げる
ことによつてベース11が得られるのである。な
お、この実施例においては、端子台22を設ける
ために側壁12にコ字形のスリツト25を設けて
いたが、単に側壁12を切り曲げるようにするだ
けでも構わない。
逆コ字形ベースには、底面と突縁との間に段差
が形成されている。第4図にみるように、この段
差14は、ベース11に内蔵される部品27等を
取付けるねじ26等の先端がベース底面の下に突
出して、外殻体の分電盤(図示せず)への取付け
が不便になることを防ぐためである。なお、底面
と突縁との間にこのような段差を形成させるかわ
りに、ベース底面のねじ取付け位置を絞り上げる
ようにしても良い。
この考案にかかる電子機器用外殻体の組立て方
法は、前記コ字形カバーと逆コ字形ベースを。そ
の両方にある突縁を重ね合わせるようにして嵌合
させることとしさえすれば、両者の固定方法に特
別の限定はない。実施例では、カバー突縁にある
4個所のカバー固定用孔からベース突縁にある4
個所の切起し上の孔へとねじ等を貫通させるよう
にして、ベース上にカバーを固定させている。
第5図は、そのようにして形成されたこの考案
にかかる電子機器用外殻体が、部品を内蔵した状
態をあらわす斜視図である。この図にみるよう
に、端子台取付部22には、端子台5やコンセン
ト28が取付けられている。これらはベース11
の開口部21とほぼ同じ高さであるため、開口部
21が狭くなり、外殻体内部への異物の浸入を難
しくしている。図中、29はカバー固定用ねじ、
30は端子台固定部をあらわす。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案にかかる電子機器用外
殻体は、逆コ字形ベースとコ字形カバーの組合わ
せからなり、ベースの側壁が切り開かれて開口部
をなし、切り開かれた開口部が端子台取付部にな
つているので、端子台を取付けると開口部が狭く
なつて異物が侵入しにくくなり、材料ロスも少な
くなるという効果がもたらされる。また、端子台
が機器外部に設けられるため、広いスペースが確
保されて結線がし易くなり、接続線の重なりも減
つてノイズが機器内に入りにくくなり、端子台の
保守点検も容易になるという効果がもたらされる
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例をあらわす斜視図、第2図はこ
の考案にかかる電子機器用外殻体を構成するカバ
ーとベースをあらわす斜視図、第3図は第2図の
ベースの展開図、第4図はベースの部分的説明
図、第5図はこの考案にかかる電子機器用外殻体
が部品を内蔵した状態をあらわす斜視図である。 4……電子機器、5……端子台、7……コ字形
カバー、8……その突縁、11……逆コ字形ベー
ス、12,13……ベースの側壁、15……ベー
スの突縁、21……開口部、22……端子台取付
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子機器を内蔵して分電盤等に取付けられる外
    殻体において、逆コ字形ベースとコ字形カバーの
    組合わせからなり、コ字形カバーの側壁には、外
    側へ伸びる突縁が形成されており、他方、逆コ字
    形ベースの両端にも突縁が形成されるとともに、
    ベースの側壁が切り開かれて開口部をなし、かつ
    切り開かれた開口部は端子台取付部に形成され、
    前記コ字形カバーと前記逆コ字形ベースとはそれ
    ぞれの突縁が重なり合うようにして互いに嵌合さ
    れていることを特徴とする電子機器用外殻体。
JP2965983U 1983-02-28 1983-02-28 電子機器用外殻体 Granted JPS59135672U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2965983U JPS59135672U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 電子機器用外殻体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2965983U JPS59135672U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 電子機器用外殻体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59135672U JPS59135672U (ja) 1984-09-10
JPH0129827Y2 true JPH0129827Y2 (ja) 1989-09-11

Family

ID=30160520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2965983U Granted JPS59135672U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 電子機器用外殻体

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4783137B2 (ja) * 2005-12-15 2011-09-28 日立ビークルエナジー株式会社 電池モジュール
WO2014167782A1 (ja) * 2013-04-08 2014-10-16 パナソニック株式会社 連携アダプタ、分電盤、分電盤システム

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Publication number Publication date
JPS59135672U (ja) 1984-09-10

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