JPH01280781A - 粉体収納容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、静電荷像をトナー現像を行い可視像を形成す
る、例えば電子写真複写機等の静電記録装置にトナーを
補給するトナー容器に関するものである。

〔従来の技術〕

乾式の二成分現像剤を用いる静電記録装置、又は−成分
現像剤を用いる静電記録装置にあっては、トナーはコピ
ーを行うと共に消費され、多枚数のコピーを行った後に
おいてはトナーが補給される必要がある。トナーの補給
は一般にトナーを内蔵するトナー容器から、静電記録装
置の現像側受は入れ装置（ホッパー）に補充することに
よってなされている。トナー容器の開口部をフィルム状
シール材によりシールし５たトナー容器は広く用いられ
ており、トナー容器をホッパーに装着した後シール材を
剥してトナー補給を行うトナー容器の提案がある。

例えば実開昭５４−２８４４７号公報には、トナーを収
容した容器開口部がフィルム状シール材によりシールさ
れ、かつその末端が折り返されており、容器を複写機ホ
ッパーに装着した後、折り返しの延長部を引出すことに
より、前記／−ル材を剥離してトナー補給するものが開
示されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、この構造ではｌ・ナー容器の開口部を完全に開
口させるためには、シール材一端を開口部の２倍の長さ
引き出さねはならず、剥す途中でシール材の引き出し方
向が傾いたりして、容器壁と摩擦して切れ易いと云う問
題があった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記課題を解決するもので、本発明はトナーを
制用する開口部を有する容器本体、前記開口部にシール
されたシール部とシール部末端で折り返され、前記シー
ル部末端と反対側の容器部に固定された延長部とからな
るシール材、前記シール部と前記折り返された延長部の
間に配置され、前記開口部に沿ってスライド可能に前記
容器本体に設けられ、前記シール材を牽引してシールを
剥離する牽引部材、及び 前記シール材のシールによって前記容器内に封入された
現像剤、 とからなることを特徴とする、トナー容器を提供するも
のである。

〔作用〕　。

本発明のトナー容器は、トナーを充填した容器の開口部
をフィルム状シール材でシールし、前記シール材の外側
に容器開口部に沿ってスライドする牽引部材を設けるよ
うにして、更にフィルム状シール材のシール部末端を折
り返して、前記シール部末端と反対側の容器部分に固定
するように構成したものである。

このトナー容器を用いてトナーを補給するには、その開
口部を下にして複写機ポンパーに装着し、前記牽引部材
にてシール部後端の内側を押しながら前記牽引部材をス
ライドさゼ、これにより前記シール材のシール部を逐次
剥離して開口部を露出させて、トナーを落下補給さセる
。

〔実施例〕

以下、本発明を図面に基づいて具体的に説明するが、こ
れにより本発明の実施の態様が限定されるものではない
。

第１図は本発明に係るトナー容器の外観図で、その開口
部かフィルム状シール材によりシールされている場合を
示し、第２図はこの状態における断面図（第１図のＡＡ
断面図）を示す。

図中１は容器本体で、すくなくとも一端が開放された筒
状をなし、例えば金属、プラスチック、紙等で作られる
が、通常は比較的厚手の板紙で加工され、耐湿性を増す
ため樹脂加工をするが、ポリエチレン、ナイロン、アル
ミ箔等でラミ不−］・することもなされている。２は固
定蓋で、金属、プラスチック、紙等を用い、またＡＢＳ
系のプラスチック成形物も用いられる。ここで固定蓋２
は容器本体ｌと共にプラスチック成形物として一体的に
成形されてもよい。

３は口金部で、容器本体１の開放端に取りつけられ、例
えは金属、プラスチック等から作られ、またＡＢＳ系プ
ラプラスチック成形物用される。なお容器本体ｌをプラ
スチック製として、口金部３と共に一体的に成形するよ
うにしてもよい。この口金部３には後述するスライド蓋
５のスライド部と係合する突出部３１（第３図）を、ス
ライド方向に対し左右に有している。

４は口金部３の開口部３２をシールするフィルム状シー
ル材であって、開口部３２の周面でかつ口金部３の下端
面３３に剥離可能に、例えば接着剤により接着されるか
、ヒートシールにより接着されるか又は加圧により接着
される。このフィルム状シール材４の先端４１は開口部
３２の一端付近にあたる先端固定部３２１に接着固定さ
れ、下端面３３に剥離可能に接着されたのち、延長部は
開口部３２の他端付近のシール端から折り返され、スラ
イド蓋５の外側を通って口金部３の先端固定部３２１の
近傍で上面にあたる後端固定部３２２に後端４２は接着
固定される。フィルム状シール材４の材料としてはポリ
エステルフィルム、ポリエチレンとポリエステルとをラ
ミネートしたもの、ポリプロピレンとポリエステルをラ
ミネートシタ リエチレン又はポリプロピレンをラミネートシタもの等
可視性でかつ破断等に対しては強度のあるものが求めら
れる。

５はフィルム状ソール材４を牽引し、シールを剥離する
牽引部材である。この実施例においては、５は保存時あ
るいは輸送時においてシール用のフィルム状シール材４
の保護と、開封用とを兼ねたスライド蓋で、金属、プラ
スチック等が使用される。

このスライド蓋５には、口金部３の突出部３１と係合し
たスライド溝５１か設けられている。第２図の断面図か
ら明らかなように、容器本体１内のトナーは、保存時あ
るいは輸送時にあっては、フィルム状シール材４及びス
ライド蓋５の双方により支えられている。

第３図はスライド蓋５を開き、フィルム状シール材４を
剥離した状態におけるトナー容器の外観図で、第４図は
この状態における断面図（第３図のＢＢ断面図）を示し
、第５図は同状態における斜下方よりみた外観図を示す
。

スライド蓋５を固定部３２１　（３２２）の方向（図」
二で右方向）に引き出すと、スライド蓋５の移動と共に
フィルム状シール材４も引張られ、開口部３２の下端面
３３の他端側から次第に剥離される。スライド蓋５を右
方向に充分引き出した状態では、開口部３２は開口状態
となって、容器本体ｌ内のトナーＴは落下補給される。

即ち、スライド蓋５を容器の略開口部の長さだけ移動さ
せることにより、シールを剥離することができる。

トナー補給が終了すると、スライド蓋５を左方にスライ
ドさせる。先に剥離したフィルム状シール材４も元の位
置に戻り、第１図に示した状態に復帰する。ついで、複
写機ポツパーからトナー容器ユニットが取り外される。

なおこの際、フィルム状シール材４におけるトナー容器
の底面部に相当する部分は、トナーで汚染されているが
、再度トナー容器内に収納されるので、トナー容器周辺
を汚染することがなく、作業性に優れている。

以上説明した本発明の実施例では、フィルム状シール材
４の先端は先端固定部３２１に接着固定されるものとし
たが、スライド蓋５のスライド量を一定になるようにス
トッパーを設ける等により、スライド量を一定に限定し
たときは、必ずしもフィルム状シール材４の先端は固定
する必要はなく、フィルム状シール材４の後端４２を後
端固定部３２２に接着固定するだけで充分で、何れも本
発明に含まれる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明はフィルム状シール部材の
後端を容器部分に固定したので、シールを剥離するため
の牽引部材の移動ストロークは容器開口部のシール部分
と晴間じですみ、従来技術より著しく短いストロークで
すむという効果が得られる。

この効果によって、シール材を剥離する操作が楽になり
、トナー汚染を防ぐことができる。

更にトナー容器を機械に装着して、トナー補給を行う場
合における容器蓋開閉機構が簡単になる等の実用的な効
果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第３図及び第５図は本考案のトナー容器ユニッ
トの外観斜視図を示し、第２図及び第４はその断面図を
示す。 ■・・・容器本体　　　　　　３・・口金部４・・・フ
ィルム状シール材　５・・・スライド蓋３２・・・開口
部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　（イ）トナーを排出する開口部を有する容器本体、
   （ロ）前記開口部にシールされたシール部とシール部末
   端で折り返され、前記シール部末端と反対側の容器部に
   固定された延長部とからなるシール材、 （ハ）前記シール部と前記折り返された延長部の間に配
   置され、前記開口部に沿ってスライド可能に前記容器本
   体に設けられ、前記シール材を牽引してシールを剥離す
   る牽引部材、及び（ニ）前記シール材のシールによって
   前記容器内に封入された現像剤、 とからなることを特徴とする容器に封入されたトナー。