JPH0431554A - 木質床材の施工方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は、主としてモルタル、コンクリート等により仕
上げられた床下地上に敷設される木質床材の施工方法に
関し、詳しくは木質系で硬質でありながらその反りを抑
制するとともにクツシラン性、防音性を効果的に増し、
その工数も削減してコストを抑えようとする技術に係る
も°のである。

［従来の技術］ 従来から、モルタル、コンクリート等により仕上げられ
た床下地上に敷設される木質床材はその木質基板の裏面
に溝が形成されて、木質系の剛性を軽減し、その反りを
抑制し、そして木質基板の裏面にはクッション材が接着
剤にて接着されて、防音機能を高めるなどのことが行な
われている。

［発明が解決しようとする創１ ところがこのように、木質基板の裏面にクッション材が
接着剤にて接着されているものにおいでは、木質基板］
とクッション材３問には隙間がなく、かつその施工時に
はクッション材が床下地Ｃに接着剤にて接着され、床下
地Ｃとクッション材との間及びクッション材と木質基板
との闇には空気層が生じないため、クッション材による
クッション材能及びその防音機能がより充分に発揮させ
難く、また、クッション材はその略全面において木質基
板に接着剤にで接着されていて、接着剤及びその工数が
増しコスト＾となる等の問題があった。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり
、その目的とするところは、木質系で硬質でありながら
その反りを抑制するとともに防音性及びコストを効果的
に抑制することがで終る木質床材の施工方法を提供する
ことである。

［１！題を解決するための手段］ 本発明の木質床材の施工方法は、化粧仕上げがなされた
木質基板１の底面側に多数本の溝２が並設されるととも
に木質基板１の裏面にクッション材３が積層される木質
床材の施工方法であって、床下地Ｃ上にクシシラン材３
を敷設し、クッション材３の上から木質基板１を敷設す
ることを特徴とするものである。

［作用］ このように、木質基板１の底面側の溝２によって木質基
板１の反りを抑制するものでありながら、床下地Ｃ上に
クッション材３を敷設し、クッション材３の上から木質
基板１を敷設することによって、木質基板１に予め接着
剤にてクシシラン材３を接着するとともにクシシラン材
３を床下地Ｃに接着剤にて接着する工法に比べて、床下
地Ｃ上に敷いたクシシン材３の上に木質基＠１を敷設す
ることで、床下地Ｃとクシシラン材３との闇及び木質基
板１とクシシラン材３との間に効果的に空気層を生じさ
せ、空気層において一層のクッション性を鳥めるととも
に防音性を高め、かつクシシラン材３と木質基板１との
接着を回避し、その工数を省いてコスト面においても有
利になるようにしたものである。

［実施例］ 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する９木材を
薄くスライスして木目を有する突板（スライス単板）の
ような木質化粧板４が木質基板１の表層に積層されてい
る。木質化粧板４は０．２５１程度の薄いものである。

木質基板１は合板製であり、その合板は３ブライ、５ブ
ライもしくは７プライ等のものが使用される。このよう
な合板製の木質基板１の底面には、溝２が鋸刃にて形成
されて例えば略乎行に並設されている。そして溝２の溝
巾は１１〜１　、５　ｍｍ程度で、？ＩＩ２のピッチは
例えば３．０＝１０．０＋ｎ＋ｅ程度の細かいものや、
１０．０〜３０．０＋＊ｓ程度に広いものでもよい、そ
して木質基板１の長さ方向の一端部には接続四部６が形
成され、他端には接続凸部５が形成されている。そして
このような木質基板１の裏面にはポリエステルやポリプ
ロリレン系の不織布の２層構造体で厚さが２．Ｏ＝１０
ｍ−程度（Ｌ＝５０の遮音等級の場合、５．０−１厚が
好ましい）のクツシラン材３が配されるのであるが、か
かるり７シタン材３はコンクリートやモルタル仕上げが
なされた床下地Ｃにゴム系速乾ポンド等を使用し、点接
着（３０〜５０ｅ−間に１点液着）または、線状接着（
５０６１１〜１００ｃｍに線接着）するのである。かか
る場合、りγシシン材３は重ならないように敷き込むも
のである。そしてその上に木質基板１を置敷施工するの
である。

このように、木質基板１の底面側のｌ１２１こよって木
質基板１の反りを抑制するものでありながら、床下地Ｃ
上にクシシラン材３を敷設し、クッション材３の上から
木質基板１を敷設することで、床下地Ｃとクシシン材３
との間及び木質基板１とクシシラン材３との間に効果的
に空気層７・・・を生じさせるのであり、空気層７・・
・において−層のクシシン材を高めるとともに防音性を
高めものである。そしてクシシラン材３と木質基板１と
の接着を回避し、その工数を省いてコスト面においても
有利になるものである。

尚、クッション材３はクッションＷ＋能に加えて、遮音
機能を有するものでもよいものである。

［発明の効果］ 以上要するに本発明は、木質基板の底面側の溝によって
木質基板の反りを抑制するものでありながら、床下地−
Ｌにクッション材を敷設し、クツシラン材の上から木質
基板を敷設するから、木質基板に予めｉｓ：着剤にてク
ッション材を接着するとともにクシシラン材を床下地に
接着剤にて接着する工法に比べて、床下地」二に敷いた
クッション材の」二に木質基板を敷設することで、床下
地とクッション材との間及び木質基板とクシシラン材と
の間に効果的に空気層を生じさせることかでト、空気層
において一層のクッション性を高めるとともに防資性を
高め、かつクッション材と木質基板との接着を回避し、
その工数を省いてコスト面においても有利になるという
利点がある。

【図面の簡単な説明】

＃１図は本発明の一実施例の断面図であり、１は木質基
板、２は溝、３はクッション材、Ｃは床下地である。 代理人　弁理士　石　１）長　七

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）化粧仕上げがなされた木質基板の底面側に多数本
   の溝が並設されるとともに木質基板の裏面にクッション
   材が積層される木質床材の施工方法であって、床下地上
   にクッション材を敷設し、クッション材の上から木質基
   板を敷設することを特徴とする木質床材の施工方法。