JPH01276760A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH01276760A
JPH01276760A JP10572788A JP10572788A JPH01276760A JP H01276760 A JPH01276760 A JP H01276760A JP 10572788 A JP10572788 A JP 10572788A JP 10572788 A JP10572788 A JP 10572788A JP H01276760 A JPH01276760 A JP H01276760A
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oxide film
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清 入野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 半導体装置に関し、 半導体基板中の表面濃度の変動をほとんどなくすことが
でき、特性を安定させることができる半導体装置を提供
することを目的とし、半導体基板上に熱酸化によって選
択的に形成された酸化膜と、該酸化膜上に設けられ、該
基板と電気的に分離された導体層と、該導体層を含む該
酸化膜上に設けられた絶縁膜を有するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体装置に関し、詳しくは、特に特性を良好
にすることができる半導体装置に関するものである。
現在用いられているラテラルpnp)ランジスタ(通常
バイポーラトランジスタに適用することができ、面積が
大きくなるが、作り易く耐圧性の点で優れている)や半
導体基板内に形成された高抵抗のトランジスタのように
、表面濃度が1017〜10110l9″の時、半導体
基板上にCVDによる絶縁膜を形成すると、絶縁膜中の
固定電荷の影響により半導体基板中の表面濃度が変動(
不安定)し易く、ラテラルpnp トランジスタの特性
の変動や、抵抗の変動が問題になってしまう。具体的に
は絶縁膜中であたかも■の電荷が偏ってしまい(後工程
の熱等の影響と、電子と正孔の移動度の違いにより生じ
るものと推定される)、これにより半導体基板中のeの
電荷が絶縁膜側にシフトして表面濃度が変動し易くなっ
てしまうものと推定される。
したが4で、絶縁膜中の固定電荷の影響を半導体基板が
受けないような構造の半導体装置が望まれている。
なお、ラテラルpnp)ランジスタのベースのところの
濃度は通常低(している(高くすると増幅率hFEが上
がらない)。
〔従来の技術] 第3図(a)、(b)は従来の半導体装置の一例の構造
を示す断面図であり、第3図(a)はラテラルpnp)
ランジスタの構造を示しており、第3図(b)は高抵抗
のトランジスタの構造を示している。
これらの図において、1は例えばSiからなり、導電型
が例えばn型の半導体基板で、表面濃度がIQ19cm
−”以下(10′7〜10I9c1n−3)で低濃度に
なっている。2は例えばSiO□からなる酸化膜、4は
例えばSi、N4からなる絶縁膜、5は導電型が例えば
p型の基板拡散領域で、エミッタ領域、コレクタ領域が
形成されている。
なお、エミッタ領域とコレクタ領域との間の半導体基板
1にベース領域が形成されている。
次に、第3図(a)に示す半導体装置の製造工程につい
て簡単に説明する。
まず、第3図(a)に示すように、例えば熱酸化により
半導体基板1上に酸化膜2を形成した後、例えばCVD
法により酸化膜2上に5t3N4を堆積して絶縁膜4を
形成する。次いで、例えばドライエツチング(ウェット
エツチングでもよい)により絶縁膜4及び酸化膜2を選
択的にエツチングしてベース領域、エミッタ領域、コレ
クタ領域の各コンタクト領域を形成した後、例えばイオ
ン注入により基板拡散領域5を形成する。そして、ここ
では図示はしていないが通常行われている工程により各
コンタクト領域にメタル等の配線層をコンタクトするこ
とにより、半導体装置が完成する。なお、第3図(b)
に示す高抵抗の半導体装置も同様な製造工程を経ること
により形成することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の半導体装置にあっては
、半導体基板1中の表面濃度が絶縁膜4中の固定電荷の
影響を受けて変動し易く、特性が安定し難いという問題
点があった。具体的には、第4図に示すように絶縁膜4
中であたかも■の電荷が偏ってしまい(これは後工程の
熱等の影響と、電子と正孔の移動度の違いにより生じる
ものと推定される)、これにより半導体基板1中のeの
電荷が絶縁膜4側にシフトして表面濃度が変動し易くな
ってしまうものと推定される。
そこで本発明は、半導体基板中の表面濃度の変動をほと
んどなくすことができ、特性を安定させることができる
半導体装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による半導体装置は上記目的達成のため、半導体
基板上に熱酸化によって選択的に形成された酸化膜と、
該酸化膜上に設けられ、該基板と電気的に分離された導
体層と、該導体層を含む該酸化膜上に設けられた絶縁膜
を有している。
〔作用〕
本発明では、基板と電気的に分離された導体層を含むよ
うに酸化膜上に絶縁膜が設けられる。
したがって、半導体基板中の表面濃度が絶縁膜中の固定
電荷の影響をほとんど受けず、変動し難(なる。
〔実施例] 第1図(a)、(b)は本発明に係る半導体装置の一実
施例の構造を示す断面図であり、第1図(a)はラテラ
ルpnpトランジスタの構造を示しており、第1図(b
)は高抵抗のトランジスタの構造を示している。第2図
は一実施例の原理を説明するための図である。
これらの図において、第3図(a)、(b)と同一符号
は同一または相当部分を示し、3は例えば金属シリサイ
ドからなる低抵抗の導電層(本発明に係る導体層に該当
する)で、タングステンシリサイド、チタンシリサイド
あるいはモリブデンシリサイドのいずれの場合であって
もよく、この中で耐熱性の点ではタングステンシリ、サ
イド、モリブデンシリサイドが優れている。
なお、半導体基板1の表面濃度は10”cm−’以下(
10′7〜10I10l9’)で低濃度になっている。
次に、第1図(a)に示す半導体装置の製造工程につい
て簡単に説明する。
酸化膜2 (膜厚が例えば1000人くらい)、絶縁膜
4(膜厚が例えば5000人くらい)及び基板拡散領域
5の形成方法は、第3図(a)に示した従来法とほぼ同
様であり、低抵抗の導電層3(膜厚が例えば200人く
らい)は、例えばスパッタ法により酸化膜2上に形成す
ることができる。
すなわち、上記実施例では、低抵抗の導電層3と基板1
と電気的に分離されており、低抵抗の導電N3を含むよ
うに酸化膜2上に絶縁膜4を設けたので、半導体基板1
中の表面濃度が絶縁膜4中の固定電荷の影響をほとんど
受けなくなり、特性が安定するようになる。具体的には
第2図に示すように、絶縁膜4中の固定電荷の影響をキ
ャンセルするのに十分なキャリアが低抵抗の導電層3中
にあるため、半導体基板1中のeの電荷が絶縁膜4側に
ほとんどシフトしなくなり、半導体基板1中の表面濃度
が変動し難くなるものと推定される。
なお、上記実施例では低抵抗の導電層3を金属シリサイ
ドで構成する場合について説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、金属で構成する場合であって
もよく、この場合スパッタにより比較的低温で形成する
ことができ、上記実施例より低抵抗であるので、より薄
く形成して上記実施例と同様な効果を得ることができる
うえ、平坦化に有利である。また、金属ナイトライドで
構成してもよく、この場合スパッタにより形成すること
ができ、具体的にはタングステンナイトライド、チタン
ナイトライドで具体化できる。
〔効果〕
本発明によれば、半導体基板中の表面濃度の変動をほと
んどな(すことができ、特性を安定させることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る半導体装置の一実施例の構造を示
す断面図、 第2図は一実施例の原理を説明する図、第3図は従来の
半導体装置の一例の構造を示す断面図、 第4図は従来例の課題を説明する図である。 1・・・・・・半導体基板、 2・・・・・・酸化膜、 3・・・・・・低抵抗の導電層、 4・・・・・・絶縁膜、 5・・・・・・基板拡散領域。 −寅諸づ列の叫哉江示す顆面図 第1図 一吏施伊」の原理Σ概明丁3図 第2図 七杉々列の錨造Σ示す願lfI図 第3図 むイ列O哉閂頃玉説e月才ろ図 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板上に熱酸化によって選択的に形成され
    た酸化膜と、 該酸化膜上に設けられ、該基板と電気的に分離された導
    体層と、 該導体層を含む該酸化膜上に設けられた絶縁膜を有する
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. (2)導体層が金属シリサイド、金属あるいは金属ナイ
    トライドから構成されるものであることを特徴とする請
    求項1記載の半導体装置。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS495580A (ja) * 1972-05-04 1974-01-18
JPS50131774A (ja) * 1974-04-05 1975-10-18
JPS54131479U (ja) * 1979-03-20 1979-09-12
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JPS63125A (ja) * 1986-04-02 1988-01-05 テキサス インスツルメンツ インコ−ポレイテツド パッシベーション膜およびその作製方法

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