JPH07246053A - 固形食品材料を可塑性食品材料で被層状態に被覆した団塊状被覆食品の製造法、およびその方法に用いる装置 - Google Patents

固形食品材料を可塑性食品材料で被層状態に被覆した団塊状被覆食品の製造法、およびその方法に用いる装置

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JPH07246053A
JPH07246053A JP6039685A JP3968594A JPH07246053A JP H07246053 A JPH07246053 A JP H07246053A JP 6039685 A JP6039685 A JP 6039685A JP 3968594 A JP3968594 A JP 3968594A JP H07246053 A JPH07246053 A JP H07246053A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 確実に固形食品材料を必要数ずつ被覆するこ
とができる団塊状被覆食品の製造法、およびその方法に
用いる装置を提供すること。 【構成】 可塑性食品材料を有底筒状態に準備する工程
と、固形食品材料を落す工程と、空気圧上昇により拡張
された内部空間に固形食品材料を落し込ませる工程と、
固形食品材料を密着被包せしめる工程と、団塊状に成形
切断する工程を組み合わせた。さらに、エクストルダ手
段と、固形食品材料供給手段と、プッシュ手段と、成形
ノズル手段と、成形切断機構部と、吸引手段と、圧気手
段とから構成される製造装置を実現した。 【効果】 確実に固形食品材料を必要数ずつ被覆した団
塊状被覆食品を形成することができ、しかも空気を全く
被包させることなく固形食品材料と可塑性食品材料とを
きわめて良好に密着させることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固形食品材料を複数種
の可塑性食品材料で被覆した団塊状被覆食品の製造法、
およびその方法に用いる装置、さらに詳しくは、捏粉地
(dough)、求肥餅地、飴、魚の擂り身(ground meat)、挽き
肉、マッシュポテトの如き可塑性食品材料を団塊状に成
形する際に、その中へ栗、苺、ナッツ、茹玉子、角切り
肉の如き固形食品材料を同時に封入して連続的に量産す
ることを可能とする方法、およびそのための装置に関す
るもので、例えば製菓業界や加工食品業界にとって誠に
有用である。
【0002】
【従来の技術】従来、苺を餡で被覆し更にその表面を薄
い餅で包んだ苺大福や栗を菓子生地で被覆した栗饅頭、
あるいは茹玉子を魚の擂り身で被覆した「バクダン」の
如き固形物を内包した被覆菓子や被覆加工食品は、これ
を機械的に連続生産し得る有効な方法や装置が存せず、
専ら手作業により手間暇掛けて製造していたのが実情で
あり、生産性の面からも、また衛生上の面からも改善の
必要があった。
【0003】上記の事情から、製菓業界や加工食品業界
においては、様々な研究・開発が絶えず行われている。
このような研究・開発の結果の一つとして、外皮の通路
となる外筒とその内側に内包材の通路となる内筒を同軸
に設け、複数の材料を同芯の棒状生地の連続体で吐出す
ると共に、前記内筒の下部に前記外筒の外側から挿入さ
れたパイプを通してプッシャにより固形物を前記棒状生
地の内包材の中に押し込み、この固形物含有の棒状生地
を所定の大きさに包被切断することによって、固形物含
有の団塊状被覆食品を機械的に量産する固形物供給装置
(実公平4−20218 号、実公平5−10625 号)がある。
【0004】ところが、かかる固形物供給装置による場
合には、棒状生地の内包材に固形物を連続して押し込む
ため、包被切断された団塊状被覆食品の中に固形物が不
用意に2個以上入っていたり、全く入っていなかったり
する可能性があり、確実に必要数の固形物を被覆した団
塊状被覆食品を製造することは非常に困難であった。ま
た、上記の固形物供給装置では、プッシャとパイプの内
壁との間に設けた隙間を介して外気とつながっているた
め、被覆食品の内部に空気が溜まって内部で固形物がゴ
トゴト動き易く、また衛生的にもあまり好ましくない。
さらに、固形物をプッシャの先端で直接押し込む構造に
なっているので、プッシャの先端に棒状生地等が付着し
たり、プッシャの戻りの際に棒状生地等の食品材料が吸
い込まれたりして固形物の通路となるパイプが詰まり易
くなるという不具合があった。
【0005】
【解決すべき技術的課題】本発明は、固形食品材料を複
数種の可塑性食品材料で被層状態に被覆した団塊状被覆
食品を製造する際に生ずる上記不具合に鑑みて為された
ものであり、確実に固形食品材料を必要数ずつ被覆した
団塊状被覆食品を得ることができる製造方法およびその
ための装置を提供することを技術的課題とするものであ
る。
【0006】また、本発明の技術的課題は、空気を全く
被包させることなく固形食品材料と可塑性食品材料とを
きわめて良好に密着させ剥離する惧れのない団塊状被覆
食品を形成することができる製造法とその装置を提供す
ることにある。
【0007】さらに、本発明の技術的課題は、固形食品
材料の通路が可塑性食品材料で詰まることなく、スム−
ズかつ確実に固形食品材料を投入できる製造法とその装
置を提供することにある。
【0008】さらに、本発明の他の技術的課題は、固形
食品材料および可塑性食品材料に何ら手を触れることな
く、自動的にかつ衛生的に団塊状被覆食品を製造できる
製造法とその装置を提供することにある。
【0009】
【課題解決のために採用した手段】本発明者が上記技術
的課題を解決するために採用した手段を、添附図面を参
照して説明すれば、次のとおりである。
【0010】即ち、本発明は、複数のシャッタ−81で囲
まれた成形切断領域82の上方へ可塑性食品材料Fを有底
筒状態に準備する工程と、この有底筒状態に準備された
可塑性食品材料の筒底内へ向けて固形食品材料通路72を
通じ固形食品材料Gを落す工程と、プッシュ手段6の給
排気ピストンヘッド63を下降せしめ、前記有底筒状の可
塑性食品材料内部の空気圧を上昇させて当該可塑性食品
材料の内部空間を拡張させ、拡張された内部空間に前記
固形食品材料Gを落し込ませる工程、前記ピストンヘッ
ド63の先端の通気孔64から空気を吸引して当該可塑性食
品材料を萎縮させて固形食品材料を密着被包せしめる工
程と、被包された固形食品材料の若干上部を有底筒状被
覆食品の外側から挟み込むように切断して団塊状に成形
する工程とを組み合わせるという工程的な処理手段を採
用することによって、上記技術的課題を解決する方法を
得ることを可能にした点に骨子がある。
【0011】また、本発明は、可塑性食品材料Fを圧送
して可塑性食品通路71へ供給するエクストルダ手段と、
固形食品材料Gを間歇的に固形食品材料通路72へ送り込
む固形食品材料供給手段5と、固形食品材料通路72内に
挿入された固形食品材料Gを可塑性食品材料F内に押し
込むピストン62およびその先端の給排気ピストンヘッド
63から成り、このピストンヘッド63の先端部に空けた通
気孔64を通して空気の吸引および吹き出しができるプッ
シュ手段6と、可塑性食品材料を有底筒状に成形し、固
形食品材料を収容する被包体を形成する成形ノズル手段
7と、被層状態に被覆された食品材料を団塊状に成形切
断する成形切断機構部8と、固形食品材料と可塑性食品
材料とを密着させる際に給排気ピストンヘッド63の先端
の通気孔64からピストン62内の空気通路65を通して空気
を吸引する吸引手段3と、ピストン62の上昇開始時に前
記ピストンヘッド63の先端の通気孔64からピストン62内
の空気通路65を通して空気を吹き出す圧気手段4とを組
み合わせるという手段を採用することによって、上記技
術的課題を解決する装置を得ることを可能にした点に骨
子がある。
【0012】
【実施例】以下、本発明を添附図面に示す実施例に基づ
いて更に詳しく説明する。なお、図1は本発明に係る実
施例装置を全体的に示す機構説明図、図2は固形食品材
料および可塑性食品材料の通路付近を拡大して示す正面
断面図、図3はピストンヘッドの先端部の平面図、図4
は図2のS−S線に沿った横断面図、図5は固形食品材
料供給機構を上から見た説明図、図6〜図8はシャッタ
−の開閉状態を示す運動機構説明図、図9〜図17は本実
施例装置を用いて固形食品材料を2種類の可塑性食品材
料で被覆した団塊状被覆食品を製造する工程の説明図で
ある。
【0013】図面上、符号1で指示するものは、ギヤポ
ンプ機構11を内蔵した第1エクストルダである。本実施
例における第1エクストルダ1は、上部にスクリュ−羽
根12を内蔵したホッパ13を備え、インバ−タモ−タ(図
示せず)等の駆動手段によって、前記ギヤポンプ機構11
およびスクリュ−羽根12を所定方向へ間歇的に回転駆動
せしめ、投入された第1の可塑性食品材料F1を給送路
14に圧送するようになっている。なお、エクストルダ1
の圧送手段としては、上記ギヤポンプ機構に代えて流体
圧作動シリンダ機構(図示せず)を採択することも、ま
たスクリュ−コンベア機構(図示せず)を採択すること
も可能である。この第1エクストルダ1は、これと大略
同じように構成される第2のエクストルダ2と相俟って
2種類の可塑性食品材料F1、F2を圧送する本実施例
装置のエクストルダ手段を構成する。即ち、この第2エ
クストルダ2は、ギヤポンプ機構21を内蔵すると共に、
上部にスクリュ−羽根22を内蔵したホッパ23を備え、イ
ンバ−タモ−タ等の駆動手段によって、前記ギヤポンプ
機構21およびスクリュ−羽根22を所定方向へ間歇的に回
転駆動せしめ、投入された第2の可塑性食品材料F2を
給送路24に圧送するのである。
【0014】次に、符号3で指示するものは、空気を全
く被包させることなく前記可塑性食品材料F1、F2と
後述の固形食品材料とを密着させる機能を有する吸引手
段である。本実施例における吸引手段3は、空気の流れ
を調節する開閉バルブ31と、吸引する空気の量、速度、
タイミング等を制御する吸引制御装置32と、空気を抜き
真空を作り出す真空ポンプ33とから構成されている。こ
の吸引手段3により、所要タイミングで開閉バルブ31を
開いて被覆食品内の空気を吸引し、可塑性食品材料と固
形食品材料とを完全に密着させることができる。
【0015】符号4で指示するものは、後述のピストン
の上昇による可塑性食品材料の吸い込みおよび給排気ピ
ストンヘッド63の先端の孔詰まりを防止する機能を有す
る圧気手段である。本実施例における圧気手段4は、吹
き出す空気をろ過するフィルタ41と、空気の流れを調節
する開閉バルブ42と、吹き出す空気の量、速度、タイミ
ング等を制御する圧気制御装置43と、羽根車やロ−タの
回転運動等により空気を圧縮するコンプレッサ−44とか
ら構成されている。この圧気手段4により、所要タイミ
ングで開閉バルブ42を開きフィルタ41を通してピストン
ヘッド63の下方へ空気を吹き出し、可塑性食品材料の吸
い込みやピストンヘッドの先端の孔詰まりを防止するこ
とが可能である。
【0016】符号5で指示するものは、固形食品材料G
を正確に位置決めしながら間歇的に送り込む固形食品材
料供給手段である。本実施例における固形食品材料供給
手段5は、図5に示すように、テ−ブルを回転しながら
固形食品材料Gを移動するタ−ンテ−ブル51と、このタ
−ンテ−ブル51の円周上に連続して設けられた固形食品
材料Gを1個ずつ収容する送り穴52と、所要タイミング
で所定ピッチずつ間歇的に前記タ−ンテ−ブル51を回転
することによって、前記送り穴52に収容された固形食品
材料Gを下方に落し込む場所に正確に位置決めする位置
決めシリンダ−機構53とから構成されている。
【0017】符号6で指示するものは、固形食品材料G
を可塑性食品材料内に押し込むプッシュ手段である。本
実施例におけるプッシュ手段6は、昇降駆動の動力源で
あるエアシリンダ−61と、後述の固形食品材料通路内に
挿入された固形食品材料Gを可塑性食品材料内に確実に
押し込むピストン62と、このピストン62の先端に設けて
ある給排気ピストンヘッド63と、このピストンヘッド63
の先端部に空けた通気孔64と、前記ピストン62の内部を
貫通し、吸引手段3および圧気手段4に接続されている
空気通路65と、前記ピストン62の上部に設けてあり、吸
引手段3および圧気手段4とピストン62とを連結するジ
ョイント部66とから構成されている。なお、本実施例に
おいては、ピストンヘッド63の外面と固形食品材料通路
72の内壁との間に隙間がないように構成してあるので、
被覆食品内の空気の吸引はピストンヘッド63の先端の通
気孔64のみを介して行われる。また、ピストン62の上昇
による可塑性食品材料の吸い込みおよび通気孔64の孔詰
まりを防止するのに必要な空気の吹き出しもピストンヘ
ッド63の先端の通気孔64を介して行われる。
【0018】符号7で指示するものは、可塑性食品材料
F1及びF2を有底筒状に成形し、上記固形食品材料G
を収容する被包体を形成する成形ノズル手段である。本
実施例における成形ノズル手段7は、第1可塑性食品材
料通路71aと、第2可塑性食品材料通路71bと、固形食
品材料通路72と、第1円錐筒73aと、第2円錐筒73b
と、内側円錐筒74とから構成されている。これらの3つ
の円錐筒は図4に示すように、一番外側に第1円錐筒73
a、その内側に第2円錐筒73b、一番内側に内側円錐筒
74が同心円状に配置してある。第1円錐筒73aと第2円
錐筒73bとの間に挟まれた前記通路71aから第1の可塑
性食品材料F1が押し出されると共に、第2円錐筒73b
と内側円錐筒74との間に挟まれた前記通路71bから第2
の可塑性食品材料F2が押し出され、これら円錐筒の先
端部に2種類の可塑性食品材料F1およびF2が有底筒
状に一体に形成される。このように形成された有底筒状
食品の内部は空洞であり、この空洞部に前記通路72を通
して固形食品材料Gが落し込まれる。
【0019】符号8で指示するものは、被層状態に被覆
された食品材料を団塊状に成形切断する成形切断機構部
である。本実施例における成形切断機構部8は、4枚の
同形シャッタ−81と、4枚の同形シャッタ−81により囲
まれて形成される成形切断領域82と、隣接するシャッタ
−81同士の接触を保ったまま各シャッタ−81を正確に同
期させて回動運動させるリンク部材83と、このリンク部
材83を駆動する制御モ−タ84と、前記シャッタ−81を昇
降させる昇降機構部85とから構成されている。この成形
切断機構部8は、昇降機構部85により適宜に昇降可能で
あり、この昇降機構部85は、第2カム95の回転運動を伝
達して上下運動に変える第1レバ−85aおよび第2レバ
−85bと、第1レバ−85aと第2レバ−85bとを連結す
るリンク部材85cと、このリンク部材85cの一端の第2
レバ−85bへの連結位置を調整できる調整ダイヤル85d
と、前記第1レバ−85aの一端が固定されている枢支点
85eと、この枢支点85eが上部に設けてあり第1レバ−
85aを支えるレバ−支持台85fとから構成されている。
よって、この昇降機構部85により、被覆食品の大きさに
応じて、上下ストロ−クを20、25、30、35、40、45mm
などの各種距離に調節することが可能となる。また、こ
のシャッタ−81の開閉速度を所望に調節することがで
き、開閉速度を遅くすれば大きい被覆食品が得られ、開
閉速度を速くすれば小さい被覆食品が得られる。
【0020】さらに、このように成形切断された団塊状
被覆食品は、前記成形切断領域82の下方に配置され間歇
的に作動するベルトコンベア91により所定位置まで搬送
される。このベルトコンベア91は前記成形切断機構部8
と同様、モ−タ96と連動する第1カム94および第2カム
95により適宜に上下動する。この上下運動により、例え
ば食品材料の成形切断時において、食品材料の押出速度
とシャッタ−の垂直方向の移動速度とを同調させたり、
また食品材料が自重でちぎれて固形物が露出するのを防
止したりする。また、ベルトコンベア91では、第1カム
94に連繋した昇降ロッド92がアジャストボルト機構を備
えており、このアジャストボルト機構の調整ダイヤル93
を回転することにより、被覆食品の高さに応じてその高
さを調整することができるようになっている。
【0021】(製造工程)次に図9〜図17を参照して、
本実施例装置による製造工程を以下に説明する。なお、
本製造工程においては、(a)第1可塑性食品材料F1
として、求肥餅生地、(b)第2可塑性食品材料F2と
して、練り餡、(c)固形食品材料Gとして、皮および
渋を取り除き甘煮した茹栗、を用いた。
【0022】図9は、準備段階を示し、エクストルダ
1、2によって第1、第2可塑性食品材料F1、F2が
互いに混合することなく層状をなして供給され固形食品
材料Gを包み込むために有底筒状態に準備される。この
段階は、固形食品材料Gを収容したタ−ンテ−ブル51の
旋回が所定位置に完了して固形食品材料Gが落下した直
後であり、給排気ピストンヘッド63が下降開始する状態
である。なお、シャッタ−81は下端で停止中である。
【0023】そして、図10に示すように、給排気ピスト
ンヘッド63が固形食品材料通路72内を下降すると共に、
可塑性食品材料F1、F2で有底筒状に形成された食品
内の下部付近にまで固形食品材料Gが落下する。この状
態では、シャッタ−81が下端から少し上昇し始めてい
る。
【0024】図11に示すように、本実施例装置にあって
は、前述したように、ピストンヘッド63の外面と固形食
品材料通路72の下部内壁との間には隙間がないため、ピ
ストンヘッド63が下降するにつれて前記通路72内の空気
が下方に押しやられ、有底筒状に形成された食品内部の
圧力が高まり、図中の矢印のように外側に若干膨らんだ
状態になる。このように膨らむことによって、固形食品
材料Gは有底筒状食品の何処にも引っ掛からずに下底ま
で固形食品材料Gが確実に到達する。したがって、供給
しようとする固形食品材料Gが均一な形状や大きさでな
くても、決して途中で引っ掛かったりすることはなく固
形食品材料Gはスム−ズに落下する。この状態では、ピ
ストンヘッド63が完全に下降完了し、シャッタ−81は上
昇途中である。なお、図10および図11から分かるよう
に、本実施例では、固形食品材料Gはピストンヘッド63
の先端に途中で全く触れることなく下まで落下するが、
万一引っ掛かってもピストンヘッド63が突き落すことに
なろう。また、固形食品材料Gが粘着性を有するもので
あっても、ピストンヘッド63の先端の通気孔64が孔詰ま
りを生ずることもなく、この通気孔64を通して確実に空
気の吸引および吹き出しを行うことができる。
【0025】図12に示すように、吸引手段3によりピス
トンヘッド63の先端部に空けてある通気孔64から可塑性
食品材料内部の空気を所要時間だけ吸引すると、図中の
矢印のように内側に収縮する状態になる。この吸引効果
と前述の膨らみによる固形食品材料Gの確実な落下動作
で生じる効果(有底筒状に形成された食品材料内部の下
端に固形食品材料が接触しているため、固形食品材料の
下側にはほとんど空気が入り込まない)とが相俟って、
固形食品材料と可塑性食品材料とをきわめて良好に密着
させることが可能となる。なお、この吸引の所要時間
は、製造食品の大きさや種類によって変わる。この状態
では、シャッタ−81が上端まで達した後に下降を開始し
始め、ピストンヘッド63は停止中である。また、ベルト
コンベア91がシャッタ−81と連動しながら上昇し、筒状
に形成された食品の外側下端に接触する。
【0026】図13に示すように、空気を全く被包させる
ことなく、固形食品材料の周囲に可塑性食品材料が巻き
つくように密着される。この状態では、シャッタ−81が
下降しつつ、シャッタ−81により囲まれて形成される成
形切断領域82の口径が45mmまで内方に狭まり、ピスト
ンヘッド63は停止中のままである。また、ベルトコンベ
ア91は筒状の被覆食品の外側下端に接触した状態であ
る。
【0027】図14に示すように、成形切断領域82の口径
がさらに25mmまで狭まり、被包された固形食品材料G
の若干上部を筒状被覆食品の外側から挟み込むようにし
て接触させる。この場合、前述の膨らみ(図11参照)に
より固形食品材料Gが筒状被覆食品の内部下端まで確実
に落下しているため、固形食品材料Gの若干上部を正確
に挟み込むことが可能となる。この状態では、シャッタ
−81とベルトコンベア91とは互いに連動しながら下降
し、ピストンヘッド63は停止中のままである。
【0028】図15に示すように、成形切断領域82の口径
がさらに狭まり完全に閉塞して、筒状被覆食品を団塊状
に成形切断する。ここで、圧気手段4によりピストンヘ
ッド63の先端部の通気孔64から下方に空気を所要時間だ
け吹き出す。この吹き出しにより、ピストンヘッド63の
上昇による可塑性食品材料の吸い込みおよび通気孔64の
孔詰まりを防止することが可能となる。なお、この吹き
出しの所要時間は、製造食品の大きさや種類によって変
わる。この状態では、シャッタ−81は下降途中であり、
ピストンヘッド63が上昇を開始する。
【0029】図16に示すように、所望の団塊状被覆食品
が完成し、ベルトコンベア91により所定位置まで搬送さ
れる。この状態では、シャッタ−81の下降は完了し、ピ
ストンヘッド63は上昇途中である。
【0030】図17に示すように、ピストンヘッド63の上
昇は完了し、固形食品材料Gを収容したタ−ンテ−ブル
51の旋回を開始する。また、ピストンヘッド63は上昇し
た後に上端で停止し、シャッタ−81は下端で停止中であ
る。
【0031】以上で製造工程の1サイクルは完了し、団
塊状被覆食品が1個確実に製造される。この製造工程を
連続的に繰り返せば、固形食品材料が1個ずつ確実に包
被された団塊状被覆食品を連続的に大量生産することが
可能となる。
【0032】本発明の実施例は概ね上記のとおりである
が、本発明は前述の実施例に限定されるものでは決して
なく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更
が可能であって、例えば、本実施例では固形食品材料と
して茹栗を用いたけれども、苺やスライスしたバナナ等
の果物やアイスクリ−ム等を採用することも可能であ
る。また、本実施例では2箇所のエクストルダから2種
類の可塑性食品材料を供給して3層の団塊状被覆食品を
形成したけれども、1種類の可塑性食品材料だけを使用
すれば2層の団塊状被覆食品を形成でき、逆にマルチノ
ズルを用いれば多層の団塊状被覆食品を形成することも
可能であり、これら何れの変更態様も本発明の技術的範
囲に属することはいうまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上実施例を挙げて説明したとおり、本
発明によれば、確実に固形食品材料を必要数ずつ被覆し
た団塊状被覆食品を得ることができる。また、固形食品
材料を筒状被覆食品の内部下端まで確実に落下させるこ
とができるため、空気を全く被包させることなく固形食
品材料と可塑性食品材料とをきわめて良好に密着させる
ことが可能となる。したがって、本発明の製造法および
その製造装置は頗る実用価値が大となる。
【0034】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例装置を全体的に示す機構説
明図である。
【図2】固形食品材料および可塑性食品材料の通路付近
を拡大して示す正面断面図である。
【図3】ピストンヘッドの先端部の平面図である。
【図4】図2のS−S線に沿った横断面図である。
【図5】固形食品材料供給機構を上から見た説明図であ
る。
【図6】シャッタ−の開閉状態の一部を示す運動機構説
明図である。
【図7】シャッタ−の開閉状態の一部を示す運動機構説
明図である。
【図8】シャッタ−の開閉状態の一部を示す運動機構説
明図である。
【図9】本実施例の団塊状被覆食品を製造する工程の一
部を示す説明図である。
【図10】本実施例の団塊状被覆食品を製造する工程の一
部を示す説明図である。
【図11】本実施例の団塊状被覆食品を製造する工程の一
部を示す説明図である。
【図12】本実施例の団塊状被覆食品を製造する工程の一
部を示す説明図である。
【図13】本実施例の団塊状被覆食品を製造する工程の一
部を示す説明図である。
【図14】本実施例の団塊状被覆食品を製造する工程の一
部を示す説明図である。
【図15】本実施例の団塊状被覆食品を製造する工程の一
部を示す説明図である。
【図16】本実施例の団塊状被覆食品を製造する工程の一
部を示す説明図である。
【図17】本実施例の団塊状被覆食品を製造する工程の一
部を示す説明図である。
【符号の説明】
1 第1エクストルダ 11 ギヤポンプ機構 12 スクリュ−羽根 13 ポッパ 14 給送路 2 第2エクストルダ 21 ギヤポンプ機構 22 スクリュ−羽根 23 ポッパ 24 給送路 3 吸引手段 31 開閉バルブ 32 吸引制御装置 33 真空ポンプ 4 圧気手段 41 フィルタ 42 開閉バルブ 43 圧気制御装置 44 コンプレッサ− 5 固形食品材料供給手段 51 タ−ンテ−ブル 52 送り穴 53 位置決めシリンダ−機構 6 プッシュ手段 61 エアシリンダ− 62 ピストン 63 給排気ピストンヘッド 64 通気孔 65 空気通路 66 ジョイント部 7 成形ノズル手段 71 可塑性食品材料通路 71a 第1可塑性食品材料通路 71b 第2可塑性食品材料通路 72 固形食品材料通路 73 外側円錐筒 73a 第1円錐筒 73b 第2円錐筒 74 内側円錐筒 8 成形切断機構部 81 シャッタ− 82 成形切断領域 83 リンク部材 84 制御モ−タ 85 昇降機構部 85a 第1レバ− 85b 第2レバ− 85c リンク部材 85d 調整ダイヤル 85e 枢支点 85f レバ−支持台 91 ベルトコンベア 92 昇降ロッド 93 調整ダイヤル 94 第1カム 95 第2カム 96 モ−タ F 可塑性食品材料 F1 第1可塑性食品材料 F2 第2可塑性食品材料 G 固形食品材料

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシャッタ−81で囲まれた成形切断
    領域82の上方へ可塑性食品材料Fを有底筒状態に準備す
    る工程と、この有底筒状態に準備された可塑性食品材料
    の筒底内へ向けて固形食品材料通路72を通じ固形食品材
    料Gを落す工程と、プッシュ手段6の給排気ピストンヘ
    ッド63を下降せしめ、前記有底筒状の可塑性食品材料内
    部の空気圧を上昇させて当該可塑性食品材料の内部空間
    を拡張させ、拡張された内部空間に前記固形食品材料G
    を落し込ませる工程、前記ピストンヘッド63の先端の通
    気孔64から空気を吸引して当該可塑性食品材料を萎縮さ
    せて固形食品材料を密着被包せしめる工程と、被包され
    た固形食品材料の若干上部を有底筒状被覆食品の外側か
    ら挟み込むように切断して団塊状に成形する工程とを含
    むことを特徴とした固形食品材料を可塑性食品材料で被
    層状態に被覆した団塊状被覆食品の製造法。
  2. 【請求項2】 給排気ピストンヘッド63の外面と固形食
    品材料通路72の下部内壁との間に隙間を設けることな
    く、前記ピストンヘッド63を下降させることによって有
    底筒内の空気圧を増圧し外側に膨らますことを特徴とす
    る請求項1記載の団塊状被覆食品の製造法。
  3. 【請求項3】 固形食品材料を密着被包せしめる工程に
    おいて、ピストン62内の空気通路65を通して給排気ピス
    トンヘッド63の先端の通気孔64から空気を吸引すること
    によって減圧させ、固形食品材料の周囲に可塑性食品材
    料を萎縮密着せしめる請求項1記載の団塊状被覆食品の
    製造法。
  4. 【請求項4】 可塑性食品材料Fを圧送して可塑性食品
    通路71へ供給するエクストルダ手段と、固形食品材料G
    を間歇的に固形食品材料通路72へ送り込む固形食品材料
    供給手段5と、固形食品材料通路72内に挿入された固形
    食品材料Gを可塑性食品材料F内に押し込むピストン62
    およびその先端の給排気ピストンヘッド63から成り、こ
    のピストンヘッド63の先端部に空けた通気孔64を通して
    空気の吸引および吹き出しができるプッシュ手段6と、
    可塑性食品材料を有底筒状に成形し、固形食品材料を収
    容する被包体を形成する成形ノズル手段7と、被層状態
    に被覆された食品材料を団塊状に成形切断する成形切断
    機構部8と、固形食品材料と可塑性食品材料とを密着さ
    せる際に給排気ピストンヘッド63の先端の通気孔64から
    ピストン62内の空気通路65を通して空気を吸引する吸引
    手段3と、ピストン62の上昇開始時に前記ピストンヘッ
    ド63の先端の通気孔64からピストン62内の空気通路65を
    通して空気を吹き出す圧気手段4とを含むことを特徴と
    した固形食品材料を可塑性食品材料で被層状態に被覆し
    た団塊状被覆食品の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記吸引手段3が、空気の流れを調節す
    る開閉バルブ31と、吸引する空気の量、速度、タイミン
    グ等を制御する吸引制御装置32と、空気を抜いて真空を
    作り出す真空ポンプ33とを含む請求項4記載の団塊状被
    覆食品の製造装置。
  6. 【請求項6】 前記圧気手段4が、吹き出す空気をろ過
    するフィルタ41と、空気の流れを調節する開閉バルブ42
    と、吹き出す空気の量、速度、タイミング等を制御する
    圧気制御装置43と、羽根車やロ−タの回転運動等により
    空気を圧縮するコンプレッサ−44とを含む請求項4記載
    の団塊状被覆食品の製造装置。
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