JPH01281950A - インクジェット記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、インクジェット記録装置に関し、詳しくは、
インク吐出口の目詰まり防止のために、記録開始前にイ
ンクの空吐出動作を行う方式のインクジェット記録装置
に関する。

〔従来の技術） インクジェット記録装置では記録ヘッドのインク吐出面
に配列された複数のインク吐出口から選択的にインクを
吐出させて飛翔的液滴を形成し、被記録材であるシート
」二に弾着させて記録か行われる。しかし、長時間記録
か実施されないで放置されたりするとインク吐出口から
インク中の水分が蒸発することによりインク粘度が高く
なり、あるいは固形化して吐出口を塞き、ために目詰ま
りして良好な記録状態が得られなくなるので、その防止
のために装置の起動時等にインク吐出口からインクを無
作為に吐出させる空吐出を行い、吐出口の流通がよくな
るようにしている。

このような空吐出は、一般に、所定の時間非記録状態が
続いたときのキー人力の直後または記録開始直前に所定
の回数行われるのか通例であったが、非記録状態が長時
間に及んたときは、完全に目詰まりを除去することかて
きないので、非記録状態の時間に対応して空吐出回数を
定める方法が提案され、実施されつつある。

〔発明か解決しようとする課題） しかしなから、上述したように、非記録状態の経過時間
に応じて空吐出回数を定めるという従来のやり方は、非
記録状態となる前になされた記録動作とはかかわりなく
、常に最悪の不吐出状態が発生しているとの想定に基づ
いて空吐出数が設定されているので以下に述へるような
課題か解決されない。

（１）記録に関係しない無用のインク消耗が増え、コス
ト増を招く。

（２）空吐出によるインクを処理するために容量の大き
いインク収容体を設りる必要かある。

（３）空吐出回数に応じてそれに要する時間ち長くなる
ので、記録動作にかかるまでに時間かかかり、操作性の
低下をきたす。

本発明の目的は、上述した従来の課題に着目し、その解
決を図るべく、非記録状態となる直前における記録動作
に着目し、その印字数の多少により同し経過時間てあっ
ても印字数が多い場合はそれたり空吐出回数を削減する
ように制御することて、必要最小限の空吐出を実施する
ようにしたインクジェット記録装置を提供することにあ
る。

（課題を解決するための手段〕 かかる目的を達成するために、本発明は、所定の時間非
記録状態が継続したときに記録の実施に先行して記録ヘ
ッドからインクを空吐出させ、インク吐出口の目詰まり
を防止するようにしたインクジェット記録装置において
、非記録状態の継続時間を測定する時間測定手段と、非
記録状態の直前に行われた記録の印字量を測定する印字
量測定手段と、印字量測定手段によって測定された印字
量および時間測定手段に測定された非記録状態の継続時
間に基づいて空吐出する回数を設定する手段とを具えた
ことを特徴とするものである。

〔作　用〕

本発明によれは、印字量測定手段により非記録状態以前
になされた印字量か計数されて記憶されており、一方時
間測定手段により非記録状態の時間か計測されていて、
非記録状態の時間が所定時間を経過すると、その後の時
間と印字量測定手段に記憶された印字量とがら空吐出回
数か設定されて空吐出が実施されるのて、インクの無駄
な消耗を抑制することができ、吐出インク処理装置もそ
れたけ小型化することがてきて、コスト低減を図ること
かできるのみならず、空吐出のための時間短縮により操
作性を向上させることができる。

（実施例） 以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳細かつ具体
的に説明する。

第１図は本発明にかかる回路の構成を示す。１は中央演
算処理装置のｃｐｕ、２は制御手順がプログラムとして
記憶格納されるＲＯＭ　、　　３はクロック信号をＣＰ
ＵＩに供給するタイマ、４はタイマ３からのクロック信
号を計数する時間カウンタ、５は記録時に印字された文
字数を計数する印字カウンタ、６は時間カウンタ４によ
り計数された非記録状態の経過時間と印字カウンタ５に
より計数された非記録状態前の印字文字数とからｃｐ旧
で求められた空吐出数を記憶する空吐出カウンタである
。

このように構成したインクジェット記録装置では、記録
動作の実施の段階となると後述する手順に従って空吐出
回数がＣＰ旧て求められ、その空吐出回数に応じて記録
ヘッド８がら空吐出が行われて目詰り防止が行われるが
、いま、そのときに実施される空吐出の回数設定の一例
を第２図〜第４図を参照して説明する。

これらの図において、横軸は時間の経過を表わず。まず
、第２図は従来のインク吐出口斂の設定にかかるもので
、ここて、Ｔ１、Ｆ２およびＴ３は、空吐出を実施しノ
こ時、のての空吐出回数”Ｏｌ　＋　Ｎ０２およびＮ。

３を示している。すなわち、従来は、これらの時点Ｔ１
とＴ２とては別記録状態の時間か同しであるために、空
吐出回数は全く変っておらず、Ｉｌ、′１、＋与Ｔ３で
はその非記録状ｙ声か時、占］１およびＴ２のとぎに比
して短いために空吐出回数も減少している。

いま、上述したにう／Ｊ空吐出を助点丁３．Ｔ２および
′「、て行ったあと、第４図に示す文字数１．、、Ｆ２
および１４３の記録をそねそれ行ったものとする。すな
わち、この場合、時点′ｒ、後の印字文字数り、は時点
１゛２後の印字文字数Ｌ２に比して多く、更に時点Ｔ３
後の印字文字数１５３は文字数Ｌ２に比して少ない。

そこで、本発明てはその空吐出回数をそれぞれ第３図に
示すように設定するもので、例えは時点Ｔ１後の印字文
字数Ｌ　、　ｈ＜十分に多いため、時点Ｔ２ての空吐出
回数設定にあたっては時点Ｔ１ての空吐出回数設定に比
して緩やかな勾配の設定１１目まに従って設定する。ま
た、時点Ｔ３ては時点Ｔ２後の印字文字数Ｌ２か文字数
１４□に比して少ないのて、その設定にあたっては急な
勾配の設定曲線を使用する。

かくして、第３図からも明らかなように時点１’、、Ｔ
２およびＴ３における空吐出回数Ｎ１、Ｎ２およびＮ３
を第２図に示した空吐出回数Ｎ。ｌ＋ＮＯ２およびＮＯ
３に比して低減することができる。

第５図は本発明にかかる空吐出動作の制御子ｊ帆を示す
。いま、記録装置において電源か゛オン″となるか、或
いは記録か中断された状態にあると、ＣＦ２月ではその
前になされた記録の終了時から所定の時間経過したか否
かをステップｓ１て判断する。そして、所定時間経過し
ているとの判断てあれば、ステップＳ２に進み、印字カ
ウンタ５と時間カウンタ４とからその前に記録かなされ
たときの印字数と所定時間後の経過時間とを調へ、これ
らに基づいて空吐出回数を設定し、その値を空吐出カウ
ンタに人力させる。

ついてステップＳ３て印字カウンタ５をクリアし、ステ
ップＳ４て時間カウンタ４をクリアしてステップＳ５に
進み空吐出を実施した土、スデンブＳ６において次の記
録を印字データメモリ７に格納されているデータに従っ
て実施し、更に次のステップＳ７てその印字に応して印
字した文字数を印字カウンタ５に割数加算していく。ま
た、ステップＳ１において所定の時間経過し−Ｃいない
との判断であわはそのままステップＳ６にとんて記録を
実施すれはよい。

第６図は本発明の他の実施例の構成を示す。本例は、空
吐出を実施する（ぐあたり、更に環境温度や感度の影響
を加味しようとするちのて、温度センサ９および７界度
センザ１０をイ１し、これらのセンサからの各検出信号
をＡ／Ｄ変換器１１にＪ：リディジタル値に変換してＣ
Ｐ口に送信する如くする。かくして低温低湿の場合（条
件を予め設定しておく）は空吐出カウンタ６に格納され
ている空吐出回数を所定の割合で増やすようになし、ま
た高温多湿といった好環境の場合（条件を予め設定して
おく）は空吐出回数を所定の割合で減らずことにより、
効果的に適正な空吐出を実施することか可能となる。

なお、以上の説明では記録開始前の状態で、非記録時間
や前回になされた記録の文字数に応して空吐出回数を設
定するようにしたか、例えは−行分の記録か終了するた
ひに第５図で示した手順て空吐出を実施するか否かの判
断を行うようにしてもよいし、更にその都度環境条件に
よる修正を行うようにしてもよい。

〔発明の効果〕

以上説明してきたように、本発明によれは、記録を実施
する以前の非記録状態にあった時間を計数する時間測定
手段と、非記録状態となる直前に継続してなされた印字
量を組数する印字量測定手段と、印字量測定手段に計数
された印字量および時間測定手段に組数された非記録状
態の時間に基づいて空吐出する回数を設定する手段とを
設りたので、空吐出を必要な限度にセーブして実施する
ことかでき、無駄なインクの消費が抑制されると共に、
吐出インク処理のためのインク収容体か小さくてずみ、
更に空吐出実施時間の短縮を図ることができて、操作性
、経済性の向上に貢献することかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明インクジェット記録装置の回路の構成の
一例を示すブロック図、 定 第２図は従来設置されていた空吐出回数の非記録状態経
過時間との関係を示す説明図、第３図は本発明による空
吐出回数の非記録状態経過時間との関係を示す説明図、 第４図は第２図および第３図に示す経過時点で実施され
た印字の量を示す説明図、 第５図は本発明による空吐出および記録動作の手順を示
す流れ図、 第６図は本発明の他の実施例による回路の構成を示すブ
ロック図である。 １・・・ＣＰＵ、 ２・・・ＲＯＭ。 ３・・・タイマ、 ４・・・時間カウンタ、 ５・・・印字カウンタ、 ６・・・空吐出カウンタ、 ７・・・印字データメモリ、 ８・・・記録ヘッド、 ９・・・温度センサ、 ｌＯ・・・湿度センサ、 器 １１・・・へ／Ｄ変換／。 呪 印；

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）所定の時間非記録状態が継続したときに記録の実施
   に先行して記録ヘッドからインクを空吐出させ、インク
   吐出口の目詰まりを防止するようにしたインクジェット
   記録装置において、 前記非記録状態の継続時間を測定する時間測定手段と、 前記非記録状態の直前に行われた記録の印字量を測定す
   る印字量測定手段と、 該印字量測定手段によって測定された印字量および前記
   時間測定手段に測定された非記録状態の継続時間に基づ
   いて空吐出する回数を設定する手段と を具えたことを特徴とするインクジェット記録装置。