JPH01279166A - 車両用変速機の潤滑装置 - Google Patents
車両用変速機の潤滑装置Info
- Publication number
- JPH01279166A JPH01279166A JP10833288A JP10833288A JPH01279166A JP H01279166 A JPH01279166 A JP H01279166A JP 10833288 A JP10833288 A JP 10833288A JP 10833288 A JP10833288 A JP 10833288A JP H01279166 A JPH01279166 A JP H01279166A
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- Japan
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- gear
- oil
- gear train
- low speed
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 28
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 title claims 4
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims abstract description 15
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 abstract description 3
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 68
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 7
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/042—Guidance of lubricant
- F16H57/0421—Guidance of lubricant on or within the casing, e.g. shields or baffles for collecting lubricant, tubes, pipes, grooves, channels or the like
- F16H57/0423—Lubricant guiding means mounted or supported on the casing, e.g. shields or baffles for collecting lubricant, tubes or pipes
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- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、通常の変速段より更に低速での走行が行なえ
るようにした車両用変速機の潤滑装置に関する。
るようにした車両用変速機の潤滑装置に関する。
(従来の技術)
従来、この種車両用変速機として特開昭80−6003
4号公報により、複数のギヤ列とディファレンシャルギ
ヤとを収納するミッションケースに、超低速ギヤ列を収
納したギヤケースを取付けたものは知られ、このもので
は該両ケースの底部のオイルを各ギヤ列のギヤ及びディ
ファレンシャルギャの入力ギヤの回転で飛散させて、ベ
アリングや各ギヤの潤滑を行なうように構成するを一般
とする。
4号公報により、複数のギヤ列とディファレンシャルギ
ヤとを収納するミッションケースに、超低速ギヤ列を収
納したギヤケースを取付けたものは知られ、このもので
は該両ケースの底部のオイルを各ギヤ列のギヤ及びディ
ファレンシャルギャの入力ギヤの回転で飛散させて、ベ
アリングや各ギヤの潤滑を行なうように構成するを一般
とする。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、上記した車両用変速機では、ギヤケース内の
大径なドリブンギヤの回転で飛散されるオイルにより超
低速ギヤ列の潤滑が行なわれると共に、そのオイルの一
部がベアリングの隙間からミッションケース側に流出し
、ディファレンシャルギヤの入力ギヤの回転で飛散され
るオイルの一部がギヤケース内に供給されるといったオ
イルの循環が行なわれる。
大径なドリブンギヤの回転で飛散されるオイルにより超
低速ギヤ列の潤滑が行なわれると共に、そのオイルの一
部がベアリングの隙間からミッションケース側に流出し
、ディファレンシャルギヤの入力ギヤの回転で飛散され
るオイルの一部がギヤケース内に供給されるといったオ
イルの循環が行なわれる。
然し、通常のギヤ列での走行時には入力ギヤの回転速度
が早く、飛散されるオイル量が多くなるが、超低速ギヤ
列での走行時には、入力ギヤの回転速度が遅くなるため
入力ギヤで飛散されるオイルが少なくなり、ギヤケース
内に供給されるオイル量が少なくなって超低速ギヤ列の
潤滑油不足を生じる懸念がある。
が早く、飛散されるオイル量が多くなるが、超低速ギヤ
列での走行時には、入力ギヤの回転速度が遅くなるため
入力ギヤで飛散されるオイルが少なくなり、ギヤケース
内に供給されるオイル量が少なくなって超低速ギヤ列の
潤滑油不足を生じる懸念がある。
本発明は、かかる問題に鑑みなされたものであり、その
目的とするところは超低速ギヤ列での走行時に十分な量
のオイルをギヤケース内に供給できるようにした潤滑装
置を提供することにある。
目的とするところは超低速ギヤ列での走行時に十分な量
のオイルをギヤケース内に供給できるようにした潤滑装
置を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成すべく、請求項1の発明では、複数のギ
ヤ列とディファレンシャルギヤとを収納するミッション
ケースに、超低速ギヤ列を収納したギヤケースを組付け
て成る車両用変速機において、該ミッションケース内に
、前記超低速ギヤ列を確立するクラッチ機構の操作部材
と、該クラッチ機構をニュートラル状態とする該操作部
材の中立位置からの切換操作に連動して前記ディファレ
ンシャルギヤの入力ギヤの側面に当接するオイルスクレ
ーパとを設けると共に、該ミッションケース内に、該オ
イルスクレーパで掻き取ったオイルを前記ギヤケース内
に導入するオイル導入部材を設けた。
ヤ列とディファレンシャルギヤとを収納するミッション
ケースに、超低速ギヤ列を収納したギヤケースを組付け
て成る車両用変速機において、該ミッションケース内に
、前記超低速ギヤ列を確立するクラッチ機構の操作部材
と、該クラッチ機構をニュートラル状態とする該操作部
材の中立位置からの切換操作に連動して前記ディファレ
ンシャルギヤの入力ギヤの側面に当接するオイルスクレ
ーパとを設けると共に、該ミッションケース内に、該オ
イルスクレーパで掻き取ったオイルを前記ギヤケース内
に導入するオイル導入部材を設けた。
又、使用頻度が多く且つ比較的長時間使用される前進用
超低速ギヤ列での走行時にギヤケース内に潤滑油を供給
できるように、前記超低速ギヤ列として前進用超低速ギ
ヤ列と後進用超低速ギヤ列とを備える請求項1記載の車
両用変速機において、前記オイルスクレーパを前記操作
部材の前進側への切換操作に連動して前記入力ギヤの側
面に当接するように構成した。
超低速ギヤ列での走行時にギヤケース内に潤滑油を供給
できるように、前記超低速ギヤ列として前進用超低速ギ
ヤ列と後進用超低速ギヤ列とを備える請求項1記載の車
両用変速機において、前記オイルスクレーパを前記操作
部材の前進側への切換操作に連動して前記入力ギヤの側
面に当接するように構成した。
又、後進用超低速ギヤ列での走行時にギヤケース内に潤
滑油を供給できるように、請求項2記載の車両用変速機
において、前記操作部材の後進側への切換操作に連動し
て前記入力ギヤの側面に当接する第2のオイルスクレー
パを設けた。
滑油を供給できるように、請求項2記載の車両用変速機
において、前記操作部材の後進側への切換操作に連動し
て前記入力ギヤの側面に当接する第2のオイルスクレー
パを設けた。
(作 用)
本発明の作用を請求項3の装置に基づいて説明する。
先ず、前進用超低速ギヤ列での走行を行なうべく操作部
材を中立位置から前進側に操作すれば、これに連動して
オイルスクレーパが非接触状態からディファレンシャル
ギヤの入力ギヤの側面に当接した状態となり、次いで前
進することで入力ギヤが回転しその側面に付若したオイ
ルがオイルスクレーパで掻き取られ、この掻き取られた
オイルがオイル導入部材を介してギヤケース内に導入さ
れる。
材を中立位置から前進側に操作すれば、これに連動して
オイルスクレーパが非接触状態からディファレンシャル
ギヤの入力ギヤの側面に当接した状態となり、次いで前
進することで入力ギヤが回転しその側面に付若したオイ
ルがオイルスクレーパで掻き取られ、この掻き取られた
オイルがオイル導入部材を介してギヤケース内に導入さ
れる。
又、後進用超低速ギヤ列での走行を行なうべく操作部材
を中立位置から後進側に操作すれば、これに連動して第
2のオイルスクレーパが非接触状態からディファレンシ
ャルギヤの入力ギヤの側面に当接した状態となり、次い
で後退することで入力ギヤの側面に付若したオイルがオ
イルスクレーパで掻き取られ、この掻き取られたオイル
がオイル導入部材を介してギヤケース内に導入される。
を中立位置から後進側に操作すれば、これに連動して第
2のオイルスクレーパが非接触状態からディファレンシ
ャルギヤの入力ギヤの側面に当接した状態となり、次い
で後退することで入力ギヤの側面に付若したオイルがオ
イルスクレーパで掻き取られ、この掻き取られたオイル
がオイル導入部材を介してギヤケース内に導入される。
又、操作部材を中立位置に戻せばこれに連動して各スク
レーパが非接触状態となり、従って通常のギヤ列での走
行時にはオイルスクレーパが入力ギヤに当接しないため
入力ギヤとの摺接による摩耗を抑制できオイルスクレー
パの耐久性が向上される。
レーパが非接触状態となり、従って通常のギヤ列での走
行時にはオイルスクレーパが入力ギヤに当接しないため
入力ギヤとの摺接による摩耗を抑制できオイルスクレー
パの耐久性が向上される。
(実施例)
図面で(1)はG1乃至G4で示す前進ギヤ列とGRで
示す後進ギヤ列とディファレンシャルギヤ(2)とを収
納するミッションケースを示し、該ミッションケース(
1)に、超低速ギヤ列たる前進用超低速ギヤ列GSPと
後進用超低速ギヤ列GSRとを収納したギヤケース(3
)を組付けて、前進4段後進1段と超低速での前後進と
が行なえる車両用変速機に構成した。
示す後進ギヤ列とディファレンシャルギヤ(2)とを収
納するミッションケースを示し、該ミッションケース(
1)に、超低速ギヤ列たる前進用超低速ギヤ列GSPと
後進用超低速ギヤ列GSRとを収納したギヤケース(3
)を組付けて、前進4段後進1段と超低速での前後進と
が行なえる車両用変速機に構成した。
前記ミッションケース(1)内には、前進用超低速ギヤ
列aspと後進用超低速ギヤ列GSRとを選択的に確立
するクラッチ機構(4)の操作部材(5)が設けられて
おり、該ミッションケース(1)内に、該クラッチ機構
(4)をニュートラル状態とする該操作部材(5)の中
立位置からの前進側への切換操作に連動して前記ディフ
ァレンシャルギヤ(2)の入力ギヤ(2a)の側面に当
接するオイルスクレーパ(6)を設けると共に、該ミッ
ションケース(1)内に、該オイルスクレーパ(6)で
掻き取ったオイルを前記ギヤケース(3)内に導入する
オイル導入部材(7)を設けた。
列aspと後進用超低速ギヤ列GSRとを選択的に確立
するクラッチ機構(4)の操作部材(5)が設けられて
おり、該ミッションケース(1)内に、該クラッチ機構
(4)をニュートラル状態とする該操作部材(5)の中
立位置からの前進側への切換操作に連動して前記ディフ
ァレンシャルギヤ(2)の入力ギヤ(2a)の側面に当
接するオイルスクレーパ(6)を設けると共に、該ミッ
ションケース(1)内に、該オイルスクレーパ(6)で
掻き取ったオイルを前記ギヤケース(3)内に導入する
オイル導入部材(7)を設けた。
更に詳述するに、前記クラッチ機構(4)はギヤケース
(3)内の出力軸(8)上に、前進用超低速ギヤ列as
pの前進用ドリブンギヤ(9)と後進用超低速ギヤ列G
SHの後進用ドリブンギヤ(+0とを該出力軸(8)に
選択的に連結するように設けられており、該クラッチ機
構(4)のハブ(4a)を該出力軸(8)の該両ドリブ
ンギヤ(9) (IGの中間部分にスプライン係合する
と共に、両ドリブンギヤ(9) (H)に夫々形成した
各係合歯(9a)(10a)に係合可能な内周のスプラ
インを有するスリーブ(4b)を前記ハブ(4a)の外
周に軸方向に摺動自在にスプライン係合させた。そして
、ミッションケース(1)内に、該ケース(1)の端壁
(la)を通してギヤケース(3)内にのびるガイドロ
ッドl′Ivを設けて、これに前記スリーブ(4b)に
係合するシフトフォーク(1?を支持させると共に、該
シフトフォーク(121に前記操作部材(5)を尾端部
においてねじ止めし、該操作部材(5)の先端のシフト
ピース(5a)に図示しないシフトレバに連結されるシ
フトアームを係合させ、かくて該シフトアームa3を介
して操作部材(5)を第3図にNで示す中立位置からS
Fで示す前進位置に操作することにより、シフトフォー
ク■を介してスリーブ(4b)がニュートラル位置から
前進用ドリブンギヤ(9)側(図面で左側)に移動され
、該ドリブンギヤ(9)がスリーブ(4b)とハブ(4
a)とを介して出力軸(8)に連結されて前進用超低速
ギヤ列cspが確立され、又操作部材(5)を第3図で
SRで示す後進位置に操作することにより、シフトフォ
ーク(+21を介してスリーブ(4b)が後進用ドリブ
ンギヤ(10側(図面で右側)に移動され、該ドリブン
ギヤ(IOがスリーブ(4b)とハブ(4a)とを介し
て出力軸(8)に連結されて後進用超低速ギヤ列GSR
が確立されるようにした。
(3)内の出力軸(8)上に、前進用超低速ギヤ列as
pの前進用ドリブンギヤ(9)と後進用超低速ギヤ列G
SHの後進用ドリブンギヤ(+0とを該出力軸(8)に
選択的に連結するように設けられており、該クラッチ機
構(4)のハブ(4a)を該出力軸(8)の該両ドリブ
ンギヤ(9) (IGの中間部分にスプライン係合する
と共に、両ドリブンギヤ(9) (H)に夫々形成した
各係合歯(9a)(10a)に係合可能な内周のスプラ
インを有するスリーブ(4b)を前記ハブ(4a)の外
周に軸方向に摺動自在にスプライン係合させた。そして
、ミッションケース(1)内に、該ケース(1)の端壁
(la)を通してギヤケース(3)内にのびるガイドロ
ッドl′Ivを設けて、これに前記スリーブ(4b)に
係合するシフトフォーク(1?を支持させると共に、該
シフトフォーク(121に前記操作部材(5)を尾端部
においてねじ止めし、該操作部材(5)の先端のシフト
ピース(5a)に図示しないシフトレバに連結されるシ
フトアームを係合させ、かくて該シフトアームa3を介
して操作部材(5)を第3図にNで示す中立位置からS
Fで示す前進位置に操作することにより、シフトフォー
ク■を介してスリーブ(4b)がニュートラル位置から
前進用ドリブンギヤ(9)側(図面で左側)に移動され
、該ドリブンギヤ(9)がスリーブ(4b)とハブ(4
a)とを介して出力軸(8)に連結されて前進用超低速
ギヤ列cspが確立され、又操作部材(5)を第3図で
SRで示す後進位置に操作することにより、シフトフォ
ーク(+21を介してスリーブ(4b)が後進用ドリブ
ンギヤ(10側(図面で右側)に移動され、該ドリブン
ギヤ(IOがスリーブ(4b)とハブ(4a)とを介し
て出力軸(8)に連結されて後進用超低速ギヤ列GSR
が確立されるようにした。
又、前記オイルスクレーパ(6)は、第2図及び第3図
に明示する如く、金属製のブラケット(6a)と、該ブ
ラケット(8a)に、入力ギヤ(2a)のリム部側面に
対向するように取付けたゴム製の掻取片(6a)と、該
掻取片(6b)の下部に該リム部の内周空隙に向けて一
体に延出したオイル受は片(6c)とから成り、オイル
スクレーパ(6)を該ブラケット(6a)において前記
シフトピース(5a)にリベット0IDで取付け、操作
部材(5)の中立位置Nからの前進位置SFへの切換操
作でこれに連動して該オイルスクレーパ(6)の掻取片
(6b)が入力ギヤ(2a)のリム部側面に当接される
ようにした。
に明示する如く、金属製のブラケット(6a)と、該ブ
ラケット(8a)に、入力ギヤ(2a)のリム部側面に
対向するように取付けたゴム製の掻取片(6a)と、該
掻取片(6b)の下部に該リム部の内周空隙に向けて一
体に延出したオイル受は片(6c)とから成り、オイル
スクレーパ(6)を該ブラケット(6a)において前記
シフトピース(5a)にリベット0IDで取付け、操作
部材(5)の中立位置Nからの前進位置SFへの切換操
作でこれに連動して該オイルスクレーパ(6)の掻取片
(6b)が入力ギヤ(2a)のリム部側面に当接される
ようにした。
又、前記オイル導入部材(7)は板金製の樋から成り、
該導入部材(7)の先端部をミッションケース(1)の
端壁(1a)に開設した透孔(+51に圧入し、その尾
端部をオイルスクレーパ(6)の下側部に臨ませてステ
ー(7a)を介して該ミッションケース(1)にボルト
止めした。
該導入部材(7)の先端部をミッションケース(1)の
端壁(1a)に開設した透孔(+51に圧入し、その尾
端部をオイルスクレーパ(6)の下側部に臨ませてステ
ー(7a)を介して該ミッションケース(1)にボルト
止めした。
この場合、オイル導入部材(7)をバイブで構成するこ
とも可能である。
とも可能である。
第5図及び第6図は第2の実施例を示し、このものでは
、操作部材(5)の中立位置からの前進位置への切換操
作に連動して入力ギヤ(2a)のリム部側面に当接する
上記実施例と同様の第1のオイルスクレーパ(6)に加
えて、該操作部材(5)の中立位置からの後進側への切
換操作に連動して入力ギヤ(2a)のリム部側面に当接
する第2のオイルスクレーパ(6′)を設け、後進用超
低速ギヤ列GSRでの走行時にもギヤケース(3)内に
オイルを導入し得るようにした。
、操作部材(5)の中立位置からの前進位置への切換操
作に連動して入力ギヤ(2a)のリム部側面に当接する
上記実施例と同様の第1のオイルスクレーパ(6)に加
えて、該操作部材(5)の中立位置からの後進側への切
換操作に連動して入力ギヤ(2a)のリム部側面に当接
する第2のオイルスクレーパ(6′)を設け、後進用超
低速ギヤ列GSRでの走行時にもギヤケース(3)内に
オイルを導入し得るようにした。
これを更に詳述するに、上記第2のオイルスクレーパ(
B′)は、前記ガイドロット(fDに摺動自在に支持さ
せた支持アームaeの先端部にブラケット (8a’)
においてリベット(+7)止めされており、ミッション
ケース(1)内に、該ケース(1)から突出した支軸1
1eを中心として回動自在なリンク(fDを設けて、該
リンクa9の一端を支持アーム(′IOとその他端を前
記操作部材(5)のシフトピース(5a)とに夫々連結
した。
B′)は、前記ガイドロット(fDに摺動自在に支持さ
せた支持アームaeの先端部にブラケット (8a’)
においてリベット(+7)止めされており、ミッション
ケース(1)内に、該ケース(1)から突出した支軸1
1eを中心として回動自在なリンク(fDを設けて、該
リンクa9の一端を支持アーム(′IOとその他端を前
記操作部材(5)のシフトピース(5a)とに夫々連結
した。
図面で<8b’)はオイルスクレーパ(6′)の掻取片
、(Be’)はそのオイル受は片を示す。
、(Be’)はそのオイル受は片を示す。
尚、オイルスクレーパ(6)(61に入力ギヤ(2a)
から飛散されるオイルを捕集する突片を第3図で仮想線
で示すように設けても良い。
から飛散されるオイルを捕集する突片を第3図で仮想線
で示すように設けても良い。
次に第2実施例の作用を説明する。
先ず、前進用超低速ギヤ列aspを確立すべく操作部材
(5)を第5図で仮想線で示す中立位置から実線で示す
前進位置に操作すれば、これに連動してシフトピース(
5a)に取付けた第1のオイルスクレーパ(6)が左方
に移動されて、掻取片(6b)が仮想線で示す非接触状
態から入力ギヤ(2a)のリム部側面に当接した状態(
実線水の状B)となり、次いで前進することで入力ギヤ
(2a)が回動し、そのリム部側面に付着したオイルが
掻取片(6b)で掻取られてオイル受は片(6C)によ
りオイル導入部材(7)の尾端部に導かれ、これがオイ
ル導入部材(7)の先端部から透孔05)を通ってギヤ
ケース(3)内に導入される。
(5)を第5図で仮想線で示す中立位置から実線で示す
前進位置に操作すれば、これに連動してシフトピース(
5a)に取付けた第1のオイルスクレーパ(6)が左方
に移動されて、掻取片(6b)が仮想線で示す非接触状
態から入力ギヤ(2a)のリム部側面に当接した状態(
実線水の状B)となり、次いで前進することで入力ギヤ
(2a)が回動し、そのリム部側面に付着したオイルが
掻取片(6b)で掻取られてオイル受は片(6C)によ
りオイル導入部材(7)の尾端部に導かれ、これがオイ
ル導入部材(7)の先端部から透孔05)を通ってギヤ
ケース(3)内に導入される。
操作部材(5)の中立位置からの前進位置への操作に連
動してリンクa9が第5図で反時計方向に回動され、支
持アーム(IOがガイドロッド(11)に沿って右方に
移動される。
動してリンクa9が第5図で反時計方向に回動され、支
持アーム(IOがガイドロッド(11)に沿って右方に
移動される。
又、後進用超低速ギヤ列GSRを確立すべく操作部材(
5)を中立位置から後進位置に操作すれば、これに連動
してリンクGJが時計方向に回動され支持アームqOが
ガイドロッド(11)に沿って左方に移動されて、第2
のオイルスクレーパ(6′)の掻取片(6b’)が非接
触状態から入力ギヤ(2a)のリム部側面に当接した状
態(第6図示の状態)となり、次いで後退することで入
力ギヤ(2a)が回動し、そのリム部側面のオイルが掻
取片(ab’)で掻取られ、これがオイル受は片(Be
’)からオイル導入部材(Dを介してギヤケース(3)
内に導入される。
5)を中立位置から後進位置に操作すれば、これに連動
してリンクGJが時計方向に回動され支持アームqOが
ガイドロッド(11)に沿って左方に移動されて、第2
のオイルスクレーパ(6′)の掻取片(6b’)が非接
触状態から入力ギヤ(2a)のリム部側面に当接した状
態(第6図示の状態)となり、次いで後退することで入
力ギヤ(2a)が回動し、そのリム部側面のオイルが掻
取片(ab’)で掻取られ、これがオイル受は片(Be
’)からオイル導入部材(Dを介してギヤケース(3)
内に導入される。
又、操作部材(5)を前後進各切換位置から中立位置に
戻せばこれに連動して各オイルスクレーパ(6)(8’
)は入力ギヤ(2a)から離間した状態となり、通常の
ギヤ列G7、G2、G3、G、 GRでの走行時にはオ
イルスクレーパ(6)([i’)は入力ギヤに当接しな
い。
戻せばこれに連動して各オイルスクレーパ(6)(8’
)は入力ギヤ(2a)から離間した状態となり、通常の
ギヤ列G7、G2、G3、G、 GRでの走行時にはオ
イルスクレーパ(6)([i’)は入力ギヤに当接しな
い。
(発明の効果)
本発明は、上記の如く構成したので以下の如き効果を奏
する。
する。
請求項1の発明によれば、ディファレンシャルギヤの入
力ギヤで掻き上げられるオイル量が少な(なる超低速ギ
ヤ列での走行時に、入力ギヤに付着するオイルを掻き取
ってこれをギヤケース内に導入でき、従って超低速ギヤ
列の潤滑油不足を解消でき、又操作部材が中立位置に存
するとき従りて通常のギヤ列での走行時にはオイルスク
レーパが入力ギヤから離間しているため、入力ギヤとの
摺接によるオイルスクレーパの摩耗を抑制できオイルス
クレーパの耐久性が向上する効果を有する。
力ギヤで掻き上げられるオイル量が少な(なる超低速ギ
ヤ列での走行時に、入力ギヤに付着するオイルを掻き取
ってこれをギヤケース内に導入でき、従って超低速ギヤ
列の潤滑油不足を解消でき、又操作部材が中立位置に存
するとき従りて通常のギヤ列での走行時にはオイルスク
レーパが入力ギヤから離間しているため、入力ギヤとの
摺接によるオイルスクレーパの摩耗を抑制できオイルス
クレーパの耐久性が向上する効果を有する。
又、請求項2の発明によれば、使用頻度が多く比較的長
時間使用される前進用超低速ギヤ列での走行時に、ギヤ
ケース内にオイルを導入でき、従って超低速前進時にお
ける潤滑油不足を解消できる効果を有する。
時間使用される前進用超低速ギヤ列での走行時に、ギヤ
ケース内にオイルを導入でき、従って超低速前進時にお
ける潤滑油不足を解消できる効果を有する。
請求項3の発明によれば後進用超低速ギヤ列での一走行
時にもギヤケース内にオイルを導入でき潤滑油不足を解
消できる効果を有する。
時にもギヤケース内にオイルを導入でき潤滑油不足を解
消できる効果を有する。
第1図は本発明装置を具備する車両用変速機の1例を示
す平面線図、第2図はその要部の拡大裁断平面図、第3
図は要部の截断背面図、第4図は第3図のIV−IV線
線断断側面図第5図は他の実施例を示す要部の武断平面
図、第6図はその作動状態を示す武断平面図である。 (1)・・・ミッションケース (2)・・・ディファレンシャルギヤ (2a)・・・入力ギヤ (3)・・・ギヤケース (4)・・・クラッチ機構 (5)・・・操作部材 (6)(6’)・・・オイルスクレーパ(7)・・・オ
イル導入部材 G、、 G2、G3、G4、GR・・・ギヤ列asp・
・・前進用超低速ギヤ列(超低速ギヤ列)GSR・・・
後進用超低速ギヤ列(超低速ギヤ列)外3名 第1図 第5図 6C”
す平面線図、第2図はその要部の拡大裁断平面図、第3
図は要部の截断背面図、第4図は第3図のIV−IV線
線断断側面図第5図は他の実施例を示す要部の武断平面
図、第6図はその作動状態を示す武断平面図である。 (1)・・・ミッションケース (2)・・・ディファレンシャルギヤ (2a)・・・入力ギヤ (3)・・・ギヤケース (4)・・・クラッチ機構 (5)・・・操作部材 (6)(6’)・・・オイルスクレーパ(7)・・・オ
イル導入部材 G、、 G2、G3、G4、GR・・・ギヤ列asp・
・・前進用超低速ギヤ列(超低速ギヤ列)GSR・・・
後進用超低速ギヤ列(超低速ギヤ列)外3名 第1図 第5図 6C”
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、複数のギヤ列とディファレンシャルギヤとを収納す
るミッションケースに、超低速ギヤ列を収納したギヤケ
ースを組付けて成る車両用変速機において、該ミッショ
ンケース内に、前記超低速ギヤ列を確立するクラッチ機
構の操作部材と、該クラッチ機構をニュートラル状態と
する該操作部材の中立位置からの切換操作に連動して前
記ディファレンシャルギヤの入力ギヤの側面に当接する
オイルスクレーパとを設けると共に、該ミッションケー
ス内に、該オイルスクレーパで掻き取ったオイルを前記
ギヤケース内に導入するオイル導入部材を設けたことを
特徴とする車両用変速機の潤滑装置。 2、前記超低速ギヤ列として前進用超低速ギヤ列と後進
用超低速ギヤ列とを備える請求項1記載の車両用変速機
において、前記オイルスクレーパを前記操作部材の前進
側への切換操作に連動して前記入力ギヤの側面に当接す
るように構成したことを特徴とする車両用変速機の潤滑
装置。 3、請求項2記載の車両用変速機において、前記操作部
材の後進側への切換操作に連動して前記入力ギヤの側面
に当接する第2のオイルスクレーパを設けたことを特徴
とする車両用変速機の潤滑装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63108332A JP2598299B2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 車両用変速機の潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63108332A JP2598299B2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 車両用変速機の潤滑装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01279166A true JPH01279166A (ja) | 1989-11-09 |
JP2598299B2 JP2598299B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=14482012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63108332A Expired - Lifetime JP2598299B2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 車両用変速機の潤滑装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2598299B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011013647A1 (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-03 | 株式会社ニフコ | 潤滑オイル収集案内具 |
-
1988
- 1988-04-30 JP JP63108332A patent/JP2598299B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011013647A1 (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-03 | 株式会社ニフコ | 潤滑オイル収集案内具 |
JP2011027187A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Nifco Inc | 潤滑オイル収集案内具 |
EP2461075A1 (en) * | 2009-07-27 | 2012-06-06 | Nifco Inc. | Lubricant oil collection and guide tool |
EP2461075A4 (en) * | 2009-07-27 | 2013-01-09 | Nifco Inc | DEVICE FOR COLLECTING AND GUIDING LUBRICATING OIL |
US9074679B2 (en) | 2009-07-27 | 2015-07-07 | Nifco Inc. | Lubricating oil collecting and guiding device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2598299B2 (ja) | 1997-04-09 |
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