JPH01276668A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH01276668A
JPH01276668A JP10698388A JP10698388A JPH01276668A JP H01276668 A JPH01276668 A JP H01276668A JP 10698388 A JP10698388 A JP 10698388A JP 10698388 A JP10698388 A JP 10698388A JP H01276668 A JPH01276668 A JP H01276668A
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JP
Japan
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insulating film
gate electrode
film
gate
electrode
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JP10698388A
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Shigeto Maekawa
繁登 前川
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は電界効果型半導体装置の製造、方法に関し、
特にそのゲート絶縁膜の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 第3A図ないし第3D図は、2相型埋込チヤンネル電荷
転送装置のゲート電極部の製造方法を示す概略的な断面
図である。
第3A図を参照して、たとえばシリコンよりなるP型半
導体基板1の表面からN型不純物を導入することによっ
てN−型半導体層2を形成し、その上に熱酸化法などに
よってシリコン酸化膜からなる絶縁層20を形成する。
続いて、絶縁層20上にたとえばCVD法でポリシリコ
ン膜からなる電極層30を形成する。
第3B図を参照して、このように形成された電極層30
と絶縁層20の所望の領域を写真製版技術でエツチング
除去して開口部6とするとともに、残存部を第1ゲート
絶縁膜21および第1ゲート電極31とする。続いて、
第1ゲート電極31および第1ゲート絶縁膜21をマス
クとするセルフアライメント方式で、開口部6によって
露出したN−型半導体層2の表面に硼素などのP型不純
物イオン5を注入し、これを熱拡散することによってN
−型半導体層2内にN−一型半導体領域10を形成する
第3C図を参照して、N−一型半導体領域10および第
1ゲート電極31を覆うように第2ゲート絶縁膜4を熱
酸化法によって形成する。
第3D図を参照して、第2絶縁ゲート酸化膜4上に電極
層を形成し、これを写真製版技術を用いて開口部6の周
辺以外をエツチング除去することによって第2ゲート電
極51とする。
以」−の製造工程によって、第1ゲート電極31と第2
ゲート電極51とが交互に並び、第2ゲート電極51の
下に電子ポテンシャルの障壁を有する2相駆動方式の電
荷転送装置が完成する。
第4図はこのような電荷転送装置の動作を説明するポテ
ンシャル模式図である。図において、ポテンシャルの変
化はゲート電極31.51の位置に対応して示されてい
る。隣り合う第1ゲート電極31と第2ゲート電極51
とのペアごとに交互に信号φ、とφ2が与えられる。信
号φ、とφ2は、各々が高レベルと低レベルとに変動す
るクロック信号であり、互いに位相がずれている。
時刻t、において信号φ、とφ2がともに低レベルのと
き、電荷が転送される領域であるN−型半導体層2のポ
テンシャル分布は不純物濃度の異なるN−一型半導体領
域10の浅いポテンシャルのために段差を生じ、ポテン
シャルの井戸となる第1ゲート電極31下のN−型半導
体層2に転送電荷13が蓄えられる。
時刻t2において、信号φ1が低レベルのままで信号φ
2が高レベルになれば、第1ゲート電極31下のN−型
半導体層2のポテンシャルはさらに深くなる。また、第
2ゲート電極51下のN−−型半導体領域10のポテン
シャルも信号φ、の低レベルが印加されている第1ゲー
ト電極31下のN−型半導体層2のポテンシャルより深
くなる。
したがって、図に示すごとく階段状のポテンシャル分布
が形成される。その結果、信号φ、が印加されている第
1ゲート電極31下に蓄積されている転送電荷13は、
この階段状のポテンシャル分布に沿って、信号φ2が印
加されている第1ゲート電極31下のN−型半導体層2
へ転送される。
転送電荷13が信号φ2の印加されている第1ゲート電
極31下に完全に転送された後の時刻t、において、信
号φ2を高レベルから低レベルへ復帰させれば、N−型
半導体層2のポテンシャル分布は時刻t、の状態に復帰
する。しかし、転送電荷13は、信号φ、が印加される
第1ゲート電極31下から、信号φ2が印加される第1
ゲート電極31下に転送されたことになる。
以下、同様に信号φ、とφ2を交互に高レベルと低レベ
ルとの間で変動させるクロック電圧とすることによって
、転送電荷13を次々に転送していくことができる。
[発明が解決しようとする課題] 従来の電荷転送装置の第2ゲート絶縁膜4は前述のよう
に熱酸化法で形成されるので、第5A図の破線で示され
た円領域Aに見られるように、第1ゲート電極31下の
第1ゲート絶縁膜21がその両端部で発達して厚くなる
。第5B図は第5A図の円領域Aの拡大図であり、第1
ゲート絶縁膜21の膜厚は電極31下の中央部のtに比
べて厚いt′になっている。すなわち、第1ゲート絶縁
膜21の端部において、いわゆるバーズビーク構造(鳥
の嘴構造)を生じている。基板中の埋込チャンネルの電
子ポテンシャルは、ゲート絶縁膜が厚くなるにつれて深
くなるので、ゲート端部のゲート絶縁膜21が厚い領域
Aは第5C図に示されたようにΔφaCだけ他の領域に
比べて深いポテンシャルになる。
第6図に示すような2相駆動電荷伝送装置の場合、この
ようなポテンシャルの深い領域Aがあれば、そこに電荷
の一部が捕獲されて電荷の転送効率を下げることになる
(C,L、  Chen  etal、、IEDM  
Tech、Dig、、1979、p、p、606−61
0参照)。
このような課題に鑑み、本発明の目的は、第2ゲート絶
縁膜の形成後においても第1ゲート電極下にある第1ゲ
ート絶縁膜の膜厚がどの領域においても均一であるよう
な半導体装置の製造方法を提供することである。
[課題を解決するための手段コ 本発明による半導体装置の製造方法は、半導体基板上に
第1の絶縁層を形成する工程と、第1の絶縁層上に電極
層を形成する工程と、半導体基板上の表面の一部を露出
させるために電極層および第1の絶縁層をパターニング
して一部除去する工程と、パターニングによって露出さ
れた半導体基板の表面、第1の絶縁層の端面、および電
極層を覆うように、絶縁膜に変質可能な導体または半導
体の薄膜を堆積させる工程と、その薄膜を絶縁膜に変質
させる工程を含む。
[作用コ 本発明の半導体装置の製造方法によれば、半導体基板表
面、第1の絶縁層の端面、および電極層を覆うように、
絶縁膜に変質可能な導体または半導体の薄膜を堆積させ
、その後にその薄膜を絶縁膜に変質させて第2絶縁ゲー
ト膜を形成するので、第1ゲート絶縁膜端部にバーズビ
ーク構造を生じない。
[発明の実施例] 第1A図ないし第1D図は本発明の一実施例による半導
体装置の製造方法を示す概略的な断面図である。
第1A図を参照して、第3B図に対応した状態が示され
ており、第1ゲート電極31と第1ゲート絶縁膜21を
パターニングした後にN−一型半導体領域10が形成さ
れている。
第1B図を参照して、全表面を覆うようにポリシリコン
膜7がCBD法などで堆積される。この堆積する膜厚は
、ポリシリコン膜7が完全に酸化されたときにできる膜
厚が第2ゲート絶縁膜4として必要な膜厚より少し薄い
という条件を満たすように設定される。
第1C図を参照して、ポリシリコン膜7が熱酸化によっ
て完全に酸化され、第2ゲート絶縁膜4となる。
第1D図を参照して、第3D図におけると同様に第2ゲ
ート電極51が形成される。
このように製造した2相型埋込チヤンネル電荷転送装置
は、第1ゲート電極31下の第1ゲート絶縁膜21にバ
ーズビーク形状をHしないので、その電極下のチャンネ
ルポテンシャルは平坦になる。したがって、第4図に示
されているように、転送電荷13は完全に第1ゲート電
極31から次の第1ゲート電極31下に移動し、残留電
荷を生じないので高い転送効率が得られる。
第2図を参照して、第2ゲート絶縁膜形成前に堆積する
ポリシリコン膜7の厚さについて詳しく考察する。この
図において、第1ゲート絶縁膜21の端部付近における
ポリシリコン膜7の酸化過程が模式的に示されている。
ノンドープのポリシリコンは酸化速度が単結晶シリコン
と同じか少し大きく、また酸化による厚さの増大も単結
晶の場合とほぼ同じで約2倍になる。したがって、平坦
な面上でポリシリコン膜を酸化する場合、必要な酸化膜
厚さの1/2の厚さのポリシリコン膜を堆積すればよい
しかし、第2図に示されたようなポリシリコン膜のコー
ナ部では、酸化剤の拡散が酸化膜の進行面を丸くする(
D、  Kao  et  al、 、  IEDM 
 Tech、Dig、、1985.  p、  p。
388−391参照)。図において、線80は酸化開始
前のポリシリコン膜の表面を示しており、矢印70は酸
化の進行方向を示している。酸化の進行とともに酸化膜
は成長して厚くなり、その表裏の両表面は順次位置61
,62.63へと移動する。したがって、平坦部のポリ
シリコン膜の酸化が完了した時点ではコーナ部にポリシ
リコン膜7の一部が残存している。この残存するポリシ
リコン部7は第1ゲート電極31とN−型半導体層2を
短絡してしまう可能性がある。したがって、第2ゲート
絶縁膜の形成前に堆積するポリシリコン膜の厚さは、コ
ーナ部のポリシリコン膜のすべてが絶縁膜に変化したと
きに平坦部の絶縁膜厚さが所望の値になるような厚さに
しなければならない。完全にポリシリコン膜7が酸化さ
れた状態では、N−型半導体層2や第1ゲート電極31
の表面も少し酸化されて絶縁膜に変化している。
なお、上記の実施例では、2相型埋込チヤンネル電荷転
送装置について述べたが、3相型や4相型であってもよ
く、また埋込チャンネルでなくて表面チャンネルでもよ
いことが容易に理解されよう。
また、本発明は、電荷転送装置のみならず、ゲート電極
端部下のゲート絶縁膜にバーズビーク構造が発生する電
界効果型の半導体装置について広く適用し得ることが理
解されよう。
さらに、上記の実施例では第2ゲート絶縁膜形成時にポ
リシリコン膜を用いることを述べたが、第3や第4のゲ
ート絶縁膜形成時などにも用い得ることが明らかであろ
う。堆積するポリシリコンは、不純物をドープしたもの
またはノンドープのものでもよく、さらにポリシリコン
のみならずアモルファスシリコンなどのように良質な絶
縁膜に変質させることが可能な薄膜であればよい。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、半導体基板の表面、第
1の絶縁層の端面、および電極層を覆うように、絶縁膜
に変質可能な導体または半導体の薄膜を堆積させ、その
後にその薄膜を絶縁膜へ変質させるので、第1ゲート絶
縁膜にバーズビーク構造が導入されない。したがって、
ゲート電極下のチャンネルポテンシャルを平坦にするこ
とができ、高い電荷転送効率が得られる。また、付随的
な効果として、熱酸化による第2ゲート絶縁膜形成時に
第1ゲート電極が薄くなって電極の抵抗を上げるという
従来の問題点をも回避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図ないし第1D図は本発明の一実施例による半導
体装置の製造方法を示す概略的な断面図である。 第2図は第1ゲート絶縁膜端部付近におけるポリシリコ
ン膜の酸化の過程を示す断面図である。 第3A図ないし第3D図は従来の電荷転送装置のゲート
電極部の製造方法を示す概略的な断面図である。 第4図は電荷転送装置の動作を説明する電子ポテンシャ
ル模式図である。 第5A図ないし第5C図はバーズビーク構造を有する第
1ゲート絶縁膜が第1ゲート電極下の電子ポテンシャル
に与える影響を説明するための図である。 第6図はバーズビーク構造が導入された第1ゲート絶縁
膜を有する電荷転送装置における電子ポテンシャルを示
す図である。 図において、1はP型半導体基板、2はN−型半導体層
、4は第2ゲート酸化膜、5はP型不純物イオン、6は
開口部、7はポリシリコン膜、10はN−一型半導体領
域、20は酸化物層、21は第1ゲート酸化膜、30は
電極層、31は第1ゲート電極、51は第2ゲート電極
、61. 62゜および63は酸化シリコン膜の表面、
70は酸化方向、80は酸化開始前のポリシリコン膜表
面を示す。 なお、各図において同一符号は同一内容または相当部分
を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  半導体基板上に第1の絶縁層を形成する工程と、前記
    第1の絶縁層上に電極層を形成する工程と、前記半導体
    基板の表面の一部を露出させるために前記電極層および
    前記第1の絶縁層をパターニングして一部除去する工程
    と、 前記パターニングによって露出された前記半導体基板の
    表面、前記第1の絶縁層の端面、および前記電極層を覆
    うように、絶縁膜に変質可能な導体または半導体の薄膜
    を堆積させる工程と、前記薄膜を絶縁膜に変質させる工
    程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP10698388A 1988-04-27 1988-04-27 半導体装置の製造方法 Pending JPH01276668A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08279607A (ja) * 1995-04-04 1996-10-22 Nec Corp 電荷結合素子の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08279607A (ja) * 1995-04-04 1996-10-22 Nec Corp 電荷結合素子の製造方法

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