JPH0127713B2 - - Google Patents

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JPH0127713B2
JPH0127713B2 JP60038040A JP3804085A JPH0127713B2 JP H0127713 B2 JPH0127713 B2 JP H0127713B2 JP 60038040 A JP60038040 A JP 60038040A JP 3804085 A JP3804085 A JP 3804085A JP H0127713 B2 JPH0127713 B2 JP H0127713B2
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JP
Japan
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rotary plate
molding device
molding
food
shaft member
Prior art date
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Application number
JP60038040A
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English (en)
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JPS61195670A (ja
Inventor
Katsusuke Shimokawa
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Sun Plant Industry Co Ltd
Original Assignee
Sun Plant Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sun Plant Industry Co Ltd filed Critical Sun Plant Industry Co Ltd
Priority to JP60038040A priority Critical patent/JPS61195670A/ja
Publication of JPS61195670A publication Critical patent/JPS61195670A/ja
Publication of JPH0127713B2 publication Critical patent/JPH0127713B2/ja
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  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコロツケ、ハンバーグ等の練物食品を
自動的に連続して重層成形できる練物食品重層成
形装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般にハンバーグやコロツケ等の練物食品を型
に充填して成形し、この成形品を型から抜くとき
に、成形品が押出具に付着し、抜き出したときに
成形品の一部が欠損しているといつた問題があつ
た。そのため本願発明者と同一人が、この問題を
解決するために、円筒状の中空型部材と、該中空
型部材の中空部に係合し、内面に上部から下端近
傍まで縦溝を形成した中間筒部材と、該中間筒部
材に係合し、上部に係合杆を有する作動軸部材と
の組合せからなる成形器具を開発し、上記の問題
を解決していた。
すなわち、この成形器具は、中空型部材に中間
筒部材、該中間筒部材に作動軸部材を嵌入し、次
に中空型部材に嵌入した中間筒部材と作動軸部材
を上昇させて中空型部材内に練物食品の成形空間
部を形成し、この成形空間部に練物食品を充填す
る。次に中間筒部材と作動軸部材とを下降させて
成形品を中空型部材から押し出し、この状態で中
間筒部材より作動軸部材を縦溝部の手前まで上昇
させて真空部を形成する。更に該作動軸部材を上
昇させて真空部に縦溝部から空気を吸引する。次
に、上昇させた作動軸部材を再び下降させて真空
部に吸引した空気を圧縮し、中間筒部材の下面に
付着した成形品を圧縮空気圧で下方に落下させる
ものであつた。
そして、従来は、この成形器具を具備した回転
型練物食品成形装置によつてハンバーグやコロツ
ケ等の練物成形品を製造していた。すなわち、こ
の回転型練物食品成形装置は、中空型部材と、該
中空型部材の中空部に係合し、内面に上部から縦
溝を形成した中間筒部材と、該中間筒部材に係合
し、上部に係合機構を有する作動軸部材とからな
る成形器具を設けた練物食品成形装置において、
外周部近傍に複数の孔を穿設すると共に該孔に上
記成形器具を付設した回転板を固定軸に回動自在
に取付け、且つ該回転板を回転させる駆動機構を
設けると共に、該回転板の回転によつて、上記成
形器具の中間筒部材と作動軸部材を作動させる作
動機構を設けた支持部材を、回転板の上方に位置
させて前記固定軸に固定させた構成であつた。
そして、この装置の作用は、駆動機構によつて
成形器具を付設した回転板を間欠的に回転させ、
練物食品を該成形器具に供給する所定位置で、回
転板を一時的に停止させて成形器具内に練物食品
を供給する。供給が完了すると、ふたたび回転板
を回転させて成形器具を移動させる。この移動に
伴つて、回転板の上方の支持部材に設けた作動機
構によつて、該成形器具の中間筒部材と作動軸部
材を作動させると共に、所定角度回転後、再び回
転板の回転を停止させ、作動機構の一要素によつ
て成形器具内の成形品を下方に打ち出す。また、
この成形器具が押出位置に位置したとき、回転板
に設けた他の成形器は練物食品供給位置に位置
し、上記押出し工程中に該成形器具に練物食品が
充填される。従来の上記回転型練物食品成形装置
は、この動作を順次くり返して練物食品を自動的
に成形するものであつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、最近は消費者の好みの多様化によ
り、種類の違う材料を重ねたハンバーグやコロツ
ケ等の練物食品成形品が要求されてきている。
そのため上記従来の装置では、その構造から、
製造される練物食品の成形品は一層、すなわち、
成形品全体が同一材料のものしか製造することが
できなかつた。
本発明は、このような点に鑑みて開発された装
置であり、その目的は、異なる種々の材料からな
る練物食品を自動的に型に充填し連続的に2層以
上の重層成形品を生産できる装置を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
架台等に立設された固定軸8に付設され、外周
部近傍に、少なくとも3箇所以上、孔20を穿設
した回転板3と、この回転板3の各々の孔20に
配設される成形器具4と、回転板3の上方に配位
され、上記固定軸8に固定される支持部材32
と、各々の成形器具4に練物食品を充填する練物
食品供給装置とを備えてなり、回転板3が、間欠
的に回転可能な駆動機構を備え、成形器具4が、
回転板3の孔20内に配置される中空型部材21
と、この中空型部材21に嵌合し、且つ内面に上
部から溝27を形成した中間筒部材22と、この
中間筒部材22に嵌合し、且つ上部に掛合機構2
4を有する作動軸部材23とを有し、支持部材3
2が、作動軸部材23の掛合機構24と当接でき
るストツパー35a,35b,35cを有すると
ともに、前記中間筒部材22と作動軸部材23と
を、上下動させる作動機構6を有してなり、これ
等のストツパー35a,35b,35cが、支持
部材32の下面、且つ回動板3が間欠的に停止し
たとき、成形器具4に対応する位置に、回転板3
2の回転方向に対し順次取付け高さを高くして配
位され、一方、作動機構6が、上記ストツパー3
5a,35b,35cの内、最も高いストツパ3
5cのあとに配位され、作動軸部材23と中間筒
部材22とを押し下げる押し下げ手段と、この押
し下げ手段のあとに配位され、作動軸部材23の
みを引き上げる引き上げ手段と、この引き上げ手
段のあとに、且つ回転板3が間欠的に停止したと
き、成形器具4に対応する位置に、引き下げた作
動軸部材23を押し下げて成形した練物食品を排
出する成形打出し具44とを備え、練物食品供給
装置が、先端に練物食品を成形器具4に充填する
供給口36を有する接続管51を備え、この接続
管51の供給口36を、回転板3が間欠的に停止
したとき、各成形器具4の下部に対応する位置に
配位させてなることを特徴とする練物食品重層成
形装置を提供することにより、上記問題点を解決
した。
〔作用〕
成形器具を設けた回転板を間欠的に回転させ、
所定の停止位置で成形器具に練物食品供給機によ
つて練物食品を充填する。練物食品が充填される
と成形器具の作動軸部材は、中間筒部材と共に充
填圧によつて上昇し、支持部材の下面に設けたス
トツパーに、この作動軸部材の掛合機構が当接
し、作動軸部材及び中間筒部材の上昇は停止す
る。このとき、成形器具の中空型部材内には、作
動軸部材と中間筒部材が上昇した分だけ、所定厚
さに練物食品が充填されることになる。
この動作を完了すると、回転板は再び回転し、
次のストツパー位置に上記成形器具が来たとき、
回転板は停止する。このストツパー取付け高さ
は、前記ストツパーより高くしてある。そしてこ
の成形器具に、また別の練物食品供給装置から上
記充填した材料と異なる材料を供給する。このこ
とによつて、作動軸部材及び中間筒部材は、充填
圧によつて再び上方のストツパーに作動軸部材の
掛合機構が当接するまで上昇し停止する。このと
き、成形器具の中空型部材内には、前記と同様に
作動軸部材と中間筒部材が上昇した分だけ、所定
厚さに練物食品が充填されることになる。
このようにして、成形品を二層以上にする場合
は、ストツパー取付け位置まで順次回転板を回転
させ、上述の動作を行なつて、成形器具内に異種
の練物食品を充填する。このようにして所望の層
の重層成形品を形成する。そして、支持部材に設
けた最終ストツパーのあとに設けた作動機構によ
つて成形された重層成形品を成形器具から排出す
る。すなわち、回転板の上方の支持部材に設けた
作動機構によつて、該成形器具の中間筒部材と作
動軸部材を作動させると共に、所定角度回転後、
再び回転板の回転を停止させ、作動機構の一要素
によつて成形器具内の成形品を下方に打ち出す。
また、この成形器具が押出し位置に位置したと
き、回転板に設けた他の成形器は練物食品供給位
置に位置し、上記押出し工程中にこの成形器具に
練物食品が充填される。この動作を順次くり返し
て練物食品の連続自動重層成形を行なう。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。
第1図〜第4図に示すように、Aは練物食品重
層成形装置の全体を示し、重層成形装置本体1と
練物食品供給装置2(2a,2b,2c)から構
成されている。そして重層成形装置本体1は、練
物食品を成形する成形器具4を具備した回転板3
を回転軸5に付設し、この回転軸5を駆動機構に
よつて間欠的に回転するようにしたものである。
そして回転板3の上方の支持部材32には作動機
構6を設け、上記成形器具4の各組合せ部材を順
次作動させて練物食品の重層成形品を自動的に押
し出し生産できるようにしてある。また、この実
施例では、上記成形器具4に複数の種類の練物食
品を供給するために設けられる練物食品供給装置
2として、スクリユーフイーダBが用いられる。
勿論、練物食品供給ポンプであつてもよい。
そこで、上記練物食品重層成形装置Aを具体的
に説明する。
成形装置1の各構成部品は架台7に設けられて
いる。そして、架台7の中央部には固定軸8が設
けられ、該固定軸8の下端部は外径を細くしてネ
ジ切りしてある。このネジ切り部分は、架台6の
中間に横設した固定材9の孔10に挿通されてい
る。そして、孔10から突出した該ネジ切り部分
にナツト11を取付け、該固定軸8を固定材9に
固定してある。また該固定軸8の上部は、外径を
先端にいくにしたがつて三段階に細く形成し、先
端部12と中間部13及び軸部14を形成してい
る。そして先端部12と中間部13はネジ切りし
てある。
また、該固定軸8には、上記固定材9の上方の
軸部分と上記軸部14に、軸受15,15を夫々
嵌着してある。そしてこの軸受15,15を介し
て固定軸7に円筒状の回転軸5が設けられてい
る。また回転軸5の長さは、固定材9の少し上方
から軸部14上端近傍までの軸太の固定軸8部分
を被う長さに形成してある。更に、該回転軸5の
下端近傍には大歯車16が嵌着してある。この大
歯車16は、駆動機構(図示省略)と連結させ、
上記回転軸5に回転動力を伝達させるためのもの
である。また、該回転軸5は、架台7の上部に設
けた各フランジ形ユニツト17に支持されてい
る。18はシールである。そして、回転軸5の上
部近傍にはフランジ19が付設されていて、該フ
ランジ19に載置するようにして回転軸5に回転
板3が嵌着されている。該回転板3はボルトでフ
ランジ19に固定されている。この回転板3は、
数cm位の厚みの円形状の板材であり、外周に添つ
て90゜間隔に4箇所、孔20を穿設してある。そ
して、この夫々の孔20に成形器具4が設けられ
ている。すなわち、該成形器具4は、テフロンで
形成された中空型部材21と中間筒部材22と作
動軸部材23と、該作動軸部材23の上部に付設
した掛合機構24とから構成されている。
そして上記中空型部材21は、上端に鍔25を
有する円筒材であり、鍔25の部分以外の筒の長
さは、回転板3の厚さと同一寸法としてある。こ
の中空型部材21は、回転板3の孔20に鍔25
を上にして嵌着し、ボルトで回転板3に固定され
ている。
また、中間筒部材22は、上記中空型部材21
内に摺動可能に嵌着できる、上端に鍔26を有し
た円筒材である。そして該中間筒部材22には、
上端から下端近傍まで少なくとも一箇所以上に縦
溝27が形成されている。また、上記鍔26の上
面には、後述する作動機構6と接触する隆起部2
8が形成されている。そして、該中間筒部材22
の鍔26以外の筒の長さは、中空型部材21の全
高と同一寸法としてある。また、中間筒部材22
は、廻り止メピンによつて中空型部材21に上下
動可能で且つ回動しないようにしてある。
作動軸部材23は、上端に鍔29を有する丸軸
材であり、上記中間筒部材22内に摺動可能に嵌
合できるようにしたものである。そして、作動軸
部材23の鍔29の部分以外の長さは、中間筒部
材22の全高と同一寸法としてある。また、該作
動軸部材23の鍔29にも中間筒部材22に立設
した廻り止メピンが係合してあり、作動軸部材2
3が上下動可能で且つ回動しないようにしてあ
る。更に作動軸部材23の上部には、掛合機構2
4が付設されている。すなわち、該掛合機構24
は、コ字状のブラケツト30と、係合ローラ31
とから構成されている。そして、該係合ローラ3
1はコ字形ブラケツト30の上部内側に対向する
ように回動自在に設けられている。
32は成形器具4の上記各部材を操作する作動
機構6を付設した支持部材である。該支持部材3
2は円盤形で厚さ15mm〜20mm位の板材であり、固
定軸8によつて支持されている。すなわち、該支
持部材32の根元部は、先端に比べ強度的に肉厚
に形成し、孔33を穿設して中間部13にスリー
ブを介して嵌入してある。また、嵌入した根元部
は、その上下に設けた締付け具34によつて挟持
され、支持部材32を固定軸8に固定してある。
締付け具34,34は、中間部13に螺合してあ
り、回すことにより支持部材32を上下に移動さ
せることができるようになつている。このことに
よつて、支持部材32全体を任意に上下に移動さ
せることができ、成形器具4で形成する練物成形
品の全体の厚さを任意に調節することができる。
また、前記回転板3が回転したときに、この回
転板3に付設した成形器具4の上方に位置するよ
うに、上記支持部材32の下面に90゜間隔に3箇
所、取付け高さの相違するストツパー35a,3
5b,35cが調節可能に付設してある。更にこ
の支持部材32には、成形器具4に充填された練
物食品をスムーズに排出させるための作動機構6
が付設してある。またストツパー35a,35
b,35cを取付けた各位置には、練物食品供給
装置2であるスクリユーフイーダBが夫々設けて
ある。上記ストツパーの取付け高さは、第2図及
び第3図に示すように、ストツパー35aの位置
では低く、ストツパー35cにいくにしたがつて
順次所望高さに高くして取付けてある。そして最
終のストツパー35cの取付け位置からストツパ
ー35aの間で且つストツパー35cの次に、
90゜の間隔の間に作動機構6を付設してある。
そして、上記各ストツパーは、練物食品成形装
置2の供給口36の上方に設けられている。各ス
トツパーは、ストツプ板37と螺杆38とナツト
39からなり、成形器具4の作動軸部材23が上
昇したとき、該作動軸部材23にブラケツト30
を介して付設した係合ローラ31と当接するよう
にしてある。そして、係合ローラ31と当接する
ストツプ板37は、螺杆38を介して支持部材3
2に上下調節可能に取付けられている。該螺杆3
8を上下に調節することにより、成形器具4内で
形成されるハンバーグ等の成形品の微妙な肉厚
を、前記した締め付け具34による支持部材32
の上下動の調整とは別に、微妙に調整することが
できる。
また、作動機構6を、第4図によつて具体的に
説明すると、該作動機構6は、上部案内板40
と、下部案内板41と、押下げローラ42と、押
下げ維持板43及び成形品打出し具44とから構
成されている。そして、ストツパー35cの次
に、上部案内板40と下部案内板41が支持部材
32に付設されている。すなわち、該上部案内板
40は、帯状の下方に湾曲した板材であり、螺
杆、ナツトによつて支持部材32に上下に調整可
能に取付けられている。また、該上部案内板40
の長さは、上記ストツパ板37の一端近傍から押
下げ維持板43近傍までの長さにしてある。
また、下部案内板41は、上部案内板40の下
方に所望間隔を以つてほぼ平行に支持部材32に
設けられている。すなわち、該下部案内板41
は、湾曲した上部案内板40に添つて下方に湾曲
した板材であり、押下げ維持板43の前端部から
後述する成形品打出し具44の手前までは水平に
成形してある。そして、該下部案内板41の両端
及び中央部は、ボルト、ナツトによつて上下調整
可能に支持部材32に取付けられている。
また、上記下部案内板41上面と、成形器具4
の係合ローラ31とが当接する位置には、押下げ
ローラ42が設けられている。すなわち、該押下
げローラ42は上部案内板40の後端部手前で、
且つ上部案内板40または下部案内板41の支持
部材32への取付け位置より外周で、且つ成形器
具4の中間筒部材22に形成した隆起部28と当
接する位置に螺杆を介して、上下調整可能にナツ
トで支持部材32に取付けられている。
また、該押下げローラ42の次に押下維持板4
3が設けられている。すなわち、該押下げ維持板
43は、帯状の板材であり螺杆、ナツトによつて
上下調節可能なように支持部材32に取付けられ
ている。そして、前記押下げローラ42によつて
中間筒部材22が該軸部材23の上昇に伴つて上
昇しないようにしてある、この状態を更に維持す
るために、押下げ維持板43が、支持部材32の
押下げローラ42取付け位置と同一外周に設けら
れている。
更に、支持部材32の後端部近傍の上部には、
成形品打出し具44が付設されている。すなわ
ち、該成形品打出し具44としてこの実施例で
は、空気圧シリンダが用いられている。そして、
該空気圧シリンダは、そのロツド45の真下に、
回転板3の回転によつて成形器具4の作動軸部材
23がロツド45の真下にくるように支持部材3
2に取付けられている。そして、該ロツド45
は、支持部材32に穿設した孔から下方に突出で
きるようになつている。またロツド45の先端に
はゴム材が付設され、作動軸部材23を打圧した
とき、シヨツクを柔らげるようにしてある。
次に、成型器具4を付設した回転板3の駆動機
構について説明する。該駆動機構(一部図示省
略)は、モータと無段変速機と減速機並びにクラ
ツチ、ブレーキから構成されている。そして、こ
の駆動機構の各構成要素は架台6に夫々取付けら
れている。そして、該架台6は二段に仕切られ、
下段にはモータと無段変速機、減速機、ブレー
キ、クラツチが夫々配設されている。また、モー
タと減速機は並列に配設され、該減速機とモータ
はクラツチ、ブレーキ、無段変速機を介して連接
されている。また、減速機の出力軸と入力軸と
は、動力伝達方向を90゜異にしている。そして該
減速軸は、架台6の上段に位置したケーシングに
よつて支持されていると共に、該出力軸には、前
記大歯車16と噛合する小歯車46が嵌着されて
いる。この大歯車16と小歯車46の歯数比は、
4:1であり、小歯車46を1回転させることに
より、大歯車16は1/4回転し、回動軸16を介
して設けた回転板3も1/4回転することになる。
更に小歯車46から突出した出力軸47の先端に
は、保持部材48が嵌着されている。該保持部材
48には、連結杆49を介してローラ50が回動
自在に取付けられている。そして、出力軸47の
回転により上記ローラ50が、リミツトスイツチ
(図示省略)のアクチエータと接触するように、
架台の所定位置に該リミツトスイツチが付設され
ている。
本発明に係る一実施例の多層練物食品成型装置
1は叙述のようにして構成されている。
また、練物食品供給装置2である前記各スクリ
ユーフイーダBは、第1図に示すように供給口3
6を形成する部分、すなわち、支持部材32の下
面に密接する部分がナイロンで形成されている。
そして、該供給口36は、接続管51を介して練
物食品送りスクリユー52のケーシング53に、
該スクリユー52の軸方向に対し直角に接続され
ている。54は練物食品を投入するホツパー、5
5は撹拌羽根、該撹拌羽根55は歯車56を介し
てスクリユー52の歯車57と噛合されていて、
該スクリユー52の回転と共に回転するようにな
つている。またこのスクリユー52は、スプロケ
ツト、チエーン、スプロケツト及び減速機を介し
てモータに接続されている。
次に、重層練物食品成型装置の使用状態につい
て説明する。
成型器具4を取付けた回転板3は、モータの駆
動により回転する。また、練物食品を成型器具4
に供給するスクリユーフイーダBも、モータの駆
動により練物食品を供給口36から回転板3側に
押圧供給し始める。このようにして回転板3が回
転し以下の動作が順次行なわれてていく。
すなわち、回転板3を回転させる駆動機構の出
力軸47に、保持部材48、連結管49を介して
取付けたローラ50が、架台に設けたリミツトス
イツチのアクチエータを蹴ることにより電気的制
御によつてブレーキ、クラツチが作動し、回転板
3はタイマーで設定された時間だけ回転を一時停
止する。
この回転板3が停止したとき、各成形器具4は
各スクリユーフイーダBの供給口36の上に位置
する。そして、先ずスクリユーフイーダB供給口
36から練物食品が成形器具4の中空型部材21
内に充填される。この充填による押圧により、中
間筒部材22と作動軸部材23は上方に押し上げ
られる。そして、該作動軸部材23にブラケツト
30を介して設けられた係合ローラ31は、該ロ
ーラ31の上方に設けた取付け高さの一番低いス
トツパー35aのストツプ板37に当り、中間筒
部材22と作動軸部材23の上昇は停止する。こ
の間、回転板3は上記タイマー設定により停止し
ている。そして練物食品の成形器具4への供給が
完了すると、電気的制御によつてブレーキ、クラ
ツチが作動し、再び回転板3は回転する。
回転板3が、回転を始めると、成形器具4の下
部に接続されているスクリユーフイーダBの供給
口36は、成形器具4からはずれ、回転板3の下
面に密接して塞がれた状態となる。
一方、成形器具4内に充填された練物食品はそ
の粘着力により、中間筒部材22と、作動軸部材
23との下面及び中空型部材21の下部周壁に付
着した状態となる。
これにより、回転板3の回転中も、下方に落ち
ることなく、この状態を維持することができる。
そして次にスクリユーフイーダBの供給口の位
置、すなわち、ストツパー35b取付け位置にこ
の成型器具4が位置した時、回転板3は停止す
る。そしてスクリユーフイーダBから種類の異な
る練物食品が前記で充填された成型器具4の中に
充填される。練物食品が充填されると中間筒部材
22と作動軸部材23は再び上昇し、成形器具側
の係合ローラ31がこのストツパー35bのスト
ツプ板37に当るまで食品は充填される。充填が
完了すると、回転板3は再び90゜回転する。この
とき、後に充填された種類の異なる練物食品は、
その粘着力により、先に充填された練物食品の下
部及び中空型部材21の下部周壁に付着した状態
となつて、成形器具4内に充填された状態を維持
する。そして、この成形器具4がストツパー35
c位置にきた時に停止する。そしてこの成形器具
4内にまた別の練物食品が更に充填され、その上
部の練物食品に付着して、この成形器具内は三種
類の練物食品で三層になる。この位置での練物食
品の充填が完了すると再び回転板3は回転し、前
記作動機構6に成形器具4は制御され充填した練
物食品は外部に排出される。
すなわち、回転板3の回転により成形器具4の
係合ローラ31は、下方に湾曲した作動機構6の
上部案内板40の下面に徐々に当接していく。こ
のことによつて、作動軸部材23と中間筒部材2
2は下方に押し下げられ、成型器具4内の練物食
品は成型されて押し出される。この押し出された
成型品は、その粘着力により、中間筒部材22と
作動軸部材23の下面に付着した状態となる。こ
の状態で更に回転板3は回転していく。そして、
この回転によつて上部案内板40から徐々に離れ
ていく上記係合ローラ31は、今度は下部案内板
47の上面と接する。そして、下部案内板41と
接した係合ローラ38は、該下部案内板41の上
昇に伴つて上昇し、該係合ローラ31にブラケツ
ト30を介して連結した作動軸部材23も再び上
昇していく。この時、作動軸部材23が上昇し始
める位置に設けた押下げローラ42に、中間筒部
材22の隆起部28が当接し、該作動軸部材23
と密着嵌合している。中間筒部材22の上昇を阻
止する。作動軸部材23は、係合ローラ31によ
つて下部案内板41に案内されて更に上昇してい
く。この時、成型器具内の作動軸部材23と成形
品との空隙部に、縦溝27から空気が吸引され
る。一方、成形品は、粘着力により、中間筒部材
22の下面に付着した状態を維持する。また、上
記押下げローラ42によつて上昇を阻止された中
間筒部材22は、今度は押下げローラ42の次に
設けた押下げ維持板43によつて引き続き上昇を
阻止され続ける。そして、該成形器具4が成形打
出し具44の位置にきたとき、出力軸47に設け
たローラ50も一回転して再びリミツトスイツチ
のアクチエータを蹴る。このことによつて、ブレ
ーキ、クラツチが作動し、回転板3は停止する。
次にシリンダが作動してロツド45が突出下降
し、作動軸部材23を打圧する。このことによつ
て、成型器具4の作動軸部材23と成形品の空隙
部に吸引された空気が圧縮され、中間筒部材22
の環状下面に付着した成形品は、下方に突き落と
される。そして、下方に配設したコンベヤ(図示
省略)によつて落下した成形品は搬送されてい
く。また、上記成型器具4がシリンダの下方に位
置しているとき、回転板3に設けた各成型器具は
各スクリユーフイーダーBの供給口36の上方に
位置し、夫々該成形器具4に練物食品が供給され
る。本願発明に係る装置は、この一連の動作を順
次くり返していく。尚、本発明は上記実施例に限
定されるものではなく、成形器具4を回転板3に
3箇所、5箇所、6箇所あるいはそれ以上設ける
と共に練物食品供給装置もこの成形器具4の付設
分だけ増すようにするも自由である。
〔効果〕
以上、叙述のように本発明は、練物食品重層成
形装置本体の成形器具に、間欠的に順次種類の相
違する材料を充填でき、多層の重層成形品を生産
することができる。
これにより、消費者の要求に応えることのでき
る新規な物を提供することができるようになる。
また、成形品を成形器具から押し出している間
に、他の夫々の成形器具に、種類の異なる練物食
品を同時に充填することができる。
これにより、本発明の練物食品重層成形装置を
使用することにより、従来の一層成形品を生産す
る時間と同じ時間で、多層の成形品を生産するこ
とができるようになる。
以上のように、本発明は、生産効率の良い有用
且つ実用的な装置を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は概略平面図、第2図は本発明の一実施
例を示す要部断面図斜視図、第3図は各ストツパ
ーと成形器具の関係を示す説明図、第4図は作動
機構と成形器具との関係を示す説明図。 2……練物食品供給装置、3……回転板、4…
…成形器具、5……回転軸、6……作動機構、2
4……掛合機構、32……支持部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 架台等に立設された固定軸8に付設され、外
    周部近傍に、少なくとも3箇所以上、孔20を穿
    設した回転板3と、この回転板3の各々の孔20
    に配設される成形器具4と、回転板3の上方に配
    位され、上記固定軸8に固定される支持部材32
    と、各々の成形器具4に練物食品を充填する練物
    食品供給装置とを備えてなり、 回転板3が、間欠的に回転可能な駆動機構を備
    え、 成形器具4が、回転板3の孔20内に設置され
    る中空型部材21と、この中空型部材21に嵌合
    し、且つ内面に上部から溝27を形成した中間筒
    部材22と、この中間筒部材22に嵌合し、且つ
    上部に掛合機構24を有する作動軸部材23とを
    有し、 支持部材32が、作動軸部材23の掛合機構2
    4と当接できるストツパー35a,35b,35
    cを有するとともに、前記中間筒部材22と作動
    軸部材23とを、上下動させる作動機構6を有し
    てなり、 これ等のストツパー35a,35b,35c
    が、支持部材32の下面、且つ回動板3が間欠的
    に停止したとき、成形器具4に対応する位置に、
    回転板32の回転方向に対し順次取付け高さを高
    くして配位され、 一方、作動機構6が、上記ストツパー35a,
    35b,35cの内、最も高いストツパ35cの
    あとに配位され、作動軸部材23と中間筒部材2
    2とを押し下げる押し下げ手段と、この押し下げ
    手段のあとに配位され、作動軸部材23のみを引
    き上げる引き上げ手段と、この引き上げ手段のあ
    とに、且つ回転板3が間欠的に停止したとき、成
    形器具4に対応する位置に、引き下げた作動軸部
    材23を押し下げて成形した練物食品を排出する
    成形打出し具44とを備え、 練物食品供給装置が、先端に練物食品を成形器
    具4に充填する供給口36を有する接続管51を
    備え、この接続管51の供給口36を、回転板3
    が間欠的に停止したとき、各成形器具4の下部に
    対応する位置に配位させてなることを特徴とする
    練物食品重層成形装置。
JP60038040A 1985-02-26 1985-02-26 練物食品重層成形装置 Granted JPS61195670A (ja)

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JP7247088B2 (ja) * 2018-03-30 2023-03-28 株式会社ニチレイフーズ 食品成型装置及び食品の製造方法

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