JPH0771173B2 - カラ−画像読取り装置 - Google Patents

カラ−画像読取り装置

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JPH0771173B2
JPH0771173B2 JP61163382A JP16338286A JPH0771173B2 JP H0771173 B2 JPH0771173 B2 JP H0771173B2 JP 61163382 A JP61163382 A JP 61163382A JP 16338286 A JP16338286 A JP 16338286A JP H0771173 B2 JPH0771173 B2 JP H0771173B2
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政範 斉藤
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、デジタルカラー複写機、フアクシミリ等のカ
ラー画像読取り装置に関する。
従来技術 一般に、カラー画像を読取る方法としては、1つの白色
光源で原稿を照明し、その反射光束を色分解フイルタを
通過させて分解した後、各色成分画像を各々のイメージ
センサで読取るものがよく知られている。しかし、この
方法は色の再現性が悪く、かつ、色毎にイメージセンサ
を必要として高価となり、更には色分解光学素子の調整
が困難である等の欠点がある。
そこで、このような欠点を改善するものとして、例えば
特開昭55−30215号公報に示されるような方式がある。
これは、原稿を互いに異なる色、例えば赤、緑、青の3
原色の複数の光源により、各々の発光時間を一定の間隔
でずらして主走査方向の1ラインずつを線順次に照明す
る。即ち、照射光の色を順に変えて原稿を照射する。そ
して、原稿からの反射光を単一のイメージセンサで受光
し、このイメージセンサから上述の複数の光源の点滅サ
イクルに同期して画像情報を読出すことにより、原稿の
色情報を得るというものである。
具体的に説明すると、第8図に示すように、互いに平行
に配置された4本の蛍光灯1,2,3,4よりなる光源でコン
タクトガラス5上に載置された原稿6の1点Pを照明す
る。そして、原稿6からの反射光束を結像レンズ7を介
してイメージセンサ8で受光するものである。ここに、
蛍光灯3,4は原稿照射方向の原稿面に対する角度が残り
の蛍光灯1,2に比べて低角度であり、点Pにおける照度
が小さくなるので蛍光灯3,4は同一色のものとし、他の
蛍光灯1,2は1本ずつこれと異なる色とされて、3色分
の光源とされている。そして、蛍光灯3,4を1組とし、
蛍光灯1,2とともに順次ずらして点滅させる。又、フレ
ア光等を防止するための遮光と照明光を有効に使用する
ために各々の蛍光灯1,2,3,4には反射板9,10,11,12が設
けられている。
しかし、この方式の場合、P点での照明光量を最適にす
るためには各色の蛍光灯と反射板との配置場所は自動的
に決まつてしまう。これにより、原稿照明用光源部の占
有スペースが大となつてしまう。
この点、光源にアパーチヤ型の蛍光灯を用い、照明光量
を調整するために蛍光灯を中心軸周りに回転調整自在に
取付けるようにしたものが特開昭59−170831号公報に示
されている。しかし、この方法によると、1つ1つの蛍
光灯毎に調整をする必要があり、時間がかかつて面倒で
ある。又、蛍光灯毎に調整機構が設けられているので、
構造的にも複雑となり、装置が大型化してしまう。更に
は、市販のソケツトが使用できず、専用のソケツトを用
いる必要がコスト高ともなる。そして、蛍光灯の交換等
の点を考慮しても、不便である。
目的 本発明は、このような点に鑑みなされたもので、高価で
調整が困難な色分解光学素子を用いることがなく、色の
再現性がよく、かつ、市販のソケツトを用いて原稿に対
する各色の照明光量を最適状態に簡単に設定することが
できる安価で簡単なカラー画像読取り装置を得ることを
目的とする。
構成 本発明は、上記目的を達成するため、互いに異なる色の
複数個の光源の発光時間を一定の間隔でずらして原稿を
照明し、原稿からの反射光束を単一のイメージセンサで
受光するカラー画像読取り装置において、前記光源を長
手方向の周面の一部を残して遮光したアパーチヤ型の棒
状発光体とし、これらの棒状発光体両端の各々2個ずつ
の電極ビンを保持するソケツトを各々の棒状発光体に対
して位置決めして設け、前記各々の棒状発光体のアパー
チヤを各々2個の電極ビンの並び方向に対するアパーチ
ヤ角度もしくはアパーチヤ開口角度の両方が色毎に異な
る状態に形成したことを特徴とするものである。
以下、本発明の第一の実施例を第1図ないし第5図に基
づいて説明する。まず、原稿15を載置させるコンタクト
ガラス16が設けられている。そして、このような原稿15
を一点Pで照明する光源としての4個の棒状発光体17,1
8,19,20がコンタクトガラス16の下部に設けられてい
る。これらの棒状発光体17,18,19,20は互いに平行であ
り、中心対称に所定の位置に離間配置されている。そし
て、原稿15のP点からの反射光束を結像レンズ21を介し
てイメージセンサ22に受光させるように設定されてい
る。ここに、これらの棒状発光体17,18,19,20は長手方
向の周面の一部を残して遮光することにより各々アパー
チヤ17a,18a,19a,20aを形成したアパーチヤ型のもの、
例えば蛍光灯や冷陰極蛍光灯等によるものである。この
ようなアパーチヤ型の棒状発光体17,18,19,20によれ
ば、基本的に従来の反射板の作用を兼備しているので、
別個に反射板を設ける必要がない。よつて、小型・軽量
の照明系にして効率よく照明できる。
ここで、原稿面に近い方に位置する棒状発光体19,20は
P点に対して低角度であるので、特開昭55−30215号公
報で示したように両者を同一色とし、他の2つの棒状発
光体17,18を各々これと異なる色のものとして、3色分
の光源とする。そして、棒状発光体19,20を一対とし、
他の棒状発光体17,18とともに所定間隔で順次点滅させ
るものである。ここに、何れの棒状発光体17,18,19,20
のアパーチヤ17a,18a,19a,20aもそのアパーチヤ開口角
度βは一定とするが、アパーチヤ角度αは各色毎に可変
した状態に設定するものである。但し、棒状発光体19,2
0では同一色用であるので、対称状態でアパーチヤ角度
αは同一角度とされる。このようなアパーチヤ角度αは
各々の色の分光エネルギー及びイメージセンサ22の分光
感度によつて、位置Pでの各色の光量が最適となるよう
に決定される。
ここに、このようなアパーチヤ角度αを決めるためには
基準が必要であるが、本実施例では各々の棒状発光体1
7,18,19,20の両端に各々2個ずつ設けられる電極ピン17
b,18b,19b,20bの並び方向(2つの電極ピンを結ぶ線)
に対するアパーチヤ開口角度中心線までの角度をアパー
チヤ角度αとするものである。第5図は例えば棒状発光
体18における角度設定を示す。このように電極ピン17b,
18b,19b,20bの並び方向を基準とするのは、これらの電
極ピン17b,18b,19b,20bを保持するソケツト23,24,25,26
を第2図に示すように通常の市販されているソケツトと
し、何れもピン挿入方向を上下方向に設定したからであ
る。例えば、棒状発光体18に対するソケツト24の構造に
ついて説明すると、第3図に示すように2つの凹状のピ
ン挿入部24aを有し、このピン挿入部24a内に電極ピン18
bを弾性的に保持しつつ電気的な接続をなす板ばね状の
電極24bを設けてなるものである。このような構造のソ
ケツト23,24,25,26をピン挿入部が上向きとなり、何れ
の2個ずつの電極ピン17b,18b,19b,20bも水平並び状態
となるように方向付けて、棒状発光体17,18,19,20の取
付け位置に位置決めされている。
つまり、逆に考えると、ソケツト23,24,25,26を第2図
に示したように取付けたので、何れの電極ピン17b,18b,
19b,20bも各々2個ずつが水平状態に並ぶように棒状発
光体17,18,19,20を挿入保持させることができる。従つ
て、このように同一水平状態となる電極ピン17b,18b,19
b,20bの並び方向を基準として各々のアパーチヤ17a,18
a,19a,20aのアパーチヤ角度αを色毎に異なるように形
成することにより、棒状発光体17,18,19,20を各々対応
するソケツト23,24,25,26に挿入セツトするだけで、P
点に対して最適の光量が得られる状態に無調整で設定で
きることになる。第4図は例えばソケツト24に対して棒
状発光体18を挿入セツトした場合の角度関係を示すもの
である。ちなみに、アパーチヤ中心線をP点に向ける場
合、各々の棒状発光体もアパーチヤと電極ピンとが同一
位置関係の同一形状のものとし、各々のソケツトを斜め
に取付ける等の方式によつてもなし得るが、このような
ソケツト取付け状態とすると調整機構等を必要とすると
ともに、ソケツトの取付けが面倒である。この点、本実
施例によれば、市販のソケツト23,24,25,26の取付け状
態と電極ピン17b,18b,19b,20bとの関係から位置決めし
て色毎のアパーチヤ17a,18a,19a,20aを形成した棒状発
光体17,18,19,20を用いているので、調整機構を不要に
して最適光量状態に設定できる。又、ソケツト223,24,2
5,26も斜め状態ではないので、その取付けや位置決めが
容易である。更には、棒状発光体17,18,19,20を交換す
るような場合にも、各々上方へ抜けばよく簡単である。
つづいて、本発明の第二の実施例を第6図ないし第7図
により説明する。本実施例は、アパーチヤ角度αだけで
なく、アパーチヤ開口角度βをも各色毎に異ならせて設
定した棒状発光体17,18,19,20を用いたものである。即
ち、アパーチヤ角度αは前記実施例のように電極ピン17
b,18b,19b,20bを基準に設定し、アパーチヤ開口角度β
は各々のアパーチヤ角度αに対して同一角度ずつ振り分
けて設定したものである。このようなアパーチヤ開口角
度βも各々の色の棒状発光体17,18,19,20の分光エネル
ギー、イメージセンサ22の分光感度等を考慮して設定さ
れる。このように角度α,βを各色毎に可変した状態で
形成してなる棒状発光体17,18,19,20を用いることによ
り、更に広範で微妙な光量設定を行なうことができる。
効果 本発明は、上述したように光源をアパーチヤ型の棒状発
光体とし、所定状態に位置決めしたソケツトとこのソケ
ツトにより保持状態が規制される電極ピンとの位置関係
によつて色毎にアパーチヤ角度が異なる状態にアパーチ
ヤを形成したので、市販の安価なソケツトを用いて各々
の棒状発光体をソケツトに挿入セツトするだけで、各色
毎に原稿照射位置での光量が最適となる状態に無調整で
設定することができ、照明系としても反射板や方向調整
機構等を必要とせず、小型・安価で簡単なものとするこ
とができるものである。また、光源をアパーチヤ型の棒
状発光体とし、所定状態に位置決めしたソケツトと、こ
のソケツトにより保持状態が規制される電極ピンとの位
置関係によつて色毎にアパーチヤ角度及びアパーチヤ開
口角度が異なる状態にアパーチヤを形成したので、各色
毎に原稿照射位置での光量設定を、無調整でさらに広範
囲で微妙なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の第一の実施例を示すもの
で、第1図は棒状発光体取付け後の配置関係を示す正面
図、第2図は棒状発光体取付け前の各ソケツトの配置関
係を示す正面図、第3図はソケツト単体の正面図、第4
図は棒状発光体取付け後のソケツトの正面図、第5図は
アパーチヤ位置関係を示す棒状発光体の正面図、第6図
及び第7図は本発明の第二の実施例を示すもので、第6
図は配置関係を示す正面図、第7図はアパーチヤ位置関
係を示す棒状発光体の正面図、第8図は従来のカラー原
稿読取り装置の配置関係を示す正面図である。 15……原稿、17,18,19,20……棒状発光体、17a,18a,19
a,20a……アパーチヤ、17b,18b,19b,20b……電極ピン、
22……イメージセンサ、23,24,25,26……ソケツト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに異なる色の複数個の光源の発光時間
    を一定の間隔でずらして原稿を照明し、原稿からの反射
    光束を単一のイメージセンサで受光するカラー画像読取
    り装置において、前記光源を長手方向の周面の一部を残
    して遮光したアパーチャ型の棒状発光体とし、これらの
    棒状発光体両端の各々2個ずつの電極ピンを保持するソ
    ケツトを各々の棒状発光体に対して位置決めして設け、
    前記各々の棒状発光体のアパーチヤを各々2個の電極ピ
    ンの並び方向に対するアパーチヤ角度が色毎に異なる状
    態に形成したことを特徴とするカラー画像読取り装置。
  2. 【請求項2】互いに異なる色の複数個の光源の発光時間
    を一定の間隔でずらして原稿を照明し、原稿からの反射
    光束を単一のイメージセンサで受光するカラー画像読取
    り装置において、前記光源を長手方向の周面の一部を残
    して遮光したアパーチヤ型の棒状発光体とし、これらの
    棒状発光体両端の各々2個ずつの電極ピンを保持するソ
    ケツトを各々の棒状発光体に対して位置決めして設け、
    前記各々の棒状発光体のアパーチヤを各々2個の電極ピ
    ンの並び方向に対するアパーチヤ角度及びアパーチヤ開
    口角度が色毎に異なる状態に形成したことを特徴とする
    カラー画像読取り装置。
JP61163382A 1986-07-11 1986-07-11 カラ−画像読取り装置 Expired - Lifetime JPH0771173B2 (ja)

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JPS6318860A JPS6318860A (ja) 1988-01-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0265366A (ja) * 1988-08-31 1990-03-06 Fuji Electric Co Ltd カラー画像読取装置
JPH0255763U (ja) * 1988-10-17 1990-04-23

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JPS6318860A (ja) 1988-01-26

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