JPH01272825A - ピッチ系炭素繊維の不融化方法 - Google Patents
ピッチ系炭素繊維の不融化方法Info
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- JPH01272825A JPH01272825A JP9543588A JP9543588A JPH01272825A JP H01272825 A JPH01272825 A JP H01272825A JP 9543588 A JP9543588 A JP 9543588A JP 9543588 A JP9543588 A JP 9543588A JP H01272825 A JPH01272825 A JP H01272825A
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Landscapes
- Inorganic Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、石油系、石炭系ピッチを原料とする炭素繊維
の製造方法に関し、更に詳しくは工業的に安価で、かつ
生産性の高いピッチ系炭素繊維(以下「ピッチ繊維」と
略記する)の不融化方法に関するものである。
の製造方法に関し、更に詳しくは工業的に安価で、かつ
生産性の高いピッチ系炭素繊維(以下「ピッチ繊維」と
略記する)の不融化方法に関するものである。
(従来の技術)
ピッチ繊維の製造方法において、脆弱な紡糸直径のピッ
チ繊維を酸化性雰囲気中で処理する不融化工程と、ひき
つづき不活性雰囲気中で処理する炭化工程は、製造原価
に占める割合が大きく、ここでの生産性の良否が製品価
格を左右する。従って、工業化にあたっては不融化工程
および炭化工程での単位炉容積(m’)あたりの単位時
間(Hr)、繊維処理量(kg)で示される処理効率(
kg / m ’・Hr)が高いプロセスであることが
必須条件となる。
チ繊維を酸化性雰囲気中で処理する不融化工程と、ひき
つづき不活性雰囲気中で処理する炭化工程は、製造原価
に占める割合が大きく、ここでの生産性の良否が製品価
格を左右する。従って、工業化にあたっては不融化工程
および炭化工程での単位炉容積(m’)あたりの単位時
間(Hr)、繊維処理量(kg)で示される処理効率(
kg / m ’・Hr)が高いプロセスであることが
必須条件となる。
前述した処理効率は、炉内繊維充填密度(kg/m’)
と処理時間(Hr)により規定される。
と処理時間(Hr)により規定される。
不融化処理方式としては、紡糸したピッチ繊維をローラ
ーで巻取る方式、断面U字型のトレイに繊維を懸垂させ
る方式(特公昭58−53085号公報及び特開昭59
−150114号公報)、通気孔を有する容器に繊維を
充填する方式(特開昭58−50019号公報)或いは
ピッチ繊維を堆積させたネットコンベアを移送しながら
不融化反応を行うネットコンベア方式(特開昭55−9
0621号及び特開昭60−167928号公報)等が
知られている。
ーで巻取る方式、断面U字型のトレイに繊維を懸垂させ
る方式(特公昭58−53085号公報及び特開昭59
−150114号公報)、通気孔を有する容器に繊維を
充填する方式(特開昭58−50019号公報)或いは
ピッチ繊維を堆積させたネットコンベアを移送しながら
不融化反応を行うネットコンベア方式(特開昭55−9
0621号及び特開昭60−167928号公報)等が
知られている。
従来技術によれば、いずれの方式においても反応、制御
の容易性を確保して均一な製品を得るためには、繊維充
填密度を小さくせざるを得す、結果として得られる炭素
繊維は割高なものとならざるを得なかった。従って生産
性を上げるには不融化時間の短縮に頼らざるを得なかっ
た。
の容易性を確保して均一な製品を得るためには、繊維充
填密度を小さくせざるを得す、結果として得られる炭素
繊維は割高なものとならざるを得なかった。従って生産
性を上げるには不融化時間の短縮に頼らざるを得なかっ
た。
そこで従来より、不融化処理時間短縮のために、各種酸
化剤が提案されている。工業的に容易に利用し得る空気
による不融化反応(酸化反応)の開始温度は、各種の測
定によれば通常約150℃以上であり、200℃程度ま
ではその反応速度が小さいことが認められている。一方
、紡糸されたピッチ繊維の軟化開始温度以上の温度を与
えると繊維同士の融着や最終物性を著しく損ったりする
。ピッチ繊維の軟化開始温度は150℃〜200℃であ
る場合が多いので、前処理により予め軟化開始温度を上
げておくか、150℃〜200℃で長時間滞留させ反応
の進行とともに軟化開始温度を徐々にでも上昇させるこ
とが必要になる。しかし、後者の場合には極端に生産性
が低下してしまうという欠点があった。
化剤が提案されている。工業的に容易に利用し得る空気
による不融化反応(酸化反応)の開始温度は、各種の測
定によれば通常約150℃以上であり、200℃程度ま
ではその反応速度が小さいことが認められている。一方
、紡糸されたピッチ繊維の軟化開始温度以上の温度を与
えると繊維同士の融着や最終物性を著しく損ったりする
。ピッチ繊維の軟化開始温度は150℃〜200℃であ
る場合が多いので、前処理により予め軟化開始温度を上
げておくか、150℃〜200℃で長時間滞留させ反応
の進行とともに軟化開始温度を徐々にでも上昇させるこ
とが必要になる。しかし、後者の場合には極端に生産性
が低下してしまうという欠点があった。
あった。
そこでその他の各種不融化促進剤が提案されており、特
に低温(軟化開始温度以下)での不融化効果の認められ
るNO,等の窒素酸化物を添加する方法がよ(知られて
いる。
に低温(軟化開始温度以下)での不融化効果の認められ
るNO,等の窒素酸化物を添加する方法がよ(知られて
いる。
(発明が解決しようとする課題)
空気以外の不融化促進剤を用いる一例方法として、窒素
酸化物を、例えば窒素、炭酸ガス、アルゴン、空気等の
非還元性気体と共存させるか又は共存させない条件下で
被処理体の軟化変形温度以下の温度で処理する方法(特
開昭48−42969号公報、特公昭47−10255
号公報、特公昭49−8634号公報等)がある。この
方法によれば、完全に不融化を終了させるためには数時
間以上の時間を要する。そのために、−旦軟化変形温度
以下の温度である程度不融化を進め、軟化変形温度を上
げた後、空気中で最終的に250℃〜300℃で処理す
ることが好ましいとしている。しかし、この場合でも不
融化処理3〜4時間は必要であるという問題があった。
酸化物を、例えば窒素、炭酸ガス、アルゴン、空気等の
非還元性気体と共存させるか又は共存させない条件下で
被処理体の軟化変形温度以下の温度で処理する方法(特
開昭48−42969号公報、特公昭47−10255
号公報、特公昭49−8634号公報等)がある。この
方法によれば、完全に不融化を終了させるためには数時
間以上の時間を要する。そのために、−旦軟化変形温度
以下の温度である程度不融化を進め、軟化変形温度を上
げた後、空気中で最終的に250℃〜300℃で処理す
ることが好ましいとしている。しかし、この場合でも不
融化処理3〜4時間は必要であるという問題があった。
また、NO、を0.1〜10volχ含有する空気雰囲
気中、100℃〜400℃で1〜4時間滞留させる方法
(特開昭55−90621号公報、特公昭58〜530
85号公報)やNO、を0.1〜50νo1χ含有する
酸化性雰囲気化中で処理する方法(特開昭60−259
629号公報)が知られている。しかし、これらの方法
ではいずれも、不融化時間を短くするためにはNO□濃
度を上げざるを得ないという問題があった。また、工業
的使用にあたっては、NO、等の窒素酸化物は、毒性と
腐食性を有しているので、極端に濃度を上げることは好
ましくない。従って、1volχ前後の濃度で使用され
ることが多いが、この場合にはやはり3時間前後の不融
化時間を必要とするという問題があった。更に、NO□
使用量も多くなるという欠点を有していた。
気中、100℃〜400℃で1〜4時間滞留させる方法
(特開昭55−90621号公報、特公昭58〜530
85号公報)やNO、を0.1〜50νo1χ含有する
酸化性雰囲気化中で処理する方法(特開昭60−259
629号公報)が知られている。しかし、これらの方法
ではいずれも、不融化時間を短くするためにはNO□濃
度を上げざるを得ないという問題があった。また、工業
的使用にあたっては、NO、等の窒素酸化物は、毒性と
腐食性を有しているので、極端に濃度を上げることは好
ましくない。従って、1volχ前後の濃度で使用され
ることが多いが、この場合にはやはり3時間前後の不融
化時間を必要とするという問題があった。更に、NO□
使用量も多くなるという欠点を有していた。
前述したように、不融化促進剤としてNO,を添加した
雰囲気中での不融化処理は、処理時間として3時間前後
は必要であること、NO2製造はアンモニア酸化法等に
より実施されるが、その製造コストは割高であること、
またNO□の毒性、腐食性故に装置上の対策やメンテナ
ンスに費用がかさみ、生産性は向上するもののトータル
の不融化コストは、例えば空気や酸素を使用した場合と
比較して必ずしも有利とはならないこと等の問題があっ
た。
雰囲気中での不融化処理は、処理時間として3時間前後
は必要であること、NO2製造はアンモニア酸化法等に
より実施されるが、その製造コストは割高であること、
またNO□の毒性、腐食性故に装置上の対策やメンテナ
ンスに費用がかさみ、生産性は向上するもののトータル
の不融化コストは、例えば空気や酸素を使用した場合と
比較して必ずしも有利とはならないこと等の問題があっ
た。
そこで本発明の目的は、不融化処理時間の短縮とNO□
使用原単位の低減を実現し、工業的に有利な不融化方法
を提供することにある。
使用原単位の低減を実現し、工業的に有利な不融化方法
を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明者らは前記課題を解決すべく鋭意研究した結果、
溶融紡糸して得られたピッチ繊維を200℃以下の低温
領域でNO、を0.1〜10volχ含有する空気中で
処理した後、更に酸素雰囲気中で250℃以上の温度で
熱処理して不融化処理を行い、しかる後、該不融化繊維
を常法により不活性ガス雰囲気下800〜1100℃ま
で熱処理することにより、不融化工程に要する時間を短
縮でき、かつNO□の使用原単位も低減でき、更に優れ
た性能を有するピッチ繊維が得られることを見出し、本
発明を完成するに至った。
溶融紡糸して得られたピッチ繊維を200℃以下の低温
領域でNO、を0.1〜10volχ含有する空気中で
処理した後、更に酸素雰囲気中で250℃以上の温度で
熱処理して不融化処理を行い、しかる後、該不融化繊維
を常法により不活性ガス雰囲気下800〜1100℃ま
で熱処理することにより、不融化工程に要する時間を短
縮でき、かつNO□の使用原単位も低減でき、更に優れ
た性能を有するピッチ繊維が得られることを見出し、本
発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、ピッチ繊維の不融化方法において、
先ず、200℃以下の低温領域にて、NO。
先ず、200℃以下の低温領域にて、NO。
を添加した空気雰囲気中で処理し、次いで、250℃以
上の高温領域にて、NO□を含まずかつ空気よりも酸素
分圧の高い含酸素雰囲気中、好ましくは酸素分圧が40
vo1%〜100vo1%の雰囲気で熱処理することを
特徴とするピッチ繊維の不融化方法に関するものである
。
上の高温領域にて、NO□を含まずかつ空気よりも酸素
分圧の高い含酸素雰囲気中、好ましくは酸素分圧が40
vo1%〜100vo1%の雰囲気で熱処理することを
特徴とするピッチ繊維の不融化方法に関するものである
。
石油系及び石炭系のピッチを溶融紡糸して得られたピッ
チ繊維を酸化性雰囲気下で処理して不融化繊維とする工
程における反応は、使用する雰囲気によっても機構が異
なり極めて複雑で、まだ完全には解明れてはいないのが
実状である。
チ繊維を酸化性雰囲気下で処理して不融化繊維とする工
程における反応は、使用する雰囲気によっても機構が異
なり極めて複雑で、まだ完全には解明れてはいないのが
実状である。
空気等の含酸素雰囲気下の不融化処理では、縮合環に結
合している反応性に富んだ脂肪族側鎖に酸素が付加して
分子間に架橋が生成し、これにより、熱不融性になると
されている。この場合、反応開始温度は各種の測定によ
れば通常約150℃以上であり、200℃程度までは反
応速度の小さいことが確認さている。一方、従来技術の
説明のところで述べた如く、不融化処理中に繊維の軟化
開始温度以上の温度が与えられると、繊維同士の融着や
最終物性を著しく損なうという問題がある。ピッチ繊維
の初期軟化開始温度は150〜200℃である場合が多
いので、この温度領域での反応速度が上述の如く小さい
ために、溶融紡糸して得たピッチ繊維を長時間滞留させ
て反応進行とともにこの軟化開始温度を徐々に上昇させ
る必要がある。従って、空気等の含酸素雰囲気下での生
産性は極端に低下してしまうことになる。
合している反応性に富んだ脂肪族側鎖に酸素が付加して
分子間に架橋が生成し、これにより、熱不融性になると
されている。この場合、反応開始温度は各種の測定によ
れば通常約150℃以上であり、200℃程度までは反
応速度の小さいことが確認さている。一方、従来技術の
説明のところで述べた如く、不融化処理中に繊維の軟化
開始温度以上の温度が与えられると、繊維同士の融着や
最終物性を著しく損なうという問題がある。ピッチ繊維
の初期軟化開始温度は150〜200℃である場合が多
いので、この温度領域での反応速度が上述の如く小さい
ために、溶融紡糸して得たピッチ繊維を長時間滞留させ
て反応進行とともにこの軟化開始温度を徐々に上昇させ
る必要がある。従って、空気等の含酸素雰囲気下での生
産性は極端に低下してしまうことになる。
これに対し、NO□添加雰囲気下の不融化処理ではその
反応機構は極めて複雑ではあるが、その基本機構は芳香
放縮金環へのNO2の付加反応または置換反応であって
、N(h基がピッチ分子構造中へ導入され、酸化反応に
よって極性基の導入または架橋生成が行われ、これによ
り軟化開始温度の上昇ないしは不融化が起こると考えら
れる。この不融化反応の指標としてピンチ繊維中の酸素
付加量を採用して、N(h添加雰囲気下の酸素付加速度
を第1図に示す。第1図より、02共存下、非共存下の
どちらも約80℃程度から酸素付加反応が開始しており
、低温領域での不融化反応の進行が認められる。0□非
共存下では、酸素付加速度は約200℃をピークとし、
それ以上高温になると低下していることから、NO□自
身の(0)供与反応は200℃で最大値をとると考えら
れる。一方、08共存下では02非共存下と比較して同
一温度での酸素付加速度が大きく、特に180℃以降の
差は顕著である。180”C以下の温度領域で酸素付加
速度が大きくなっているのは、NO□自身による酸化以
外にNO、の水素引抜き反応等に起因すると推定される
酸化反応、即ちNO□の触媒的効果に起因すると考えら
れる。更に、別の実験によれば、180℃以下の温度領
域での酸素の反応次数はかなり小さ(見積られ、酸素濃
度が反応に及ぼす影響の小さいとこが確認されている。
反応機構は極めて複雑ではあるが、その基本機構は芳香
放縮金環へのNO2の付加反応または置換反応であって
、N(h基がピッチ分子構造中へ導入され、酸化反応に
よって極性基の導入または架橋生成が行われ、これによ
り軟化開始温度の上昇ないしは不融化が起こると考えら
れる。この不融化反応の指標としてピンチ繊維中の酸素
付加量を採用して、N(h添加雰囲気下の酸素付加速度
を第1図に示す。第1図より、02共存下、非共存下の
どちらも約80℃程度から酸素付加反応が開始しており
、低温領域での不融化反応の進行が認められる。0□非
共存下では、酸素付加速度は約200℃をピークとし、
それ以上高温になると低下していることから、NO□自
身の(0)供与反応は200℃で最大値をとると考えら
れる。一方、08共存下では02非共存下と比較して同
一温度での酸素付加速度が大きく、特に180℃以降の
差は顕著である。180”C以下の温度領域で酸素付加
速度が大きくなっているのは、NO□自身による酸化以
外にNO、の水素引抜き反応等に起因すると推定される
酸化反応、即ちNO□の触媒的効果に起因すると考えら
れる。更に、別の実験によれば、180℃以下の温度領
域での酸素の反応次数はかなり小さ(見積られ、酸素濃
度が反応に及ぼす影響の小さいとこが確認されている。
次に、NO□を含まない空気等の含酸素雰囲気下での酸
素付加速度を第2図に示す。この第2図より、反応は1
50℃付近から開始して温度の上昇と共にほぼ直線的に
増加し、約300℃でピークに達しており、酸素分圧を
上げた効果は確かに認められる。従って、前述の第1図
でNO2と02共存下での180’C以降の反応速度の
上昇は、主として0□単独の効果と推定される。
素付加速度を第2図に示す。この第2図より、反応は1
50℃付近から開始して温度の上昇と共にほぼ直線的に
増加し、約300℃でピークに達しており、酸素分圧を
上げた効果は確かに認められる。従って、前述の第1図
でNO2と02共存下での180’C以降の反応速度の
上昇は、主として0□単独の効果と推定される。
尚、酸素分圧が低い場合、仮に滞留時間を長くすること
で補おうとしても、250℃以上の温度領域では酸化に
よる繊維の損耗も徐々にではあるが起こっているため、
あまり長い滞留時間をとることは却って好ましくない。
で補おうとしても、250℃以上の温度領域では酸化に
よる繊維の損耗も徐々にではあるが起こっているため、
あまり長い滞留時間をとることは却って好ましくない。
以上のことを考慮すると、酸素分圧の下限値として40
vo1%が必要となる。
vo1%が必要となる。
以上の結果を総合すると、ピッチ繊維の不融化工程にお
いては、せいぜい200″Cまでの低温領域ではNO、
を添加した含酸素雰囲気下で処理し、次いで300℃前
後の高温領域ではNOtを含まない含酸素雰囲気中で熱
処理するのが最も効率的であると考えられる。更に、N
Ox添加系での酸素分圧はせいぜい空気程度であれば十
分であること、後半の含酸素雰囲気では酸素分圧を空気
以上に上げた系の方が好ましいこ°とが判明した。
いては、せいぜい200″Cまでの低温領域ではNO、
を添加した含酸素雰囲気下で処理し、次いで300℃前
後の高温領域ではNOtを含まない含酸素雰囲気中で熱
処理するのが最も効率的であると考えられる。更に、N
Ox添加系での酸素分圧はせいぜい空気程度であれば十
分であること、後半の含酸素雰囲気では酸素分圧を空気
以上に上げた系の方が好ましいこ°とが判明した。
添加するNOt濃度は0.1〜10vo1%の範囲が好
ましく、0.5〜5νo1%がより好ましい。これは、
0.1vo1%未満では添加効果が小さく、逆に10v
o1%を超えると添加効果は飽和し、NO□使用量がむ
やみに増大することや、装置上の対策もより厳密になら
ざるを得ないこと等の理由により工業的利用には適さな
くなるからである。
ましく、0.5〜5νo1%がより好ましい。これは、
0.1vo1%未満では添加効果が小さく、逆に10v
o1%を超えると添加効果は飽和し、NO□使用量がむ
やみに増大することや、装置上の対策もより厳密になら
ざるを得ないこと等の理由により工業的利用には適さな
くなるからである。
NO,を添加する好ましい温度領域はioo’c〜20
0℃の範囲内である。前述の第1図から、NOtの添加
効果は100〜200℃の範囲内でほぼ一定の値を示し
、この範囲から低温側または高温側の温度領域ではその
効果は小さくなるからである。
0℃の範囲内である。前述の第1図から、NOtの添加
効果は100〜200℃の範囲内でほぼ一定の値を示し
、この範囲から低温側または高温側の温度領域ではその
効果は小さくなるからである。
後半のNO□を含まずかつ酸素分圧をあげた雰囲気中で
処理する好ましい温度領域は、前述の第1図及び第2図
から少なくとも到達温度として250℃以上であり、こ
れ以下の温度領域では反応速度が小さく、処理時間を長
くせざるを得す、生産性が低下し、好ましくない。最高
処理温度は、酸素付加速度が最大となる温度付近が好ま
しい。原料ピッチによりこの温度は異なるが、通常28
0〜330℃の範囲内であることが多い。
処理する好ましい温度領域は、前述の第1図及び第2図
から少なくとも到達温度として250℃以上であり、こ
れ以下の温度領域では反応速度が小さく、処理時間を長
くせざるを得す、生産性が低下し、好ましくない。最高
処理温度は、酸素付加速度が最大となる温度付近が好ま
しい。原料ピッチによりこの温度は異なるが、通常28
0〜330℃の範囲内であることが多い。
尚、軟化開始温度という用語を繰返し用いてきたが、こ
れは次のような測定方法により定義されているものであ
る。即ち、紡糸原料ピッチを所定の粒度(通常2〜3M
程度)に粗粉砕し、プランジャー降下式の粘度測定器(
フローテスター)を使用して一定の昇温速度(通常3〜
6℃/win)で温度履歴を与えたときに得られる一定
の荷重下におけるプランジャー降下量が一定となる温度
をもって、軟化開始温度と定義づけたものである。
れは次のような測定方法により定義されているものであ
る。即ち、紡糸原料ピッチを所定の粒度(通常2〜3M
程度)に粗粉砕し、プランジャー降下式の粘度測定器(
フローテスター)を使用して一定の昇温速度(通常3〜
6℃/win)で温度履歴を与えたときに得られる一定
の荷重下におけるプランジャー降下量が一定となる温度
をもって、軟化開始温度と定義づけたものである。
これは一般に使用されている軟化点(流動開始点)とは
異なるものである。第3図に温度−プランジャー降下量
曲線を示す。
異なるものである。第3図に温度−プランジャー降下量
曲線を示す。
(実施例)
次に、本発明を実施例および比較例により具体的に説明
する。
する。
1膳炎上
軟化開始温度190℃である石炭系プリカーサ−ピッチ
を孔数1000、ローター直径350肛の遠心紡糸機に
て、ノズル温度300’C1回転数180Orpmの条
件下で溶融紡糸した。得られたトウ状ピッチ繊維束をバ
ーに懸垂した後、厚みを20mmに成型した。
を孔数1000、ローター直径350肛の遠心紡糸機に
て、ノズル温度300’C1回転数180Orpmの条
件下で溶融紡糸した。得られたトウ状ピッチ繊維束をバ
ーに懸垂した後、厚みを20mmに成型した。
NOz 3 vo1%含有空気を各繊維層間に均一に1
m/secの流速で流通させなから150’Cで30分
間保持した後、雰囲気を酸素に切換え300℃まで10
分で昇温し20分間保持した。
m/secの流速で流通させなから150’Cで30分
間保持した後、雰囲気を酸素に切換え300℃まで10
分で昇温し20分間保持した。
上記不融化工程中での反応の暴走等のトラブルは皆無で
あった。得られた不融化繊維を窒素雰囲気中1ooo℃
まで50分かけて昇温し、10分間保持した。得られた
炭素繊維は繊維間の融着もなく、単糸物性が繊維径14
μmで強度80kg/me”、弾性率4.0Lon/a
m”および破断伸度2.0%と良好なものであった。
あった。得られた不融化繊維を窒素雰囲気中1ooo℃
まで50分かけて昇温し、10分間保持した。得られた
炭素繊維は繊維間の融着もなく、単糸物性が繊維径14
μmで強度80kg/me”、弾性率4.0Lon/a
m”および破断伸度2.0%と良好なものであった。
此1君生1
実施例1と同様にして得られたトウ状ピッチ繊維束に、
雰囲気として終始酸素を使用した以外は全〈実施例1と
同様の不融化処理を実施したところ、150℃から30
0℃まで10分間で昇温する過程で繊維同士が融着して
しまった。
雰囲気として終始酸素を使用した以外は全〈実施例1と
同様の不融化処理を実施したところ、150℃から30
0℃まで10分間で昇温する過程で繊維同士が融着して
しまった。
1血、[
軟化開始温度205℃である石炭系プリカーサ−ピッチ
を孔数360、ローター直径25001!11の遠心紡
糸機にて、ノズル温度310 ’C1回転数210Or
pmの条件下で溶融紡糸した。得られたトウ状ピッチ繊
維束を通気性容器に順次堆積、積層させ、繊維層厚みを
20圓とじた。
を孔数360、ローター直径25001!11の遠心紡
糸機にて、ノズル温度310 ’C1回転数210Or
pmの条件下で溶融紡糸した。得られたトウ状ピッチ繊
維束を通気性容器に順次堆積、積層させ、繊維層厚みを
20圓とじた。
次いで、かかる容器を30mmの空間を確保して14段
積み重ねて各段に均一に1vo1%のNO□を含む空気
を流通させながら180″Cで20分間保持した後、雰
囲気を酸素分圧80vo1%を有する空気に切換え30
0℃まで10分で昇温し、15分間保持して不融化処理
した。
積み重ねて各段に均一に1vo1%のNO□を含む空気
を流通させながら180″Cで20分間保持した後、雰
囲気を酸素分圧80vo1%を有する空気に切換え30
0℃まで10分で昇温し、15分間保持して不融化処理
した。
得られた不融化繊維を実施例1と同様にして炭素化した
。得られた炭素繊維は繊維相互の融着もなく、単糸物性
が糸径12μmで強度90kg/mm”、弾性率4.1
ton/w”および破断伸度2.2%と良好なものであ
った。
。得られた炭素繊維は繊維相互の融着もなく、単糸物性
が糸径12μmで強度90kg/mm”、弾性率4.1
ton/w”および破断伸度2.2%と良好なものであ
った。
ル較尉叉
実施例1と同様にして得られたトウ状ピッチ繊維束に、
雰囲気として終始NO2を1vo1%含有する空気を使
用した以外は全て実施例2と同様にして不融化・炭化処
理を実施した。
雰囲気として終始NO2を1vo1%含有する空気を使
用した以外は全て実施例2と同様にして不融化・炭化処
理を実施した。
得られた炭素繊維はわずかに融着が認められ、単糸物性
は糸径12μmで強度80kg/mm2、弾性率4.0
to’n/mm”および破断伸度2.0%と実施例2と
比較して低く、やや不融化不足であった。
は糸径12μmで強度80kg/mm2、弾性率4.0
to’n/mm”および破断伸度2.0%と実施例2と
比較して低く、やや不融化不足であった。
(発明の効果)
前述の如く本発明のピッチ系炭素繊維の不融化方法によ
れば、ピッチ繊維の不融化工程の処理時間が大幅に短縮
されかつNO□使用原単位も削減できるので、工業的に
安価な汎用炭素繊維の製造が可能となる。
れば、ピッチ繊維の不融化工程の処理時間が大幅に短縮
されかつNO□使用原単位も削減できるので、工業的に
安価な汎用炭素繊維の製造が可能となる。
第1図は、2種のNO□添加系におけるピッチ繊維の不
融化温度と酸素付加速度との関係を示す曲線図、 第2図は、酸素及び空気雰囲気下におけるピッチ繊維の
不融化温度と酸素付加速度との関係を示す曲線図、 第3図は、フローテスターにより得られる温度とプラン
ジャー降下量との関係を示す曲線図である。
融化温度と酸素付加速度との関係を示す曲線図、 第2図は、酸素及び空気雰囲気下におけるピッチ繊維の
不融化温度と酸素付加速度との関係を示す曲線図、 第3図は、フローテスターにより得られる温度とプラン
ジャー降下量との関係を示す曲線図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ピッチ系炭素繊維の不融化方法において、先ず、2
00℃以下の低温領域にて、NO_2を添加した空気雰
囲気中で処理し、 次いで、250℃以上の高温領域にて、NO_2を含ま
ずかつ空気よりも酸素分圧の高い含酸素雰囲気中で熱処
理することを特徴とするピッチ系炭素繊維の不融化方法
。 2、添加するNO_2の濃度が0.1〜10vol%の
範囲内である請求項1記載のピッチ系炭素繊維の不融化
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9543588A JPH01272825A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | ピッチ系炭素繊維の不融化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9543588A JPH01272825A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | ピッチ系炭素繊維の不融化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01272825A true JPH01272825A (ja) | 1989-10-31 |
Family
ID=14137619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9543588A Pending JPH01272825A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | ピッチ系炭素繊維の不融化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01272825A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009150874A1 (ja) * | 2008-06-12 | 2009-12-17 | 帝人株式会社 | 不織布、フェルトおよびそれらの製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62191515A (ja) * | 1986-02-13 | 1987-08-21 | Toa Nenryo Kogyo Kk | 炭素繊維及び黒鉛繊維の製造方法 |
-
1988
- 1988-04-20 JP JP9543588A patent/JPH01272825A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62191515A (ja) * | 1986-02-13 | 1987-08-21 | Toa Nenryo Kogyo Kk | 炭素繊維及び黒鉛繊維の製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009150874A1 (ja) * | 2008-06-12 | 2009-12-17 | 帝人株式会社 | 不織布、フェルトおよびそれらの製造方法 |
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