JP3467762B2 - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP3467762B2
JP3467762B2 JP01831895A JP1831895A JP3467762B2 JP 3467762 B2 JP3467762 B2 JP 3467762B2 JP 01831895 A JP01831895 A JP 01831895A JP 1831895 A JP1831895 A JP 1831895A JP 3467762 B2 JP3467762 B2 JP 3467762B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は照明装置に係り、特にリ
ニアセンサを用いる画像入力装置などで、原稿の直線状
の部分を効率よく照明することができる照明装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種の照明装置に関しては種
々の提案がなされている。例えば特開平4−10975
5号公報に記載された提案は、図6及び図7に示すよう
に構成されている。図6及び図7において、石英などで
丸棒状に形成された光伝送用ロッド31の外周面には、
軸方向に連続または断続して付着形成された、高屈折率
の微粉体からなる拡散帯32が設けられている。光伝送
用ロッド31の外周には、内面が鏡面加工され、軸方向
に1本のスリット開口33が形成された円筒状のカバー
34が同心状に設けられている。
【0003】光伝送用ロッド31の一方の端面に対向し
て点状光源35及び凹面反射鏡36がロッド31の中心
軸上に設けられている。また光伝送用ロッド31の他方
の端面に対向するカバー34の端面にも、反射鏡37が
設けられている。そして点状光源35から発した光また
は凹面反射鏡36により反射した光は、光伝送用ロッド
31の一方の端面から入射し、ロッド内を多重反射し
て、その一部が拡散帯32に到達してそこで拡散され
る。
【0004】拡散された光のうちロッド31の中心軸近
傍を通る光は、ロッド内面に対して臨界角より大きな角
度で入射するため、反射せずにロッド31の外部に取り
出される。ロッド31の外部に取り出された光のうちス
リット開口33に向う光は、カバー34の外側に放射さ
れるが、スリット開口33から外れた光はカバー34の
内面で反射され、再びロッド31内に入射し再利用され
る。この結果、カバー34のスリット開口33から出射
した光はロッド31の軸方向に長い線状となり、図示し
ない画像入力装置などの線状光源として用いることがで
きる。
【0005】図8及び図9に線状照明用として用いられ
る光源の他の一例の構成を示す。図8及び図9におい
て、長方形状の基板41上には複数個のLED42が一
直線上に配置されている。またLED42列の両側に
は、光を効率よく反射させるための白色プラスチックな
どで凸状に形成された反射部材43が、LED42列に
平行に設けられている。このような構成によりLED4
2から側方に出射する光を上方に反射し、光を効率よく
使うことができる。このような光源は特に密着型リニア
CCDを用いた画像入力装置やファクシミリなどの光源
として用いられる。
【0006】なお、このような光源において、さらに光
を効率よく線状に集光するために、図10に示すように
反射部材43の出射側の先端の間に、透明ロッド状のレ
ンズ44を設けることもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図6及び
図7に示すように構成された従来の光源装置において
は、光源35が点光源であるため、明るい照明を得るた
めには光量の多いハロゲンランプやキセノンランプなど
を用いる必要がある。これらのランプは消費電力も大き
く発熱量も大きいという問題があった。このため光伝送
用ロッド31としても耐熱性と耐久性に富む高価な石英
ガラスを用いていた。
【0008】また図8乃至図10に示す光源において
は、照明光が不均一になるという問題があった。すなわ
ち、LED42自体は点状の光源であるため、これを密
に1列に並べたとしても、長手方向に照明光量が不均一
になることは避けられず、均一な照明が要求される画像
入力装置などにおいて、高い画質が得られない欠点があ
った。
【0009】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、光量の少ない光源を用いて、効率よく均一な線
状照明を得ることのできる照明装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の照明装置は、透明部材でほぼ丸棒
状に形成された主導光部1と、主導光部1の外周に接線
方向に接続され、透明部材で平板状に形成された副導光
部2と、主導光部1の外周表面に軸方向に直線状に形成
された光拡散部3と、副導光部2の端面に対向して主導
光部1の軸方向に平行に直線状に配置された光源4とを
備えることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の照明装置は、副導光部2
は、光源4から導入された光の大部分が光拡散部3に到
達する角度に配置されたことを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の照明装置は、主導光部1
の少なくとも一方の端面に対向して、他の光源13を配
置したことを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1及び2の構成の照明装置においては、
光源4から副導光部2に導入された光は、主導光部1の
外周に接線方向に入射し、入射された光の大部分が光拡
散部3に到達するようにしたので、光源4から光拡散部
3までの距離を確保して十分な光の拡散を行なうことが
でき、しかも入射光を有効に利用して均一な照明を得る
ことができる。
【0014】請求項3の構成の照明装置においては、副
導光部2の端面に光量の少ないLED12を密着して多
数配置し、主導光部1の端面に光量の多い光源13を配
置することにより、均一で光量のバランスのとれたカラ
ー照明を行なうことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の照明装置の実施例を図面を参
照して説明する。
【0016】図1及び図2に本発明の第1の実施例の構
成を示す。図1及び図2において、透明プラスチックで
丸棒状に形成された主導光部1の外周には、透明プラス
チックで平板状に形成された副導光部2が、接線方向に
突出して一体に設けられている。主導光部1の外周表面
には1mm乃至2mmの幅で直線状に形成された光拡散
部3が母線方向に付着されている。この光拡散部3は高
屈折率の微粒子を樹脂に分散させたものである。
【0017】副導光部2の端面に対向して主導光部1の
軸方向に平行に、図8及び図10に示す従来例と同様な
構成の光源4が設けられている。光源4は長方形状の基
板5上に複数個のLED6が一直線状に配置され、LE
D6の列の両側には白色プラスチックなどで凸状に形成
された反射部材7が設けられている。また反射部材7の
出射側の先端の間には、透明ロッド状のレンズ8が設け
られている。
【0018】主導光部1の光拡散部3に対して反対側の
外周には、内面に反射面が形成された断面が円弧状のミ
ラー9が同心状に配置されており、ミラー9の幅方向の
中心には軸方向にスリット9aが形成されている。
【0019】次に本実施例の作用を説明する。LED6
から発した光及び反射部材7により反射した光はレンズ
8により線状に集光され、副導光部2内に導かれる。副
導光部2に入射した光は直進して主導光部1内に入り、
主導光部1内を内面反射しつつ進み、その内光拡散部3
に到達した光の一部が主導光部1の反対側周面より出射
する。この出射した光のうちミラー9に形成されたスリ
ット9aを通った光のみが照明光として取り出され、そ
の外の光はミラー9の内面で反射して主導光部1内に戻
されて再利用される。
【0020】本実施例によれば、比較的光量の少ないL
ED6を用いても、主導光部1内の内面反射により光を
効率よく利用でき、しかもLED6から光拡散部3まで
の距離を遠くできるので、均一な明るい線状照明を得る
ことができる。また光源としてLED6を用いることに
より消費電力を少なくし、寿命を長くし、信頼性を向上
させることができる。さらに導光部1、2をプラスチッ
クで形成することにより、照明装置の小型軽量化、低価
格化を図ることができる。
【0021】図3に本発明の第2の実施例の構成を示
す。本実施例は図1に示す第1の実施例の主導光部1の
一方の端面に対向して、基板11上に4個のLED12
を配置してなる第2の光源13を設けたものである。
【0022】カラー画像を入力する画像入力装置の一種
類として、光源色切替方式のものが知られている。この
ような装置においては、CCDとしてモノクロセンサが
用いられ、各走査線毎に照明光が赤(R)、緑(G)、
青(B)に切り替えられて信号が読み取られる。このた
めにLEDアレイとしてR、G、Bの順に繰り返し並べ
て配置したものが用いられる。そして例えばR→G→B
→R→G→Bのように順に点滅を繰り替えす。しかしな
がらこの場合、RのLEDのみをとってみると、3個の
LEDに1個しか配置できず、LED間の間隔が広くな
り照明光が不均一となる。
【0023】この問題を解決するため第2の実施例で
は、R、G、BのLEDのうち光量の少ない2種類また
は1種類のLEDを第1の光源4とし、第1の実施例の
場合と同様に一直線上に配置し、図3に示す第2の光源
13に光量の多いLED12を配置した。
【0024】本実施例によれば、光量の少ないLEDを
多数密着して配置することができ、第2の光源13の光
量の多いLEDからの光と組み合わせて、均一で光量の
バランスの取れた光源色切替方式の線状照明を得ること
ができる。
【0025】図4に本発明の第3の実施例の構成を示
す。本実施例は図1、2に示す第1の実施例による照明
装置を密着型画像入力装置に組み込んだ場合を示す。図
4において、光源4から発する照明光は原稿21に対し
て斜めに入射する。原稿21からの反射光はロッドレン
ズアレイ22により等倍センサである密着型リニアCC
D23に投影され、原稿像が読み取られる。原稿21の
各ライン毎にR、G、B光を点滅照明しつつ信号を読み
取ることで、カラースキャンが実現できる。
【0026】図5に本発明の第4の実施例の構成を示
す。本実施例においては、LED6から発しレンズ8に
より直線上に集光された光が副導光部2内を直進する光
路上の主走査部1の外周に光拡散部3を設けた。従って
LED6からの光の大部分は主導光部1内で反射せず、
直接光拡散部3に入射して拡散される。もちろん主導光
部1内で内面反射して光拡散部3に到達する光もある。
【0027】本実施例によれば、主導光部1内において
内面反射しない光が光拡散部3により拡散されて、照明
光として出射されるので、照明光の均一性は前記各実施
例より劣るが、光の利用効率は高い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2に記
載の照明装置によれば、光源から発する光を平板状の副
導光部を介して丸棒状の主導光部に導き、主導光部から
の光を光拡散部により拡散させるようにしたので、光源
として低価格、低消費電力、長寿命、高信頼性を有する
LEDを用いても、均一で明るい照明を得ることができ
る。また導光部をプラスチックで形成することにより、
照明装置の小型軽量化、低価格化を図ることができる。
【0029】請求項に記載の照明装置によれば、主導
光部の一方の端面に対向して他の光源を配置したので、
光量の少ない光源を多数密着して配置し、光量の多い光
源を主導光部の端面に配置することにより、均一で光量
のバランスのとれた光源色切替方式の線状照明を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明装置の第1の実施例の構成を示す
斜視図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例の構成を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明の第3の実施例の構成を示す縦断面図で
ある。
【図5】本発明の第4の実施例の構成を示す縦断面図で
ある。
【図6】従来の照明装置の一例の構成を示す一部破断斜
視図である。
【図7】図6の縦断面図である。
【図8】従来の照明装置の他の一例の構成を示す正面図
である。
【図9】図8の縦断面図である。
【図10】図9の反射部材にレンズを装着した状態を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1 主導光部 2 副導光部 3 光拡散部 4,13 光源

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明部材でほぼ丸棒状に形成された主導
    光部と、 前記主導光部の外周に接線方向に接続され、透明部材で
    平板状に形成された副導光部と、 前記主導光部の外周表面に軸方向に直線状に形成された
    光拡散部と、 前記副導光部の端面に対向して前記主導光部の軸方向に
    平行に直線状に配置された光源とを備えることを特徴と
    する照明装置。
  2. 【請求項2】 前記副導光部は、前記光源から導入され
    た光の大部分が前記光拡散部に到達する角度に配置され
    たことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 【請求項3】前記主導光部の少なくとも一方の端面に対
    向して、他の光源を配置したことを特徴とする請求項1
    または2に記載の照明装置。
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JP4935919B2 (ja) * 2010-04-16 2012-05-23 三菱電機株式会社 密着型イメージセンサ

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