JP2011010523A - 分散型電源システム及びその構成決定方法及びそのプリント基板パターンの確定方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1〜第N(N=2,3,・・・)の中間バス12−1,12−2と、第1の中間バス12−1に所定のDC電圧を出力する主電源部11と、第1〜第Nの中間バス12−1,12−2の電圧をそれぞれ入力して所定のDC電圧を出力する第1〜第Nの分散電源部13,(140,150)と、中間バス12−2を中間バス12−1と分散電源部分散電源部13の出力とに選択接続するためのスイッチ手段JP1,JP2と、を備えている。
【選択図】図1
Description
各非絶縁型電源に係るスイッチャ回路は、対応する切り換え回路によってそれぞれ制御される。すなわち、切り換え回路は、対応する非絶縁型電源の出力電圧に基づき、その非絶縁電源の変換効率が最適となる電源電圧を上記中間バスにおける複数の電源電圧の中から決定し、その決定した電源電圧が当該非絶縁電源に入力されるようにスイッチャ回路を切り換える。
したがって、この分散型電源システムによれば、各非絶縁電源の電力変換効率を向上することができる。
そこで、上記の影響を低減するために、上記低電圧・大電流化された負荷に適用される非絶縁型電源を該負荷にできるだけ接近して配設することが実施されている(POL=Point of Loadと呼ばれている)。この場合、上記非絶縁型電源は、上記負荷が実装されたプリント基板上に設けられる。
図5Aに示す分散型電源システム1Aは、交流入力(AC100/200V)あるいは直流入力(通信機器用のDC48V、工業機器用のDC24V等)を5VのDC電圧に降圧する絶縁型電源11と、この絶縁型電源11の出力に接続された中間バス12と、該中間バス12の電圧5Vをそれぞれ3.3V,1.5V及び1.2VのDC電圧に降圧する非絶縁型電源13,14及び15とを備えている。中間バス12には負荷16が接続され、また、非絶縁型電源13,14及び15の出力には、負荷17,18及び19がそれぞれ接続されている。
この分散型電源システム1Aでは、負荷18,19が低電圧・大電流化されている。そこで、この負荷18,19に接続される非絶縁型電源14,15は、該負荷18,19が実装された図示していないプリント基板上にそれぞれPOL配置されている。
第1の中間バス20には負荷16が、第2の中間バス22には負荷17が、非絶縁型電源23の出力には負荷18が、また、非絶縁型電源24の出力には負荷19がそれぞれ接続されている。そして、非絶縁型電源23,24は、低電圧・大電流化された負荷18,19に対してそれぞれPOL配置されている。
負荷40,41は、低電圧・大電流化されている。そこで、非絶縁型電源35,36は、負荷40,41が実装された図示していないプリント基板上にそれぞれPOL配置されている。
第1の中間バス42及び第2の中間バス44には、それぞれ負荷37及び負荷38が接続され、非絶縁型電源45,46及び47の出力にはそれぞれ負荷39,40及び41が接続されている。そして、非絶縁型電源46,47は、低電圧・大電流化された負荷40,41に対してそれぞれPOL配置されている。
第1の中間バス48には負荷37が、非絶縁型電源33の出力には負荷38が、第2の中間バス49には負荷39が、非絶縁型電源50には負荷40が、非絶縁型電源51には負荷41がそれぞれ接続されている。そして、非絶縁型電源50,51は、低電圧・大電流化された負荷40,41に対してそれぞれPOL配置されている。
ここでは、分散型電源システム2A〜2Cを例として、そのメリットとデメリットについて説明する。
分散型電源システム2Aは、1つの中間バス32を用いた構成(1段構成)によってDC1.5VとDC1.2Vを得ている。これに対して、分散型電源システム2Bおよび分散型電源システム2Cは、それぞれ2つの中間バス42,44および48,49を用いた構成(2段構成)によってDC1.5VとDC1.2Vを得ている。
上記のように、分散型電源システム2Aは構成段数が分散型電源システム2Bおよび2Cよりも少ないので、DC1.5VとDC1.2Vを分散型電源システム2Bおよび2Cよりも変換ロスが少ない状態で得ることができるというメリットを有する。
図7から明らかなように、負荷電流が300mA〜500mAのときの電力変換効率は、1段構成の分散型電源システム2Aの方が2段構成の分散型電源システム2Bよりも4%程度高い。
すなわち、分散型電源システム2Aの中間バス32における12Vの電圧には、絶縁型電源31からの進入ノイズ成分が多く含まれている可能性がある。したがって、この12Vの電圧を1台の非絶縁型電源36によって例えば1.2Vの電圧に降圧変換した場合、ノイズに対するフィルタリングが十分になされず、そのため、その電圧に含まれるノイズによって負荷41を誤動作させるリスクを伴うことになる。
図8に示すように、1段構成の分散型電源システム2Aの場合には、非絶縁型電源36のスイッチングノイズ(300kHzの基本波によるノイズ成分と、この基本波の高調波によるノイズ成分)が観測され、その最大値は約44dBμVである。一方、2段構成の分散型電源システム2Bの場合には、前段の非絶縁型電源33の300kHzのスイッチングノイズ成分が後段の非絶縁型電源47によってフィルタリングされるため、図9に示すように、主として該電源47のスイッチングノイズ成分(2.4MHzの基本波によるノイズ成分)が観測され、その最大値は約33dBμVである。すなわち、2段構成にすれば、1段構成の場合に比べてノイズレベルが10dB以上も低くなって、負荷41側でのS/N比が改善される。
通常、試作後の評価で問題が発見されると、その問題についての原因・対策が見極められる。そして、その対策として、プリント基板をリメイクすることが必要になった場合、プリント基板のアートワーク、基板作製のための手配、実装部品の手配、部品実装などのために1ヶ月以上の期間を要し、しかも、これにかかる費用が数100万円のオーダになることがある。
前記第1、第2のスイッチ素子としては、例えば、低抵抗体が使用される。その場合、その抵抗体の実装/非実装によって前記スイッチ手段の接続形態が変化されることになる。
前記第1のスイッチ素子および第2のスイッチ素子としてそれぞれ低抵抗体および低オン抵抗ダイオードを使用しても良い。その場合、前記抵抗体の実装/非実装によって前記スイッチ手段の接続形態が変化されることになる。
前記第1のスイッチ素子および第2のスイッチ素子としてそれぞれMOSFETおよび低オン抵抗ダイオードを使用しても良い。その場合、前記MOSFETのオンオフ制御によって前記スイッチ手段の接続形態を変化させることができる。
前記第1、第2のスイッチ素子としてそれぞれMOSFETを使用することも可能である。その場合、前記MOSFETのオンオフ制御によって前記スイッチ手段の接続形態を変化させることができる。
前記スイッチ手段をUSBポート接続確認信号に基づいて切り替え動作させる制御手段を更に備えることができる。この場合、USBポート接続時にそれに対応したシステム構成を自動的に設定することが可能になる。
本発明によれば、プリント基板をリメイクすることなく各分散電源部の接続形態を変更して、望ましい最終的なシステム構成を決定することができる。
本発明によれば、プリント基板をリメイクすることなく望ましい最終的なシステム構成が決定され、その最終的なシステム構成を実現する配線パターンが量産品のプリント基板パターンとして確定される。
また、本発明に係る分散型電源システムの構成決定方法によれば、プリント基板をリメイクすることなく各分散電源部の接続形態を変更して、望ましい最終的なシステム構成を決定することができる。
更に、本発明に係るプリント基板パターン確定方法によれば、プリント基板をリメイクすることなく望ましい最終的なシステム構成を決定し、その最終的なシステム構成を実現する配線パターンを量産品のプリント基板パターンとして確定することができる。
なお、量産時には、試作時に判明した性能にすぐれたシステム構成を実現する量産向けのプリント基板を作成することになるが、試作時に用いたプリント基板がコスト的な観点等からみて量産にも対応できるものである場合には、そのプリント基板を量産用として活用することができ、その場合、より迅速な製品化が可能になる。
図1は、本発明に係る分散型電源システムの一実施形態を示すブロック図である。なお、図1においては、図5A,図5Bに示す要素と同一の要素に同一の符号を付して、それについての詳細な説明を省略する。
この実施形態に係る分散型電源システム1は、絶縁型電源11と、この絶縁型電源11の出力に接続された中間バス12−1と、該中間バス12−1に接続された非絶縁型電源13と、スイッチ素子JP1を介して中間バス12−1に接続された中間バス12−2と、非絶縁型電源3の出力と中間バス12−2との間に介在させたスイッチ素子JP2と、中間バス12−2に接続された非絶縁型電源140,150とを備えている。
絶縁型電源11の出力には負荷16が、非絶縁型電源13の出力には負荷17が、非絶縁型電源140の出力には負荷18が、また、非絶縁型電源150の出力には負荷19がそれぞれ接続されている。そして、これらの負荷の内、負荷18,19は低電圧・大電流化されている。
この実施形態に係る分散型電源システム1において、スイッチ素子JP1をオンし、スイッチ素子JP2をオフさせれば、中間バス12−1が中間バス12−2に接続されるとともに、該中間バス12−2が非絶縁型電源13の出力から切り離される。この場合、図5Aに示す分散型電源システム1Aの構成と同等な構成(1段構成)が実現されることになる。前述したように、この構成は、電力変換効率という観点で有利である。
a)スイッチ素子JP1,JP2として低抵抗体を使用する。この場合、この低抵抗体の実装/非実装の選択によって本実施形態に係る分散型電源システム1の構成が変更される。すなわち、スイッチ素子JP1としての低抵抗体の実装(JP1オン)と、スイッチ素子JP2としての低抵抗体の非実装(JP2オフ)とにより図5Aに示す構成が実現され、また、スイッチ素子JP1としての低抵抗体の非実装(JP1オフと)、スイッチ素子JP2としての低抵抗体の実装(JP2オン)とにより図5Bに示す構成が実現される。
一方、b)の手法において低オン抵抗ダイオードの機能を配線パターンの有無で置き換える場合およびc),d)の手法は、低オン抵抗ダイオードやMOSFETによって選択されたシステム構成が実現されるようにプリント基板の配線パターンを作成することになる。しかし、これ以外の配線パターンを変更しないことにより、電力変換効率およびEMC性能に関する再評価を不要とすることができ、短時間で量産用基板を作成することができる。
また、c),d)の手法によれば、この実施形態に係る分散型電源システム1が組込まれる機器の動作条件に応じてシステム構成を自動変更することが可能である。例えば、本実施形態の分散型電源システム1が組込まれたパソコン等の機器にUSBポート(Aタイプ;ホスト)が付いている場合には、USBケーブルをこのUSBポートに接続した場合に発生する認識信号に基づいてこの分散型電源システム1の構成を自動的に変更することができる。
この結果、USBケーブルの未接続時には、電力変換効率を優先した図5Aの構成で分散型電源システム1が稼動され、USBケーブルの接続に伴ってEMI(electro-magnetic interference)の抑制に有効な図5Bの構成で分散型電源システム1が稼動することになる。
図2及び図3は、一般的に電源ラインのノイズがどのようになっているかを説明するために、負荷17として50MHzクロックで動作するCMOSロジック負荷を接続した場合の3.3V電源ラインのスペクトラムを例示したものである。
図2に示すように、0.1〜10.1MHzの周波数範囲には、電源ノイズ成分(最大48dBμV)が観測され、また、図3の1〜251MHzの周波数範囲には、上記50MHzクロックに基づくノイズ成分(最大56dBuV)が観測される。つまり、上記3.3V電源ラインには、電源ノイズ成分の外に負荷側から侵入したクロックノイズ成分も存在する。このことから、ノイズに関しては、電源側から負荷側に伝送されるだけでなく、負荷側から電源側にも伝送されるという点(単方向でなく双方向)を視野に入れておく必要がある。
なお、手法c)、d)を採用する場合には、電源IC内部にMOSFETやダイオードを取り込むこと、つまり、外付け部品のない状態で実現することも可能である。
この実施形態に係る分散型電源システム2は、絶縁型電源31と、この絶縁型電源31の出力に接続された中間バス32−1と、該中間バス32−1に接続された非絶縁型電源33と、スイッチ素子JP1を介して中間バス32−1に接続された中間バス32−2と、非絶縁型電源33の出力と中間バス32−2との間に介在させたスイッチ素子JP2と、中間バス32−2に接続された非絶縁型電源340と、スイッチ素子JP3を介して中間バス32−2に接続された中間バス32−3と、非絶縁型電源340の出力と中間バス32−3との間に介在させたスイッチ素子JP4と、中間バス32−3に接続された非絶縁型電源350,360とを備えている。
絶縁型電源31の出力には負荷37が、非絶縁型電源33の出力には負荷38が、非絶縁型電源340の出力には負荷39が、また、非絶縁型電源350の出力には負荷40が、非絶縁型電源360の出力には負荷41がそれぞれ接続されている。そして、これらの負荷の内、負荷40,41は低電圧・大電流化されている。
また、素子JP1,JP4をオフさせ、素子JP2,JP3をオンさせれば、図6Bに示す分散型電源システム2Bの構成と同等な構成(2段構成)が実現され、更に、素子JP1,JP4をオンさせ、素子JP2,JP3をオフさせれば、図6Cに示す分散型電源システム2Cの構成と同等な構成(2段構成)が実現されることになる。前述したように、この構成は、EMC(Electro-Magnetic Compatibility)性能を向上するという観点で有利である。
なお、この実施形態においては、スイッチ素子JP1〜JP4として例えば以下の素子が使用される。
a)スイッチ素子JP1〜JP4として低抵抗体を使用する。スイッチ素子JP1(JP2〜JP4)のオン、オフは、低抵抗体の実装、非実装にそれぞれ対応する。
b)スイッチ素子JP1,JP3として低抵抗体を使用し、スイッチ素子JP2,JP4として低オン抵抗ダイオードを使用する。この場合、スイッチ素子JP2としての低オン抵抗ダイオードは、アノードが非絶縁型電源33の出力に接続され、カソードが中間バス32−2に接続される。また、スイッチ素子JP4としての低オン抵抗ダイオードは、アノードが非絶縁型電源340の出力に接続され、カソードが中間バス32−3に接続される。
c)スイッチ素子JP1,JP3としてMOSFETを使用し、スイッチ素子JP2,JP4として低オン抵抗ダイオードを使用する。この場合、スイッチ素子JP2、JP4としての低オン抵抗ダイオードの接続は、上記b)と同じである。
d)スイッチ素子JP1〜JP4としてMOSFETを使用する。
c)、d)では、図示していない制御回路によって各MOSFETがオン/オフ制御される。そして、d)に適用される制御回路は、スイッチ素子JP1,JP2としてのMOSFETが同時にオンすることが回避されるように、また、スイッチ素子JP3,JP4としてのMOSFETが同時にオンすることが回避されるように構成される。
また、図4に示した実施形態においては、必要に応じて、スイッチ素子JP1,JP3をオフさせ、素子JP2,JP4をオンさせることも可能である。この場合、3段構成による12V→5V→3.3V→1.5V(1.2V)という変換が実現される。
なお、スイッチ素子の数は変換する電圧の数に応じて更に増加することも可能である。
11,31 絶縁型電源
12-1,12−2,32−1〜32−3 中間バス
13,33,140,150,340〜360 非絶縁型電源
16〜19,37〜41 負荷
JP1〜JP4 スイッチ素子
Claims (11)
- 第1〜第N(N=2,3,・・・)の中間バスと、
前記第1の中間バスに所定のDC電圧を出力する主電源部と、
前記第1〜第Nの中間バスの電圧をそれぞれ入力して所定のDC電圧を出力する第1〜第Nの分散電源部と、
前記第2〜第Nの中間バスをそれぞれ前記第1〜第N−1の中間バスと前記第1〜第N−1の分散電源部の出力とに選択接続するためのスイッチ手段と、
をプリント基板に配設したことを特徴とする分散型電源システム。 - 前記スイッチ手段は、前記第1〜第N−1の中間バスと前記第2〜第Nの中間バスとの間にそれぞれ介在される第1のスイッチ素子と、前記第1〜第N−1の分散電源部の出力と前記第2〜第Nの中間バスとの間にそれぞれ介在される第2のスイッチ素子とによって構成されることを特徴とする請求項1に記載の分散電源型システム。
- 前記第1、第2のスイッチ素子としてそれぞれ低抵抗体が使用され、前記各抵抗体の実装/非実装によって前記スイッチ手段の接続形態が変化されることを特徴とする請求項2に記載の分散型電源システム。
- 前記第1のスイッチ素子および第2のスイッチ素子としてそれぞれ低抵抗体および低オン抵抗ダイオードが使用され、前記抵抗体の実装/非実装によって前記スイッチ手段の接続形態が変化されることを特徴とする請求項2に記載の分散型電源システム。
- 前記第1のスイッチ素子および第2のスイッチ素子としてそれぞれMOSFETおよび低オン抵抗ダイオードが使用され、前記MOSFETのオンオフ制御によって前記スイッチ手段の接続形態が変化されることを特徴とする請求項2に記載の分散型電源システム。
- 前記第1、第2のスイッチ素子としてそれぞれMOSFETが使用され、前記各MOSFETのオンオフ制御によって前記スイッチ手段の接続形態が変化されることを特徴とする請求項2に記載の分散型電源システム。
- 前記主電源部として絶縁型の電源を使用し、前記各分散電源部として非絶縁型の電源を使用したことを特徴とする請求項1に記載の分散型電源システム。
- 前記第1〜第Nの分散電源部の内、低電圧・大電流化された負荷への給電を行う分散電源部がPOL配置されていることを特徴とする請求項1に記載の分散型電源システム。
- 前記スイッチ手段をUSBポート接続確認信号に基づいて切り替え動作させる制御手段を更に備えることを特徴とする請求項5または6に記載の分散型電源システム。
- 第1〜第N(N=2,3,・・・)の中間バスと、
前記第1の中間バスに所定のDC電圧を出力する主電源部と、
前記第1〜第Nの中間バスの電圧をそれぞれ入力して所定のDC電圧を出力する第1〜第Nの分散電源部と、
前記第2〜第Nの中間バスをそれぞれ前記第1〜第N−1の中間バスと前記第1〜第N−1の分散電源部の出力とに選択接続するためのスイッチ手段と、
をプリント基板に配設した分散型電源システムを使用し、
前記スイッチ手段の切り替え接続によって最終的なシステム構成を決定することを特徴とすることを分散型電源システムの構成決定方法。 - 第1〜第N(N=2,3,・・・)の中間バスと、
前記第1の中間バスに所定のDC電圧を出力する主電源部と、
前記第1〜第Nの中間バスの電圧をそれぞれ入力して所定のDC電圧を出力する第1〜第Nの分散電源部と、
前記第2〜第Nの中間バスをそれぞれ前記第1〜第N−1の中間バスと前記第1〜第N−1の分散電源部の出力とに選択接続するためのスイッチ手段と、
をプリント基板に配設した分散型電源システムを使用するプリント基板のパターン確定方法であって、
前記スイッチ手段の切り替え接続によって最終的なシステム構成を決定するステップと、
前記最終的なシステム構成を実現する配線パターンを量産品のプリント基板パターンとして確定するステップと、
を含むことを特徴とすることを分散型電源システムのプリント基板パターン確定方法。
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