JPS6118326Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6118326Y2 JPS6118326Y2 JP1983200172U JP20017283U JPS6118326Y2 JP S6118326 Y2 JPS6118326 Y2 JP S6118326Y2 JP 1983200172 U JP1983200172 U JP 1983200172U JP 20017283 U JP20017283 U JP 20017283U JP S6118326 Y2 JPS6118326 Y2 JP S6118326Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- timer
- oven
- heating
- heater
- microwave heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 10
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 9
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 1
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Landscapes
- Electric Ovens (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はヒータ付高周波加熱装置の改良に係
る。
る。
近年高周波加熱装置において、そのオーブン庫
内に電熱ヒータを配設し赤外線輻射加熱機能(オ
ーブン機能)を付加させた複合タイプの高周波加
熱装置が話題になつている。而しながら今までの
その種の高周波加熱装置は電熱ヒータによる加熱
かマイクロ波加熱を択一的に実行させるための切
替スイツチが設けられ、加熱時間の設定用タイマ
ーは1つ備えられているだけであつた。従つて、
両加熱機能を連続させたい場合は前者の加熱が終
了した後再びタイマーを巻き上げて後者の加熱時
間をセツトするという手間を要すると共に、マイ
クロ波加熱時にはマグネトロン冷却用のブロワモ
ータを回転させて高圧トランス、マグネトロン等
の電装部品を冷却した後送風ダクトを通じてオー
ブン庫内に送風し、食品から発生した蒸気と一緒
にオーブンの外部に排気するようにしているのに
対し、電熱ヒータによる加熱時にはブロワモータ
への通電を断つてこれを回転させず、オーブン庫
内への冷却風循環を断つようにしていた。
内に電熱ヒータを配設し赤外線輻射加熱機能(オ
ーブン機能)を付加させた複合タイプの高周波加
熱装置が話題になつている。而しながら今までの
その種の高周波加熱装置は電熱ヒータによる加熱
かマイクロ波加熱を択一的に実行させるための切
替スイツチが設けられ、加熱時間の設定用タイマ
ーは1つ備えられているだけであつた。従つて、
両加熱機能を連続させたい場合は前者の加熱が終
了した後再びタイマーを巻き上げて後者の加熱時
間をセツトするという手間を要すると共に、マイ
クロ波加熱時にはマグネトロン冷却用のブロワモ
ータを回転させて高圧トランス、マグネトロン等
の電装部品を冷却した後送風ダクトを通じてオー
ブン庫内に送風し、食品から発生した蒸気と一緒
にオーブンの外部に排気するようにしているのに
対し、電熱ヒータによる加熱時にはブロワモータ
への通電を断つてこれを回転させず、オーブン庫
内への冷却風循環を断つようにしていた。
しかしながらそのように構成するので、ヒータ
加熱時オーブン庫内に冷却風が通らずオーブン庫
内の温度を上が易くして食品の焦目をつける効果
がある反面、オーブン庫内ばかりでなくオーブン
外壁側および本体外筐の温度までもが上昇するこ
とによつてヤケド等の危険があつた。
加熱時オーブン庫内に冷却風が通らずオーブン庫
内の温度を上が易くして食品の焦目をつける効果
がある反面、オーブン庫内ばかりでなくオーブン
外壁側および本体外筐の温度までもが上昇するこ
とによつてヤケド等の危険があつた。
上記欠点を除去するものとして実公昭52−3145
号公報に示すようなヒータ加熱とマイクロ波加熱
を備えた複合タイプの高周波加熱装置が周知とな
つている。これによれば、そのヒータ加熱中には
風向制御板を切換えることによつてマグネトロン
を冷却する冷却風がオーブン庫内に導入されず、
オーブン外壁に流され、オーブン庫内の温度を高
温にするとともにオーブン外壁の温度上昇を抑え
ているものであつた。
号公報に示すようなヒータ加熱とマイクロ波加熱
を備えた複合タイプの高周波加熱装置が周知とな
つている。これによれば、そのヒータ加熱中には
風向制御板を切換えることによつてマグネトロン
を冷却する冷却風がオーブン庫内に導入されず、
オーブン外壁に流され、オーブン庫内の温度を高
温にするとともにオーブン外壁の温度上昇を抑え
ているものであつた。
ところが、この考案においても加熱時間設定用
タイマーが一個しかなく、前記ヒータ加熱及びマ
イクロ波加熱の単独加熱に加えて、スイツチ操作
によつて両者を同時に行なうようにしたものなの
で、マイクロ波加熱により生じる大量の水蒸気が
オーブン庫内に滞り、これがヒータの能率を低下
させると同時に、マイクロ波加熱時間最中ヒータ
加熱が行なわれるため、その焦目調節が困難なも
のであつた。
タイマーが一個しかなく、前記ヒータ加熱及びマ
イクロ波加熱の単独加熱に加えて、スイツチ操作
によつて両者を同時に行なうようにしたものなの
で、マイクロ波加熱により生じる大量の水蒸気が
オーブン庫内に滞り、これがヒータの能率を低下
させると同時に、マイクロ波加熱時間最中ヒータ
加熱が行なわれるため、その焦目調節が困難なも
のであつた。
したがつてヒータ加熱とマイクロ波加熱を備え
た複合タイプの高周波加熱装置であれば、マイク
ロ波加熱によりまず食品の内部からも全体にスピ
ード調理を行ない、その直後ヒータ加熱で食品の
表面をに焦がすように連続式の加熱ができてこそ
価値があり、上記のように使用者がいちいち切替
スイツチを操作したりタイマーを再設定するよう
な仕様では面倒で、その調理具合を徴妙に制御す
ることが不可能なものであつた。
た複合タイプの高周波加熱装置であれば、マイク
ロ波加熱によりまず食品の内部からも全体にスピ
ード調理を行ない、その直後ヒータ加熱で食品の
表面をに焦がすように連続式の加熱ができてこそ
価値があり、上記のように使用者がいちいち切替
スイツチを操作したりタイマーを再設定するよう
な仕様では面倒で、その調理具合を徴妙に制御す
ることが不可能なものであつた。
本考案は上記の従来の欠点に鑑みなされたもの
であり、マイクロ波加熱時間制御用タイマーで所
定時間マイクロ波加熱を行なつた後、マグネトロ
ン冷却用のブロワモータの回転を止めることな
く、しかもそのブロワーによつて送給される外気
をオーブン庫内に導入せずにオーブン外壁に流す
ように冷却風を切換え、ヒータ加熱時間設定用タ
イマーでヒータ加熱を行なうようにするもので、
その制御を司る風向制御板をマイクロ波加熱時間
設定用のタイマーに連動するように工夫した高周
波加熱装置を提供するものである。
であり、マイクロ波加熱時間制御用タイマーで所
定時間マイクロ波加熱を行なつた後、マグネトロ
ン冷却用のブロワモータの回転を止めることな
く、しかもそのブロワーによつて送給される外気
をオーブン庫内に導入せずにオーブン外壁に流す
ように冷却風を切換え、ヒータ加熱時間設定用タ
イマーでヒータ加熱を行なうようにするもので、
その制御を司る風向制御板をマイクロ波加熱時間
設定用のタイマーに連動するように工夫した高周
波加熱装置を提供するものである。
以下本考案を図面と共に説明する。第1図は本
考案を実施する高周波加熱装置のドアを開いた状
態の正面図であり、第2図はその本体外筐を一部
取り外して内部構造を示した慨略な斜視図であ
る。これらによれば、装置は本体外筐1内に配設
されたオーブン2庫内に電熱ヒータ3および食品
を載置する載置台4を設け、オーブン2側部には
ヒータ加熱時間設定用のタイマー5、マイクロ波
加熱時間設定用のタイマー6およびクツクスイツ
チ7を配設している。次に本体内部を見れば、オ
ーブン2の外壁側にはマグネトロン8、マイクロ
波をオーブン2庫内に導びく導波管9およびマグ
ネトロン冷却用ブロワー10より送給される一旦
マグネトロン8を冷却した外気をオーブン2庫内
あるいは外壁側に導びく送風ダクト11を設けて
いる。また、オーブン2の外側部には前記したタ
イマー5,6(ただしタイマー5は省略してい
る。)、高圧トランス12等を設けている。前記し
た送風ダクト11はブロワー10に連結する入口
を1つとして2つの出口を備える2股構造のダク
トであり、しかも第3図に示すようにマイクロ波
加熱時間設定用のタイマー6の動作に動して動く
風向制御板13を内蔵している。第3図によりこ
の風向制御板13の機能を説明する。風向制御板
13は送風ダクト11内にあつて軸14をもつて
回動自在に支持され、バネ15によつて常に実線
で示す側に附勢されている。しかし、タイマー6
をその摘子6aをもつて巻き上げるとタイマーシ
ヤフト6bに固定した一部切り欠けられ第3図中
下弦の月のような形をしたカム6cが時計方向に
回つてローラ6dを下方に押圧し、ローラ6dを
一体化するローラレバー6eを点線の位置に軸6
fを中心に回動させ、一端を風向制御板13に固
定したロツト棒16を下方に移動させるので、風
向制御板13は点線の位置に回動する。風向制御
板13が第3図中実線で示す位置にあればブロワ
ー10より送給された外気xは点線矢印yで示す
方向に制御され、第2図に示すようにオーブン2
外壁側本体外筐1との間隙に送給されてその部分
を冷却しつつ本体外筐1の後板1a上部に穿設さ
れた排気孔17より排出される。他方、点線で示
す位置にあれば実線矢印zで示す方向に制御さ
れ、オーブン2庫内に送給されてオーブン2庫内
を循環し、食品より発生する蒸気を含んでオーブ
ン2上壁に穿設された排気口18およびこれに連
通し本体外筐1の後板1aに穿設された排気孔1
9を介して排出される。
考案を実施する高周波加熱装置のドアを開いた状
態の正面図であり、第2図はその本体外筐を一部
取り外して内部構造を示した慨略な斜視図であ
る。これらによれば、装置は本体外筐1内に配設
されたオーブン2庫内に電熱ヒータ3および食品
を載置する載置台4を設け、オーブン2側部には
ヒータ加熱時間設定用のタイマー5、マイクロ波
加熱時間設定用のタイマー6およびクツクスイツ
チ7を配設している。次に本体内部を見れば、オ
ーブン2の外壁側にはマグネトロン8、マイクロ
波をオーブン2庫内に導びく導波管9およびマグ
ネトロン冷却用ブロワー10より送給される一旦
マグネトロン8を冷却した外気をオーブン2庫内
あるいは外壁側に導びく送風ダクト11を設けて
いる。また、オーブン2の外側部には前記したタ
イマー5,6(ただしタイマー5は省略してい
る。)、高圧トランス12等を設けている。前記し
た送風ダクト11はブロワー10に連結する入口
を1つとして2つの出口を備える2股構造のダク
トであり、しかも第3図に示すようにマイクロ波
加熱時間設定用のタイマー6の動作に動して動く
風向制御板13を内蔵している。第3図によりこ
の風向制御板13の機能を説明する。風向制御板
13は送風ダクト11内にあつて軸14をもつて
回動自在に支持され、バネ15によつて常に実線
で示す側に附勢されている。しかし、タイマー6
をその摘子6aをもつて巻き上げるとタイマーシ
ヤフト6bに固定した一部切り欠けられ第3図中
下弦の月のような形をしたカム6cが時計方向に
回つてローラ6dを下方に押圧し、ローラ6dを
一体化するローラレバー6eを点線の位置に軸6
fを中心に回動させ、一端を風向制御板13に固
定したロツト棒16を下方に移動させるので、風
向制御板13は点線の位置に回動する。風向制御
板13が第3図中実線で示す位置にあればブロワ
ー10より送給された外気xは点線矢印yで示す
方向に制御され、第2図に示すようにオーブン2
外壁側本体外筐1との間隙に送給されてその部分
を冷却しつつ本体外筐1の後板1a上部に穿設さ
れた排気孔17より排出される。他方、点線で示
す位置にあれば実線矢印zで示す方向に制御さ
れ、オーブン2庫内に送給されてオーブン2庫内
を循環し、食品より発生する蒸気を含んでオーブ
ン2上壁に穿設された排気口18およびこれに連
通し本体外筐1の後板1aに穿設された排気孔1
9を介して排出される。
さて、この風向制御板13の機能を説明するに
上記の高周波加熱装置に組んだ第4図の電気回路
を合わせて説明する必要がある。これによれば、
20は図示しないドアの開閉成に応じて接点を切
替えるラツチスイツチであり、ドア開成状態でa
接点、閉成状態でb接点に附勢され、21は同じ
くドアの開閉成に連動して動作するドア安全スイ
ツチであり、ドア閉成状態にて閉成にある。ま
た、22,23はマイクロ波加熱時間設定用のタ
イマー6を巻き上げるとそれに連動してb接点側
に切替えられるタイマースイツチであり、24は
ヒータ加熱時間設定用のタイマー5を巻き上げる
とそれに連動して閉成するタイマースイツチであ
つて、これ等タイマースイツチ22〜24はいず
れもそのタイマー6,5がそのタイマーモータ6
A,5Aの回転によつてセツトされた時間を計時
すると、図の状態に接点を復帰する構造となつて
いる。また、10Aはブロワー10用のブロワモ
ータである。
上記の高周波加熱装置に組んだ第4図の電気回路
を合わせて説明する必要がある。これによれば、
20は図示しないドアの開閉成に応じて接点を切
替えるラツチスイツチであり、ドア開成状態でa
接点、閉成状態でb接点に附勢され、21は同じ
くドアの開閉成に連動して動作するドア安全スイ
ツチであり、ドア閉成状態にて閉成にある。ま
た、22,23はマイクロ波加熱時間設定用のタ
イマー6を巻き上げるとそれに連動してb接点側
に切替えられるタイマースイツチであり、24は
ヒータ加熱時間設定用のタイマー5を巻き上げる
とそれに連動して閉成するタイマースイツチであ
つて、これ等タイマースイツチ22〜24はいず
れもそのタイマー6,5がそのタイマーモータ6
A,5Aの回転によつてセツトされた時間を計時
すると、図の状態に接点を復帰する構造となつて
いる。また、10Aはブロワー10用のブロワモ
ータである。
今、この高周波加熱装置において肉あるいは魚
の焼き調理を実行する場合、まずタイマー6を巻
き上げて所期のマイクロ波加熱時間をセツトし、
次にタイマー5を巻き上げる。既に食品をオーブ
ン2庫内に収納しドアを閉成してあるので、クツ
クスイツチ7を操作するとタイマースイツチ22
のb接点を介してタイマーモータ6A、高圧トラ
ンス12、そしてタイマースイツチ23のb接点
を介してブロワモータ10Aにそれぞれ電力供給
が開始され、まず前半はマイクロ波加熱によりス
ピード調理を実行する。タイマー6がそのセツト
時間を計時しタイマースイツチ22,23がa接
点側に復帰するとマイクロ波加熱は停止し、引き
続いてタイマースイツチ22のa接点、タイマー
スイツチ24を介してタイマーモータ5Aとヒー
タ3に、そてタイマースイツチ23のa接点を介
してブロワモータ10Aにそれぞれ電力が供給さ
れる。従つて、高周波加熱装置はマイクロ波加熱
に連続して自動的にヒータ3による赤外線輻射加
熱を実行し、マイクロ波加熱によつて素速く加熱
された食品をこんがりと焼き上げる。第3図にお
いて既に説明したように、風向制御板13はマイ
クロ波加熱中タイマー6に組まれたカム6cによ
つてロツト棒16を下方に移動しているので、点
線の位置にあつて外気xを矢印zの方向に向けて
オーブン2庫内に導びく。前半のマイクロ波加熱
が終了するとタイマーモータ6Aによりタイマー
シヤフト6が復帰回転して初期状態に至るので、
カム6cはその切り欠き部が図のようにローラ6
bに当接し、風向制御板13はバネ15により実
線の位置に移動する。従つて後半のヒータ加熱時
にあつては外気xは点線矢印y方向に向けてオー
ブン2外壁側本体外筐1間に流れ、そこに這うよ
うにして排気孔17に至るよう制御される。
の焼き調理を実行する場合、まずタイマー6を巻
き上げて所期のマイクロ波加熱時間をセツトし、
次にタイマー5を巻き上げる。既に食品をオーブ
ン2庫内に収納しドアを閉成してあるので、クツ
クスイツチ7を操作するとタイマースイツチ22
のb接点を介してタイマーモータ6A、高圧トラ
ンス12、そしてタイマースイツチ23のb接点
を介してブロワモータ10Aにそれぞれ電力供給
が開始され、まず前半はマイクロ波加熱によりス
ピード調理を実行する。タイマー6がそのセツト
時間を計時しタイマースイツチ22,23がa接
点側に復帰するとマイクロ波加熱は停止し、引き
続いてタイマースイツチ22のa接点、タイマー
スイツチ24を介してタイマーモータ5Aとヒー
タ3に、そてタイマースイツチ23のa接点を介
してブロワモータ10Aにそれぞれ電力が供給さ
れる。従つて、高周波加熱装置はマイクロ波加熱
に連続して自動的にヒータ3による赤外線輻射加
熱を実行し、マイクロ波加熱によつて素速く加熱
された食品をこんがりと焼き上げる。第3図にお
いて既に説明したように、風向制御板13はマイ
クロ波加熱中タイマー6に組まれたカム6cによ
つてロツト棒16を下方に移動しているので、点
線の位置にあつて外気xを矢印zの方向に向けて
オーブン2庫内に導びく。前半のマイクロ波加熱
が終了するとタイマーモータ6Aによりタイマー
シヤフト6が復帰回転して初期状態に至るので、
カム6cはその切り欠き部が図のようにローラ6
bに当接し、風向制御板13はバネ15により実
線の位置に移動する。従つて後半のヒータ加熱時
にあつては外気xは点線矢印y方向に向けてオー
ブン2外壁側本体外筐1間に流れ、そこに這うよ
うにして排気孔17に至るよう制御される。
このようであるから、ヒータ加熱時にはオーブ
ン2庫内に冷却風を導入して不要に熱を奪うこと
なく、しかもオーブン2と本体外筐1間の隙間を
流して本体外筐1へ熱伝導をしや断し断熱作用を
なすものである。この時ダクト25はオーブン上
壁の排気口18を覆つているので、排気口18よ
りオーブン2庫内に外気xが入り込むことはな
い。上記説明で分るように、タイマー5,6両者
を巻き上げたとしても先行は常にタイマー6にな
つているが、いずれか一方の加熱のみを実行させ
る場合には対応のタイマーをセツトすればよく、
従つてヒータ加熱のみを実行させたい場合にはタ
イマー5のみをセツトする。その時、風向制御板
13は第3図中実線の位置にあるので外気xがオ
ーブン2庫内に侵入しないものである。
ン2庫内に冷却風を導入して不要に熱を奪うこと
なく、しかもオーブン2と本体外筐1間の隙間を
流して本体外筐1へ熱伝導をしや断し断熱作用を
なすものである。この時ダクト25はオーブン上
壁の排気口18を覆つているので、排気口18よ
りオーブン2庫内に外気xが入り込むことはな
い。上記説明で分るように、タイマー5,6両者
を巻き上げたとしても先行は常にタイマー6にな
つているが、いずれか一方の加熱のみを実行させ
る場合には対応のタイマーをセツトすればよく、
従つてヒータ加熱のみを実行させたい場合にはタ
イマー5のみをセツトする。その時、風向制御板
13は第3図中実線の位置にあるので外気xがオ
ーブン2庫内に侵入しないものである。
尚本考案では、上記実施例で用いたカム6c、
ローラレバー6e等の代りに、ロツト棒16に電
磁プランジヤーを連結し、マイクロ波加熱時には
その電磁プランジヤーに通電してロツト棒16を
下方に移動させ、風向制御板13を点線の位置に
附勢して矢印z方向に風向きを制御し、他方ヒー
タ加熱時には非駆動とするようにしてもよいもの
である。
ローラレバー6e等の代りに、ロツト棒16に電
磁プランジヤーを連結し、マイクロ波加熱時には
その電磁プランジヤーに通電してロツト棒16を
下方に移動させ、風向制御板13を点線の位置に
附勢して矢印z方向に風向きを制御し、他方ヒー
タ加熱時には非駆動とするようにしてもよいもの
である。
以上のように、本考案の高周波加熱装置によれ
ば、マイクロ波加熱時のみ、オーブン庫内に外気
を送給して循環させ食品より発生する水蒸気等を
排出し、マイクロ波加熱終了後風向制御板を切替
え、オーブン庫内への送風ダクトを塞ぎ、続けて
ヒータ加熱を行う際にオーブン外壁側本体外筐間
に外気を流し本体外筐の温度を低くしたものなの
で、マイクロ波加熱およびヒータ加熱の時間をそ
れぞれ自由に可変して調理具合を容易に調整する
ことができ、加熱調理する際に順次切換動作する
ことによりそれぞれの加熱動作を自動的に連続し
て行なわれるため、能率良く加熱調理することが
できるものである。
ば、マイクロ波加熱時のみ、オーブン庫内に外気
を送給して循環させ食品より発生する水蒸気等を
排出し、マイクロ波加熱終了後風向制御板を切替
え、オーブン庫内への送風ダクトを塞ぎ、続けて
ヒータ加熱を行う際にオーブン外壁側本体外筐間
に外気を流し本体外筐の温度を低くしたものなの
で、マイクロ波加熱およびヒータ加熱の時間をそ
れぞれ自由に可変して調理具合を容易に調整する
ことができ、加熱調理する際に順次切換動作する
ことによりそれぞれの加熱動作を自動的に連続し
て行なわれるため、能率良く加熱調理することが
できるものである。
第1図は本考案の一実施例である高周波加熱装
置の正面図、第2図はその本体外筐の一部を取り
除いた外観斜視図、第3図は本考案の要部を説明
する図、第4図は上記高周波加熱装置に組まれる
電気回路図である。 1:本体外筐、2:オーブン、3:ヒータ、
5:ヒータ加熱時間設定用のタイマー、5A:タ
イマーモータ、6:マイクロ波加熱時間設定用の
タイマー、6A:タイマーモータ、6c:カム:
6e:ローラレバー8:マグネトロン、10:ブ
ロワー、10A:ブロワーモータ、11:送風ダ
クト、13:風向制御板、15:バネ、16:ロ
ツト棒、17:排気孔。
置の正面図、第2図はその本体外筐の一部を取り
除いた外観斜視図、第3図は本考案の要部を説明
する図、第4図は上記高周波加熱装置に組まれる
電気回路図である。 1:本体外筐、2:オーブン、3:ヒータ、
5:ヒータ加熱時間設定用のタイマー、5A:タ
イマーモータ、6:マイクロ波加熱時間設定用の
タイマー、6A:タイマーモータ、6c:カム:
6e:ローラレバー8:マグネトロン、10:ブ
ロワー、10A:ブロワーモータ、11:送風ダ
クト、13:風向制御板、15:バネ、16:ロ
ツト棒、17:排気孔。
Claims (1)
- オープン庫内に電熱ヒータを配設し、該電熱ヒ
ータによる加熱とマイクロ波加熱を適宜選択でき
る高周波加熱装置において、上記ヒータ加熱の時
間設定用タイマーと、上記マイクロ波加熱の時間
設定用タイマーと、ブロワーにより送給される外
気をオーブン庫内方向とオーブン外壁側方向とに
切換える方向制御板とを有し、上記マイクロ波加
熱の時間設定用タイマーは動作中、上記ヒータ加
熱の時間設定用タイマーを非動作状態において該
タイマーより優先動作すべく構成する一方、上記
風向制御板をマイクロ波加熱の時間設定用タイマ
ーに連動させてマイクロ波加熱時のみ外気をオー
ブン庫内方向に導くよう切換えることを特徴とす
る高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20017283U JPS59113103U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20017283U JPS59113103U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 高周波加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59113103U JPS59113103U (ja) | 1984-07-31 |
JPS6118326Y2 true JPS6118326Y2 (ja) | 1986-06-04 |
Family
ID=30425703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20017283U Granted JPS59113103U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59113103U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4851347A (ja) * | 1971-10-29 | 1973-07-19 | ||
JPS523145U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-11 |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP20017283U patent/JPS59113103U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4851347A (ja) * | 1971-10-29 | 1973-07-19 | ||
JPS523145U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59113103U (ja) | 1984-07-31 |
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