JPH0884553A - 餃子麺皮の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 歩留りが良く、しかも少量であっても製造が
可能な餃子麺皮の製造方法を提供する。 【構成】 予め付着防止処理がなされた雌型１１内に、
混練された餃子麺皮の原料を所定量投入し、雌型１１に
嵌合する雄型１６を押し込んで投入された原料を雌型１
１内で広げて薄板状の餃子麺皮６９を形成し、次に、形
成された餃子麺皮６９を雌型１１から取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、生産効率が良い餃子麺
皮の製造方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】餃子麺皮は、塩、小麦粉、水等を混練し
て練状物を造り、これをロール圧延によって一定幅、一
定厚みの連続帯状物にした後、円形に打ち抜いて製造さ
れていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、円形の
餃子麺皮を製造する過程において、圧延して連続帯状物
となった生地を、円形に打ち抜くために大量の抜きかす
が発生し、歩留りが下がるという欠点がある。そこで、
抜きかすを再度原料に戻して混練し、連続帯状物に圧延
しているが、白色の餃子麺皮が灰色になって品質が劣化
するという問題がある。また、前記従来例に係る製造方
法は、大量の餃子麺皮を製造する場合には一応採用でき
るが、少量の餃子麺皮を機械化した装置で製造する場合
には不都合であるという問題点がある。本発明はかかる
事情に鑑みてなされたもので、歩留りが良く、しかも少
量であっても製造が可能な餃子麺皮の製造方法を提供す
ることを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項１
記載の餃子麺皮の製造方法は、予め付着防止処理がなさ
れた雌型内に、混練された餃子麺皮の原料を所定量投入
し、前記雌型に嵌合する雄型を押し込んで投入された前
記原料を該雌型内で広げて薄板状の餃子麺皮を形成し、
次に、形成された餃子麺皮を前記雌型から取り出すよう
にして構成されている。また、請求項２記載の餃子麺皮
の製造方法は、請求項１記載の方法において、前記付着
防止処理は、可食粉を前記雌型内に塗布するようにして
構成されている。なお、ここで、可食粉としては例え
ば、小麦粉等のように餃子麺皮の原料として使用されて
いる乾燥粉末を使用するのが好ましい。請求項３記載の
餃子麺皮の製造方法は、請求項１又は２記載の方法にお
いて、前記雄型には振動部が設けられて、前記雌型内の
原料に振動を加えながら押圧するようにして構成されて
いる。そして、請求項４記載の餃子麺皮の製造方法は、
請求項１又は２記載の方法において、雄型及びこれと嵌
合する雌型を複数組有し、餃子麺皮の原料を順次押圧し
て、薄板状の餃子麺皮を形成するようにして構成されて
いる。

【０００５】

【作用】請求項１〜４記載の餃子麺皮の製造方法におい
ては、餃子麺皮の原料を所定量ずつ切り出し、予め付着
防止処理がなされた雌型内に投入し、これを雄型によっ
て偏平に加工している。従って、投入された原料の全て
を使用して餃子麺皮が製造され、これによって混練され
た餃子麺皮の原料が一回の加工で、その全部が餃子麺皮
になる。なお、ここで、雌型及び雄型の搬送はロータリ
式であっても、例えばチェーンコンベアを利用する順送
式であっても本発明は適用される。特に、請求項２記載
の餃子麺皮の製造方法においては、付着防止処理として
可食粉を雌型内に塗布するようにしているので、付着性
のある餃子麺皮の原料であっても、雌型に付着すること
なく成型ができる。請求項３記載の餃子麺皮の製造方法
においては、雄型に振動部が設けられているので、押圧
する餃子麺皮の原料に加振力が作用し、これによって原
料の流動性が増して、少ない押圧力で前記原料が偏平に
なる。そして、請求項４記載の餃子麺皮の製造方法にお
いては、雄型及びこれと嵌合する雌型を複数組有し、餃
子麺皮の原料を順次複数回押圧して、薄板状の餃子麺皮
を製造するようにしているので、強引に一回で偏平処理
をする場合に比較して、無理なく偏平するので、製品不
良の少ない餃子麺皮の製造が可能となる。

【０００６】

【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ本発明を
具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図１は本発明の第１の実施例に係る餃子麺
皮の製造方法を適用した装置の概略側面図、図２は前記
装置を構成する成型プレスの側面図、図３は同部分正面
図、図４は前記装置の製品排出手段の平面図、図５は本
発明の第２の実施例に係る餃子麺皮の製造方法を適用し
た装置の概略側面図、図６は本発明の第３の実施例に係
る餃子麺皮の製造方法を適用した装置の概略平面図であ
る。

【０００７】まず、本発明の第１の実施例に係る餃子麺
皮の製造方法を適用した装置１０について説明すると、
餃子麺皮の原料を入れて成型する雌型１１を搬送するチ
ェーンコンベア１２と、雌型１１に可食粉の一例である
小麦粉を入れる粉体供給手段１３と、雌型１１内に供給
された粉体を雌型１１内に塗布する攪拌手段１４と、雌
型１１内に餃子麺皮の原料を供給する原料投入手段１５
と、昇降する雄型１６を備える成型プレス１７と、成型
された餃子麺皮を下部に排出する製品排出手段１８と、
排出された餃子麺皮を受け取って搬送するベルトコンベ
ア１９とを有している。以下、これらについて詳しく説
明する。

【０００８】前記チェーンコンベア１２は、両側のリン
クプレートとこれらを連結するピンを備えたチェーン
に、複数の雌型１１が取付けられ、一方に図示しない従
動鎖車、他方に駆動鎖車を備えて、図示しない制御装置
からの信号によって、間歇移動し、雌型１１を一定距離
ずつ移動させるようになっている。前記雌型１１は周囲
の枠体２０と、横方向から抜き差しできる下部の底板２
１とを備え、テーブル２２を摺動し、更に成型プレス１
７の下部載置台２３にあっては側部の位置決めガイド２
４、２５中を移動するようになっている。

【０００９】前記粉体供給手段１３は、図示しない支持
部材によって支持される上部のホッパー２６と、ホッパ
ー２６の下部に設けられたロータリバルブ２７と、これ
を駆動するモータ２８とを有し、内部に入った小麦粉を
少量切り出し、雌型１１内に投入するようになってい
る。

【００１０】前記攪拌手段１４は、図示しない支持部材
に取付けられている昇降シリンダー２９と、昇降シリン
ダー２９によって上下する小型モータ３０と、小型モー
タ３０の出力軸に取付けられているブラシ３１とを有
し、下部の雌型１１内に少量投入された小麦粉を攪拌し
て雌型１１内に付着させ、粘性のある餃子麺皮の原料が
雌型１１内に付着しないようにしている。

【００１１】前記原料投入手段１５は、図示しない支持
部材によって支持され、内部に昇降するピストン３２が
設けられた筒状の原料容器３３と、ピストン３２にロッ
ド３４を介して連結され、該ピストン３２を昇降するシ
リンダー３５と、原料容器３３の下端に設けられたカッ
トゲート３６とを有している。前記原料容器３３の上部
中間には原料投入口３７が設けられ、予めミキサー等に
よって混練した餃子麺皮の原料を、ピストン３２を上昇
させた状態で投入できるようになっている。そして、原
料を入れた後にピストン３２を徐々に下降して下部の吐
出口３８から所定長さの原料を排出し、カットゲート３
６によって切断して下部の雌型１１内に投入するように
なっている。なお、前記カットゲート３６は、吐出口３
８の下部両側に配置された刃３９、４０とこれらを駆動
するソレノイド４１、４２を備えて構成されている。

【００１２】前記成型プレス１７は、図１〜図３に示す
ように、下部載置台２３に立設された４本の支柱４３
と、４本の支柱４３の上部に取付けられこれを固定する
上フレーム４４と、支柱４３の中間部を摺動移動する昇
降フレーム４５と、これを昇降させるシリンダー４６
と、昇降フレーム４５の下部に取付けられた雄型１６と
を有している。そして、前記雄型１６は内部に振動源を
備えた加振部４７、制振鋼材、プラスチック、場合によ
っては硬質ゴム等からなって、加振部４７からの振動を
減衰させて昇降フレーム４５に伝えるようにした緩衝部
材４８を介して昇降フレーム４５に取付けられている。

【００１３】前記昇降フレーム４５の前後には支持ブラ
ケット４９、５０を介して位置決めローラ５１、５２が
取付けられ、昇降フレーム４５が下降する場合に、下部
の雌型１１の前後に当接して雌型１１の位置決めを行う
ようになっている。下部載置台２３の両側には、前述し
たように位置決めガイド２４、２５が設けられ、雌型１
１の左右方向の位置決めをしている。なお、雌型１１に
パイロット孔を設け、昇降するパイロットピンによって
位置決めすることも可能である。

【００１４】前記成型プレス１７の側部には、シリンダ
ー５３によって進退する粉体容器５４が設けられ、常時
は内部に小麦粉を入れておき、雄型１６が上昇した位置
で図３に示すようにプレス内に進入し、次に雄型１６を
少し下げることによって、小麦粉が雄型１６の表面に付
着し、成型時に雄型１６に原料が付着しないようになっ
ている。なお、５５、５６は粉体容器５４用のガイドで
ある。ここで、雄型１６に原料が付着しない材料（例え
ば、テフロン等）で表面をコーティングすることによっ
て、このような粉体を雄型に付着させる機構を省略する
ことも可能である（雌型１１の場合も同様）。

【００１５】前記製品排出手段１８は、下部載置台２３
に取付けられた４本の支柱５７と、支柱５７の上部に取
付けられた上部フレーム５８と、下部にノックアウト用
の金型５９が設けられて支柱５７を昇降移動する昇降フ
レーム６０と、昇降フレーム６０を昇降するシリンダー
６１とを有し、更に図４に示すように、チェーンコンベ
ア１２の進行方向とは直交する方向に雌型１１の底板２
１を進退する第１及び第２のスライド機構６２、６３が
設けられている。そして、第１のスライド機構６２は雌
型１１の下部の底板２１（図４に斜線で示す）を一側方
から押圧する第１の押圧板６４とこれを進退するシリン
ダー６５とを有し、第２のスライド機構６３は前記底板
２１を他側方から押圧する第２の押圧板６６とこれを進
退するシリンダー６７とを有し、通常は底板２１によっ
て雌型１１は容器状となっているが、第１の押圧板６４
で底板２１を一方から押した場合には、底板２１に形成
されている切欠き６８によって雌型１１の底部が開放
し、上部に金型５９を下降することによって、内部の餃
子麺皮６９が下方に排出するようになっている。そし
て、第２の押圧板６６で前記底板２１を他方から押し戻
して、通常の閉塞位置に底板２１を配置するようになっ
ている。

【００１６】前記昇降フレーム６０の前後には支持ブラ
ケット７０、７１を介して位置決めローラ７２、７３が
設けられているのは前記成型プレス１７と同様である。
そして、前記製品排出手段１８の下部にはベルトコンベ
ア１９が設けられて、製品排出手段１８によって排出さ
れた餃子麺皮６９を順次外部に搬出するようになってい
る。

【００１７】続いて、前記装置１０を用いた本発明の一
実施例に係る餃子麺皮の製造方法を説明すると、チェー
ンコンベア１２に取付けられている雌型１１が所定位置
にある状態で、粉体供給手段１３から少量の小麦粉を雌
型１１内に投入し、チェーンコンベア１２を間歇送りし
て、この雌型１１を攪拌手段１４の直下部に配置し、攪
拌手段１４を作動させて雌型１１内に小麦粉を塗布す
る。これによって、餃子麺皮の原料が雌型１１から離れ
易いようにする。そして、チェーンコンベア１２を間歇
送りして原料投入手段１５の直下部に前記雌型１１を位
置させ、原料投入手段１５を作動させて上部から餃子麺
皮の原料を雌型１１内の中央に所定量投入する。なお、
ここで、原料の投入は、重量測定手段を設け更に重量を
測定した後にしてもよい。

【００１８】次に、チェーンコンベア１２を間歇送りし
て、成型プレス１７の直下部に前記雌型１１を配置し、
加振部４７を作動させながら、昇降フレーム４５を下降
させて、雌型１１内に雄型１６を挿入し、内部の餃子麺
皮の原料を押し潰す。この場合雄型１６には振動が加え
られているので、原料が円滑に押し潰される。なお、伸
展性の良い原料の場合には加振部４７及び緩衝部材４８
を省略し、直接原料を加圧して所定厚みの餃子麺皮を雌
型１１内に形成することもできる。

【００１９】なお、この工程で付着性の良い餃子麺皮の
原料を成型する場合には雄型１６にも原料が付着する。
そこで、雄型１６を上昇させた状態で、シリンダー５３
を伸ばして粉体容器５４を雄型１６の直下に配置し、雄
型１６を粉体容器５４の内底近傍まで下げて、粉体容器
５４内の小麦粉を付着させ、成型時に雄型１６に原料が
付着しないようにする。なお、粉体付着の動作は、小麦
粉を雄型１６に付着させた後、雄型１６が上昇しシリン
ダー５３を縮めて粉体容器５４を後退させた状態で、雄
型１６が下がり通常の成型を行う。

【００２０】更に、チェーンコンベア１２を作動させて
雌型１１を間歇送りして、製品排出手段１８の金型５９
の直下に配置する。そして、図４に示すように、シリン
ダー６５を作動させて第１の押圧板６４を前進させ、雌
型１１の底板２１をスライドして、底板２１を側方に退
避させると共に上部の金型５９を押し下げて餃子麺皮６
９を下部に落下させ、ベルトコンベア１９によって搬送
する。

【００２１】この場合、底板２１を抜くと餃子麺皮が直
ちに落下する場合には、底板２１の上に、雌型１１内に
遊嵌する薄い下板を配置し、この下板と共にベルトコン
ベア１９上に落下させてもよい。また、前記下板を比較
的重量のある材料によって構成し、底板２１の開放移動
と共に、下板の自重によって落下させ、雌型１１から餃
子麺皮６９を抜きとることも可能であり、この場合は上
部の下降する金型は不要となる。なお、下板上に載った
餃子麺皮は吸盤等を利用して簡単に下板から分離除去で
きる。また、吸盤を前記雌型１１の上部から直接餃子麺
皮に当てて取り出すこともできる。そして、前記実施例
は、一対の雌型と雄型で一つの餃子麺皮を成型するよう
にしていたが、同時に複数の餃子麺皮を製造するように
することも可能である。また、剥離性を向上したい場
合、あるいは場合によっては澱粉の質を変えたい場合に
は、雌型に対応するヒーターを配置し、雌型を昇温する
ことも可能である。

【００２２】続いて、図５に示す本発明の第２の実施例
に係る餃子麺皮の製造方法を適用した装置７９について
説明すると、架台８０にそれぞれ設けられた餃子麺皮の
成形プレス８１とノックアウトプレス８２とを有し、ス
ライドプレート８３の上に載置された金型内に投入され
た一定量の餃子麺皮の原料を成形プレス８１によって円
形板状とし、スライドプレート８３を移動させて次のノ
ックアウトプレス８２に移行させて、下部のチェーンコ
ンベア８３ａによって搬送される製品台８４上に個々に
排出している。従って、この装置７９を用いた場合には
一個づつ餃子麺皮を製造することができ、餃子麺皮の少
量生産に適応している。なお、この装置において、ノッ
クアウトプレスを省略し、成形プレスによって製造され
た餃子麺皮をスライドプレートを手前に引いて、金型に
乗った餃子麺皮を個々に取り出すようにすることも可能
である。

【００２３】次に、図６に示す本発明の第３の実施例に
係る餃子麺皮の製造方法を適用した装置８６について説
明するが、同図（Ａ）に示すように、回転テーブル８７
と、その上に乗った第１〜第３の成形プレス８８〜９０
と、ノックアウトプレス９１を備えている。餃子麺皮の
原料は第１の成形プレス８８の雌型９２内に入れるが、
第１の成形プレス８８の雄型９３は、同図（Ｂ）、
（Ｃ）に示すように底部が十字状に突出しており、これ
によって投入された一定量の原料を押し広げることにな
る。そして、第２の成形プレス８９においては、同図
（Ｄ）に示すように雄型９４が断面球状となっており、
これによって中央の原料を更に周辺に押しやることにな
る。以上の前処理を行った後、回転テーブル８７を更に
９０度回転させて同図（Ｅ）に示すように底部が平面状
の雄型９５によって円板状の餃子麺皮が製造され、次の
ノックアウトプレス９１によって搬出されることにな
る。

【００２４】なお、前記実施例において、水分を含んだ
餃子麺皮をプレスすると金型に餃子麺皮の原料が付着す
るので、適当に小麦粉等を噴霧あるいは粉を付着させて
おくのが好ましい。また、前記実施例においては、製造
された製品を下方にノックアウトしたが、雌型の底を上
部に上昇させ、先端鋭利の横板をスライドさせて掬い取
ることも可能である。

【００２５】

【発明の効果】請求項１〜４記載の餃子麺皮の製造方法
は以上の説明からも明らかなように、雌型内に原料を入
れて、これを雄型によって成型するようにしているの
で、原料の全部が餃子麺皮となる。従って、不要な部分
が成型されず、きわめて原料の使用効率がよい。また、
個々に雌型と雄型を用いて餃子麺皮を作るので、生産量
を任意に制御することができ、少量生産及び大量生産の
何れの場合であっても対応できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施例に係る餃子麺皮の製造方
法を適用した装置の概略側面図である。

【図２】前記装置を構成する成型プレスの側面図であ
る。

【図３】同部分正面図である。

【図４】製品排出手段の平面図である。

【図５】本発明の第２の実施例に係る餃子麺皮の製造方
法の説明図である。

【図６】本発明の第３の実施例に係る餃子麺皮の製造方
法の説明図である。

【符号の説明】

１０ 装置 １１ 雌型 １２ チェーンコンベア １３ 粉体供給手段 １４ 攪拌手段 １５ 原料投入手段 １６ 雄型 １７ 成型プレス １８ 製品排出手段 １９ ベルトコンベア ２０ 枠体 ２１ 底板 ２２ テーブル ２３ 下部載置台 ２４ 位置決めガイド ２５ 位置決めガイド ２６ ホッパー ２７ ロータリバルブ ２８ モータ ２９ 昇降シリンダ ３０ 小型モータ ３１ ブラシ ３２ ピストン ３３ 原料容器 ３４ ロッド ３５ シリンダー ３６ カットゲート ３７ 原料投入口 ３８ 吐出口 ３９ 刃 ４０ 刃 ４１ ソレノイド ４２ ソレノイド ４３ 支柱 ４４ 上フレーム ４５ 昇降フレーム ４６ シリンダー ４７ 加振部 ４８ 緩衝部材 ４９ 支持ブラケット ５０ 支持ブラケット ５１ 位置決めローラ ５２ 位置決めローラ ５３ シリンダー ５４ 粉体容器 ５５ ガイド ５６ ガイド ５７ 支柱 ５８ 上部フレーム ５９ 金型 ６０ 昇降フレーム ６１ シリンダー ６２ スライド機構 ６３ スライド機構 ６４ 第１の押圧板 ６５ シリンダー ６６ 第２の押圧板 ６７ シリンダー ６８ 切欠き ６９ 餃子麺皮 ７０ 支持ブラケット ７１ 支持ブラケット ７２ 位置決めローラ ７２ 位置決めローラ ７９ 装置 ８０ 架台 ８１ 成形プレス ８２ ノックアウトプレス ８３ スライドプレート ８３ａ チェーンコンベア ８４ 製品台 ８６ 装置 ８７ 回転テーブル ８８ 第１の成形プレス ８９ 第２の成形プレス ９０ 第３の成形プレス ９１ ノックアウトプレス ９２ 雌型 ９３ 雄型 ９４ 雄型 ９５ 雄型

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 予め付着防止処理がなされた雌型内に、
   混練された餃子麺皮の原料を所定量投入し、前記雌型に
   嵌合する雄型を押し込んで投入された前記原料を該雌型
   内で広げて薄板状の餃子麺皮を形成し、次に、形成され
   た餃子麺皮を前記雌型から取り出すことを特徴とする餃
   子麺皮の製造方法。
2. 【請求項２】 前記付着防止処理は、可食粉を前記雌型
   内に塗布する請求項１記載の餃子麺皮の製造方法。
3. 【請求項３】 前記雄型には振動部が設けられて、前記
   雌型内の原料に振動を加えながら押圧する請求項１又は
   ２記載の餃子麺皮の製造方法。
4. 【請求項４】 雄型及びこれと嵌合する雌型を複数組有
   し、餃子麺皮の原料を順次押圧して、薄板状の餃子麺皮
   を形成する請求項１又は２記載の餃子麺皮の製造方法。