JPH01284410A - ワークロールと接する中間ロール及びそれが組み込まれた多段圧延機 - Google Patents

ワークロールと接する中間ロール及びそれが組み込まれた多段圧延機

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JPH01284410A
JPH01284410A JP11263388A JP11263388A JPH01284410A JP H01284410 A JPH01284410 A JP H01284410A JP 11263388 A JP11263388 A JP 11263388A JP 11263388 A JP11263388 A JP 11263388A JP H01284410 A JPH01284410 A JP H01284410A
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健治 原
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Masami Itabashi
板橋 雅己
Akinobu Takezoe
竹添 明信
Ichiu Takagi
高木 一宇
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多段圧延機で鋼帯の冷間圧延を行う際に鋼帯
に形状不良を発生させないワークロールと接する改善さ
れた中間ロールと、圧延される鋼帯あ上下でこの中間ロ
ールが組み込まれている多段圧延機とに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
各種鋼帯の冷間圧延には一般に多段圧延機が使用される
が、冷間圧延された鋼帯には様々なタイプの形状不良が
発生することが多く、このような多段圧延機の一般的な
ロール構成及び形状不良タイプを図面によって説明する
第5図及び第6図はそれぞれ多段圧延機の1例のロール
構成を示す概略説明図、第7図は冷間圧延されたm’s
に発生した形状不良の各種タイプを示す説明図である。
多段圧延機には、第5図に示す如く鋼IF1を挟む上下
両側それぞれ1本のワークロール2に対してそれぞれの
ワークロールと接する従来の中間ロール(本例の如く他
に次記する第2中間ロールの在る場合は一般に第1中間
ロールと言う)3′、第2中間ロール4.バックアップ
ロール5が順次数を増して扇状に配置されているセンジ
ミア圧延機(図例は20段)や、第6図に示す如く鋼帯
1の上下両側のそれぞれにおいてワークロール2.ワー
クロール2と接する従来の中間ロール(本例の如く他に
中間ロールの無い場合は一般に単に中間ロールと言う)
3′、バックアップロール5が順次直線状に配置されて
いる直列多段圧延機(図例は6段)がある、これらの多
段圧延機により鋼帯1の冷間圧延を行うと、一般にワー
クロール2の鋼帯1への不整な圧接状態に基因して第7
図に示す如く部分伸びXが生じ、そして鋼帯1の幅方向
におけるこの部分伸びXの発生部位によって第7図(a
)、(b)−(c)及び(d)に示すような種々な形状
不良タイプが生じる。第7図(、)は耳部P、Qに耳伸
び(エツジウェーブ)が発生した形状不良であり、同図
(b)は幅中心位置りの部分に中伸び(センターバック
ル)が発生した形状不良である。
これらは単純な形状不良であり、多段圧延機が所有する
形状修正機構、すなわちロールクラウン装π、ラテラル
・アシヤストス装置、傾斜圧下機構。
支持ロール偏心機構などにより形状不良の発生を防止す
ることができる0例えば第5図に示すような20段セン
ジミア圧延機においては、第1中間ロール3′の軸方向
(鋼帯幅方向)へのシフトやバックアップロール5のA
s−U制御機構(バックアップロールを軸方向に複数個
に分割して隣接する分割ロール間に間隙を設けてこの間
隙で各分割ロールを軸方向と直角な方向に変位させる制
御機構)等により形状不良の発生を防止することができ
る。
また第6図に示すような直列6段圧延機においても、単
純なりラウンロールや中間ロール3′のシフト又はバッ
クアップロールベンディング等により充分形状不良の発
生を防止することが可能である。
しかしながら、第7図(C)に示すクォータバックル(
クォータ部分R,Nに生じた歪み)及びこれに耳伸びが
複合した第7図(d)に示す複合クォータバックルにつ
いては、前記の各種形状修正機構を使用しても平坦度の
高い良好な形状に鋼帯1を圧延することはできなかった
。これらの形状不良はワークロール2が小径になるほど
発生し易いので2通常小径のワークロール2が使用され
ている多段圧延機により冷間圧延する場合に発生し易く
なる。クォータバックルや複合クォータバックル等の形
状不良を発生させないようにするために、多段圧延機の
第2中間ロール4又はバックアップロール5として芯軸
の外周面の圧延機中心(ワークロール2の幅の中心位置
を言い、通常圧延位置における鋼帯の幅中心位置ともほ
ぼ一致する。)に対して左右対称な位置に滑かな窪みが
形成された形状のロールプロフィールを有する芯軸とス
リーブとから成るスリーブロールを用いたり、ワークロ
ール2に上記スリーブロールの芯軸と類似したロールプ
ロフィールを持たせて使用することが知られている。し
かしスリーブロールを用いる場合、クォータバックル及
び複合クォータバックルの形状不良を発生させないため
のロールプロフィール設計の要因として芯軸の窪み量と
共に重要なスリーブの厚さについてはロール間接触圧力
に耐える強度の要請と窪みに沿って撓みを生じさせるた
めの可撓性の要請との両方に応える難しさがある。それ
にロール間の適確なトルク伝達のためには、スリーブロ
ールはその構造上比較的小径のワークロール2やワーク
ロールと接する中間ロール3′に適用することは不適で
ある。また、窪み部のあるロールプロフィールを有する
ワークロール2を使用する場合、ワークロール2の窪み
部が鋼帯1の圧延形状に直接影響を与えるので、形状不
良発生防止効果は大きいが、そのために却って効果が不
安定であって、ロールプロフィールの研削精度によって
は形状不良を発生させてしまう恐れがある。また圧延油
量が窪み部とストレート部では異なることから鋼帯1の
板幅方向で潤滑状態が異なり、光沢ムラが生じる問題も
あった。
そしてクォータバックルや複合クォータバックル等の形
状不良の発生を充分に防止できないまま鋼帯1を次工程
(例えばステンレス鋼帯の冷間圧延後の焼鈍工程や調質
圧延工程)で処理すれば、その鋼帯表面にカキ疵、スリ
疵1条伸び等が発生し、製品としての価値がなくなり歩
留を低下させていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記従来技術の欠点を解消し、クォータバック
ル及び複合クォータバックルを発生させないように多段
圧延機を改善することを課題とする。
C課題を解決するための手段〕 本発明者らは種々検討した結果、このクォータバックル
及び複合クォータバックルの発生原因を明確にしワーク
ロール2と接する中間ロールをその一方の端部にテーパ
リリーフ部と他方の側に緩やかに窪んだ縮径部とを有す
る形状に構成し、この中間ロールを圧延される鋼帯の上
下間ではテーパリリーフ部の側及び縮径部の側を互いに
反対にして組み込んだ多段圧延機により、上記課題を解
決することのできることを究明して本発明を成した。 
以下1図面により本発明に係るワークロールと接する中
間ロール及びそれが組み込まれた多段圧延機について詳
細に説明する。
第1図はワークロールと接する本発明に係る中間ロール
の1例が多段圧延機に組み込まれて使用されている状態
で示す正面図、第2図はワークロールと接する本発明に
係る中間ロールが組み込まれた多段圧延機により冷間圧
延された鋼帯及び従来の中間ロールが使用された場合の
鋼帯それぞれの幅方向位置と歪差との関係を比較して示
すグラフ、第3図はクォータバックルが発生している場
合の1例の幅方向位置と歪差との関係を示すグラフ、第
4図はクォータバックルが発生している鋼帯の部分伸び
の位置を幅中心位置からの距離と鋼帯幅との比により鋼
帯幅別にプロットして示すグラフである。
鋼帯1の形状不良はその鋼帯幅方向の歪分布により形状
を定量化して表現することができる0例えば、第7図(
c)に示す如きクォータバックルが発生している鋼帯を
2mの長さに剪断し、次に全幅を20+mの小幅条に分
断して長手方向に沿って裁断して各小幅条部に裁断前後
の長さを測定することにより各裁断部分の歪量が計算さ
れ、これはまた歪差として第3図のように表わされる。
歪差は部分伸びのある条での歪量から部分伸びのない条
での歪量を差し引いた値である。第3図中、アルファベ
ット大文字は圧延位置に在る鋼帯幅における部位であっ
て、P、Q、L、R,Nについては前述の通りであり、
S、K及びM、Tはそれぞれ幅中心位置りの両側におけ
る部分伸び発生範囲の境界部位を示す、また、上記アル
ファベット大文拳字は、対応するワークロールに接する
中間ロール上の位置表示にも適用するものとする。上記
歪量は10−4〜101のオーダーの極めて微小な量で
あり、クォータバックルにおいては鋼帯1の幅方向にお
けるクォータ部分が他の部分に比較して僅かに伸びてい
るのである。この点は複合クォータバックルにおいても
同様であるが、この場合更に耳伸びが複合している。
従って、冷間圧延時にこれらの部分が他の部分より伸び
ないようにワークロールギャップを大きくすれば良いの
であるが1本発明においては研削精度が大きく影響する
ワークロール1のプロフィール変形を避け、ワークロー
ルに接する中間ロール(すなわちセンジミア圧延機の第
1中間ロール又は直列多段圧延機の中間ロール、以下「
第1中間ロール」で代表する)3のプロフィール変形に
よることとし、しかも第1中間ロール3のプロフイール
を幅中心位置から面側に非対称として上下の第1中間ロ
ール3を組み合わせることによって対称となるようにプ
ロフィールを構成したものである。
先ず、本発明に係わるワークロールと接する第1中間ロ
ール3について説明する。
この多段圧延機の第1中間ロール3は、第1図に示す如
く圧延位置における鋼帯1の幅中心位置りに当る第1中
間ロール3の幅中心位1!!Lから一方の側の端部にテ
ーパリリーフ部3aが形成されており、他方の側に緩や
かな凹状に窪ませた縮径部3bが形成されているのであ
る。この縮径部3bは鋼帯1のクォータ部分N、Rに発
生するクォータバックルに対応するプロフィール部分で
ある。またテーパリリーフ部3aは耳部P、Qに発生す
る耳伸びに対応するプロフィール部分である。
このように本発明においては、第1中間ロール3の幅中
心位置りの一方の側にテーパリリーフ部3aと他側に縮
径部3bとを非対称に設けておき、第1図に示す如く圧
延される鋼帯1の上下両側のそれぞれに少なくとも1本
以上の第1中間ロール3が上下ではテーパリリーフ部3
aの側及び縮径部3bの側を互いに反対にして多段圧延
機に組み込まれるのである。
テーパリリーフ部3a及び縮径部3bは上記の如くそれ
ぞれ耳伸び及びクォータバックルに対応するものである
から、その位置及び大きさは圧延対象の鋼板に発生する
耳伸び及びクォータバックルによって異ならしめる。
ここに本発明の成立過程において判明したクォータバッ
クル発生位置と範囲とから縮径部3bの適切な例を説明
する。クォータバックルの発生している各種幅(500
am、 800mm、 11000a、 1200m)
の鋼f1の全幅を前記した如く多数の小幅条に分断して
部分伸びの有無を調べ、部分伸びのある小幅条の幅中心
位置を鋼帯1の幅中心位置りからの距離Ωと鋼帯幅Wと
の比12 / wで表わして各幅の鋼帯毎にプロットし
たものが第4図である。この第4図では各幅の鋼帯1に
ほぼ共通してΩ/Wが0.05〜0.45の範囲に部分
伸びが発生している。従つて幅中心位置りからの距離に
よりクォータ部分に発生する部分伸びの位置範囲を示す
と、式(1)で表わすj!1の位置から式(2)で表わ
すa2の位置に至る範囲に亘っていることが判る。
Q1=0.05×w””(1) Ω、=0.45×w・・・・・・(2)従って少なくと
も圧延対象の鋼帯の幅が500〜1200■の場合は、
縮径部3bを第1中間ロール3の一方の側に幅中心位l
!Lからの距離Ωが次式(3)%式%(3) に示す範囲に亘って設けるのである。
縮径部3bは緩やかな窪みである必要があり、また胴部
の軸心と平行な直線状の表面からの移行を滑らかにする
ため、縮径部3bの断面の輪郭線は正弦曲線状であるの
が好ましい、そして縮径部3bの幅(第1中間ロール3
の胴長に沿う長さ)の中央部が、第1図に示す如くスト
レート部の直径D0の第1中間ロール3の中で最小径D
1となっている。この直径差(Do−oz)は圧延対象
の鋼帯1の物性、厚さにより異なるが、一般には5〜3
〇−の範囲が適当である。
テーパリリーフ部3aの適切な位置及びテーパ条件は、
ロール端部からのテーパ長さが150〜600mmでテ
ーパ角度が1/10,000〜20/lo、000の範
囲にあるのが好ましく、このようなテーバ条件の範囲内
で1段テーパか数段組合せた多段テーバに形成されてい
る。
以上の特徴を有する第1中間ロール3を多段圧延機に組
み込むに当っては、圧延位置に在る鋼帯1の上下両側の
第1中間ロール3同士はテーパリリーフ部3aの側及び
縮径部3bの側を互いに反対側にして組み込むのである
。多段圧延機としては前述のセンジミア圧延機、直列多
段圧延機の他、クラスターミルあるいはローンミルなど
のどの圧延機にも組み込むことができる。この場合2例
えばi0段センジミア圧延機の如く上下で計4本の第1
中間ロールがある圧延機については、その4本とも本発
明の係る第1中間ロール3を組み込んでも良く、また4
本のうち少なくとも上下に1本ずつ用いても充分本発明
の効果が得られる。また、本発明に係る第1中間ロール
3を軸方向に移動可能に組み込む場合は、圧延スケジュ
ールによる鋼帯1の幅の変化に対応することが容易とな
り、すなわち、スケジュールフリーの圧延が可能である
(作 用〕 本発明に係る第1中間ロール3を上下に組み込んだ多段
圧延機によれば、上下各側の第1中間ロール3には縮径
部3bとテーパリリーフ部3aとが幅中心位置りに対し
非対称に形成されているが、上下間では互いに各側を反
対側にして組み込まれていることにより、総合した状態
では両側では等しくワークロール2を介して鋼帯1に影
響する。従ってこのような多段圧延機で鋼帯1を圧延す
れば。
この第1中間ロール3のクォータ部分に形成されている
縮径部3bにより、鋼帯の幅中心位置りの両側でクォー
タバックルの発生が防止され、またテーパリリーフ部3
aにより耳伸びの発生も同様に両側で防止されるのであ
る。
そしてこのような作用については、若し上下各側の第1
中間ロールのそれぞれが幅中心位置りに対し対称的に各
側にテーパリリーフ部3aと縮径部3bとが形成されて
いる場合は、縮径部3bとテーパリーフ部3aとがオー
バーラツプしている部分が生じていてそれぞれの形状制
御効果が小さくなるところ、本発明の如くこれらを非対
称に設けて上下併わせで対称となるように構成したこと
により縮径部3bとテーパリリーフ部3aの形状制御効
果を分離することができ、それぞれの効果を最大限に発
揮できるように作用する。
〔実施例〕
ロール群が、直径50mのワークロール2.直径102
mの従来のフラットな第1中間ロール3′、直径172
.0閣の第2中間ロール4.及び直径300閣のバック
アップロール5から成る20段センジミア圧延機により
1幅700m(iF)焼鈍された5LIS 430ノ#
l?fF1を厚さ0.25閣から1バスで厚さ0.20
−に冷間圧延を行った。
次いで、第1中間ロールとして全幅が1438閣であっ
て一方の端から575mの帽にテーパ角度が10/10
.000のテーパリリーフ部3aが形成されておりその
反対側に中心位置りからの距離が50■(Ql)の位置
から300mm (Q * )の位置に至る幅は300
mmに亘り直径差(D□−0a)がlO−の窪みが滑ら
かな正弦曲線状に形成されて成る縮径部3bが形成され
ている第1中間ロール3を使用して前記と同様の鋼帯1
を圧延した。
得られた2種の圧延鋼帯の全幅を前記した如く多数の小
幅条に分割して歪量を測定し、歪差を幅方向の部位と共
に示すと第2図の如くである。
図中、破線で示したものが従来の第1中間ロール3′を
使用した場合であり、実線で示したものが本発明に係る
第1中間ロール3を用いた場合である。この第2図から
判るように、本発明に係る第1中間ロール3を用いた場
合は歪差なく冷間圧延を行うことができ、得られた鋼帯
1にはクォータバックル及び複合クォータバックルは発
生しておらず、また鋼帯表面の光沢ムラの発生はなかっ
た。
〔発明の効果〕
以上説明した如く1本発明に係る第1中間ロールを組み
込んだ多段圧延機により鋼帯の冷間圧延を行えば、従来
技術では発生防止の困難なりオータバックルの発生を抑
制することが可能となり、平坦度の高い形状良好な高品
質の鋼帯を製造することができる。しかも、形状不良の
ために次工程で発生していた鋼帯の表面疵を防止するこ
とができると共に、このような効果が安定して得られる
ことから製品歩留の向上も図れるようになった。
また形状良好な鋼帯が得られるようになったので、次工
程ラインにおけるトラブルもなく通板速度を上昇するこ
とができて生産性の向上に大幅に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はワークロールと接する本発明に係る中間ロール
の1例が多段圧延機に組み込まれて使用されている状態
で示す正面図、第2図はワークロールと接する本発明に
係る中間ロールが組み込まれた多段圧延機により冷間圧
延された鋼帯及び従来の中間ロールが使用された場合の
鋼帯それぞれの幅方向位置と歪差との関係を比較して示
すグラフ、第3図はクォータバックルが発生している場
合の1例の幅方向位置と歪差との関係を示すグラフ、第
4図はクォータバックルが発生している鋼帯の部分伸び
の位置を幅中心位置からの距離と鋼帯幅との比により鋼
帯幅別にプロットして示すグラフであり、第5図及び第
6図はそれぞれ多段圧延機の1例のロール構成を示す概
略説明図、第7図は冷間圧延さ九た鋼帯に発生した形状
不良の各種タイプを示す説明図である。 1・・・・鋼帯 2・・・・ワークロール 3・・・・ワークロールと接する本発明に係る中間ロー
ル 3a・・・・テーパリリーフ部 3b・・・・縮径部 3′・・・・ワークロールと接する従来の中間ローlし 4・・・・第2中間ロール 5・・・・バックアップロール Do・・・・ワークロールと接する中間ロールのストレ
ート部の直径 Dl・・・・ワークロールと接する中間ロールの縮径部
の最小径 K・・・・部分伸び発生範囲の境界部位L・・・・幅中
心位置 Q、Q工I Q2・・・・幅中心位置からの距離M・・
・・部分伸び発生範囲の境界部位N・・・・クォータ部
分 P・・・・耳部 Q・・・・耳部 R・・・・クォータ部分 S・・・・部分伸び発生範囲の境界部位T・・・・部分
伸び発生範囲の境界部位W・・・・鋼帯の幅 X・・・・部分伸び

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鋼帯(1)を圧延する多段圧延機に組み込まれてワ
    ークロール(2)と接した状態で使用される中間ロール
    であつてロールの幅中心位置(L)に対して一方の側の
    端部にテーパリリーフ部(3a)が形成されており他方
    の側のクオータ部分に緩やかな凹状に窪ませた縮径部(
    3b)が形成されていることを特徴とするワークロール
    と接する中間ロール(3)。 2 ロールの幅中心位置(L)からの距離lが0.05
    ×w≦l≦0.45×w (ここにwは鋼帯(1)の幅を表わす)の範囲に亘つて
    縮径部(3b)が形成されている請求項1に記載のワー
    クロールと接する中間ロール(3)。 3 縮径部(3b)の断面の輪郭線が正弦曲線状である
    請求項1又は2に記載のワークロールと接する中間ロー
    ル(3)。 4 多段圧延機により圧延される鋼帯(1)の上下各側
    においてワークロール(2)と接する中間ロールの少な
    くとも1つに請求項1〜3のいずれか1項に記載のワー
    クロールと接する中間ロール(3)がテーパリリーフ部
    (3a)の側及び縮径部(3b)の側を上下間で互いに
    反対側にして組み込まれていることを特徴とする多段圧
    延機。 5 ワークロールに接する中間ロール(3)が軸方向に
    移動可能に組み込まれている請求項4に記載の多段圧延
    機。
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