JPH0126720Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0126720Y2 JPH0126720Y2 JP1981187850U JP18785081U JPH0126720Y2 JP H0126720 Y2 JPH0126720 Y2 JP H0126720Y2 JP 1981187850 U JP1981187850 U JP 1981187850U JP 18785081 U JP18785081 U JP 18785081U JP H0126720 Y2 JPH0126720 Y2 JP H0126720Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- inner mast
- rod
- stroke end
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は荷役自動車におけるリフトシリンダス
トローク調整装置に関するものである。
トローク調整装置に関するものである。
荷役自動車において、第１図、第２図に示すよ
うにフオークリフトのマストでリフトシリンダ
１，２を左右に配置した構造のものは、左、右リ
フトシリンダ１，２によりインナマスト３を持ち
上げる時にリフトシリンダ１，２のストローク誤
差及び取付部寸法誤差があるため最伸長時、左、
右リフトシリンダ１，２のストロークエンド位置
が異なり、インナマスト３の左右方向のゆれが発
生する。
うにフオークリフトのマストでリフトシリンダ
１，２を左右に配置した構造のものは、左、右リ
フトシリンダ１，２によりインナマスト３を持ち
上げる時にリフトシリンダ１，２のストローク誤
差及び取付部寸法誤差があるため最伸長時、左、
右リフトシリンダ１，２のストロークエンド位置
が異なり、インナマスト３の左右方向のゆれが発
生する。
このため、従来は第３図に示すようにリフトシ
リンダ１，２のロツド４とインナマストビーム５
との間にシム６を入れて調整していた。
リンダ１，２のロツド４とインナマストビーム５
との間にシム６を入れて調整していた。
しかし、この場合、調整作業をするためにはイ
ンナマストビーム５を持ち上げる必要があり調整
作業をするためにクレーン等が必要であつた。
ンナマストビーム５を持ち上げる必要があり調整
作業をするためにクレーン等が必要であつた。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところは左、右リフトシリン
ダのストロークエンド位置の調整作業にクレーン
等を用いることなくこの調整作業を容易に行なう
ことができる荷役自動車におけるリフトシリンダ
ストローク調整装置を提供することにある。
て、その目的とするところは左、右リフトシリン
ダのストロークエンド位置の調整作業にクレーン
等を用いることなくこの調整作業を容易に行なう
ことができる荷役自動車におけるリフトシリンダ
ストローク調整装置を提供することにある。
以下、本考案を第４図以下を参照して説明す
る。
る。
図面中１０は左、右リフトシリンダ１１のロツ
ド１２間を連結するインナマストビームであり、
このインナマストビーム１０の下面には凹部１３
が形成してあり、またインナマストビーム１０に
はこれの上面から凹部１３に抜ける螺子孔１４が
設けてある。
ド１２間を連結するインナマストビームであり、
このインナマストビーム１０の下面には凹部１３
が形成してあり、またインナマストビーム１０に
はこれの上面から凹部１３に抜ける螺子孔１４が
設けてある。
左、右リフトシリンダ１１のロツド１２には環
状溝１５が形成してある。このロツド１２の先部
は前記凹部１３内に挿入してあり、ロツド１２の
環状溝１５にはインナマストビーム１０にこの側
面から凹部１３にかけての螺子孔１６に螺装され
た抜止めボルト１７の先端部が挿入されていてロ
ツド１２の抜止めがなされておりこれらで抜止め
機構Ｂを構成している。また前記螺子孔１４には
ストロークエンド調整ボルト１８が螺装してあ
り、このストロークエンド調整ボルト１８の端面
はロツド１２の端面に接している。
状溝１５が形成してある。このロツド１２の先部
は前記凹部１３内に挿入してあり、ロツド１２の
環状溝１５にはインナマストビーム１０にこの側
面から凹部１３にかけての螺子孔１６に螺装され
た抜止めボルト１７の先端部が挿入されていてロ
ツド１２の抜止めがなされておりこれらで抜止め
機構Ｂを構成している。また前記螺子孔１４には
ストロークエンド調整ボルト１８が螺装してあ
り、このストロークエンド調整ボルト１８の端面
はロツド１２の端面に接している。
ストロークエンド調整ボルト１８は回止め機構
Ａのボルト回止ロツクプレート１９により、回り
止めがなされている。ボルト回止ロツクプレート
１９は第５図に示すようにプレート本体２０にボ
ルト頭部の平面形状の孔２１を設けると共にこの
プレート本体２０を止めボルト２２でインナマス
トビーム１０に係止するためのボルト挿入孔２３
を設けたものである。
Ａのボルト回止ロツクプレート１９により、回り
止めがなされている。ボルト回止ロツクプレート
１９は第５図に示すようにプレート本体２０にボ
ルト頭部の平面形状の孔２１を設けると共にこの
プレート本体２０を止めボルト２２でインナマス
トビーム１０に係止するためのボルト挿入孔２３
を設けたものである。
しかして、ボルト回止ロツクプレート１９をス
トロークエンド調整ボルト１８より外し、また抜
止めボルト１７を回転してロツド１２の移動を可
能にし、このストロークエンド調整ボルト１８を
回転し、ロツド１２に対するインナマストビーム
１０の位置を調整し、再び抜止めボルト１７でロ
ツド１２の抜止めを行ないボルト回止ロツクプレ
ート１９を装着してストロークエンド調整ボルト
１８に回止めを施す。
トロークエンド調整ボルト１８より外し、また抜
止めボルト１７を回転してロツド１２の移動を可
能にし、このストロークエンド調整ボルト１８を
回転し、ロツド１２に対するインナマストビーム
１０の位置を調整し、再び抜止めボルト１７でロ
ツド１２の抜止めを行ないボルト回止ロツクプレ
ート１９を装着してストロークエンド調整ボルト
１８に回止めを施す。
本考案に係るリフトシリンダストローク調整装
置は、前述のように構成されているから、回止め
機構Ａをストロークエンド調整ボルト１８より外
し、かつ抜止めボルト１７を回転してロツド１２
の移動を可能にし、ストロークエンド調整ボルト
１８を回転して、ロツド１２に対するインナマス
トビーム１０の位置を調整し、再び抜止めボルト
１７の先端部を環状溝１５に衝接してロツド１２
の抜止めを行ない、回止め機構Ａを装着してスト
ロークエンド調整ボルト１８に回止めを施すこと
により、左、右リフトシリンダのストロークエン
ド位置を調整し固定することができ、この調整作
業にクレーン等を用いることなく容易に行なうこ
とができる。
置は、前述のように構成されているから、回止め
機構Ａをストロークエンド調整ボルト１８より外
し、かつ抜止めボルト１７を回転してロツド１２
の移動を可能にし、ストロークエンド調整ボルト
１８を回転して、ロツド１２に対するインナマス
トビーム１０の位置を調整し、再び抜止めボルト
１７の先端部を環状溝１５に衝接してロツド１２
の抜止めを行ない、回止め機構Ａを装着してスト
ロークエンド調整ボルト１８に回止めを施すこと
により、左、右リフトシリンダのストロークエン
ド位置を調整し固定することができ、この調整作
業にクレーン等を用いることなく容易に行なうこ
とができる。
しかも、ストロークエンド調整ボルト１８及び
抜止めボルト１７は、いずれも、その先端部がロ
ツド１２に対して衝接してだけであるから、作業
時における負荷による構成部材の撓み等によりイ
ンナマストビーム１０とロツド１２との間に位置
ずれが生じた場合でも、ストロークエンド調整ボ
ルト１８及び抜止めボルト１７とロツド１２との
間にそれに順応するだけの微動可能の自由度があ
り、左、右リフトシリンダの破損等を招く惧れが
無くなり、延いては構成部品を強化する必要も生
じないばかりか、ストロークエンド調整ボルト１
８は、インナマストビーム１０の上下方向に設け
られた螺子孔１４に螺装され、抜止めボルト１７
は、インナマストビーム１０の横方向に設けられ
た螺子孔１６に螺装されているから、各ボルト１
８，１７は離隔されて配置されることになつて、
調整操作もし易いものである。
抜止めボルト１７は、いずれも、その先端部がロ
ツド１２に対して衝接してだけであるから、作業
時における負荷による構成部材の撓み等によりイ
ンナマストビーム１０とロツド１２との間に位置
ずれが生じた場合でも、ストロークエンド調整ボ
ルト１８及び抜止めボルト１７とロツド１２との
間にそれに順応するだけの微動可能の自由度があ
り、左、右リフトシリンダの破損等を招く惧れが
無くなり、延いては構成部品を強化する必要も生
じないばかりか、ストロークエンド調整ボルト１
８は、インナマストビーム１０の上下方向に設け
られた螺子孔１４に螺装され、抜止めボルト１７
は、インナマストビーム１０の横方向に設けられ
た螺子孔１６に螺装されているから、各ボルト１
８，１７は離隔されて配置されることになつて、
調整操作もし易いものである。
第１図はリフトシリンダを左右に配置した構造
のフオークリフト作業機とマスト部分の側面図、
第２図は第１図−線に沿う断面図、第３図は
従来の調整装置の構成説明図、第４図は本考案一
実施例の縦断面図、第５図はボルト回止ロツクプ
レートの平面図である。 １０はインナマストビーム、１１は左、右リフ
トシリンダ、１２はロツド、１８はストロークエ
ンド調整ボルト。
のフオークリフト作業機とマスト部分の側面図、
第２図は第１図−線に沿う断面図、第３図は
従来の調整装置の構成説明図、第４図は本考案一
実施例の縦断面図、第５図はボルト回止ロツクプ
レートの平面図である。 １０はインナマストビーム、１１は左、右リフ
トシリンダ、１２はロツド、１８はストロークエ
ンド調整ボルト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 インナマストビーム１０の下面に、左、右リフ
トシリンダ１１のロツド１２が挿入される凹部１
３を設けると共に、 該インナマストビーム１０に、これの上面より
前記凹部１３に抜ける螺子孔１４を設け、 該螺子孔１４にストロークエンド調整ボルト１
８を螺装して該ストロークエンド調整ボルト１８
の下端面を前記凹部１３に挿入された前記ロツド
１２の上端面に衝接すると共に、インナマストビ
ーム１０に前記ストロークエンド調整ボルト１８
の回止め機構Ａを設け、 前記ロツド１２の先端部近傍に設けた環状溝１
５に、インナマストビーム１０の側面から前記凹
部１３に抜ける螺子孔１６に螺装された抜止めボ
ルト１７の先端部を衝接した ことを特徴とする荷役自動車におけるリフトシリ
ンダストローク調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18785081U JPS5892300U (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 荷役自動車におけるリフトシリンダストロ−ク調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18785081U JPS5892300U (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 荷役自動車におけるリフトシリンダストロ−ク調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5892300U JPS5892300U (ja) | 1983-06-22 |
| JPH0126720Y2 true JPH0126720Y2 (ja) | 1989-08-09 |
Family
ID=29991001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18785081U Granted JPS5892300U (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 荷役自動車におけるリフトシリンダストロ−ク調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5892300U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019011184A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 三菱ロジスネクスト株式会社 | フォークリフト用荷役装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6126315Y2 (ja) * | 1980-11-04 | 1986-08-07 |
-
1981
- 1981-12-18 JP JP18785081U patent/JPS5892300U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019011184A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 三菱ロジスネクスト株式会社 | フォークリフト用荷役装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5892300U (ja) | 1983-06-22 |
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