JP2003134798A - 電子回路基板 - Google Patents
電子回路基板Info
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- JP2003134798A JP2003134798A JP2001321915A JP2001321915A JP2003134798A JP 2003134798 A JP2003134798 A JP 2003134798A JP 2001321915 A JP2001321915 A JP 2001321915A JP 2001321915 A JP2001321915 A JP 2001321915A JP 2003134798 A JP2003134798 A JP 2003134798A
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Abstract
で、高密度の部品実装に適した電子回路基板を提供す
る。 【解決手段】 DC−DCコンバータ(21〜26)の
全出力端子をランド接続部(31〜35)を介して並列
接続するとともに、ランド接続部32,34,35に集合
線γをそれぞれ接続する。集合線δから分岐線εを分岐
させて集積回路(611〜632)に接続するととも
に、これら分岐線εのそれぞれにランド接続部(511
〜532)を設ける。
Description
−DCコンバータと集積回路がそれぞれ複数個搭載され
た電子回路基板に関し、特に集積回路のDC−DCコン
バータに対する接続切換が可能な電子回路基板に関す
る。
示す配線図である。プリント配線基板100上には、3
個のDC−DCコンバータと3種類の集積回路(FPGA,D
SP,G/A)が搭載されている。電源部から電圧−48Vが
各DC−DCコンバータ(101〜103)へ入力され
る。
GA(611〜614)で使用される電圧+3.3Vに
変換をして出力する。DC−DCコンバータ102で
は、各DSP(621〜623)で使用される電圧+
3.3Vに変換をして出力する。DC−DCコンバータ
103では、G/A(631〜632)で使用される電
圧+1.8Vに変換をして出力する。
21〜623)は同じ+3.3V電圧を用いているが、
別々のDC−DCコンバータ101,102に振り分け
て給電している。つまり、各DC−DCコンバータ(1
01〜103)には同種類の集積回路が接続されてい
る。
C−DCコンバータ(101〜103)の実装図であ
る。プリント配線基板100には、その一隅部にDC−
DCコンバータ(101〜103)を並べて配置してあ
る。プリント配線基板100の部品実装面104には、
これらDC−DCコンバータ(101〜103)から給
電される多数の高密度実装部品と電子部品が搭載されて
いる。
には、例えばQFP(Quad Flat Package)等のピン
数、リードピッチの長さ、ピン番号の信号名が同じもの
(以下、ピンコンパチブルという)がある。近年、集積
回路の高速化、大容量化、低消費電力化が要求されてい
る。そんな中、例えばFPGA(611)とFPGA
(612)をピンコンパチブルのパッケージにより+
3.3Vから+2.5Vの動作電圧のものに変更する必要
が生じる。その場合、電圧+2.5V用と電圧+3.3V
用のDC−DCコンバータが2個必要となるため、新規
にプリント配線基板を製作しなければならず、時間とコ
ストが掛かってしまう。
1,102)をプリント配線基板100上に搭載してい
るため、他の高密度実装部品及び電子部品の配置スペー
スが制約を受け、信号線に負荷が掛かってしまうという
欠点もある。
圧の異なる集積回路への交換が可能で、高密度の部品実
装に適した電子回路基板を提供することを目的とする。
の本発明の電子回路基板は、複数のDC−DCコンバー
タと、前記複数のDC−DCコンバータのうちから選択
されたDC−DCコンバータの出力端子を並列接続する
ことにより並列接続されたDC−DCコンバータの出力
電圧を出力する第1のスイッチ手段と、複数の集積回路
と、前記複数の集積回路のうちから選択された集積回路
の電源入力端子を並列接続するとともに、これら並列接
続された電源入力端子に前記第1のスイッチ手段から出
力された出力電圧を供給する第2のスイッチ手段とを備
えたことを特徴とする。
の異なるものに変更する場合、第1、第2スイッチ手段
を操作すると、変更する集積回路がその動作電圧用のD
C−DCコンバータに接続される。
したものを搭載すれば、他の高密度実装部品及び電子部
品を配置するスペースが確保され、高密度の部品実装に
適した最短で太い信号線の配線が可能となる。
図面に基づいて詳細に説明する。マルチメディア移動通
信の実現に適したW−CDMA(Wideband−Code Divis
ion Multiple Access)方式の無線基地局装置で使用さ
れる、着脱が容易な電子回路基板に本発明を適用した場
合について説明する。
る。このプリント配線基板1上には、伝送速度の高速
化、伝送容量の増大化、低消費電力化が要求される高密
度実装部品であるFPGA(Field Programmable Gate
Array)、DSP(Digital Signal Processor)及びG
/A(Gate / Array)が複数搭載されている。
DCコンバータ(51〜5n)が搭載されている。これ
らDC−DCコンバータ(51〜5n)の入力端子は共
通接続されており、電源部からの電圧が入力されるよう
に構成されている。これらn個のDC−DCコンバータ
(51〜5n)のそれぞれは図6に示した従来のDC−
DCコンバータ(101〜103)よりも小型かつ薄型
であって出力電流も低いものである。n個のDC−DC
コンバータ(51〜5n)は、これらの全てによって供
給される電圧および電流が図6に示した従来のDC−D
Cコンバータ(101〜103)の全てによって供給さ
れる電圧および電流と同等となるように構成されてい
る。各DC−DCコンバータ(51〜5n)の出力端子
は、各ランド接続部31のランドa,b(特許請求の範
囲の第1のランドに相当)に接続されている。図3に示
すように、各ランド接続部(31〜3n−1)は、互い
に離間して非接続状態にあるランドaとランドbとから
構成されており、これらランドa、bはランド配線2
(図1参照)によって接続可能となるように構成されて
いる。したがって、各ランド接続部(31〜3n−1)
のランドaとランドbの間をランド配線2によって接続
すれば、複数のDC−DCコンバータのうちから選択さ
れたDC−DCコンバータの出力端子を並列接続するこ
とにより並列接続されたDC−DCコンバータの出力電
圧が出力できるように構成されている。本実施の形態で
は、これら各ランド接続部(31〜3n−1)によって
本発明の第1のスイッチ手段が構成されている。
積回路(11〜mk)が搭載されている。同じ行には後
述のように同じ種類の集積回路が装着される。各行の集
積回路の電力供給用の入力端子のそれぞれには、独立し
た分岐線εを介してランド接続部(511〜5mk)の
ランドa(特許請求の範囲の第2のランドに相当)が接
続されている。ランド接続部(511〜5mk)のラン
ドbは、集合線δ(特許請求の範囲の共通線に相当)に
共通接続され、この集合線δは別の集合線γを介してラ
ンド接続部(31〜3n−1)のランドa,bに接続さ
れている。各集合線γには、ランド(41〜4n)がそ
れぞれ設けられている。
5mk)がそれぞれ設けられている。ランド接続部(5
11〜5mk)は、互いに離間して非接続状態にあるラ
ンドaとランドbとから構成されており、これらランド
a、bはランド配線2によって接続可能となるように構
成されている。したがって、ランド接続部(511〜5
mk)のランドaとランドbをランド配線2によって接
続することによって、複数の集積回路のうちから選択さ
れた集積回路の電源入力端子を並列接続することができ
るとともに、これら並列接続された電源入力端子にラン
ド接続部(31〜3n−1)のランドa,bに接続され
ている集合線γを介して前述した並列接続されたDC−
DCコンバータの出力電圧を供給できるように構成され
ている。本実施の形態では、これらランド接続部(51
1〜5mk)によって本発明の第2のスイッチ手段が構
成されている。なお、プリント配線基板1上の電圧信号
線(α,β,δ,ε)は、太い配線である多層構造のベ
ター配線であって、切断することができないものであ
る。ランド接続部(31〜3n−1)とランド(41〜
4n)との間にある前記集合線γは切断(パターンカッ
ト)可能な太い配線である。また、電圧信号線(α,
β,γ,δ,ε)はDC−DCコンバータから集積回路
に対して供給される電源のロスやノイズを防止するため
に最短となるように構成されている。
コンバータと集積回路を搭載した具体例を示す配線図で
ある。プリント配線基板1に出力電圧+3.3VのDC
−DCコンバータ(21〜25)を装着するとともに、
出力電圧+1.8VのDC−DCコンバータ26を装着
する。これらDC−DCコンバータ(21〜26)は前
記DC−DCコンバータ(51〜5n)に相当するもの
である。一方、プリント配線基板1にFPGA(611
〜614)、DSP(621〜623)G/A(63
1,632)を装着する。これらFPGA(611〜6
14)、DSP(621〜623)G/A(631,6
32)は前記集積回路(11〜mk)に相当するもので
ある。
続配線を施す。すなわち、ランド接続部32のランド
a,bの間にランド配線2を接続するとともに、ランド
接続部34のランドa,bの間にランド配線2を接続す
る。集積回路の装着されたランド接続部(611〜63
2)だけに接続配線を施す。すなわち、ランド接続部
(611〜632)のそれぞれのランドa,bの間にラ
ンド配線2の接続を行なう。ランド接続部の接続は、図
4に示すように、ランドaとランドbに最短で太いラン
ド配線2を挿入して半田付けすることによってなされ
る。
−48Vが各DC−DCコンバータ(21〜26)へ入
力される。各DC−DCコンバータ(21〜25)で
は、電圧+3.3Vに変換をしてFPGA(611〜6
14)とDSP(621〜623)へ供給する。DC−
DCコンバータ26では、電圧+1.8Vに変換をして
G/A(631,632)へ供給する。
なるものに差し替える場合について説明する。図2はこ
の場合の配線図であって、ピンコンパチブルな高密度実
装部品であるFPGA(611)は、動作電圧+3.3
Vのものから動作電圧+2.5Vのものに交換されてい
る。
1)の接続配線は行わず、その代わりにランド接続部3
1のランドaとランド接続部511のランドaをランド
配線2によって接続する。その他のランド接続部は、図
1と同様にする。さらに、DC−DCコンバータ21を
電圧+2.5Vのものに変更をする。
変更する場合でも、ランド接続部(31〜3n−1)お
よびランド接続部(511〜5mk)の接続を切り換
え、DC−DCコンバータを変更するだけで済むので、
プリント配線基板を新規に製作する必要がなく、時間と
コストの節約が図られる。
部(31〜35)の別のランドa,bとランド(41〜
43)を接続することができる。このようにすると、並
列接続される集積回路数の増減による供給電流の変化に
対処することができる。
プリント配線基板1には、その両隅部にDC−DCコン
バータ(21〜26)が並べて配置されている。プリン
ト配線基板1上の部品実装面3には、DC−DCコンバ
ータ(21〜26)から給電される多数の高密度実装部
品と電子部品が搭載されている。
C−DCコンバータ(21〜26)をプリント配線基板
1の両側に配置してあるので、多数混在する高密度実装
部品や電子部品が配置しやすいように集積回路(FPG
A、DSP、G/A)を種類毎に分けて配置することが
できる。
で、部品配線に負荷が掛からなくなる。このため、多数
混在する高密度実装部品及び電子部品への遅延タイミン
グによるヒゲが発生し、誤動作を起こすといった問題を
防止することができる。また、本実施の形態では、ラン
ド接続部(611〜632)を用いて各集積回路の消費
電力を測定することができる。また、前記DC−DCコ
ンバータが小型かつ薄型に構成されているので、このD
C−DCコンバータを前記電子回路基板上に高密度に配
置することで配線スペースを確保でき、これにより信号
線の配線の太さを確保するとともに配線長を短くするこ
とができる。
明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例
えば、ランド接続部による接続切換でなくて、テストピ
ンやディップスイッチによる接続切換も可能である。
異なるものに変更する場合、第1、第2のスイッチ手段
によって、変更する集積回路をその動作電圧用のDC−
DCコンバータに接続することができるので、配線基板
を新規に製作する必要がなくなる。
小型で薄型に構成されたものを搭載すれば、高密度実装
部品及び電子部品の配置スペースの密度に適合した、最
短で太い信号線の配線が可能となる。
ある。
る。
図である。
明図である。
の実装図である。
ータの実装図である。
品実装面、21、22、23、24、25、26……D
C−DCコンバータ、31、32、33、34、35…
…ランド接続部、41、42、43……ランド、51
1、512…532……ランド接続部、611、612
…632……集積回路、α、β、γ、δ、ε……電圧信
号線。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数のDC−DCコンバータと、 前記複数のDC−DCコンバータのうちから選択された
DC−DCコンバータの出力端子を並列接続することに
より並列接続されたDC−DCコンバータの出力電圧を
出力する第1のスイッチ手段と、 複数の集積回路と、 前記複数の集積回路のうちから選択された集積回路の電
源入力端子を並列接続するとともに、これら並列接続さ
れた電源入力端子に前記第1のスイッチ手段から出力さ
れた出力電圧を供給する第2のスイッチ手段と、 を備えたことを特徴とする電子回路基板。 - 【請求項2】 前記各DC−DCコンバータの出力端子
にはそれぞれ第1のランドが接続され、前記第1ランド
間がランド配線によって接続可能に構成され、前記第1
のスイッチ手段による前記DC−DCコンバータの出力
端子の並列接続は前記選択されたDC−DCコンバータ
の出力端子の前記第1ランド間をランド配線によって接
続することによってなされることを特徴とする請求項1
記載の電子回路基板。 - 【請求項3】 前記各集積回路の電源入力端子にはそれ
ぞれ第2のランドが接続され、前記第2のランドとの間
にランド配線がなされることによって接続可能な共通線
が設けられ、前記第2のスイッチ手段による前記集積回
路の電源入力端子の並列接続は前記選択された集積回路
の電源入力端子の第2ランドと共通線の間をランド配線
によって接続することによってなされることを特徴とす
る請求項1記載の電子回路基板。 - 【請求項4】 前記第1のスイッチ手段から出力された
出力電圧は前記共通線に入力されるように構成され、前
記第2のスイッチ手段による並列接続された電源入力端
子への出力電圧の供給は前記共通線を介して行なわれる
ことを特徴とする請求項3記載の電子回路基板。 - 【請求項5】 前記第1のランドと第2のランドとの間
がランド配線によって接続可能に構成されていることを
特徴とする請求項1記載の電子回路基板。 - 【請求項6】 前記複数のDC−DCコンバータは小型
かつ薄型に構成され、前記複数のDC−DCコンバータ
を前記電子回路基板上に高密度に配置することで配線ス
ペースを確保して配線を太くするとともに配線長を短く
したことを特徴とする請求項1記載の電子回路基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001321915A JP3541945B2 (ja) | 2001-10-19 | 2001-10-19 | 電子回路基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001321915A JP3541945B2 (ja) | 2001-10-19 | 2001-10-19 | 電子回路基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003134798A true JP2003134798A (ja) | 2003-05-09 |
JP3541945B2 JP3541945B2 (ja) | 2004-07-14 |
Family
ID=19139050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001321915A Expired - Fee Related JP3541945B2 (ja) | 2001-10-19 | 2001-10-19 | 電子回路基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3541945B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011010523A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 分散型電源システム及びその構成決定方法及びそのプリント基板パターンの確定方法 |
JP2013534403A (ja) * | 2010-08-18 | 2013-09-02 | フィンシックス コーポレイション | 超高周波スイッチングセルベースの電力変換器 |
-
2001
- 2001-10-19 JP JP2001321915A patent/JP3541945B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011010523A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 分散型電源システム及びその構成決定方法及びそのプリント基板パターンの確定方法 |
JP2013534403A (ja) * | 2010-08-18 | 2013-09-02 | フィンシックス コーポレイション | 超高周波スイッチングセルベースの電力変換器 |
US9184660B2 (en) | 2010-08-18 | 2015-11-10 | Finsix Corporation | Very high frequency switching cell-based power converter |
US9318958B2 (en) | 2010-08-18 | 2016-04-19 | Finsix Corporation | On/off modulation of a switching cell-based power converter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3541945B2 (ja) | 2004-07-14 |
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