JPH01269644A - ステアリングロック制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 及ｌ上段料１分更 この発明は、ロック制御装置、特に自動車のステアリン
グシャフトの回転を制御するステアリングロックの制御
装置に関連する。

一髪哀叫技権 現在の自動車では１例えば特開昭６１−２９５１５４号
公報に示されるように、自動車のステアリングシャフト
とイグニッションスイッチとを同時に制御するステアリ
ングロック装置が使用されている。このステアリングロ
ック装置は、フレーム内に収容されかつキーにより施錠
位置及び解錠位置間で回転されるキーシリンダと、キー
シリンダと共に回転されるカムと、ステアリングシャフ
トに係合する施錠位置とこの係合が解除される解錠位置
との間で前記カムとスプリングにより移動されるロッキ
ングロッドと、前記カムの後方に作動連結されたイグニ
ッションスイッチとを有する。

キーシリンダにキーを挿入して回転すると、キーは、ロ
ック位置、オフ位置、ＡＣＣ位置、エンジンのオン位置
、スタータモータを作動するスタート位置の各位置に順
次回転することができる。ロック位置でキーを抜き取る
と、キーシリンダの回転が不能となりイグニションスイ
ッチの作動を禁止すると共に、ロッキングロッドがステ
アリングシャフトと係合し、ステアリングシャフトの回
転が阻止され盗難防止が図られている。

また、ステアリングロック装置には、ロック位置回転防
止装置が設けられる場合があり１例えば、特公昭４９−
１１９０８号公報に示されるように、ロック位置回転防
止装置は、ステアリングロック装置のキーシリンダ回動
部材に係合する係止片を設け、この係止片を押圧した後
、キーをロック位置に回転できる機械的構造、又は実公
昭５５−１９６６号公報に示されるように、キーシリン
ダにフレームとの係合部を設はキーと共にキーシリンダ
を押圧した後、キーをロック位置に回転できる機械的構
造を有する。ロック位置回転防止装置は。

運転者がロック位置にキーを回転する前に、係止片又は
キーを押圧する付加的操作を行うことにより運転者に操
作を再考する機会を与え、安全性の向上を図っている。

一方、完全に自動車の走行が停止し運転者が自動車から
降車するときに、キーをロック位置に回転する場合に上
記のロック位置回転防止装置は運転者に付加的操作を要
求している。しかし、このような付加的操作は一方の手
の指で係止片を押圧すると同時に、他方の手でキーを回
転しなければならないから運転者には煩瑣である。この
ため簡素化された操作で作動できる装置が要求されてい
た。

他面、自動変速装置を側えた車両では運転者の誤操作に
より自動車が急発進してしまうことがある。このような
急発進を防止するには、変速装置を切り換えるシフトレ
バ−はエンジンの始動時に常にパーキング位置に切り換
えられていなければならない。

１１が　゛　しようとする　― 自動変速装置を備えた従来の車両では、交差点での信号
待ち時間中に、運転者が無意識にシフトレバ−ノブを操
作すると、ソレノイドが動作してキーの抜取りを阻止す
るロック動作が行なわれる。

一方、シフトレバ−に強い力が加えられると、シフトレ
バ−ノブが操作されないにも係わらず、シフトレバ−の
セレクト位置を検出するデイテントスイッチが開閉動作
してソレノイドが不必要に付勢される。このような状況
でソレノイドが付勢されても、自動変速装置を備えた車
両の安全性及びステアリングロック装置の動作に支障は
無いが。

ソレノイドの動作時に不快な衝撃音が発生する。

また、短時間定格のソレノイドを使用するので、ソレノ
イドが焼損する恐れがある。

この発明は上記の欠点を解消して、ステアリングロック
装置の動作を制御するソレノイドが不必要に作動されな
いステアリングロック制御装置を提供することを目的と
する。

を　゛するための この発明によるステアリングロック制御装置は、バーキ
ンク位置にあるシフトレバ−のシフトレバ−ノブの作動
位置を検出するパーキング位置検出センサと、シフトレ
バ−がパーキング位置以外の位置にあるときパーキング
位置検出センサの信号によりステアリングロック装置か
らキーの抜取りを阻止する抜取り防止手段と、パーキン
グ位置検出センサの複数の動作時間間隔を測定し動作時
間間隔が一定時間内のとき抜取り防止手段の作動を阻止
する作動阻止手段とにより構成される。

土−凪 運転者がシフトレバ−をパーキング位置に移動して不必
要にシフトレバ−ノブを作動したとき、シフトレバ−ノ
ブの不必要な作動が検出されかつ抜取り防止手段の動作
が阻止される。

夫−五一五 以下、この発明によるステアリングロック制御装置の実
施例を第１図〜第１１図について説明する。

まず、第７図に示すように、シフトレバ−１１５には、
シフトレバ−ノブ１１６が備えられ、このシフトレバ−
ノブ１１６を押下するとシフト操作が可能となる。この
ようなＡＴ（オートマチック）車では、シフトレバ−１
１５がパーキング位置にあることを検出するパーキング
位置検出センサとしてのデイテントスイッチ１７が備え
られる。

シフトレバ−１１５がパーキング位置にあり、シフトレ
バ−ノブ１１６が押下された時は、シフトレバ−ノブ１
１６に連動されたビン１１９によりデイテントスイッチ
１７が作動される。

第１図に示すように、ステアリングロック装置６はハウ
ジング７ｂ内に回転可能に配置されたキーシリンダ９を
有する。第１図、第４図及び第５図に示すように、キー
シリンダ９には傾斜カム面１３ａ′と、周方向に延びる
平坦カム面１３ａ、１３ｃと、これら平坦カム面１３ａ
、１３ｅ間を連絡する傾斜カム面１３ｂと、そしてスト
ッパ部１４とを有する。ハウジング７ｂには抜取り防止
手段１６が設けられる。抜取り防止手段１６はハウジン
グ７ｂの長さ方向に移動可能に設けられた回動規制レバ
ー１７と１回動規制レバー１７の駆動を制御するソレノ
イド１８を備えている。回動規制レバー１７に設けられ
た切欠き部１７ａ、１７ｂはバネ２ｏで抑圧付勢された
ボール１９に係合される。回動規制レバー１７には長孔
１７ｄが設けられ、長孔１７ｄにはソレノイド１８のプ
ランジャ２２のアーム２３から突出するピン２４が嵌合
される。回動規制レバー１７には、カム１３に係合する
係合突起部１７ｃが設けられる。

キーシリンダ９がロック位置にあるとき、回動規制レバ
ー１７の係合突起部１７ｃが傾斜カム面１３ａ′とスト
ッパ突部１４との間にある。この位置からキーによりキ
ーシリンダ９をスタート位置側に回動させると、回動規
制レバー１７の係合突起部１７ｃが第４図の■のように
傾斜カム面１３ｂによりキーシリンダ９のキー挿入側に
移動させられた後に、カム１３の周方向カム面１３ｃと
ロータ１２との間に第４図■のように移動する。

この位置では第１図のボール１９が切欠き部１７ｂに係
合して、回動規制レバー１７の係合突起部１７ｃをカム
１３の平坦カム面１３ｃとロータ１２との間に保持して
、これによりストッパ突部１４の周方向に係合突起部１
７ｃが保持される。

一方、キーによりキーシリンダ９をスタート位置側から
ロック位置側に回動操作すると、キー及びキーシリンダ
９がＡｃｅ位置とロック位置との間のオフ位置にきたと
き、回動規制レバー１７の係止突起部１７ｃがストッパ
突部１４の端面に第４図の■の実線のように当接してキ
ーシリンダ９のロック位置側への回動が阻止される。こ
の際。

第１１図に示すように、イグニッションスイッチ１０の
可動接点１０ａがオフ位置の固定接点１０ｂ又はＡｃｅ
位置の固定接点１０ｃに閉成する。因に。

１０ｄはオン接点、１０ｅはスタート接点である。

第６図に示すように、この発明によるステアリングロッ
ク制御装置では、デイテントスイッチ１７、Ａｃｅ又は
オフ位置を検出するキー検出スイッチ５０、キー検出ス
イッチ５１は作動阻止手段としての制御回路５２の入力
回路５３に接続される。入力回路５３の出力は判別回路
５４に供給され、判別回路５４は出力回路５５を介して
ソレノイド１８に接続される。判別回路５４は第９図に
示すフローチャートに従って作動される。

ステップ６ｏではキーがステアリングロック装置内に挿
入され、ロック位置からＡＣＣ位置（又はオフ位置）に
回動されたか否かが判断される。

回動されなければスタートに戻り、回動されていると、
ステップ６１においてデイテントスイッチ（Ｄ／５）１
１７が作動されたか否か判断される。

否ならば、スタートに戻り、逆に作動されると、ステッ
プ６２において一定時間（例えば約２秒）内にデイテン
トスイッチ１７が複数回作動されたか否か判断される。

ここで一定時間内に複数回作動されているとステップ６
３においてタイマが作動され、抜取り防止手段の作動が
阻止される。その後、ステップ６２に戻される。ステッ
プ６２において一定時間内に複数回デイテントスイッチ
１７が作動されないときは、ステップ６４に進み、デイ
テントスイッチ１７がオン状態か否か判断される。オン
状態のときは、ステップ６５でキーをロック位置に回転
したか否か判断され、抜取り状態でなければ、ステップ
６２に戻り、抜取り状態のときはステップ６８において
キー抜取り可能状態となった後、スタートに戻される。

ステップ６４でデイテントスイッチ１７がオフ状態のと
きはキーがＡｃｅ位置又はオフ位置にあるか否かが判断
され、オフ状態のときはステップ６７において抜取り防
止手段としてのソレノイド１８が作動され、キーをロッ
ク位置に回転できないから、キーをステアリングロック
装置から抜き取ることができない、ステップ６６におい
てキーがオフ又はＡｃｃ位置になければ、ステップ６２
に戻される。

第１０図はこの発明の他の制御態様を示す。ステップ７
０はステップ６０と同様にキーの回転によりイグニッシ
ョンスイッチ１０の可動接点１０ａがオフ位置の固定接
点１０ｂ又はＡｃｅ位置の固定接点１０ｃに閉成したか
否か判断される。オンに切り換えられなければ、ステッ
プ７１においてデイテントスイッチ１７がオンからオフ
状態に切り換えられたか否か判断される。ステップ７１
において、デイテントスイッチ１７がオフに切り換えら
れると、デイテントスイッチ１７が一定時間作動しない
か否か判断される。一定時間作動されていると、キーの
抜取り防止手段が作動された（ステップ７３）後、スタ
ートに戻される。ステップ７２において、デイテントス
イッチ１７が一定時間作動しないときはタイマが作動さ
れ（ステップ７５）、一定時間（例えば約２秒間）抜取
り防止手段の作動が阻止された後、スタートへ戻される
。

ステップ７ｏにおいて、キーがオフ位置からオン位置に
回転されると、ステップ７４に進み、デイテントスイッ
チ１７がオフか否か判断される。オフのときはステップ
７２に進み、オンの時はスタートに戻される。

ステップ７１においてデイテントスイッチ１７がオンか
らオフに切り換えられなければ、ステップ７６に進み、
デイテントスイッチ１７がオンからオフに切り換えられ
たか否か判断される。オンに切り換えられないと、スタ
ートに戻され、オンに切り換えられると、ステップ７７
においてデイテントスイッチ１７が一定時間作動しない
か否か判断される。一定時間作動されないと、ステップ
７９でキーの抜取り可能な状態となり、ステップ８０で
キーを抜取ると、ステップ８１に進む。ステップ７７で
一定時間ディテントスイッチ１７が作動されると、ステ
ップ７８でタイマが一定時間（約２秒間）作動され、ス
タートに戻される。ステップ８０においてキーが抜き取
られない場合もスタートに戻される。

この発明の他の実施例を示す第８図について説明すると
、ステアリングロック装置は、ケーシング２１３に摺動
可能に取付けられかつステアリングロック装置からのキ
ーの抜取りを制御するラッチ装置を構成する手動操作部
材２１２を有する。

手動操作部材２１２にはケーシング２１３の前面まで突
出する押しボタン２１４が取付けられる。

手動操作部材２１２はキーシリンダ９に係合可能な内端
部を有するが、特開昭６０−２４６９６９号公報に示さ
れるものと同一の構造及び作用を有する。手動操作部材
２１２は突出部２１２ｂを有し、突出部２１２ｂに隣接
して手動操作部材２１２の作動を制御する係止装置２３
０が設けられる。

係止装置２３０は、ケーシング２１３に固定された軸２
３１に回転可能に取付けられかつ第一のアーム部２３２
ａと第二のアーム部２３２ｂとを有するほぼＶ字形のレ
バー２３２と、このレバー２３２を非係止位置に向かっ
て時計方向に回転するトルクを与えるスプリング２３３
とを有する。第一のアーム部２３２ａは、手動操作部材
２１２の突出部２１２ｂと係合が可能である。係止装置
２３０は、更に、ケーシング２１３の側部にブラケット
２３５により取付けられかつレバー２３２を係止位置又
は非係止位置に移動するソレノイド２３６と、ソレノイ
ド２３６から突出しかつ接触片２３７が取付られたプラ
ンジャ２３８と、このプランジャ２３８の周囲に捲回さ
れてこれを外側の係止位置に押圧付勢する圧縮スプリン
グ２３９と、ソレノイド２３６によりプランジャ２３８
が内側に吸引されたとき接触片２３７を非係止位置に磁
力で保持するマグネット２４０とを有する。係止袋［２
３０は、手動操作部材２１２の移動をそれぞれ阻止及び
許容する突出した係止位置及び引込んだ非係止位置間で
移動可能である。接触片２３７は下方に伸びるアーム部
２３７ａを有し、このアーム部２３７ａはソレノイド２
３６により前方の係止位置へ移動されるとき、板バネ２
３３の弾力に抗してレバー２３２を反時計方向に抑圧す
る。

次に、係止装置２３０の動作について説明する。

キーがロック位置にあるとき、プランジャ２３８の接触
片２３７は第１図に実線で示す位置にあり、レバー２３
２は時計方向に回転された非係止位置にある。この状態
でキーをロック位置からスタート位置に回転すると、手
動操作部材２１２の内端は第４図に示すカム１３に係合
しているにの例では、シフトレバ−をパーキング位置に
移動したときのみ、手動操作部材を押圧して、キーをロ
ック位置に回転することができる。上記の実施例では、
キーの抜取りをキーシリンダの回転規制により行ったが
、キーにノツチ、孔等を形成してこれらに係合可能な移
動部材を設け、キーの抜取りを阻止してもよい。

１里勿羞困 この発明では、シフトレバ−をパーキング位置にシフト
してシフトレバ−ノブを無意識に作動しても、ステアリ
ングロック装置の動作を制御するソレノイドが不必要に
作動されない、このため、運転者に不快な衝撃音を発生
せず、ソレノイドの焼損の危険を回避することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図はステアリングロック装置の断面図、第２図は正
面図、第３図は底面図、第４図はカムの展開図、第５図
は抜取り防止手段の分解斜視図、第６図はこの発明によ
るステアリングロック制御装置のブロック図、第７図は
シフトレバ−の正面図、第８図はこの発明の他の実施例
を示すステアリングロック装置の側面図、第９図は第６
図の制御装置を動作するフローチャート、第１０図は第
６図の他の実施例を示すフローチャート、第１１図は第
６図に示す回路の詳細な入力部を示すブロック図である
。 ６０．ステアリングロック装置、　　１７・・デイテン
トスイッチ（パーキング位置検出センサ）、１８０．ソ
レノイド（抜取り防止手段）、　５２０．制御回路（作
動阻止手段）、　　１１５．。 シフトレバ−１１１６・・シフトレバ−ノブ、第１図 第２図 ３３図 第４図 ＬＯＣＫ　ＯＦＦ　　　　　ＡＣＣＯＮ　　　５ＴＡＲ
ＴＩＩ　　　　　　　　　　　　　ｌ　　　　　　　ｌ
　　　　　　　　　　１３５図 搏６図 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. パーキング位置にあるシフトレバーのシフトレバーノブ
   の作動位置を検出するパーキング位置検出センサと、シ
   フトレバーがパーキング位置以外の位置にあるときパー
   キング位置検出センサの信号によりステアリングロック
   装置からキーの抜取りを阻止する抜取り防止手段と、パ
   ーキング位置検出センサの複数の動作時間間隔を測定し
   動作時間間隔が一定時間内のとき抜取り防止手段の作動
   を阻止する作動阻止手段とにより構成されることを特徴
   とするステアリングロック制御装置。