JPH01275234A - 内装材およびその製造方法 - Google Patents

内装材およびその製造方法

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JPH01275234A
JPH01275234A JP10564088A JP10564088A JPH01275234A JP H01275234 A JPH01275234 A JP H01275234A JP 10564088 A JP10564088 A JP 10564088A JP 10564088 A JP10564088 A JP 10564088A JP H01275234 A JPH01275234 A JP H01275234A
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Takashi Nishikino
錦野 隆
Masahiro Kodama
児玉 雅博
Hiromi Kodama
児玉 博美
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Ikeda Corp
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Ikeda Bussan Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/02Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は主として自動車の天井材、ドアトリム。
リアパーセル等に有用な内装材に関するものである。
〔発明の背景〕
この種の内装材の基材としてはダンボールやポリスチレ
ン発泡体パネル等が用いられる。しかしダンボールは成
形時にライナーに亀裂やしわが生じ、ダンボール表面に
表皮材を貼着しても該亀裂やしわが内装材表面に凹凸を
形成し、外観的にみて非常に重要な問題点を生ずる。ま
たポリスチレン発泡体パネルは硬く脆く、したがって何
等かの補強手段が望まれている。
〔従来の技術〕
従来はこのようなダンボール基材の亀裂やしわの隠蔽材
やポリスチレン発泡体パネルの補強剤として合成樹脂含
浸多孔質体が用いられている(例えば特開昭59−76
334号)。合成樹脂含浸多孔質体とはフェノール樹脂
、メラミン樹脂等の熱硬化性合成樹脂やアクリル樹脂、
スチレン樹脂、ポリスチレン等の熱可塑性合成樹脂をフ
ェルト、不織布、ポリウレタン発泡体シート等に含浸せ
しめた構成を有するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら熱硬化性合成樹脂を含浸させた多孔質体を
用いる場合には該熱硬化性合成樹脂を硬−2= 化させるために加熱が必要であり、耐熱性のないポリス
チレン発泡体パネルを基材とする場合には該多孔質体中
の熱硬化性合成樹脂を略完全に硬化させてからポリスチ
レン発泡体パネルに貼合わせなければならない、1しか
し多孔質体中の熱硬化性合成樹脂を略完全に硬化させる
と多孔質体の成形性が極めて劣化するし、多孔ノr′r
体と基材との貼合わせには当然接着剤か必要である。
ダンボールを基材として使用した場合でも高温の加熱は
ダンボールを劣化させるので多孔質体中の熱硬化性合成
樹脂は予め硬化させておくことが望ましいが、多孔質体
中の熱硬化性合成樹脂を予め硬化させておくと前記ポリ
スチレン発泡体パネルと同様な問題点が生ずる。
熱可塑性合成樹脂を含浸させた多孔質体では冷間成形も
可能であるが耐熱性および機械的強度に乏しく補強材と
しては不充分なものである。またダンホール成形面ライ
ナーに生ずる亀裂やしオ)を隠蔽するには多孔タフ一体
の厚みの変化(縮小)、即ち多孔ゲ′〔体の基H側は見
料表面形状に適応し、表−;3− 面側は基材人血形状に関わらす平坦になることを利用す
るのであるが、熱可塑性合成樹脂を含浸させた多孔質体
では熱「可塑性合成樹脂の耐熱性や機械的強度が充分で
はないために多孔質体の縮小した1すみが戻って凹凸か
完全に隠蔽しきれないと云う問題点がある。多価イワシ
アナ−1〜化合物とポリオールとの低縮合体であるウレ
タンプレポリマーは常温でも湿気により硬化するので多
孔質体に含浸させる合成樹脂材料としては望ましいもの
であるけれども硬さが充分でなく、内装材の成形形状安
定性の面で満足の行く結果を得られない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は一ヒ記従来の問題点を解決する手段として、暴
利と、該基材の片面もしくは両面に接着した多価イワシ
アナ−1〜化合物含浸多孔竹体とからなる内装材を提供
するものであり、更に多価イワシアナ−1〜化合物含浸
多孔質体中の多価イソシアナー1−が完全硬化していな
い状態で基材と重合し、基材を成形すると同時に該多価
イソシアナー!〜化合物を硬化せしめて該多価イソシア
ナート化合物含浸多孔質体を基材に接着せしめる内装材
の製造方法を提供するものである。
本発明に用いられる基材としてはダンボール、ポリスチ
レン発泡体、レジンボード等の従来から公知のものがあ
る。。
本発明に用いられる多孔質体としては軟質ポリウレタン
発泡体、軟質ポリ塩化ビニル等の軟質プラスチック発泡
体、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ポリアミド繊維
、アセテ−1へ繊維、綿繊維、ガラス繊維、セラミック
繊維、ロックウール等の有機および無機繊維の不織布ま
たは編織物またはウェブ笠がある。
本発明に用いられる多価イワシアナ−1〜化合物として
は、パラフェニレンジイソシアナート、メチレンフェニ
ルジイソシアナー1〜.2−クロロ−]、]4−フェニ
ルジイソシアナー1〜2.4−1〜ルエンシイソシアナ
−1へ、2.6−1−ルエンジイソシアナ−1〜、1.
4−ナフタレンシイソシアナー1−、ヘキサメチレンジ
イソシアナート、4,4−シフエニルイソシアナート、
4,4−ジフェニルメタンジイソシアナー1〜.3,3
′−ジメチル−4,4−ジフェニルイソシアナ−1〜、
3,3′−ジメチル−4,4−ジフェニルメタンジイソ
シアナート、3,3′−ヅメ1〜キシー4,4−ジフ工
二ルイソシアナ−1へ、1−クロロ−2,4−フェニレ
ンジイソシアナー1〜、m−フエニレンジイソシアナー
1〜、p−フエニレンジイソシアナ−1〜、2.2’ 
、5.5’−テ1−ラメチル−4,/1’ −ビフエニ
レンジイソシアナー1〜、ω、ω′9m−キシリレンジ
イソシアナート等が例示されるが、−1記多価イソシア
ナー1へはポリエチレンアジペート、ポリテトラヒドロ
フラン、]−]24−ブタンジオール1,4−シスブチ
ンジオール、1,5−ジヒドロキシエ1〜キシナフタリ
ン、1,4−ブチレンジオール等の多価アルコール、ヒ
マシ油、1−−ル油等が添加せられて変性されてもよい
上記多孔質体に刻する−1−記多価インシアナー1−化
合物の含浸斌としては通常20重基%以」―、望ましく
は30重基%以」−1更に望ましくは40重基%以−1
−である。そして含浸にあたって多価イソシンナー1〜
化合物は液状のものであれはそのまま、あるいは塩化メ
チレン、クロロホル11、四塩化炭素、1,2−ジクロ
ルエタン、1,2−シフロ11エタン、テI〜ラクロル
エタン、1〜リクロルエチレン、パークロルエチレン、
ジクロルプロパン、2゜4−ジクロルエチレン、ジクロ
ルペンタン、モノクロルベンゼン、O−シクロベンゼン
、1〜リクロルベンゼン等の有機溶剤に適当に希釈され
る。
上記多価イソシアナート化合物をに記多孔質体に含浸さ
せた後はそのまま直ちに基材の片面もしくは両面に該多
孔質体を重合するか、あるいは溶剤を乾燥工程により除
去してから重合する。この際、該多孔質体に含浸されて
いる多価イソシアナート化合物は完全に硬化していない
状態であることか望ましい1.該多価イソシアナーI・
化合物の硬化は該化合物が含浸されている多孔質体に水
やアルコール等の?l’i性水宏を有する液体またはそ
の蒸気あるいは酸、アルカリ、アミン等の触媒を接触さ
せることにより行われる。このような液体または触媒の
接触は該多孔質体が該基材に重合される前あるいは重合
されてから行われるが勿論成形])′lJに行われるこ
とが望ましい。
成形は基材がダンボールやレジンボードであればホラl
−プレス、ポリスチレン発泡体であれば真空成形が有用
に適用される。該多孔質体の重合は基材の成形前および
成形後のいずれで行われてもよいが成形前に行われる方
が望ましい。勿論多孔質体に含浸されている多価イソシ
アナート化合物を完全に硬化させてから基材と重合して
もよい。
しかし多価イソシアナート化合物が完全に硬化していな
い状態では流動性を有し、成形の際に若干の抑圧によっ
て該化合物が多孔質体から滲出して基材と多孔質体との
接着剤としての役「1を果すからこの場合は接着剤は不
要であるが、該化合物を完全に硬化させた後では多孔質
体と暴利との接着には接着剤が必要である。また成形性
の点から見ても該化合物は成形前には完全に硬化してい
ない状態であることが望ましい。
〔作用〕
基材に接着されている多孔質体に含浸されている多価イ
ワシアナ−1〜化合物は水、活性水素を有する液体、触
媒等が接触することにより高分子化しかつ網状化するこ
とにより硬化する。該多価イソシアナーI・化合物の完
全硬化前では該多孔質体は柔軟弾性体であり厚みを変化
(縮小)し得ろし伸縮も可能で成形性に富む。したがっ
てダンボール等の基材表面の亀裂、しわ等の凹凸を該厚
みの変化で吸収して隠蔽し、内装材表面に凹凸が発現し
ないようにすることか出来る。該多孔質体硬化後は多孔
質体はその厚みの変化を固定され戻ることがない。また
硬化した多価イソシアナ−1・化合物を含む多孔質体は
極めて大きな構造強度を保有するので補強効果が大きい
〔発明の効果〕
したがって本発明においては表面が平坦で好ましい外観
を有しかつ強度の大きな内装材を得ることが出来る。
実施例1− 軟りγポリウレタン発泡体シー1へ(密度0.017g
 / am、厚さ3mm)にメチレンジフェニルジイソ
シアナルト(MDI)の50重景%1−リオール溶液を
80重量%(MIDIとして40重足%)含浸させ70
°C5分の温風乾燥を行う。乾燥後該軟質ポリウレタン
発泡体シートに水蒸気を均一に吹きかけた+でダンボー
ルの片面に重合する。該軟質ポリウレタン発泡体シー1
〜を重合したダンボールはそれから150℃、3 kg
/ cJのホラ1〜プレスにより所定の天井形状に成形
されるがMDIは該ホットプレスにより実質的に硬化す
る。該軟質ポリウレタン発泡体シー1〜は該シートに含
浸されているMDIによって接着剤を使用することなく
ダンボールに接着される。
このようにして得られた天井材の表面は平坦で凹凸がな
く外観的に好ましいものである。該天井材の軟質ポリウ
レタン発泡体シー1〜側には更に不織布、ポリ塩化ビニ
ルレザー等の表皮材を貼着してもよいし、また軟質ポリ
ウレタン発泡体シートを着色しておけば特に表皮材を貼
着しなくても該シート自体が表皮材の役割を果す。
実施例2 ガラス繊維不織布(目付80g/r+()に2,4−ト
リレンジイソシアナート(2,4−TDT)の40重基
%2,4−ジクロルエタン溶液を70重基%(2,4−
TDIとして2g重量%)含浸させ 60℃3分の温風
乾燥を行う。乾燥後該ガラス繊維不織布にヂブチルチン
ジラウレート5重景%を含むインプロパツールを均一に
スプレーした上で100℃5分間の加熱により硬化させ
た厚み10+nmのポリスチレン発泡体パネルの片面に
積層する。該ガラス繊維不織布を重合した軟化状態のポ
リスチレン発泡体パネルはそれから所定のドアトリ11
形状に真空成形されるがこの際は若干押圧力を及ぼして
該カラス繊維゛不織布を該ポリスチレン発泡体パネルに
圧着させ、該不織布に含浸されている2、4.−TDI
によって該不織布を該ポリスチレン発泡体パネルに接着
する。該不織布に含浸されている2、4−TDIは上記
成形中に硬化が進行し、成形後1時間以内で略完全に硬
化する。このようにしてポリスチレン発泡体パネルの硬
く脆い性質は該2.4−TDI含浸多孔質体によって充
分補強される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基材と、該基材の片面もしくは両面に接着した多価
    イソシアナート化合物含浸多孔質体とからなることを特
    徴とする内装材 2 多価イソシアナート化合物含浸多孔質体中の多価イ
    ソシアナートが完全硬化していない状態で基材と重合し
    、基材を成形すると同時に該多価イソシアナート化合物
    を硬化せしめて該多価イソシアナート化合物含浸多孔質
    体を基材に接着せしめることを特徴とする内装材の製造
    方法
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013123919A1 (en) * 2012-02-20 2013-08-29 Tomas Bata University In Zlin Method of the production of expanded polystyrene based compact parts with integrated functional and/or decorative elements

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5882749A (ja) * 1981-11-11 1983-05-18 ワコ−ケミカル株式会社 主として自動車内装用遮音板の製造方法

Patent Citations (1)

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WO2013123919A1 (en) * 2012-02-20 2013-08-29 Tomas Bata University In Zlin Method of the production of expanded polystyrene based compact parts with integrated functional and/or decorative elements

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