JP3791603B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、実際の加熱調理は行わずにキー操作や使い方などを店頭にて実演して説明することができる店頭デモモードを有する例えばオーブンレンジの如き加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近のオーブンレンジなどの加熱調理器は、マイクロコンピュータが搭載されていて操作が複雑であるため、販売促進のためには店頭にて複雑な操作を実演して顧客に説明する必要がある。この操作実演においては、加熱手段であるヒータまたはマグネトロン等が駆動されるので、操作実演を行うごとに被加熱物を加熱調理器の加熱室内に収容して加熱調理を実行させなければならず面倒であり、簡単に行うことができるものではなかった。また、店頭に陳列されている加熱調理器の加熱室内には、加熱室内に設置されるターンテーブルや付属品である容器などが梱包された状態で入っているため、操作実演で被加熱物を加熱調理する場合にはこの梱包物を取り出したり、梱包を解いたりしなければならず、面倒であった。仮に梱包物を入れたままで加熱調理が行われると、梱包物が加熱されて発火し、極めて危険な事態が生じるなどの問題があった。
【0003】
そこで、このような店頭での操作実演の厄介さおよび発火の危険性を回避するために、キーボードからの入力信号によってマイクロコンピュータを制御し、マイクロコンピュータの出力信号によって加熱手段を制御するものにおいて、キーボードは予め設定された第1のファンクションキーと第2のファンクションキーとを有し、かつ、第1のファンクションキーと第2のファンクションキーの間に複数のキーが設置し得る距離、第1のファンクションキーと第2のファンクションキーは互いに離れており、第1のファンクションキーはキーボードに設けられた第1のファンクションキー以外のキーよりも使用頻度が低いファンクションキーであり、第1のファンクションキーとともに第2のファンクションキーを入力操作することにより、加熱手段のみを動作停止する加熱停止手段を具備した加熱調理器が実公平3−17134号公報に開示されている。
【0004】
つまり、この加熱調理器は、第1のファンクションキーと第2のファンクションキーを入力操作するという特殊操作により、加熱手段への通電を断つというものである。このような特殊操作は、顧客が加熱調理器を購入して家庭で使用する場合は全く必要がないため、顧客には知らされておらず、顧客が行うことがないようなものとなっている。よって、加熱調理器の電源が一旦切られた状態になると、その特殊操作は解除されて通常の加熱調理が行える状態となるため、購入先では使い勝手がよいものであった。しかしながら、操作実演を行う店頭では、一日の店頭業務の終了等によって電源を切った場合、その特殊操作による加熱手段への通電を断つという店頭デモモードは解除されてしまうため、次の日に電源を投入して同様の操作実演を行う場合は、再び特殊操作を行わなければならなかった。
【0005】
よって、このような操作実演での煩わしさを解消するために、特殊操作により一旦店頭デモモードに移行すると、電源を切りその後電源を投入した場合でも特殊操作の不揮発性メモリへの記憶に基づいて特殊操作なしで(簡単な操作により)再度店頭デモモードに移行できるようにした調理器が、特開平5−33944号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の調理器(加熱調理器)は、複雑な特殊操作を行って一旦店頭デモモードに移行すると、その特殊操作と異なる特別な操作を行って店頭デモモードを解除しないかぎり、電源のON/OFFを行っても他のモードに移行しないため、販売側でもとても好都合であった。しかしながら、このような調理器(加熱調理器)を購入側に渡す場合、特別な操作を行って店頭デモモードを解除させなければならず、この特別な操作を怠ると、購入側で店頭デモモードが実行されてしまい、通常の加熱調理を行う通常調理モードが実行されなかったり、購入側で店頭デモモードを解除する特別な操作を行わなければならないなど、問題があった。
【0007】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、購入側では店頭デモモードに移行せず確実に通常調理モードを実行でき、販売側では簡単に店頭デモモードを実行することのできる使い勝手のよい加熱調理器を提供することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る加熱調理器は、被加熱物が収容される加熱室を有し、複数のキーを有する操作部が設けられた本体と、被加熱物を加熱する加熱手段と、操作部のキー操作に基づいて、加熱手段を制御して通常の加熱調理を行う通常調理モードまたは加熱手段の制御を禁止して模擬加熱調理を行う店頭デモモードのいずれかを選択し、選択されたモードを実行する制御装置と、通常調理モードの選択回数を記憶する記憶手段とを設け、制御装置は、記憶手段に記憶されている通常調理モードの選択回数が予め設定された通常調理モードの選択回数以上のときに、通常調理モードの選択なしに通常調理モードに移行し、操作部のキー操作により加熱調理を開始するものである。
【0009】
本発明に係る加熱調理器の制御装置は、記憶手段に記憶されている通常調理モードの選択回数が予め設定された通常調理モードの選択回数未満で通常調理モードが選択されたときに、通常調理モードを選択して記憶手段に記憶されている選択回数を更新し、通常調理モードに移行するものである。
【0010】
本発明に係る加熱調理器の制御装置は、通常調理モードが選択なしに実行されているときに、操作部のキー操作により記憶手段に記憶されている通常調理モードの選択回数をクリアにして、通常調理モードおよび店頭デモモードのいずれかを選択可能にするものである。
【0011】
本発明に係る加熱調理器の制御装置は、記憶手段に記憶されている通常調理モードの選択回数が予め設定された通常調理モードの選択回数未満で、操作部のキー操作により店頭デモモードが選択されたときに、記憶手段に記憶されている通常調理モードの選択回数をクリアにして、店頭デモモードを実行するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1の要部の構成を示すブロック図、図2は本発明の実施の形態1の斜視図、図3は本発明の実施の形態1に係る操作部の正面図である。図において、1は前面側に開口部を有する加熱調理器のほぼ箱状の本体、2は本体1内に設けられ前面側に開口部を有するほぼ箱状の加熱室、3は本体1の前面側に開閉自在に取り付けられたドアで、閉塞時には本体1の開口部および加熱室2の開口部を閉塞する。
【0013】
4は加熱室2内の底部に設けられたターンテーブルで、加熱室2の下部に設けられたターンテーブルモータ5によって回転し、ターンテーブル4には例えば調理皿(図示せず)に収容された被加熱物(図示せず)が載置される。6は加熱室2の天面等の外側に設けられ、加熱室2(被加熱物)を加熱するヒータ、7は加熱室2の一方の側壁(例えば右側壁2a)の外側に設けられマイクロ波を発振させて被加熱物をマイクロ波により加熱調理するマグネトロンで、ヒータ6およびマグネトロン7により加熱手段が構成されている。また、マグネトロン7の近傍には、マグネトロン7を冷却する冷却ファン8が設けられ、加熱室2の他方の側壁(例えば左側壁)には、加熱調理中、加熱室2内を照らす庫内灯9が設けられている。
【0014】
10は本体1の前面側にドア3に隣接して設けられた操作部で、各調理を設定するレンジキー11a、オーブンキー11b、グリルキー11c、あたためキー11dおよび自動メニューキー11eと、設定された調理をスタートさせるスタートキー12と、設定した調理等を取り消すとともに、実行されている調理動作を途中で停止させるとりけしキー13と、調理時間等を設定するタイマつまみ14と、設定した調理の設定内容、調理時間および調理温度などを表示する表示器15と、電源をON/OFFするスイッチ(図示せず)を備えている。
【0015】
なお、表示器15は、電源が投入されると、すでに通常調理モードが選択された状態となっていない限り店頭デモモード状態であることを示す例えば連続した異なる表示(調理内容、調理時間および調理温度などの文字や数字)が自動的に順次表示される連続表示デモが表示され、通常調理モードが選択された状態のときは、通常調理モード状態であることを示す例えば「0」の数値が表示される。
【0016】
16は本体1内に設けられたマイクロコンピュータからなる制御装置で、操作部10からの操作情報に基づいて、ターンテーブルモータ5、ヒータ6、マグネトロン7、冷却ファン8、庫内灯9および表示器15を駆動制御し、加熱調理器の各種の加熱調理を実行する通常調理モードと、ヒータ6およびマグネトロン7以外のターンテーブルモータ5、冷却ファン8、庫内灯9および表示器15を駆動制御し、加熱調理器の各種の加熱調理のデモを実行する店頭デモモードとを選択し、選択されたモードに基づいて実行する。17は本体1内に設けられ、通常調理モードが選択された回数nの情報が記憶されるメモリである。
【0017】
次に、本発明の実施の形態1の作用について、図4および図5のフローチャートを用いて説明する。
例えば加熱調理器を購入した側で通常の加熱調理に使用する場合、初めて使用するときは、まず加熱調理器がどのモード状態にあるかわからないので、本体1の操作部10に設けられた電源スイッチを操作して電源を投入し、操作部10の例えばとりけしキー13を連続して3回押すと、制御装置16は、メモリ17に記憶されている通常調理モードが選択された回数nの情報をクリア(n=0)にする(図4のS1)。そして、操作部10の電源スイッチを操作して電源を切断し、通常の加熱調理が行える状態にする。なお、この操作は、購入後最初に一度行えばよい。
【0018】
通常の加熱調理が行える状態において、ドア3を開放して加熱室2内のターンテーブル4上に被加熱物が収容された調理皿を載置し、ドア3を閉塞した後、操作部10の電源スイッチを操作して電源を投入すると(S2)、制御装置16は、メモリ17に記憶されている通常調理モードが選択された回数nの情報を読み込み(S3)、その回数nが予め設定された回数n1(ここではn1=3回)以上であるかを判定し(S4)、回数nが設定回数n1(3回)以上(n≧3)の場合は、すでに複数回通常の加熱調理が行われて通常調理モードが選択されていることとなり、操作部10の表示器15に通常調理モード状態であることを示す例えば「0」の数値を表示させ(S5)、加熱調理器を通常の加熱調理待機状態とする(S6)。
【0019】
ついで、制御装置16は、メモリ17に記憶されている通常調理モードが選択された回数nの情報をクリアにする操作(とりけしキー13を連続して3回押す)が行われたかを判定し(S7)、クリア操作が行われたときは、再度通常調理モードが選択された回数nと予め設定された回数n1との判定に戻り(S3,S4・・・)、クリア操作が行われていないときは通常調理モードのままであるので、操作部10の電源スイッチが操作されて電源が切断されたかを判定し(S8)、電源が切断された場合は加熱調理器の通常の加熱調理待機状態を終了させて次の電源投入を待つ(S2・・・)。
【0020】
また、電源が切断されなかった場合は操作部10からの操作情報待ち状態となり、操作部10の調理を設定するいずれかのキー11a〜11e等が操作されると(S9)、制御装置16は、その操作情報に基づいてヒータ6またはマグネトロン7およびターンテーブルモータ5等を駆動して、加熱室2内に収容された被加熱物の加熱調理を開始する(S10)。このとき、表示器15には設定された調理の調理時間や調理温度などが表示される。そして、被加熱物の加熱調理が終了すると(S11)、制御装置16は、ヒータ6またはマグネトロン7およびターンテーブルモータ5等の駆動を停止し、次の電源投入を待つ(S2・・・)。そして、加熱調理中、電源が切断されたりドア3が開放されると(S12)、ヒータ6またはマグネトロン7およびターンテーブルモータ5等の駆動を強制的に停止し、次の電源投入を待つ(S2・・・)。
【0021】
一方、通常の加熱調理が行える状態で、加熱室2内に被加熱物を収容して電源を投入し、メモリ17に記憶されている通常調理モードが選択された回数nが予め設定された回数n1(3回)未満であった場合(S4)、制御装置16は、加熱調理器が通常調理モードであるか店頭デモモードあるかが選択できないため、とりあえず操作部10の表示器15に店頭デモモード状態であることを示す例えば連続した異なる表示が自動的に順次表示される連続表示デモを表示させ(S13)、操作部10のスタートキー12およびとりけしキー13以外は操作受付不可状態とする(S14)。今、加熱調理器は通常の加熱調理として使用するためとりけしキー13を押すと(S15)、制御装置16は、店頭デモモードから通常調理モードに変更選択し、メモリ17に記憶されている通常調理モードが選択された回数nに1回を加算(n+1)してその情報を更新するとともに(S16)、操作部10の表示器15に通常調理モード状態であることを示す例えば「0」の数値を表示させ(S5)、加熱調理器を通常の加熱調理待機状態とする(S6)。
【0022】
そして、前述したように操作部10の調理を設定するいずれかのキー11a〜11e等が操作されると、制御装置16は、その操作情報に基づいてヒータ6またはマグネトロン7およびターンテーブルモータ5等を駆動制御し、加熱室2内に収容された被加熱物を加熱調理する(S7,S8,S9・・・S2・・・)。
【0023】
次に、電源が投入され、メモリ17に記憶されている通常調理モードが選択された回数nと予め設定された回数n1(3回)とを判定して回数nが設定回数n1未満のときは、回数nが設定回数n1以上になるまで前述したように表示器15に連続表示デモが表示しているときにとりけしキー13を操作して回数nの加算を行って更新し、回数nが設定回数n1以上になるとメモリ17に記憶されている通常調理モードが選択された回数nをクリアにする操作が行われない限り、加熱調理器は通常調理モードが選択された状態となって、店頭デモモードに移行することのない通常の加熱調理が行える状態が維持される。
【0024】
また、例えば加熱調理器を販売する側で操作実演用として使用する場合、通常の加熱調理に使用する場合と同様にメモリ17に記憶されている通常調理モードが選択された回数nの情報をクリア(n=0)にする操作(とりけしキー13を連続して3回押す)を行う(S1)。ついで、通常の加熱調理を行う場合と同様にドア3を開放して加熱室2内に被加熱物を収容し、ドア3を閉塞した後操作部10の電源スイッチを操作して電源を投入する(S2)。このとき、実際に加熱調理を行わないので、加熱室2内のターンテーブル4等の梱包は解く必要がなく、被加熱物も模造したものや何もなくてもよい。なお、店頭で実際に通常の加熱調理を行う場合は梱包を解く。
【0025】
電源が投入されると、制御装置16は、メモリ17に記憶されている通常調理モードが選択された回数nが予め設定された回数n1(3回)以上であるかを判定し(S3,S4)、回数nが設定回数n1(3回)以上(n≧3)の場合は、すでに複数回通常の加熱調理が行われて通常調理モードが選択されていることとなり、操作部10の表示器15に通常調理モード状態であることを示す例えば「0」の数値を表示させ(S5)、加熱調理器を通常の加熱調理待機状態とする(S6)。しかしながら、加熱調理器は操作実演用として使用するため、メモリ17の回数nのクリア操作を行って(S7)、再度通常調理モードが選択された回数nと予め設定された回数n1との判定に戻る(S3,S4)。
【0026】
また、メモリ17の回数nが予め設定された回数n1(3回)未満であった場合(S4)、制御装置16は、加熱調理器が通常調理モードであるか店頭デモモードあるかが選択できないため、とりあえず操作部10の表示器15に店頭デモモード状態であることを示す連続表示デモを表示させ(S13)、操作部10のスタートキー12およびとりけしキー13以外は操作受付不可状態とする(S14)。今、加熱調理器は操作実演用として使用するためとりけしキー13を押さずにスタートキー12を押すと(S15,S17)、制御装置16は店頭デモモードを選択し(S18)、ヒータ6およびマグネトロン7を駆動不可にして加熱調理器を模擬加熱調理待機状態とする(図5のS20)。
【0027】
なお、実際に通常の加熱調理を行う場合は、スタートキー12を押さずにとりけしキー13を押して通常調理モードを選択し、前述したようにメモリ17に記憶されている通常調理モードが選択された回数nに1回を加算(n+1)してその情報を更新するとともに(図4のS16)、操作部10の表示器15に通常調理モード状態であることを示す例えば「0」の数値を表示させ(S5)、加熱調理器を通常の加熱調理待機状態とする(S6)。そして、そのまま通常の加熱調理を行うときは、操作部10を操作し、制御装置16は、その操作情報に基づいてヒータ6またはマグネトロン7およびターンテーブルモータ5等を駆動制御し、加熱室2内に収容された被加熱物を加熱調理する(S7,S8,S9・・・S2・・・)。
【0028】
模擬加熱調理待機状態において、操作部10の調理を設定するいずれかのキー11a〜11e等が操作されると(図5のS21)、制御装置16は、その操作情報に基づいてヒータ6およびマグネトロン7以外のターンテーブルモータ5等を駆動して、加熱室2内に収容された被加熱物の模擬加熱調理を開始する(S22)。このとき、表示器15には実際に通常の加熱調理を行う場合と同様に設定された調理の調理時間や調理温度などが表示される。そして、被加熱物の模擬加熱調理が終了すると(S23)、制御装置16は、ターンテーブルモータ5等の駆動を停止し、店頭デモモードを解除して通常調理モードに変更選択する操作(例えばとりけしキー13を3秒間以上押し続ける)が行われたかを判定し(S24)、操作が行われていないときは店頭デモモードのままであるので、操作部10の電源スイッチが操作されて電源が切断されたかを判定し(S25)、電源が切断されるまで模擬加熱調理待機状態を維持して模擬加熱調理を行い(S20,S21・・・)、電源が切断された場合は加熱調理器の操作実演状態を終了させて次の電源投入を待つ(図4のS2・・・)。
【0029】
そして、電源が投入されても加熱調理器は店頭デモモードのまま(メモリ17の回数nが設定回数n1(3回)未満)であるので(S4,S13,S14・・・)、スタートキー12を押せば加熱調理器は模擬加熱調理待機状態となる(S17,S18,図5のS20・・・)。
【0030】
一方、被加熱物の模擬加熱調理が終了した後、店頭デモモードを解除して通常調理モードに変更選択する操作(とりけしキー13を3秒間以上押し続ける)が行われたときは(S24)、制御装置16は、店頭デモモードから通常調理モードに変更選択し、メモリ17の回数nに1回を加算(n+1)してその情報を更新するとともに(図4のS16)、操作部10の表器15に通常調理モード状態であることを示す例えば「0」の数値を表示させ(S5)、加熱調理器を通常の加熱調理待機状態とする(S6)。そして、通常調理モードから店頭デモモードに変更選択する場合は、メモリ17の回数nをクリアする操作を行い(S7)、加熱調理器を操作実演状態にして次の電源投入を待つ(S2・・・)。また、販売側で通常の加熱調理を設定回数n1以上行った場合も、回数nをクリアする操作を行わない限り通常調理モードが選択された状態となっているため、店頭デモモードを選択する場合には回数nをクリアする操作(とりけしキー13を連続して3回押す)を行う。
【0031】
このように、加熱調理器を通常の加熱調理に使用する場合、電源投入後、通常の加熱調理を行う際にとりけしキー13を押すという簡単な操作を行うだけで、店頭デモモード状態にあっても通常調理モードを選択して加熱調理を行うことができるとともに、通常の加熱調理を予め設定された回数n1以上行えば、このとりけしキー13を押すという簡単な操作も行うことなく加熱調理器を通常調理モードに維持することができ、購入側で店頭デモモードに移行するのを確実に防ぐことができる。これにより、販売側で店頭デモモードを解除するための特別な操作を行わなくてもよく、また従来のように使用頻度が低いキーとそれと離れた位置にあるキーとを操作するなどの複雑でわかりにくい煩わしい操作および制御が必要なくなり、使い勝手のよい加熱調理器を得ることができる。また、加熱調理器を操作実演用として使用する場合、あるいは、販売側で設定回数n1以上実際に通常の加熱調理を行った場合は、メモリ17に記憶されている通常調理モードが選択された回数nをクリアする操作、つまりとりけしキー13を連続して3回押すという簡単な操作を行うだけで、店頭デモモードを選択し、さらにスタートキー12を押すという簡単な操作を行うだけで、加熱調理器を模擬加熱調理が可能な状態にすることができ、販売側でも使い勝手のよい加熱調理器を得ることができる。
【0032】
なお、上述の実施の形態1では、設定回数n1を3回とした場合を示したが、例えば1回でもよく、ほとんど操作なしで通常調理モードに移行できるようにしてもよい。
【0033】
実施の形態2.
本発明に係る実施の形態2は、実施の形態1に係る加熱調理器において、実際に加熱調理を予め設定された回数n1以上行った後操作実演用に使用する場合に、簡単な操作で店頭デモモードを維持するようにしたものである。
【0034】
次に、本発明の実施の形態2の作用について、図6および図7のフローチャートを用いて説明する。
例えば加熱調理器を購入した側で通常の加熱調理に使用する場合、実施の形態1で説明した場合と同様に初めて使用するときは、まず加熱調理器の本体1の操作部10に設けられた電源スイッチを操作して電源を投入し、操作部10の例えばとりけしキー13を連続して3回押すと、制御装置16は、メモリ17に記憶されている通常調理モードが選択された回数nの情報をクリア(n=0)にする(図6のS101)。そして、操作部10の電源スイッチを操作して電源を切断し、通常の加熱調理が行える状態にする。
【0035】
通常の加熱調理が行える状態において、ドア3を開放して加熱室2内に被加熱物を収容しドア3を閉塞した後、操作部10の電源スイッチを操作して電源を投入すると(S102)、制御装置16は、メモリ17に記憶されている通常調理モードが選択された回数nの情報を読み込み(S103)、その回数nが予め設定された回数n1(3回)以上であるかを判定し(S104)、回数nが設定回数n1(3回)以上(n≧3)の場合は、すでに複数回通常の加熱調理が行われて通常調理モードが選択されていることとなり、操作部10の表示器15に通常調理モード状態であることを示す例えば「0」の数値を表示させ(S105)、加熱調理器を通常の加熱調理待機状態とする(S106)。
【0036】
ついで、制御装置16は、メモリ17に記憶されている通常調理モードが選択された回数nの情報をクリアにする操作(とりけしキー13を連続して3回押す)が行われたかを判定し(S107)、クリア操作が行われていないときは通常調理モードのままであるので、操作部10の電源スイッチが操作されて電源が切断されたかを判定し(S108)、電源が切断された場合は加熱調理器の通常の加熱調理待機状態を終了させて次の電源投入を待つ(S102・・・)。
【0037】
また、電源が切断されなかった場合は操作部10からの操作情報待ち状態となり、操作部10の調理を設定するいずれかのキー11a〜11e等が操作されると(S109)、制御装置16は、その操作情報に基づいてヒータ6またはマグネトロン7およびターンテーブルモータ5等を駆動して、加熱室2内の被加熱物の加熱調理を開始する(S110)。このとき、表示器15には設定された調理の調理時間や調理温度などが表示される。そして、被加熱物の加熱調理が終了すると(S111)、制御装置16は、ヒータ6またはマグネトロン7およびターンテーブルモータ5等の駆動を停止し、次の電源投入を待つ(S102・・・)。そして、加熱調理中、電源が切断されたりドア3が開放されると(S112)、ヒータ6またはマグネトロン7およびターンテーブルモータ5等の駆動を強制的に停止し、次の電源投入を待つ(S102・・・)。
【0038】
一方、通常の加熱調理が行える状態で、メモリ17に記憶されている通常調理モードが選択された回数nが予め設定された回数n1(3回)未満であった場合(S104)、制御装置16は、加熱調理器が通常調理モードであるか店頭デモモードあるかが選択できないため、とりあえず操作部10の表示器15に店頭デモモード状態であることを示す例えば連続した異なる表示が自動的に順次表示される連続表示デモを表示させ(S113)、操作部10のスタートキー12およびとりけしキー13以外は操作受付不可状態とする(S114)。ついで、とりけしキー13を押すと(S115)、制御装置16は、店頭デモモードから通常調理モードに変更選択し、メモリ17に記憶されている通常調理モードが選択された回数nに1回を加算(n+1)してその情報を更新するとともに(S116)、操作部10の表示器15に通常調理モード状態であることを示す例えば「0」の数値を表示させ(S105)、加熱調理器を通常の加熱調理待機状態とする(S106)。
【0039】
そして、前述したように操作部10の調理を設定するいずれかのキー11a〜11e等が操作されると、制御装置16は、その操作情報に基づいてヒータ6またはマグネトロン7およびターンテーブルモータ5等を駆動制御し、加熱室2内の被加熱物を加熱調理する(S107,S108,S109・・・S102・・・)。
【0040】
次に、電源が投入され、メモリ17に記憶されている通常調理モードが選択された回数nと予め設定された回数n1(3回)とを判定して回数nが設定回数n1未満のときは、回数nが設定回数n1以上になるまで前述したように表示器15に連続表示デモが表示しているときにとりけしキー13を操作して回数nの加算を行って更新し、回数nが設定回数n1以上になるとメモリ17に記憶されている通常調理モードが選択された回数nをクリアにする操作が行われない限り、加熱調理器は通常調理モードが選択された状態となって、店頭デモモードに移行することのない通常の加熱調理が行える状態が維持される。
【0041】
また、例えば加熱調理器を販売する側で操作実演用として使用する場合、通常の加熱調理に使用する場合と同様にメモリ17に記憶されている通常調理モードが選択された回数nの情報をクリア(n=0)にする操作(とりけしキー13を連続して3回押す)を行う(S101)。ついで、通常の加熱調理を行う場合と同様にドア3を開放して加熱室2内に被加熱物を収容し、ドア3を閉塞した後操作部10の電源スイッチを操作して電源を投入すると(S102)、制御装置16は、メモリ17に記憶されている通常調理モードが選択された回数nが予め設定された回数n1(3回)以上であるかを判定し(S103,S104)、回数nが設定回数n1(3回)以上(n≧3)の場合は、すでに複数回通常の加熱調理が行われて通常調理モードが選択されていることとなり、操作部10の表示器15に通常調理モード状態であることを表示させ(S105)、加熱調理器を通常の加熱調理待機状態とする(S106)。しかしながら、加熱調理器は操作実演用として使用するため、メモリ17の回数nのクリア操作を行って(S108)、再度通常調理モードが選択された回数nと予め設定された回数n1との判定に戻る(S103,S104)。
【0042】
また、メモリ17の回数nが予め設定された回数n1(3回)未満であった場合(S104)、制御装置16は、加熱調理器が通常調理モードであるか店頭デモモードあるかが選択できないため、とりあえず操作部10の表示器15に店頭デモモード状態であることを示す連続表示デモを表示させ(S113)、操作部10のスタートキー12およびとりけしキー13以外は操作受付不可状態とする(S114)。そして、とりけしキー13を押さずにスタートキー12を押と(S115,S117)、制御装置16は店頭デモモードを選択したこととなる(S118)。ここで店頭デモモードが選択された状態を維持するためにメモリ17の回数nのクリア操作を行い(S119)、ヒータ6およびマグネトロン7を駆動不可にして加熱調理器を模擬加熱調理待機状態とする(図7のS120)。
【0043】
なお、実際に通常の加熱調理を行う場合は、スタートキー12を押さずにとりけしキー13を押して通常調理モードを選択し、前述したようにメモリ17に記憶されている通常調理モードが選択された回数nに1回を加算(n+1)してその情報を更新するとともに(図6のS116)、操作部10の表示器15に通常調理モード状態であることを示す例えば「0」の数値を表示させ(S105)、加熱調理器を通常の加熱調理待機状態とする(S106)。そして、そのまま通常の加熱調理を行うときは、操作部10を操作し、制御装置16は、その操作情報に基づいてヒータ6またはマグネトロン7およびターンテーブルモータ5等を駆動制御し、加熱室2内に収容された被加熱物を加熱調理する(S107,S108,S109・・・S102・・・)。
【0044】
模擬加熱調理待機状態において、操作部10の調理を設定するいずれかのキー11a〜11e等が操作されると(図7のS121)、制御装置16は、その操作情報に基づいてヒータ6およびマグネトロン7以外のターンテーブルモータ5等を駆動して、加熱室2内の被加熱物の模擬加熱調理を開始する(S122)。このとき、表示器15には実際に通常の加熱調理を行う場合と同様に設定された調理の調理時間や調理温度などが表示される。そして、被加熱物の模擬加熱調理が終了すると(S123)、制御装置16は、ターンテーブルモータ5等の駆動を停止し、店頭デモモードを解除して通常調理モードに変更選択する操作(とりけしキー13を3秒間以上押し続ける)が行われたかを判定し(S124)、操作が行われていないときは店頭デモモードのままであるので、操作部10の電源スイッチが操作されて電源が切断されたかを判定し(S125)、電源が切断されるまで模擬加熱調理待機状態を維持して模擬加熱調理を行い(S120,S121・・・)、電源が切断された場合は加熱調理器の操作実演状態を終了させて次の電源投入を待つ(図6のS102・・・)。
【0045】
そして、電源が投入されても加熱調理器は店頭デモモードのまま(メモリ17の回数nがクリア(n=0))であるのでスタートキー12を押し(S104,S113,S114・・・)、さらに確実性を持たせるためにメモリ17の回数nのクリア操作を行えば、加熱調理器は模擬加熱調理待機状態となる(S119,図7のS120・・・)。
【0046】
一方、被加熱物の模擬加熱調理が終了した後、店頭デモモードを解除して通常調理モードに変更選択する操作(とりけしキー13を3秒間以上押し続ける)が行われたときは(S124)、制御装置16は、店頭デモモードから通常調理モードに変更選択し、メモリ17の回数nに1回を加算(n+1)してその情報を更新するとともに(図6のS116)、操作部10の表器15に通常調理モード状態であることを示す例えば「0」の数値を表示させ(S105)、加熱調理器を通常の加熱調理待機状態とする(S106)。そして、通常調理モードから店頭デモモードに変更選択する場合は、メモリ17の回数nをクリアする操作を行い(S107)、加熱調理器を操作実演状態にして次の電源投入を待つ(S102・・・)。また、販売側で通常の加熱調理を設定回数n1以上行った場合も、回数nをクリアする操作を行わない限り通常調理モードが選択された状態となっているため、店頭デモモードを選択する場合には回数nをクリアする操作(とりけしキー13を連続して3回押す)を行う。
【0047】
このように構成したことにより、実施の形態1とほぼ同じ作用および効果が得られ、加熱調理器を通常の加熱調理に使用する場合は加熱調理器を確実に通常調理モードに維持することができる。また、加熱調理器を操作実演用として使用する場合、回数nが予め設定された回数n1未満でスタートキー12が操作されて店頭デモモードが選択されたときに、回数nをクリアする操作を行うので、設定回数n1以上通常の加熱調理を連続して行わない限り加熱調理器を店頭デモモードに確実に維持することができる。これにより、購入側および販売側のいずれの側でも使い勝手のよい加熱調理器を得ることができる。
【0048】
【発明の効果】
以上のように本発明に係る加熱調理器は、被加熱物が収容される加熱室を有し、複数のキーを有する操作部が設けられた本体と、被加熱物を加熱する加熱手段と、操作部のキー操作に基づいて、加熱手段を制御して通常の加熱調理を行う通常調理モードまたは加熱手段の制御を禁止して模擬加熱調理を行う店頭デモモードのいずれかを選択し、選択されたモードを実行する制御装置と、通常調理モードの選択回数を記憶する記憶手段とを設け、制御装置は、記憶手段に記憶されている通常調理モードの選択回数が予め設定された通常調理モードの選択回数以上のときに、通常調理モードの選択なしに通常調理モードに移行し、操作部のキー操作により加熱調理を開始するので、購入側で店頭デモモードに移行するのを確実に防ぐことができる。これにより、販売側で店頭デモモードを解除するための特別な操作を行わなくてもよく、また従来のように使用頻度が低いキーとそれと離れた位置にあるキーとを操作するなどの複雑でわかりにくい煩わしい操作および制御が必要なくなり、使い勝手のよい加熱調理器を得ることができる。
【0049】
本発明に係る加熱調理器の制御装置は、記憶手段に記憶されている通常調理モードの選択回数が予め設定された通常調理モードの選択回数未満で通常調理モードが選択されたときに、通常調理モードを選択して記憶手段に記憶されている選択回数を更新し、通常調理モードに移行するので、上記と同様の効果を得ることができる。
【0050】
本発明に係る加熱調理器の制御装置は、通常調理モードが選択なしに実行されているときに、操作部のキー操作により記憶手段に記憶されている通常調理モードの選択回数をクリアにして、通常調理モードおよび店頭デモモードのいずれかを選択可能にするので、販売側でも使い勝手のよい加熱調理器を得ることができる。
【0051】
本発明に係る加熱調理器の制御装置は、記憶手段に記憶されている通常調理モードの選択回数が予め設定された通常調理モードの選択回数未満で、操作部のキー操作により店頭デモモードが選択されたときに、記憶手段に記憶されている通常調理モードの選択回数をクリアにして、店頭デモモードを実行するので、通常調理モードが連続して選択されて予め設定された通常調理モードの選択回数以上の場合に限り店頭デモモードへの移行を防ぐことができ、販売側でも購入側でも使い勝手のよい加熱調理器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の要部の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態の斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係る操作部の正面図である。
【図4】 本発明の実施の形態1の作用を説明するフローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態1の作用を説明するフローチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態2の作用を説明するフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態2の作用を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 本体、2 加熱室、6 ヒータ、7 マグネトロン、10 操作部、12
スタートキー、13 とりけしキー、16 制御装置、17 メモリ。
Claims (4)
- 被加熱物が収容される加熱室を有し、複数のキーを有する操作部が設けられた本体と、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、前記操作部のキー操作に基づいて、前記加熱手段を制御して通常の加熱調理を行う通常調理モードまたは前記加熱手段の制御を禁止して模擬加熱調理を行う店頭デモモードのいずれかを選択し、該選択されたモードを実行する制御装置と、前記通常調理モードの選択回数を記憶する記憶手段とを設け、前記制御装置は、前記記憶手段に記憶されている通常調理モードの選択回数が予め設定された通常調理モードの選択回数以上のときに、該通常調理モードの選択なしに通常調理モードに移行し、前記操作部のキー操作により加熱調理を開始することを特徴とする加熱調理器。
- 制御装置は、記憶手段に記憶されている通常調理モードの選択回数が予め設定された通常調理モードの選択回数未満で該通常調理モードが選択されたときに、前記記憶手段に記憶されている選択回数を更新し、通常調理モードに移行することを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
- 制御装置は、通常調理モードが選択なしに実行されているときに、操作部のキー操作により記憶手段に記憶されている通常調理モードの選択回数をクリアにして、通常調理モードおよび店頭デモモードのいずれかを選択可能にすることを特徴とする請求項1または2記載の加熱調理器。
- 制御装置は、記憶手段に記憶されている通常調理モードの選択回数が予め設定された通常調理モードの選択回数未満で、操作部のキー操作により店頭デモモードが選択されたときに、前記記憶手段に記憶されている通常調理モードの選択回数をクリアにして、店頭デモモードを実行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の加熱調理器。
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