JPH01277208A - 光学装置の光学レンズ保持構造 - Google Patents

光学装置の光学レンズ保持構造

Info

Publication number
JPH01277208A
JPH01277208A JP10684288A JP10684288A JPH01277208A JP H01277208 A JPH01277208 A JP H01277208A JP 10684288 A JP10684288 A JP 10684288A JP 10684288 A JP10684288 A JP 10684288A JP H01277208 A JPH01277208 A JP H01277208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
optical lens
optical
lens
hardened
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10684288A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Watanabe
吉章 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10684288A priority Critical patent/JPH01277208A/ja
Publication of JPH01277208A publication Critical patent/JPH01277208A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、たとえばレーザービームプリンタ等の光学走
査装置に適用される光学レンズ保持構造に関し、特に接
着剤にてレンズを固定保持するものに関する。
(従来の技術) 従来、この種の光学レンズ保持構造としては、たとえば
第6図に示すようなものがある(実開昭60−8916
号公報参照)、この例は、レーザー走査光学装置等に適
用されるもので、回転鏡100によって偏向される光ビ
ームを、光学レンズ101,102を介して感光体10
3上に結像走査するものである。
光学レンズ101,102の保持方法は、押えバネ10
4によって光学レンズ101.102を基台105に対
して上から押圧することによりな   ・されていた。
しかし、このような押えバネ104による固定方法では
、プラスチックレンズ等の合成樹脂等で形成された剛性
の弱いレンズの場合には、押えバネ104の押圧力によ
って局部的に歪みが生じ光ビームの走査不良が生じる。
特にレーザービームプリンタ等のように光ビームで画像
記録を行なう装置にあっては、記録画像が劣化してしま
う。
このような問題を解決するために、出願人は先に実願昭
61−60311号で光学レンズを接着剤にて保持する
ことを提案した。
この接着固定によりレンズの厚み(高さ)を小さくでき
、光学系のコンパクト化が図れると共に、合成樹脂製の
レンズの使用も可1走となり低コスト化も図れるように
なった6 (発明が解決しようとする課題) しかし、□このような接着剤による固定方法では、単に
接着面に接着剤を塗布しているだけなので、接面方向の
ズレに対して弱く、接着剤の量が少ない場合に装置の振
動に耐えるだけの固定能力が無くなるため、接着剤の量
の選定が難しい、また光ビームの偏向方向に長い光学レ
ンズでは、接着剤が円状に広がると長手方向で十分な接
着強度が得られにくいという問題がある。
一方、近年において、接着剤として、使用条件が容易な
光硬化性樹脂が広く利用されている。この光硬化性樹脂
は、ある一定波長の紫外線によって硬化する物質であり
、接着剤を塗布した後レンズ越しに接着面に紫外線を照
射することにより、確実に接着固定が可能であり便利で
ある。
ところが、光学レンズの使用材質によっては、硬化に必
要とする波長の紫外線を透過しないもの、又は透過しづ
らいものがあり、光学レンズを透過しての硬化処理が困
難な場合がある。そのため扱い得るレンズの材質、種類
が制約されてしまうという問題があった。
本発明は上記した従来技術の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、光学レンズを接
着固定するもので、固定強度を高めると共にレンズの材
質に拘らず光硬化性樹脂製の接着剤を適用し得る光学装
置の光学レンズ保持構造を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明にあっては、レンズ
保持部に光学レンズを接着剤にて固定保持する光学装置
の光学レンズ保持構造において、前記接着剤を前記光学
レンズ周縁に沿って盛り上げて付着硬化させた接着硬化
部を備えて成ることを特徴とする。
(作 用) 而して、光学レンズは、その周縁部の接着硬化部にて係
止されるので、光学レンズのズレが防止されて剥がれに
くくなる。
また、接着硬化部は光学レンズの外側に露出しているの
で、光学レンズを透過することなく接着剤に光を照射す
ることができる。
(実施例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する0本発
明の一実施例に係る光学装置の光学レンズ保持構造を示
す第1図乃至第3図において、1は光学系部品をユニッ
トとして収納しているレンズ保持部としての光学箱で光
学1/ンズ2が取付固定される。
光学レンズ2は長尺の略平面弓形状部材で、その上下面
2a、2bが互いに平行の平担面となっている。また、
その前面2Cは凸状に湾曲しており、後面2dはレンズ
軸に対して直交する平担面となっている。
この光学レンズ2は、レンズの長手方向をX軸、レンズ
軸方向をy軸、レンズの厚さ方向を2軸として、各X、
7.Z軸方向に配置した位置決め用の突き当て部3,4
.5に突き当てることにより三次元的に位置決めされる
。すなわち、2軸突き当て部5は光学箱lの基台6上に
三角形状に配置され、光学レンズ2の中央と両端部を支
持する。一方、y軸突き当て部4は光学レンズ2の後面
2dにて点で当接する。さらに、X軸突き当て部3は、
光学レンズ2の左右両端面2e。
2fのうち、一方何の端面2fに当接するようになって
いる。
そして、基台6上には、光学レンズ2の下面2bと対向
して、接着剤7を乗せるためのランド部8が設けられて
いる。ランド部8は、光学レンズ2の光軸を中心として
左右対称位とに2箇所に設けられている。ランド部8.
8は2軸突き当て部5より僅かに低く、位置決めされた
光学レンズ2の下面2bとの間に接着剤層の形成を可ス
駈とする微少間隙gを構成している。
このランド部8の前後縁は、光学レンズ2の前後縁より
も前後方向にはみ出しており、ランド部8の領域が光学
レンズ2の接着剤層領域よりも大きくなっている。
さらに、ランド部8.8の前、後端には、接着剤の流れ
を堰止める突堤8a、8bが突設されている。この突堤
8a、8bの高さは、2軸突き当て部5よりも高く設定
されている。
そして、光学レンズ2の周縁部、本実施例ではその前後
縁部には、レンズ2から前後方向にはみ出して、レンズ
2の保持面により高く盛り上って付着硬化した接着硬化
部9a、9bが形成されている。而して、接着硬化部9
a、9bは光学レンズ2の前後縁に沿って密に接触した
状態となっている。
この接着硬化部9a、9bにより光学レンズ2はX軸方
向に強固に固定される0本実施例では、一方の接着硬化
部2aが係止されるレンズの前縁が円弧、べに湾曲して
いるので、X軸方向にも同時に位置決め固定される。
一方、光学レンズ2の上面2aは、光学箱lに取付けら
れる押えバネ10によって下方に押えることにより、光
学レンズ2を2軸方向に固定している。この押えバネ1
0は光学箱lにビス11゜11によって取付けられる。
上記構成の光学レンズ2の取付は、つざのようにしてな
される。
まず初めに、第4図に示すように、所定量の接着剤7を
各ランド部8.8に滴下する。その後、光学レンズ2を
X軸、y軸突き当て部3,4に突当てつつ、2軸突当て
部5に突当るまで押し付ける。すると、接着剤7はラン
ド部8,8上面に沿って前後方向に拡がって、その前後
縁に設けられた突堤8a、8bに乗り上げ、光学レンズ
2の前後縁に沿って接着剤7がその表面張力によって盛
り上がる。
この接着剤の盛り上がった部分Aを、紫外線照射器12
から紫外線を直接照射し、露出部のみを硬化して接着硬
化部9a、9bが形成されることになる。この接着硬化
部9a、9bによって光学レンズ2が基台6に対して接
着固定される。
最後に押えバネ10をビス11.11によって光学箱1
に組付けて、光学レンズ上面2aを下方に押えることに
よって組付けが完了する。
このように、光学レンズ2の前後縁に沿って付着させた
接着剤を硬化処理するので、紫外線透過性の悪い光学レ
ンズ2に対しても効率よく硬化処理することができる。
また、接着硬化部9a、9bを設けることにより、光学
レンズ2のX、7軸方向のズレは規制され、接着部が剥
がれにくくなる。
さらに、この実施例ではX軸方向に、押えバネ10によ
って光学レンズ2を押えていることから、X軸方向の固
定がより確実となる。この押えバネ10は光学レンズ2
を2軸方向の固定のみの力である。この点で第6図に示
した従来の押えバネ104のようバネ力だけで3方向の
固定をするものと異なり、光学レンズ2の押え力に大き
な力を要しない、したがって光学レンズ2として合成樹
脂等の剛性の弱いレンズも使用することができる。
尚、上記実施例では、接着剤7を盛り上げるためにラン
ド部8に突堤8a、8bが設けられているが、接着剤7
の粘度が10000[cp/25℃]程度以上の場合に
は、このような突堤は不要である。粘度が高いと、表面
張力によって、レンズ周縁にはみ出した接着剤が大きく
盛り上がるからである。
本発明の光学レンズ保持構造は、レーザー走査光学装置
等の各種の走査光学装置の光学レンズについて適用でき
るだけでなく、光学レンズを保持する各種光学装置につ
いて適用し得るものである。
(発明の効果) 本発明は以上の構成および作用から成るもので、接着硬
化部によって光学レンズの接面方向のズレが防止され、
固定強度を高めることができる。
また、接着硬化部は光学レンズの周縁に沿って設けられ
てレンズの外に露出しているので、光硬化性樹脂より成
る接着剤を用いた場合でもレンズを通すことなく接着剤
に紫外線を照射することができる。したがって紫外線の
透過率のよくないレンズに対しても光硬化性樹脂製の接
着剤を用いることができ、レンズの組付作業の一層の効
率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る光学装置の光学レンズ
保持構造の要部縦断面図、第2図は第1図の光学レンズ
保持部の平面図、第3図は第2図の正面図、第4図は第
1図の光学レンズのレンズ保持部の分解組立図、第5図
は光学レンズ組立時の接着剤硬化処理状態の説明図、第
6図は従来の光学装置の光学レンズ保持構造の概略構成
図である。 符号の説明 l・・・光学箱(レンズ保持部) 2・・・光学レンズ 3.4.5・・・y軸、y軸、2軸突き当て部7・・・
接着剤      8・・・ランド部9a、9b・・・
接着盛り上げ部 10・・・押えバネ    12・・・紫外線照射姦第
6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 レンズ保持部に光学レンズを接着剤にて固定保持する光
    学装置の光学レンズ保持構造において、 前記接着剤を前記光学レンズ周縁に沿って盛り上げて付
    着硬化させた接着硬化部を備えて成ることを特徴とする
    光学装置の光学レンズ保持構造。
JP10684288A 1988-04-28 1988-04-28 光学装置の光学レンズ保持構造 Pending JPH01277208A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10684288A JPH01277208A (ja) 1988-04-28 1988-04-28 光学装置の光学レンズ保持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10684288A JPH01277208A (ja) 1988-04-28 1988-04-28 光学装置の光学レンズ保持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01277208A true JPH01277208A (ja) 1989-11-07

Family

ID=14443926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10684288A Pending JPH01277208A (ja) 1988-04-28 1988-04-28 光学装置の光学レンズ保持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01277208A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0380405U (ja) * 1989-12-01 1991-08-19
US5537261A (en) * 1993-08-18 1996-07-16 Itt Corporation Night vision binoculars

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0380405U (ja) * 1989-12-01 1991-08-19
US5537261A (en) * 1993-08-18 1996-07-16 Itt Corporation Night vision binoculars

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4310410B2 (ja) 複数の光学部品をウェーハ段階で集積化する方法
US20030043728A1 (en) Structure for connecting a lens to a lens holder without using an adhesive
US20010043779A1 (en) Microsystem module
CN108508551A (zh) 一种光模块
US5377038A (en) Scanning optical system
JP2005138334A (ja) 光学デバイスおよびその作製方法
US4750826A (en) Optical assembly comprising a holder and an optical element
JPH01277208A (ja) 光学装置の光学レンズ保持構造
JP2012181551A (ja) 光学走査デバイスのハウジング、画像形成装置、光学走査デバイス、ミラーの取り付け方法、ミラーの配置調整装置、及びミラーの配置調整方法
JP2962923B2 (ja) 光源装置
JP2989400B2 (ja) ポリゴンミラー
JP3015120B2 (ja) 合成樹脂レンズの取付方法
JPH04311915A (ja) 合成樹脂レンズ固定機構
US7274633B2 (en) Optical pickup
JPH04253011A (ja) 走査レンズの保持構造
JPH05136952A (ja) 射出光学装置
JPH04180006A (ja) 光走査装置用光学レンズ
KR940007282B1 (ko) 홀로그램 보정렌즈계를 갖는 레이저 프린터용 광학장치계
JPH09130536A (ja) ワーク固定構造及び画像読取装置における固体撮像素子の取付構造
JP2821513B2 (ja) レーザー走査用合成樹脂レンズ
JPH0784145A (ja) 光ファイバ接続構造および光ファイバ接続方法
JPH09105805A (ja) 光束分解プリズム
JP2004151388A (ja) 光学素子ユニットの製造方法
JPH07201060A (ja) 対物レンズ固定装置
EP0490369B1 (en) Wavelength converter