JPH0128297B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0128297B2
JPH0128297B2 JP55086227A JP8622780A JPH0128297B2 JP H0128297 B2 JPH0128297 B2 JP H0128297B2 JP 55086227 A JP55086227 A JP 55086227A JP 8622780 A JP8622780 A JP 8622780A JP H0128297 B2 JPH0128297 B2 JP H0128297B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
timer
switch
normally open
food
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55086227A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5712226A (en
Inventor
Kazuo Kaneuchi
Yasuhiko Yokohama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP8622780A priority Critical patent/JPS5712226A/ja
Publication of JPS5712226A publication Critical patent/JPS5712226A/ja
Publication of JPH0128297B2 publication Critical patent/JPH0128297B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、被調理物を高周波電波と燃焼熱気
とによつて加熱するようにした加熱調理器の改良
に関する。 近時、マイクロ波(高周波電波)を発生するマ
グネトロンと、燃焼熱気を発生するガス燃焼器と
の双方を組み込んだ加熱調理器が開発されてい
る。この加熱調理器はマイクロ波或いは燃焼熱気
のいずれかの単独加熱、双方を同時に作動させる
同時加熱、およびそれぞれを切り換えながら作動
させる切換加熱等を選択して行うもので、被調理
物の種類や食用形態等に応じて被調理物を効果的
に加熱することができる。 しかしながら、このような従来の加熱調理器に
あつては次のような問題があつた。すなわち、前
記切換加熱を行う場合、マイクロ波或いは燃焼熱
気による加熱が終了したのち、次の加熱(燃焼熱
気或いはマイクロ波による加熱)に移るようにし
ている。このため、切換時に被調理物から熱が逃
げ、エネルギのロスが大きい。特に、マイクロ波
による加熱の後燃焼熱気による加熱に切り換える
場合、ガス燃焼器の着火ミス時の再着火時間およ
び予熱時間が必要であり、その間にマイクロ波に
よる熱が被調理物から逃げ、エネルギのロスが多
大なものとなる。また、一方の加熱が終了してか
ら他方の加熱が開始されるため、調理に要する時
間が長くなる等の欠点がある。 本発明は上記事情を考慮してなされたもので、
その目的とするところは、被調理物の種類や食用
形態に応じて被調理物を効果的に加熱し得ると共
に、燃焼熱気と高周波電波とによる切換加熱時に
加熱時間および加熱エネルギのロスを少なくし得
る加熱調理器を提供することにある。 すなわち、本発明は燃焼熱気と高周波電波とに
よる単独加熱、同時加熱および切換加熱を行うと
共に、高周波電波による加熱に引き続いて燃焼熱
気による加熱を行なわせるモードが設定されたと
きに両加熱を所定時間だけ重複して行なわせるよ
うにして、前記目的を達成せんとしたものであ
る。 以下、この発明の詳細を図示の実施例によつて
説明する。 第1図はこの発明の一実施例に係わる加熱調理
器の外観形状を示す斜視図である。図中1は金属
製のケースで、このケース1の内部には前面に開
口部を有した加熱室2が形成されている。また、
ケース1の側壁の部分には上記側壁の一部をなす
如く上記加熱室2を蓋する開閉可能な扉3が取着
されている。扉2には透明或いは半透明で、かつ
マイクロ波が外部へ漏れるのを阻止する機能を有
した窓4が形成されている。また、前記ケース1
の上記扉3が位置する側壁の右側部には各種のス
イツチ、タイマおよびランプ等を配置した操作パ
ネル5が設けられている。すなわち、操作パネル
5には第2図に示す如く電源スイツチ11、調理
スイツチ12、モード切換スイツチ13、第1お
よび第2のタイマ14,15、強弱切換スイツチ
16、ガス温度調節器17および各種のランプ1
8a,〜,18cがそれぞれ配置されている。そ
して、前記ケース1の内部には後述するマイクロ
波発生器6、ガス燃焼器7および制御装置8等が
収容されている。 ところで、前記制御装置8は第3図に示す如く
構成されている。すなわち、電源20の一端は母
線Aに接続され、他端は電源スイツチ11、ヒユ
ーズ21およびドアロツクスイツチ22を上記順
に介して母線Bに接続されている。母線Bはリレ
ー23の常開接点23aを介して第1のタイマ1
4の常開接点14aの一端に接続されている。上
記第1のタイマ14はガス燃焼器6の作動時間を
セツトするもので、常開接点14a、常閉接点1
4bおよびタイマモータ14cで形成されてい
る。そして、常開接点14aはタイマ14の非セ
ツト状態でOFF、セツト状態でONし、常閉接点
14bはタイマ14の非セツト状態および60秒以
内のセツト状態でON、60秒以上のセツト状態で
OFFするものとなつている。前記常開接点14
aの他端は、リレー23の常開接点23bの一端
に接続されると共に、タイマ14のタイマモータ
14cおよびスイツチ24を介して母線Aに接続
されている。常開接点23bの他端は、リレー2
3の励磁コイル23cを介して母線Aに接続され
ると共に、自動復帰型の常開接点12aを介して
母線Bに接続されている。上記常開接点12aは
後述する自動復帰型の常開接点12bと連動する
もので、これらの接点12a,12bから前記調
理スイツチ12が構成される。また、前記スイツ
チ24は後述するスイツチ25と共に前記モード
切換えスイツチ13を構成している。そして、こ
のモード切換えスイツチ13は第1乃至第4のモ
ード設定に応じて次表のように切り換えられるも
のとなつている。
【表】 そして、前記ガス燃焼器6はスイツチ24およ
びタイマモータ14cの接続点と前記常開接点1
4aの他端との間に接続される。しかして、ガス
燃焼器6は前記交流電源20による電源電圧が印
加されるとき作動するものとなつている。 一方、前記母線Bはサーマルスイツチ26を介
して第2のタイマ15の常開接点15aの一端に
接続されると共に、リレー27の常開接点27a
およびリレー28の常開接点28aを上記順に介
して強弱切換スイツチ16に接続されている。上
記タイマ15はマイクロ波発生器7の作動時間を
セツトするもので、常開接点15a,15b、常
閉接点15cおよびタイマモータ15dで形成さ
れている。そして、常開接点15a,15bはタ
イマ15の非セツト状態でOFF、セツト状態で
ONし、常閉接点15cはタイマ16の非セツト
状態および60秒以内のセツト状態でONし、60秒
以上のセツト状態でOFFするものとなつている。
常開接点15aの他端は、タイマモータ15d、
リレー28の常開接点28bおよびリレー27の
常開接点27bを上記順に介して母線Aに接続さ
れると共に、ドアロツクスイツチ29、リレー2
7の励磁コイル27cおよび上記常開接点27b
を介して母線Aに接続されている。さらに、常開
接点27bには前記スイツチ12bが並列接続さ
れている。なお、上記ドアロツクスイツチ29は
前記ドアロツクスイツチ22と連動するもので、
前記扉3が完全に閉じているときのみONとな
る。 また、前記常開接点27aと常開接点28aと
の接続点は、前記常閉接点14bとスイツチ25
との並列回路、リレー28の励磁コイル28cお
よび常開接点15bを上記順に介して母線Aに接
続されている。さらに、前記タイマモータ14c
とスイツチ24との接続点は常閉接点15cを介
して母線Aに接続されている。前記強弱切換スイ
ツチ16はスイツチ16aおよび常時自動的に
ON・OFFを繰り返すスイツチ16bの並列回路
からなるもので、スイツチ16を強加熱側Hに切
り換えたときスイツチ16aがON、スイツチ1
6を弱加熱側「L」に切り換えたときスイツチ1
6aがOFFされる。そして、前記マイクロ波発
生器7は強弱切換スイツチ16の他端と母線Aと
の間に接続される。 なお、第3図中18a,18b,18cは電源
ランプ、ガス燃焼確認灯およびマイクロ波発生確
認灯をそれぞれ示し、30,31,32は庫内
灯、ブロアモータおよび排気用モータをそれぞれ
示している。また、33は安全シヨートスイツチ
であり、前記ドアロツクスイツチ22,29が
ONのときOFF、スイツチ22,29がOFFのと
きONするものとなつている。 このように構成された加熱調理器の作用を説明
する。 まず、燃焼熱気のみによる加熱を行う場合、電
源スイツチ11をONすると共にモード切換えス
イツチ13を第1のモードに設定する。これによ
り前記スイツチ24,25はそれぞれON、OFF
となる。次に、第1のタイマ14を所定時間にセ
ツトすると、常開接点14aがON、常閉接点1
4bがOFFとなる。この状態で調理スイツチ1
2をONしスイツチ12a,12bをONすると、
リレー23の励磁コイル23cが付勢され同リレ
ー23の常開接点23a,23bは共にONとな
る。また、常開接点23a,23bがONとなる
とリレー23は自己保持され上記状態を維持す
る。したがつて、第4図に示す状態となりガス燃
焼器6のみが作動することになる。そして、タイ
マ14のセツト時間が経過すると常開接点14a
がOFFされるため、ガス燃焼器6の作動が停止
されると共に、リレー23の自己保持は解除され
る。なお、上記タイマ14のセツト時間終了時よ
り60秒前に常閉接点14bがONとなるが、第2
のタイマ15が非セツト状態で常開接点15bが
OFFとなつているため励磁コイル28cが付勢
されることもない。 また、マイクロ波のみによる加熱を行う場合、
電源スイツチ11をONすると共にモード切換ス
イツチ13を第1のモードに設定する。次に、第
2のタイマ15を所定時間にセツトすると、常開
接点15a,15bがON、常閉接点15cが
OFFとなる。この状態で調理スイツチ12をON
するとリレー27の励磁コイル27cがスイツチ
12bおよび常開接点15a等を介して電源20
により付勢され、同リレー27の常開接点27
a,27bが共にONとなる。そして、常開接点
27bがONとなるためリレー27は自己保持さ
れ上記状態を維持する。また、常開接点、27a
がONとなるため、リレー28の励磁コイル28
cが常開接点27a,15bおよび常閉接点14
b等を介して付勢され、同リレー28の常開接点
28a,28bは共にONとなる。一方、リレー
23の励磁コイル23cはスイツチ12aがON
のとき励磁されるが、常開接点14aがOFFと
なつているため、スイツチ12aが復帰すると励
磁されなくなる。したがつて、第5図に示す状態
となりマイクロ波発生器7のみが作動することに
なる。そして、タイマ15のセツト時間が経過す
ると常開接点15a,15bがOFFとなるため、
リレー27の自己保持が解除されると共にマイク
ロ波発生器7の作動が停止される。なお、上記タ
イマ15のセツト時間終了時より60秒前に常閉接
点15cがONとなつても、回路状態は何ら変化
しない。また、前記強弱切換スイツチ16は強加
熱側「H」に切り換えて使用するものとする。 さらに、燃焼熱気およびマイクロ波による同時
加熱を行う場合、電源スイツチ11をONすると
共にモード切換スイツチ13を第2のモードに設
定する。これにより前記スイツチ24,25は共
にONとなる。次に、第1および第2のタイマ1
4,15をそれぞれ所定時間にセツトすると、常
開接点14a,15a,15bがON、常閉接点
14b,15cがOFFとなる。この状態で調理
スイツチ12をONするとリレー23が自己保持
されると共に、リレー27も自己保持されるため
リレー28も付勢された状態となる。したがつ
て、第6図に示す状態となり、ガス燃焼器6およ
びマイクロ波発生器7は共に作動することにな
る。そして、第1および第2のタイマ14,15
の各セツト時間に応じてガス燃焼器6およびマイ
クロ波発生器7はそれぞれ作動を持続する。 一方、燃焼熱気による加熱の後マイクロ波によ
る加熱を行う場合、電源スイツチ11をONする
と共にモード切換スイツチ13を第3のモードに
設定する。これにより前記スイツチ24,25が
それぞれON、OFF、つまり前記第1のモード設
定時と同じとなる。次に、第1および第2のタイ
マ14,15をそれぞれ所定時間にセツトする
と、常開接点14a,15a,15bがON、常
閉接点14b,15cがOFFとなる。この状態
で調理スイツチ12をONすると、前記同時加熱
を行う場合と同様にリレー23,27は自己保持
されるが、前記スイツチ25がOFFであるため
リレー28の励磁コイル28cは付勢されない。
したがつて、この場合前記第6図でスイツチ25
がOFF、常開接点28a,28bがOFFとなつ
た状態となる。このため、ガス燃焼器6のみが作
動することになる。また、常開接点28bが
OFFであることからタイマモータ15dは作動
しない。そして、第1のタイマ14のセツト時間
終了時より60秒前となると、前記常閉接点14b
がONとなり励磁コイル28cが付勢されるた
め、常開接点28a,28bが共にONとなる。
これにより、マイクロ波発生器7が作動すると共
にタイマモータ15dも作動する。そして、第1
のタイマ14のセツト時間が経過した時点で常開
接点14aがOFFとなり、リレー23の自己保
持が解除されると共にガス燃焼器6の作動が停止
する。このときの回路状態は前記第5図と同様と
なる。そして、マイクロ波発生器7は前記第1の
タイマ14のセツト時間終了時より60秒前の時刻
から第2のタイマ15のセツト時間が経過するま
で作動することになる。 また、マイクロ波による加熱の後燃焼熱気によ
る加熱を行う場合、電源スイツチ11をONする
と共にモード切換スイツチ13を第4のモードに
設定する。これにより前記スイツチ24,25は
それぞれOFF、ONとなる。次に、第1および第
2のタイマ14,15をそれぞれ所定時間にセツ
トすると、常開接点14a,15a,15bが
ON、常閉接点14b,15cがOFFとなる。こ
の状態で調理スイツチ12をONすると、前記同
時加熱時と同様にリレー23,27が自己保持さ
れると共に励磁コイル28cが付勢される。した
がつて、この場合前記第6図でスイツチ24が
OFFとなつた状態となる。このため、マイクロ
波発生器7のみが作動することになる。また、ス
イツチ24がOFFであることからガス燃焼器6
が作動しないのは勿論、タイマモータ14cも作
動しない。そして、第2のタイマ15のセツト時
間終了時より60秒前となる常閉接点15cがON
となり、これによりガス燃焼器6が作動すると共
にタイマモータ14cも作動する。さらに、第2
のタイマ15のセツト時間が経過した時点で、常
開接点15a,15bがOFFとなり、リレー2
7の自己保持が解除されると共にマイクロ波発生
器7の作動が停止する。このときの回路状態は前
記第4図でスイツチ24がOFF、スイツチ25
がONとなつた状態となる。そして、ガス燃焼器
6は前記第2のタイマ15のセツト時間終了時よ
り60秒前の時刻から第1のタイマ14のセツト時
間が経過するまで作動することになる。 このように被調理物が収容される加熱室2内に
燃焼熱気を供給して上記被調理物を加熱するガス
燃焼器6と、上記加熱室2内にマイクロ波を照射
して上記被調理物を加熱するマイクロ波発生器7
と、前記ガス燃焼器6およびマイクロ波発生器7
の各作動時間をそれぞれセツトする第1および第
2のタイマ14,15とこれらのタイマ14,1
5の始動を制御するスイツチ24,25で構成さ
れたモード切換スイツチ13とからなる制御装置
8を設け、この制御装置8により各種の加熱方式
を行うようにしている。すなわち、前記各タイマ
14,15のいずれかのセツトおよびモード切換
スイツチ13の第1のモード設定により燃焼熱気
或いはマイクロ波による単独加熱を行い、各タイ
マ14,15の同時セツトおよびモード切換スイ
ツチ13の第2のモード設定により燃焼熱気およ
びマイクロ波による同時加熱を行うようにしてい
る。また、各タイマ14,15の同時セツトおよ
びモード切換スイツチ13の第3のモード設定に
より、燃焼熱気による加熱を行いこの加熱が終了
する時刻より60秒前にマイクロ波による加熱を開
始するようにしている。さらに、各タイマ14,
15の同時セツトおよびモード切換スイツチ13
の第4のモード設定により、マイクロ波による加
熱を行いこの加熱が終了する60秒前に燃焼熱気に
よる加熱を開始するようにしている。 したがつて、被調理物の種類や食用形態に応じ
て被調理物を効果的に加熱し得る等の効果を奏す
る。また、前記燃焼熱気による加熱を行つた後、
この加熱が終了する60秒前にマイクロ波による加
熱を始める場合には次の(1)〜(3)に示すような利点
がある。 (1) 被調理物がガス燃焼器6によつて加熱されて
得た熱が逃げないうちにマイクロ波の照射によ
る加熱が開始されるので、ある程度の温度を保
ちながら被調理物を加熱することができ、エネ
ルギのロスを少なくすることができる。 (2) 切り換わり時の加熱ブランクがなく、加熱時
間の短縮をはかれる。 (3) 被調理物が冷凍食品である場合には、被調理
物の外郭表面からガス燃焼器6の燃焼熱気によ
る解凍を行い、外郭表面の解凍がある程度進行
した時点で被調理物の内部からマイクロ波の照
射による解凍をも同時に行うことが可能で、全
体に均一に加熱しながら解凍でき、そのまま焼
き上げることもできる。 さらに、前記マイクロ波による加熱を行つた
後、この加熱が終了する60秒前に燃焼熱気による
加熱を開始する場合には、次の(4)〜(7)に示すよ
に、さらに大きな効果が得られる。 (4) ガス燃焼器6による予熱をマイクロ波の照射
中に行い得るので、マイクロ波の照射中に加熱
室の構成壁等を被調理物の現在の温度程度まで
上昇させることができ、切換わり時に起こり易
い被調理物の一時的な温度低下を防止できる。
したがつて、温度低下によつて起こる被調理物
の変質を防止できる。 (5) 万一、ガス燃焼器6に着火ミスが生じてもマ
イクロ波照射中に再着火する時間が十分に確保
されているので、切り換わり時の加熱時間のロ
スが少なくて済み、切り換えをスムーズに行う
ことができる。 (6) 被調理物がマイクロ波の照射により加熱され
て得た熱が逃げないうちに燃焼熱気による加熱
が開始されるので、ある程度の温度を保ちなが
ら被調理物を加熱することが可能で、エネルギ
のロスを少なくすることができる。 (7) 被調理物が冷凍食品である場合には、被調理
物の内部からマイクロ波の照射による解凍を行
い、内部の解凍がある程度進行した時点で燃焼
熱気による外郭面からの解凍をも同時に行うこ
とが可能で、全体に均一に加熱しながら解凍で
き、そのまま焼き上げることもできる。 なお、この発明は上述した実施例に限定される
ものではない。例えば、前記マイクロ波発生器の
代りには被調理物を加熱できる高周波電波を発生
する高周波発振器であればよい。さらに、前記ガ
ス燃焼器の代りには燃焼して熱気を発生するもの
であればガスに限らず各種の燃焼器を代替使用で
きる。また、前記第1および第2のタイマに定め
た常開接点と常閉接点との切換時間差、つまり切
換加熱方式で燃焼器および高周波発振器が共に作
動する時間は60秒に限定されるものではなく、仕
様に応じて適宜変更してもよい。その他、この発
明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施
することができる。 以上詳述したように本発明によれば、被調理物
の種類や食用形態に応じて被調理物を効果的に加
熱し得ると共に、高周波加熱から燃焼熱気による
加熱への切換時に被料理物の変質を防止できるば
かりか、加熱時間および加熱エネルギのロスを少
なくし得る加熱調理器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係わる加熱調理
器の外観形状を示す斜視図、第2図は同実施例の
操作パネルを示す拡大図、第3図は上記実施例の
制御装置を示す回路構成図、第4図乃至第6図は
それぞれ上記実施例の作用を示すもので第4図は
燃焼熱気による加熱状態を示す回路構成図、第5
図はマイクロ波による加熱状態を示す回路構成
図、第6図は燃焼熱気およびマイクロ波による同
時加熱状態を示す回路構成図、 1…ケース、2…加熱室、3…扉、4…窓、5
…操作パネル、6…ガス燃焼器、7…マイクロ波
発生器、8…制御装置、11…電源スイツチ、1
2…調理スイツチ、13…モード切換スイツチ、
14…第1のタイマ、15…第2のタイマ、2
3,27,28…リレー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被調理物が収容される加熱室と、 この加熱室内に通気路を介して燃焼熱気を供給
    する燃焼器と、 前記加熱室内に導波管を介して高周波電波を供
    給する高周波発振器と、 前記燃焼器の動作時間をセツトする第1のタイ
    マ、前記高周波発振器の動作時間をセツトする第
    2のタイマおよび、始動すべきタイマを選択する
    と共に動作すべき燃焼器および高周波発振器の少
    なくとも一方を選択するモード切換えスイツチを
    含む制御装置とを備えた加熱調理器において、 前記制御装置は、前記高周波発振器の動作に引
    き続いて前記燃焼器を動作させるモードが設定さ
    れたときに、 前記第2のタイマを始動させて前記高周波発振
    器を動作させ、第2のタイマの終了時刻の所定時
    間前に第1のタイマを始動させて前記燃焼器を動
    作させる制御系を具備してなることを特徴とする
    加熱調理器。
JP8622780A 1980-06-25 1980-06-25 Heating cooker Granted JPS5712226A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8622780A JPS5712226A (en) 1980-06-25 1980-06-25 Heating cooker

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8622780A JPS5712226A (en) 1980-06-25 1980-06-25 Heating cooker

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5712226A JPS5712226A (en) 1982-01-22
JPH0128297B2 true JPH0128297B2 (ja) 1989-06-01

Family

ID=13880898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8622780A Granted JPS5712226A (en) 1980-06-25 1980-06-25 Heating cooker

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5712226A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4663238B2 (ja) 2002-03-14 2011-04-06 ストライカー コーポレイション 骨セメントを混合するための混合機組立体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54126169A (en) * 1978-03-22 1979-10-01 Mitsubishi Electric Corp Cooker

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54126169A (en) * 1978-03-22 1979-10-01 Mitsubishi Electric Corp Cooker

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5712226A (en) 1982-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4454404A (en) High frequency heating apparatus with selectable steam generating means
WO2000042823A1 (en) Combination oven using radiant and microwave energy
JPH0128297B2 (ja)
JPH07119973A (ja) 高周波加熱装置
GB2048028A (en) Microwave heating apparatus
KR0131977B1 (ko) 전자렌지의 컨벡션조리 제어방법
JP3651498B2 (ja) 調理器
JPS6118326Y2 (ja)
JPS61119922A (ja) 複合加熱調理器
JPS6032769B2 (ja) ヒ−タ付電子レンジの加熱方法
JPS5813813B2 (ja) ガスオ−ブン付電子レンジ
JPS628688B2 (ja)
JPS5860127A (ja) 加熱調理器
JPH0228057B2 (ja)
JPS5875630A (ja) ヒ−タ付電子レンジ
JPS5848483Y2 (ja) 調理器
JP3630932B2 (ja) 加熱調理装置
JPH023043Y2 (ja)
JP2000257868A (ja) 加熱調理器
JPS6224161Y2 (ja)
JPH0130000Y2 (ja)
JPS6317924Y2 (ja)
JPH02140515A (ja) 加熱調理器
JPH11159765A (ja) 加熱調理器
JPS63267838A (ja) 複合調理器