JPH01294509A - 熱衝撃破壊抵抗が100以上の炭素材の製造法 - Google Patents

熱衝撃破壊抵抗が100以上の炭素材の製造法

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JPH01294509A
JPH01294509A JP63126659A JP12665988A JPH01294509A JP H01294509 A JPH01294509 A JP H01294509A JP 63126659 A JP63126659 A JP 63126659A JP 12665988 A JP12665988 A JP 12665988A JP H01294509 A JPH01294509 A JP H01294509A
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JP
Japan
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aggregate
powder
thermal shock
fracture resistance
carbonaceous material
Prior art date
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Pending
Application number
JP63126659A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Watanabe
美博 渡辺
Hideo Nozawa
野沢 秀男
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は熱@隼破壊抵抗に優れた炭素材の製造法に関す
る。
(従来の技術) 炭素材は価格に対比して耐熱性に優れ、熱衝撃に強い材
料であることから、冶金用、原子力産業用、宇宙産業用
等に広く利用されている。
例えばアルミニウム蒸着用るつぼは、常温から約15o
o℃に加熱される繰り返しに耐える。溶融アルミニウム
との反応、酸化等の条件も加わって次第に劣化し、やが
て破壊するに至るが、その耐用回数は数千回に達するも
のがあり、他の材料に代替でき麿い。次式で表わされる
炭素材の熱衝撃破壊抵抗TRは70〜80とされている
(μΩ−cm)  (kg/m) (XIO−弐)(発
明が解決しようとする課題) しかしながら、  TRを大きくする要求は逐年高まっ
て来ているが、まだこの要求に適する炭素材が得られな
い実状である。
本発明は、上述したことに鑑み+ ’I’aが100以
上の炭素材の製造法を提供することを目的とする。
(課題を解決するだめの手段) 発明者らは鋭意検討の結果、炭素材の製造における骨材
の粒度分布幅及び成形粉の粒度分布幅を小さぐすればT
aを100以上にできることを見出し2本発明を完成す
るに至った。
本発明は2粒子径(μm)が平均値20±3.最大値4
0及び最小値5の分布を有する骨材に結合材を加えて捏
合及び粉砕し9粒子径(μm)が平均値25±5.最大
値60及び最小値5の分布を有する成形粉を得、該成形
粉を成形、焼成及び黒鉛化する熱衝撃破壊抵抗が100
以上の炭素材の製造法に関する。
本発明において、骨材は無定形炭素粉及び黒鉛粉のいず
れでもよいが9石炭系又は石油系のモザイク状のピッチ
コークスが好ましい。結合材は炭化率の大きい有機物で
あればよく特に制限はないが、タールピッチが好ましい
。骨材及び結合材は公知の方法で捏合、粉砕、成形、焼
成及び黒鉛化して炭素材を得る。骨材及び成形粉の粒子
径は上記した範囲とされる。この範囲からはずれるとT
Rが100以上にならない。骨材及び成形粉の粒子径を
上記の範囲とするには、骨材又は捏和物をボールミルで
粉砕し、粉砕物を風力分級する方法が好ましい。
(作用) 骨材及び成形粉の粒子径の分布を前記した分布幅に狭め
ることにより、従来の曲げ強度低下の要因であった組織
欠陥を除くことができて曲げ強度が向上し、また粒子間
空隙が多くなるのでヤング率が低下し、熱膨張による吸
収がなされて熱膨張係数が小さくなる。さらに電気比抵
抗が低下しこれに反比例して熱伝導率が増大し、これら
の結果として熱衝撃破壊抵抗が増大する。
(実施例) 次に本発明の詳細な説明する。
実施例1 石炭系モザイク状ピッチコークスを20+++m以下に
粗砕後、アルミナ製ボールミルに入れて粉砕し。
次いで風力分級して粒子径が平均値20μm、最大値4
0μm及び最小値5ttmの骨材を得な。この骨材10
0重量部に軟化点70℃のタールピッチ50重量部を加
えて捏合機で200℃で捏合し7た。冷却後捏合塊をア
ルミナ製ボールミルに入れて粉砕し風力分級[−で粒子
径が平均値23μm。
最大値50μm、l!に小値5μmの成形粉を得た。
この成形粉を1.5 ton/dの圧力でラバープレス
で成形し、  100 X 100 X 200 (m
m)の成形体を得、これを還元雰囲気炉で毎時5℃で昇
温し1000℃で焼成後、電気炉で3000℃で黒鉛化
し炭素材を得た。得られた炭素材の物理特性を第1表に
示す。
実施例2 実施例1で用いたと同じピッチコークスをボールミル粉
砕と風力分級により粒子径が平均値18μm、最大値3
5μm及び最小値5μmの粉度分布を有する骨材を得た
。この骨材100重量部に軟化点70℃のタールピッチ
55重量部を加えて捏合機で200℃で捏合し、冷却後
捏合塊をボールミル粉砕と風力分級により粒子径が平均
値20μm、最大値60μm及び最小値8μmの成形粉
を得た。以下この成形粉を実施例1と同じ条件で成形し
、焼成及び黒鉛化して炭素材を得た。得られた炭素材の
特性を第1表に示す。
比較例 実施例1で用いたと同じピッチコークスを反発式の粉砕
機で粉砕し粒子径が平均値20μm、i犬値120μm
及び最小値1μmの粒度分布を有する骨材を得た。この
骨材100重量部に軟化点70℃のタールピッチ55重
量部を加えて捏合機で200℃で捏和した。冷却後捏合
塊を前記反発式粉砕機で粉砕し2粒子径が平均値23μ
m、最大値130μm及び最小値1μmの成形粉を得た
この成形粉を用いて実施例1と同じ条件で成形。
焼成及び黒鉛化して炭素材を得た。得られた炭素材の特
性を第1表に示す。
第1表 実施例のように粒度分布をシャープにすることで、第1
表に示すように、かさ密度は小さくなるが曲げ強度は増
大し、熱膨張係数、電気比抵抗及びヤング率が低下し、
熱衝撃破壊抵抗が大きくなる。
実施例及び比較例で得られた炭素材でアルミニウム蒸着
用るつぼを作成し、アルミニウムの耐久試験を行ったと
ころ、比較例の材料を用いたるつぼは15〜20回の寿
命であったが、実施例1及び実施例2の材料を用いたる
つぼは27〜37回及び20〜30回の使用に耐えた。
(発明の効果) 本発明によれば、熱衝撃破壊抵抗が100以上の炭素材
の製造が可能となり、得られる炭素材はアルミニウム蒸
着用るつぼ、シリコン単結晶引上げ用るつぼ及びボート
、その他各種の耐熱衝撃性を要求される分野に用途が拡
大される。
−″ 代理人 弁理士 若 林 邦 彦  ゛・ 、A・

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.粒子径(μm)が平均値20±3,最大値40及び
    最小値5の分布を有する骨材に結合材を加えて捏合及び
    粉砕し,粒子径(μm)が平均値25±5,最大値60
    及び最小値5の分布を有する成形粉を得,該成形粉を成
    形,焼成及び黒鉛化することを特徴とする熱衝撃破壊抵
    抗が100以上の炭素材の製造法。
JP63126659A 1988-05-24 1988-05-24 熱衝撃破壊抵抗が100以上の炭素材の製造法 Pending JPH01294509A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006225262A (ja) * 1999-04-06 2006-08-31 Toyo Tanso Kk シリコン単結晶引上用黒鉛ルツボ
JP2008290943A (ja) * 2008-08-04 2008-12-04 Shin Nippon Techno Carbon Kk シリコン単結晶製造用黒鉛ルツボの製造方法
JP2010208939A (ja) * 1999-04-06 2010-09-24 Toyo Tanso Kk シリコン単結晶引上用黒鉛ルツボ

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