JPS6018864Y2 - 回路基板の取付構造 - Google Patents

回路基板の取付構造

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JPS6018864Y2
JPS6018864Y2 JP15437280U JP15437280U JPS6018864Y2 JP S6018864 Y2 JPS6018864 Y2 JP S6018864Y2 JP 15437280 U JP15437280 U JP 15437280U JP 15437280 U JP15437280 U JP 15437280U JP S6018864 Y2 JPS6018864 Y2 JP S6018864Y2
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JP
Japan
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circuit board
bottom plate
shield
frequency circuit
high frequency
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JP15437280U
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JPS5775794U (ja
Inventor
佐 野地
Original Assignee
アルプス電気株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回路基板の取付構造に係り、特に部品点数が少
なく、且つ組立、分解が容易であり、しかもシールド効
果が良好な高周波回路基板の取付構造jこ関する。
AM−FMレシーバ回路等、高周波回路基板の取付構造
としてはシールド効果が良好で、且つ部品点数力を少な
く、組立容易な構造が要求されろ。
しかしながら、従来の取付構造はかかる要求を完全に満
足することができず部品点数が多く、組立が煩雑で、更
にはシールド効果が不充分であった。
第1図は従来の回路基板取付構造の概略分解斜視図であ
り、図中1は抵抗1a、可変抵抗1b。
コンデンサlc、コイル1d1トランジスタ等の部品が
実装せられた平板状の高周波回路基板、2は高周波回路
基板1が垂直に装着せられる導電性の底板であり、後述
する枠取付用の角穴2aと、後述するカバーに形成した
取付穴に嵌合して該カバーを固定する4個の爪2bを有
している。
3は略コ字状に折曲げて形成した導電性の枠であり、底
板2の角穴2aに嵌合後カシメ付けられ、該底板を固定
する爪3aと、後述するカバーに形成した取付穴に嵌合
後カシメ付けられて該カバーを取付ける4個の爪3bを
有している。
4,5はそれぞれ導電性の箱状のカバーであり、それぞ
れ底板2及び枠3に形成した爪2b及び3bと嵌合する
取付穴5aと可変抵抗1bの抵抗値等を調整する為にあ
けられた調整用穴4b、5bを有している。
この高周波回路基板の取付構造においては該高周波回路
基板全体を外熱からは良好にシーツ’vドすることはで
きるが、該基板上に形成した各回路ブロック間を互いに
シールドすることができない。
又、この取付構造は底板2と、枠3と、2つのカバー4
,5の総計4個の部品を必要とするため組立作業が煩雑
となると共に、コスト高となっており、しかも障害修理
等において分解が煩雑となる欠点がある。
更に、高周波回路基板1の固定が不安定で外部応力によ
りガタつくため半田付部が該応力によりいたみ部品の接
続不良、アースの接続不良を生ずる。
従って、本考案の目的はシールド効果が良好であり、し
かも基板上の各回路ブロック間を互いにシールドするこ
とができ、又部品点数が少なく組立作業、分解修理が容
易な更には回路基板が外部応力等によりガタつくことが
ない信頼性の高い回路基板の取付構造を提供することを
目的とする。
以下、本考案の実施例を図面に従って詳細に説明する。
第2図は本考案に係る回路基板の取付構造の分解斜視図
である。
図中、11は多数の回路部品たとえば抵抗11a1可変
抵抗11b1コンデンサ11C1フィル11d1トラン
ジスタ11e1集積回路11f等が実装された平板状の
高周波回路基板であり、該高周波回路基板上には高周波
回路ブロック11gtllhtlliが形成されている
又、該高周波回路基板の端部には後述するシールド板に
形成した爪と嵌合し、該シールド板を取付ける溝状の2
つの切り込みlljが形成されている。
尚、11にはアース接続用のアースパターン、111は
外部回路に電気的に接続するための結線用端子である。
12は断面略コ字状に折り曲げて形成した導電性のシー
ルド板であり、2つの側板12aの後方端部には溝部1
2bと爪12cが形成され、又側板12aの下方端部に
は後述する底板に形成した角穴に嵌合してカシメ付けら
れる爪12dが形成されている。
尚、シールド板12は、爪12cを高周波回路基板11
に形成した切り込みlljに嵌合せしめた後、半田付は
等により該高周波回路基板11にほぼ垂直に一体に組立
て固定される。
又、シールド板12の各面はシールド壁として機能する
13は導電性の底板であり、半田付けにより高周波回路
基板11とシールド板12を一体に組立ててなるブロッ
クを該高周波回路基板11が垂直となるように固定する
この底板13は平板状の金属板の両端部を下方にほぼ直
角に折曲げてなり、基板13aには後述するカバー取付
は用の角穴13bと、シールド板12の爪12dが嵌合
せしめられる角穴13cと、高周波回路基板11に装着
した結線用端子111が挿通せしめられる貫通穴13d
と、高周波回路基板11の位置設定用の切り起し部13
eが形成され、又両端の折り曲げ部13fの下方端には
図示しないシャーシ等に底板13を固定する取付脚13
gが形成されている。
14は底板13に対応する面のみが開放され、高周波回
路基板11、シールド板12、底板13を包囲及び保護
すると共に、外部からシールドする導電性のカバーであ
り、組立時及び組立完了後に高周波回路基板11のエツ
ジl1mが係合せしめられて該高周波回路基板を一定位
置に保持するリブ出し部14aと、底板13に形成した
角穴13bに挿入後カシメ付けられてカバー14を該底
板に固定する爪14bと、切り抜き後内方に折り曲げら
れてシールド板12のエツジ12eを一定の圧力で接触
挾持するバネ性を有するアース用爪14cと、切り抜き
後内方に八字形に折り曲げ加工され、高周波回路基板1
1の上部に形成したアースパターンllkと接触し、半
田付けされるアース用爪14dと、内部に収納される高
周波回路基板11上に実装せられた可変抵抗11b等を
調整するために開けられた調整用穴14eを有している
次に本考案に係る回路基板の組立について説明する。
第3図は本考案に係る本考案に係る回路基板の組立を説
明する組立図である。
尚、第2図と同一部分には同一符号を付しその詳細な説
明は省略する。
まず、シールド板12に形成した爪12c(第2図)に
高周波回路基板11に形成した切り込み11j (第2
図)を係合させ、半田付けにより該シールド板12と高
周波回路基板11を一体に固定する(第3図a)。
これにより、シールド板12は高周波回路基板11にほ
ぼ垂直に組み付けられ、高周波回路ブロック11gt
11h、I Itは互いに隔てられる。
ついで、上記シールド板12と高周波回路基板11とを
一体に固定してなるブロックを底板13に取付ける。
尚この取付けは、シールド板12の2つの爪12dを底
板13の角穴13cに挿通せしめると共に、高周波回路
基板11のエツジ11nが切り起し部13eにはさまれ
るように位置決めした後、爪12dをカシメ付けするこ
とにより行われる(第3図b)。
これにより、高周波回路基板11は底板13に垂直に組
み付けられ、又回路ブロックl1g、llb、lliの
シールド室11g’、 11h’、 11i’がそ
れぞれ形成される。
尚、高周波回路基板11の下方端に形成したアースパタ
ーンllkと底板13間は半田付けによりアース接続さ
れる。
最後に、高周波回路基板11のエツジl1mをリブ出し
14aに係合、保持せしめながらカバー14の爪14b
を底板13の角穴13bに挿通し、カシメ付ける(第3
図C)。
これによりカバー14は底板13に固定されると共に、
シールド板12のエツジ12eはアース用爪14cによ
り一定圧力で接触挾持されてアース接続され、又高周波
回路基板11の上部に形成したアースパターンllkも
アース用爪14dと接触してアース接続が行われる。
以上により、本考案に係る取付構造の組立が完了する。
尚、シールド板12を断面略コ字状に形成した場合につ
いて説明したが必らずしもコ字状である必要はなく少な
くとも3方向にシールド壁を有するものであればよい。
又、カバー14に2つのりブ出し14aを形成したのは
2枚の高周波回路基板を収容するためであるかく1枚或
いは3枚以上の高周波回路基板を収容するために1つ或
いは3つ以上リブ出しを形成しても良い。
以上、本考案によれば高周波回路基板を外部から良好に
シールドすることができると共に、該基板上に形成した
各回路ブロック間を互いに電気的にシールドすることが
できる。
又、本考案に係る取付構造は底板と、シールド板と、カ
バーの3つの部品を必要とするだけであるから、組立作
業、分解修理が容易であり、又コストダウンが図れる。
更に、高周波回路基板は底板の一定位置に強固に固定で
きるため、外部応力によりガタつくことはなく、又半田
付部が外部応力によりいたみ部品の接触不良、アース接
触不良が生じることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回路基板取付構造の概略分解斜視図、第
2図は本考案に係る回路基板の取付構造の分解斜視図、
第3図は本考案に係る回路基板の取付構造の組立を説明
する組立図である。 1.11・・・・・・高周波回路基板、12・・・・・
シールド板、12c・・・・・・爪、2,13・・・・
・・底板、13b・・・・・・角穴、3・・・・・・枠
、14・・・・・・カバー、14a・・・・・・リブ出
し部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取付用穴部が形成された導電体からなる底板と、該底板
    に対応する面のみが開放された密封用導電性カバーと、
    複数の回路ブロックが実装せられると共に、一端に切り
    込みが形成され、前記底板に垂直に取付けられるプリン
    ト基板と、前記切り込みに嵌合する爪部を有し、且つ前
    記プリント基板に実装せられた複数の回路ブロックのう
    ちの特定の回路ブロックをシールドする少くとも三方向
    にシールド壁を有するシールド板を具備し、前記シーツ
    0板に形成した爪をプリント基板に形成した切り込みと
    嵌合させて該シールド板を略垂直にプリント基板に取付
    け、該シールド板の端部を底板に形成した前記取付用穴
    部に略垂直に嵌合させ、前記カバーを前記底板に取付け
    て前記プリント基板GWうとともに該カバーの一つの側
    壁内面を前記゛シールド壁のエツジに捺触させたことを
    特徴とする回路基板の取付構造。
JP15437280U 1980-10-29 1980-10-29 回路基板の取付構造 Expired JPS6018864Y2 (ja)

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JPS5775794U JPS5775794U (ja) 1982-05-11
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