JPH0129309Y2 - - Google Patents

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JPH0129309Y2
JPH0129309Y2 JP15703085U JP15703085U JPH0129309Y2 JP H0129309 Y2 JPH0129309 Y2 JP H0129309Y2 JP 15703085 U JP15703085 U JP 15703085U JP 15703085 U JP15703085 U JP 15703085U JP H0129309 Y2 JPH0129309 Y2 JP H0129309Y2
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JP
Japan
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inching
valve
port
pump
pressure oil
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JP15703085U
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JPS6266043U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、圧油力とバネ力でON・OFFする油
圧作動クラツチによつて前後進及び速度段を切換
えるようにした油圧切換式変速機の油圧装置に関
するものである。
従来の技術 第3図に示すように、ポンプPの吐出圧油をイ
ンチングバルブ1及びオリフイス2並びにアキユ
ームレータバルブ3を経て変速弁、例えば方向切
換弁4を切換えることで変速用の油圧作動クラツ
チ、例えば前進用クラツチ5と後進用クラツチ6
の受圧室5a,6aに供給するようにした油圧装
置が知られている。
この油圧装置であれば方向切換弁4を切換える
ことで前進用クラツチ5又は後進用クラツチ6を
ONして前進又は後進に変速できると共に、イン
チングバルブ1のスプール7を図示より右方に押
動してスリーブ8と離隔すると、受圧室9内の圧
力でスリーブ8はバネ10に抗して入口ポート1
1と出口ポート12とを遮断する位置に移動して
出口ポート12の圧油を減圧できるから、スプー
ル7の操作量に比例して前後進クラツチ5,6の
受圧室5a,6a内の圧油を減圧して半クラツチ
状態にすることで車両を微走行できる。
考案が解決しようとする問題点 前進用クラツチ5と後進用クラツチ6と切換え
る場合に、その受圧室5a,6a内の圧油が急激
に上昇しないようにするためにオリフイス2が設
けてあるので、前述のインチングバルブ1を操作
して発進する時、つまりインチング発進操作時に
はポンプPの吐出圧油がオリフイス2によつて絞
られ、受圧室5a,6aに供給されるまでに時間
がかかつてスムーズに発進できない。
このことを防止するにはオリフイス2の径を大
きくすれば良いが、そのようにすると通常発進及
び前後進切換等の変速時に大きなシヨツクが生じ
てしまう。
問題点を解決するための手段及び作用 ポンプの吐出側と変速弁の入口側とをインチン
グバルブを介してインチング操作位置とすると連
通し、かつ非インチング操作位置とした時には遮
断するように連通して、インチング操作時にはオ
リフイスの径に関係なしにポンプの吐出圧油を変
速弁の入口側に供給できるようにしたものであ
る。
実施例 インチングバルブ1に補助ポート13を形成
し、この補助ポート13を方向切換弁4の入口
側、つまり入口ポート4aに接続すると共に、ス
プール7を図示の様にインチング非操作位置とし
て入口ポート11と出口ポート12とを連通した
時には入口ポート11と補助ポート13とがスリ
ーブ8で遮断し、第2図に示すようにスプール7
を右方に押動してインチング操作位置として入口
ポート11と出口ポート12とを遮断する方向に
所定ストローク移動した時にはスリーブ8によつ
て入口ポート11と補助ポート13とが連通する
ようにしてある。
つまり、スリーブ8には入口ポート11と補助
ポート13と出口ポート12とを断通する小径部
8aが形成され、スプール7を第1図に示すよう
にインチング非操作位置とした時には小径部8a
が入口ポート11と出口ポート12とに亘つて位
置して両ポートを連通し、第2図に示すようにス
プール7をインチング操作位置とすると、出口ポ
ート12より流入した受圧室9内の圧油力でスリ
ーブ8がバネ10に抗して右方にS1だけ移動開始
すると小径部8aは入口ポート11と補助ポート
13とに亘つて位置して両ポートを連通する。
なお、S1だけ移動すると入口ポート11と小径
部8aとが遮断するが、インチングバルブ1は通
常の減圧弁と同様に入口ポート11と出口ポート
12とが遮断すると出口ポート12の圧油力が低
下して受圧室9内の圧油力も低下しスリーブ8は
バネ10によつて左方に移動されて入口ポート1
1と小径部8aとを連通して入口ポート11と出
口ポート12とを連通すると共に、この動作を繰
り返してスプール7の操作ストロークに応じた圧
油力に減圧するので、スプール7をインチング操
作位置とすると入口ポート11と補助ポート13
とは断続的に連通されることになる。
しかして、インチングバルブ1をインチング操
作位置としてインチング発進操作する際にはポン
プPの吐出圧油がインチングバルブ1をバイパス
して方向切換弁4の入口ポート4aに直接供給さ
れるので、オリフイス2の径に関係なしに十分な
る油量を短時間に前後進用クラツチ5,6の受圧
室5a,6aに供給できてスムーズに発進できる
と共に、オリフイス2の径を小さくして変速時、
例えば前後進切換時のシヨツクを低減できる。
考案の効果 インチングバルブ1をインチング操作位置とす
るとポンプPの吐出圧油がインチングバルブ1を
経て変速弁の入口側に直接供給されるから、オリ
フイス2の径に関係なしに十分なる油量を短時間
に供給できてインチング発進操作時にスムーズに
発進できると共に、オリフイス2によつて変速時
のシヨツクを低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
はインチング操作時の説明図、第3図は従来例の
断面図である。 1はインチングバルブ、2はオリフイス、Pは
ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧油力とバネ力とでON・OFFする油圧作動ク
    ラツチによつて変速される油圧切換式変速機にお
    いて、ポンプPの吐出圧油をインチングバルブ1
    及びオリフイス2を経て変速弁によつて前記油圧
    作動クラツチに供給制御すると共に、この変速弁
    の入口側とポンプPの吐出側とをインチングバル
    ブ1を経て、インチングバルブ1をインチング非
    操作位置とした時には遮断し、インチング操作位
    置とした時には連通するように連通したことを特
    徴とする油圧切換式変速機の油圧装置。
JP15703085U 1985-10-16 1985-10-16 Expired JPH0129309Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15703085U JPH0129309Y2 (ja) 1985-10-16 1985-10-16

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JP15703085U JPH0129309Y2 (ja) 1985-10-16 1985-10-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6266043U JPS6266043U (ja) 1987-04-24
JPH0129309Y2 true JPH0129309Y2 (ja) 1989-09-06

Family

ID=31079198

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JP15703085U Expired JPH0129309Y2 (ja) 1985-10-16 1985-10-16

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JPS6266043U (ja) 1987-04-24

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