JPH07804Y2 - 調理器 - Google Patents
調理器Info
- Publication number
- JPH07804Y2 JPH07804Y2 JP2761289U JP2761289U JPH07804Y2 JP H07804 Y2 JPH07804 Y2 JP H07804Y2 JP 2761289 U JP2761289 U JP 2761289U JP 2761289 U JP2761289 U JP 2761289U JP H07804 Y2 JPH07804 Y2 JP H07804Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooking
- door
- preheating
- closing
- detecting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electric Ovens (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本考案は調理室内を予め設定した温度に予熱する予熱機
能を備えた調理器に関する。
能を備えた調理器に関する。
（ロ）従来の技術 オーブン機能を備えた調理器では、例えば特公平1-2857
号公報にて示される様に、調理室内を予め設定した温度
に加熱する予熱機能を備えたものは知られている。
号公報にて示される様に、調理室内を予め設定した温度
に加熱する予熱機能を備えたものは知られている。
一方上記予熱機能を備えた調理器で、主に業務用のもの
では、調理終了後においても自動的に予熱動作を行い、
次の加熱調理に備える様に構成しているが、タイマーに
よる加熱調理の途中で扉を開き、調理室より被調理物を
取り出した後扉を閉じた場合には、上記タイマー時間が
終了していない為に予熱動作を行わず、調理室内の温度
が低下するという問題がある。
では、調理終了後においても自動的に予熱動作を行い、
次の加熱調理に備える様に構成しているが、タイマーに
よる加熱調理の途中で扉を開き、調理室より被調理物を
取り出した後扉を閉じた場合には、上記タイマー時間が
終了していない為に予熱動作を行わず、調理室内の温度
が低下するという問題がある。
（ハ）考案が解決しようとする課題 本考案は上記の様にタイマーが終了しないまま放置され
ても、自動的に予熱動作を行う事で、調理室内の温度低
下を防止する事を目的とする。
ても、自動的に予熱動作を行う事で、調理室内の温度低
下を防止する事を目的とする。
（ニ）課題を解決するための手段 本考案は、被調理物を収納し加熱する調理室を、予熱運
転の設定時には、調理開始前、及び調理終了後、調理室
の前面開口を開閉する扉の閉成を検出して自動的に予め
設定した温度に予熱するものにおいて、調理開始操作を
検出する開始操作検出手段と、扉の閉成動作を検出する
ドアスイッチと、このドアスイッチにより扉の閉成を検
出後、一定時間内に開始操作検出手段による調理開始操
作が検出されなければ、予熱動作を開始する予熱タイマ
ー手段とを備えて成るものである。
転の設定時には、調理開始前、及び調理終了後、調理室
の前面開口を開閉する扉の閉成を検出して自動的に予め
設定した温度に予熱するものにおいて、調理開始操作を
検出する開始操作検出手段と、扉の閉成動作を検出する
ドアスイッチと、このドアスイッチにより扉の閉成を検
出後、一定時間内に開始操作検出手段による調理開始操
作が検出されなければ、予熱動作を開始する予熱タイマ
ー手段とを備えて成るものである。
（ホ）作用 予熱運転の設定時においては、例えばタイマーによる調
理の途中に扉を開けて調理を中止した後、再び扉を閉じ
ても調理の開始操作が行われない場合には、上記予熱タ
イマー手段により自動的に予熱動作を行うものである。
理の途中に扉を開けて調理を中止した後、再び扉を閉じ
ても調理の開始操作が行われない場合には、上記予熱タ
イマー手段により自動的に予熱動作を行うものである。
（ヘ）実施例 本考案の実施例を先ず第１図に基づいて説明すると、
（１）は業務用のオーブンレンジで、内部に調理室
（２）を区画形成していると共に、この調理室の前面開
口（３）には縦開きの扉（４）を開閉自在に装着してい
る。
（１）は業務用のオーブンレンジで、内部に調理室
（２）を区画形成していると共に、この調理室の前面開
口（３）には縦開きの扉（４）を開閉自在に装着してい
る。
又上記調理室（２）の下方後部にはガスバーナ（５）を
設置した燃焼室（６）を設けると共に、調理室（２）の
後方には循環ファン（７）を収納した送風室（８）を区
画形成し、上記循環ファン（７）の回転によりガスバー
ナ（５）の燃焼熱気を送風室（８）内に吸引した後、調
理室（２）内に循環する様に構成している。
設置した燃焼室（６）を設けると共に、調理室（２）の
後方には循環ファン（７）を収納した送風室（８）を区
画形成し、上記循環ファン（７）の回転によりガスバー
ナ（５）の燃焼熱気を送風室（８）内に吸引した後、調
理室（２）内に循環する様に構成している。
（９）は上記調理室（２）内の底部に配置された被調理
物載置用のターンテーブル、（10）は同じく調理室
（２）内に加熱調理用の高周波電波を供給するマグネト
ロン、（11）はこのマグネトロンから発射される高周波
電波を攪拌しながら調理室（２）内に供給するスターラ
ーファン、（12）は調理室（２）内の温度を検出する温
度センサ、（13）は上記マグネトロン（10）、ターンテ
ーブル（９）回転用ギヤモータ（14）等の制御を行う回
路基板、（15）は電源スイッチである。
物載置用のターンテーブル、（10）は同じく調理室
（２）内に加熱調理用の高周波電波を供給するマグネト
ロン、（11）はこのマグネトロンから発射される高周波
電波を攪拌しながら調理室（２）内に供給するスターラ
ーファン、（12）は調理室（２）内の温度を検出する温
度センサ、（13）は上記マグネトロン（10）、ターンテ
ーブル（９）回転用ギヤモータ（14）等の制御を行う回
路基板、（15）は電源スイッチである。
第２図において（16）は上記オーブンレンジ（１）の前
面適所に装着された操作パネルで、表示器（17）とスイ
ッチパネル（18）とから構成し、上記表示器（17）に
は、調理時間、調理温度等を表示するデジタル表示部
（19）と、上記スイッチパネル（18）から入力された操
作状態を表示する複数の文字表示（20）（20）…とから
主に構成していると共に、スイッチパネル（18）には複
数のキースイッチ（21）（21）…を適宜配置している。
面適所に装着された操作パネルで、表示器（17）とスイ
ッチパネル（18）とから構成し、上記表示器（17）に
は、調理時間、調理温度等を表示するデジタル表示部
（19）と、上記スイッチパネル（18）から入力された操
作状態を表示する複数の文字表示（20）（20）…とから
主に構成していると共に、スイッチパネル（18）には複
数のキースイッチ（21）（21）…を適宜配置している。
第３図は上記回路基板（13）に装着された制御回路で、
マイコン（22）の入力ポートに上記キースイッチ（21）
（21）…、及び上記扉（４）の開閉に連動して開閉する
ドアスイッチ（23）を連続し、一方出力ポートには上記
表示器（17）、マグネトロン（10）、上記循環ファン
（７）、上記ガスバーナ（５）へのガス供給を制御する
電磁弁（24）を各々連続している。
マイコン（22）の入力ポートに上記キースイッチ（21）
（21）…、及び上記扉（４）の開閉に連動して開閉する
ドアスイッチ（23）を連続し、一方出力ポートには上記
表示器（17）、マグネトロン（10）、上記循環ファン
（７）、上記ガスバーナ（５）へのガス供給を制御する
電磁弁（24）を各々連続している。
更に上記マイコン（22）は、上記スイッチパネル（18）
のキースイッチ（21）（21）…の操作による調理開始操
作を検出する開始操作検出手段（25）を備えている。
のキースイッチ（21）（21）…の操作による調理開始操
作を検出する開始操作検出手段（25）を備えている。
即ち実施例の場合は業務用で、操作の迅速性を考慮し、
例えば自動調理の場合にはメニューキーの１〜０を押す
と同時に予め記憶された調理時間、高周波出力、調理温
度で加熱を開始し、手動調理の場合にはタイマーキーの
10分（21a）、１分（21b）、10秒（21c）を操作して調
理時間を設定した後、電子レンジ、高速オーブン、同時
加熱のどれかをキー（21d）（21e）（21f）により選択
設定する事で、選択と同時に調理を開始する。
例えば自動調理の場合にはメニューキーの１〜０を押す
と同時に予め記憶された調理時間、高周波出力、調理温
度で加熱を開始し、手動調理の場合にはタイマーキーの
10分（21a）、１分（21b）、10秒（21c）を操作して調
理時間を設定した後、電子レンジ、高速オーブン、同時
加熱のどれかをキー（21d）（21e）（21f）により選択
設定する事で、選択と同時に調理を開始する。
一方予熱キー（21g）を押せば予熱運転を開始し、調理
室（２）内を予め記憶させた温度で予熱を行い、この予
熱運転は、上記開始操作検出手段（25）による調理開始
操作の検出以外の非調理時には、常に予熱を行うもので
ある。
室（２）内を予め記憶させた温度で予熱を行い、この予
熱運転は、上記開始操作検出手段（25）による調理開始
操作の検出以外の非調理時には、常に予熱を行うもので
ある。
即ち上記予熱キー（21g）の操作により予熱運転が設定
された場合には、ドアスイッチ（23）による検出により
扉（４）が閉じており、かつ上記開始操作検出手段（2
5）により上記調理開始の設定操作が行われていなけれ
ば予熱運転を行うものである。
された場合には、ドアスイッチ（23）による検出により
扉（４）が閉じており、かつ上記開始操作検出手段（2
5）により上記調理開始の設定操作が行われていなけれ
ば予熱運転を行うものである。
更に上記マイコン（22）は予熱タイマー手段（26）を備
えており、上記予熱キー（21g）による予熱運転設定時
には、ドアスイッチ（23）により扉（４）の閉成を検出
すると同時に、上記開始操作検出手段（25）による調理
の開始操作を検出し、調理開始操作が行われなければ予
熱運転を行うと共に、この予熱タイマー手段により、扉
（４）が閉じられても所定時間（例えば１分）上記キー
スイッチ（21）（21）…による調理開始操作が行われな
ければ、自動的に予熱動作を開始する。
えており、上記予熱キー（21g）による予熱運転設定時
には、ドアスイッチ（23）により扉（４）の閉成を検出
すると同時に、上記開始操作検出手段（25）による調理
の開始操作を検出し、調理開始操作が行われなければ予
熱運転を行うと共に、この予熱タイマー手段により、扉
（４）が閉じられても所定時間（例えば１分）上記キー
スイッチ（21）（21）…による調理開始操作が行われな
ければ、自動的に予熱動作を開始する。
即ち例えばタイマーキー（21a）（21b）（21c）により
調理時間を10分に設定後、電子レンジキー（21d）を操
作して調理を開始した後、上記設定による10分が経過す
る前の例えば９分の時点で扉（４）を開けて調理を中断
した後、調理室（２）内より被調理物を取り出す等した
後再び扉（４）を閉じても、電子レンジキー（21d）等
を操作しないで放置した場合には、上記予熱タイマー手
段（26）により自動的に予熱動作を開始するものであ
る。
調理時間を10分に設定後、電子レンジキー（21d）を操
作して調理を開始した後、上記設定による10分が経過す
る前の例えば９分の時点で扉（４）を開けて調理を中断
した後、調理室（２）内より被調理物を取り出す等した
後再び扉（４）を閉じても、電子レンジキー（21d）等
を操作しないで放置した場合には、上記予熱タイマー手
段（26）により自動的に予熱動作を開始するものであ
る。
而した電源スイッチ（15）のオン操作後、予熱キー（21
g）の操作により予熱運転の設定を行えば、予め設定さ
れた温度にて調理室（２）内を加熱し、予熱運転を行
う。
g）の操作により予熱運転の設定を行えば、予め設定さ
れた温度にて調理室（２）内を加熱し、予熱運転を行
う。
又調理に際しては、スイッチパネル（18）のキースイッ
チ（21）（21）…を操作して、高周波による電子レンジ
調理、ガスバーナ（５）の燃焼による高速オーブン調
理、これらの同時使用による同時加熱調理等を選択する
と共に、調理時間、調理温度の設定、或るいは自動調理
の選択設定等を行う事で調理を開始する。
チ（21）（21）…を操作して、高周波による電子レンジ
調理、ガスバーナ（５）の燃焼による高速オーブン調
理、これらの同時使用による同時加熱調理等を選択する
と共に、調理時間、調理温度の設定、或るいは自動調理
の選択設定等を行う事で調理を開始する。
第１図は本考案の一部破断による側面縦断面図、第２図
は同じく操作パネルの正面図、第３図は同じく制御回路
を示す概略構成図である。 （２）……調理室、（３）……開口、（４）……扉、
（23）……ドアスイッチ、（25）……開始操作検出手
段、（42）……予熱タイマー手段。
は同じく操作パネルの正面図、第３図は同じく制御回路
を示す概略構成図である。 （２）……調理室、（３）……開口、（４）……扉、
（23）……ドアスイッチ、（25）……開始操作検出手
段、（42）……予熱タイマー手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田渕 光章 鳥取県鳥取市南吉方３丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)考案者 大浜 総一郎 鳥取県鳥取市南吉方３丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−166888（ＪＰ，Ａ) 特公 昭64−2857（ＪＰ，Ｂ２)
Claims (1)
- 【請求項１】被調理物を収納し加熱する調理室を、予熱
運転の設定時には、調理開始前、及び調理終了後、上記
調理室の前面開口を開閉する扉の閉成を検出して自動的
に予め設定した温度に予熱するものにおいて、調理開始
操作を検出する開始操作検出手段と、上記扉の閉成動作
を検出するドアスイッチと、このドアスイッチにより扉
の閉成を検出後、一定時間内に上記開始操作検出手段に
よる調理開始操作が検出されなければ、予熱動作を開始
する予熱タイマー手段とを備えた事を特徴とする調理
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2761289U JPH07804Y2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2761289U JPH07804Y2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH033606U JPH033606U (ja) | 1991-01-16 |
| JPH07804Y2 true JPH07804Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31530453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2761289U Expired - Lifetime JPH07804Y2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07804Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2860087B2 (ja) * | 1996-10-02 | 1999-02-24 | 株式会社ミナミ | 歩道の草止め用コンクリ−ト製品 |
-
1989
- 1989-03-10 JP JP2761289U patent/JPH07804Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH033606U (ja) | 1991-01-16 |
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