JPH11159765A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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Publication number
JPH11159765A
JPH11159765A JP19543498A JP19543498A JPH11159765A JP H11159765 A JPH11159765 A JP H11159765A JP 19543498 A JP19543498 A JP 19543498A JP 19543498 A JP19543498 A JP 19543498A JP H11159765 A JPH11159765 A JP H11159765A
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JP
Japan
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cooking
heating
lamp
time
turned
Prior art date
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Application number
JP19543498A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Miyamae
哲也 宮前
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱室内の照明を行なうランプの点灯による
無駄な電気エネルギー消費を防止する加熱調理器を提供
すること。 【解決手段】 加熱室2内を照明するランプ11は加熱
調理開始時には点灯せずに、加熱調理終了間近に点灯を
開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子レンジやオ
ーブンレンジなど加熱室内に収容された被調理物の加熱
調理を行なう加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】図6と図7は、例えば特開平1−246
786号公報に示された従来の加熱調理器を示す斜視図
と断面図である。図において、1は前面に開口部3を有
する加熱調理器の本体、2は本体1内に形成された加熱
室、4は本体1の開口部3を閉塞するドアで、本体1の
前面部側にヒンジ部(図示せず)によって開閉自在に取
り付けられている。5は加熱室2の開口部3の右側部に
設けられた各種の機能を操作・制御するための操作部
で、前面に表示部6aや自動調理及び手動調理を行なう
操作キー6bを有する操作パネル6を設け、その内部に
は調理終了や誤操作の警告等を報知するブザー(図示せ
ず)や加熱調理器の運転を制御する制御回路が実装され
たプリント基板(図示せず)及びターンテーブルモータ
7、マイクロ波を発振するマグネトロン8、上ヒータ
9、下ヒータ10、加熱室2内を照明するランプ11が
設置されている。12は加熱室2の側壁に穿設されたパ
ンチング穴で、ランプ11に対応する位置に設けられ
て、ランプ11の光がパンチング穴12を通過して加熱
室2内を照明する。13はターンテーブルモータ7に着
脱可能に取り付けられたターンテーブル、14は被調理
物15aを載せる皿で、ターンテーブル13上に載置す
る。16は加熱室2の両側壁内側に突設した棚受で、被
調理物15bを載せたトレー17を載置する。
【0003】次に、上記のような構成の従来の加熱調理
器において、図8のフローチャート図にしたがって、マ
グネトロンから発振されるマイクロ波による加熱調理の
動作を説明する。まず、ドア4を開放して被調理物15
aを載せた皿14をターンテーブル13上に載置し、ド
ア4を閉める。次いで、操作パネル6の操作キー6bを
押すと(ここで、被調理物15aに必要な加熱時間tを
手動で入力するかまたは調理メニューの選択をし自動で
設定する)(ステップ201)、ターンテーブルモータ
7が回転するとともに(ステップ202)マグネトロン
8からマイクロ波が発振され(ステップ203)、同時
にランプ11も点灯し(ステップ204)、被調理物1
5aの加熱調理が開始する(ステップ205)。なお、
操作パネル6の表示部6aには動作表示つまり調理開始
の表示がされる。被調理物15aに必要な加熱調理時間
tが経過すると(ステップ206)、ターンテーブルモ
ータ7の回転及びマグネトロン8からのマイクロ波の発
振が停止し(ステップ207、ステップ208)、ラン
プ11も消灯して(ステップ209)マイクロ波による
加熱調理が終了する(ステップ210)。なお、ランプ
11はこのような加熱調理中の他にドアの開閉によって
もオン/オフする。
【0004】また、従来の加熱調理器においてヒータを
使ったオーブン加熱調理の動作は、上記したマイクロ波
による加熱調理と同様で、図9のフローチャート図に示
すように、ドア4を開放して被調理物15bを載せたト
レー17を棚受16上に載置し、ドア4を閉める。次い
で、操作パネル6の操作キー6bを押すと(ここで、被
調理物15aに必要な加熱時間tを手動で入力するかま
たは調理メニューの選択をし自動で設定する)(ステッ
プ211)、上ヒータ9及び下ヒータ10が発熱し(ス
テップ212、ステップ213)、同時にランプ11も
点灯し(ステップ214)、被調理物15bの加熱調理
が開始する(ステップ215)。なお、操作パネル6の
表示部6aには動作表示つまり調理開始の表示がされ
る。被調理物15bに必要な加熱調理時間tが経過する
と(ステップ216)、上ヒータ9及び下ヒータ10の
発熱が停止し(ステップ217、ステップ218)、ラ
ンプ11も消灯して(ステップ219)ヒータによるオ
ーブン加熱調理が終了する(ステップ220)。なお、
ランプ11は加熱調理中の他にドア4の開閉によっても
オン/オフする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の加
熱調理器では、被調理物15aあるいは被調理物15b
の加熱調理の出来具合を確認するためにランプ11を点
灯させて視認するわけであるが、ランプ11は加熱調理
の開始から終了までの長時間にわたり点灯しつづけて加
熱室2内を照明しており、無駄な電気エネルギーを消費
してしまうという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、加熱調理器
本体と、この本体内に形成された加熱室と、この加熱室
の前面の開口部を開閉するドアと、マイクロ波出力又は
ヒータ出力によって加熱室内の被調理物を加熱する加熱
手段と、上記加熱室内照明用のランプと、上記加熱手段
やランプなどを含む加熱調理器本体の運転を制御する制
御回路と、この制御回路に接続した操作部とを備えた加
熱調理器において、上記ランプを加熱調理中の予め設定
された時間にのみ点灯させるものである。
【0007】また、上記ランプの点灯を加熱調理終了間
近に行なうようにしたものである。
【0008】また、マイクロ波出力時において、上記ラ
ンプの点灯開始時間を被調理物の調理時間の40〜60
%経過後としたものである。
【0009】また、ヒータ出力時において、上記ランプ
の点灯開始時間を被調理物の調理時間の70〜95%経
過後としたものである。
【0010】また、上記ランプの点灯を加熱調理開始か
ら所定時間のみ行なうようにしたものである。
【0011】また、上記ランプの点灯を加熱調理開始か
らの所定時間と加熱調理終了間近に行なうようにしたも
のである。また、上記ランプの点灯を加熱調理開始から
被調理物の調理時間の10%が経過するまでと80%経
過した後に行なうようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1の加熱調理器の加熱調理の動作を示すフロ
ーチャート図であり、マイクロ波加熱の場合を示す。図
2は同じくこの発明の実施の形態1の加熱調理器の加熱
調理の動作を示すフローチャート図であり、ヒータ加熱
の場合を示す。なお、加熱調理器本体の構成は従来の技
術の加熱調理器の構成と同一であり、その説明を省略す
る。まず、ここでは図1を用いてマイクロ波による加熱
調理の動作を『冷や飯の温め』を行う場合について説明
する。通常、冷や飯を温めるのに要する調理時間T1は
90秒間程度である。まず、ドア4を開放して被調理物
15aである冷や飯(茶碗1杯)を載せた皿14をター
ンテーブル13上に載置し、ドア4を閉める。次に、操
作パネル6の操作キー6bを押すと(手動の場合はここ
で温めキーとタイマーを90秒にセット。オートの場合
は調理メニューを選択。)(ステップ11)、ターンテ
ーブルモータ7が回転し(ステップ12)、マグネトロ
ン8からマイクロ波が発振され(ステップ13)、被調
理物15aの加熱調理が開始する(ステップ14)。な
お、操作パネル6の表示部6aでは、動作表示つまり調
理開始の表示がされる。
【0013】そして、被調理物15aに必要な調理時間
T1(90秒)の40〜60%の時間(つまり36秒〜
54秒でここでは45秒)が経過したかどうかを判断す
る(ステップ15)。この調理時間T1の40〜60%
経過した時点は、ランプの点灯開始時間であり、調理時
間の長さによって適宜決まり、マイクロ波による調理は
比較的調理時間が短いので40〜60%という調理時間
の半分くらいの時間で設定している。ランプ点灯開始時
間(45秒)が経過すると、ここで始めてランプ11が
点灯する(ステップ16)。そして、被調理物15aに
必要な調理時間T1(90秒)が経過すると(ステップ
17)、ターンテーブルモータ7の回転及びマグネトロ
ン8からのマイクロ波の発振が停止し(ステップ18、
ステップ19)、ランプ11も消灯して(ステップ2
0)冷や飯の温めを終了する(ステップ21)。
【0014】次に、図2を用いてヒータによる加熱調理
の動作を『ロールケーキの調理』を行う場合について説
明する。通常、ロールケーキの生地を焼き上げるのに要
する調理時間T2は20分間程度である。まず、ドア4
を開放して被調理物15bであるロールケーキの生地を
載せたトレー17を棚受16上に載置し、ドア4を閉め
る。次に、操作パネル6の操作キー6bを押すと(手動
の場合はここでヒータ加熱キーとタイマーを20分にセ
ット。オートの場合は調理メニューを選択。)(ステッ
プ22)、上ヒータ9及び下ヒータ10が発熱し(ステ
ップ23、24)、被調理物15bの加熱調理が開始す
る(ステップ25)。なお、操作パネル6の表示部6a
では、動作表示つまり調理開始の表示がされる。
【0015】そして被調理物15bに必要な調理時間T
2(20分)の70〜95%の時間(つまり14〜19
分でここでは17分)が経過したかどうかを判断する
(ステップ26)。この調理時間T2の70〜95%経
過した時点は、ランプの点灯開始時間であり、調理時間
の長さによって適宜決まり、ヒータによる調理はマイク
ロ波の調理と比較して通常調理時間が長いので70〜9
5%という調理終了間近の時間に設定している。ランプ
点灯開始時間(17分)が経過すると、ここで始めてラ
ンプ11が点灯する(ステップ27)。そして、被調理
物15bに必要な調理時間T2(20分)が経過すると
(ステップ28)、上ヒータ9及び下ヒータ10の発熱
が停止し(ステップ29、ステップ30)、ランプ11
も消灯して(ステップ31)ロールケーキの調理を終了
する(ステップ32)。
【0016】本実施の形態によれば、マイクロ波による
加熱において、加熱調理開始時にランプを点灯せずにラ
ンプ点灯開始時間を被調理物の加熱時間の40〜60%
経過後としたので、加熱調理の終了間近までランプ点灯
が行われず無駄な電気エネルギーの消費を防止するとと
もに、加熱調理終了に近づくとランプが点灯することで
調理終了間近であることがわかるので被調理物の出来具
合の視認を容易に行うことができ、省エネを図りかつ使
い勝手の良い加熱調理器を得ることができる。
【0017】また、ヒータによる加熱において、加熱調
理開始時にはランプを点灯せずにランプ点灯開始時間を
被調理物の加熱時間の70〜95%経過後としたので、
加熱調理の終了間近までランプ点灯が行われず無駄な電
気エネルギーの消費を防止するとともに、加熱調理終了
に近づくとランプが点灯するので調理終了間近であるこ
とがわかり被調理物の出来具合の視認を容易に行うこと
ができ、省エネを図りかつ使い勝手の良い加熱調理器を
得ることができる。
【0018】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2の加熱調理器の加熱調理の動作を示すフローチャー
ト図である。なお、加熱調理器本体の構成は従来の技術
の加熱調理器の構成と同一であり、その説明を省略す
る。まず、ドア4を開放して被調理物15aまたは15
bを加熱室に入れてドア4を閉める。次に、操作パネル
6の操作キー6bを押し(手動の場合は調理方法と調理
時間(タイマー)をセット。オートの場合は調理メニュ
ーを選択。)(ステップ33)、選択された調理方法が
マイクロ波加熱であるかどうかを判断する(ステップ3
4)。マイクロ波加熱であればターンテーブルモータ7
が回転し(ステップ35)、マグネトロン8からマイク
ロ波が発振され(ステップ36)、ランプ11が点灯し
(ステップ37)、被調理物15aの加熱調理が開始す
る(ステップ38)。
【0019】ここではマイクロ波による加熱調理の動作
を『焼き魚の温め直し』を行う場合について説明する。
通常、焼き魚の温め直しをするのに要する調理時間T1
は40秒間程度である。まず、被調理物15aに必要な
調理時間T1(40秒)が経過したかどうかを判断する
(ステップ39)。そして、被調理物15aに必要な調
理時間T1(40秒)が経過すると、ターンテーブルモ
ータ7の回転及びマグネトロン8からのマイクロ波の発
振が停止し(ステップ40、ステップ41)、同時にラ
ンプ11も消灯して(ステップ42)焼き魚の温め直し
を終了する(ステップ43)。
【0020】次に、ステップ34で調理方法がマイクロ
波加熱でないと判断した場合、ヒータ加熱となり(ステ
ップ44)、上ヒータ9及び下ヒータ10が発熱し(ス
テップ45、46)、被調理物15bの加熱調理が開始
する(ステップ47)。例えばここでは『ロールケーキ
の調理』を行う場合について説明する。通常、ロールケ
ーキの生地を焼き上げるのに要する調理時間T2は20
分間程度である。
【0021】そして被調理物15bに必要な調理時間T
2(20分)の70〜95%の時間(つまり14〜19
分でここでは17分)が経過したかどうかを判断する
(ステップ48)。この調理時間T2の70〜95%経
過した時点は、ランプの点灯開始時間であり、調理時間
の長さによって適宜決まり、ヒータによる調理はマイク
ロ波の調理と比較して通常調理時間が長いので70〜9
5%という調理終了間近の時間に設定している。ランプ
点灯開始時間(17分)が経過すると、ここで始めてラ
ンプ11が点灯する(ステップ49)。そして、被調理
物15bに必要な調理時間T2(20分)が経過すると
(ステップ50)、上ヒータ9及び下ヒータ10の発熱
が停止し(ステップ51、ステップ52)、ランプ11
も消灯して(ステップ53)ロールケーキの調理を終了
する(ステップ54)。
【0022】本実施の形態によれば、マイクロ波加熱で
あれば、比較的調理時間が短い場合が多いため、調理時
間経過後までランプを点灯させても、それほど無駄な電
気エネルギー消費にはならないが、ヒータ加熱であれ
ば、マイクロ波加熱と比べ調理時間が長いので、実施の
形態1同様、加熱調理終了間近にのみランプを点灯させ
ている。これにより、調理時間の比較的長いヒータ加熱
調理の終了間近までランプ点灯が行われず無駄な電気エ
ネルギーの消費を防止するとともに、加熱終了に近づく
とランプが点灯するので調理終了間近であることがわか
り被調理物の出来具合の視認を容易に行うことができ、
省エネを図りかつ使い勝手の良い加熱調理器を得ること
ができる。
【0023】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3の加熱調理器の加熱調理の動作を示すフローチャー
ト図である。なお、加熱調理器本体の構成は従来の技術
の加熱調理器の構成と同一であり、その説明を省略す
る。本実施の形態ではマイクロ波による加熱調理を行う
場合について説明する。まず、ドア4を開放して被調理
物15aを載せた皿14をターンテーブル13上に載置
し、ドア4を閉める。次に、操作パネル6の操作キー6
bを押すと(手動の場合は調理方法と調理時間(タイマ
ー)をセット。オートの場合は調理メニューを選択。)
(ステップ55)、ターンテーブルモータ7が回転し
(ステップ56)、マグネトロン8からマイクロ波が発
振され(ステップ57)、ランプ11を点灯させて(ス
テップ58)、被調理物15aの加熱調理が開始する
(ステップ59)。
【0024】そして、被調理物15aに必要な調理時間
T1が経過したかどうかを判断する(ステップ60)。
この調理時間T1が経過した場合はターンテーブルモー
タ7の回転及びマグネトロン8からのマイクロ波の発振
が停止し(ステップ61、ステップ62)、ランプ11
を消灯させて(ステップ63)調理を終了する(ステッ
プ64)。ステップ60で調理時間T1が経過していな
い場合は、次に3分経過したかどうか判断する(ステッ
プ65)。3分経過した場合は、ランプ11を消灯し
(ステップ66)、次に調理時間T1が経過したかどう
か判断する(ステップ67)。調理時間T1が経過した
場合はターンテーブルモータ7の回転及びマグネトロン
8からのマイクロ波の発振が停止して(ステップ68、
ステップ69)、調理を終了する(ステップ70)。
【0025】本実施の形態によれば、マイクロ波加熱で
調理時間が3分未満であれば、ランプを調理時間中点灯
させ、マイクロ波加熱で調理時間が3分以上のものは調
理開始から3分間はランプ11を点灯させるが、3分経
過後はランプ11を消灯させるように制御する。したが
って、加熱調理を開始したことを認識できるとともに、
無駄な電気エネルギーの消費を防止することができる。
【0026】また、マイクロ波加熱で調理時間が3分未
満であれば、一般的に使用者は加熱調理器前から離れる
ことが少ないので、ランプを点灯させるが、ヒータ加熱
調理の場合はマイクロ波加熱に比べて調理時間が長いの
で、一般的に使用者は加熱調理器前から離れる場合が多
く、ランプを点灯し続ける必要はなく、ヒータ加熱調理
の場合は、ランプを自動的には点灯させないようにして
もよい。
【0027】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4の加熱調理器の加熱調理の動作を示すフローチャー
ト図である。なお、加熱調理器本体の構成は従来の技術
の加熱調理器の構成と同一であり、その説明を省略す
る。ここではヒータ加熱調理の動作を行う場合について
説明する。まず、ドア4を開放して被調理物15bを載
せたトレー17を棚受16上に載置し、ドア4を閉め
る。次に、操作パネル6の操作キー6bを押すと(手動
の場合は調理方法と調理時間をセット。オートの場合は
調理メニューを選択。)(ステップ71)、上ヒータ9
及び下ヒータ10が発熱し(ステップ72、73)、ラ
ンプ11が点灯され(ステップ74)、被調理物15b
の加熱調理が開始する(ステップ75)。
【0028】そして、被調理物15bに必要な調理時間
T1のうち、加熱調理開始からその10%の時間が経過
したかどうかを判断する(ステップ76)。加熱調理開
始から10%の時間が経過した場合はランプ11を消灯
させる(ステップ77)。次に、調理時間T1のうちの
80%が経過したかどうかを判断する(ステップ7
8)。この加熱時間T1の80%が経過した時点は、ラ
ンプ11の再点灯開始時間であり、調理時間の長さによ
って適宜決まる。ランプ11の再点灯開始時間が経過す
ると、ランプ11が再点灯する(ステップ79)。そし
て、被調理物15bに必要な調理時間T1が経過すると
(ステップ80)、上ヒータ9及び下ヒータ10の発熱
が停止し(ステップ81、ステップ82)、ランプ11
も消灯して(ステップ83)加熱調理を終了する(ステ
ップ84)。
【0029】本実施の形態によれば、加熱調理開始後の
所定時間と加熱調理終了間近にランプを点灯させるの
で、加熱調理が開始したことを確認することができると
ともに、調理終了間近であることがわかり、被調理物の
出来具合の視認を容易に行うことができる。また、無駄
な電気エネルギーの消費を防止し、かつ使い勝手の良い
加熱調理器を得ることができる。
【0030】なお、本実施の形態では、ヒータ加熱調理
を行う場合について記載したが、これに限るものではな
く、マイクロ波加熱調理を行う場合にも同様の制御を行
ってもよい。
【0031】なお、上述した実施の形態1〜4の加熱調
理器のランプ11も従来の技術同様、ドア4の開閉によ
ってもオン/オフするものであってもよい。
【0032】また、上述した実施の形態1〜4の加熱調
理器の操作部パネル6にランプ11のオン・オフスイッ
チを設けて、ランプ11の消灯中、適宜、使用者が手動
でランプ11を点灯させてもよい。
【0033】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、以下に記載されるような効果を奏す
る。
【0034】ランプの点灯を加熱調理中の予め設定され
た時間にのみ行うようにしたことで、無駄な電気エネル
ギーの消費を防止することができる。
【0035】マイクロ波による加熱において、加熱調理
開始時にランプを点灯せずにランプ点灯開始時間を被調
理物の加熱時間の40〜60%経過後としたので、加熱
調理の終了間近までランプ点灯が行われず無駄な電気エ
ネルギーの消費を防止するとともに、加熱終了に近づく
とランプが点灯することで調理終了間近であることがわ
かるので被調理物の出来具合の視認を容易に行うことが
でき、省エネを図りかつ使い勝手の良い加熱調理器を得
ることができる。
【0036】ヒータによる加熱において、加熱調理開始
時にはランプを点灯せずにランプ点灯開始時間を被調理
物の加熱時間の70〜95%経過後としたので、加熱調
理の終了間近までランプ点灯が行われず無駄な電気エネ
ルギーの消費を防止するとともに、加熱終了に近づくと
ランプが点灯するので調理終了間近であることがわかり
被調理物の出来具合の視認を容易に行うことができ、省
エネを図りかつ使い勝手の良い加熱調理器を得ることが
できる。
【0037】ランプの点灯を加熱調理開始から所定時間
のみ行なうようにしたので、所定時間後はランプ点灯が
行われず無駄な電気エネルギーの消費を防止するととも
に、加熱調理を開始したことを確認することができ、省
エネを図りかつ使い勝手の良い加熱調理器を得ることが
できる。
【0038】ランプの点灯を加熱調理時間に応じて所定
時間のみ点灯させるようにしたので、無駄な電気エネル
ギーの消費を防止することができる。
【0039】ランプの点灯を加熱調理開始からの所定時
間と加熱調理終了間近に行なうようにしたので、加熱調
理を開始したことを確認することができ、かつ加熱終了
に近づくとランプが点灯するので調理終了間近であるこ
とがわかり被調理物の出来具合の視認を容易に行うこと
ができ、省エネを図りかつ使い勝手の良い加熱調理器を
得ることができる。
【0040】上記ランプの点灯を加熱調理開始から被調
理物の調理時間の10%が経過するまでと80%経過し
た後に行なうようにしたので、加熱調理を開始したこと
を確認することができ、かつ加熱終了に近づくとランプ
が点灯するので調理終了間近であることがわかり被調理
物の出来具合の視認を容易に行うことができ、省エネを
図りかつ使い勝手の良い加熱調理器を得ることができ
る。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す加熱調理器の
フローチャート図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す加熱調理器の
フローチャート図である。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す加熱調理器の
フローチャート図である。
【図4】 この発明の実施の形態3を示す加熱調理器の
フローチャート図である。
【図5】 この発明の実施の形態4を示す加熱調理器の
フローチャート図である。
【図6】 従来の加熱調理器の斜視図である。
【図7】 従来の加熱調理器の断面図である。
【図8】 従来の加熱調理器のフローチャート図であ
る。
【図9】 従来の加熱調理器のフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
1 本体、2 加熱庫、3 開口部、4 ドア、5 操
作部、6 操作パネル、6a 表示部、6b 操作キ
ー、7 ターンテーブルモータ、8 マグネトロン、9
上ヒータ、10 下ヒータ、11 ランプ、12 パ
ンチング穴、13 ターンテーブル、14 皿、15
a,15b 被調理物、16 棚受、17 トレー。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱調理器本体と、この本体内に形成さ
    れた加熱室と、この加熱室の前面の開口部を開閉するド
    アと、マイクロ波出力又はヒータ出力によって加熱室内
    の被調理物を加熱する加熱手段と、上記加熱室内照明用
    のランプと、上記加熱手段やランプなどを含む加熱調理
    器本体の運転を制御する制御回路と、この制御回路に接
    続した操作部とを備えた加熱調理器において、上記ラン
    プを加熱調理中の予め設定された時間にのみ点灯させる
    ことを特徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 上記ランプの点灯を加熱調理終了間近に
    行なうようにしたことを特徴とする請求項1記載の加熱
    調理器。
  3. 【請求項3】 マイクロ波出力時において、上記ランプ
    の点灯開始時間を被調理物の調理時間の40〜60%経
    過後としたことを特徴とする請求項2記載の加熱調理
    器。
  4. 【請求項4】 ヒータ出力時において、上記ランプの点
    灯開始時間を被調理物の調理時間の70〜95%経過後
    としたことを特徴とする請求項2記載の加熱調理器。
  5. 【請求項5】 上記ランプの点灯を加熱調理開始から所
    定時間のみ行なうようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の加熱調理器。
  6. 【請求項6】 上記ランプの点灯を加熱調理開始からの
    所定時間と加熱調理終了間近に行なうようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  7. 【請求項7】 上記ランプの点灯を加熱調理開始から被
    調理物の調理時間の10%が経過するまでと80%経過
    した後に行なうようにしたことを特徴とする請求項6記
    載の加熱調理器。
JP19543498A 1997-09-29 1998-07-10 加熱調理器 Pending JPH11159765A (ja)

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