JPH01289367A - カラー原稿読取装置の光源ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 一般にカラー原稿の読み取りに於て、赤（Ｒ）、緑（Ｇ
）、青（Ｂ）夫々への色分解の手段として、原稿を照射
する光源に相違なる発光スペクトルを有する複数の光源
を用い、これを順次点滅駆動させて情報を色分解して読
み取る方式がある。

この方式の原稿読取装置の構成を第２図に示し、この装
置について説明する。互いに発光色の異なる３本の光源
、光信号を読み取るイメージセンサ、前記光源によって
照射された原稿からの反射光を前記イメージセンサに導
く等倍結像レンズで構成される原稿読取ユニットは図示
されていない原稿読取ユニット送り装置により、矢印の
方向へ移動する。前記原稿１１を照射する光源として３
本の光源を有し、その中光源ＩＡは赤色成分の分光放射
特性をもった光源であり、光源ＩＢは青色成分の分光放
射特性をもった光源であり、光源ＩＣは緑色成分の分光
放射特性をもった光源である。

前記原稿１１で反射した光源からの光は等倍結像レンズ
１２に入射する。そして等倍結像しンズエ２を出た光は
イメージセンサ１３に入射スる。

この場合、まず光源ＩＡが点灯するとイメージセンサ１
３へは光源ＩＡの分光放射特性に応じた光が入射する。

従ってイメージセンサ１３からは入射光に応じた信号が
処理部１６に送られて処理の後に赤色成分信号ＳＲを得
る。

次に、光源ＩＡが消灯し光源ＩＢが点灯する。

上記と同様に今回は青色成分信号ＳＢを得る。次に光源
ＩＢが消灯し光源ｌＣが点灯する。上記と同様に今回は
緑色成分信号ＳＧを得る。次に原稿読取ユニット１４が
矢印の方向へ所定の距離だけ移動し、上記のサイクルを
繰り返し順次原稿の読み取りを行うものである。

この種の読取装置では上記３個の光源ｌＡ１１Ｂ、ＩＣ
の構成として、原稿１１上の原稿読取部１５に対しての
発光強度が各光源によって等しくなるようにその下方周
辺に配置し、更に上記原稿読取部１５における反射光を
イメージセンサ］３上のセンサチップに結像するように
等倍結像レンズ１２を配置するのが一般的である。

ところが前記３個の光源ＩＡ、ＩＢ、ＩＣの夫々の相対
位置が固定できないため、原稿読み取り部１５と原稿上
の最大発光強度を得る位置とがずれ、イメージセンサ１
３から出る出力信号がノイズイになることがあった。

［発明の解決しようとする問題点コ 本発明の目的は、これらの問題点を解決し、忠実に原稿
の色分解が出来、ノイズのすくない出力信号を得られる
カラー原稿読取装置の光源ユニットを提供することであ
る。

［問題点を解決するための手段］ 本発明のカラー原稿読取装置の光源ユニットは、互いに
発光色の異なる複数の光源を備えこれらの光源を順次点
灯制御して前記光源によって照射された原稿からの反射
光を等倍結像レンズを使ってイメージセンサに導いて色
分解信号を得るカラー原稿読み取り装置に於て、前記複
数の光源を構成する赤、緑、青の光源の左、右端の取り
付け部材を夫々絶縁体にて一体に形成し、これら左、右
の一対の取り付け部材で前記複数の光源をユニット化し
、前記ユニットに左、右夫々に前記等倍結像レンズを取
り付ける位置決め部材を具備したことを特徴とする。

［作用］ 本発明の上記構成によれば、複数の光源を相対的に位置
を固定でき、さらにその光源のユニットの等倍結像レン
ズを取り付ける位置決め部材に等倍結像レンズを取り付
けることにより、夫々の光源と等倍結像レンズの相対位
置が固定できるために、大光量をイメージセンサに入射
できるためノイズのすくない出力信号を得ることが可能
である。

［実施例コ 第１図は本発明のカラー光源ユニットの斜視図である。

図示しない原稿１１を照射する手段としては３個の光源
を有し、ＬＡは赤色成分の分光放射特性を有するネオン
蛍光灯であり、ＩＢは青色成分の分光放射特性を有する
キセノン蛍光灯であり、ＩＣは緑色成分の分光放射特性
を有するキセノン蛍光灯である。この前記の赤色光源Ｉ
Ａ、青色光源ＩＢおよび緑色光源ＩＣの構成を原稿１１
上の原稿読取部１５における発光強度がそれぞれ最大に
なるように配置するために、光源を取り付ける溝を付け
た絶縁体で形成される一対の取り付け部材２１．２２に
それぞれの光源を取り付けている。

更に、原稿１１上で反射した光源からの光を図示しない
イメージセンサ１３に入射させるための等倍結像レンズ
１２を前記原稿読取部１５で反射した光源からの光をイ
メージセンサ１３に結像すれるように配置するために、
前記取り付け部材２１．２２にＵ型の突起を付け、等倍
結像レンズ１２にその突起を受けるＵ型溝を付けて突起
と溝を合わせるように等倍結像レンズ１２を取り付け部
材２１．２２取り付け、ユニット化する。第３図は前記
等倍結像レンズ１２を前記取り付け部材２１．２２に取
り付ける構成を示す簡略図である。

第４図は前記等倍結像レンズ１２を前記取り付け部材２
１．２２に取り付ける構成を示す別の実施例の簡略図で
ある。前記取り付け部材２１．２２それぞれに丸型の穴
を空け、更に等倍結像レンズ１２に丸型の穴を空け、丸
型の穴があうように等倍結像レンズ１２を取り付け部材
２１．２２に取り付ける。前記穴に等倍結像レンズ１２
が取り付け部材２１．２２に固定されるように円柱形の
固定軸２３を通すことによりこれらをユニット化する。

［発明の効果］ 以上のように本発明によると、赤、緑及び青に対応する
夫々の光源の原稿読取位置での発光強度が最大で一様と
なるように配置出来、更に前記原稿読取位置での反射光
をイメージセンサに導くよう等倍結像レンズを配置でき
る。これによ−り大光量をイメージセンサに入射できる
ため、ノイズの小さい出力信号を得ることが可能である
。更にユニット化しているためランプの交換時などユニ
ット毎に取り外すことが出来るためメインテナンスが容
易であるという特徴をもつ。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のカラー光源ユニットの斜視図。 第２図は原稿を照射する光源に相違なる発光スペクトル
を有する複数の光源を用い、これを順次点滅駆動させて
情報を色分解して読み取る方式の原稿読取装置の構成図
。 第３図は等倍結像レンズを取り付け部材に取り付ける構
成を示す簡略図。 第４図は等倍結像レンズを取り付け部材に取り付ける構
成を示す別の実施例の簡略図。 ＩＡ・・・・・・光源（赤） １Ｂ・・・・・・光源（青） ＩＣ・・・・・・光源（緑） １２・・・・・・等倍結像レンズ １３・・・・・・イメージセンサ １１・・・・・・原稿 ２１・・・・・・取り付け部材（右） ２２・・・・・・取り付け部材（左） 以上 出願人　セイコーエプソン株式会社 代理人　弁理土鈴本番三部（他１名） 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 互いに発行色の異なる複数の光源を備えこれらの光源を
   順次点灯制御して前記光源によって照射された原稿から
   の反射光を等倍結像レンズを使ってイメージセンサに導
   いて色分解信号を得るカラー原稿読取装置に於て、 前記複数の光源を構成する赤、緑、青の光源の左、右端
   の取り付け部材を夫々絶縁体にて一体に形成し、これら
   左、右の一対の取り付け部材で前記複数の光源をユニッ
   ト化し、前記ユニットに左、右夫々に前記等倍結像レン
   ズを取り付ける位置決め部材を具備したことを特徴とす
   るカラー原稿読取装置の光源ユニット。