JPS61195670A - 練物食品重層成形装置 - Google Patents

練物食品重層成形装置

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JPS61195670A
JPS61195670A JP60038040A JP3804085A JPS61195670A JP S61195670 A JPS61195670 A JP S61195670A JP 60038040 A JP60038040 A JP 60038040A JP 3804085 A JP3804085 A JP 3804085A JP S61195670 A JPS61195670 A JP S61195670A
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food
stopper
rotary plate
attached
molding
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Katsusuke Shimokawa
克介 下川
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Sun Plant Industry Co Ltd
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Sun Plant Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコロッケ、ハンバーグ等の練物食品を自動的に
連続して重層成形できる練物食品重層成形装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
一般にハンバーグやコロッケ等の練物食品を型に充填し
て成形し、この成形品を型から抜くときに、成形品が押
出具に付着し、抜き出したときに成形品の一部が欠損し
ているといった問題があった。そのため本願発明者と同
一人が、この問題を解決するために、円筒状の中空型部
材と、該中空型部材の中空部に係合し、内面に上部から
下端近傍まで縦溝を形成した中間筒部材と、該中間筒部
材に係合し、上部に係合杆を有する作動軸部材との組合
せからなる成形器具を開発し、上記の問題を解決してい
た。
すなわち、この成形器具は、中空型部材に中間筒部材、
該中間筒部材に作動軸部材を嵌入し、次に中空型部材に
嵌入した中間筒部材と作動軸部材を上昇させて中空型部
材内に練物食品の成形空間部を形成し、この成形空間部
に練物食品を充填する。次に中間筒部材と作動軸部材と
を下降させて成形品を中空型部材から押し出し、この状
態で中間筒部材より作動軸部材を縦溝部の手前まで上昇
させて真空部を形成する。更に該作動軸部材を上昇させ
て真空部に縦溝部から空気を吸引する。次に、−上昇さ
せた作動軸部材を再び下降させて真空部に吸引した空気
を圧縮し、中間筒部材の下面に付着した成形品を圧縮空
気圧で下方に落下させるものであった。
そして、従来は、この成形器具を具備した回転型練物食
品成形装置によってハンバーグやコロッケ等の練物成形
品を製造していた。すなわち、この回転型練物食品成形
装置は、中空型部材と、該中空型部材の中空部に係合し
、内面に上部から縦溝を形成した中間筒部材と、該中間
筒部材に係合し、上部に保合機構を有する作動軸部材と
からなる成形器具を設けた練物食品成形装置において、
外周部近傍に複数の孔を穿設すると共に該孔に上記成形
器具を付設した回転板を固定軸に回動自在に取付け、且
つ該回転板を回転させる駆動機構を設けると共に、該回
転板の回転によって、上記成形器具の中間筒部材と作動
軸部材を作動させる作動機構を設けた支持部材を、回転
板の上方に位置させて前記固定軸に固定させた構成であ
った。
そして、この装置の作用は、駆動機構によって成形器具
を付設した回転板を間欠的に回転させ、練物食品を該成
形器具に供給する所定位置で、回転板を一時的に停止さ
せて成形器具内に練物食品を供給する。供給が完了する
と、ふたたび回転板を回転させて成形器具を移動させる
この移動に伴って、回転板の上方の支持部材に設けた作
動機構によって、該成形器具の中間筒部材と作動軸部材
を作動させると共に、所定角度回転後、再び回転板の回
転を停止させ、作動機構の一要素によって成形器具内の
成形品を下方に打ち出す。また、この成形器具が押出位
置に位置したとき、回転板に設けた他の成形器は練物食
品供給位置に位置し、上記押出し工程中に該成形器具に
練物食品が充填される。従来の上記回転型練物食品成形
装置は、この動作を順次くり返して練物食品を自動的に
成形するものであった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、最近は消費者の好みの多様化により、種類の
違う材料を重ねたハンバーグやコロッケ等の練物食品成
形品が要求されてきている。
そのため上記従来の装置では、その構造から、製造され
る練物食品の成形品は一層、すなわち、成形品全体が同
一材料のものしか製造することができなかった。
本発明は、このような点に鑑みて開発された装置であり
、その目的は、異なる種々の材料からなる練物食品を自
動的に型に充填し連続的に2層以上の重層成形品を生産
できる装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を有効に達するために下記のような
構成にしである。すなわち、外周縁近傍に孔を少なくと
も2箇所以上穿設した回転板を、回動自在に固定軸に付
設しである。そして、この回転板の孔に、中空型部材と
、この中空型部材に係合し、且つ内面に上部から溝を形
成した中間筒部材と、この中間筒部材に係合し、上部に
掛合機構を有する作動軸部材とからなる成形器具を設け
である。そして前記回転板の上方に支持部材を前記固定
軸に固定して設け、この支持部材の下面に、回転板の回
転方向に対し順次取付は高さを高くした、作動軸部材の
掛合機構と当接できるストッパーを設けると共に、付設
した最終のストッパーのあとに、前記中間筒部材と作動
軸部材を上下動させる作動機構をこの支持部材に付設し
である。そして前記回転板に付設した成形器具が、順次
上記ストッパー位置で停止するように、回転板を間欠的
に回転させる駆動機構を設けである。更に、スト・ツバ
−付設位置にて停止した各成形器具に練物食品を充填で
きる練物食品供給装置を設けである。
〔作用〕
成形器具を設けた回転板を間欠的に回転させ、所定の停
止位置で成形器具に練物食品供給機によって練物食品を
充填する。練物食品が充填されると成形器具の作動軸部
材は、中間筒部材と共に充填圧によって上昇し、支持部
材の下面に設けたストッパーに、この作動軸部材の掛合
機構が当接し、作動軸部材及び中間筒部材の上昇は停止
する。このとき、成形器具の中空型部材内には、作動軸
部材と中間筒部材が上昇した分だけ、所定厚さに練物食
品が充填されることになる。
この動作を完了すると、回転板は再び回転し、次のスト
ッパー位置に上記成形器具が来たとき、回転板は停止す
る。このストッパー取付は高さは、前記ストッパーより
高くしである。そしてこの成形器具に、また別の練物食
品供給装置から上記充填した材料と異なる材料を供給す
る。
このことによって、作動軸部材及び中間筒部材は、充填
圧によって再び上方のストッパーに作動軸部材の掛合機
構が当接するまで上昇し停止する。このとき、成形器具
の中空型部材内には、前記と同様に作動軸部材と中間筒
部材が上昇した分だけ、所定厚さに練物食品が充填され
ることになる。
このようにして、成形品を二層以上にする場合は、スト
ッパー取付は位置まで順次回転板を回転させ、上述の動
作を行なって、成形器具内に異種の練物食品を充填する
。このようにして所望の層の重層成形品を形成する。そ
して、支持部材に設けた最終ストッパーのあとに設けた
作動機構によって成形された重層成形品を成形器具から
排出する。すなわち、回転板の上方の支持部材に設けた
作動機構によって、該成形器具の中間筒部材と作動軸部
材を作動させると共に、所定角度回転後、再び回転板の
回転を停止させ、作動機構の一要素によって成形器具内
の成形品を下方に打ち出す。また、この成形器具が押出
し位置に位置したとき、回転板に設けた他の成形器は練
物食品供給位置に位置し、上記押出し工程中にこの成形
器具に練物食品が充填される。この動作を順次くり返し
て練物食品の連続自動重層成形を行なう。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
第1図〜第4回に示すように、(A)は練物食品重層成
形装置の全体を示し、重層成形装置本体(1)と練物食
品供給装置+21 ((2a) (2b) (2c))
から構成されている。そして重層成形装置本体(11は
、練物食品を成形する成形器具(4)を具備した回転板
(3)を回転軸(5)に付設し、この回転軸(5)を駆
動機構によって間欠的に回転するようにしたものである
。そして回転板(3)の上方の支持部材(32)には作
動機構(6)を設け、上記成形器具(4)の各組合せ部
材を順次作動させて練物食品の重層成形品を自動的に押
し出し生産できるようにしである。また、この実施例で
は、上記成形器具(4)に複数の種類の練物食品を供給
するために設けられる練物食品供給装置(2)として、
スクリューフィーダ(B)が用いられる。勿論、練物食
品供給ポンプであってもよい。
そこで、上記練物食品重層成形装置(A)を具体的に説
明する。
成形装置(1)の各構成部品は架台(7)に設けられて
いる。そして、架台(7)の中央部には固定軸(8)が
設けられ、該固定軸(8)の下端部は外径を細くしてネ
ジ切りしである。このネジ切り部分は、架台(6)の中
間に横設した固定材(9)の孔(10)に挿通されてい
る。そして、孔(10)から突出した該ネジ切り部分に
ナンド0υを取付け、該固定軸(8)を固定材(9)に
固定しである。また該固定軸(8)の上部は、外径を先
端にいくにしたがって三段階に細く形成し、先端部0り
と中間部a1及び軸部04+を形成している。そして先
端部αのと中間部0濁はネジ切りしである。
また、該固定軸(8)には、上記固定材(9)の上方の
軸部分と上記軸部Q41に、軸受090つを夫々嵌着し
である。そしてこの軸受Q5) 051を介して固定軸
(7)に円筒状の回転軸(5)が設けられている。また
回転軸(5)の長さは、固定材(9)の少し上方から軸
部(10上端近傍までの軸部の固定軸(8)部分を被う
長さに形成しである。更に、該回転軸(5)の下端近傍
には大歯車Q[flが嵌着しである。この大歯車06+
は、駆動機構(図示省略)と連結させ、上記回転軸(5
)に回転動力を伝達させるためのものである。また、該
回転軸(5)は、架台(7)の上部に設けた各フランジ
形ユニット01に支持されている。
0匂はシールである。そして、回転軸(5)の上部近傍
にはフランジ0旬が付設されていて、該フランジ09)
に載置するようにして回転軸(5)に回転板(3)が嵌
着されている。該回転板(3)はボルトでフランジOl
に固定されている。この回転板(3)は、数cm位の厚
みの円形状の板材であり、外周に添って90°間隔に4
箇所、孔(20)を穿設しである。そして、この夫々の
孔(20)に成形器具(4)が設けられている。すなわ
ち、該成形器具(4)は、テフロンで形成された中空型
部材(21)と中間筒部材(22)と作動軸部材(23
)と、該作動軸部材(23)の上部に付設した掛合機構
(24)とから構成されている。
そして上記中空型部材(21)は、上端に鍔(25)を
有する円筒材であり、鍔(25)の部分以外の筒の長さ
は、回転板(3)の厚さと同一寸法としである。この中
空型部材(21)は、回転板(3)の孔(20)に鍔(
25)を上にして嵌着し、ボルトで回転板(3)に固定
されている。
また、中間筒部材(22)は、上記中空型部材(21)
内に摺動可能に嵌着できる、上端に鍔(26)を有した
円筒材である。そして該中間筒部材(22)には、上端
から下端近傍まで少なくとも一箇所以上に縦溝(27)
が形成されている。また、上記鍔(26)の上面には、
後述する作動機構(6)と接触する隆起部(28)が形
成されている。そして、該中間筒部材(22)の鍔(2
6)以外の筒の長さは、中空型部材(21)の全高と同
一寸法としである。また、中間筒部材(22)は、廻り
止メピンによって中空型部材(21)に上下動可能で且
つ回動しないようにしである。
作動軸部材(23)は、上端に鍔(29)を有する丸軸
材であり、上記中間筒部材(22)内に摺動可能に、嵌
合できるようにしたものである。そして、作動軸部材(
23)の鍔(29)の部分以外の長さは、中間筒部材(
22)の全高と同一寸法としである。
また、該作動軸部材(23)の鍔(29)にも中間筒部
材(22)に立設した廻り止メピンが係合してあり、作
動軸部材(23)が上下動可能で且つ回動しないように
しである。更に作動軸部材(23)の上部には、掛合機
構(24)が付設されている。すなわち、該掛合機構(
24)は、コ字形のブラケット(30)と、保合ローラ
(31)とから構成されている。そして、該係合ローラ
(31)はコ字形プラケット(30)の上部内側に′対
向するように回動自在に設けられている。
(32)は成形器具(4)の上記各部材を操作する作動
機構(6)を付設した支持部材である。該支持部材(3
2)は円盤形で厚さ15mm〜20mm位の板材であり
、固定軸(8)によって支持されている。
すなわち、該支持部材(32)の根元部は、先端に比べ
強度的に肉厚に形成し、孔(33)を穿設して中間部0
1にスリーブを介して嵌入しである。また、嵌入した根
元部は、その上下に設けた締付は具(34)によって挟
持され、支持部材(32)を固定軸(8)に固定しであ
る。締付は具(34) (34)は、中間部0萄に螺合
してあり、回すことにより支持部材(32)を上下に移
動させることができるようになっている。このことによ
って、支持部材(32)全体を任意に上下に移動させる
ことができ、成形器具(4)で形成する練物成形品の全
体の厚さを任意に調節することができる。
また、前記回転板(3)が回転したときに、この回転板
(3)に付設した成形器具(4)の上方に位置するよう
に、上記支持部材(32)の下面に90°間隔に3箇所
、取付は高さの相違するストッパー(35a) (35
b) (35c)が調節可能に付設しである。更にこの
支持部材(32)には、成形器具(4)に充填された練
物食品をスムーズに排出させるための作動機構(6)が
付設しである。またストッパー(35a) (35b)
 (35c)を取付けた各位置には、練物食品供給装置
(2)であるスクリューフィーダ(B)が夫々設けであ
る。上記各ストッパーの取付は高さは、第2図及び第3
図に示すように、ストッパ(35a) の位置では低く
、ストッパー(35c) にいくにしたがって順次所望
高さに高くして取付けである。そして最終のストッパー
(35c)の取付は位置からストッパー(35a)の間
で且つストッパー(35c)の次に、90°の間隔の間
に作動機構(6)を付設しである。
そして、上記各ストッパーは、練物食品成形装置(2)
の供給口(36)の上方に設けられている。
各ストッパーは、ストップ板(37)と螺杵(38)と
ナソ) (39)からなり、成形器具(4)の作動軸部
材(23)が上昇したとき、該作動軸部材(23)にブ
ラゲット(30)を介して付設した保合ローラ(31)
と当接するようにしである。そして、係合ローラ(31
)と当接するストップ板(37)は、螺杵(38)を介
して支持部材(32)に上下調節可能に取付けられてい
る。該螺杵(38)を上下に調節することにより、成形
器具(4)内で形成されるハンバーグ等の成形品の微妙
な肉厚を、前記した締め付は具(34)による支持部材
(32)の上下動の調整とは別に、微妙に調整すること
ができる。
また、作動機構(6)を、第4図によって具体的に説明
すると、該作動機構(6)は、上部案内板(40)と、
下部案内板(41)と、押下げローラ(42)と、押下
げ維持板(43)及び成形品打出し具(44)とから構
成されている。そして、ストッパー(35c)の次に、
上部案内板(40)と下部案内板(41)が支持部材(
32)に付設されている。すなわち、該上部案内板(4
0)は、帯状の下方に湾曲した板材であり、螺杵、ナン
ドによって支持部材(32)に上下に調整可能に取付け
られている。また、該上部案内板(40)の長さは、上
記ストッパ板(37)の一端近傍から押下げ維持板(4
3)近傍までの長さにしである。
また、下部案内板(41)は、上部案内板(40)の下
方に所望間隔を以ってほぼ平行に支持部材(32)に設
けられている。すなわち、該下部案内板(41)は、湾
曲した上部案内板(40)に添って下方に湾曲した板材
であり、押下げ維持板(43)の前端部から後述する成
形品打出し具(44)の手前までは水平に成形しである
。そして、該下部案内板(41)の両端及び中央部は、
ボルト、ナツトによって上下調整可能に支持部材(32
)に取付けられている。
また、上記下部案内板(41)上面と、成形器具(4)
の係合ローラ(31)とが当接する位置には、押下げロ
ーラ(42)が設けられている。すなわち、該押下げロ
ーラ(42)は上部案内板(40)の後端部手前で、且
つ上部案内板(40)または下部案内板(41)の支持
部材(32)への取付は位置より外周で、且つ成形器具
(4)の中間筒部材(22)に形成した隆起部(28)
と当接する位置に螺杵を介して、上下調整可能にナンド
で支持部材(32)に取付けられている。
また、該押下げローラ(42)の次に押下維持板(43
)が設けられている。すなわち、該押下げ維持板(43
)は、帯状の板材であり螺杵、ナツトによって上下調節
可能なように支持部材(32)に取付けられている。そ
して、前記押下げローラ(42)によって中間筒部材(
22)が該軸部材(23)の上昇に伴って上昇しないよ
うにしである、この状態を更に維持するために、押下げ
維持板(43)が、支持部材(32)の押下げローラ(
42)取付は位置と同一外周に設けられている。
更に、支持部材(32)の後端部近傍の上部には、成形
品打出し具(44)が付設されている。すなわち、該成
形品打出し具(44)としてこの実施例では、空気圧シ
リングが用いられている。そして、該空気圧シリングは
、そのロンド(45)の真下に、回転板(3)の回転に
よって成形器具(4)の作動軸部材(23)がロンド(
45)の真下にくるように支持部材(32)に取付けら
れている。そして、該ロンド ′(45)は、支持部材
(32)に穿設した孔から下方に突出できるようになっ
ている。またロンド(45)の先端にはゴム材が付設さ
れ、作動軸部材(23)を打圧したとき、ショックを柔
らげるようにしである。
次に、成型器具(4)を付設した回転板(3)の駆動機
構について説明する。該駆動機構(一部図示省略)は、
モータと無段変速機と減速機並びにクラッチ、ブレーキ
から構成されている。そして、この駆動機構の各構成要
素は架台(6)に夫々取付けられている。そして、該架
台(6)は二段に仕切られ、下段にはモータと無段変速
機、減速機、ブレーキ、クラッチが夫々配設されている
また、モータと減速機は並列に配設され、該減速機とモ
ータはクラッチ、ブレーキ、無断変速機を介して連接さ
れている。また、減速機の出力軸と入力軸とは、動力伝
達方向を90°異にしている。そして該減速軸は、架台
(6)の上段に位置したケーシングによって支持されて
いると共に、該出力軸には、前記大歯車06)と噛合す
る小歯車(46)が嵌着されている。この大歯車06)
と小歯車(46)の歯数比は、4 :1であり、小歯車
(46)を1回転させることにより、大歯車061は1
74回転し、回動軸06)を介して設けた回転板(3)
も174回転することになる。更に小歯車(46)から
突出した出力軸(47)の先端には、保持部材(48)
が嵌着されている。該保持部材(48)には、連結杆(
49)を介してローラ(50)が回動自在に取付けらレ
テイル。そして、出力軸(47)の回転により上記ロー
ラ(50)が、リミットスイッチ(図示省略)のアクチ
ェータと接触するように、架台の所定位置に該リミット
スイッチが付設されている。
本発明に係る一実施例の多層練物食品成型装置(1)は
叙述のようにして構成されている。
また、練物食品供給装置(2)である前記各スクリュー
フィーダ(B)  は、第1図に示すように供給口(3
6)を形成する部分、すなわち、支持部材(32)の下
面に密接する部分がナイロンで形成されている。そして
、該供給口(36)は、接続管(51)を介して練物食
品送りスクリュー(52)のケーシング(53)に、該
スクリュー(52)の軸方向に対し直角に接続されてい
る。(54)は練物食品を投入するホッパー、(55)
は攪拌羽根、該攪拌羽根(55)は歯車(56)を介し
てスクリュー(52)の歯車(57)と噛合されていて
、該スクリュー(52)の回転と共に回転するようにな
っている。またこのスクリュー(52)は、スプロケッ
ト、チェーン、スプロケット及び減速機を介してモータ
に接続されている。
次に、重層練物食品成型装置の使用状態について説明す
る。
成型器具(4)を取付けた回転板(3)は、モータの駆
動により回転する。また、練物食品を成型器具(4)に
供給するスクリューフィーダ(B)  も、モータの駆
動により練物食品を供給口(36)から回転板(3)側
に押圧供給し始める。このようにして回転板(3)が回
転し以下の動作が順次行なわれてていく。
すなわち、回転板(3)を回転させる駆動機構の出力軸
(47)に、保持部材(48)、連結管(49)を介し
て取付けたローラ(50)が、架台に設けたりミツトス
イッチのアクチェータを蹴るごとにより電気的制御によ
ってブレーキ、クラッチが作動し、回転板(3)はタイ
マーで設定された時間だけ回転を一時停止する。
この回転板(3)が停止したとき、各成型器具(4)は
各スクリューフィーダ(B) の供給口(36)の上に
位置する。そして、先ずスクリューフィーダ(B)供給
口(36)から練物食品が成型器具(4)の中空型部材
(21)内に充填される。この充填による押圧により、
中間筒部材(22)と作動軸部U’(23)は上方に押
し上げられる。そして、該作動軸部材(23)にブラケ
ット(30)を介して設けられた係合ローラ(31)は
、該ローラ(31)の上方に設けた取付は高さの一番低
いストッパー(35a) のストップ板(37)に当り
、中間筒部材(22)と作動軸部材(23)の上昇は停
止する。この間、回転板(3)は上記タイマー設定によ
り停止している。そして練物食品の成型器具(4)への
供給が完了すると、電気的制御によってブレーキ、クラ
ッチが作動し、再び回転板(3)は回転する。
そして次にスクリューフィーダ(B)の供給口の位置、
すなわち、ストッパ(35b)取付は位置にこの成型器
具(4)が位置した時、回転板(3)は停止する。そし
てスクリューフィーダ(B)から種類の異なる練物食品
が前記で充填された成型器具(4)の中に充填される。
練物食品が充填されると中間筒部材(22)と作動軸部
材(23)は再び上昇し、成形器具側の保合ローラ(3
1)がこのストッパー(35b)のストップ板(37)
に当るまで食品は充填される。充填が完了すると、回転
板(3)は再び90°回転し、この成形器具(4)がス
トッパー(35c)位置にきた時に停止する。そしてこ
の成形器具(4)内にまた別の練物食品が更に充填され
、この成形器具内は三種類の練物食品で三層になる。こ
の位置での練物食品の充填が完了すると再び回転板(3
)は回転し、前記作動機構(6)に成形器具(4)は制
御され充填した練物食品は外部に排出される。
すなわち、回転板(3)の回転により成形器具(4)の
保合ローラ(31)は、下方に湾曲した作動機構(6)
の上部案内板(40)の下面に徐々に当接していく。こ
のことによって、作動軸部材(23)と中間筒部材(2
2)は下方に押し下げられ、成型器具(4)内の練物食
品は成型されて押し出される。この押し出された成型品
は、その粘着力により、中間筒部材(22)と作動軸部
材(23)の下面に付着した状態となる。この状態で更
に回転板(3)は回転していく。そして、この回転によ
って上部案内板(40)から徐々に離れていく上記係合
ローラ(31)は、今度は下部案内板(47)の上面と
接する。
そして、下部案内板(41)と接した係合ローラ(38
)は、該下部案内板(41)の上昇に伴って上昇し、該
保合ローラ(31)にブラケット(30)を介して連結
した作動軸部材(23)も再び上昇していく。
この時、作動軸部材(23)が上昇し始める位置に設け
た押下げローラ(42)に、中間筒部材(22)の隆起
部(28)が当接し、該作動軸部材(23)と密着嵌合
している。中間筒部材(22)の上昇を阻止する。作動
軸部材(23)は、保合ローラ(31)によって下部案
内板(41)に案内されて更に上昇していく。この時、
成型器具内の作動軸部材(23)と成形品との空隙部に
、縦iII (27)から空気が吸引される。また、上
記押下げローラ(42)によって上昇を阻止された中間
筒部材(22)は、今度は押下げローラ(42)の次に
設けた押下げ維持板(43)によって引き続き上昇を阻
止され続ける。そして、該成形器具(4)が成形打出し
具(44)の位置にきたとき、出力軸(47)に設けた
ローラ(50)も一回転して再びリミソトスインチのア
クチェータを蹴る。このことによって、ブレーキ、クラ
ッチが作動し、回転板(3)は停止する。次にシリンダ
が作動してロンド(45)が突出下降し、作動軸部材(
23)を打圧する。このことによって、成型器具(4)
の作動軸部材(23)と成形品の空隙部に吸引された空
気が圧縮され、中間筒部材(22)の環状下面に付着し
た成形品は、下方に突き落とされる。
そして、下方に配設したコンベヤ(図示省略)によって
落下した成形品は搬送されていく。また、上記成型器具
(4)がシリンダの下方に位置しているとき、回転板(
3)に設けた各成型器具は各スクリューフィーダー(B
)の供給口(36)の上方に位置し、夫々該成形器具(
4)に練物食品が供給される。本願発明に係る装置は、
この一連の動作を順次くり返していく。尚、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、成形器具(4)を
回転板(3)に3箇所 、5箇所、6箇所、あるいはそ
れ以上設けると共に練物食品供給装置もこの成形器具(
4)の付設骨だけ増すようにするも自由である。
〔効 果〕
以上、叙述のように本発明は、練物食品重層成形装置本
体の成形器具に、間欠的に順次種類の相違する材料を充
填でき、多層の重層成形品を生産することができる。そ
のため、従来の一層の成形品にはない新規な練物食品等
の成形品を生産することができる。また、成形品を成形
器具から押し出している間に、他の成形器具に練物食品
を充填できるので、生産効率も良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は概略平面図、第2図は本発明の一実施例を示す
要部断面図斜視図、第3図は各ストッパーと成形器具の
関係を示す説明図、第4図は作動機構と成形器具との関
係を示す説明図。 (2)・・・練物食品供給装置、(3)・・・回転板、
(4)・・・成形器具、(5)・・・回転軸、(6)・
・・作動機構、(24)・・・掛合機構、(32)・・
・支持部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、外周縁近傍に孔(10)を少なくとも2箇所以上穿
    設した回転板(3)を、回動自在に固定軸(8)に付設
    すると共に、この回転板(3)の孔(20)に、中空型
    部材(21)と、この中空型部材(21)に係合し且つ
    内面に上部から溝(27)を形成した中間筒部材(22
    )と、この中間筒部材(22)に係合し上部に掛合機構
    (24)を有する作動軸部材(23)とからなる成形器
    具(4)を設け、且つ前記回転板(3)の上方に支持部
    材(32)を前記固定軸(8)に固定して設け、且つこ
    の支持部材(32)の下面に、回転板(32)の回転方
    向に対し順次取付け高さを高くした、作動軸部材(23
    )の掛合機構(24)と当接できるストッパー(35a
    )(35b)(35c)を設けると共に、付設した最終
    のストッパー(35c)のあとに、前記中間筒部材(2
    2)と作動軸部材(23)を上下動させる作動機構(6
    )を支持部材(32)に付設し、且つ前記回転板(3)
    に付設した成形器具(4)が、順次上記ストッパー位置
    に停止するように回転板(3)を間欠的に回転させる駆
    動機構を設け、更に、ストッパー付設位置にて停止した
    各成形器具(4)に練物食品を充填できる練物食品供給
    装置を設けたことを特徴とする練物食品重層成形装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7113227B1 (en) 1999-11-25 2006-09-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Gradation correcting apparatus gradation correcting method and video display apparatus
WO2019188744A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 株式会社ニチレイフーズ 食品成型装置及び食品の製造方法

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