JPH0126821B2 - - Google Patents

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JPH0126821B2
JPH0126821B2 JP59219487A JP21948784A JPH0126821B2 JP H0126821 B2 JPH0126821 B2 JP H0126821B2 JP 59219487 A JP59219487 A JP 59219487A JP 21948784 A JP21948784 A JP 21948784A JP H0126821 B2 JPH0126821 B2 JP H0126821B2
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JP
Japan
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lens
processed
spherical surface
surface roughening
grindstone
Prior art date
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Application number
JP59219487A
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English (en)
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JPS61100357A (ja
Inventor
Kyoshi Ooshiro
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPS61100357A publication Critical patent/JPS61100357A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、レンズの球面荒摺機に関する。
従来技術 一般に、レンズの球面荒摺機は第5図a,bに
て示すごとく構成されているが、以下、第5図
a,bを用いて従来技術の構成とその構成上の問
題点について説明する。
図において1で示すのは、球面荒摺機2の各構
成部材を支承するベースである。ベース1上に
は、被加工体であるレンズ3を保持するレンズホ
ルダー4を回転自在に支持するワークヘツド5が
固定されている。レンズホルダー4の軸端部に
は、プーリー6が固設してあり、プーリー6は、
ワークヘツド5に固設されたモーター7の駆動軸
8に固設したプーリー9とベルト10を介して連
動連結されている。11で示すのは、被加工レン
ズ3を球面状に加工するべくカツプ状に形設され
た砥石で、砥石軸12を介して砥石クイル13に
回転自在に支持されている。
前記ワークヘツド5には、ワークヘツド5を砥
石11に対して進退させる方向に移動するための
ボールネジ14が螺装してあり、ボールネジ14
は、ベース1に固設したパルスモーター15と連
動構成してある。パルスモーター15は、タイマ
ー16と接続されたコントローラー17と接続し
てある。
上記構成よりなる球面荒摺機2を用いてレンズ
ホルダー4に保持されている被加工レンズ3を加
工するのであるが、周知のごとく、被加工レンズ
3の荒摺機2による加工においては、切込み後被
加工レンズ3と砥石11との相対的位置関係を一
定の停止状態に保持したまま被加工レンズ3を1
回転以上回転させる必要がある。これは、1回転
以内の回転では、被加工レンズ面に研削跡がつい
てしまうからである。
上記従来の構成においては、切込み後に被加工
レンズ3が1回転する時間を作業者が予め測定
し、その測定した時間をコントローラー17と接
続されているタイマー16にセツトすることによ
り、切込後の停止時間を制御していた。
しかしながら、上記従来技術においては次のよ
うな問題点があつた。即ち、被加工体であるレン
ズ3の材質が異なつた場合には、その材質に適応
する被加工レンズ3の回転速度に変更する必要が
あるが、この場合には、その都度被加工レンズ3
の1回転に要する時間を作業者が測定し、その測
定した時間をタイマー16にセツトし直さなけれ
ばならず、その作業が煩しく、又作業効率の著し
い低下、加工数の減少を招来していた。
発明の目的 本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みなされ
たものであつて、被加工レンズの材質が異なつて
その回転速度を変更する必要がある場合であつて
も、いちいち作業者がその都度被加工レンズの1
回転に要する時間を測定することなく被加工レン
ズの所定回転量がセツトされるようにしたレンズ
の球面荒摺機を提供することを目的とする。
発明の概要 本発明は、レンズの荒摺機における回転部の適
部に被加工レンズの回転数を計測する計測部を装
備し、前記回転数計測部をコントローラーと接続
構成することにより、上記本発明の目的を達成し
ようとするものである。
実施例 以下、第1図〜第4図を用いて本発明の実施例
について詳細に説明する。なお、以下の説明にお
いて、第5図、第6図にて示した部材と同一の部
材については同一符号を付してその説明を省略す
る。
第1実施例 第1図a,bは、本発明に係るレンズの荒摺機
18の第1の実施例を示す平面図、正面図であ
り、第2図a,bはその要部の拡大図である。
図において19で示すのは、被加工レンズ3の
回転数を計測するための計測部で、切欠き円板2
0と光電センサー21とより構成してある。
切欠き円板20は、第2図a,bにて示すごと
く、その外周部に複数(図では8個を例示)の切
欠き(凹部)22を円周等配して形設したもの
で、モーター7の駆動軸8にプーリー9とともに
固設してある。
光電センサー21は、第2図a,bにて示すご
とく、例えば投光部側21aと受光部側21bと
により構成してあり、投光部側21aと受光部側
21bとは、切欠き円板20の外周部両面を挾む
ように配設してある。即ち、回転されている切欠
き円板20の切欠き22が通過したときにのみ、
受光部側21bが投光部側21aからの光を受光
しうるように設定してあり、従つて、切欠き円板
20が1回転した際には光電センサー21は8ケ
の信号を出力として発するようになつている。光
電センサー21はコントローラー17と接続して
あり、光電センサー21からの信号をコントロー
ラー17に入力しうるように設定構成してある。
パルスモーター15は、コントローラー17と
接続してあり、コントローラー17を介して回転
駆動されるようになつている。又、パルスモータ
ー15は、光電センサー21と接続されたコント
ローラー17を介して所定量前進(砥石11方向
への移動)した後に停止し、その停止状態にて被
加工レンズ3の1回転相当時間保持した後、逆転
されて後退作動するように設定構成してある。
上記構成において、本発明の作用について説明
する。
まず、モーター7を回転してレンズホルダー4
及び砥石11を回転する。モーター7の回転によ
り切欠き円板20が回転し、光電センサー21が
切欠き円板20の切欠き22を検出してコントロ
ーラー17に信号を送る。従つて、コントローラ
ー17に送られる信号によりレンズの回転数を計
測できる。同時に、コントローラー17からの指
令によりパルスモーター15を駆動し、ワークヘ
ツド5を砥石11方向に前進移動させ、被加工レ
ンズ3を砥石11に押し付ける。更に、所定のパ
ルス数をカウントするまでパルスモーター15を
駆動すると、ワークヘツド5は所定位置まで送り
込まれて停止する。
パルスモーター15が停止すると、コントロー
ラー17は、光電センサー21から送られてくる
信号をカウントし、被加工レンズ3の1回転分に
相当する信号をカウントするとコントローラー1
7がパルスモーター15を逆転駆動する。パルス
モーター15の逆転により、ワークヘツド5が後
退し、被加工レンズ3が砥石11から離される。
従つて、本実施例においては、切込み完了後に
その位置にて被加工レンズ3を停止し、更に、被
加工レンズ3の1回転分(又は1回転分以上)に
相当する回転数を被加工レンズ3に与えることが
できるので、切込み完了時にたとえ研削跡がつい
ていても被加工レンズ面全体を荒摺加工して研削
跡を除去しうるのである。特に、本発明では、被
加工レンズ3の回転駆動部の回転を直接カウント
して被加工レンズ3を1回転又は1回転以上回転
制御させているので、従来技術のように作業者が
いちいち測定してタイマーにセツトする必要がな
い。従つて、被加工レンズ3の材質が異なり、被
加工レンズ3の回転速度をその材質に適応する速
度に変更した場合であつても、常に所定の回転
数、即ち被加工レンズ3の1回転相当数だけ被加
工レンズ3が回転する間、被加工レンズ3を所定
位置に停止保持しうるものである。その結果、作
業性、作業効率の向上を図ることができ、又、多
種類の材質の被加工レンズ3を次々に荒摺加工す
る際の作業効率、生産性を著しく向上しうるもの
である。
第2実施例 第3図a,bに本発明の第2の実施例を示す。
本実施例の特徴は、計測部19をレンズホルダー
4のプーリー6側に配備して構成した点である。
上記構成においても、前記第1の実施例と同様
の作用、効果を奏しうるものである。
第3実施例 第4図a,bに本発明の第3の実施例を示す。
本実施例の特徴は、モーター7をエンコーダ付モ
ーターにて構成し、モーター7自身の回転数をモ
ーター自体がカウントしてその信号をコントロー
ラー17に直接入力しうるように構成した点であ
る。
上記構成によれば、被加工レンズ3の回転数を
エンコーダ付モーター7にて計測してカウントし
うるので、被加工レンズ3の回転速度が材質の変
化に伴つて変化した場合でも、常に定められた回
転分だけ被加工レンズ3が回転する間被加工レン
ズ3を所定位置に停止保持しうるものであり、前
記第1の実施例と同様の作用、効果を奏しうるも
のである。
なお、上記各実施例においては、ワークヘツド
5の前進、後退操作をパルスモーター15とボー
ルネジ14を用いて行なつているが、これに限定
されるものではなく、ワークヘツド5を直線移動
しうるものであれば例えばDCモーターとボール
ネジとにより構成してもよく、あるいはエアーシ
リンダー等にて構成してもよい。
発明の効果 以上のように本発明によれば、レンズ材質の違
いに応じて、レンズ回転速度を変化させた場合で
あつても、常にレンズを所定回転数を行つてから
レンズを砥石より退避するから、レンズの球面に
切削跡が残ることがないので、作業性、生産性の
よいレンズが得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本発明に係る荒摺機の第1の実
施例を示す平面図及び正面図、第2図a,bは第
1図a,bの要部の拡大図、第3図a,bは本発
明に係る荒摺機の第2の実施例を示す平面図及び
正面図、第4図a,bは本発明に係る荒摺機の第
3の実施例を示す平面図及び正面図、第5図a,
bは従来技術の構成を示す平面図及び正面図であ
る。 3……被加工レンズ、4……レンズホルダー、
5……ワークヘツド、7……モーター、11……
砥石、15……パルスモーター、17……コント
ローラー、19……計測部、20……切欠き円
板、21……光電センサー、22……切欠き。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転自在に構成されたレンズホルダーに保持
    されている被加工レンズを砥石で加工する球面荒
    摺機において、 前記レンズホルダーに連結した回転駆動部と、
    レンズホルダーに保持された被加工レンズを砥石
    に対して進退する方向に移動させる駆動部と、レ
    ンズホルダーと回転駆動部との間に配設して被加
    工レンズの回転数を計測する計測部と、計測部の
    信号により前記進退移動用駆動部を制御するコン
    トローラと、を備え、被加工レンズを回転しつつ
    砥石の方向に移動して該レンズの切込みをした後
    移動を停止するとともに、停止位置で少なくとも
    該レンズを1回転させるように前記計測部で計測
    しつつレンズ面全体の加工跡を除去し、該計測部
    の信号により前記コントローラを介して前記レン
    ズを逆方向に移動することを特徴とするレンズの
    球面荒摺動機。 2 前記計測部は、その外周部に複数の切欠きを
    凹設した切欠き円板と、前記切欠き部を検出して
    信号を発する光電センサーとにより構成されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    レンズの球面荒摺機。 3 前記計測部は、前記レンズホルダーを回転駆
    動するモーターの駆動軸部に装備されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載のレンズの球面荒摺機。 4 前記計測部は、前記レンズホルダーの回転軸
    部に装備されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項又は第2項記載のレンズの球面荒摺
    機。 5 前記計測部は、エンコーダ付モーター内に装
    備されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のレンズの球面荒摺機。
JP21948784A 1984-10-19 1984-10-19 レンズの球面荒摺機 Granted JPS61100357A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21948784A JPS61100357A (ja) 1984-10-19 1984-10-19 レンズの球面荒摺機

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JP21948784A JPS61100357A (ja) 1984-10-19 1984-10-19 レンズの球面荒摺機

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Publication Number Publication Date
JPS61100357A JPS61100357A (ja) 1986-05-19
JPH0126821B2 true JPH0126821B2 (ja) 1989-05-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100517020B1 (ko) * 2003-08-29 2005-09-26 창원대학교 산학협력단 구면 연마장치
JP5945427B2 (ja) * 2012-02-15 2016-07-05 オリンパス株式会社 光学素子製造方法及び光学素子製造装置
CN111266266A (zh) * 2020-04-02 2020-06-12 温州潭兴精密机械有限公司 一种四轴转台夹持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS513087A (ja) * 1974-06-24 1976-01-12 Toyoda Machine Works Ltd Kensakuhoho

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