JPH01286464A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH01286464A JPH01286464A JP11465088A JP11465088A JPH01286464A JP H01286464 A JPH01286464 A JP H01286464A JP 11465088 A JP11465088 A JP 11465088A JP 11465088 A JP11465088 A JP 11465088A JP H01286464 A JPH01286464 A JP H01286464A
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Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、半導体集積回路の形成に適用し特に有効な技
術に関するもので、さらに詳しくは、高速バイポーラト
ランジスタの製造に利用して有効な技術に関するもので
ある。
術に関するもので、さらに詳しくは、高速バイポーラト
ランジスタの製造に利用して有効な技術に関するもので
ある。
[従来の技術]
S E P T (Selective Etchin
g of PolysiliconTechnolog
y)に代表されるS S T (Super Self
−aligned Process Technolo
gy)によって製造される半導体装置にあっては、ベー
ス接触穴外側にMIS (Metal In5ulat
or Sem1conducter)構造のコンデンサ
が形成される。このようなSSTバイポーラトランジス
タについては1986年4月発行■E E E rTR
NsAcTIONs ON ELECTRON DEV
ICESJ VOI。
g of PolysiliconTechnolog
y)に代表されるS S T (Super Self
−aligned Process Technolo
gy)によって製造される半導体装置にあっては、ベー
ス接触穴外側にMIS (Metal In5ulat
or Sem1conducter)構造のコンデンサ
が形成される。このようなSSTバイポーラトランジス
タについては1986年4月発行■E E E rTR
NsAcTIONs ON ELECTRON DEV
ICESJ VOI。
ED−33,No4 p526−p531および特公
昭55−27469号に記載されている6その概要を説
明すれば以下のとおりである。
昭55−27469号に記載されている6その概要を説
明すれば以下のとおりである。
第4図には5EPTによって製造されたバイポーラトラ
ンジスタが示されており、Eはエミッタ、Bはベース、
Cはコレクタをそれぞれ表わしている。
ンジスタが示されており、Eはエミッタ、Bはベース、
Cはコレクタをそれぞれ表わしている。
このバイポーラトランジスタにあっては、ベース接触穴
・が素子領域の内側に形成され、ベース領域1の一部を
構成するグラフトベース1aにコンタクトするベース引
出し電極2がS i O2膜3およびSi3N4膜4を
介してコレクタ領域5に対峙されている。その結果、第
5図に示すようにベース引出し電極2、絶縁膜(Sin
、膜3.Si3N4膜4)およびコレクタ領域5の間で
MIS構造のコンデンサが構成されることになる。なお
、第4図において符号6はエミッタ領域を表わしている
。
・が素子領域の内側に形成され、ベース領域1の一部を
構成するグラフトベース1aにコンタクトするベース引
出し電極2がS i O2膜3およびSi3N4膜4を
介してコレクタ領域5に対峙されている。その結果、第
5図に示すようにベース引出し電極2、絶縁膜(Sin
、膜3.Si3N4膜4)およびコレクタ領域5の間で
MIS構造のコンデンサが構成されることになる。なお
、第4図において符号6はエミッタ領域を表わしている
。
[発明が解決しようとする課M]
ところで5上記のようなバイポーラトランジスタにおけ
るコレクタ・ベース間容量(Cjc)は、真性ベース容
量とグラフトベース容量とMrS容量との和で表わされ
、このうちグラフトベース容量とMIS容量とがコレク
タ・ベース間容量の大部分を占め、それらがバイポーラ
トランジスタの高速化の阻害となっていた。したがって
、例えばM I S容量の低減を図り、バイポーラトラ
ンジスタの高速化を図ることが望まれるが、MISコン
デンサにおいては絶縁膜直下に形成される空乏層の厚さ
が絶縁膜の厚さに大きく依存するため、MIS容量を低
減することは困難であった。
るコレクタ・ベース間容量(Cjc)は、真性ベース容
量とグラフトベース容量とMrS容量との和で表わされ
、このうちグラフトベース容量とMIS容量とがコレク
タ・ベース間容量の大部分を占め、それらがバイポーラ
トランジスタの高速化の阻害となっていた。したがって
、例えばM I S容量の低減を図り、バイポーラトラ
ンジスタの高速化を図ることが望まれるが、MISコン
デンサにおいては絶縁膜直下に形成される空乏層の厚さ
が絶縁膜の厚さに大きく依存するため、MIS容量を低
減することは困難であった。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、コレクタ・
ベース間容量を低減し、バイポーラトランジスタの高速
化を図ることを目的としている。
ベース間容量を低減し、バイポーラトランジスタの高速
化を図ることを目的としている。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴に
ついては、本明細書の記述および添附図面から明らかに
なるであろう。
ついては、本明細書の記述および添附図面から明らかに
なるであろう。
[課題を解決するための手段]
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を説明すれば、下記のとおりである。
を説明すれば、下記のとおりである。
第1の発明に係る半導体装置は、ベース接触穴の全部又
は一部が素子領域の内側に位置すると共にベース接触堂
外側にMIS構造が形成された半導体装置において、該
ベース領域のベース接触穴外方部分を低濃度化したもの
である。
は一部が素子領域の内側に位置すると共にベース接触堂
外側にMIS構造が形成された半導体装置において、該
ベース領域のベース接触穴外方部分を低濃度化したもの
である。
また、第2の発明に係る半導体装置は、ベース接触穴の
全部又は一部が素子領域の内側に位置すると共にベース
接触堂外側にMIS構造が形成された半導体装置におい
て、MIS構造を構成するコレクタ領域の表層部を低濃
度化したものである。
全部又は一部が素子領域の内側に位置すると共にベース
接触堂外側にMIS構造が形成された半導体装置におい
て、MIS構造を構成するコレクタ領域の表層部を低濃
度化したものである。
[作用]
上記した第1の発明によれば、MIS構造を構成する絶
縁膜直下の半導体領域がベース領域となっているので、
ベース領域およびコレクタ領域間の空乏層の拡大が可能
となるという作用によって、コレクタ・ベース間容量を
低減し、バイポーラトランジスタの高速化を図るという
上記目的が達成される。
縁膜直下の半導体領域がベース領域となっているので、
ベース領域およびコレクタ領域間の空乏層の拡大が可能
となるという作用によって、コレクタ・ベース間容量を
低減し、バイポーラトランジスタの高速化を図るという
上記目的が達成される。
また、上記した第2の発明によれば、MIS構造を構成
する絶縁膜下側に位置するコレクタ領域の表層部を低濃
度化したので、コレクタ領域の表層部に形成される空乏
層の拡大が可能となるという作用によって、コレクタ・
ベース間容量を低減し、バイポーラトランジスタの高速
化を図るという上記目的が達成される。
する絶縁膜下側に位置するコレクタ領域の表層部を低濃
度化したので、コレクタ領域の表層部に形成される空乏
層の拡大が可能となるという作用によって、コレクタ・
ベース間容量を低減し、バイポーラトランジスタの高速
化を図るという上記目的が達成される。
[実施例]
以下、本発明に係る半導体装置の実施例を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
第1図には実施例に係るバイポーラトランジスタが示さ
れている。
れている。
同図のバイポーラトランジスタは5EPTによって製造
されたバイポーラトランジスタであって、Eはエミッタ
、Bはベース、Cはコレクタをそれぞれ表わしている。
されたバイポーラトランジスタであって、Eはエミッタ
、Bはベース、Cはコレクタをそれぞれ表わしている。
このバイポーラトランジスタは素子領域とエミッタ領域
11とが非セルファラインで形成されている6そして、
このバイポーラトランジスタにおいては、ベース接触穴
の全部又は一部が素子領域の内側に形成されると共に、
ベース領域12が素子分離領域にまで亘って延設されて
いる。つまり、MIS構造の絶縁膜を構成するSi○2
膜13膜上3Si、N4膜14直下がベース領域12の
一部を構成する低濃度半導体領域12aとなっており、
この低濃度半導体領域12aはグラフトベース12bに
連設されている。なお、同図において符号24はベース
引出し電極を表わしている。
11とが非セルファラインで形成されている6そして、
このバイポーラトランジスタにおいては、ベース接触穴
の全部又は一部が素子領域の内側に形成されると共に、
ベース領域12が素子分離領域にまで亘って延設されて
いる。つまり、MIS構造の絶縁膜を構成するSi○2
膜13膜上3Si、N4膜14直下がベース領域12の
一部を構成する低濃度半導体領域12aとなっており、
この低濃度半導体領域12aはグラフトベース12bに
連設されている。なお、同図において符号24はベース
引出し電極を表わしている。
次に、第1図および第2図(A)〜(F)を用いて上記
バイポーラトランジスタの製造方法を説明する。
バイポーラトランジスタの製造方法を説明する。
先ずP−型Si基板15上にSiO2膜を形成してから
、このS i O2膜の適当な位置に埋込拡散暦月のパ
ターンの穴を開け、このS i 02flj4をマスク
として、ひ素(AS)もしくはアンチモン(sb)等の
N型不純物を熱拡散してN+型埋込層16を形成する。
、このS i O2膜の適当な位置に埋込拡散暦月のパ
ターンの穴を開け、このS i 02flj4をマスク
として、ひ素(AS)もしくはアンチモン(sb)等の
N型不純物を熱拡散してN+型埋込層16を形成する。
そして、マスクとされた上記SiO2膜を除去してから
エピタキシャル成長法によりN型エピタキシャル層17
を全面的に成長させる。その後、エピタキシャル層17
の表面を酸化させた後Si、N、膜をCV D (Ch
e+5ical Vapor Deposition)
法によって形成し、アイソレーション・パターン形成用
のフォトレジスト加工を行ない、S i O2/ S
13 N4Hのエツチングを行なう。そして、残りの5
13N4膜をマスクとしてエピタキシャル層17のエツ
チングを行なう。次いで、チャネル防止用のP+型チャ
ネルストッパ18をボロンのイオンインプランテーショ
ン・アニールを通じて形成する。その後5選択酸化を行
なってアイソレーション用のSiO□膜13膜形3する
。なお、ここではアイソプレーナ法を用いてS i、o
2膜13を形成したが、溝充填法等を用いてCVD膜等
の5in2膜13を形成しても良いことは勿論である。
エピタキシャル成長法によりN型エピタキシャル層17
を全面的に成長させる。その後、エピタキシャル層17
の表面を酸化させた後Si、N、膜をCV D (Ch
e+5ical Vapor Deposition)
法によって形成し、アイソレーション・パターン形成用
のフォトレジスト加工を行ない、S i O2/ S
13 N4Hのエツチングを行なう。そして、残りの5
13N4膜をマスクとしてエピタキシャル層17のエツ
チングを行なう。次いで、チャネル防止用のP+型チャ
ネルストッパ18をボロンのイオンインプランテーショ
ン・アニールを通じて形成する。その後5選択酸化を行
なってアイソレーション用のSiO□膜13膜形3する
。なお、ここではアイソプレーナ法を用いてS i、o
2膜13を形成したが、溝充填法等を用いてCVD膜等
の5in2膜13を形成しても良いことは勿論である。
以下、バイポーラトランジスタのアクティブ領域の製造
を中心に説明する。
を中心に説明する。
上記のようにしてアイソレーション用S i O。
膜13を形成した後、その表面上にSi3N4膜14、
ノンドープ多結晶5i19.5in2膜20およびSi
、N4膜21を順次形成し、フォトレジストを塗付して
、光触刻法によって素子領域となる部分の上にエミッタ
情報を有するフォトレジスト被膜22を形成する。
ノンドープ多結晶5i19.5in2膜20およびSi
、N4膜21を順次形成し、フォトレジストを塗付して
、光触刻法によって素子領域となる部分の上にエミッタ
情報を有するフォトレジスト被膜22を形成する。
次に、このフォトレジスト22をマスクとしてその直下
のSi、N4膜21を選択的にエツチングし、上記フォ
トレジスト被膜22および残りのSi、N4膜21をマ
スクとしてボロン(B)をイオンインプランテーション
し、レジスト被膜22を除去した後アニールを施す。こ
れにより、マスク外方部分がボロンドープ多結晶5i1
9a (ノンドープ多結晶5i19と区別するため符号
19aを用いる)となり、一方、マスク下側にはそのま
まノンドープ多結晶5i19が残ることになる。
のSi、N4膜21を選択的にエツチングし、上記フォ
トレジスト被膜22および残りのSi、N4膜21をマ
スクとしてボロン(B)をイオンインプランテーション
し、レジスト被膜22を除去した後アニールを施す。こ
れにより、マスク外方部分がボロンドープ多結晶5i1
9a (ノンドープ多結晶5i19と区別するため符号
19aを用いる)となり、一方、マスク下側にはそのま
まノンドープ多結晶5i19が残ることになる。
また、そのとき同時にエピタキシャル暦17内にもセル
ファラインでベース領域12の一部を構成するP−型半
導体領域12aを形成して第2図(A)の状態となる。
ファラインでベース領域12の一部を構成するP−型半
導体領域12aを形成して第2図(A)の状態となる。
なお、この場合のP−型半導体領域12aの形成は、ボ
ロンのイオンインプランテーションのエネルギを考慮し
て一時に行なうか、またはエネルギを変化させて複数回
のステップに分けて行なうことによりなされる。
ロンのイオンインプランテーションのエネルギを考慮し
て一時に行なうか、またはエネルギを変化させて複数回
のステップに分けて行なうことによりなされる。
次いで、Si、N421をマスクにして等方性ドライエ
ツチングや弗酸系のウェットエツチングによりその下側
のSiO□膜20をエツチングする。
ツチングや弗酸系のウェットエツチングによりその下側
のSiO□膜20をエツチングする。
このとき、第2図(B)のごとくサイドエツチングが行
なねれるようにする。したがって、マスクとなったSi
3N、21よりもひとまわり小さなセルファラインのS
in、膜20が上記Si、N4膜21の下側に残ること
になる。
なねれるようにする。したがって、マスクとなったSi
3N、21よりもひとまわり小さなセルファラインのS
in、膜20が上記Si、N4膜21の下側に残ること
になる。
それからマスクとなったSi、N4膜21を除去し、そ
の下側に位置した残部のSin、膜20をマスクとして
ヒドラジンによりノンドープ多結晶Si 19の選択エ
ツチングを行なうことにより、その下側のSi、N、膜
14の一部が露出して、第2図(C)の状態になる。
の下側に位置した残部のSin、膜20をマスクとして
ヒドラジンによりノンドープ多結晶Si 19の選択エ
ツチングを行なうことにより、その下側のSi、N、膜
14の一部が露出して、第2図(C)の状態になる。
その後、マスクとした上記Sin、膜20を除去してか
ら、露出するSi、N4膜14を、ノンドープ多結晶S
i 19とボロンドープ多結晶5i19aをマスクとし
てエツチングした後、マスクとされたノンドープ多結晶
5i19をヒドラジン等により除去して第2図(D)の
状態となる。
ら、露出するSi、N4膜14を、ノンドープ多結晶S
i 19とボロンドープ多結晶5i19aをマスクとし
てエツチングした後、マスクとされたノンドープ多結晶
5i19をヒドラジン等により除去して第2図(D)の
状態となる。
次いで、Si、N4膜14をマスクとし5in2膜13
をエツチングし、ノンドープ多結晶Si23を堆積させ
てアニールを施す。すると、ボロンドープ多結晶5i1
9aからの拡散が起こり、ノンドープ多結晶Si23は
エミッタ穴開口部を除いてボロンドープ5i23aに変
じる。次いで、ヒドラジンを用いてノンドープ多結晶S
i23をエツチングした後、ベース引出し電極24(第
1図)となるボロンドープ多結晶5i19,23aをエ
ツチングする(第2図(E))。
をエツチングし、ノンドープ多結晶Si23を堆積させ
てアニールを施す。すると、ボロンドープ多結晶5i1
9aからの拡散が起こり、ノンドープ多結晶Si23は
エミッタ穴開口部を除いてボロンドープ5i23aに変
じる。次いで、ヒドラジンを用いてノンドープ多結晶S
i23をエツチングした後、ベース引出し電極24(第
1図)となるボロンドープ多結晶5i19,23aをエ
ツチングする(第2図(E))。
そして、ボロンドープ多結晶5i23a、19aの表面
酸化を行なった後、エミッタ穴開口部分のSj、N4膜
14,5in2膜13をエツチングする。その後、エミ
ッタ電極用ノンドープ多結晶Siを堆積させ、ボロンを
イオンインプランテーションしてアニールを施す。これ
によりベース拡散が行なわれ、ベース領域12が形成さ
れる。次いで、ひ素をイオンインプランテーションして
アニールを施す。これによりエミッタ拡散がなされ、エ
ミッタ領域11となる半導体領域が形成される。
酸化を行なった後、エミッタ穴開口部分のSj、N4膜
14,5in2膜13をエツチングする。その後、エミ
ッタ電極用ノンドープ多結晶Siを堆積させ、ボロンを
イオンインプランテーションしてアニールを施す。これ
によりベース拡散が行なわれ、ベース領域12が形成さ
れる。次いで、ひ素をイオンインプランテーションして
アニールを施す。これによりエミッタ拡散がなされ、エ
ミッタ領域11となる半導体領域が形成される。
その後、多結晶Siをエツチングしてエミッタ電極24
を形成する。
を形成する。
なお、L記実施例では、バイポーラトランジスタのアク
ティブ領域の製造工程を主に説明し、コレクタ領域たる
N+型埋込層に接続されるコレクタ引出し口の形成工程
を省略して説明したが、コレクタ引出し口たるN+半導
体領域は、上記実施例のプロセスにおける適当な位置で
、イオン打ち込み法等によって素子領域の側方にS i
O,膜13を隔ててN+型埋込層16に達するように
形成される。
ティブ領域の製造工程を主に説明し、コレクタ領域たる
N+型埋込層に接続されるコレクタ引出し口の形成工程
を省略して説明したが、コレクタ引出し口たるN+半導
体領域は、上記実施例のプロセスにおける適当な位置で
、イオン打ち込み法等によって素子領域の側方にS i
O,膜13を隔ててN+型埋込層16に達するように
形成される。
上記した構造のバイポーラトランジスタによれば、S
i O2膜13およびSi、N、膜14を介してベース
引出し電極24とベース領域12とが対峙しているので
、MISコンデンサが形成されず、MISコンデンサの
存在に起因するコレクタ・ベース容量の増加はなく、一
方、MIS構造を構成する絶縁膜の下側に位置するベー
ス領域12とエピタキシャル層17(コレクタ領域)と
の接合部に空乏層が新たに形成されるが、12aは低濃
度半導体領域となっているため、この低濃度半導体領域
12aに逆バイアスが加わった場合第3図に破線で示す
如くその接合面より上下方に空乏層が延び、従来のMI
Sコンデンサのときよりも空乏層が拡大されるという作
用によって、容量が低減され、その結果、コレクタ・ベ
ース容量が全体として低減されることになる。
i O2膜13およびSi、N、膜14を介してベース
引出し電極24とベース領域12とが対峙しているので
、MISコンデンサが形成されず、MISコンデンサの
存在に起因するコレクタ・ベース容量の増加はなく、一
方、MIS構造を構成する絶縁膜の下側に位置するベー
ス領域12とエピタキシャル層17(コレクタ領域)と
の接合部に空乏層が新たに形成されるが、12aは低濃
度半導体領域となっているため、この低濃度半導体領域
12aに逆バイアスが加わった場合第3図に破線で示す
如くその接合面より上下方に空乏層が延び、従来のMI
Sコンデンサのときよりも空乏層が拡大されるという作
用によって、容量が低減され、その結果、コレクタ・ベ
ース容量が全体として低減されることになる。
また、上記した構造のバイポーラトランジスタによれば
、低濃度半導体領域12aはベース接触穴外側に位置す
るため、真性ベースの浅接合に影響を与えず、しかもベ
ース抵抗の増加も回避できる。
、低濃度半導体領域12aはベース接触穴外側に位置す
るため、真性ベースの浅接合に影響を与えず、しかもベ
ース抵抗の増加も回避できる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。
上記では、MIS構造を構成するS i 02膜13、
Si3N4膜14の下側のベース領域12と延設させて
いるが、コレクタ層であるエピタキシャル層17の表面
濃度を低下させるようにしても良い。この場合にも同様
な効果を得るこ尼ができる。
Si3N4膜14の下側のベース領域12と延設させて
いるが、コレクタ層であるエピタキシャル層17の表面
濃度を低下させるようにしても良い。この場合にも同様
な効果を得るこ尼ができる。
その形成は例えば上記方法と同様にして行なえば良い。
なお、本デバイス構造を実施できるトランジスタの一例
を第6図(a)、(b)、(c)、(d)に示す。ただ
し本主旨の範囲内においてベース接触穴長さを制限する
等さまざまな平面レイアウトも可能である。
を第6図(a)、(b)、(c)、(d)に示す。ただ
し本主旨の範囲内においてベース接触穴長さを制限する
等さまざまな平面レイアウトも可能である。
[発明の効果]
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである
。
て得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである
。
第1の本発明に係る半導体装置によれば、ベース領域を
素子分離領域にまで亘って延設させ、該ベース領域のベ
ース接触穴外方部分を低濃度化したので、コレクタ・ベ
ース間容量を低減でき、その結果、素子の高速化を図る
ことが可能となる。
素子分離領域にまで亘って延設させ、該ベース領域のベ
ース接触穴外方部分を低濃度化したので、コレクタ・ベ
ース間容量を低減でき、その結果、素子の高速化を図る
ことが可能となる。
また、第2の発明に係る半導体装置によれば、ベース引
出し電極に絶縁膜を介して対峙されるコレクタ領域の表
層部の濃度を下げたので、上記第1の発明と同様の効果
が得られる。
出し電極に絶縁膜を介して対峙されるコレクタ領域の表
層部の濃度を下げたので、上記第1の発明と同様の効果
が得られる。
さらに本発明はベース領域をMIS領域の全部又は一部
に限定してもよいし、上記素子分離の一部に限定して使
用してもよい。
に限定してもよいし、上記素子分離の一部に限定して使
用してもよい。
第1図は本発明に係る半導体装置の実施例の縦断面図、
第2図(A)〜(F)は第1図の半導体装置の製造工程
を示す図、 第3図は第1図の半導体装置の作用説明図、第4図は従
来の半導体装置の縦断面図、第5図は第4図の半導体装
置の作用説明図、第6図(a) 、 (b) 、
(c) 、 (d)は、本発明が適用可能なレイアウ
ト図である。 12・・・・ベース領域、12a・・・・低濃度半導体
領域、13・・・・5in2膜、14・・・・Si3N
4膜、24・・・・ベース引出し電極。 第2図 ツクρ 第 2 図 第3図 第4図 第5因 j 夛 、/ユ 第6図 とc) 夏了ポ岱櫓域妨采ぢづめテ馳 第6図 第 6 図 (Cl
を示す図、 第3図は第1図の半導体装置の作用説明図、第4図は従
来の半導体装置の縦断面図、第5図は第4図の半導体装
置の作用説明図、第6図(a) 、 (b) 、
(c) 、 (d)は、本発明が適用可能なレイアウ
ト図である。 12・・・・ベース領域、12a・・・・低濃度半導体
領域、13・・・・5in2膜、14・・・・Si3N
4膜、24・・・・ベース引出し電極。 第2図 ツクρ 第 2 図 第3図 第4図 第5因 j 夛 、/ユ 第6図 とc) 夏了ポ岱櫓域妨采ぢづめテ馳 第6図 第 6 図 (Cl
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、素子領域の内側に位置するベース接触穴を有し、ベ
ース接触穴外側にてベース引出し電極が絶縁膜を介して
半導体領域に対峙される半導体装置において、該ベース
領域のうち上記絶縁膜の下側部分を低濃度化したことを
特徴とする半導体装置。 2、素子領域の内側に位置するベース接触穴を有し、ベ
ース接触穴外側にてベース引出し電極が絶縁膜を介して
コレクタ領域に対峙される半導体装置において、上記コ
レクタ領域の表層部を低濃度化したことを特徴とする半
導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63114650A JP2579999B2 (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63114650A JP2579999B2 (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01286464A true JPH01286464A (ja) | 1989-11-17 |
JP2579999B2 JP2579999B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=14643117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63114650A Expired - Fee Related JP2579999B2 (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2579999B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63253664A (ja) * | 1987-04-10 | 1988-10-20 | Sony Corp | バイポ−ラトランジスタ |
-
1988
- 1988-05-13 JP JP63114650A patent/JP2579999B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63253664A (ja) * | 1987-04-10 | 1988-10-20 | Sony Corp | バイポ−ラトランジスタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2579999B2 (ja) | 1997-02-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |