JPH09130536A - ワーク固定構造及び画像読取装置における固体撮像素子の取付構造 - Google Patents

ワーク固定構造及び画像読取装置における固体撮像素子の取付構造

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JPH09130536A
JPH09130536A JP7280018A JP28001895A JPH09130536A JP H09130536 A JPH09130536 A JP H09130536A JP 7280018 A JP7280018 A JP 7280018A JP 28001895 A JP28001895 A JP 28001895A JP H09130536 A JPH09130536 A JP H09130536A
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浩志 竹本
Hideyasu Yamanaka
秀康 山中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】固体撮像素子等のワークの組付けを高精度でで
き、かつその後の位置ずれの発生しにくい画像読取装置
における固体撮像素子の取付構造等の固定構造を提供す
る。 【解決手段】結像レンズ側の固体撮像素子固定部材と、
固体撮像素子側の固体撮像素子保持部材6とを位置調整
後に固定するための結合部を有する画像読取装置におけ
る固体撮像素子の取付構造に関する。結合部は、固体撮
像素子固定部材に設けた突起部23と突起部23に遊合
する固体撮像素子保持部材6に設けた穴部22,41と
を備えるとともに、突起部23と穴部22,41との間
に突起部23と穴部22,41との相対的な位置が調整
可能な接着剤の漏れ防止部材40を介在させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子を用
いて光学像を読み取る画像読取装置における固体撮像素
子の取付構造に関し、ファクシミリ、複写機、スキャナ
ー等の画像読取り部として使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子を用いて光学像を読み取る
装置は、図18に示すように、物体3を結像レンズ2を
介し、固体撮像素子1に結像させて読み取っている。ま
た、この固体撮像素子1には複数個の微小な光電変換素
子(以下、単に画素といい、通常数μm×数μmの大き
さからなる。)を一列に配置した1ラインの固体撮像素
子が用いられている。
【0003】このような画像読取り装置では、結像レン
ズ2により結像された線像を固体撮像素子1上に位置さ
せ、なおかつ光学的特性(ピント、倍率)を所定の要求
精度で読み取るために、結像レンズ2や1ラインの固体
撮像素子1の画素ライン4を、図19に示すx,y,
z,β,γの5軸方向に微動させ位置を調整する必要が
ある。なお、図中の26は光軸である。
【0004】さらに最近では、カラー像を読み取るため
に、図20に示すような、Red(以下、単にRとす
る。)、Green(以下、単にGとする。)、Blu
e(以下、単にBとする。)に分光感度のピークを持つ
画素をR,G,B別に3列配置した3ライン4a,4
b,4cの固体撮像素子1aが用いられる場合がある。
【0005】この場合には、上述した5軸方向の調整以
外に、図19で示すα方向にも3ライン固体撮像素子1
aの位置に対する自由度が発生するため、合計6軸方向
の調整が必要となる。
【0006】通常、このような固体撮像素子1aの位置
調整精度は6軸方向ともに数μmが要求されており、特
にこの要求を達成するために不可欠とされているのが、
固体撮像素子1aを上記のように位置調整した後に固定
する際に、固体撮像素子1aの位置がずれないようにす
る技術である。
【0007】これは、いくら高精度に位置調整をして
も、固定時にずれると再度位置調整が必要になったり、
分離可能な固定方法をとっている場合は、その部分を廃
棄処分にするしかなくなってしまい、位置調整時間が長
くなったりコスト高の原因になったりするからである。
【0008】この固定については、従来ネジによる固定
が多く用いられてきたが、その位置ずれ量が数百μm〜
数十μmと大きすぎることにより、現在ではネジによる
固定に比べ位置ずれ量が少ないとされる接着剤による固
定が多く試みられている。
【0009】この接着剤による固定にも、大きく分けて
2つの構造があり、一方は被接着箇所どうしが当接して
いる場合の構造であって、他方は被接着箇所に隙間があ
る構造である。なお、前者は密着接着、後者は充填接着
とよばれている。
【0010】この密着接着を応用した種々の固体撮像素
子固定構造が提案されており、その1つとして、特開昭
62−139466号には、固体撮像素子の位置調整を
おこなっても被接着箇所どうしが常に当接するように画
像読取装置側に複雑な機構を設けている。
【0011】このような構造では、固体撮像素子の位置
調整自体が複雑なものになるだけでなく、画像読取装置
における画像を読み取るという本来の機能には必要でな
い位置調整機構を設けなければならず、本来の機能に必
要ではない部品の費用を多く必要とし、コスト高の一因
となっている。また、調整機構の中には可動部が多いた
め必然的に接着箇所が多くなり、接着による位置ずれも
多くなってしまうという欠点があった。
【0012】また、特開昭62−268263号で提案
されている構造の場合には、固体撮像素子を接着固定す
るための当接部を複雑な機構をもって形成するのではな
いのでコスト高の一因とはならないが、画像読取装置の
一部に固体撮像素子を当接させて接着させており、その
両者の当接部が所定位置にあればよいが、位置がずれて
いる場合は当接するだけでは固体撮像素子の位置決めが
できないため、その両者の間に座金を配置させて調整を
おこない接着をおこなっている。
【0013】しかしながら、このような手段では、数μ
mのレベルの位置調整を迅速かつ高精度におこなうこと
は困難であり、また調整毎に座金を用意しなければなら
ず、量産化に対応するのは困難である。
【0014】また、以上の2件の提案に共通する問題点
は、被接着部は当接しているが、完全に密着しているの
ではなく数百μm以下程度の隙間を有しているため、接
着剤固有の表面張力や密度あるいは先に述べた隙間の関
係から、毛細管現象により接着剤が被固定部材の内部ま
で充填されてしまうことがあった。
【0015】このため、その充填状態によっては、接着
剤硬化時に被固定部材の位置ずれの一因になったり、あ
るいは光硬化型接着剤を使用する場合には被固定部材内
部まで光が照射されず未硬化部分が残ってしまい、調整
固定時には位置が所定の位置にあっても、後に熱変化等
の理由で硬化が進行し位置ずれが生じるという不具合が
発生している。
【0016】一方、充填接着を応用した固体撮像素子の
固定構造も種々提案されており、その1つとして特開昭
61−118707号で提案されているものがある。こ
の構造は、固体撮像素子の位置調整を可能とする複雑な
機構が設けられており、固体撮像素子は固定側部材と当
接箇所を有していて、接着はこの当接箇所を接着するの
ではなく、当接していない隙間を有する箇所に接着剤を
充填して接着し固定するようにしている。
【0017】この構造では、前述した特開昭62−13
9466号と同様なコスト高の一因となる不具合を有し
ているとともに、接着箇所以外に固体撮像素子と固定側
部材に当接箇所があり、特にここではネジと弾性体が当
接部材であるため、振動や熱変化等の理由でネジが緩ん
だり、弾性体が振動あるいは塑性変形により固体撮像素
子に外力を加えて、固体撮像素子の位置ずれの原因にな
る場合があった。
【0018】通常、充填接着では、接着強度と接着によ
る位置ずれをバラツキなく所定の値値にしたい場合は、
被接着箇所間にむらなく接着剤を充填させ任意の形状に
し、、かつ極力接着剤の量を少なくする必要がある。
【0019】この構造で、むらなく接着剤を充填するに
は、粘性の低い接着剤を用いたほうがよいが、図21に
示すように、取付板38と固体撮像素子1との隙間Eを
狭くしないと、その隙間Eに接着剤が流れ出てしまう。
【0020】ところが、隙間Eを狭くしても毛細管現象
で隙間部分に接着剤が流れ出る場合もあり、光硬化型の
接着剤を使用する場合には、この隙間部分に光が照射さ
れず未硬化部分が残ってしまい、調整固定時には位置が
所定の位置にあっても、後に熱変化等の理由で硬化が進
行し、結果的には固体撮像素子の位置ずれにつながる可
能性がある。
【0021】また、この構造では、接着剤が被接着物と
接する面積からみて接着剤の必要量が多過ぎるという問
題もあり、これにより固体撮像素子の位置ずれ及び接着
剤に対するコストが高くなるという不具合も発生してい
る。
【0022】また一方、日経メカニカル(1992.6.29 P
age88)で提案されている固体撮像素子の固定構造は、固
体撮像素子の位置調整機構は設けられていないので、特
開昭62−139466号と同様にコスト高にはつなが
らず、かつ被接着物を円筒穴と円筒ピンとで構成してい
るため少ない接着剤の量で広い接着面積を確保してお
り、接着強度の向上と位置ずれ量の低減につながってい
る。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
造においても、円筒穴と円筒ピンとの隙間を少なくしな
いと、接着剤が下に流れ出す問題がある。しかし、隙間
を狭くしすぎると、接着剤が隙間に入りにくいという不
具合があるとともに、光硬化型の接着剤を使用した場合
には光が下まで透過しにくくなって、接着剤を完全に硬
化させるのに長時間を必要としたり或いは未硬化部が残
ってしまい、前述の他の構造と同様に固体撮像素子の位
置ずれが発生するという不具合につながってしまう。
【0024】さらに、通常、充填接着を行う際の被接着
部間の隙間は、被接着部の調整しろ以上であることが必
要となる。しかし、この隙間量は、接着工法上からみた
接着による被接着物の位置ずれを極力抑えるための最適
隙間量に設定されていないことが往々にしてある。この
ため、これが原因で接着剤の接着箇所からのたれやもれ
が発生し、接着剤が未硬化で残ってしまう虞がある。こ
の場合には、被接着物が所定の位置に調整されていて
も、後に熱変化等の理由で硬化が進行し、結果的には固
体撮像素子の位置ずれにつながる可能性がある。
【0025】本発明は、固体撮像素子等のワークの組付
けを高精度ででき、かつその後の位置ずれの発生しにく
い画像読取装置における固体撮像素子の取付構造等の固
定構造の提供を目的としている。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、一
対のワークを位置調整後に固定するための結合部を有す
るワーク固定構造において、前記結合部は、一方のワー
クに設けた突起部と該突起部に遊合する他方のワークに
設けた穴部とを備えるとともに、前記突起部と穴部との
間に突起部と穴部との相対的な位置が調整可能な接着剤
の漏れ防止手段を介在させたことを特徴としている。
【0027】請求項1の発明は上述のように構成されて
いるので、一対のワークの取付けは、先ず一方のワーク
と他方のワークとを穴部と突起部で形成されている結合
部により結合させておき、一方のワークを動かして、所
定の位置になったら結合部を接着して位置決めをする。
【0028】この接着する際に、一方のワークに設けた
突起部と他方のワークに設けた穴部との間に接着剤の漏
れ防止手段を介在させたので、接着剤が不要部分に漏れ
ることがない。したがって、漏れた接着剤の硬化が進行
することがなく、一対のワークの互いの位置ずれを生じ
ることがない。
【0029】また、請求項2の発明では、結像レンズが
固定されている固体撮像素子固定部材と、固体撮像素子
が取付けられた基板と、該基板が取外し可能に取付けら
れた固体撮像素子保持部材とを有するとともに、前記固
体撮像素子固定部材と固体撮像素子保持部材との間に結
合部を有し、前記固体撮像素子固定部材に対し固体撮像
素子保持部材の位置調整後に前記結合部を接着するよう
にした画像読取装置における固体撮像素子の取付構造に
おいて、前記結合部は、固体撮像素子固定部材に設けた
突起部と該突起部に遊合する固体撮像素子保持部材の穴
部とを備えるとともに、前記突起部と穴部との間に突起
部と穴部との相対的な位置が調整可能な接着剤の漏れ防
止手段を介在させたことを特徴としている。
【0030】本発明は上述のように構成されているの
で、固体撮像素子の取付けは、先ず固体撮像素子が取付
けられた基板を固体撮像素子保持部材に取り付けて、次
にこの固体撮像素子保持部材を結像レンズが固定されて
いる固体撮像素子固定部材に対し穴部と突起部で形成さ
れている結合部により結合させておき、結像レンズの結
像が固体撮像素子のところに正確に位置するように固体
撮像素子保持部材を動かして、所定の位置になったら結
合部を接着して位置決めをする。
【0031】この接着する際に、固体撮像素子固定部材
に設けた突起部と該突起部に遊合する固体撮像素子保持
部材の穴部との間に接着剤の漏れ防止手段を介在させた
ので、接着剤が不要部分に漏れることがなく、したがっ
て、漏れた接着剤の硬化が進行することにより、固体撮
像素子の位置ずれを生じることがない。
【0032】この場合に、前記漏れ防止手段は、前記突
起部の側面に縦方向に摺動可能な内径と、前記穴部の段
部上に横方向に摺動可能な外径とを有する環状に形成さ
れていることが望ましい。
【0033】前記漏れ防止手段が、前記突起部の側面に
縦方向に摺動可能な内径と、前記穴部の段部上に横方向
に摺動可能な外径とを有する環状体から構成されている
場合には、突起部と穴部との相対的な位置調整の内、縦
方向の調整については漏れ防止手段の内周と突起部の側
面とが縦方向に摺動して漏れを防止することができ、横
方向の調整については漏れ防止手段が穴部の段部上で横
方向に摺動して漏れを防止することができる。
【0034】また、前記環状体は、弾性体から構成され
ていてよい。また、透明体からなることが望ましい。こ
のように、環状体を弾性体とした場合には、接着剤の漏
れ防止効果をより向上させることができる。また、環状
体を透明体から構成した場合には、照射した光が漏れ防
止手段の裏まで透過して回るので、光の照射効果を高め
ることができる。これにより、環状体の摺動部に浸入し
た光硬化型接着剤を他の部分とほぼ同時に硬化すること
ができ、他の部分の接着剤より硬化時期がずれることが
なく、したがって、位置ずれすることがない。
【0035】さらに、前記環状体は、径方向の切り込み
を備えることが望ましい。また、少なくとも環状体の内
壁が上広がりのテーパ状に形成されていることが望まし
い。このように、環状体に径方向の切り込みを入れた場
合には、漏れ防止手段の可撓性が増加して、突起部の側
面に倣いやすくなり、漏れ防止効果を更に向上させるこ
とができる。また、環状体の内壁を上広がりのテーパ状
に形成した場合には、光が環状体上の接着剤の隅々まで
届き環状体と突起部との間の接着剤が未硬化となること
がない。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1には、本発明に係る画像読取装
置の一実施例が分解斜視図で示されており、図2はその
組立状態の斜視図であり、図3は図2に示す画像読取装
置のA−A線による断面を示した図である。
【0037】図に示すように、固体撮像素子(以下、C
CDという。)1は固体撮像素子基板5にハンダ付けさ
れており、該固体撮像素子基板5は固体撮像素子保持部
材6にネジ19によって固定されている。その際、ネジ
19にはバネ座金18と平座金17とが嵌合されてい
る。
【0038】固体撮像素子保持部材6は固体撮像素子基
板5よりも剛性の高いものが使用されており、後述する
位置決め調整時に、画像形成治具で固体撮像素子保持部
材6をチャックするときに歪みにくいようになってい
る。
【0039】また、この固体撮像素子保持部材6は固体
撮像素子固定部材7に接着剤で固定されており、詳しく
は固体撮像素子保持部材6の穴部22に固体撮像素子固
定部材7の突起部23が挿入され、そこに図3に示すよ
うに接着剤24が塗布され固定されている。なお、ここ
では3箇所の接着箇所を有しているが、一箇所以上であ
れば、数に制限されるものではない。
【0040】さらに、この固体撮像素子固定部材7はV
ブロック部25を有しており、この部分に結像レンズ2
を置き、その上からレンズ押え用板バネ9を配置し、ネ
ジ8を締めつけることにより結像レンズ2を固定してい
る。また、この固体撮像素子固定部材7には光フィルタ
保持部材13がネジ20により固定されており、該光フ
ィルタ保持部材13にはR,G,Bの分光透過率を所定
の値に調整するための光フィルタ12が光フィルタ押え
板11を用いてネジ21で固定されている。
【0041】また、この固体撮像素子固定部材7は平座
金14、バネ座金15を介し、ネジ16により本体取付
用部材10に固定されている。さらに、この本体取付用
部材10は図示しない画像読取装置本体に固定されてい
る。
【0042】次に本実施例の画像読取装置を、CCD1
と結像レンズ2の位置調整手順及び固定手順にそって説
明する。まず、結像レンズ2を固体撮像素子固定部材7
にレンズ押え用板バネ9を介し、ネジ8で固定する。さ
らに、この状態で本体取付用部材10に平座金14、バ
ネ座金15を介し、ネジ16により固定する。
【0043】次に、この組付けられた状態で、図4に示
す画像形成治具に装着する。この画像形成治具は定盤3
2上に画像読取装置支持部材27と光源チャート支持部
材31を配しており、この光源チャート支持部材31上
にはチャートガラス30、光源29、光源用反射板28
が設置されている。
【0044】このチャートガラス30の表面には、光学
的な特性、具体的にはピント、倍率及び光軸のたおれ等
を検出可能とするチャートが形成されており、光源29
を点燈させ、光源用反射板28により反射した光を、チ
ャートガラス30に照射することが本画像形成治具では
可能である。したがって、上記組付部材を画像読取装置
支持部材27に装着することにより、チャート像が結像
レンズ2を介し、結像されることになる。
【0045】なお、CCD1をハンダ付けし固定してい
る固体撮像素子基板5は固体撮像素子保持部材6にネジ
により固定されており、この固体撮像素子保持部材6は
図示していない固体撮像素子チャック部に把持されてい
る。
【0046】さらに、この固体撮像素子チャック部には
x,y,z,α,β,γの6軸方向に移動可能な手段
(図示していない)が内蔵されている。なお、固体撮像
素子保持部材6は固体撮像素子基板5よりも剛性の高い
部材で形成されているので、固体撮像素子チャック部で
把持しても歪みが生じにくく、固体撮像素子基板5をじ
かに把持する場合に比べ固体撮像素子基板5に与える影
響が極めて少なくなっている。
【0047】また、結像レンズ2を固定している固体撮
像素子固定部材7は光軸26方向の移動手段を有する図
示していない固体撮像素子固定部材チャック部に把持さ
れている。したがって、チャート像をCCD1により光
電変換させ、そのデータを用いて光学的な特性であるピ
ント、倍率、光軸のたおれ等を演算し求めながら、光学
的な特性が所定の必要値になるよう、上述の固体撮像素
子チャック部と固体撮像素子固定部材チャック部を移動
させて、位置調整を行なうわけである。
【0048】この位置調整終了後、固定を行なうわけで
あるが、定盤32上には、接着剤塗布器34とノズル3
3、UV光照射部35と塗布器照射部切換部37と接着
剤塗布部支持台36とで構成されている接着剤塗布治具
が備え付けられており、この接着剤塗布治具によって固
体撮像素子保持部材6と固体撮像素子固定部材7の穴部
22と突起部23で形成される結合部に紫外線硬化型接
着剤を塗布され、その後塗布器照射部切換部37を作動
させ、UV光照射部35から照射される光が結合部に入
射するようにUV光照射部35を移動させて接着剤を硬
化させる。なお、位置調整をする前に接着剤の塗布を行
い、その後、位置調整し接着剤を硬化させてもよい。
【0049】次に接着部でもある結合部の構造について
説明する。図5は、結合部の斜視図であり、図6は、結
合部の断面図であり、図7は、固体撮像素子保持部材を
x−z方向に位置調整した後の結合部の断面図であり、
図8は、漏れ防止手段である環状体の斜視図である。
【0050】図5及び図6に示すように、固体撮像素子
保持部材6には、被接着箇所である穴部22及び穴部4
1が形成されている。穴部22及び穴部41は、それぞ
れ太径の穴部22と、この穴部22に段部6aを介して
連通する細径の穴部41とから構成される。この穴部2
2及び穴部41は、固体撮像素子保持部材6を図6のz
軸方向に貫通して形成されている。
【0051】この穴部22には、図8に示すような中心
に穴部40aを有する円環状をなした漏れ防止部材40
が挿入され、段部6a上に載置されている。この穴部4
0aには、固体撮像素子固定部材7に形成されている突
起部23が穴部41側から挿入されている。なお、漏れ
防止部材40は、円形である必要はなく、穴部22内に
挿入可能であり、後述する寸法的条件を満たせば、特に
形状に対する制約はない。
【0052】次に、漏れ防止部材40と固体撮像素子保
持部材6の穴部22及び穴部41とに対する寸法的制約
条件について説明する。
【0053】まず、穴部41と突起部23とで構成され
る隙間部の寸法dは、CCDがx,y方向に調整される
調整しろ以上の距離が必要である。即ち、この隙間部の
寸法dは突起部23の周方向全域に確保する必要があ
る。
【0054】次に、穴部22の側壁22aと漏れ防止部
材40の外周端面40bとで構成される隙間部の寸法m
は、xy方向に調整のため固体撮像素子保持部材6を移
動させる際に、穴部22の側壁22aに漏れ防止部材4
0の端面40bが接触しないように常に0より大きい必
要がある。したがって、段差6aの幅jと漏れ防止部材
40の径方向の寸法iとの関係はj>iであることが必
要である。
【0055】また、漏れ防止部材40の端面40bと穴
部41の側壁41aとの間に、塗布した接着剤24が自
重により下方に漏れ出す開口をつくらないようにするた
めに、漏れ防止部材40と段部6aとが接触する面の径
方向の寸法kは、常に0より大きい必要がある。したが
って、2d<iであることが必要である。
【0056】次にCCD1をz方向に調整するために固
体撮像素子保持部材6をz方向に移動させても、漏れ防
止部材40と段部6aとが接していることを可能にする
ために、漏れ防止部材40の穴部40aと突起部23と
で構成される隙間部の寸法nは、漏れ防止部材40と突
起部23とが摺動するために必要な隙間である。したが
ってn>0であることが必要である。
【0057】図11は、固体撮像素子保持部材と突起部
とが傾斜した状態を示す結合部の断面図である。図に示
すように、固体撮像素子保持部材6はx,y軸回りに傾
いている場合が考えられる。このため、各傾きに対する
角度の調整しろを角度α、角度βとすると漏れ防止部材
40の板厚tと、角度α(又はβ)よりt×tanα
(又はt×tanβ)で寸法n′が求められる。
【0058】この寸法n′と寸法nとの関係がn′<n
の場合に、漏れ防止部材40は突起部23に対し、機械
的干渉をすることなく摺動できる。さらに、塗布した接
着剤24が自重により下方に漏れ出す虞のある開口、即
ち、突起部23と漏れ防止部材40との間の開口部の面
積を、突起部23と穴部41との間で構成される隙間部
の面積より狭くするために、寸法dと寸法nとの関係を
d>nとすることが必要となる。
【0059】以上より、接着剤24が下方に漏れ出す原
因となる開口部の面積をn′<n<dの範囲で自由に設
定することができる。これにより使用する接着剤の質
量、粘性などからみて、自重や毛管現象による下方への
漏れ出しを極力防止するための隙間nを調整しろに左右
されることなく設定することができる。
【0060】図7に示すように、突起部23が穴部41
内をx−y平面内で移動した場合に、例えば図に示すよ
うに、突起部23が穴部41内をx−y平面内で最も移
動した場合に、上述した如く2d<iであるので、漏れ
防止部材40と段部6aとが離間することがなく、塗布
した接着剤24が自重により漏れ防止部材40の端面4
0bと穴部41の側壁41aとの間で下方に漏れること
がない。
【0061】また、突起部23の側面23aが漏れ防止
部材40の内周の穴部40aに摺動するように設定でき
るので、z方向の位置調整の際にも接着剤24が下方に
漏れ出すのを防止することができる。
【0062】図9は、接着剤にUV硬化型の接着剤を使
用した場合に有効な接着部の構造を示す図である。この
穴部22には、図10に示すような、中心に穴部42a
を有する円形をなした漏れ防止部材42が挿入されてお
り、この穴部42aに固体撮像素子固定部材7に形成さ
れている突起部23が挿入されている。
【0063】この構造の特徴は、UV光39を照射する
際、光が下方まで達しやすくするために突起部23、穴
部22及び漏れ防止部材42にテーパ部を設けているこ
とである。即ち、突起部23の先端にはテーパ部23b
を形成し、穴部22の側壁にはテーパ部22bを形成
し、漏れ防止部材42の外周及び内周にはそれぞれテー
パ部42a及びテーパ部42bを形成した。
【0064】さらにUV硬化型の接着剤24を使用する
場合には、漏れ防止部材41,42の材料を透明な物質
にすれば、毛管現象などで漏れ防止部材41,42と段
差6aとの接触面に入ってしまった接着剤24も硬化し
易くなる。
【0065】図12は漏れ防止部材の他の実施例を示す
結合部の断面図である。この実施例では、固体撮像素子
保持部材6の穴部を上広がりのテーパ穴部22cとこの
テーパ穴部22cの下端に連通する穴部41とから構成
するとともに、突起部23の先端にテーパ面23bを形
成し、テーパ穴22cとテーパ面23bとの間に弾性体
であるOリング45を介在させたものである。このOリ
ング45により固体撮像素子保持部材6と突起部23と
の間から接着剤24が漏れるのをより効果的に防止する
ことができる。
【0066】図13は漏れ防止部材のその他の実施例を
示す結合部の断面図である。この実施例では、図12と
同様の固体撮像素子保持部材6のテーパ穴部22c及び
穴部41に図14(a)に示すように、紙又はビニルシ
ートからなる環状の漏れ防止部材43を、固体撮像素子
保持部材6と突起部23との間に載置する。この漏れ防
止部材43は接着剤24の重量により撓んで固体撮像素
子保持部材6と突起部23との間から接着剤24が漏れ
るのを防止することができる。なお、図14(b)に示
すように、漏れ防止部材44に径方向の切り込み44
a,44bを設けることにより、漏れ防止部材が固体撮
像素子保持部材6の穴部及び突起部23に倣いやすくな
る。なお、この切り込み44a,44bは、内周から切
り込まれているもの44aと外周から切り込まれている
もの44bとが交互に形成されている。
【0067】次に接着剤24の塗布方法について説明す
る。図15に示すように、固体撮像素子保持部材6の穴
部22と、固体撮像素子固定部材7の突起部23で形成
される隙間部の上方から接着剤塗布治具に装着している
ノズル33を近づけて塗布する。この時、隙間部の円周
方向に対して接着剤をできるだけ早く均等に塗布するに
は、ノズル先端部33aを隙間部の円周方向に数多く配
置するのが理想である。
【0068】図16には、そのノズル先端部33aの断
面図を示した。また、ノズル先端部33aの径に合わせ
て、図6のBやB′を広くできるため非常に塗布しやす
く、自動塗布を行う際にも塗布ミス等が少なく有利であ
る。
【0069】次に接着剤の硬化方法について説明する。
ここで使用している接着剤24は紫外線硬化型接着剤で
あるため、接着剤塗布部上方から図4に示すUV光照射
部35により、紫外線39を照射して接着剤24を硬化
させる。
【0070】接着剤24の硬化は、紫外線39が照射さ
れる側の表面から進んでいく。この場合は接着剤塗布用
管状の隙間部の中心軸方向から照射しているので、この
方向に接着剤24の硬化が進んで行く。接着剤24は硬
化する際、収縮することにより力が発生するが、この場
合はこの力は、管状隙間部の中心軸に対し法線方向に作
用し、なおかつ管状隙間部の円周方向に対して、ほぼ均
一に作用するためこの力が打ち消され、固体撮像素子保
持部材6のx,y方向の位置ずれはほとんど発生しな
い。なお、図17では管状隙間部の中心軸方向の上部か
ら照射しているが下方から照射しても、上述の位置ずれ
に対しては同様の効果を示す。
【0071】また、接着剤塗布用管状隙間部にはテーパ
部があるため接着剤が硬化する際、z方向にも力が作用
し、固体撮像素子保持部材6をz方向に移動させる場合
もあるが、その際には図6に示すような、管状隙間部が
ストレート部を有する構造であれば、下方から紫外線を
照射し、そのストレート部から硬化させることにより
z,x,y方向に接着剤の収縮により発生する力が固体
撮像素子保持部材6にほとんど作用しない状態で固定が
でき、再度上方から照射し、本硬化を行えば位置ずれは
ほとんど発生しないで硬化が完了できる。
【0072】さらに上方から照射するとき、図6に示す
B及びB′が広いほど、紫外線が隙間部の最下部まで到
達しやすくなり、塗布した接着剤24が全て硬化する時
間が短縮できる。
【0073】また、この隙間部を構成する突起部23に
透明な材料を用いることや、隙間部を構成する面に反射
膜(たとえば、Al,Ni等)を形成させることによっ
ても接着剤の硬化スピードを短かくすることが可能であ
る。
【0074】次に、ここで使用する接着剤24及び被接
着部材の材料に関して説明する。通常このような充填接
着では接着剤及び被接着部材が完全に密着しているため
熱変化による熱ぼう張が発生すると、結合部のはがれ、
部材の割れ等の不具合が出るため、接着剤、被接着部材
の線膨張係数を同程度にした方が熱に対する信頼性が向
上する。
【0075】なお、上記実施例では、一対のワークとし
て、結像レンズ側の固体撮像素子固定部材と、固体撮像
素子側の固体撮像素子保持部材との場合について説明し
たが、一対のワークとしては、精密な位置合わせ後に接
着固定する他のものを用いてもよい。
【0076】
【発明の効果】以下、本発明の効果を請求項毎に説明す
る。請求項1によれば、一方のワークに設けた突起部と
この突起部に遊合する他方のワークに設けた穴部との間
に接着剤の漏れ防止手段を介在させたので、接着前にし
た一対のワークの高精度な位置合わせに対して、接着後
に位置ずれを生じることがない固定構造を提供すること
ができる。
【0077】請求項2によれば、固体撮像素子固定部材
に設けた突起部と該突起部に遊合する固体撮像素子保持
部材の穴部との間に接着剤の漏れ防止手段を介在させた
ので、接着前にした結像レンズ側の固体撮像素子固定部
材と固体撮像素子側の固体撮像素子保持部材との高精度
な位置合わせに対して、接着後に位置ずれを生じること
がない画像読取装置における固体撮像素子の取付構造を
提供することができる。
【0078】請求項3によれば、結像レンズが固定され
ている固体撮像素子固定部材の突起部と固体撮像素子が
取り付けられた固体撮像素子保持部材の穴部との相対的
な位置調整の内、縦方向の調整については漏れ防止手段
の内周と突起部の側面とが縦方向に摺動して漏れを防止
することができ、横方向の調整については漏れ防止手段
が穴部の段部上で横方向に摺動して漏れを防止すること
ができるので、高精度に接着固定することができる。
【0079】請求項4によれば、環状体を弾性体から構
成したので、接着剤の漏れ防止効果をより向上させるこ
とができる。
【0080】請求項5によれば、環状体を透明体から構
成したので、照射した光が漏れ防止手段の裏まで透過し
て回り、光の照射効果を高めることができる。
【0081】請求項6によれば、環状体に径方向の切り
込みを入れた場合には、漏れ防止手段の可撓性が増加し
て、突起部の側面に倣いやすくなり、漏れ防止効果を更
に向上させることができるので、位置ずれ防止効果をよ
り高めることができる。
【0082】請求項7によれば、環状体の内壁を上広が
りのテーパ状に形成した場合には、光が環状体と突起部
との間の接着剤の隅々まで届き環状体上の接着剤が未硬
化となることがないので、この部分の接着剤の未硬化に
よる位置ずれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の分解斜視図である。
【図2】本発明実施例の斜視図である。
【図3】図2のA−A線による断面図である。
【図4】画像形成治具による位置調整の説明図である。
【図5】結合部の斜視図である。
【図6】結合部の断面図である。
【図7】固体撮像素子保持部材をx−z方向に位置調整
した後の結合部の断面図である。
【図8】漏れ防止手段である環状体の斜視図である。
【図9】接着剤にUV硬化型の接着剤を使用した場合に
有効な接着部の構造を示す図である。
【図10】漏れ防止手段である環状体の他の実施例を示
す斜視図である。
【図11】固体撮像素子保持部材と突起部とが傾斜した
状態を示す結合部の断面図である。
【図12】漏れ防止部材の他の実施例を示す結合部の断
面図である。
【図13】漏れ防止部材のその他の実施例を示す結合部
の断面図である。
【図14】漏れ防止手段である環状体の他の実施例を示
す斜視図であり、(a)は図13の漏れ防止部材を示
し、(b)はその他の実施例を示す。
【図15】接着剤を塗布する状態を示す図である。
【図16】ノズル先端部の断面図である。
【図17】接着剤を硬化させるため紫外線を照射する図
である。
【図18】固体撮像素子を用いて画像読取をおこなう装
置の概略図である。
【図19】図15における固体撮像素子の位置調整方向
を示す説明図である。
【図20】固体撮像素子と画素ラインとの関係を示す図
である。
【図21】隙間による不具合を説明する図である。
【符号の説明】
1 CCD(固体撮像素子) 2 結像レンズ 5 固体撮像素子基板 6 固体撮像素子保持部材 6a 段部 7 固体撮像素子固定部材 10 本体取付用部材 22 穴部 23 突起部 24 接着剤 33 ノズル 34 接着剤塗布器 35 UV光照射部 40 漏れ防止部材 45 Oリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/19 H04N 1/04 102

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のワークを位置調整後に固定するた
    めの結合部を有するワーク固定構造において、 前記結合部は、一方のワークに設けた突起部と該突起部
    に遊合する他方のワークに設けた穴部とを備えるととも
    に、前記突起部と穴部との間に突起部と穴部との相対的
    な位置が調整可能な接着剤の漏れ防止手段を介在させた
    ことを特徴とするワーク固定構造。
  2. 【請求項2】 結像レンズが固定されている固体撮像素
    子固定部材と、固体撮像素子が取付けられた基板と、該
    基板が取外し可能に取付けられた固体撮像素子保持部材
    とを有するとともに、前記固体撮像素子固定部材と固体
    撮像素子保持部材との間に結合部を有し、前記固体撮像
    素子固定部材に対し固体撮像素子保持部材の位置調整後
    に前記結合部を接着するようにした画像読取装置におけ
    る固体撮像素子の取付構造において、 前記結合部は、固体撮像素子固定部材に設けた突起部と
    該突起部に遊合する固体撮像素子保持部材の穴部とを備
    えるとともに、前記突起部と穴部との間に突起部と穴部
    との相対的な位置が調整可能な接着剤の漏れ防止手段を
    介在させたことを特徴とする画像読取装置における固体
    撮像素子の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記漏れ防止手段は、前記突起部の側面
    に縦方向に摺動可能な内径と、前記穴部の段部上で横方
    向に摺動可能な外径とを有する環状体から構成されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の画像読取装置におけ
    る固体撮像素子の取付構造。
  4. 【請求項4】 前記環状体は、弾性体からなることを特
    徴とする請求項3記載の画像読取装置における固体撮像
    素子の取付構造。
  5. 【請求項5】 前記環状体は、透明体からなることを特
    徴とする請求項3記載の画像読取装置における固体撮像
    素子の取付構造。
  6. 【請求項6】 前記環状体は、径方向の切り込みを備え
    ることを特徴とする請求項3記載の画像読取装置におけ
    る固体撮像素子の取付構造。
  7. 【請求項7】 前記環状体は、その内壁が上広がりのテ
    ーパ状に形成されていることを特徴とする請求項3記載
    の画像読取装置における固体撮像素子の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1306345C (zh) * 2002-10-01 2007-03-21 佳能株式会社 图像读取装置
JP2018097228A (ja) * 2016-12-15 2018-06-21 キヤノン株式会社 レンズ鏡筒および光学機器
JP2019219431A (ja) * 2018-06-15 2019-12-26 カシオ計算機株式会社 レンズユニットとセンサープレートの実装構造、及び撮像装置、レンズユニットとセンサープレートの実装方法
US10852503B2 (en) 2018-03-20 2020-12-01 Ricoh Company, Ltd. Joint structure
JP2022105575A (ja) * 2018-06-15 2022-07-14 カシオ計算機株式会社 レンズユニットとセンサープレートの実装構造、及び撮像装置、レンズユニットとセンサープレートの実装方法

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