JPS605248B2 - 塊状材料からパイを作る方法及び装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一つの塊状食用材料を型作るための装置及び
手順の改良に、そして更に詳細には米国特許出願第５０
７，７０１号の技術に引続く型加工装置及び方法につい
ての改良に関するものである。

特にこの発明は、食用材料をホッパー（受入れ箱）から
装置の個々の凹型孔の中に供給することに関する改良さ
れた装置、かつ又個々の凹型の凹内で成形されたパティ
を、該パティを凹型孔から押出す往復運動の区切り装置
から分離するための改良された装置とも関連性を持つ。
食品機械工業は長い間、ハッパーガーパティ、肉だんご
、魚ケーキ、玉ねぎ論、及びこれらと類似するものを量
産して来た。

本件出願人の食品材料のパィ製造用の基本的な装置は、
従来からの技術を改良したものであり、現在係属中であ
る米国特許出願第５０７，７０１号中に開示され、又本
件中においても参考のため充分に取入れられている。上
記基本的な装置は垂直軸の周囲に、動力駆動の回転のた
め取付けられたターレット（台盤）を含む。しかもこの
装置はターレツト中に等間隔にある放射状即ら弓形状に
位置する多数の凹型、又ターレット内の各凹型の中を往
復運動するために取付けられた区切り装置若くはピスト
ンを含む。ピストンはターレット回転の軸上にある駆動
軸の周りにあるカムによってカム作動を受ける。本件出
願人に係る先の特許出願は、ピストンがその最高位置に
ある時、各凹型の底の閉口穴を通って食物材料を上方に
給移することを示している。ターレットが約１８０度回
転し、ピストンが下方に降下してパィを型穴から押出す
。ピストンの底面からパィを分離するための定置式線村
切断装置がピストンの道程の最底位置の部分を横断して
位置する。通常、パィは粘結剤、グリース又は他の物質
を含有するからその表面張力のためピストンの底面に付
着する。パィとピストンの底面は両者の接続点に於いて
、切断線を横切って動く。分離された後はパィはコンベ
アの上に静止される。回転可能なターレット及び各型の
凹穴の内側に置かれる往復運動の区切り装置又はピスト
ンを利用したその他の食用／ぐィ製造機械は、全てター
レット内にある型凹部からパイを上方に放出する構成を
探った米国特許第２，７７０，２０２号、第３，４５２
，３８ｙ号及び第３，４６１，４８３号に含まれる。

米国特許第３，６３３，２４５号では、肉だんごはそれ
が成形される型凹部から下方に放出される。然し、その
公開するところによれば、肉だんごは、剛性を持ち一定
の取付け角度を持ったナイフ構造体によって変形を受け
区切り装置の底面から掻き出される。食品材料を型凹部
の中に供給するための螺旋錐は米国特許第２，７５７，
４１１号、第２，７９３，３９４号、第３，８８７，９
６４号、及び第３，７３１，３４５号に開示されている
。

上述の特許の全ては、螺旋錐の羽根又はハウジングに付
着する食用材料によって目詰りになる在来の螺旋錐を開
示している。型凹部から空気を排除するためのパィ製造
機にある通気孔を公開する特許には米国特許第３，３８
６，１２９号及び第３，７３１，３４５号が含まれる。
しかし、食品材料がその中に押込まれる時、空気を型凹
部から逃げさせる通気口の使用は又余剰の食品材料を諮
らせることになる出口を備えることになる。塊状の食物
材料を螺旋錐若くは通気孔内に長く付着させることは不
衛生な状態を導くことになる。この発明は、ハンバーガ
ー又はその他の切肉、魚、野菜等のような多量の塊状の
食用材料から多数の均一な形のパィを形成する一つの改
良装置に関係するものである。

この装置は、その上に保持される電動モータ駆動装置を
持つ支持枠フレームを含む。ホッパ−は枠に取付けられ
、かつ一塊りの食用材料を受入れるのに利用される。夕
−レット（台盤）は、枠に回転可能に取付けられ、そし
て駆動モータに連結される。ターレットはその垂直軸か
ら間隔をおいて一定の角度をもたせ又放射状の関係に位
置する多数の凹部を含む。各凹部は垂直な往復の運動を
するためその場に取付けられるピストン又は区切り装置
を持つ。各ピストンの底面は型押しを作るために凹部の
側壁と共同動作をする。ハウジング装置は、ホッパーと
ターレツトの中間に位置し又食用材料はホッパーからそ
れを通じて移動され、実質的には上方へ行き型の中へ入
り、そして各ターレットが回転する間の一部の時間に各
型の関口孔がハウジングと関連する位置にある時、中で
パィを成形するため上記型を充填する。螺旋錐がハウジ
ングを通って食用材料を動かすためハウジングの中に位
置する。改良点は、全ての食用材料をハウジングを通っ
て移動させ、又一方材料が螺旋錐か又はハウジングの何
れかの上にも残留することなく移動されるための螺旋錐
とハウジングの間で行われる共同動作にある。この発明
は又、ハウ・ジングの中のターレットと流通するその端
部に於ける拡大された穴についても成されてる。この穴
は、実際には夕一レット内の型凹部の弓形の通路に沿っ
て、型凹部の中に食用材料を一層有効に充填さげるため
拡げられている。さらにこの装置は、実質的にはパィ成
形部分の反対側にあるターレット回転部の一部分に於て
実際には下方へと型の外へパイを押すようターレットが
回転する時凹部を通して垂直に区切り装置若くはピスト
ンを往復させるためのターレツトと共同動作する装置を
含む。

切断用線（ワイヤ）を含む装置は、パィの形がくずれな
いようにしてこのパイをピストンから分離させるために
、枠に連結されている。型の孔がハウジング装置と流通
しているターレットの一部回転部分にある間、ピストン
をその行程の最定位層から上方へその行程の最高位置ま
で動かすため凹部を通ってのピストンの往復運動の共同
動作のタイミングにも改良が施されている。この製品を
型の凹部内に供給する改良装置は、パィの成形される間
空気が凹内におびき入れられるのを減少させる。この発
明はさらに連続運動するワイヤバンドが夕‐レットの底
に近く、ピストンが行程の最低位にある時ピストンの底
面を横断するように位置するバンドの一部をもって円筒
回転するように取付けられるパィの分離装置の改良にも
向けられている。

従って大量の塊状になった食用材料から多数の個々のパ
ィを型込めする改良装置を提供することはこの発明の一
つの目的である。他方、この発明の他の目的は、少しの
食用材料も螺旋錐かハウジングの何れか上に残留させな
いでホツバーから各型凹部の中へハウジングを通過し、
かつ又ターレットと流通しているハウジング端にある改
良された拡大孔の方へと食用材料の全てを移動させるよ
う共同動作するハウジングと螺旋錐との装置を提供する
ことである。更にもう一つ目的は、パィとピストン底面
との間の継ぎ目をきれいに引離す装置に取付けられた連
続運動のワイヤバンドを含んでいる、バィをピストンか
ら引離すための一つの改良された装置を提供することで
ある。

この発明のもう一つの目的は、凹部が食物供給機構と流
通している間に、ピストンが型凹部内を上方へ往復運動
するように構成された上述の装置を利用して行われる、
パィを製造する方法を提供することである。

本発明は添付の図面を参照し以下更に詳細に説明される
。

第１図を参照すると、一般に言己中１０で表示されてい
るこの発明のパィ製造装置はよく理解出来るために、こ
の発明の改良点に関係のない装置の部分は、切離されて
いる。

この発明の改良された装置１川ま典型的には電動モータ
ー及び装置の各部に動力を支える駆動鞠と歯車を包含す
る一つの駆動部材（図示はない）を取付けられたフレー
ム１１を持っている。一本のこのような駆動軸１２は垂
直方向にあって且一つの回転するターレット（一般に符
号１３で示す）に動力を供給する。これは、フレーム１
１の頂点から上方へ伸びる様にして駆動軸に取付けられ
ている。回転するターレット１３にはターレツトの中心
軸の周囲の等間隔の放射状また一定の角度を持った位置
関係にある多数の垂直方向の型凹部１４が設けられる。
各型凹部１４の側壁は、この実施例では、形は円筒形で
ある。各型凹部１４には、垂直な往復運動するように、
円筒形ピストン若くは区切り装置１５，がその場所にあ
る。各ピストンの平坦な底面１６（第４図乃至６図）は
ピストン底面１６より下の位置にある各型凹部１４の側
壁の部分と、夕−レット１３の底面１３Ａと一緒に各型
の周堺を決める。各ピストン１５は連結榛１７を介して
ターレット１３の下方に駆動軸１２に対し外方に向けて
放射状に取付けられた一つのカム車及びカム機構（図示
なし）に付設される。この駆動機構及びカム機構は、先
に例証した本件出願人による係属中の先の出願書類中に
充分に記述されていることに注意されるべきである。一
つの大きい食物受納箱則ちホッパーは一般に符号１７で
示されるが、同様にフレーム１１の上に装架され、ター
レット１３に対して空間を占める関係の位置にある。

このホッパ一はほぼ直方形、円筒形、円錘形又は他の適
当な形であり、之には可成り大量のきれいに叩き切った
食物材料が納められ、そしてこの材料が食物材料１８と
して排出されるにしたがってこの食物材料を箱の底に集
めるようになっている。ホッパー１７の底に沿い又箱と
ターレット１３との中間に位置し、且又両者と相通じて
一つの食物供給機構２０がある。食物供給機構２川ま食
物材料１８をホッパーの底からターレットへ移送し又型
凹部１４が機構を通過して回転する時各々の型凹部の中
へと上方に送る。食物供給機構２０は、中空の内部が貫
通しているハウジング（外蓮）２１を含む。

商品名“モイニュー”の名で普通知られる−対の螺旋錐
が内部壁２１Ａにより区切りされるハウジング２１の中
空部で共同動作回転をするために取付けられている。“
モィニュー”螺旋錐２２−２２は、第２図に最も明瞭に
示してあるが、管形であり、又取付けられて回転する時
は、常に互いにピッタリと係合し噛合い線に沿って隙間
無く噛合っている。螺旋錐は一方又は両方の錐とハウジ
ング２１の内側壁２１Ａとの間にポケットが出来るよう
に成形される。ホッパー内の叩き切られた食物材料は重
力によって下方に動きポケットの中に入る。螺旋錐が回
転するとポケットはホッパーの内壁２１Ａに沿って端の
閉口部、一般に２３にて指示、に向って進む。その開□
部は、ターレットが回転する間各型凹部と流通する位置
にある。ポケットが進行すると、各ポケットの後の螺旋
錐の部分は、全ての食物材料１８がハウジングを通って
動き、そして少しの材料もハウジングの部分に噛り付い
ていないことを確めるためハウジング内壁を一掃する。
従って、如何なる食用食物材料も、ハウジング２１内で
も又螺旋錐２２−２２上でもこの供給機構にあってはト
ラップ形になる。ハウジング２１の中を動く食物材料１
８の全部はその中を通ってそしてターレットの型凹部１
４の中に送られるから、この装置に於ての衛生条件は高
いレベルに維持される。ハウジング２１は、ターレット
１３の底の下に在る。

食物材料がターレツト１３の底にある型凹部１４の中に
押上げて供給されるために、食物供給機構の水平な端関
口部は、型凹部の中に最も効率よい方法で食物材料を供
給するよう拡大されている。この実施例に於ては、閉口
部２３は、一つの平坦で水平な半円形保持板２５に中央
寄りに位置しているほぼ楕円形の外縁２４を含む。板２
５はフレーム１１の上に剛性に取付けられ、そして回転
中においては、ターレット１３の底面１３Ａが板２５の
上面を横切って互に接触して一掃してゆくように位置決
めされている。ターレット１３が第２図の矢印Ａの方向
に回転する場合、型凹部１４はこの凹部が外縁２４の先
頭縁部分Ｂを横切る時、先づ最初に食物供給機構２０と
接触することになる。

型凹部が綾部２４Ｂを横断掃動するとすぐに食物は、該
食物が部分的にはラセン錐２２一２２から来る圧力下に
あるから型凹部の中に充填し始める。型凹部が関口２３
を横切って進むにつれて、ピストンは型を一杯にするた
め、型凹部１４の中を上方に往復運動する。型凹部１４
が縁２４の後尾緑部Ｃを通る時、型の下方に拡がってい
る食料材料１８の余剰分は、パィの平滑底面を区切る緑
によって切り取り整形される。開口部２３の外方縁２４
及び近接の先頭縁部２４Ｃの内方には夫々皿状の又は斜
角にした部分２６及び２７が置かれている。前方及び後
方の皿状の部分２６及び２７は、ハウジング２１の中空
面２１Ａから上へ上へと拡がる。それらはハウジング２
１とターレット１３の相交わる地点迄、各型凹部２４が
ハウジングと関連している間のターレットの回転角度の
部分を増加させるため拡がっている。皿状の部分２６及
び２７の中間及び之と相違つて且又駆動軸１２に対して
閉鎖している縁２４の部分に近接してハウジング２１の
中空内面の中央底面から上方へまた外方へと伸びている
ほぼ平坦な換形の部分２８がある。この実施例では、螺
旋銀２２−２２は平坦な襖形面からハウジング２１の管
状中空内面２１Ａへと伸びる取付部村３０一３０に回転
可能に取付けられる。第３図を参照すると、この装置の
操作の図表サイクルが示してあり、そこでは、縦座標は
ピストンの往復運動そして横座標はターレット回転を示
す。本願の発明に於ては、型に食料材料１８を充填する
ことは、ピストンがその最下位の位置（第４図に示す）
上に行ってその最高の位置（第６図に示す）迄動くター
レット回転の地点にて完成される。各型込めされたパィ
１９を各ピストン１５の底面から分離することは、ピス
トンが往復の最下位暦（第１図の前部に示す）にある時
完成される。この第３図の変位図表は、本件出願人によ
る係属中の米国特許出願第５０７，７０１号の出願書類
中の第１６図にある変位図表と比較するとよい。上記米
国特許出願に於て、各の型は、型の中のピストンが一番
高い往復位置にある時、ターレツトの部分が回転の間に
食物材料で充填される。従って、型はそれが食物材料で
充填される前にそこに空気を含有する。空気が若し通風
されないと、空気は、食物材料がその中に挿入される時
、型凹部の中に残り、多くの場合、型凹部の中で形造ら
れた各パイの頂上に凹みを作る。型凹部１４が開□２３
と流通し又、食物材料が入る迄ピストンを下方位置に維
持することにより、且又型凹部１４が開□部と流通する
間中間の型領域を作るためピストンを上方へ往復させる
ことにより、型の中の空気領域は回避され且そこに作ら
れる各パィの出来る形は型そのものの外形である。第３
図に示すピストン移動線から次のことが了解される。

即ちピストン１５が往復運動中にあるターレツト回転の
部分はピストンが最上位の位置（第６図）か又は最下位
の位置（第４図）かにあるターレット回転の部分に比較
して小さい。同じく第３図に於けるピストン運動の線の
傾斜はピストンの往復運動を行わせるカム及びカム従動
体機械について実際に考慮してしまう程急である（約４
５度即ち榎き１ぐらいである）。ピストン１ ５を最高
の速度で上方に往かせることによって、ピストンは食物
材料１８を型の中へと引入れる吸入作動をする。この吸
入作動は、型の中に引き入れられる食物製品の粒子の方
向決めをも行う。典型的には、ハンバークの如き挽きこ
なされた食物製品は、長い、薄い粒の構造を含む。若し
ピストン１５が挽肉を型の中に引き入れるに十分に速く
運動するならば、吸入はその挽肉の粒組織を縦方向に動
かす傾向がある。パィの厚み方向を横切って走るハンバ
ーガーの粒組織で以つて成形されたハンバーガーパィは
、調理の間、ハンバーガ−の粒がその厚みを横切る方向
の方がその長さを横切る方向よりより多く収縮する頃向
があるから便利である。このため、本願の装置で作られ
た調理されないハンバーガーパィは、調理后は、肉の粒
が型の中で縦に向かない他のパテイ製造装置にて作られ
た同一寸法の未調理パティよりもより大きな厚みを持つ
傾向がある。第４図、第５図及び第６図を参照すると、
ハンバーガー又は他のパィ１９の成形を、食物供給機構
２０中の拡張閉口２３を利用して行うため、型を充填す
る操作が示されている。

第４図では夕−レット１３内の型凹部１４は、開〇部２
４の先頭綾部２４８と丁度接触し、且つピストン１５は
その十分下った位置にある。型は十分に押潰されている
。型凹部１４及びターレット１３がＦｉｇ５に示される
位置に進むにつれて、ピストン１５は、型から離れるた
め上方へ動いている。ハウジング２１内の食物材料１８
はピストンが上の方に動く時引き入れられる操作とそこ
で供給機構２０内の螺旋錘２２−２２からの圧力で押付
けられる操作との組合せにより型の中へと動く。その結
果、食物材料はピストン１５が型凹部１４中を上方へ往
復運動する時型成形の間常時型を完全に充填する。型凹
部１４及びターレツト１３が第６図に示す位置に進む時
、ピストン１５は上方その最高位置に動き終る。

そして型はパィ１９を作るべく食物材料１８によって完
全に成形作業と充填作業が行われる。型の中の食物材料
が食物供給機構２０の後尾縁２４Ｃを横切る時、型範囲
外の食物は型範囲内の材料より麓断されて切離されパィ
１９の平滑底面が成形される。特記すべきことは、板２
５の上方表面は、商標“テフロン”の下で一般に売られ
ている弗化炭素材料の様な低いマサッ係数を持つ材料で
作られるべきだということである。型凹部１４の後尾緑
が食物供給機構２０の後尾緑２４Ｃを通過する時、パィ
１９は型の中で完全に成形される、そしてそれからター
レット回転のパィ分離部へと簡単に移行される。本願の
型込装置１０の改良は又良質の材料の十分に成形された
パィ１９が型込装置から取出される効率を増加させるよ
うにすることでもある。

即ちパイ１９の頂部とピストン１５の底面１６との間の
面張力を破ることである。同一出願人による米国特許出
願第５０７，７０１のように、一本のワイヤが、ピスト
ンがパィとビスンを分離するためそのの最下位の往復運
動地点にある時のピストンの底面の行程経路を横切って
張られている。しかし本願の発明に於ては、静置する線
を使用するよりもむしろ、一つの連続帯のパティ分離機
構（一般に３１で示す）がこの改された作動態様におい
ては同一の機能を遂行するためめに利用される。ワイヤ
バンドのパィ分離機構３１は、ターレット１３の下のフ
レームの上に、実際には食物供給機構２０の駆動に対し
て反対側の位置に取付けられる。ワイヤバンド機構３１
は、この実施例に於ては、駆動のプーリー３３、大形遊
びプーリー４０及び小遊びプーリ−４１の上に引張られ
た無限ワイヤバンド３２をはじめて総てのフレームに回
転可能に取付けられたものを含む。駆動プーリー３３は
プーリー３３に同軸に取付けられたスプロケツト３４、
駆動動力と駆動伝導してフレーム１１の内部に延びる駆
動軸３６に取付けられたスプロケット３５、又スプロケ
ット３４と３５をその駆動関係に連絡する駆動チェン３
７を含むスプロケット及びチェン駆動によって動力伝達
される。大形遊びプーリー４０はプーリー３３の反対側
で、ピストンの底面１６の通り道から離れて位置する。
無限ワイヤバンド３２は駆動プーリー３３と大形遊びプ
ーリ−４０の外周を取巻いて取付けられ、そのバンドは
、パィが型から押し出された後典型的に付着するピスト
ンの底面から／ｆィを引離すために、その最下位の位置
に於てピストン１５の底面１６の通り道と交叉するよう
になっている。ピストン底面１６を横断してワイヤバン
ド３２を一層正確に導くために、このワイヤバンドは小
形遊びプーリ−４１の上を通る。このプーリーはフレー
ム１１にプーリ−３３と同様の前述のものの上のピスト
ンの通路に接近した位置に回転可能に取付けられる。だ
から、大きな遊びプーリー４０と小さい遊びプーリー４
１は駆動プーリー３３がバンド３２を周期的に運動させ
るため動力を与える間、ピストン底面１６を横切って実
際はバンドを正確な方法で案内する。上記米国特許出願
第５０７，７０１号書類にある静止ワイヤバンドの利用
に関して、たとへワイヤが１ケ，のパィを一つのピスト
ンの底面から引離すのにのみ利用されるとしてもワイヤ
上には流体物質が作り上げられることが解る。

この流体物質の形成は、グリース、粘縞材脂肪、又は、
食物物質の小片からでさえも行われる。若しその上に形
成した物質を持つワイヤがパィをピストン底面より引離
すのに秒時間使われるならば形成物質の量は増加し又パ
ィ分離の質又は砕けやすさは悪化し初める。この問題を
解決するために、本件出願人は、前述の連続ワイヤバン
ド機構３１を利用し、且又丁度パイ１９を、それを保持
するピストン１５から分離し終ったバンドの部分が完全
にそれに応ずるピストンの又ターレット上のパィの道程
から、それがワイヤバンドの清潔な部分を横切って引き
入れられる時、外れるような十分な速度でワイヤバンド
を駆動若くは運動させる。又バンド拭機構４２、は第８
図に最も明瞭に示されるが、フレーム１１に大形遊びプ
ーリー４０‘こ近接した位置で取付けられる。拭機構４
２は、バンド表面をそれがその場を通過する時掃除する
切込み３を含む。この実施例では、拭器４２は商標“テ
フロン”の下に販売されるような弗化炭素で作られる。
拭器は切り取ったへこみを持つ部分４４の大形プーリー
４０の断面形状の外辺部に近似なものを含む。切込み４
３はワイヤバンドがプーリーを乗るこえて通過する時は
、バンドを受けるように中央の切取部４４と単なる位置
にある。拭機構は形成物質がバンド回転のサイクル毎に
バンドから取除かれることが確実にする。この発明の特
別の実施例が図示及び記述されたが一方、変更及び修正
は、そのより広範な見地でこの発明から離れることなく
行なって良いことは、この道の熟練者には明白なことで
ある。

従って、本発明はここに述べた事項及び特許請求事項に
よって何ら限定されるものでないことは理解されるべき
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明に係る成形装置の数部分を切離して
図示する斜視図である。 第２図は第１図と同機な拡大された詳細部の斜視図であ
るが、それ以上の部分を切離し、又改良された食物材料
の供給機構を示すためターレットを取外して示したもの
である。第３図は、カム操作の往復ピストンに関する変
位量の図式図である。第４図は、第１図の４−４線にほ
ぼ沿った断面詳細図である。第５図は、第４図に準ずる
詳細な断面図であるが、ここではピストンの上下の往復
運動及びターレットの回転は更に第４図に於ける場合よ
りも進んでいる。第６図は、ピストンが最高の往復位置
にあり、又型が完全に食用材料で充填されている第５図
に類似する詳細な断面図である。第７図は、数個所が切
離された、改良型の小型パィ、ピストン分離のための連
続したワイヤバンドの切離し装置を示す、本発明の位置
の立面図である。第８図は、切離された部分を持つ、ほ
ぼ７一７線に沿っている連続運動切断バンドの前方立面
図である。符号の説明、１：パィ製造機、１１：フレー
ム、１２：駆動軸、１３：ターレット、１４：型凹部、
１５：区切り装置、１６：ピストン底面、１７：ホッパ
−、１８：食用材料、２０：食用材料供給装置、２１：
ハウジング、２２・・・・・・螺旋錐。ナュロー２ ／ ヱ 上＾７・ ナュロ‐生− ／ ユ／ ムよ・

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 塊状の材料をホツパーの中へ供給する段階；上記ホ
   ツパーを通り、該ホツパーと相通じている材料供給機構
   を通って上記材料を移動させ、且つこの移動が、上記材
   料供給機構と関連をもって位置決めされた型の中へとほ
   ぼ上方向きに、該型がパイを形成すべく上記材料によっ
   て満されるまで行なわれる段階； 上記型をターレツト
   の連続回転によって上記材料供給機構と関連する部分か
   ら外へ移動させる段階； 上記型を押漬して上記パイを
   実質的には型から下方へ、該型の底穴を通して送り出す
   ため凹部を通って区切り装置を往復運動させる段階；お
   よび 切断ワイヤ装置を横切って上記パイの内面及び上
   記区切り装置を通過させることにより、成形されたまま
   のパイの形を保ちながら上記パイを上記区切り装置から
   分離する段階；より成り、 上記型は凹部の中に配置さ
   れ、複数の凹部は回転ターレツトの中心の周りに間隔を
   置いた放射状の位置関係で置かれ、またそれぞれの凹部
   の下方部分とこの凹部内に往復運動可能に取付けられた
   区切り装置上の作動底面と型の底部開口とは各型の表面
   を形成しており、 上記材料を材料供給機構を通して該
   材料供給機構と関連をもって位置決めされた型の中へと
   ほぼ上向きに移動させる段階は、上記凹部が上記材料供
   給機構と関連した状態にある間に上記型押しを行うべく
   、上記区切り装置を該装置の行程のほぼ最低の位置から
   最高の位置にまで往復運動させる段階を含んでいること
   を特徴とする、多量の塊状材料からパイを成形する方法
   。 ２ フレーム； このフレームに保持された駆動装置； 上記フレームに取付けられ、多量の食用材料を受入れ
   るためのホツパー； 上記フレームに回転可能に取付け
   られ、また上記駆動装置に連結され、周囲に一定の角度
   間隔を置いて放射状関係に位置決めされた多数の凹部を
   持つターレツトであって、各凹部には、軸方向に運動す
   るように取付けられ且つ押型を作るために凹部と共同作
   動を行う底面を持った区切り装置が装架されているター
   レツト； 上記ホツパーとターレツトとの間に位置決め
   され、上記ホツパーから送られた食用材料が型の中へと
   ほぼ上向きに移動してこの型を満すべく通過するハウジ
   ング；および 上記食用材料をハウジングを通して移動
   させるため上記ハウジング内に設けられた螺旋錐；より
   成り、 上記ハウジングを通って型の中へ移動した食用
   材料は該型内で、ターレツトのそれぞれの回転が或る一
   部分にある間に各型開口が上記ハウジングと関連した位
   置にある時パイを成形し、 また、上記ハウジングは上
   記ターレツトと関連する端部に拡大した開口を含み、該
   開口は上記ターレツトの型凹部の弓形の進行路に沿って
   上記食用材料により上記型凹部の効率のよい充填を行う
   ためかなり拡大されていることを特徴とする、多量の塊
   状に固まった食用材料から多数の均一な形のパイを成形
   する装置。