JP2763839B2 - イメージスキャナ - Google Patents
イメージスキャナInfo
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Description
を当ててその反射光をイメージセンサに導いて電気信号
に変換するイメージスキャナに関する。
部分的に示してある。これらの図において、符号21は
その下面に文字や図形等の画像、例えばバーコードを表
示されたカードを示している。このカード21は、ガイ
ド板22,23からなるカード通路24を図示されない
カード搬送ローラによって一方向に搬送される。カード
通路24には、イメージスキャナの照明ユニット25が
配設されている。この照明ユニット25は、照明用光源
26と、この光源を収納したケーシング27とからなっ
ている。光源26は、LED等のような発光素子をカー
ド21の走行方向と直交する向きに複数個ずつ並列させ
て配置したものである。
リット23aからカード通路24に向けて照射され、該
通路を搬送されるカード21の下面で反射されたのち、
光路Oを通り図示されないイメージセンサに入射され
る。このイメージセンサは、CCD等で構成されてい
て、入射された光の強弱すなわち画像の明暗に応じてこ
れを電気信号に変換し、バーコード等の表示を検出し読
み取るようになっている。
24は、カード厚に対して充分な余裕をもってその高さ
が決められている。そのために、カード通路24を搬送
されるカード21は、実線で示すように光源26に近い
位置を走行する場合や、カード21が変形して湾曲して
いる場合は、鎖線21Aで示す光源26から離れた位置
を走行する走行軌跡をとる場合がある。
サの出力(シェーディング曲線)を図5に示している。
図5において、曲線Aは、実線で示すカード21のよう
に光源26に近接して走行するときのイメージセンサの
出力を示し、曲線Bは、カード21が光源26から最も
離れた位置を走行するときの出力に近い出力を示してい
る。
6から最も離れた位置を走行するとき、ライン方向のイ
メージセンサの出力は、これに連れて大きく低下し、バ
ーコードの濃淡を正確に検出できなくなる。カードの走
行位置によって、イメージセンサの出力の差が出る原因
としては、光源26の照度不足、イメージセンサとカー
ド21との距離が短い、等が考えられる。光源の照度不
足を補うには、高価で発光度の高い光源を用いれば良い
のであるが、コストアップを免れない、という問題があ
る。また、イメージセンサをカード通路24から充分に
離して配設すれば、カード21との間の多少の距離の変
動には対処できるのであるが、光路が長くなる分だけイ
メージスキャナが大嵩になる、という問題が出てくる。
いながら小嵩化を可能にしたイメージスキャナの提供に
ある。
を物体に当ててその反射光をイメージセンサに導くイメ
ージスキャナにおいて、上記光源を発光素子を複数個並
べて配置したものとすると共に、上記複数個の発光素子
の配置方向を上記イメージセンサの走査方向とし、上記
光源と物体との間に、光源からの光を上記走査方向に分
光する分光手段と、この分光した光を拡散させる拡散手
段を設けたことを特徴とする。
分光されたのち、拡散手段で拡散されて物体を照明し、
走査方向における光量の分布を均す。光量分布を均され
た物体の表示画像の光信号は、該物体から比較的近い位
置に配設されたイメージセンサで検知されて電気信号に
変換される。物体とイメージセンサとの距離が空間的に
変動すると、イメージセンサの出力もこれに連れて変動
するが、この出力は、物体とイメージセンサーとの距離
が離れた時に小さくなるが、変化する前とピーク位置を
合わせた場合、センサー出力の波形(シェーディング曲
線)は一致するので、同じ比率で変動し、表示画像の濃
淡に応じた出力値となる。
に説明する。
るカード通路3には、イメージスキャナ4のケーシング
5のスリット6が開口させられている。ケーシング5
は、LED等の発光素子からなる照明用の光源7を格納
した第1ケーシング5aと、レンズ8とCCD等からな
るイメージセンサ9を格納した第2ケーシング5bとか
らなっていて、両ケーシングは互いに一体化されてい
る。光源7は、スリット6の直下に間を置いて二列でセ
ンサの走査方向に向かって複数個配列され、図示されな
いホルダとプリント基板に保持されてケーシング内に固
定されている。
は、光源側から分光板11と拡散板12がこの順に配設
されている。分光手段としての分光板11は、図2及び
図3にも示すように、入射面である分光面11aを複数
のプリズム状に形成され、出射面11bを平坦な面に形
成されている。この分光板11は、合成樹脂製であっ
て、その分光面11aの角度は、図示の例の場合、90
度に形成されている。分光面11aの稜線は、図1
(a)においては左右方向であって、図2においては矢
印で示す走査方向に対して直交する向きに延びている。
面12aを平坦面に形成され、その出射面12bを微小
凹凸からなる光拡散面に形成されている。分光板11と
拡散板12は、互いに密着されても良いし、互いの間に
空間が存在しても良い。分光板11,拡散板12と光源
7との相対位置を保つためには、光源7を保持するホル
ダに両板を重合して固定することが望ましい。
照明するカード13の表示の反射光をライン状に入力さ
れるラインセンサであり、表示であるバーコードを一回
のスキャンで読み取るようになっている。イメージセン
サ9は、光路O上に配設されていて、レンズ8を通った
光情報を入力される。
分光板11の下位の両側に間隔をおいて並べて配置され
ている。分光板11と拡散板12には、反射光の光路O
が通るための窓孔11c,12cがそれぞれ形成されて
いる。
板11の分光面11aで矢印で示す走査方向に屈折させ
られて拡散板12に入射し、その拡散面12bで更に拡
散されたのち、カード13の下面の表示を照明する。分
光され拡散された照明光は、スリット6を通ってカード
下面を均一な照度分布で照明する。
らの反射光は、光路Oからレンズ8を経てイメージセン
サ9に濃淡を持った光情報として入力される。このと
き、表示(バーコード)からの非画像部の反射光に応じ
てイメージセンサ9が出力する曲線は、図5に符号A,
C,Dで示すように現われる。曲線Aは、カード13が
ガイド板2に近接して走行する場合の出力を表し、曲線
Cは、カード通路3の中位を走行する場合の出力を表
し、曲線Dは、カード13がガイド板2から最も離れて
走行する場合の出力を表している。
7の照明光が分光板11と拡散板12で分光され且つ拡
散されたことによる照明光の均一な分布が平行に移動し
ていることである。このことは、曲線Dと曲線Bを比べ
たときに如実に現われていて、分光板や拡散板を用いな
い場合には、イメージセンサに近い時は曲線Aで示すよ
うにセンサー出力が分光板や拡散板を用いたものと同じ
であるが、イメージセンサから遠ざかっているときは、
曲線Bに示すように、出力の分布が走査方向両端部で大
きく低下していることから良く判る。すなわち、分光板
や拡散板を設けない従来技術だと、被写体距離が離れた
場合、照明光の主走査方向への広がりが不十分であるた
め、周辺部の光量が低下し、シェーディング曲線を一致
させるには視野の変化を小さくするために画角を小さく
する必要がある。この点、本発明では、主走査方向に照
明光が広がるため、被写体距離が離れた場合でも、光軸
の光量に対する周辺部の光量比率の変化が小さくなるの
で、シェーディング曲線を一致させる場合でも従来のも
のに比べて視野範囲の変化が小さく画角を小さくしなく
て済む。
が平行に移動するということは、走行するカード13と
イメージセンサ9との距離が変動しても、イメージセン
サの出力の分布は変わらないため、 同じ比率で現われ
ることを意味している。従って、イメージセンサ9の出
力は、カード13がカード通路3内を変位して走行して
も、同じ比率で変化するので、 その表示の濃淡を正確
に読み取ることができる。
分光面11aは、その角度を90度にしているが、スキ
ャンする表示の長さや、ラインセンサからなるイメージ
センサの有効長さによっては、90度以下又はそれ以上
の角度に設定しても良い。
光板11と拡散板12とを別個の部材で構成したが、図
4に示す例のように、合成樹脂からなる板材110の一
方の面に分光面110aを形成し、他方の面に拡散面1
10bを形成すれば、一枚の板材で分光機能と拡散機能
を持たせることができる。上記板材110を含む分光板
11や拡散板12は、光透過率が高くて薄い合成樹脂で
形成されて良い。
子を走査方向に並べたとしてもセンサの走査方向に照明
が分光されて広がり、さらに、その分光された光を拡散
させて物体を照明しているので、蛍光灯のような走査方
向に長い大型の発光素子を用いなくともイメージセンサ
により検知される光を、均一な光量比率の変化の小さい
光量分布とすることができ、その結果、物体とイメージ
センサとの間の距離が変動した場合でも同じ比率で出力
でき、イメージスキャナを小嵩にできる。
ャナの縦断面正面図、(b)は分光手段,拡散手段と光
源との関係を示す側面図である。
散を示す拡大側面図である。
解斜視図である。
図である。
ときのイメージセンサの出力の変動を示す線図である。
側断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】光源からの光を物体に当ててその反射光を
イメージセンサに導くイメージスキャナにおいて、上記光源を、発光素子を複数個並べて配置したものとす
ると共に、上記複数個の発光素子の配置方向を上記イメ
ージセンサの走査方向とし 、上記 光源と物体との間に、光源からの光を上記走査方向
に分光する分光手段と、この分光した光を拡散させる拡
散手段を設けたことを特徴とするイメージスキャナ。 - 【請求項2】上記拡散手段を物体側に位置させ、上記分
光手段を光源側に位置させて設けた請求項1記載のイメ
ージスキャナ。 - 【請求項3】上記イメージセンサとして、ラインセンサ
を用いた請求項1記載のイメージスキャナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3314369A JP2763839B2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | イメージスキャナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3314369A JP2763839B2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | イメージスキャナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05151377A JPH05151377A (ja) | 1993-06-18 |
JP2763839B2 true JP2763839B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=18052511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3314369A Expired - Fee Related JP2763839B2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | イメージスキャナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2763839B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10149780B4 (de) * | 2001-10-09 | 2019-09-05 | Byk Gardner Gmbh | Einrichtung zur Beleuchtung einer Messfläche und Vorrichtung und Verfahren zur Bestimmung der visuellen Eigenschaften von Körpern |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62136836A (ja) * | 1985-12-10 | 1987-06-19 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置の製造方法 |
-
1991
- 1991-11-28 JP JP3314369A patent/JP2763839B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05151377A (ja) | 1993-06-18 |
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