JPH01284649A

JPH01284649A - 集成石建材

Info

Publication number: JPH01284649A
Application number: JP11387888A
Authority: JP
Inventors: Takatsugu Matsuda; 隆次松田
Original assignee: Maxstone KK
Current assignee: Maxstone KK
Priority date: 1988-05-10
Filing date: 1988-05-10
Publication date: 1989-11-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は集成石建材に関し、特に天然石で形成され、
たとえば縦横に複数枚並べられて壁面材や床面材として
用いられる集成石建材に関する。

（従来技術）この発明の背景とな′る従来の壁面材には、その厚さが
比較的厚い天然石からなるものがあった。

（発明が解決しようとする問題点）このような従来の壁面材では、その厚さが厚いので全体
の重量が重くて運搬し難いため、それを施工し難かった
。また、従来の壁面材は、１枚の天然石から形成される
ので、１つの層の模様しか形成されなかった。

それゆえに、この発明の主たる目的は、施工しやすく、
かつ複数層の模様を有する、集成石建材を提供すること
である。

（問題点を解決するだめの手段）この発明は、薄い天然石からなる矩形板状の片部材を複
数枚積層接着した積層物を積層面に直交する方向に薄く
切断して形成した、集成石建材である。

（作用）集成石建材が薄い天然石からなるので、全体が軽くなる
。また、集成石建材の表面に、複数層の模様が形成され
る。

（発明の効果）この発明によれば、全体が軽くて運搬しやすい、すなわ
ち施工しやすい、集成石建材が得られる。

また、この集成石建材は、複数層の模様を有する。

この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。

（実施例）第１図は、この発明の一実施例を示す斜視図である。

この集成石建材１０は、たとえば薄い矩形板状の大理石
を複数枚積層接着した積層物をその積層面に直交する方
向に薄く切断することによって得られる。

具体的には、まず、その厚みがたとえば２〜５龍の薄い
大理石からなる矩形板状の片部材１２が、後述する帯鋸
装置によって作られる。この片部材１２は、たとえば、
第２図に示すように、４角柱状の大理石１２′を帯鋸装
置１００で薄く切断することによって作られ得る。

この帯鋸装置１００は、無端環状の帯鋸１０２やその帯
鋸１０２をその長平方向に変位するための装置を有する
点では公知の帯鋸装置と同様であるが、その帯鋸１０２
に特徴を有するので、次に、第３Ａ図および第３Ｂ図を
参照して、その帯鋸１０２について説明する。この帯鋸
１０２は、厚ミがたとえば０．２〜１．５１の軟綱から
なる無端環状の環状部材１０４を含む。この環状部材１
゜４の幅方向の一端には、その長平方向に間隔を隔てて
、ダイヤモンド微粉および金属粉を焼結してなる切削体
１０６が、たとえば０．５〜２．５ｍｍの厚みで形成さ
れている。さらに、環状部材１゜４の幅方向の一端には
、それぞれの切削体１０６の間に略半円形状の切欠１０
４ａが形成されている。そして、この切削体１０６部位
は、鋸歯として作用する。そのため、この帯鋸１０２を
有する帯鋸装置１００を用いれば、硬い大理石をたとえ
ば２〜５１ｍの厚みに切断することができる。このよう
にして作られる片部材１２は、薄く形成されるので、全
体が軽くなる。

次に、第４図に示すように、複数枚の片部材１２が、た
とえばエポキシ樹脂によって積層接着され、積層物２０
として形成される。

この場合、片部材１２の重量が軽いためにそれらを容易
に積層することができるので、容易に積層物２０を形成
することができる。

さらに、第４図の１点鎖線に示すように、積層部材２０
をその積層面に直交する方向に薄く切断することによっ
て、集成石建材１ｏが作られる。

この集成石建材１０は、薄く形成されているため、軽く
て運搬しやすい。そのため、この集成石建材１０をたと
えば壁面や床面に施工しゃすい。

さらに、この集成石建材１０は、薄い矩形板状の大理石
を積層接着されてなる積層部材を積層面に直交する方向
に薄く切断して形成されるので、その表面に複数層の模
様を有する。

なお、片部材１２の材料としては、大理石に限らず、た
とえばみかげ石などの他の天然石も利用可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を示す斜視図である。第２図は片部材を形成するための帯鋸装置の一例を示す
図解図である。第３Ａ図および第３Ｂ図は、それぞれ、第２図に示す帯
鋸装置の帯鋸を示し、第３Ａ図はその要部平面図であり
、第３Ｂ図はその要部断面Ｍであ第４図は片部材を積層
接着した状態を示す斜視図である。図において、１０は集成石建材、１２は片部材を示す。特許出願人　マックストン株式会社代理人　弁理士　岡　１）　全　啓固くＣ）味

Claims

【特許請求の範囲】

薄い天然石からなる矩形板状の片部材を複数枚積層接着
した積層物を積層面に直交する方向に薄く切断して形成
した、集成石建材。