JPH0336582Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0336582Y2 JPH0336582Y2 JP1985025231U JP2523185U JPH0336582Y2 JP H0336582 Y2 JPH0336582 Y2 JP H0336582Y2 JP 1985025231 U JP1985025231 U JP 1985025231U JP 2523185 U JP2523185 U JP 2523185U JP H0336582 Y2 JPH0336582 Y2 JP H0336582Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rope
- ropes
- buoy
- buoyant body
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 claims 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 13
- 239000003550 marker Substances 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は海上の工事区域を標示し、一般船が区
域内に侵入するのを防止する海上区画装置に関す
る。 海上の工事区域を標示する場合、通常300m〜
500m間隔にブイを複数基設置している。これで
は、工事用の船以外でも容易に入ることができ、
工事の妨げになる。工事の安全を守り、能率を向
上させるためには、一般船舶の区域内への侵入を
防止する必要がある。 本考案は、工事区域への工事用船の出入口を定
め、他の場所からの一般船の侵入を防ぐため、適
宜間隔に配置したブイ間にロープを張設した海上
区画装置である。以下図面に従つて本考案の内容
を詳述する。 第1図は本考案の1実施例を示す部分正面図
で、第2図は全体装置の平面配置図である。図中
1は工事区域2を囲むように配置した海上区画装
置で、3は工事用船の出入口、4は引込み係留式
スパーブイである。引込み係留式スパーブイ4
は、標柱体5の途中に浮力体6を有し、標柱体5
の下端を沈錘7に、係留具8により係留して浮力
体6を水中に引込み、かつ水線が浮力体6の上方
の標柱体の途中にくるようにし、浮標の全剰浮力
(浮標の浮力−浮標と係留索の重量)により水中
に直立するようにした浮標で、直立性が非常に良
い。9は引込み係留式スパーブイ4間に水面上に
張設された空中ロープで、両端は係止環12によ
り標柱体5に取付けられている。10は引込み係
留式スパーブイ4間の水面下に張設された水中ロ
ープで、両端は係止環12により標柱体5に取付
けられている。空中ロープ9と水中ロープ10間
にロープ保持用フロート11が適宜間隔に、垂直
状に取付けられ、ロープ間隔を保持すると同時
に、フロート11の浮力によりロープ重量を支持
し、空中ロープ9を水面上一定高さに保持すると
ともにロープ重量により、引込み係留式スパーブ
イ4を引き寄せようとする力が生じないようにし
ている。ロープ保持用フロート11は一般の円筒
型ブイでよく、筒の下端に重錘を有し、ロープ重
量を支えるのに充分な浮力を有し、それ自体でも
水面に直立浮遊しうるものであればよい。このロ
ープ保持用フロート11は、白色あるいは蛍光塗
料等の見え易い色彩とし、視認効果をも高めるも
のである。またフロト11に電池電源を持たし、
灯器を備えると夜間の視認をさらに容易とする。
第3図は各ロープ9,10と標柱体5との取付部
の詳細図である。本実施例では係止環12を直接
標柱体5に取付けた固定式のものである。第4図
aは、潮の干満の差が大きい場合のためのものの
正面図で、第4図bはその平面図である。係留環
12を付けた補助フロート13が、標柱体5に取
付けたガイド14に上下動自在にガイドされ、水
面に浮上して水位に従つて上下し、ロープの高さ
を潮位にかかわらず一定に保つようになつてい
る。 以上のように本考案の海上区画装置を構成した
ことにより、工事区域は出入口以外の所からは船
の侵入は出来なくなり、工事の妨げになることも
なく、工事の安全を守り、能率向上を果すことが
できる。また、ロープ重量をロープ保持用フロー
ト11で支えたことにより、水中および空中ロー
プはほぼ直線的に張られ、ロープ重量によりスパ
ーブイ4が傾くこともなく、また多少の風波でも
スパーブイ4のすぐれた直立性により殆ど傾くこ
とはなく、その視認効果とも相まつて一般船舶の
工事区域内への侵入防止という目的を充分達成す
ることができる。
域内に侵入するのを防止する海上区画装置に関す
る。 海上の工事区域を標示する場合、通常300m〜
500m間隔にブイを複数基設置している。これで
は、工事用の船以外でも容易に入ることができ、
工事の妨げになる。工事の安全を守り、能率を向
上させるためには、一般船舶の区域内への侵入を
防止する必要がある。 本考案は、工事区域への工事用船の出入口を定
め、他の場所からの一般船の侵入を防ぐため、適
宜間隔に配置したブイ間にロープを張設した海上
区画装置である。以下図面に従つて本考案の内容
を詳述する。 第1図は本考案の1実施例を示す部分正面図
で、第2図は全体装置の平面配置図である。図中
1は工事区域2を囲むように配置した海上区画装
置で、3は工事用船の出入口、4は引込み係留式
スパーブイである。引込み係留式スパーブイ4
は、標柱体5の途中に浮力体6を有し、標柱体5
の下端を沈錘7に、係留具8により係留して浮力
体6を水中に引込み、かつ水線が浮力体6の上方
の標柱体の途中にくるようにし、浮標の全剰浮力
(浮標の浮力−浮標と係留索の重量)により水中
に直立するようにした浮標で、直立性が非常に良
い。9は引込み係留式スパーブイ4間に水面上に
張設された空中ロープで、両端は係止環12によ
り標柱体5に取付けられている。10は引込み係
留式スパーブイ4間の水面下に張設された水中ロ
ープで、両端は係止環12により標柱体5に取付
けられている。空中ロープ9と水中ロープ10間
にロープ保持用フロート11が適宜間隔に、垂直
状に取付けられ、ロープ間隔を保持すると同時
に、フロート11の浮力によりロープ重量を支持
し、空中ロープ9を水面上一定高さに保持すると
ともにロープ重量により、引込み係留式スパーブ
イ4を引き寄せようとする力が生じないようにし
ている。ロープ保持用フロート11は一般の円筒
型ブイでよく、筒の下端に重錘を有し、ロープ重
量を支えるのに充分な浮力を有し、それ自体でも
水面に直立浮遊しうるものであればよい。このロ
ープ保持用フロート11は、白色あるいは蛍光塗
料等の見え易い色彩とし、視認効果をも高めるも
のである。またフロト11に電池電源を持たし、
灯器を備えると夜間の視認をさらに容易とする。
第3図は各ロープ9,10と標柱体5との取付部
の詳細図である。本実施例では係止環12を直接
標柱体5に取付けた固定式のものである。第4図
aは、潮の干満の差が大きい場合のためのものの
正面図で、第4図bはその平面図である。係留環
12を付けた補助フロート13が、標柱体5に取
付けたガイド14に上下動自在にガイドされ、水
面に浮上して水位に従つて上下し、ロープの高さ
を潮位にかかわらず一定に保つようになつてい
る。 以上のように本考案の海上区画装置を構成した
ことにより、工事区域は出入口以外の所からは船
の侵入は出来なくなり、工事の妨げになることも
なく、工事の安全を守り、能率向上を果すことが
できる。また、ロープ重量をロープ保持用フロー
ト11で支えたことにより、水中および空中ロー
プはほぼ直線的に張られ、ロープ重量によりスパ
ーブイ4が傾くこともなく、また多少の風波でも
スパーブイ4のすぐれた直立性により殆ど傾くこ
とはなく、その視認効果とも相まつて一般船舶の
工事区域内への侵入防止という目的を充分達成す
ることができる。
第1図は本考案の部分正面図、第2図は全体装
置の平面配置図、第3図はロープ取付個所の詳細
図、第4図aは、補助フロートを用いたロープ取
付個所の正面図、第4図bはその平面図。 1……海上区画装置、4……引込み係留式スパ
ーブイ、5……標柱体、6……浮力体、9……空
中ロープ、10……水中ロープ、11……ロープ
保持用フロート、12……係止環、13……補助
フロート、14……ガイド。
置の平面配置図、第3図はロープ取付個所の詳細
図、第4図aは、補助フロートを用いたロープ取
付個所の正面図、第4図bはその平面図。 1……海上区画装置、4……引込み係留式スパ
ーブイ、5……標柱体、6……浮力体、9……空
中ロープ、10……水中ロープ、11……ロープ
保持用フロート、12……係止環、13……補助
フロート、14……ガイド。
Claims (1)
- 標柱体の途中に浮力体を有し、標柱体の下端を
沈錘に係留して浮力体を水中に引込み、かつ水線
が浮力体上方の標柱体の途中にくるようにし、浮
標の浮力により水中に直立するようにした引込み
係留式スパーブイを適宜間隔で配置し、前記各ス
パーブイ間に空中ロープおよび水中ロープを張設
し、前記空中ロープおよび水中ロープ間に、適宜
間隔でロープ保持用直立円筒状フロートを連結し
たことを特徴とする海上区画装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985025231U JPH0336582Y2 (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985025231U JPH0336582Y2 (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61141338U JPS61141338U (ja) | 1986-09-01 |
JPH0336582Y2 true JPH0336582Y2 (ja) | 1991-08-02 |
Family
ID=30520120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985025231U Expired JPH0336582Y2 (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0336582Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4619137B2 (ja) * | 2005-01-18 | 2011-01-26 | 中国電力株式会社 | 一般船侵入防止ガード |
JP4974915B2 (ja) * | 2008-01-23 | 2012-07-11 | 中国電力株式会社 | 水域区画用フロート |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51133937A (en) * | 1975-05-15 | 1976-11-20 | Toyo Construction | Open close underwater fence |
JPS5838832B2 (ja) * | 1973-08-03 | 1983-08-25 | ピトニイ・ボウズ・インコ−ポレ−テッド | クレジット装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5838832U (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-14 | 函館製網船具株式会社 | 浮流物流入防止網 |
-
1985
- 1985-02-22 JP JP1985025231U patent/JPH0336582Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5838832B2 (ja) * | 1973-08-03 | 1983-08-25 | ピトニイ・ボウズ・インコ−ポレ−テッド | クレジット装置 |
JPS51133937A (en) * | 1975-05-15 | 1976-11-20 | Toyo Construction | Open close underwater fence |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61141338U (ja) | 1986-09-01 |
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