JPH0127800Y2 - - Google Patents

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JPH0127800Y2
JPH0127800Y2 JP12030986U JP12030986U JPH0127800Y2 JP H0127800 Y2 JPH0127800 Y2 JP H0127800Y2 JP 12030986 U JP12030986 U JP 12030986U JP 12030986 U JP12030986 U JP 12030986U JP H0127800 Y2 JPH0127800 Y2 JP H0127800Y2
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bolt
pipe
tightening
socket
nut
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案はパイプを以て構築する立体遊具用のボル
トを使用したパイプ接続具の改良に係るものであ
る。
(従来の技術) 立体遊具のパイプ組立構枠は、パイプが足場に
も、手すりにもなるため、各所のパイプが回転し
ないこと、抜けないことが一般の建設足場構枠以
上に強く求められる。
特に接続部にボルトを使用する場合、長期間に
わたつてパイプに各種の運動が加えられたときで
も、ボルトに対するナツトのゆるみを防止するこ
とが必要条件である。
ところで現在使用されている一般のパイプ接続
具には第11図または第12図に示すようなもの
があるも、前者はパイプソケツト102がボルト
101に対して自由に回転するおそれがあり、後
者はボルト101の回動は防止できるが該ボルト
101を締め終つたときセツトスクリユー104
やリベツト孔105がどの位置で停止するかが判
からないので、ボルト締付後の体裁が不ぞろいで
あるのみならず、特に第10図に示すようなV構
造の組立には不便である。(V構造の内側では、
セツトスクリユー等の締付ができない。) (本考案が解決しようとする問題点) 本考案はボルトを使用したパイプ接続具におい
て、パイプソケツトを任意位置の取付部材に当て
がい、ボルト締付によりソケツトを任意の位置で
固定し、これにパイプを回動しないように取付け
得るようにしたものである。
(問題を解決するための手段) 本案パイプ接続具の構成を、実施例に対応する
第1図について説明すると、 前、後部にねじ11,12を切り、中間部に固
着ナツト13をまた後部に普通ナツト14を取付
けたボルト10と、該ボルト10の前部に回動し
ないようにはめ込んだ締付管20と、前部を締付
管20にはめ、後部にパイプの収納部34を設
け、中心に前記のボルト10を差込み、該差込部
33の後端に後部ナツト14を対向させたソケツ
ト30とより成るもので、差込部33は図示のよ
うに後方への突出部を在来品(第12図または第
11図)のようにその長さを短縮しまたは全く省
いてもよい。
なお図中35,36はセツトねじ、37はリベ
ツトを示し、セツトねじの取付位置は、パイプ取
付後でも、ソケツトを適当角度回動させて万一飛
出し等があつても危険のない場所へ移動させるこ
とができる。
(作用) 本案接続具のボルト前端をねじ溝61に当てが
い、ねじ35を締付けて締付管を回動させると、
該管は固着ナツト13をつかんでボルト10を回
動させその前端を取付部材60に進入させるとと
もにナツト14が差込部33の後端に当接し、ボ
ルト10はそれ以上回らなくなる。この時点で締
付管20とソケツト30とをつかんで再度強く締
付けると、両者はロツクされる。
しかしながら長期間各種の運動が加えられたと
きは締付管20とソケツト30との間にゆるみを
生ずるおそれがあるも、両者締付後にセツトねじ
35を締付けておけばそのおそれは更に少くな
る。
前記の組立完了後収納部34内にパイプ50端
を差込みセツトねじ36を締付ければ強固な構枠
が形成され、更にリベツト受孔を使用して外筒3
4とパイプ50との間にリベツト37を打込めば
パイプの抜出しの心配は全くなくなる。
また本案接続具は、パイプ50の両端を同じ形
式で締付けることを前提としている。従つて両端
の接続具を充分に締付けた場合、パイプ50に回
転力が加わつたとき、片側がゆるむ方向に回転す
ることは他方を更に締付けられる方向に回転させ
ることになり、結局パイプ50は回転できないと
いうことになる。
(実施例) 第1図は本案遊具用パイプ接続具一実施例の中
央縦断面図(ただしボルトの下半部は締付前、上
半部は締付後の状態を示す。)第2図は左側面図、
第3図はボルトの左側面図、第4図は正面図、第
5図は締付具の左側面図、第6図は第5図のA−
A線断面図、第7図はソケツトの左側面図、第8
図は中央縦断面図である。
図面において、10はボルト、11,12はね
じ、13は固着ナツト、14は普通のナツト、2
0は前部を固着ナツト12に回動しないようには
め込んだ(そのため内部形状を固着ナツト13の
外側面に沿う多角形等に成形させるとよい。)締
付管で、外側面前半部をスパナ等を当接させるた
めの多角形状21とし、外側面後半部外面にロー
レツト22を切る。30は前部を締付管20には
め、後部にパイプの収納部34を設け、中心にボ
ルト10の差込部33を設けたソケツトで、差込
後前記の後部ナツト14を締付けて溶接等の手段
で固定する。
14を所定位置まではめ込んで溶接する。
なお締付管20とソケツト30とは一体成形さ
せてもよい。
35,36はセツトねじ、37はリベツト、5
0はパイプを示す。
第9図及び第10図は本案パイプ接続具を使用
して構築した立体遊具の平面図及び正面図で、図
中60は球状取付部材(スクリユーボール)、6
1はV構造部、62は多方面パイプ集合構造部を
示し、これらの構造部分を継合するには締付管2
0、ソケツト30、セツトねじ35,36、リベ
ツト37等をそれぞれ作業勝手がよく、しかも締
付後の体裁が良好な方向へ向わせる必要があり、
これらの操作は本案の接続具を使用すれば極めて
容易であるが、在来の継手ではできないものが多
い。
第11図及び第12図は在来の接続具の一例で
図中101はボルト、102はソケツト、103
はボルト頭受座を示し、前者はソケツト102が
ボルト101に対して回動するので取付けたパイ
プ50の回転防止ができず、後者はソケツト10
2を回しながらボルト101を締めていくが、締
め終つたときセツトねじ104やリベツトの孔1
05が何れの位置に停止するか予測できないた
め、作業性が悪くV構造等の接続が困難である。
(効果) 本案接続具は一般の柱、壁、球体取付部材等に
対し直接ボルトを締付けて取付けることができ、
ボルト10、締付具20、ソケツト30の各部材
組立後のゆるみが可及的に防止され、これにパイ
プを取付けたときその回動、抜け出しの心配がな
く、パイプ取付作業の操作性が良好で、適用範囲
も広い等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案遊具用パイプ接続具一実施例の中
央縦断面図(ただしボルト下半部は締付前、上半
部は締付後の状態を示す。)第2図は左側面図、
第3図はボルトの左側面図、第4図は正面図、第
5図は締付具の左側面図、第6図は第5図のA−
A線断面図、第7図はソケツトの左側面図、第8
図は中央縦断面図、第9図及び第10図は本案パ
イプ接続具を使用して構築した立体遊具の平面図
及び正面図、第11図及び第12図は在来の接続
具の一例を示す図である。 10:ボルト、11,12:ねじ、13:固着
ナツト、14:ナツト、20:締付管、30:ソ
ケツト、33:差込部、34:収納部、35,3
6:セツトねじ、37:リベツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前、後部にねじを切り、中間部と後部とにそれ
    ぞれ固着ナツトと普通ナツトとを取付けたボルト
    と、該ボルトの前部に回動しないようにはめ込ん
    だ締付管と、前部を前記締付管にはめ、後部にパ
    イプの収納部を設け、中心に前記ボルトを差込
    み、該差込部の後端に前記後部ナツトを対向させ
    たソケツトとより成る遊具パイプ接続具。
JP12030986U 1986-08-07 1986-08-07 Expired JPH0127800Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12030986U JPH0127800Y2 (ja) 1986-08-07 1986-08-07

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JP12030986U JPH0127800Y2 (ja) 1986-08-07 1986-08-07

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Publication Number Publication Date
JPS6326361U JPS6326361U (ja) 1988-02-20
JPH0127800Y2 true JPH0127800Y2 (ja) 1989-08-23

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