JPH05136952A - 射出光学装置 - Google Patents

射出光学装置

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JPH05136952A
JPH05136952A JP3300700A JP30070091A JPH05136952A JP H05136952 A JPH05136952 A JP H05136952A JP 3300700 A JP3300700 A JP 3300700A JP 30070091 A JP30070091 A JP 30070091A JP H05136952 A JPH05136952 A JP H05136952A
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JP
Japan
Prior art keywords
holder
base
semiconductor laser
optical device
lens barrel
Prior art date
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Pending
Application number
JP3300700A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Azuma
純 吾妻
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH05136952A publication Critical patent/JPH05136952A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネジ増し締め固定時の調整ズレを低減すると
共に、コストダウンを図る。 【構成】 半導体レーザ1を保持している基台5と、コ
リメータレンズ2の鏡筒3を保持しているホルダー4と
を接着固定とする。基台5とホルダー4の接着面に接着
固定用の溝4a,4b,4cを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像信号により変調さ
れたレーザビームを記録媒体上に走査して画像を記録す
る装置などに用いられるレーザビームコリメータユニッ
トや半導体レーザを用いた光ディスクのピックアップユ
ニットなどの射出光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザビームを走査して画像の記
録を行うレーザビームプリンターなどの記録装置が広く
使用されている。以下、従来の画像記録装置に用いられ
ているレーザ走査装置について図4に沿って説明する。
【0003】図4の概略構成図において、41は半導体
レーザ、42はコリメータレンズ、43は偏向器である
ポリゴンミラー、44は結像光学系、45は記録媒体で
ある感光ドラムであり、画像信号により変調された半導
体レーザ41からのビームはコリメータレンズ42によ
り平行光とされ、偏向器43により偏光されて結像レン
ズ44によって記録媒体45上に結像されて走査され
る。ここにおいて、半導体レーザの射出光は発光点より
放射状に広がる性質を有することからレーザビームプリ
ンターなどのレーザユニットに用いる場合には、コリメ
ータレンズを用いて平行光束を用いるのが普通である。
【0004】図5(a),(b)はこのような従来のレ
ーザユニットの一例を示している。51は半導体レーザ
で、58は縦断面略凸状に形成された中空のホルダー
で、その中に実装されている。
【0005】以下、従来のレーザユニットの調整手段に
ついて説明する。コリメータレンズ52の光軸と半導体
レーザ51の光軸とが一致するように半導体レーザの基
台54のX−Y調整(光軸調整)を行う。この場合、基
台54とホルダー58の固定にはバネつきネジ55,5
6を用いる。レーザユニットのホルダー58を、調整治
具の基準部に固定する。X−Y調整は、固定されたホル
ダー58(コリメータレンズ52側)に対して、基台5
4(半導体レーザ51側)をX−Y方向に微少量移動さ
せる。調整前に、バネつきネジ55,56を緩めた状態
(半固定状態)で、基台54とホルダー58を固定す
る。所定の範囲内に調整が完了した後、バネつきネジ5
5,56を増し締めし強固に固定する。その後、コリメ
ータレンズ鏡筒53を、光軸方向に微少量移動させ、所
定の範囲内に調整が完了した後、鏡筒53とホルダー5
7を接着固定し、光学調整が完了する。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、こ
うした従来構成では、次のような問題点がある。
【0007】(1)光軸調整後にネジを増し締め固定す
るときに、基台がネジの回転方向につられて回り、調整
規格範囲から動く。
【0008】(2)上記(1)の対策として、調整工具
側では、ネジ増し締め固定時には、基台をホルダーに強
固に押し付け、ホルダーと基台の固定面で生じる摩擦力
でつられて回るのを回避している。この場合、調整治具
の構成が複雑になる。また、押し付け力が大きくなるた
めホルダーが変形し、調整終了後に調整治具押し付け力
を解除すると変形がもどり調整値からずれる。
【0009】(3)上記(2)の対策として、基台とホ
ルダー接合面の面精度を研磨加工などで仕上げる方法が
あるが、コストアップになる。
【0010】本発明の目的は、ネジ増し締め固定時の調
整ズレを低減すると共に、コストダウンを図ることがで
きる射出光学装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、光源である半導体レーザと、該半
導体レーザを保持する基台と、上記半導体レーザの射出
光を平行光束化するコリメータレンズと、該コリメータ
レンズを保持する鏡筒と、該鏡筒を内装支持するホルダ
ーと、上記半導体レーザを発光駆動させる電気回路基板
を有し、上記ホルダーと基台の接合面に、接着固定用の
溝部を追加し、上記ホルダーと基台を接着固定し、なお
上記基台またはホルダーの端部にスナップフィット形状
を形成し、上記基台とホルダーをスナップフィットと接
着材で固定したことを特徴とする。
【0012】
【実施例】図1に、本発明の第1実施例を示す。
【0013】このレーザ射出装置の概略構成図におい
て、1は半導体レーザ、2はコリメータレンズ、3はコ
リメータレンズ2を支持する鏡筒である。4は鏡筒3を
支持するホルダーである。4a,4bはホルダー4に形
成された、接着固定用の溝である。4cは鏡筒3と、ホ
ルダー4を固定する溝である。5は半導体レーザ1を保
持し、半導体レーザ1の発熱を放熱する基台である。6
は半導体レーザ1を駆動する電気回路基板である。
【0014】レーザ射出装置の組み立ては、以下の手順
にて行う。すなわち、半導体レーザ1は、基台5に圧入
固定する。電気回路基板6には、半導体レーザ1を実装
する。次に、鏡筒3にコリメータレンズ2を組み込み、
ホルダー4に鏡筒3を組み込む。さらに半導体レーザ1
とコリメータレンズ2の光軸を、X−Y方向に調整して
所定の範囲に合わせ込む。この状態で、調整治具のフィ
ンガー部7a,7bにより基台を保持固定する。基台5
の固定面は、ホルダー4の固定面よりも大きくし、基台
5の端部を、調整治具のフィンガーブ7a,7bが固定
できるようにする。
【0015】次に鏡筒3をピント方向(Z方向)に、調
整工具8によって、移動させ調整を行って組み立てが完
了する。
【0016】ホルダー4と基台5、ホルダー4と鏡筒3
の固定は、接着材によって行われ、同時に各々の接着デ
ィスペンサー9,10,11によって接着溝4a,4
b,4cに流し込まれ固定される。
【0017】本実施例では、接着固定溝4a,4bをホ
ルダー4に設けているが、基台5に設けても同様の効果
が得られる。
【0018】図2に、本発明の第2実施例を示す。
【0019】実施例1と同一部材は同一番号で示す。こ
れレーザ射出装置の概略構成図において、基台5を樹脂
モールドに製作し、ホルダー4との固定のために、基台
5の端部にスナップフィット形状部5−a,5−bを設
ける。基台5は、半導体レーザ1の発熱による発光光量
の低下を防止するために、放熱板の役割を果たしてい
る。基台5の材質は、熱伝導性を向上させるために、金
属フィラーを充填させるとよい。
【0020】この場合、基台5を調整治具にて押え込む
必要はなく、調整工具の小型化に寄与する。
【0021】図3に、本発明の第3実施例を示す。
【0022】実施例1と同一部材は同一番号で示す。こ
のレーザ射出装置の概略構成図において、ホルダー4を
樹脂モールドにて製作し、基台5との固定のために、ホ
ルダー4の端部にスナップフィット形状部4−d,4−
eを設ける。
【0023】この場合、基台5を調整治具にて押え込む
必要はなく、調整工具の小型化に寄与する。
【0024】また接着溝4a,4bに接着材を流し込
み、スナップフィットと併用して固定すれば、信頼性は
向上する。
【0025】また、スナップフィット固定構造を用いる
ことで、接着材が完全硬化するまで治具で押え込んでい
る時間が不要となるので、組立時間が短縮され、組み立
て性が向上する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
射出光学装置の半導体レーザの基台と、コリメータレン
ズの鏡筒ホルダーとを接着材により固定することによ
り、以下の効果がある。
【0027】(1)ネジ固定から接着固定とすることに
より、ネジの増し締め固定時の調整ズレが低減できる。
【0028】(2)ネジを削減できるので、部品上コス
トダウンとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示した射出光学装置を示
す要部斜視図である。
【図2】本発明の第2実施例を示した射出光学装置を示
す要部斜視図である。
【図3】本発明の第3実施例を示した射出光学装置を示
す要部斜視図である。
【図4】従来例を示した走査光学装置を示す要部斜視図
である。
【図5】(a)は従来例を示した射出光学装置を示す側
面図、(b)はその正面図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ 2 コリメータレンズ 3 鏡筒 4 ホルダー 5 基台

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源である半導体レーザと、 該半導体レーザを保持する基台と、 上記半導体レーザの射出光を平行光束化するコリメータ
    レンズと、 該コリメータレンズを保持する鏡筒と、 該鏡筒を内装支持するホルダーと、 上記半導体レーザを発光駆動させる電気回路基板を有
    し、 上記ホルダーと基台の接合面に、接着固定用の溝部を追
    加し、上記ホルダーと基台を接着固定したことを特徴と
    する射出光学装置。
  2. 【請求項2】 上記基台またはホルダーの端部にスナッ
    プフィット形状を形成し、上記基台とホルダーをスナッ
    プフィットと接着材で固定したことを特徴とする請求項
    1記載の射出光学装置。
JP3300700A 1991-11-15 1991-11-15 射出光学装置 Pending JPH05136952A (ja)

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JP3300700A JPH05136952A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 射出光学装置

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JP3300700A JPH05136952A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 射出光学装置

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JPH05136952A true JPH05136952A (ja) 1993-06-01

Family

ID=17888032

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JP3300700A Pending JPH05136952A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 射出光学装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08248285A (ja) * 1995-03-13 1996-09-27 Nec Corp 光源装置
JP2009002987A (ja) * 2007-06-19 2009-01-08 Konica Minolta Business Technologies Inc レーザ走査装置及び画像形成装置
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US7940440B2 (en) 2007-06-19 2011-05-10 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Laser scanning device and image forming apparatus
CN102156280A (zh) * 2011-01-27 2011-08-17 王小刚 防撞雷达系统的三维可调激光发射装置
US8193554B2 (en) 2008-06-18 2012-06-05 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Optical member having photocurable resin and method for manufacturing the optical member

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