JPH0128201Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0128201Y2 JPH0128201Y2 JP17619784U JP17619784U JPH0128201Y2 JP H0128201 Y2 JPH0128201 Y2 JP H0128201Y2 JP 17619784 U JP17619784 U JP 17619784U JP 17619784 U JP17619784 U JP 17619784U JP H0128201 Y2 JPH0128201 Y2 JP H0128201Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- post
- mast
- main
- movable
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は夜間船舶の動向及び所在を示すための
マスト灯を取り付けたポストの高さを変えられる
ようにしたマスト灯取付ポストの引込装置に関す
るものである。
マスト灯を取り付けたポストの高さを変えられる
ようにしたマスト灯取付ポストの引込装置に関す
るものである。
船舶の夜間の動向及び所在を明らかにするため
にマスト灯を船舶の高所に備え、遠くからでも船
舶を確認できるようにすることは、海上衝突予防
法により定められている。
にマスト灯を船舶の高所に備え、遠くからでも船
舶を確認できるようにすることは、海上衝突予防
法により定められている。
そのため、船舶には船首側又は船首側と船尾側
にマスト灯が前向きに備えられているが、たとえ
ば、クレーン船におけるクレーンのブーム等の作
業機器が船上にある場合はこれら作業機器よりも
高い位置から前方を照らさなければならないとい
うルールもあることから、マスト灯は一般に高所
位置に設けられるようにしてある。
にマスト灯が前向きに備えられているが、たとえ
ば、クレーン船におけるクレーンのブーム等の作
業機器が船上にある場合はこれら作業機器よりも
高い位置から前方を照らさなければならないとい
うルールもあることから、マスト灯は一般に高所
位置に設けられるようにしてある。
従来の船舶においては、第5図の如く、船体上
に立てたレーダマストaのプラツトホームbにポ
ストcを立て、このポストcにマスト灯dを取り
付けるようにして船体の最上端にマスト灯dがあ
るようにしてある。
に立てたレーダマストaのプラツトホームbにポ
ストcを立て、このポストcにマスト灯dを取り
付けるようにして船体の最上端にマスト灯dがあ
るようにしてある。
ところが、高さの制限された障害物、たとえ
ば、橋等の下を船が通過して入港するような場
合、マスト灯dを取り付けたポストcがあるため
障害物の下を通過することができない場合があ
り、そのために、従来では、図示の如く、ポスト
cの途中を分割して起倒自在に連結し、上記高さ
の制限された障害物の下の船が通過するときは、
ポストcを二点鎖線の如く倒して全体の高さを低
くするようにしている。
ば、橋等の下を船が通過して入港するような場
合、マスト灯dを取り付けたポストcがあるため
障害物の下を通過することができない場合があ
り、そのために、従来では、図示の如く、ポスト
cの途中を分割して起倒自在に連結し、上記高さ
の制限された障害物の下の船が通過するときは、
ポストcを二点鎖線の如く倒して全体の高さを低
くするようにしている。
しかし、上記従来の方式では、ポストcの途中
を二つ折りにして高さを低くしようとするもので
あるため、起動操作が大変であると共に格納に広
いスペースが必要となる問題がある。
を二つ折りにして高さを低くしようとするもので
あるため、起動操作が大変であると共に格納に広
いスペースが必要となる問題がある。
本考案は、管状の主ポスト内に移動ポストをそ
の軸心方向に移動自在に挿入し、上記移動ポスト
の回転を規制するため主ポストの軸心方向に設け
たスリツトに移動ポストの側部に設けたガイドロ
ーラを係合させ、上記主ポストをレーダマストの
プラツトホーム上に直立させて該主ポストの上方
へ伸びる移動ポストにマスト灯を取り付け、且つ
プラツトホーム上の巻取装置にワイヤを介して上
記移動ポストを支持させ、巻取装置の駆動により
移動ポストが上下にスライドできるようにする。
の軸心方向に移動自在に挿入し、上記移動ポスト
の回転を規制するため主ポストの軸心方向に設け
たスリツトに移動ポストの側部に設けたガイドロ
ーラを係合させ、上記主ポストをレーダマストの
プラツトホーム上に直立させて該主ポストの上方
へ伸びる移動ポストにマスト灯を取り付け、且つ
プラツトホーム上の巻取装置にワイヤを介して上
記移動ポストを支持させ、巻取装置の駆動により
移動ポストが上下にスライドできるようにする。
夜間航行中は、移動ポストを上方へスライドさ
せてマスト灯を高い位置にセツトし、高さの制限
された障害物の下を通過するときは、移動マスト
を下方へスライドさせて全体の高さを低くさせる
ようにする。
せてマスト灯を高い位置にセツトし、高さの制限
された障害物の下を通過するときは、移動マスト
を下方へスライドさせて全体の高さを低くさせる
ようにする。
以下、図面に基づき本考案の実施例を説明す
る。
る。
第1図乃至第4図は本考案のポストの実施例を
示すもので、コンパスデツキ1上に立てたレーダ
マスト2のプラツトホーム3に、両側にスリツト
5を有する管状の主ポスト4を直立させて固定
し、該主ポスト4のスリツト5に沿つて転動する
ガイドローラ7を上端部の両側に有し且つ上端に
マスト灯8を取り付けた移動ポスト6を、上記主
ポスト4内に貫入させ、ガイドローラ7がスリツ
ト5をガイドとして移動ポスト6が主ポスト4内
をスライドしマスト灯8の位置を高くしたり低く
したりできるようにする。
示すもので、コンパスデツキ1上に立てたレーダ
マスト2のプラツトホーム3に、両側にスリツト
5を有する管状の主ポスト4を直立させて固定
し、該主ポスト4のスリツト5に沿つて転動する
ガイドローラ7を上端部の両側に有し且つ上端に
マスト灯8を取り付けた移動ポスト6を、上記主
ポスト4内に貫入させ、ガイドローラ7がスリツ
ト5をガイドとして移動ポスト6が主ポスト4内
をスライドしマスト灯8の位置を高くしたり低く
したりできるようにする。
上記移動ポスト6の下端はプラツトホーム3を
貫通させて下方へ突出できるようにし、その下端
にシーブ9を取り付け、又、主ポスト4の下端部
外側にシーブ10を取り付け、プラツトホーム3
上に設置した電動ウインチ11のドラムに巻いた
ワイヤ12をシーブ10,9にかけた後、その先
端をプラツトホーム3に設けたアイプレート13
に結着し、ウインチ11の駆動でワイヤ12を巻
き取ると移動ポスト6が上方へ移動し、ワイヤ1
2を巻き戻すと移動ポスト6が自重で下方へ移動
するようにする。
貫通させて下方へ突出できるようにし、その下端
にシーブ9を取り付け、又、主ポスト4の下端部
外側にシーブ10を取り付け、プラツトホーム3
上に設置した電動ウインチ11のドラムに巻いた
ワイヤ12をシーブ10,9にかけた後、その先
端をプラツトホーム3に設けたアイプレート13
に結着し、ウインチ11の駆動でワイヤ12を巻
き取ると移動ポスト6が上方へ移動し、ワイヤ1
2を巻き戻すと移動ポスト6が自重で下方へ移動
するようにする。
又、主ポスト4の上下2個所に、セツトボルト
14の挿入用孔15(第4図参照)を設け、一
方、移動ポスト6の下端部外面には、セツトボル
ト14の先端を係止させるボルト受け部16を受
け、ハンドル付セツトボルト14で主ポスト4と
移動ポスト6を一体とするよう締め付けられるよ
うにする。
14の挿入用孔15(第4図参照)を設け、一
方、移動ポスト6の下端部外面には、セツトボル
ト14の先端を係止させるボルト受け部16を受
け、ハンドル付セツトボルト14で主ポスト4と
移動ポスト6を一体とするよう締め付けられるよ
うにする。
通常の航行時は、夜間に船舶の動向、所在等を
明らかにするためにマスト灯8が船体の最上端に
位置するようにするため、ウインチ11でワイヤ
12を巻き込んで移動ポスト6を最上限位置まで
スライドさせ、主ポスト4上端部のセツトボルト
14で移動ポスト6をロツクさせている。
明らかにするためにマスト灯8が船体の最上端に
位置するようにするため、ウインチ11でワイヤ
12を巻き込んで移動ポスト6を最上限位置まで
スライドさせ、主ポスト4上端部のセツトボルト
14で移動ポスト6をロツクさせている。
高さの制限された障害物の下を船が通過する
際、マスト灯8が当該障害物に当つて通過できな
いような場合は、主ポスト4上端部のセツトボル
ト14を緩め、ウインチ11でワイヤ12を巻き
戻す。これにより移動ポスト6は自重で降下し、
第1図に実線で示す如く移動ポスト6が最下限位
置まで下がる。この最下限位置で主ポスト4下端
部のセツトボルト14をハンドルで回わして締め
付け、主ポスト4と移動ポスト6とを固定させて
障害物の下を通過するようにする。
際、マスト灯8が当該障害物に当つて通過できな
いような場合は、主ポスト4上端部のセツトボル
ト14を緩め、ウインチ11でワイヤ12を巻き
戻す。これにより移動ポスト6は自重で降下し、
第1図に実線で示す如く移動ポスト6が最下限位
置まで下がる。この最下限位置で主ポスト4下端
部のセツトボルト14をハンドルで回わして締め
付け、主ポスト4と移動ポスト6とを固定させて
障害物の下を通過するようにする。
上記の移動ポスト6の昇降において、移動ポス
ト6のガイドローラ7が主ポスト4のスリツト5
に沿つて転動するので、移動マスト6は回転する
ことがなくてセンターがずれず、マスト灯8の向
きが変わることがない。
ト6のガイドローラ7が主ポスト4のスリツト5
に沿つて転動するので、移動マスト6は回転する
ことがなくてセンターがずれず、マスト灯8の向
きが変わることがない。
以上述べた如く、本考案のマスト灯取付ポスト
引込装置によれば、マスト灯の高さ変更をポスト
の上下方向スライド式で行うようにしたので、昇
降操作が容易であると共に、移動ポストが主ポス
ト内に入り込んで格納されるので、格納スペース
が少ない、等の優れた効果を奏し得る。
引込装置によれば、マスト灯の高さ変更をポスト
の上下方向スライド式で行うようにしたので、昇
降操作が容易であると共に、移動ポストが主ポス
ト内に入り込んで格納されるので、格納スペース
が少ない、等の優れた効果を奏し得る。
第1図は本考案の装置の側面図、第2図は本考
案の装置をレーダマスト上に取り付けた状態の実
施例図、第3図は本考案におけるポストの切断平
面図、第4図はセツトボルトによる締付部の拡大
図、第5図は従来方式の概略図である。 2はレーダマスト、3はプラツトホーム、4は
主ポスト、5はスリツト、6は移動ポスト、7は
ガイドローラ、8はマスト灯、9,10はシー
ブ、11は電動ウインチ、12はワイヤ、14は
セツトボルトを示す。
案の装置をレーダマスト上に取り付けた状態の実
施例図、第3図は本考案におけるポストの切断平
面図、第4図はセツトボルトによる締付部の拡大
図、第5図は従来方式の概略図である。 2はレーダマスト、3はプラツトホーム、4は
主ポスト、5はスリツト、6は移動ポスト、7は
ガイドローラ、8はマスト灯、9,10はシー
ブ、11は電動ウインチ、12はワイヤ、14は
セツトボルトを示す。
Claims (1)
- 船上のマスト上に管状の主ポストを直立させ、
該主ポスト内に、上端にマスト灯を取り付けた移
動ポストをスライド自在に貫入させ、主ポストの
下端より下方へ突出させた移動ポストの下端にシ
ーブを取り付けると共に、主ポストの下端部にも
シーブを取り付け、ウインチに巻いたワイヤを主
ポストのシーブ、移動ポストのシーブの順にかけ
てその先端を固定側に結着してなり、ウインチの
駆動で移動ポストが上下方向へスライドできるよ
う構成したことを特徴とするマスト灯取付ポスト
引込装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17619784U JPH0128201Y2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17619784U JPH0128201Y2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6190953U JPS6190953U (ja) | 1986-06-13 |
JPH0128201Y2 true JPH0128201Y2 (ja) | 1989-08-28 |
Family
ID=30733795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17619784U Expired JPH0128201Y2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0128201Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111824352B (zh) * | 2020-07-23 | 2022-07-26 | 安徽艳阳电气集团有限公司 | 一种航海用照明装置 |
-
1984
- 1984-11-20 JP JP17619784U patent/JPH0128201Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6190953U (ja) | 1986-06-13 |
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