JPH0128394Y2 - - Google Patents

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JPH0128394Y2
JPH0128394Y2 JP16660882U JP16660882U JPH0128394Y2 JP H0128394 Y2 JPH0128394 Y2 JP H0128394Y2 JP 16660882 U JP16660882 U JP 16660882U JP 16660882 U JP16660882 U JP 16660882U JP H0128394 Y2 JPH0128394 Y2 JP H0128394Y2
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JP
Japan
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steel pipe
welded
resin
coated steel
inner resin
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JP16660882U
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JPS5970987U (ja
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は流体配管に使用される内面樹脂被覆
鋼管に関し、特に、溶接接合もしくはフランジを
溶接して接合するのに好適な溶接部を有する内面
樹脂被覆鋼管に関する。
(従来の技術とこの考案が解決しようとする問題
点) 従来、内面樹脂被覆鋼管を配管接続する方法と
して、鋼管にねじを切り、ねじ継手を使用して行
う方法、鋼管の端部にねじ込みにてフランジを取
付けて行う方法があるが、これらの方法は、呼び
径が150mm以上の口径の鋼管では鋼管肉厚が薄い
ためねじ切りを行えないため採用できない欠点が
あつた。そこで、従来はフランジを溶接したもの
を使用していたが、内面樹脂被覆した鋼管にフラ
ンジを溶接すると樹脂被覆層が焼けて損傷するた
めに損傷した被覆層を除去して鍔付きの樹脂短管
を挿入嵌合接着するという作業を必要とする欠点
があつた。フランジの溶接を工場で行う場合には
先に溶接をしてから樹脂被覆を行えばよいのであ
るが、配管現場においては現場の配管状況に応じ
て長さを調整する必要があり、このような場合は
現場でフランジを溶接する必要がある。
この考案は配管工事現場において管同士を溶接
により接合したり、フランジを溶接しても内面の
樹脂被覆層を損傷しない溶接部を有する内面樹脂
被覆鋼管を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) この考案の溶接部を有する内面樹脂被覆鋼管は
内面樹脂被覆鋼管の外周に間〓を有して鋼管が被
せられ、該鋼管の少くとも一方の端部が前記内面
樹脂被覆鋼管の外面に溶接されてなるものであ
り、外面に被せられた鋼管が溶接部となされたも
のである。
(作用) この考案は上記の構成とすることにより、配管
現場において管を切断して長さを調節し、フラン
ジを溶接する際には、溶接された鋼管と反対側を
切断し、この端部の鋼管にフランジを溶接する。
鋼管は内面被覆鋼管と間〓を有しているので、溶
接による熱は鋼管を伝わつてから溶接部より内面
樹脂被覆鋼管に伝わることになり、熱伝導距離が
設けられること及びこの部分を外部から冷却する
ことができることから内面樹脂被覆層が損傷する
ことがない。また、管の途中にブラケツトを溶接
して管を保持する場合にも、溶接部となる被せら
れた鋼管に溶接すれば同様にして溶接熱が直接内
面樹脂被覆層へ伝わるのを防止できる。
(実施例) 次にこの考案の溶接部を有する内面樹脂被覆鋼
管を図面を参照して説明する。
図で1は内面樹脂被覆鋼管で、鋼管11の一方
の端部にフランジ13が溶接され、内面からフラ
ンジ13の側面にかけて樹脂被覆層12が形成さ
れており、この内面樹脂被覆鋼管1の外周には鋼
管2が被せられている。鋼管2の内面と内面樹脂
被覆鋼管1の鋼管11の外面とは両者が接触しな
いようになされておればよいが、空間を設けて断
熱効果をもたせるためには0.5mm以上の間隙を設
けるのがよい。
鋼管2は一方の端部を内面樹脂被覆鋼管1の端
部とほゞ一致して被せられ、他方の端部において
内面樹脂被覆鋼管1の鋼管11と溶接されてい
る。両管の間〓をスペーサーを用いて芯出しを行
えば両管を同心状に溶接できる。この鋼管2が溶
接部となされる。
この例では、鋼管11にフランジ13と鋼管2
を溶接にて取付けた後に樹脂被覆層12が形成さ
れる。
上記の例における溶接部を有する内面樹脂被覆
鋼管は配管現場において、半端な長さの部分を配
管するための調整管として好適に使用される。即
ち第2図に示すように管の長さを必要な長さに切
断し、その端部の鋼管2にフランジ14を溶接
し、このフランジ14の側面と本体1の内面とを
被覆するための樹脂製の鍔付き短管3を接着嵌合
し、パツキングを介在させてフランジ接合すれば
よい。
上記の例のように溶接部となる鋼管2にはフラ
ンジ14などを溶接するがこの溶接個所と鋼管2
の内面樹脂被覆鋼管1への溶接個所との間の長さ
は10cm以上とするとよい。これは溶接時の熱が鋼
管2から内面樹脂被覆鋼管1へ伝わり樹脂被覆層
12を損傷しないためであるが、短かい場合には
溶接時に内面樹脂被覆鋼管1の内部もしくは鋼管
2の鋼管11との溶接部の周りに濡れた布を当て
がうなどして冷却するとよい。又、第3図に示す
ように鋼管2同士を突合せ溶接して接続すること
もできる。この場合、内面樹脂被覆鋼管1同志の
端部間には端面保護用の樹脂接続筒体4を介在さ
せるとよい。この筒体4は本体1に接着嵌合され
ると共に外周に形成されている突条41が本体1
の端部間で押圧されるようになつており、接続部
からの漏れが防止されている。
又、第4図は建物や船舶内に配管する場合、管
にブラケツトを溶接して壁に固定することが多い
が、このような場合、ブラケツト取付位置に配管
する内面被覆鋼管として使用される例を示してい
る。この例では内面樹脂被覆鋼管1の中間に鋼管
2が被せられその両端部が内面樹脂被覆鋼管1の
鋼管11に溶接されており、鋼管2に任意のブラ
ケツト5が溶接される。
鋼管2の長さに応じてブラケツト5の取付け位
置の調整が可能である。
(考案の効果) この考案の溶接部を有する内面樹脂被覆鋼管は
上述した通りに構成され、内面樹脂被覆鋼管の外
周に間〓を有して鋼管が被せられているので、こ
の鋼管を溶接部として溶接することにより樹脂被
覆を損傷することがないものとなつており、管の
接続に当り、被せられた鋼管同士を溶接したり、
被せられた鋼管にフランジを溶接して接続するこ
とができ、配管現場での管接続作業を簡単に行う
ことができる。
又、配管を固定するためのブラケツトなどの固
定具を溶接できるので、配管作業を効率的に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の溶接部を有する内面樹脂被
覆鋼管の一例を一部断面で示す正面図、第2図及
び第3図はそれぞれ第1図に示す溶接部を有する
内面被覆鋼管の異つた使用態様を一部断面で示す
正面図、第4図はこの考案の別の例を一部断面で
示す正面図である。 1……内面樹脂被覆鋼管、11……鋼管、12
……樹脂被覆層、13,14……フランジ、2…
…鋼管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 内面樹脂被覆鋼管の外周に間〓を有して鋼管
    が被せられ、該鋼管の少くとも一方の端部が前
    記内面樹脂被覆鋼管の外面に溶接されてなる溶
    接部を有する内面樹脂被覆鋼管。 2 鋼管が一方の端部を内面樹脂被覆鋼管の一方
    の端部とほゞ一致して被せられ、該鋼管の他方
    の端部が前記内面樹脂被覆鋼管の外面に溶接さ
    れており、前記内面樹脂被覆鋼管の他方の端部
    にフランジが溶接されている実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載の溶接部を有する内面樹脂
    被覆鋼管。 3 内面樹脂被覆鋼管の中間に鋼管が被せられ、
    その両端部が内面樹脂被覆鋼管に溶接されてい
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の溶接部
    を有する内面樹脂被覆鋼管。
JP16660882U 1982-11-02 1982-11-02 内面樹脂被覆鋼管 Granted JPS5970987U (ja)

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JP16660882U JPS5970987U (ja) 1982-11-02 1982-11-02 内面樹脂被覆鋼管

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JP16660882U JPS5970987U (ja) 1982-11-02 1982-11-02 内面樹脂被覆鋼管

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Publication Number Publication Date
JPS5970987U JPS5970987U (ja) 1984-05-14
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JP3721098B2 (ja) * 2001-04-23 2005-11-30 積水化学工業株式会社 埋設本管の取付管口止水方法

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JPS5970987U (ja) 1984-05-14

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