JPH01295830A - 複合段ボールの製造法 - Google Patents

複合段ボールの製造法

Info

Publication number
JPH01295830A
JPH01295830A JP12739988A JP12739988A JPH01295830A JP H01295830 A JPH01295830 A JP H01295830A JP 12739988 A JP12739988 A JP 12739988A JP 12739988 A JP12739988 A JP 12739988A JP H01295830 A JPH01295830 A JP H01295830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin sheet
corrugated board
adhesive
foamed resin
liner paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12739988A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Maeda
純 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical BASF Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Chemical BASF Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical BASF Co Ltd filed Critical Mitsubishi Chemical BASF Co Ltd
Priority to JP12739988A priority Critical patent/JPH01295830A/ja
Publication of JPH01295830A publication Critical patent/JPH01295830A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 1& 本発明は、発泡樹脂シートをさ着した複合段ボールの製
造法に関するものでオ9、本発明により製造された段ボ
ールは果物、野菜、電気部品等の梱包材として好適であ
る。 (従来の技術) 板紙よりなるライナー紙と、波形に成形したコルゲート
中芯とからなる段ボールに耐水性を付与し断熱性を向上
させるため、段ボール本体に発泡lG 樹脂シートを日清する手段がある(実開昭60−152
421号、同60−152422号、同60−1677
20号、同60−167792号)。 このように、段ボール本体に発泡樹脂シートをU 膠着する場合には、発泡樹脂シートに液状接着剤を塗布
し両面段ボール本体の片面に重合接着させる方法、ある
いはライナー紙と発泡樹脂シートとを予め液状接着剤を
用いて積層して複合シートとしておき、片面段ボールの
波形中芯に水系接着剤、例えば澱粉糊を塗布し複合シー
トのライナー紙側と波形中芯とを接着して両面段ボール
本体の片面側に発泡樹脂シート層を形成させる方法があ
る。 (発明が解決しようとする課題) これら製造法における両面段ボールの製造時の水系接着
剤の加熱盤による加熱時の熱エネルギーを有効に利用す
る方法として先に我々は、発泡樹脂シート層と接着用熱
可塑性樹脂フィルム層からなる積層シートと、段ボール
体とを、該段ボール体のライナー紙と中芯の水系接着剤
の加熱乾燥時における加熱盤部の熱により前記接着用熱
可塑性樹脂フィルム層を溶融させ、この溶融樹脂形成層
によって積層シートと段ボール体とを一体とするように
したことを特徴とする複合段ボールの製造法を提案した
(特開昭62−71634号)。 しかしながら、この方法においては、発泡樹脂シート層
と接着用熱可塑性樹脂フィルムとを予じめ溶融積層する
工程があり、この工程を現在の段ボール紙業メーカーで
インブラント化することは困難であり、樹脂シートメー
カーよφ購入してくるのが実情である。 また、この接着用樹脂フィルムの肉厚も10〜40ミク
ロンが一般であり、液状接着剤の使用量の3〜10f/
i(固型分)と比較して3〜4倍の樹脂量であり、接着
剤コストが高い。 本発明は、インブラント化でき、かつ、段ボールと発泡
樹脂シートとの接着剤の使用量を低減できる複合段ボー
ルの製造法を提供する。 (課題を解決する手段) 本発明は、ライナー紙と、コルゲート中芯とを水系接着
剤で貼着した段ボールのライナー紙面に、発泡樹脂シー
トを接着し、これを加熱して前記水系接着剤の乾燥を行
なって発泡樹脂シートが段ボールに一体に貼着した構造
の複合段ボールを製造する方法において、段ボールが加
熱される前に粉末状のホットメルト接着剤を段ボールの
ライナー紙面上に散布し、ついで発泡樹脂シートをこの
段ホールのライナー紙上に重ね合せて積層体としてから
この積層体を加熱装置に導き水系接着剤の乾燥を行うと
共にホットメルト接着剤を溶融させて発泡樹脂シートと
段ボールとを一体とすることを特徴とする複合段ポール
の製造法を提供するものである。 本発明はまた、ライナー紙と、コルゲート中芯とを水系
接着剤で貼着した段ポールのライナー紙面に、発泡樹脂
シートを接着し、これを加熱して前記水系接着剤の乾燥
を行なって発泡樹脂シートが段ボールに一体に貼着した
構造の複合段ボールを製造する方法において、段ボール
が加熱される前に液状接着剤を発泡樹脂シート面状に塗
布し、ついで発泡樹脂シートを段ボールのライナー紙上
に重ね合せて積層体としてからこの積層体を加熱盤上に
導き水系接着剤の乾燥を行なうと共に発泡樹脂シートと
段ボールとを一体とすることを特徴とする複合段ボール
の製造法を提供するものである。 (実施例) 本発明法の実施例を図面に示す装置について説明する。 発泡樹脂シート1は、巻軸4に巻装してロール5とし、
段ボール製造装置6の加熱乾燥機7の導入側上方に設け
たスタンド8に設定する。 前記段ボール製造装置6においては、板紙よりなる裏ラ
イナ原紙巻装体9をスタンド10に設定し、紙中芯原紙
巻装体11をスタンド12に設定し、板紙よりなる表ラ
イナー原紙巻装体13をスタンド14に設定してあり、
紙中芯原紙巻装体11より操出した紙中芯原紙をコルゲ
ータ1501ルゲートロール16.17間で波形状中芯
18とし糊付は機19によって波形状中芯18の波形頂
部に澱粉糊を塗布し、コルゲートロール17と案内ロー
ル20間において、裏ライナ原紙巻装体9より操出した
裏ライナー原紙21と波形状中芯18とを糊層して片面
段ボール状とした連続体22とし、次いで、糊付は機2
3により連続体22の波形状中芯18の露出する波形頂
部に澱粉糊を塗布し、表ライナー原紙巻装体13より操
出した表ライナ−紙を連続体22の波形状中芯18の波
形頂部に当てながら押えロール24.25間を通過させ
る。 ついでこの裏ライナー原紙21上に、ホットメルト樹脂
接着剤2をドクターブレード3のスリットより落下させ
、連続体22を加熱乾燥機7の加熱盤部26と、下走部
内側に当てロール27aを備えた回動押圧ベルト27と
の間に導入させると同時に、ロール5からくり出した発
泡樹脂シート1を連続体22の裏ライナー紙に重ね合せ
、連続体22と発泡樹脂シートlとを加熱盤部26と回
動押圧ベルト27間に導き、130℃〜180℃に加熱
された加熱盤部26によって接着用ホットメルト接着剤
2を溶融させ、裏ライナー紙と発泡樹脂シート層1との
間に溶融樹脂形成層28を形成し、この溶融樹脂形成層
28と発泡樹脂シート層1と裏ライナー原紙とが一体化
され、次に加熱乾燥機7の次位に配置した罫ロール29
.30で流れ方向の罫線を付け、次いでカッタ31によ
って所定長に切断し、第3図に示すように、裏ライナー
紙32、中芯33、表ライナー紙34からなる段ボール
体35と、溶融樹脂形成層28と発泡樹脂シート層1を
一体とする複合段ボール36を形成する(第2図参照)
。 前記積層シート3を形成する発泡樹脂シート層1の樹脂
としてはポリスチレン、架橋ポリエチレン、ポリプロピ
レン等があや、発泡樹脂シート層1の肉厚は0.5〜3
■程度、密度は0.03〜0.5f/−とする。 ホットメルト接着剤2としては、発泡樹脂シート1の素
材樹脂の融点よりも10℃以上低い融点を有する粒径が
0.1■以下の樹脂のパウダーを用いる。例えば発泡樹
脂シートの素材がポリプロピレンのときは、ホットメル
ト接着剤としては低密度ポリエチレン、エチレン・酢酸
ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体やその
金属塩(Na 。 zn++、At″” K+ )、エチレン・メタクリル
酸共重合体およびその金属塩等が用いられる。発泡樹脂
シートの素材がポリスチレンのときは、ホットメルト接
着剤としてエチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・
アクリル酸共重合体を用いる。 発泡樹脂シート1または表ライナー紙130弐面にはア
ルミニウム箔や蒸着アルミニウムが接着されていてもよ
い。 本発明の別の態様として第3図に示すように液状接着剤
2′を用い、これを発泡樹脂シート1に塗布して用いて
もよい。液状接着剤としてはSBRラテックス、澱粉糊
、アクリル系樹脂ラテックス、溶剤型ポリエステル接着
剤、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、ロジ
ン等が利用できる。 勿論、溶融したホットメルト接着剤も使用できる。 (発明の効果) 発泡樹脂シートlと段ボール体との一体化のために用い
るホットメルト樹脂接着剤2の溶融熱原としてライナー
紙と中芯を接着した澱粉糊を乾燥させる熱を利用するの
で経済性に優れる。 また、発泡樹脂シートと段ボール体との一体化の接着剤
2として粒径が0.02〜0.1 mの粉末状のホット
メルト樹脂接着剤または液状接着剤を用いるのでインブ
ラント化で複合段ポールができ、かつこの接着剤層の肉
厚を2〜10ミクロンと薄くでき経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図と第3図は本発明の複合段ボールを製造する装置
の平面図、第3図は本発明法にょ9製造した発泡樹脂シ
ート張着複合段ボールの要部断面図である。 特許出願人 三菱油化パーディッシェ株式会社代理人 
弁理士  長 谷 正 久 代理人 弁理士  山 本 隆 也 手  続  補  正  書          4I
!昭和63年9月13日    第 特許庁長官 吉 田文毅 殿         する逼
L 事件の表示                  
し′1昭和63年特許願第127399号     図
で・2 発明の名称 複合段ボールの製造法 λ 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 三重県四日市市用尻町1000番地名称  三菱
油化バーデイツシエ株式会社屯代理・人 住所 東京都千代田区丸の内二丁目5番2号三菱油化株
式会社内 & 補正命令の日付 昭和63年8月3日(発送臼 8月30日)る。
【図面の簡単な説明】
1図と第3図は本発明の複合段ボールを製造装置の平面
図、第2図は本発明法によ抄製造尾泡樹脂シート張着複
合段ボールの要部断面らる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)、ライナー紙と、コルゲート中芯とを水系接着剤で
    貼着した段ボールのライナー紙面に、発泡樹脂シートを
    接着し、これを加熱して前記水系接着剤の乾燥を行なつ
    て発泡樹脂シートが段ボールに一体に貼着した構造の複
    合段ボールを製造する方法において、段ボールが加熱さ
    れる前に粉末状のホットメルト接着剤を段ボールのライ
    ナー紙面上に散布し、ついで発泡樹脂シートをこの段ボ
    ールのライナー紙上に重ね合せて積層体としてからこの
    積層体を加熱装置に導き水系接着剤の乾燥を行うと共に
    ホットメルト接着剤を溶融させて発泡樹脂シートと段ボ
    ールとを一体とすることを特徴とする複合段ボールの製
    造法。 2)、加熱装置が加熱盤であることを特徴とする請求項
    第1項記載の製造方法。 3)、ライナー紙と、コルゲート中芯とを水系接着剤で
    貼着した段ボールのライナー紙面に、発泡樹脂シートを
    接着し、これを加熱して前記水系接着剤の乾燥を行なつ
    て発泡樹脂シートが段ボールに一体に貼着した構造の複
    合段ボールを製造する方法において、段ボールが加熱さ
    れる前に液状接着剤を発泡樹脂シート面状に塗布し、つ
    いで発泡樹脂シートを段ボールのライナー紙上に重ね合
    せて積層体としてからこの積層体を加熱装置に導き水系
    接着剤の乾燥を行なうと共に発泡樹脂シートと段ボール
    とを一体とすることを特徴とする複合段ボールの製造法
JP12739988A 1988-05-25 1988-05-25 複合段ボールの製造法 Pending JPH01295830A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12739988A JPH01295830A (ja) 1988-05-25 1988-05-25 複合段ボールの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12739988A JPH01295830A (ja) 1988-05-25 1988-05-25 複合段ボールの製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01295830A true JPH01295830A (ja) 1989-11-29

Family

ID=14959030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12739988A Pending JPH01295830A (ja) 1988-05-25 1988-05-25 複合段ボールの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01295830A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004076167A1 (en) * 2003-02-28 2004-09-10 Honey-Cell Composite Co., Ltd. Composite panel, manufacturing method thereof and manufacturing apparatus thereof
CN115341412A (zh) * 2022-08-06 2022-11-15 正业包装(中山)有限公司 一种高强度超薄复合瓦楞纸板的制备工艺

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004076167A1 (en) * 2003-02-28 2004-09-10 Honey-Cell Composite Co., Ltd. Composite panel, manufacturing method thereof and manufacturing apparatus thereof
CN115341412A (zh) * 2022-08-06 2022-11-15 正业包装(中山)有限公司 一种高强度超薄复合瓦楞纸板的制备工艺
CN115341412B (zh) * 2022-08-06 2023-07-21 正业包装(中山)有限公司 一种高强度超薄复合瓦楞纸板的制备工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100338659B1 (ko) 박리가능한패키징라미네이트및이의제조방법
EP0958190B1 (en) A laminated packaging material, a method of producing the material, and a packaging container produced from the material
US4216046A (en) Manufacture of articles of polyvinyl chloride foil with sealed-in reinforcement material
US2446414A (en) Method of applying heat-sealable labels
JPH028579B2 (ja)
JPH01295830A (ja) 複合段ボールの製造法
GB1601491A (en) Method and apparatus for producing a laminate
JP3887722B2 (ja) 情報通信体
JP3234584B2 (ja) ポリエチレン系緩衝用シートの製造方法
JP2796773B2 (ja) 防水段ボールの製造方法
FI75758B (fi) Foerfarande foer framstaellning av skivor.
JPS6143188B2 (ja)
JPS6271634A (ja) 段ボ−ルの製造法
JPH06170992A (ja) フィルムラミネート段ボール及びその製造方法
JPS62179923A (ja) ライン加工シ−ト製造法
JPS62151323A (ja) 合成樹脂フイルムでラミネ−トされた板紙の接着方法
JPH0519465B2 (ja)
JPH1191826A (ja) 蓋 材
JP2001040308A (ja) 情報通信体用疑似接着フィルム及びそれを用いた情報通信体とその製造方法
JP2009078360A (ja) 転写箔製品及び転写箔製品の製造方法
JPH0437869B2 (ja)
JP3339362B2 (ja) カード体の製造方法
JPS6144660B2 (ja)
JPH05138818A (ja) 突板シ−トの製造方法
JP2000079648A (ja) 三次元造形機用の感熱接着紙、及び三次元造形物