JP3221549U - 空輸設置式旗類掲示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置不可能な特に険しい環境下に対しても設置を可能とする空輸設置式旗類掲示装置を提供する。【解決手段】軟着陸を可能とする緩衝材6を底面に有する台座2と、台座2上に立設されたポール8と、ポール8上部周りに設けられた旗類13と、ポール8の軸上に突設された空輸用係留部材16とを備えてなる。【選択図】図1

Description

本考案は、空輸設置式旗類掲示装置に関する。
例えば、旗類を掲揚するには、ポール本体を備え、このポール本体には、上端に滑車を設け、その滑車に日の丸国旗などの旗類を備えたロープを掛け回すことにより旗類を掲揚可能にしたものが一般的である。そうした一例としては、特許公報1に示すものがある。
特許第2520313号
特許文献1に示すものは、旗ポールについてのものであるが、そのポール本体は、下端部を地面に設置したコンクリート製の基礎に埋設固定することにより立設されるものであることから、例えば、山岳や離島、あるいは海洋上などで人が安全に留まって埋設作業などをするのが困難な険しい場所には設置不能であり危険でもある。
本考案は、こうした問題を解決しようとするものであり、設置不可能な特に険しい環境下に対しても設置を可能とする空輸設置式旗類掲示装置を提供することを目的とする。
本考案は上記目的を達成するため、請求項1に記載の考案は、軟着陸を可能とする緩衝材を底面に有する台座と、台座上に立設されたポールと、ポール上部周りに設けられた旗類と、ポールの軸上に突設された空輸用係留部材とを備えてなる。
旗類とは国旗・校旗・団体標章旗・店舗標章旗・イベント標章旗など表示内容を問わず広くその対象とし、また旗類の生地も自然繊維や合成繊維などに基づくものあるいは炭素繊維に基づくものなどが使用される。その形態も矩形に限定されず三角形などでもよい。ポールは、垂直の他に斜め指向のものであってもよい。
請求項2に記載の考案は、海洋や湖沼あるいは河川などの水面に浮上するとともに水底に係留可能な錨や錘などの係留手段を鎖やワイヤロープなどのつなぎ材を介して連結してなる浮上ブイと、浮上ブイ上に立設されたポールと、ポール上部周りに設けられた旗類と、ポールの軸上に突設された空輸用係留部材とを備えてなる。
上述したように請求項1に記載の考案は、軟着陸を可能とする緩衝材を底面に有する台座と、台座上に立設されたポールと、ポール上部周りに設けられた旗類と、ポールの軸上に突設された空輸用係留部材とを備えてなるので、設置不可能な特に険しい環境下に対しても設置を可能とする空輸設置式旗類掲示装置を提供することができる。
本考案の一実施形態を空輸中において示す全景図。 旗類掲示装置を現場に設置し終えた際の状態を示す斜視図。 旗類掲示装置全体の正面図。 図3のIV−IV線拡大断面図。 旗類を二重層式とした他の実施形態を示す断面図。 旗類掲示装置の他の実施形態を示す斜視図。 3脚式にした他の実施形態を示す平面図。 海上に設置するため空輸中の様子を表す全景図。 海上に旗類掲示装置を浮上設置した様子を表す側断面図。 他の実施形態を示す斜視図。 付加的な提案例を示す正面図。 付加的な他の提案例を示す正面図。
以下、本考案である空輸設置式旗類掲示装置の一実施形態を図1ないし図5に基づいて説明する。
これらの図において、1は離島の設置基盤(頂)で、図では平坦で整理された様子であるが例えば、火山や登頂難易度の高い山岳などの頂とか離島の頂や峰添いの一角など様々な険しい場所のこともある。
Aは旗類掲示装置の一つで、そのうち2は台座で、六面体で中空状をなす例えば、SUS板製部材で、その内底部には錘3が内装されている。この台座2は円筒状や三角筒状などでもよく、その外周には4個所に亘って張出脚5…が一体固定されるとともに、各張出脚5の底面にはゴムやウレタンエラストマーなどによる軟着陸用軟質緩衝材6が取り付けられている。尚、台座2の外周には日の丸国旗図柄7が適宜数表示されていて後述する上方の旗類13が失われても最低限の表示機能を確保できるようにしてある。
台座2の中央からは長さが2〜5m程度のSUSパイプ(あるいは中実シャフト)製のポール8が立設されている。ポール8の上部周りには、上下に1m前後離れて上ストッパ9と下ストッパ10とが設けられるとともに、それらの間には円滑な回転を促すための内パイプ11がSUSパイプ製や樹脂パイプ製などとして設けられている。
13は日の丸国旗である旗類である。この旗類13は、丸筒状にした基部13aと旗本体である矩形状をした本体部13bとよりなり、基部13aは前記内パイプ11の外周を被包するように設けられ、本体部13bには日の丸の象徴となる赤丸が表示されている。
旗類13は、図3に靡いた様子で示された耐候性に富む布(合成繊維製も含む)や炭素繊維で編製されたものとされて、自然に強いものとされる。炭素繊維製の場合、下地としてセラミック塗料のような耐候性の高い塗料を塗りその上に赤丸を塗装して仕上げるものとする。
旗類13は、図3において直線で矩形に表現したように、SUS薄板製あるいはチタン薄板製により自然耐久性の高いものにすることがある。
また、SUS薄板製などによる場合、図4のように1枚板状にする場合と、図5のように2枚合わせにより薄くて強度のあるものにする場合とがある。
15はSUSやチタン製の頭玉体で、ポール8の上端に固着され、16は空輸用係留部材で、リング製でポール8の上端に通されて上向きに突設されている。
この空輸用係留部材16は、図1に示すようなヘリコプター(空輸用航空機)17から伸びたリンクチェーンやワイヤロープなどの吊持部材18にフックなどの吊り掛け部材19を介して吊り掛けられまたその連動解除も可能なように構成されている。空輸用航空機17はヘリコプターの他にセスナやドローン20などでもよい。
22はソーラーパネルで、制御機器は図示省略されているが、このパネル22からの電力は、ポール8の上部周りに設けたLED照光装置23に供給可能とされる。このパネル22は、図3に仮想線で示すように、旗類13の基部側に設けてもよいし、台座2の上面自体に設けてもよい。尚、旗類13自体には蛍光塗料を付してもよい。
この旗類掲示装置Aは、図1に示すように、吊持部材18を介してヘリコプター17により目的とする現場に空輸される。図2の現場に着くと電動解除などにより吊り掛け部材19が係合解除されることで安定設置可能な設置基盤1上に降ろされる。その際、装置の下部には軟着陸用の軟質緩衝材6…が設けられかつ錘3が作用することから壊れることなくしかも安定な正式姿勢に降下される。この旗類掲示装置Aは、図8のような離島、例えば、領域が問題となるような島の頂上や尾根あるいは特定平坦域などを目的地として設置することがある。このような場合、本土からダイレクトに空輸する方法の他に、本土から空輸手段とともに該装置Aを船舶輸送し接近位置から空輸手段を使って当該島上に装置Aを空輸設置するような場合も含まれる。船舶としては潜水艦も含まれる(以下同様)。
図16は他の実施形態で、台座2が円盤型をしたものになっている。図7も他の実施形態で、張出脚5が3本でそのそれぞれに軟質緩衝材6が設けられたものになっている。台座2はケース状のものでなくても1枚の板状をしたものや四角など多角形枠あるいは円形枠状をしたものにしてもよい。
図8および図9は他の実施形態を示す。
これらの図において、30は日本海などの海面(領域を示すべき海面を含む)、31はその海底、32は領域内である離島を示す。対象は、海洋や湖沼あるいは河川などの水面とされる。
Bは旗類掲示装置で、該装置Bに示す34は浮上ブイで、樹脂やSUS、チタナンなどにより中空の球形に造られている。浮上ブイ34内の底部には図示しない錘が内蔵されて起立浮上を可能とするようになっているとともに、該ブイ34の上半分表面には、ソーラーパネル35が貼付けられている。この浮上ブイ34は円筒状や三角筒状などでもよい。
尚、浮上ブイ34のソーラーパネル35を含む外周には日の丸国旗図柄が適宜数表示されていて上方の旗類が失われても最低限の表示機能を確保できるようにしてある。
浮上ブイ34の中央からは長さが2〜5m程度のSUSパイプ(あるいは中実シャフト)製のポール36が立設されている。このポール36の上部周りには、上下に1m前後離れて上ストッパ37と下ストッパ38とが設けられるとともに、それらの間には円滑な回転を促すための内パイプがSUSパイプ製や樹脂パイプ製などとして設けられている。
40は日の丸国旗である旗類である。この旗類40は、丸筒状にした基部40aと旗本体である矩形状をした本体部40bとよりなり、基部40aは前記内パイプの外周を被包するように設けられ、本体部40bには日の丸の象徴となる赤丸が表示されている。
旗類40は、図に靡いた様子で示された耐候性に富む布(合成繊維製も含む)や炭素繊維で編製されたものとされて、自然に強いものとされる。炭素繊維製の場合、下地としてセラミック塗料のような耐候性の高い塗料を塗りその上に赤丸を塗装して仕上げるものとする。
旗類40は、図3において直線で矩形に表現したように、SUS薄板製あるいはチタン薄板製により自然耐久性の高いものにすることがある。
また、SUS薄板製などによる場合、図4のように1枚板状にする場合と、図5のように2枚合わせにより薄くて強度のあるものにする場合とがある。
41はSUSやチタン製の頭玉体で、ポール36の上端に固着され、42は空輸用係留部材で、リング製でポール36の上端に通されて上向きに突設されている。
この空輸用係留部材42は、図8に示すようなヘリコプター(空輸用航空機)44から伸びたリンクチェーンやワイヤロープなどの吊持部材45にフックなどの吊り掛け部材46を介して吊り掛けられまたその連動解除も可能なように構成されている。空輸用航空機44はヘリコプターの他にセスナやドローンなどでもよい。
前記ソーラーパネル35からの制御機器は図示省略されているが、このパネル35からの電力は、ポール36の上部周りに設けるLED照光装置48に供給可能とされる。尚、旗類40自体には蛍光塗料を付してもよい。
この旗類掲示装置Bには、浮上ブイ34の底部を介して錨(あるいは錘)である係留手段50を備えた鎖(あるいはワイヤロープ)でなるつなぎ材51の上端が係留されている。係留手段50はつなぎ材51の軸上に2個など複数配列して係留の確実化を図っているが、単一個でもよく、逆に3以上でもよい。
この旗類掲示装置Bは、図8に示すように、吊持部材45を介してヘリコプター44により目的とする現場に空輸される。図9の現場に着くと電動解除などにより吊り掛け部材46が係合解除されることで装置Bが海面30に落とされて浮上ブイ34を海面30上で浮上されポール36を起立させた安定姿勢にされるとともに旗類40が靡いた掲示状態とすることができる。装置Bの落下とともに係留手段50も下降して海底31まで降ろされ係留状態を得ることになる。
図10は他の実施形態を示すもので、浮上ブイ55が下部を円錐形とし上部を円筒形としたものである。同ブイ55の上面にはソーラーパネル56が設置されるとともに外周には日の丸国旗図柄57が施されている。
尚、頭玉体58それ自体をLED照光装置とすることができる。また、ポール59に設けた布製旗類60は右図のように炭素繊維・SUS・チタンなどの薄板状の部材を使用することもある。つなぎ材61に取り付けられる係留手段62は錨の他に錘であることもある。
前記実施形態でも同様であるが、装置が走錨・盗難に遭った場合の対策として装置にはGPSを搭載したり、また気象情報報知機器も搭載することがある。
図11は付加的な提案例の一つを示すもので、避雷針や立ち木、電柱、あるいは各種ポールなどの高伸材65の上部には矩形の基部枠66を回転可能に取り付けるとともに、基部枠66の先端軸回りに旗類67を回転可能に取り付けたものである。基部枠66は縦Hで横Lであるのに対してそれぞれ旗類67の縦横寸法B・Aは小さくなっているので、旗類66は基部枠66に対し絡みつかず回転し得るようになっている。旗類は布など靡き得るものやSUSなどの薄板状のものも含まれる。基部枠66は回転しないタイプにしてもよい。
図12は付加的な提案例の一つを示すもので、壁付けブラケット70に斜め軸状をなして差し込まれたポール71に旗類72が装備されたものであって、その旗類72の面に例えば、「旗を掲げて東京五輪・大阪万博を応援しています」のような応援メッセージを表示して盛り上げるようにしたものである。
1…設置基盤 2…台座 5…張出脚 8…ポール 13…旗類 16…空輸用係留部材 17,20…空輸手段 30…海面(水面) 31…海底… 34…浮上ブイ 36…ポール 40…旗類 42…空輸用係留部材 44…ヘリコプター 45…吊持部材 46…吊り掛け部材 50…係留手段。

Claims (2)

  1. 軟着陸を可能とする緩衝材を底面に有する台座と、台座上に立設されたポールと、ポール上部周りに設けられた旗類と、ポールの軸上に突設された空輸用係留部材とを備えてなる空輸設置式旗類掲示装置。
  2. 海洋や湖沼あるいは河川などの水面に浮上するとともに水底に係留可能な錨や錘などの係留手段を鎖やワイヤロープなどのつなぎ材を介して連結してなる浮上ブイと、浮上ブイ上に立設されたポールと、ポール上部周りに設けられた旗類と、ポールの軸上に突設された空輸用係留部材とを備えてなる空輸設置式旗類掲示装置。
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