JPH0142728Y2 - - Google Patents

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JPH0142728Y2
JPH0142728Y2 JP1983146753U JP14675383U JPH0142728Y2 JP H0142728 Y2 JPH0142728 Y2 JP H0142728Y2 JP 1983146753 U JP1983146753 U JP 1983146753U JP 14675383 U JP14675383 U JP 14675383U JP H0142728 Y2 JPH0142728 Y2 JP H0142728Y2
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JP
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cooking
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heating
door
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JP1983146753U
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JPS6054005U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案はマグネトロン等の高周波発生手段によ
つて食品を加熱する電子レンジ、或いはシーズヒ
ータ等の電熱手段によつて食品を加熱する電気オ
ーブン等の加熱調理器において、特に加熱調理の
終了を報知する表示制御装置に関するものであ
る。
〔従来技術〕
従来、電子レンジ等の加熱調理器にあつては、
調理終了と同時にブザー音を発生し、その調理が
終了した旨を使用者に報知するようにしたものが
ある。ところで、このような電子レンジ等を使用
する場合、使用者はその電子レンジ等の加熱調理
器だけを使用しているわけではなく、他の調理作
業も併行して行うのが普通であり、このためブザ
ー音を聞き逃すことがしばしばある。しかも、調
理時間を表示していた表示装置は加熱調理の終了
とともに通常の時刻表示に変わつており、また加
熱調理器のオーブン内を照明するランプも加熱調
理の終了とともに消えていることから、オーブン
内の調理済みの食品に気がつかないまま放置され
て、せつかく調理された食品が冷えてしまう欠点
があつた。このため、例えば実開昭55−61211号
公報に示されるように、調理が終了したのちオー
ブンドアが開閉されるまでブザー音を鳴響させる
ようにして、調理の完了を使用者に確実に知らせ
るようにしたものが提案された。
しかしながら、使用者は、報知音を了解して
も、オーブンドアを開放しない限り報知音が鳴り
続けるため、何らかの都合で直ちにオーブンドア
を開放操作することができない場合、調理の終了
を了解したのちも続く報知音にイライラさせられ
る欠点があつた。
〔考案の目的〕
そこで、本考案は上記従来の欠点を解決するた
めに、加熱調理の終了後、オーブンドアが開閉さ
れるまでは、調理時間の表示装置に調理の終了を
意味する記号を点滅表示するように改良したもの
であつて、調理の終了した旨を視覚的により適確
に報知することができるとともに、ブザー音の鳴
りつぱなしによるイライラもなく、また、調理の
終了を表示するために専用の表示装置を別個に追
加する必要もないように工夫したものである。
〔実施例〕
以下に本考案をヒータ付電子レンジに具体化し
た一実施例を説明するに、第1図及び第2図にお
いて、1は第1の加熱源としてのマグネトロン等
からなる高周波発生装置、2は第2の加熱源とし
てのヒータ、3はオーブンドア4の開閉に応動し
てドア4が閉じられたときのみに閉路するドア安
全スイツチ、5はオーブン内を照明するための照
明灯、6はマグネトロンを冷却するためのブロア
モータである。
7は計時回路7aを内蔵したマイクロプロセツ
サー等からなる制御回路(表示制御回路)で、オ
ーブンドア4の開閉状態を検出するドアスイツチ
8を始めとして、ヒータ加熱時にオーブン庫内の
温度を検出する温度検出器9、前面操作パネル1
0に配設された三個(ヒータ加熱と高周波加熱の
併用、高周波加熱の単独、ヒータ加熱の単独)の
調理種別キー11〜13、調理のスタートを指示
する調理スイツチ14、調理を中止したりするた
めの手動(取消)スイツチ15、更には、調理時
間を設定するための4個(1秒、10秒、1分、10
分の各桁に対応)のキースイツチ16〜19、オ
ーブン庫内の温度を設定するための温度スイツチ
25等の各種信号が入力されるとともに、上記高
周波発生装置1の動作を制御するための第1のリ
レースイツチ20と、上記ヒータ2の動作を制御
するための第2のリレースイツチ21と、上記照
明灯5及びブロアモータ6の動作を制御するため
の第3のリレースイツチ22とが接続されてい
る。
また、制御回路7には、加熱調理の終了を報知
するためのブザー23が接続されるとともに、前
面操作パネル10の上部に配置された螢光管表示
器(表示装置)24に接続されて、調理時間や時
刻或いは調理の終了を指示する文字を表示する4
桁の7セグメント形の時間表示部24aと、調理
の種別を表示する3種の種別表示部24b、庫内
温度の設定表示を行なう温度表示部24cに所要
の表示を行なわせるようになつている。
上記構成において、制御回路7は、加熱調理器
が使用されない通常の状態において、いわゆる時
計機能を有するように、計時回路7aの動作に基
づき螢光管表示器24の時間表示部24aに時刻
を点灯表示している。
そこで、今、調理を始めようとして、食品をオ
ーブン内に入れてからオーブンドア4を閉め、種
別キー11〜13のいずれかを操作すると、その
各キーに対応した種別表示部24bが点灯表示さ
れるとともに、時間表示部24aの時刻表示が調
理時間の表示に変えられて、「0」の調理時間が
初期表示され(例えば、高周波単独の種別キー1
2が押されたときは第4図aの表示となる)、更
に、併用加熱或いはヒータ加熱の場合には温度表
示部24cも点灯されて、始めに「250℃」の温
度が初期設定されるように対応したバーセグメン
トが点灯される。
次いで、各キースイツチ16〜19を適宜操作
(スイツチ16〜19の押込操作に関連して時間
表示部24aの各桁の数字が順次更新される)し
て所要の調理時間が時間表示部24aに設定表示
される(第4図bでは1分30秒が表示されてい
る)ようにするとともに、併用加熱及びヒータ加
熱の場合には、必要に応じて温度スイツチ25を
操作する(温度スイツチ25の押込操作に関連し
て温度表示部24cのバーセグメントが上から下
に順次点灯する)ことにより、温度表示部24c
の希望する温度表示のバーセグメントが点灯する
ようにセツトしたのち、調理スイツチ14を押す
と調理が開始される。
即ち、第2図において、制御回路7は調理の種
別が選択されかつオーブンドア4が閉じられた状
態で調理スイツチ14が押されると、これに応答
して、例えば高周波加熱及び併用加熱時には第1
のリレースイツチ20を閉路させて高周波発生装
置1の動作を開始させ、また、ヒータ加熱及び併
用加熱時には第2のリレースイツチ21を閉路さ
せてヒータ2の動作を開始させ、これと同時に、
第3のリレースイツチ22を閉路させてブロアモ
ータ6を回転させ、かつ照明灯5を点灯させるこ
とにより、オーブン内の食品の仕上り具合が外部
から容易に観察できるようにする。
そして、制御回路7は、調理に先立つて予め設
定された種別表示部24bの表示を、加熱調理の
開始とともに連続点灯状態から点滅状態に移行さ
せ、調理実行中であることを表示するとともに、
単独若しくは併用によつてヒータ加熱を行なう場
合には、温度検出器9からの検知信号に基づき、
温度表示部24cに点灯表示されたバーセグメン
トの温度に達したか否かを判別し、設定された庫
内温度となるように第2のリレースイツチ21を
断続制御してヒータ2の通断電を行なうが、その
開始時において連続点灯状態にあつた設定温度の
バーセグメントを、庫内温度の上昇とともに設定
温度に到達した時点で点滅表示させるようにな
り、これによつて、庫内温度が使用者に容易に把
握できるようにする。
一方、制御回路7は、調理を開始したのち時間
の経過とともに時間表示部24aの時間表示を順
次にカウントダウンしていき、その時間表示が
「0」になつたとき、即ち、最初に設定された調
理時間が経過したときに、そのときの調理の種別
に応じて第1のリレースイツチ20或いは第2の
リレースイツチ21を開路させて高周波発生装置
1或いはヒータ2の動作を停止させ、加熱調理を
終了させる。
そして、制御回路7は、加熱調理の終了ととも
に、ブザー23の報知動作を行ない、例えばピツ
ピツピツというブザー音を鳴響させることによ
り、使用者に加熱調理が終了したことを報知する
とともに、時間表示部24aの表示を「0」の時
間表示から第4図cに示される如く、調理の終了
を指示する「End」の文字表示に移行させ、かつ
その「End」の表示を点滅動作によつて行なわせ
る。その後、ドアスイツチ8からの検知信号に基
いてオーブンドア4の開閉を検知したとき、即
ち、オーブン内から食品を取り出すためにオーブ
ンドア4が開かれた場合には、調理の終了が確認
されたとして、直ちに時間表示部24aの点滅動
作による「End」表示を中止して、通常の点滅表
示(第4図d参照)に復帰させ、次回の調理器の
使用を待つ。
また、制御回路7は、加熱調理の終了ととに第
3のリレースイツチ22を直ちに開路させること
なく、その閉路状態をオーブンドア4の開閉が検
知されるまで、即ち、オーブン内から食品を取り
出すためにオーブンドア4が開かれ、その後再び
ドア4が閉じられるまで続行させる。
従つて、加熱調理の終了後においても照明灯5
が点灯してオーブン内を明るく照明するので、い
ちいちオーブンドア4を開いて中をのぞかなくと
も、オーブン内の食品の仕上り具合を外部から容
易に観察することができ、それによつて、仕上り
が不充分であれば、ドア4を閉じた状態のままで
直ちに追加の加熱を行なうことができるなど、極
めて使い勝手がよい。
また、他の料理作業に気をとられるなど、ブザ
ー23の鳴響を聞き逃したりして、オーブン内に
収納した食品のことをつい忘れてしまつた場合で
あつても、加熱調理の終了後、オーブンドア4の
開閉が検知されるまでは照明灯5が点灯して、オ
ーブン内に収納された食品の存在を外部より容易
に観察できる状態としているので、調理の終了と
ともに「End」の表示が時間表示部24aに点滅
によつて表示されていることと相俟つてオーブン
内の食品の存在に容易に気がついて、調理済みの
食品の取り出し忘れを防止することができる。
そして、加熱終了後にオーブンドア4が開閉さ
れた場合には、そのドア4の開閉に応答して直ち
に照明灯5が消灯される構成であるから、照明灯
5が長時間にわたつて点灯しつぱなしの状態に放
置されることもなく、またブロアモータ6が回転
しつぱなしになることもなく、無駄な電力の消費
を極力防止できる。
ところで、第3図から明らかなように、制御回
路7は、加熱調理の開始時点から調理終了後にオ
ーブンドア4が開閉されるまでの間、照明灯5を
点灯しかつブロアモータ6を動作させる他に、通
常の時刻表示或いは調理の設定時等において、オ
ーブンドア4が開かれた場合にも、そのドア4が
開放されている間、照明灯5が点灯される構成で
あり、これによつて、オーブンドア4を開いた場
合に必らずオーブン内が明るく照明されるため、
食品の出し入れ等の作業に極めて好都合である。
また、制御回路7は、加熱調理の途中にオーブ
ンドア4が開かれた場合或いは手動(取消)スイ
ツチ15が押された場合に、単独若しくは併用に
よつて高周波が加熱を行なつているときは直ちに
第1のリレースイツチ20を開路してその動作を
停止させるとともに、時間表示部24aのカウン
トダウンを停止するが、単独若しくは併用によつ
てヒータ加熱を行なつているときは、ドア4の開
成にかかわらず第2のリレースイツチ21の閉路
状態を保ち、オーブン庫内の温度低下が防止され
る。そして、再びオーブンドア4が閉じられた状
態で調理スイツチ14が押されることによつて、
調理動作並びに時間表示部24aのカウントダウ
ンが再開される。
若し、時間表示部24aに調理時間が表示され
ている状態であつても、調理が実行されていなけ
れば、手動(取消)スイツチ15を押すことによ
つて、直ちに通常の時刻表示に復帰させることが
でき、かつ、その状態が調理途中の一時停止であ
つた場合には、手動(取消)スイツチ15に応答
して、オーブンドア4が閉じられた状態で、照明
灯5及びブロアモータ6の動作も停止(ヒータ2
が加熱動作中であればそのヒータ2の動作も停
止)される。
〔考案の効果〕
本考案は以上に説明したように、加熱調理が終
了したのちオーブンドアの開閉が検知されるまで
は、調理の終了を意味する記号を表示装置に点滅
表示させるように構成したので、例えば加熱調理
の終了を報知するブザー音を聞き逃したりした場
合であつても、調理の終了を意味する記号の点滅
表示によつて、いまだオーブン内に食品が入れら
れていることに容易に気がつくことができ、その
取り出し忘れを防止することができる。しかも、
そのための構成は、通常の時刻表示の態様を一部
変更するのみの極く簡単なもので、特別な表示部
品を新たに追加する必要もないし、従来の例えば
実開昭55−61211号公報に示されるように、オー
ブンドアが開くまで鳴り続けるブザー音にイライ
ラさせられることもない等、優れた実用効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は加熱調理器のオーブンドアを開いた状
態の斜視図、第2図は電気回路図、第3図はその
作用説明図、第4図a〜dは表示内容を示す説明
図である。 1は加熱源としての高周波発生装置、2はヒー
タ、3はドア安全スイツチ、4はオーブンドア、
7は制御回路(表示制御回路)、8はドアスイツ
チ、15は手動(取消)スイツチ、16〜19は
調理時間設定手段としてのキースイツチ、24は
表示装置としての螢光管表示器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に食品を収納するためのオーブンと、この
    オーブン内の食品を加熱するための加熱源1と、
    上記オーブンの開口部に開閉自在に設けられたド
    ア4と、このドア4の開閉動作に応動して開閉す
    るドアスイツチ8と、上記加熱源1による調理の
    時間を設定するための調理時間設定手段16〜1
    9と、この調理時間設定手段16〜19によつて
    設定した調理時間或いは時刻等を表示する螢光管
    表示器等のセグメント形の表示装置24と、この
    表示装置24の表示動作を制御する表示制御回路
    7とよりなり、この表示制御回路7は、調理の動
    作中は調理時間を表示するとともに、調理の終了
    とともに調理終了を意味する記号の点滅表示を開
    始し、上記ドア4の開閉に応動するドアスイツチ
    8により点滅動作による調理終了の記号表示を終
    了し、通常の時刻表示に移行することを特徴とす
    る加熱調理器。
JP14675383U 1983-09-22 1983-09-22 加熱調理器 Granted JPS6054005U (ja)

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JP14675383U JPS6054005U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 加熱調理器

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JP14675383U JPS6054005U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 加熱調理器

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Publication Number Publication Date
JPS6054005U JPS6054005U (ja) 1985-04-16
JPH0142728Y2 true JPH0142728Y2 (ja) 1989-12-13

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JP14675383U Granted JPS6054005U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 加熱調理器

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JP (1) JPS6054005U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5561211U (ja) * 1978-10-20 1980-04-25

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JPS6054005U (ja) 1985-04-16

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