JPH0127400Y2 - - Google Patents

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JPH0127400Y2
JPH0127400Y2 JP17848282U JP17848282U JPH0127400Y2 JP H0127400 Y2 JPH0127400 Y2 JP H0127400Y2 JP 17848282 U JP17848282 U JP 17848282U JP 17848282 U JP17848282 U JP 17848282U JP H0127400 Y2 JPH0127400 Y2 JP H0127400Y2
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voltage
converter
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power
output
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JP17848282U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は電源切換回路に関し、例えばポータブ
ル型ビデオテープレコーダ(以下VTRという)
に用いられるバツテリ電源をこのVTRの所定の
回路に供給する際に適用して好適な電源切換回路
に関する。
〔考案の技術的背景〕
VTR機器の小型、軽量化に伴ない、チユーナ
のない、いわゆるポータブルタイプのVTRがよ
り多く使用されるようになつてきている。そして
また、これらVTRの操作釦は従来の機械式から
電子式へと変化してきている。このような電子式
操作釦を採用した場合にはVTRの電源スイツチ
がONとなつていればVTRの動作モードに関係
なく(すなわち、停止状態にあつても)必ず
VTRのシステムコントロール回路に電源を供給
する必要がある。なぜなら、操作釦が電子式スイ
ツチ由、システムコントロール回路に電源が供給
されていなければ釦操作を判断できないからであ
る。
従来のポータブルタイプVTRの電源系統は第
1図のようになつている。この図で1はバツテリ
出力が入力される端子(電圧はV1)、SW1は電
源スイツチ、2はDC−DCコンバータ(出力電圧
V2)、3はシリーズレギユレータ(出力電圧V3
である。また4乃至8はそれぞれモータ回路、サ
ーボ回路、ビデオ信号処理回路、オーデイオ信号
処理回路、システムコントロール回路である。こ
の様な構成の場合、電源スイツチSW1がONして
いれば常にDC−DCコンバータ2が動作し、各回
路5乃至8にはVTRの動作モードに関係なくV2
あるいはV3の電圧が供給される。すなわち、バ
ツテリを用いてVTRを動作させるときに、電源
スイツチSW1がONならば、機器が停止状態で
もDC−DCコンバータ2から電圧V2を供給され
ている回路5乃至7は無駄な電力を消費している
ことになる。
第2図は他の従来例を示す。ここでDC−DCコ
ンバータ9はその出力(電圧V2)が外部からの
制御信号により制御される(例えばシステムコン
トロール回路8からの制御信号により行なう)も
のであり、VTRの停止状態でOFF、記録再生等
のモードでONとされるようになつている。10
もDC−DCコンバータであり、その出力電圧は
V3である。このような構成によれば第1図に示
した構成のものの欠点が解消される。すなわち、
停止状態で無駄な電力は消費されず、かつ必要な
回路のみに電源が供給されることになる。
〔背景技術の問題点〕
第2図の構成においては、DC−DCコンバータ
9を機器の停止モードにおいて外部からの制御信
号によりOFFさせることにより消費電力の削減
を計つている。しかしながら、この場合はDC−
DCコンバータが2系統必要となつてしまい問題
があつた。また第2図のDC−DCコンバータ10
をシリーズレギユレータにした場合には、V1
らV3への電圧降下分の電力損失が常に生じるこ
とになり、無駄が多くなつてしまうという欠点が
あつた。
〔考案の目的〕
本考案は上述した点にかんがみなされたもの
で、電源電圧を降下させて機器の所定回路へ供給
する場合、消費電力の少なくて済む電源切換回路
を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案は第1の電圧を供給する電源と、出力が
制御信号により制御可能で第1の電圧より第2の
電圧を得ることのできるDC−DCコンバータと、
電源の出力あるいはDC−DCコンバータの出力を
切り換えて出力するスイツチ手段と、このスイツ
チ手段に接続されたシリーズレギユレータとを具
備し、第2の電圧がスイツチ手段を介してDC−
DCコンバータより得られるときはこれを、第2
の電圧が得られないときは同じくスイツチ手段を
介して電源より得られる第1の電圧をシリーズレ
ギユレータの入力とし、このシリーズレギユレー
タにより第3の電圧を得るようにしたものであ
る。
〔考案の実施例〕
第3図は本考案になる電源切換回路をVTRに
用いた場合の一実施例を示すブロツク図である。
ここで第2図と同一のものには同一の符号を付
して構成を説明する。1はバツテリの出力が入力
される端子であり、バツテリ電圧は第1の電圧で
あるV1となつている。この端子1は機械式スイ
ツチであるスイツチSW1を介してモータ回路
4、DC−DCコンバータ9及びスイツチSW2の
a側端子に接続されている。DC−DCコンバータ
9は制御入力端子11に接続されている。また
DC−DCコンバータ9の出力端はサーボ回路5、
ビデオ信号処理回路6、オーデイオ信号処理回路
7及びスイツチSW2のb側端子に接続されてい
る。スイツチSW2の共通端子はシリーズレギユ
レータ12へ接続されており、このシリーズレギ
ユレータ12の出力端はシステムコントロール回
路8及びスイツチSW3を介してサーボ回路5に
接続されている。
第3図に示す回路の動作を次に説明する。
バツテリがVTR本体に装着されており、VTR
のスイツチSW1がONとされると、この場合ま
づVTRは停止状態になつているから、端子11
から入力される制御信号によりDC−DCコンバー
タ9はOFFしている。よつてDC−DCコンバータ
9より電源V2は出力されない。このときスイツ
チSW2は端子a側に倒され、またスイツチSW
3はOFFとなつている。よつてシリーズレギユ
レータ12にてバツテリ電源の出力電圧V1より
V3の電圧が作られ、システムコントロール回路
8のみへ供給される。
次にVTRが記録・再生等の動作モードとなる
と、端子11からの制御信号によりDC−DCコン
バータ9がONとなり、電圧V2を出力し、各回路
5乃至7にこれが供給される。DC−DCコンバー
タ9の出力電圧V2が所定の電圧に達するとスイ
ツチSW2は端子b側に倒され、スイツチSW3
はONとされる。そして今度はDC−DCコンバー
タ9の電圧V2を用いてシリーズレギユレータ1
2により電圧V3が作られる。そしてこれがシス
テムコントロール回路8及びサーボ回路5に供給
されることになる。
以上の如くして、スイツチSW1がONとなつ
たときはVTRの動作モードに関わりなくシステ
ムコントロール回路8に電源が供給され、これに
よりこの回路8は電子ロジツクスイツチとなつて
いるVTRの操作釦が操作されたときどの操作釦
が押されたかどうかを知ることができる。また
VTRの停止状態においては不要な回路には電流
が流れず、バツテリ電源の浪費が防がれる。さら
に、必要なV3の電圧は記録再生等の動作モード
においてはDC−DCコンバータ9で高効率で電力
変換された電圧V2により作られているのでV1
電圧からV3の電圧をシリーズレギユレータ12
で作るより電力損失が少なくてすむ。ただし、電
圧の関係はV1>V2>V3とする。なお、DC−DC
コンバータ9の出力制御信号としては、システム
コントロール回路8からの信号を用いれば良い。
すなわち停止モードではOFF信号、記録再生等
のモードではON信号がシステムコントロール回
路8より端子11に入力されるようにすれば良
い。さらに本実施例の場合、スイツチSW1は電
源スイツチであり機械的スイツチとしたが、この
電源スイツチも電子的スイツチとする場合は本実
施例のスイツチSW1は例えばバツテリをVTR
本体に装着した場合にONとされる機械式スイツ
チとする必要がある。そうしなければVTRの電
源スイツチが押されたかどうかを判別することは
できないからである。
第4図は第3図の具体的回路を示す回路図であ
る。この回路の動作を以下に簡単に説明する。ス
イツチSW1がONであり、DC−DCコンバータ
9がOFF状態にあるとすると、トランジスタQ2
Q3,Q4はカツトオフ状態にあり、トランジスタ
Q1はONとなる。よつて、電圧V1よりシリーズレ
ギユレータを介してV3の電圧が作られ、システ
ムコントロール回路8へ供給される。次にDC−
DCコンバータ9がON状態とされると、トラン
ジスタQ2乃至Q4のベース電位が徐々に上昇し、
それがV3+0.7V付近に達すると、トランジスタ
Q2乃至Q4はONし始める。トランジスタQ4がON
すると、このトランジスタQ4のコレクタ・エミ
ツタ間電圧は零近くになりトランジスタQ1がカ
ツトオフされる。よつてシステムコントロール回
路8にはトランジスタQ2のエミツタから、また
サーボ回路5にはトランジスタQ3のエミツタか
ら電圧V3が供給されることになる。
なお、D1乃至D4はダイオードであり、点像で
囲んで示した回路12′は、第3図のシリーズレ
ギユレータ12及びスイツチSW2に相当する回
路である。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば1つのDC−
DCコンバータを用いた簡単な構成で電源ON時
で機器の停止状態には必要な回路のみに電源を供
給して消費電力を削減することができ、機器の動
作状態にあつては電源電圧をDC−DCコンバータ
により効率良く電力変換し、これをシリーズレギ
ユレータを介して先の回路に供給することにより
電力損失を少なくすることができるという特長を
有した電源切換回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の電源切換回路を示す
図、第3図は本考案になる電源切換回路の一実施
例を示すブロツク図であり、第4図は第3図の具
体的回路を示す図である。 1……入力端子、8……システムコントロール
回路、9……DC−DCコンバータ、12……シリ
ーズレギユレータ、SW1,SW2,SW3……ス
イツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 第1の電圧を供給する電源と、出力が制御信
    号により制御可能で第1の電圧より第2の電圧
    を得るDC−DCコンバータと、電源の出力ある
    いはDC−DCコンバータの出力を切り換えて出
    力するスイツチ手段と、このスイツチ手段に接
    続されたシリーズレギユレータとを具備し、第
    2の電圧がスイツチ手段を介してDC−DCコン
    バータより得られるときはこれを用いてシリー
    ズレギユレータにより第3の電圧を得るように
    し、第2の電圧がDC−DCコンバータより得ら
    れないときはスイツチ手段を介して電源より得
    られる第1の電圧を用いてシリーズレギユレー
    タにより第3の電圧を得るようにしたことを特
    徴とする電源切換回路。 (2) DC−DCコンバータの出力制御は機器の動作
    モードにより行なわれ、機器の停止状態ではそ
    の出力がOFFとされることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第(1)項記載の電源切換回
    路。 (3) シリーズレギユレータの出力端には、機器に
    電源を供給するスイツチがONとなつたときは
    この機器の動作モードにかかわらず第3の電圧
    が供給される必要のある回路が接続されている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(2)
    項記載の電源切換回路。
JP17848282U 1982-11-27 1982-11-27 電源切換回路 Granted JPS5985045U (ja)

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JP17848282U JPS5985045U (ja) 1982-11-27 1982-11-27 電源切換回路

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JP17848282U JPS5985045U (ja) 1982-11-27 1982-11-27 電源切換回路

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Publication Number Publication Date
JPS5985045U JPS5985045U (ja) 1984-06-08
JPH0127400Y2 true JPH0127400Y2 (ja) 1989-08-16

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JPS5985045U (ja) 1984-06-08

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