JPH0126958Y2 - - Google Patents

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JPH0126958Y2
JPH0126958Y2 JP10819086U JP10819086U JPH0126958Y2 JP H0126958 Y2 JPH0126958 Y2 JP H0126958Y2 JP 10819086 U JP10819086 U JP 10819086U JP 10819086 U JP10819086 U JP 10819086U JP H0126958 Y2 JPH0126958 Y2 JP H0126958Y2
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plug
socket
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locking ball
fixed
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  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野及び考案の概要] 本考案は、可撓管接続具、特に、雄雌からなる
カツプリング装置により、それぞれに接続される
配管相互を連結する型式の可撓管接続具に関する
ものであり、接続具の雄具側に、これと雌具との
結合を解除するロツク解除機構を設けることによ
り、雄雌具の接合分離が共に、一方向の操作力に
よつて行なえるようにしたものである。
[従来技術及びその問題点] カツプリング装置を用いた可撓管接続具を利用
するもののひとつとして、ワンタツチ装着を可能
にしたいわゆるカチツト形式のガスコツクが知ら
れており、このものでは、第5図に示すように、
コツク本体Aから突出するプラグ1の先端外周部
には環状凹溝10を形成してある。
この型式のガスコツクでは、第6図及び第7図
に示す機構を利用することによつて、ガスゴム管
とガスコツクとがワンタツチで接続・分離できる
ようになつている。
即ち、プラグ1にはその先端部に環状凹溝10
が形成され、他方、ソケツト2には、上記プラグ
1の端面に圧接され且つバネ26によつて付勢さ
れたゴム筒21と、このゴム筒21を内蔵させた
保持筒22と、この保持筒22に具備せたボール
23と、更に、前記保持筒22に軸線方向に摺動
可能に外嵌し且つバネ27により突出方向に付勢
させた進退筒24とを具備させている。
このものでは、保持筒22をプラグ1の先端部
に外嵌させてソケツト2を押し込むと、ゴム筒2
1が縮んでボール23と環状凹溝10とが一致
し、これまでボール23と係合していた進退筒2
4の段部25が突出し、第7図のように、プラグ
1とソケツト2とが抜け止め状態に接続される。
逆に第7図の状態から、進退筒24を後退させ
ると、ボール23が進退筒24の段部25より先
端側の大径部と一致して、ボール23と環状凹溝
10との係合が外れ、ソケツト2が取り外せるこ
ととなる。
ところが、上記従来のものでは、ソケツト2の
取外しが面倒であり、壁面や深面に埋め込まれる
ボツクスコツクに上記可撓管接続具を組み込んだ
場合にはソケツト2を取外すための特別な装置が
必要となる。
これは、ソケツト2の取外しに際して、保持筒
22と進退筒24とを相対摺動させる為に進退筒
24を手前に引き込まなければならないからであ
る。
[技術的課題] 本考案は、ガスコツク等の固定配管端末部に取
付けられるプラグ1と、これに接続され、且つ可
撓管が下流側に接続されるソケツト2とからな
り、このソケツト2に進退筒24を具備させると
共にこの進退筒24はプラグ1とソケツト2とが
接続されているとき突出状態にあり、且つ、非突
出状態においてはプラグ1とソケツト2が非接続
状態にある型式のものに於いて、ソケツト2をプ
ラグ1から取外す操作を簡略化するため、ソケツ
ト2をプラグ1側に押し込むことによつて進退筒
24がソケツト2内に後退するようにすることを
課題とする。
[手段] 上記課題を解決するための本考案の技術的手段
は、固定配管端末部に固定筒12を一体的に突出
させると共にこの固定筒12の側壁に透孔13を
穿設して該透孔13にロツク用ボール14を遊装
し、上記固定筒12の外側には、一定ストローク
だけ摺動する摺動筒16を外嵌させると共に、該
摺動筒16の内面には前記ロツク用ボール14に
係脱して摺動筒16の後退移動と該ロツク用ボー
ル14の摺動筒方向への突出移動を阻止する係合
手段38を設け、更に、この摺動筒16を第1バ
ネ17で突出方向に軽く付勢し、他方、上記固定
筒12内には、第2バネ11で突出方向に軽く付
勢したプラグ1を摺動自在に内挿すると共に該プ
ラグ1の外周には上記ロツク用ボール14に対応
する上広がりのテーパー溝18を配設して、上記
ロツク用ボール14及びこれに対応する上記係合
手段38さらにはテーパー溝18の三者はソケツ
ト2の非接続状態に於いて互いに一致するように
したことである。
[作用] ソケツト2を接続する前は、固定筒12に保持
させたロツク用ボール14やこれに対応する係合
手段38、テーパー溝18の三者は互いに一致し
ており、上記ロツク用ボール14は、摺動筒16
の内面に設けた係合手段38によつて摺動筒16
方向への脱出が阻止されている。即ち、プラグ1
は固定筒12に対して摺動不能にロツクされてい
るのである。
この状態でソケツト2をプラグ1に外嵌させて
該ソケツト2を押し込むと、プラグ1が若干後退
し、プラグ1の外周に形成した上広がりのテーパ
ー溝18に嵌入していたロツク用ボール14は、
該テーパー溝18のテーパー状の側壁に押されて
摺動筒16方向へ若干押し出され、該ロツク用ボ
ール14が、摺動筒16の内面に設けた係合手段
38に係合してこれ以上の押し出しが阻止され
る。即ち、係合手段38とロツク用ボール14の
係合によつて摺動筒16の後退摺動が阻止された
状態になるのである。これにより、プラグ1と摺
動筒16は共に、後退摺動が不能となる。
同時に、ソケツト2をプラグ1に外嵌させてこ
れを押し込んだ時には、プラグ1はロツク用ボー
ル14によつて摺動不能にロツクされていること
から、既述従来のものと同様に、ソケツト2とプ
ラグ1とを結合状態にすべくソケツト2に具備さ
れた進退筒24が突出しようとする。進退筒24
が突出しようとすると、該進退筒24先端筒が後
退不能状態にロツクされた上記手動筒16の先端
面に当接し、これにより該進退筒24の突出が止
められる。
この状態でソケツト2へ作用させている押し込
み力を弱めると、プラグ1が一瞬突出方向に動
き、この時、テーパー溝18の側壁で摺動筒16
方向に押し出すように付勢されていたロツク用ボ
ール14への該押し出し付勢力も一瞬消失する。
ロツク用ボール14を摺動筒16方向に押し出
す力が消失すると、摺動筒16内面の係合手段3
8とロツク用ボール14の係合ロツク状態が解除
され、これにより、第1バネ17で軽く付勢され
たプラグ外側の摺動筒16は、突出しようとする
ソケツト2側の上記進退筒24によつて第1バネ
17に抗して後退せしめられる。(この状態がソ
ケツト装着状態となる) このことから、ソケツト装着状態に於いては、
摺動筒16内面の係合手段38は、固定筒12に
保持させたロツク用ボール14配設部と一致しな
くなり、これにより、プラグ1と固定筒12のロ
ツク状態が解除される。従つて、ソケツト2をプ
ラグ1に接続させた後は、プラグ1は自由に後方
に摺動し得る状態になる。
次に、接続状態にあるソケツト2を外すには、
この接続状態から更にソケツト2をプラグ1側へ
押し込めば良い。
ソケツト2をプラグ1側へ更に押し込むと、ロ
ワク解除状態にあるプラグ1は、弱い付勢力を有
する第2バネ11に抗して固定筒12の内方向に
後退摺動し始める。
プラグ1が固定筒12内方に向けて後退摺動し
始めると、ソケツト2の進退筒24と当接してい
るプラグ外側の摺動筒16は、摺動域の最後部ま
で押し込まれてこれ以上の押し込みが出来なくな
る。摺動筒16の押し込みが出来なくなると、該
摺動筒16は、逆にソケツト2の進退筒24に対
してこれをソケツト2内に後退させるような力を
該進退筒24に与え、該進退筒24はソケツト2
内に押し込まれる。
そして、進退筒24がソケツト2内に押し込ま
れると、既述した従来のものと同様にソケツト2
はプラグ1から取外され、プラグ1側やソケツト
2側の各構成部はすべて初期状態に復帰すること
と成る。
[効果] 本考案は次の特有の効果を有する。
ソケツト2をプラグ1側に押し込むだけで接続
状態にあるソケツト2が取外せるから、ソケツト
2の着脱が簡単である。又、ボツクスコツク等に
実施した場合には、特別な取外し機構が不要にな
る。
又、摺動筒16内面に係合手段38を設け、装
着するソケツト2をプラグ1側に押し込んだ時に
は該係合手段38とロツク用ボール14が係合し
てソケツト2押込み力を解除するまで一時的に摺
動筒16の後退移動をロツクするようにしたか
ら、装着するソケツト2を押し込む動作がそのま
ま連続して取外し動作になつてしまつてソケツト
2が外れてしまうような不都合は生じない。
[実施例] 次に、上記した本考案の実施例を図面に従つて
詳述する。
第1図に本考案を実施したガスコツクを示す。
コツク本体A内に形成されたガス流路4の上流
部には過流出防止弁41が設けられている。又、
該過流出防止弁41の下流側には、バネ43で不
流側の弁口44側に付勢された球弁42が設けら
れており、該球弁42によつてソケツト2の着脱
に連動してガス流路が開閉するようになつてい
る。
他方、コツク本体Aの下流端からは固定筒12
が一体的に突出しており、該固定筒12の周壁に
は透孔13が穿設されて該透孔13にロツク用ボ
ール14が遊装保持されている。
上記固定筒12の外側には摺動筒16が摺動自
在に外嵌しており、該摺動筒16は、ソケツト2
の進退筒24を突出させるバネ27より弱い第1
バネ17によつて突出方向に軽く付勢されてい
る。又、該摺動筒16の先端内周にはフランジ1
9が設けられていると共に該摺動筒16の内周面
には上記ロツク用ボール14に対応する隆起部1
5が設けられており、該隆起部15の頂部には浅
い凹溝状の係合手段38が形成されている。そし
て、フランジ19及び摺動筒16後端内面に配設
した固定リング49によつて摺動筒16の摺動域
が規制されている。
他方、固定筒12内には、ソケツト2側のゴム
筒21を伸ばすバネ26より弱い第2バネ11で
突出方向に軽く付勢されたプラグ1が内挿されて
おり、該プラグ1外周の固定筒12内面と接触す
る部分にはテーパー溝18が形成されている。
又、プラグ1内には軸受31が設けられており、
これに弁棒3が摺動自在に支えられ、該弁棒3に
奥端部は、既述したガス流路開閉用の球弁42に
下流側から当接している。
ソケツト2とコツク本体Aを接続する前は、第
1図の如く、固定筒12に保持させたロツク用ボ
ール14と、これに対応する摺動筒内隆起部15
の係合手段38やプラグ基端部のテーパー溝18
は、これら三者が一致した状態になつている。即
ち、プラグ1は固定筒12にロツクされて摺動で
きなくなつているのである。
又、ソケツト2を接続する前は、コツク本体A
内に設けられた球弁42がバネ43に付勢されて
弁口44を閉塞しており、ガス流路4は全閉状態
になつている。
次に、ソケツト2をプラグ1に外嵌させてこれ
を押し込むと、第2図に示す如く、プラグ1は若
干後退してロツク用ボール14を外方向に押し出
して該ロツク用ボール14を係合手段38に嵌入
させ、これによりプラグ1と摺動筒16は共にロ
ツク状態(後退移動不能状態)にせしめられる。
又、これと同時に、ゴム筒21が縮んでボール
23とプラグ1先端の環状凹溝10とが一致す
る。
この状態でソケツト2に加えている押し込み力
を弱めると、プラグ1は第2バネ11の付勢力に
よつて一瞬突出し、ロツク用ボール14がテーパ
ー溝18に嵌入して摺動筒16内面に設けた隆起
部15の係合手段38とこのロツク用ボール14
との係合が外れる。即ち、摺動筒16のロツク状
態が解除されるのである。そしてこのロツク解除
状態になると、摺動筒16は突出方向に付勢され
ている進退筒24の突出によつて後退せしめら
れ、第2図の想像線で示すように、プラグ1とソ
ケツト2とが抜け止め状態に接続される。
又、このソケツト接続状態に於いては、コツク
本体A内の球弁42は弁棒3によつて弁口44か
ら離されており、ガス流路4は全開状態になつて
いる。
続いて、第3図に示すように、ソケツト接続状
態に於いて、ソケツト2を押し込むと、プラグ1
は第2バネ11に抗して固定筒12内方に摺動
し、同時に、ソケツト2側の進退筒24は、摺動
筒16との当接によつてソケツト2内方へ後退せ
しめられる。これにより、第3図想像線で示す如
く、ソケツト2とプラグ1を結合させていたソケ
ツト2側のボール23とプラグ1先端の環状凹溝
10が外れ、ソケツト2はコツク本体Aから取外
される。
爾後、ソケツト2を更にプラグ1から引抜け
ば、コツク本体Aやソケツト2側の各部は初期状
態に復帰する。
第4図に示す第2実施例のものは、頂部に傾斜
面36を有する係合突起37を摺動筒16の内面
から突出させて、該係合突起37をロツク用ボー
ル14に係脱させることによつて摺動筒16の後
退移動と、ロツク用ボール14の摺動筒側への突
出移動を阻止するようにしている。このもので
も、第1実施例のものと同様に作用する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の断面図、第2図、第3
図はその作用説明図、第4図は第2実施例の要部
断面図、第5図乃至第7図は従来例の説明図であ
り、図中、 1……プラグ、2……ソケツト、11……第2
バネ、12……固定筒、13……透孔、14……
ロツク用ボール、15……隆起部、16……摺動
筒、17……第1バネ、18……テーパー溝、2
4……進退筒、38……係合手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガスコツク等の固定配管端末部に取付けられる
    プラグ1と、これに接続され、且つ可撓管が下流
    側に接続されるソケツト2とからなり、このソケ
    ツト2に進退筒24を具備させると共にこの進退
    筒24はプラグ1とソケツト2とが接続されてい
    るとき突出状態にあり、且つ、非突出状態におい
    てはプラグ1とソケツト2が非接続状態にある型
    式のものに於いて、固定配管端末部に固定筒12
    を一体的に突出させると共にこの固定筒12の側
    壁に透孔13を穿設して該透孔13にロツク用ボ
    ール14を遊装し、上記固定筒12の外側には、
    一定ストロークだけ摺動する摺動筒16を外嵌さ
    せると共に、該摺動筒16の内面には前記ロツク
    用ボール14に係脱して摺動筒16の後退移動と
    該ロツク用ボール14の摺動筒方向への突出移動
    を阻止する係合手段38を設け、更に、この摺動
    筒16を第1バネ17で突出方向に軽く付勢し、
    他方、上記固定筒12内には、第2バネ11で突
    出方向に軽く付勢したプラグ1を摺動自在に内挿
    すると共に該プラグ1の外周には上記ロツク用ボ
    ール14に対応する上広がりのテーパー溝18を
    配設して、上記ロツク用ボール14及びこれに対
    応する上記係合手段38さらにはテーパー溝18
    の三者はソケツト2の非接続状態に於いて互いに
    一致するようにした可撓管接続具。
JP10819086U 1986-07-15 1986-07-15 Expired JPH0126958Y2 (ja)

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JP10819086U JPH0126958Y2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15

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JP10819086U JPH0126958Y2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15

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Publication Number Publication Date
JPS6315393U JPS6315393U (ja) 1988-02-01
JPH0126958Y2 true JPH0126958Y2 (ja) 1989-08-11

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ID=30985155

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JP10819086U Expired JPH0126958Y2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15

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JPS6315393U (ja) 1988-02-01

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